JP7007633B2 - 給水弁装置 - Google Patents
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Description
この水洗大便器は、タンク内に配置された給水弁装置の下流側に設けられたジェットノズルから洗浄水を吐水して、タンク内の水をスロート内に巻き込み、大流量の洗浄水を便器本体へ供給している。
一方、給水弁装置が止水状態から給水状態に切り替わると、流入する洗浄水の水圧によって開閉弁が通気口を閉鎖する。このとき、給水弁装置に流入する洗浄水と一緒に空気が押し出されてきた場合、通気口は開閉弁によって閉鎖されているため、下流側へ押し出されてきた空気は、通気口から抜けることなく下流側のジェットノズルまで供給される。通常の使用状態であれば、給水弁装置内に圧力の大きい空気が押し出される可能性は極めて低いが、何らかのメンテナンス作業の後に給水源から給水弁装置内に不所望に空気が押し出されてしまう場合がある。その場合には、給水弁装置が給水状態になるとき、開閉弁が上流側から押し出されてきた空気の圧力によって通気口を閉鎖し、その空気が洗浄水と一緒にジェットノズルに供給されてしまう場合があり得る。
まず、図1,2を参照して、本発明の一実施形態による水洗大便器について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による水洗大便器の平面図である。図2は、図1の水洗大便器のX-X線断面図である。
つぎに、図3,4を参照して、本発明の一実施形態による洗浄水タンク装置について説明する。
図3は、本発明の一実施形態による洗浄水タンク装置の内部構造を示す背面図である。図4は、本発明の一実施形態による洗浄水タンク装置の内部構造を示す概念図である。
つぎに、図5,6を参照して、本発明の一実施形態による給水弁装置について説明する。
図5は、本発明の一実施形態による給水弁装置の内部構成を示す概略断面図(給水弁閉弁時)である。図6は、本発明の一実施形態による給水弁装置の内部構成を示す概略断面図(給水弁開弁時)である。
次に、図7,8を参照して、本発明の一実施形態による弁座部について説明する。
図7は、本発明の一実施形態による弁座部の下方斜視図である。図8は、本発明の一実施形態による給水弁装置の給水状態において、(a)二次側流路内の圧力が一定値よりも低い場合のシール部と弁座部との着座状態を示した図、(b)二次側流路内の圧力が一定値以上である場合のシール部と弁座部との着座状態を示した図である。
この状態においては、弁座部43の凹部43bと通気口側シール部47との間に隙間Sが形成される。したがって、弁座部43と通気口側シール部47とによって通気口44を水密にシールするシール状態が解除され、二次側流路32内の一部の空気が隙間Sを通して通気口44から排出される。
つぎに、上述した本発明の一実施形態による給水弁装置30における作用効果について説明する。
まず、本発明の一実施形態による給水弁装置30によれば、弁座部43の下端43aよりも内側には、シール破壊部として凹部43bが形成されている。これにより、開閉弁45が全開した状態において、流路内から開閉弁45にかかる圧力が一定値以上になると、通気口側シール部47が二次側流路32内からかかる圧力によって変形して弁座部43の凹部43bと通気口側シール部47との間に隙間Sが形成され、弁座部43と通気口側シール部47とによって通気口44を水密にシールするシール状態が解除される。したがって、二次側流路32内の一部の空気が隙間Sを通して通気口44から排出され、給水装置30内の流路を流れる洗浄水によって押し出されてきた空気を効果的に逃がすことができ、エアハンマーの発生を有効に回避することができる。
なお、本実施形態においては、弁座部43と通気口側シール部47とによって通気口44を水密にシールするシール状態を解除することができるシール破壊部として、弁座部43の下端43aよりも内側に凹部43bを形成することとしたが、本発明はこれに限らない。
2 便器本体
4 洗浄水タンク装置
6 ボウル部
8 リム部
10 棚部
12 トラップ排水路
12a 入口
12b 上昇管
12c 下降管
14 排水口
16 導水路
18 第1リム吐水口
20 第2リム吐水口
22 第1通水路
24 第2通水路
26 貯水タンク
28 給水管路
30 給水弁装置
31 一次側流路
31a 流出口
32 二次側流路
32a 流出口
33 ジェットポンプユニット
34 手動レバー
36 止水栓
38 スロート管
38a 上昇管部
38b 下降管部
38c 吸引口
40 ジェットノズル
42 定流量弁
43 弁座部
43a 弁座部の下端
43b 凹部
44 通気口
45 開閉弁
46 流路側シール部
47 通気口側シール部(シール部)
48 主弁体
50 主弁座
52 圧力室
54 第一穴
56 第二穴
58 第一パイロット弁
60 給水フロート
62 第二パイロット弁
74 ジェット流路
74h 二次側ホース
76 補給水流路
80 オーバーフロー管
96 切替弁
143b 凸部
A 上流側流路
B 下流側流路
α 上流側流路圧力
S 隙間
S’ 隙間
Claims (3)
- 給水源から洗浄水が流入する一次側流路と、前記一次側流路の流出口から流出した洗浄水が流入する二次側流路と、一端が前記二次側流路の流出口に接続されている二次側ホースと、を有する給水流路と、
前記給水流路から供給される洗浄水の給水および止水を切り替える給水弁と、
前記二次側流路を外気と連通させる通気口と、
前記通気口の入口近傍に形成され、下方に向けて突出する弁座部と、
止水状態のときには前記通気口を開放し、給水状態のときには前記給水流路内からの圧力によって上方へ押し上げられて前記弁座部に着座する弾性部材によって構成されたシール部を有する開閉弁と、
を有し、
前記弁座部の下端に前記シール部が着座している状態において、前記弁座部と前記シール部とによって前記通気口を水密にシールするシール状態となり、
前記弁座部は、その下端よりも内側において、前記シール部が着座した状態で前記給水流路内から前記開閉弁にかかる圧力が一定値以上になると前記シール部との前記シール状態を解除して弁座部とシール部との間に隙間を形成させるシール破壊部を有する給水弁装置。 - 前記シール破壊部は、前記弁座部の下端よりも内側において形成された凹部である請求項1に記載の給水弁装置。
- 前記シール破壊部は、前記弁座部の下端よりも内側において、内側に向けて突出するように形成された凸部である請求項1に記載の給水弁装置。
Priority Applications (1)
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JP2017157430A JP7007633B2 (ja) | 2017-08-17 | 2017-08-17 | 給水弁装置 |
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JP2019035266A JP2019035266A (ja) | 2019-03-07 |
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ID=65637204
Family Applications (1)
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Citations (2)
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US20160122989A1 (en) | 2014-11-04 | 2016-05-05 | MEGMEET Electric Co.,Ltd. of Shenzhen | Water Tank-Less Toilet Flushing System with Control System Thereof |
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- 2017-08-17 JP JP2017157430A patent/JP7007633B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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US20160122989A1 (en) | 2014-11-04 | 2016-05-05 | MEGMEET Electric Co.,Ltd. of Shenzhen | Water Tank-Less Toilet Flushing System with Control System Thereof |
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