JP7004939B1 - 電子機器組立装置および電子機器組立方法 - Google Patents

電子機器組立装置および電子機器組立方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7004939B1
JP7004939B1 JP2021110784A JP2021110784A JP7004939B1 JP 7004939 B1 JP7004939 B1 JP 7004939B1 JP 2021110784 A JP2021110784 A JP 2021110784A JP 2021110784 A JP2021110784 A JP 2021110784A JP 7004939 B1 JP7004939 B1 JP 7004939B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
gripping
gripping device
pressing surface
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021110784A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023007743A (ja
Inventor
大作 内島
慧 見上
京太郎 三村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Nachi Fujikoshi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nachi Fujikoshi Corp filed Critical Nachi Fujikoshi Corp
Priority to JP2021110784A priority Critical patent/JP7004939B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7004939B1 publication Critical patent/JP7004939B1/ja
Priority to CN202210264109.0A priority patent/CN114512879B/zh
Priority to TW111120598A priority patent/TWI812257B/zh
Priority to PCT/JP2022/024312 priority patent/WO2023276726A1/ja
Publication of JP2023007743A publication Critical patent/JP2023007743A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/26Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for engaging or disengaging the two parts of a coupling device
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/59Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/62Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】幅寸法の異なる複数種類のケーブルの接続作業を行うことができる電子機器組立装置および電子機器組立方法を提供する。【解決手段】電子機器組立装置100は、平坦かつ柔軟性があり先端が自由端であるケーブル104を把持する把持装置126と把持装置を移動させるロボットアーム124とを動作制御するロボット制御装置114を備え、ロボット制御装置は、把持装置を移動させてケーブルの一面174に把持装置の押当面140を押し当てて、把持装置の把持爪142、144と吸着孔146が非動作状態において、ケーブルを屈曲させながら、押当面をケーブルの一面に対してスライドさせ、ケーブルを幅方向に挟持する把持爪142、144によってケーブルをチャックし、ケーブルの幅方向の位置ずれを修正し、吸着孔によりケーブルの一面を吸着させ、把持装置を移動させてケーブルの先端106を接続先の回路基板108のコネクタ110に挿入する。【選択図】図6

Description

本発明は、電子機器の回路基板などに接続されたケーブルを把持する電子機器組立装置および電子機器組立方法に関する。
電子機器組立装置は、例えば工場などの生産現場で用いられる装置であり、FPC(Flexible Printed Circuit)やFFC(Flexible Flat Cable)などの平坦かつ柔軟性(可撓性)のあるケーブルの先端を、接続先の回路基板のコネクタ(基板側コネクタ)などに接続する接続作業を行う。この電子機器組立装置は、カメラなどの視覚装置と、ロボットアームと、視覚装置やロボットアームを制御する制御装置とを備える。
ケーブルは、可撓性を有し長尺状の柔軟物であるため、曲げたり押したりすると不測の変形をする。このため、ケーブルの特に先端の位置や姿勢には、ばらつきがある。このようなばらつきのあるケーブルの先端を、電子機器組立装置の視覚装置によって認識したり、ロボットアームによって把持したり基板側コネクタに挿入したりすることは困難である。このため、手作業により接続作業が行われる場合があった。しかし、ケーブルの先端と基板側コネクタとの正確な位置合わせを手作業で行うと、作業効率が向上しないという問題があった。
このため電子機器組立装置では、ケーブルの先端を基板側コネクタに接続する接続作業を行う場合、ケーブルの先端を正確に把持することが求められている。例えば特許文献1には、第1端部と第2端部とを有するケーブルの第1端部が電子回路に接続された状態で、ケーブルの第2端部を回路基板のコネクタに装着する電子機器組立方法が記載されている。
特許第6500247号公報
ところで、生産現場での実際の製造工程では、幅寸法の異なる複数種類のケーブルが回路基板に接続(半田付け)される場合がある。このため、電子機器組立装置は、複数幅のケーブルを保持対象として、さらにケーブルの先端を、接続先の回路基板のコネクタに挿入して接続作業を行うことが要求される。
これに対して特許文献1の技術では、ケーブル保持ツールによってケーブルの幅方向を規制した状態で、ケーブル保持ツールを最終的な把持目標であるケーブルの先端へスライドさせている。ケーブル保持ツールは、1対のチャックを有し、アクチュエータを駆動して1対のチャックを閉じる方向に動作させることにより、ケーブルを幅方向に挟んで幅方向の位置を規制している。
このような1対のチャックでケーブルの幅方向を規制しながら、1対のチャックをケーブルに対してスライドしようとしても、1対のチャックのケーブルに対する把持力の大きさによっては、1対のチャックとケーブルとの摩擦力によってスライドできない場合があり得る。このような場合、ケーブル保持ツールは、1対のチャックとケーブルの相対位置が変わらず、1対のチャックがケーブルの先端まで到達していない状態で、ケーブルを引っ張ることになり、ケーブルの先端の位置が安定せず、接続作業を行うことが困難となる。
一方、幅方向に開閉せず幅寸法が固定されたガイドなどによって、ケーブルを幅方向に挟む構成を採用した場合には、固定された幅寸法に適合するケーブルが保護対象となり、複数幅のケーブルを保持対象とすることはできない。
本発明は、このような課題に鑑み、幅寸法の異なる複数種類のケーブルの接続作業を行うことができる電子機器組立装置および電子機器組立方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる電子機器組立装置の代表的な構成は、平坦かつ柔軟性があるとともに先端が自由端となっているケーブルを把持する把持装置と、ケーブルの根元が電気的に接続された回路基板に対して把持装置を相対的に移動させるロボットアームと、把持装置及びロボットアームを動作制御するロボット制御装置と、を備え、把持装置は、把持装置の前面に配置されケーブルの一面に押し当てる押当面と、押当面の幅方向外側に位置し、ケーブルを幅方向に挟持して保持する把持爪と、把持装置の下面に設けられケーブルの一面を吸引して保持する吸引部と、を有し、ロボット制御装置は、把持装置を移動させてケーブルの一面に押当面を押し当てて、把持爪および吸引部が非動作状態において、押当面によりケーブルを屈曲させながら、押当面をケーブルの一面に対してスライドさせて、把持爪によってケーブルをチャックすることにより、ケーブルの幅方向の位置ずれを修正し、吸引部からエア吸引してケーブルの一面を吸着させ、把持装置を移動させて、ケーブルの先端を、接続先の回路基板のコネクタに挿入することを特徴とする。
上記構成では、把持装置を移動させて、把持爪および吸引部を作動させずに、ケーブルの一面に押当面を押し当ててケーブルを屈曲させながら、押当面をケーブルの一面に対してスライドさせている。つまり、ケーブルの一面を押当面に押し当ててスライドさせるときには、ケーブルの幅方向の規制も、吸引によるケーブルの一面の吸着も行っていない。このため、把持装置は、幅寸法が異なる複数種類のケーブルを保持対象とすることができる。
そして、ケーブルの先端まで押当面を移動させると、把持爪によりケーブルをチャックしてケーブルの幅方向の位置ずれを修正した上で、吸引部でケーブルの一面を吸着させる。これによりケーブルの先端の位置が安定するため、把持装置を移動させて、ケーブルの先端を、接続先の回路基板のコネクタに確実に挿入して、接続作業を完了することができる。したがって上記構成によれば、幅寸法の異なる複数種類のケーブルの接続作業を行うことができる。
上記課題を解決するために、本発明にかかる電子機器組立装置の他の代表的な構成は、平坦かつ柔軟性があるとともに先端が自由端となっているケーブルを把持する把持装置と、ケーブルの根元が電気的に接続された回路基板に対して把持装置を相対的に移動させるロボットアームと、把持装置及びロボットアームを動作制御するロボット制御装置と、を備え、把持装置は、把持装置の前面に配置されケーブルの一面に押し当てる押当面と、押当面の幅方向外側に位置し、ケーブルを幅方向に挟持して保持する把持爪と、把持装置の下面に設けられケーブルの一面を吸引して保持する吸引部と、を有し、ロボット制御装置は、把持装置を移動させてケーブルの一面に押当面を押し当てて、把持爪および吸引部が非動作状態において、押当面によりケーブルを屈曲させながら、押当面をケーブルの一面に対してスライドさせて、把持装置を押し下げて、把持爪によってケーブルをチャックすることにより、ケーブルの幅方向の位置ずれを修正し、吸引部からエア吸引してケーブルの一面を吸着させ、把持爪によるケーブルのチャックを開放して、吸引部によってケーブルを吸着させた状態で把持装置を上方に移動させ、把持爪によってケーブルを再びチャックして、把持装置を移動させて、ケーブルの先端を、接続先の回路基板のコネクタに挿入することを特徴とする。
上記構成では、把持装置を移動させて、把持爪および吸引部を作動させずに、ケーブルの一面に押当面を押し当ててケーブルを屈曲させながら、押当面をケーブルの一面に対してスライドさせている。つまり、ケーブルの一面を押当面に押し当ててスライドさせるときには、ケーブルの幅方向の規制も、吸引によるケーブルの一面の吸着も行っていない。このため、把持装置は、幅寸法が異なる複数種類のケーブルを保持対象とすることができる。
また、ケーブルの先端まで押当面を移動させると、把持装置を押し下げることによりケーブルをより確実に屈曲させることができる。さらに、把持爪によりケーブルをチャックしてケーブルの幅方向の位置ずれを修正した上で、吸引部でケーブルの一面を吸着させる。これによりケーブルの先端の位置を安定させることができる。
このとき、仮に、ケーブルの先端の姿勢が把持装置の下面に対して斜め下向きになっていたとしても、ケーブルのチャックを一旦開放してケーブルの一面を吸着させたまま把持装置を上方に移動させることにより、ケーブルの先端を水平な姿勢にすることができ、ケーブルを確実に吸着させることができる。
このため、水平な姿勢のケーブルを再びチャックして把持装置を移動させることにより、水平な姿勢のケーブルの先端を、接続先の回路基板のコネクタに確実に挿入して、接続作業を完了することができる。したがって上記構成によれば、幅寸法の異なる複数種類のケーブルの接続作業をより確実に行うことができる。
上記課題を解決するために、本発明にかかる電子機器組立方法の代表的な構成は、平坦かつ柔軟性があり、根元が回路基板に接続されていて、先端が自由端となっているケーブルの先端を、接続先の回路基板のコネクタに挿入する電子機器組立方法であって、前面に配置されケーブルの一面に押し当てる押当面と、押当面の幅方向外側に位置し、ケーブルを幅方向に挟持して保持する把持爪と、下面に設けられケーブルの一面を吸引して保持する吸引部とを有する把持装置を移動させ、ケーブルの側面に押当面を押し当てて、把持爪および吸引部が非動作状態において、押当面によりケーブルを屈曲させながら、押当面をケーブルの一面に対してスライドさせて、把持爪によってケーブルをチャックすることにより、ケーブルの幅方向の位置ずれを修正し、吸引部からエア吸引してケーブルの一面を吸着させ、把持装置を移動させて、ケーブルの先端を、接続先の回路基板のコネクタに挿入することを特徴とする。
上述した電子機器組立装置における技術的思想に対応する構成要素やその説明は、当該方法にも適用可能であり、上記構成によれば、幅寸法の異なる複数種類のケーブルの接続作業を行うことができる。
本発明によれば、幅寸法の異なる複数種類のケーブルの接続作業を行うことができる電子機器組立装置および電子機器組立方法を提供することができる。
本発明の実施形態における電子機器組立装置が適用されるロボットシステムの全体構成図である。 図1の電子機器組立装置の一部を示す図である。 図1のロボットシステムの機能を示すブロック図である。 図2の電子機器組立装置の把持装置を示す図である。 図3の電子機器組立装置の機能を示すブロック図である。 図4の把持装置によってケーブルの接続作業を行う様子を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施形態における電子機器組立装置100が適用されるロボットシステム102の全体構成図である。図2は、図1の電子機器組立装置100の一部を示す図である。電子機器組立装置100は、例えば工場などの生産現場で用いられる装置であり、図2に示すケーブル104の先端106を、接続先となる回路基板108のコネクタ110に接続(挿入)する接続作業を自動的に行う。
ケーブル104としては、FPCやFFCなどの平坦かつ柔軟性がある長尺状のものであり、非常に撓みやすくその一部を円弧状に曲げられるように構成され、さらに根元112が回路基板108に接続(半田付け)され、先端106が自由端となっているものが対象となる。
生産現場での実際の製造工程では、幅寸法の異なる複数種類のケーブル104が回路基板108に接続される場合がある。そこで電子機器組立装置100では、複数幅のケーブル104を保持対象として、さらにケーブル104の先端106を、接続先の回路基板108のコネクタ110に挿入して接続作業を行うことが可能な構成を採用した。
すなわち電子機器組立装置100は、図1に示すロボット本体113と、ロボット本体113に接続されたロボット制御装置114とを備える。ロボットシステム102は、電子機器組立装置100に加え、ロボット制御装置114に接続された上位制御システム116と、入力装置118と、状態通知装置120とを備える。入力装置118は、ロボット制御装置114にコマンドやパラメータなどを入力する装置である。状態通知装置120は、ロボット制御装置114から送信されるロボット本体113の動作状態や接続作業の状態を受信し表示する装置である。
ロボット本体113は、図1に示すベース部122と、ベース部122に接続されたロボットアーム124と、把持装置126と、視覚装置128とを備える。把持装置126は、図2に示すようにロボットアーム124の先端130に取り付けられ、ケーブル104を把持する装置である。
また図2に示すように、視覚装置128は、ケーブル104などを撮像する撮像装置であって、ロボットアーム124の先端130に向かって下向き姿勢で取り付けられていて、視覚センサであるカメラ132と、回路基板108やケーブル104を照明する照明装置134とを有する。
図3は、図1のロボットシステム102の機能を示すブロック図である。ロボットアーム124は、6軸垂直多関節型であり、その各関節に設けられたアクチュエータである電動モータ136と、各関節の位置を検出するエンコーダ138とを有する。エンコーダ138は、各関節の位置検出結果を示す位置信号をロボット制御装置114に出力する。ロボット制御装置114は、エンコーダ138からの位置信号に基づいて電動モータ136を駆動する駆動信号を生成する。そして電動モータ136は、ロボット制御装置114から出力される駆動信号によって駆動され、接続作業の際、ロボットアーム124の目標とする動作を実現する。
このようにしてロボットアーム124は、その先端130に取り付けられた図2に示す把持装置126を所定の位置に移動させることができる。なおロボットアーム124は、6軸垂直多関節型としたがこれに限定されず、6軸以外の垂直多関節型ロボットや水平多関節型ロボットなどであってもよい。
図4は、図2の電子機器組立装置100の把持装置126を示す図である。図4(a)、図4(b)は、把持装置126を斜め下方、斜め上方から見た状態をそれぞれ示している。把持装置126は、押当面140と、一対の把持爪142、144と、図4(a)に示す吸着孔146とを有する。押当面140は、把持装置126の前面148に配置され、ケーブル104に押し当てる面である。把持爪142、144は、押当面140の幅方向外側に位置し、アクチュエータ150の駆動に伴って互いに接近または離間するように開閉動作することにより、ケーブル104を幅方向に挟持して保持(チャック)したり、あるいはケーブル104を開放したりする。
吸着孔146は、把持装置126の図4(a)に示す下面152に設けられ、ケーブル104を吸引して保持する吸引部として機能する。吸着孔146は、例えばエジェクタなどの真空圧発生源と連通していて、図3に示す電磁弁154の動作によりエジェクタに圧縮空気を送り込むことで真空を発生させる。また吸引部としての吸着孔146を制御する電磁弁154は、図3に示すようにロボット本体113内に設置され、ロボット制御装置114からの駆動信号を受けて動作する。ただし電磁弁154は、ロボット本体113に限らず、ロボットシステム102内のいずれかの要素内に設置してもよい。なお図中では、吸着孔146は2つ設けられているが、これに限られず、1つあるいは3つ以上設けてもよい。
ここで図3に示す各要素について詳述する。まず、視覚装置128のカメラ132および照明装置134は、ロボットアーム124の先端130(図1参照)に取り付けられているが、これに限らず、接続作業の作業領域を俯瞰可能であれば、ロボット本体113とは別の位置に配置されていてもよい。またカメラ132は少なくとも1台以上必要だが、2台以上であるとさらに撮像精度が向上するため好ましい。さらにカメラ132は、カラー画像またはモノクロ画像を取得するものであってもよい。
カメラ132が単眼の場合、公知のSLAM(simultaneous Localization and Mapping)技術を用いて3次元撮像情報を推定することができる。ただしこの場合には、カメラ132を動かしながら撮像する必要がある。なおカメラ132は、原理的に距離の相対値しか得られないが、カメラ132の位置情報をロボット制御装置114から取得できればロボット座標系における位置情報を取得することが可能である。
カメラ132がステレオカメラの場合、公知のステレオマッチングによる視差情報から位置情報を取得することができる。カメラ132が多眼の場合、ステレオカメラと原理は同じであり、色々な方向からの視差画像が得られるため、オクルージョンが生じにくい。またカメラ132がTOF(Time of Flight)カメラの場合、光を被写体に照射し、その光が被写体に反射して受信するまでの時間から位置情報を取得することができる。さらにカメラ132が照射光を利用する場合、公知のパターン投影(縞模様やランダムドットパターン)を行い、位置情報を取得することができる。
照明装置134は、一例として画像を撮像するカメラ132のレンズ周辺に配置され、把持装置126で把持するケーブル104や、接続先の回路基板108のコネクタ110などを照明するが、これに限られず、距離計測を行う場合はパターン光を照射することもできる。
ロボット制御装置114は、図3に示すようにCPU156と、信号の入出力を行う入出力部158と、RAM160およびROM162を有するメモリ164とを備える。これらCPU156、入出力部158およびメモリ164は、バス166を介して相互に信号を伝達可能に接続されている。
CPU156は、演算処理装置として機能し、メモリ164にアクセスしてRAM160またはROM162、さらに外部記憶装置等に格納された各種プログラムを読み出して実行する。RAM160またはROM162は、ロボット本体113の制御すなわち電子機器組立方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体である。ROM162は、CPU156が使用するプログラムや装置定数等を記憶する。RAM160は、CPU156が使用するプログラムやプログラム実行中に逐次変化する変数等を一次記憶する。このようにロボット制御装置114は、各種プログラムを実行することによって、ロボット本体113および把持装置126を制御し、各種機能をロボット本体113および把持装置126に実行させることができる。
ロボット制御装置114の入出力部158は、通信装置、D/A変換器、モータ駆動回路、A/D変換器などを備えていて、インターフェイスを介して外部機器、電動モータ136およびアクチュエータ150、さらにはエンコーダ138などの各種センサとロボット制御装置114とを接続する。通信装置における具体的な通信手法としては、例えば、RS232C/485などのシリアル通信規格や、USB規格に対応したデータ通信であったり、一般的なネットワークプロトコルであるEtherNET(登録商標)や、産業用ネットワークプロトコルとして用いられるEtherCAT(登録商標)やEtherNet/IP(登録商標)等であったりしてもよい。
ロボット制御装置114は、入出力部158を介してデータ格納用装置であるストレージ装置や記録媒体用リーダライタであるドライブ装置と接続した構成であってもよい。またロボット制御装置114は、専用のハードウェアを組み込んだ制御装置に限らず、各種プログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
なおロボット制御装置114は、ロボットアーム124、把持装置126および視覚装置128をすべて制御しているが、これに限定されない。一例としてロボット制御装置114は、ロボットアーム124、把持装置126および視覚装置128をそれぞれ個別に制御する複数の制御装置の集合体として構成してもよく、複数の制御装置を互いに有線または無線で接続してもよい。さらに電子機器組立装置100では、ロボット制御装置114をロボット本体113の外部に設けているが、これに限らず、ロボット本体113の内部に設けてもよい。
入力装置118は、キーボードやマウス、タッチパネル、ボタン、スイッチ、レバー、ペダル、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール手段、もしくはこれらを備えたパーソナルコンピュータ、ティーチングペンダントなどのユーザが操作する操作手段を備える。また、接続作業を行うユーザによる入力や設定が入力装置118を用いて行われる。なおロボット本体113に各種の機能を実行させるプログラムを入力装置118で作成してもよい。プログラムは機械語などの低級言語、ロボット言語などの高級言語で記述されていてもよい。
状態通知装置120は、ロボット制御装置114からロボット本体113の動作状態や、ケーブル104の先端106を、接続先の回路基板108のコネクタ110に挿入した状態の情報を受信し表示することにより、これらの情報をユーザに視覚的かつ直観的に認識させる。また状態通知装置120は、液晶パネルやティーチングペンダント、点灯ランプなどの表示装置でもよいし、警告音や音声などによって情報を通知する通知装置であってもよい。一例として、状態通知装置120は、ケーブル104の先端106をコネクタ110に挿入する接続作業が失敗した場合、警告を発するように設定することができる。また、パーソナルコンピュータやティーチングペンダントの画面などが状態通知装置120を兼ねていてもよい。さらに状態通知装置120は、入力や状態通知を行うアプリケーションを備えていてもよい。
上位制御システム116は、例えばシーケンサ(PLC)や監視制御システム(SCADA)、プロセスコンピュータ(プロコン)、パーソナルコンピュータ、各種サーバもしくはこれらの組み合わせからなり、ロボット制御装置114と有線または無線で接続されている。そして上位制御システム116は、ロボット制御装置114を含む生産ラインを構成する各装置の動作状況に基づいて指示を出力して生産ラインを統括的に管理する。
また、上位制御システム116は、接続作業が完了するまでの時間や、接続作業の完了後の状態などをロボット制御装置114から受信して収集することにより、不良率やサイクルタイムの監視、製品検査に用いることもできる。さらに上位制御システム116は、ロボット本体113の把持装置126によるケーブル104の把持状態の情報などをロボット制御装置114から取得することにより、ロボットアーム124をホームポジションに戻したり各装置を停止させたりするなどの動作を行わせてもよい。
つぎに、電子機器組立装置100の動作を説明する。図5は、図3の電子機器組立装置100の機能を示すブロック図である。図中では、電子機器組立装置100のロボット本体113の機能ブロックと、ロボット制御装置114のCPU156の機能ブロックとを示している。
図6は、図4の把持装置126によってケーブル104の接続作業を行う様子を示す図である。なお図6において各図の右側、左側には、把持装置126およびケーブル104を側方から見た状態、上方から見た状態をそれぞれ示している。
まず電子機器組立装置100では、図6に示すテーブル168に回路基板108が載置された後、CPU156の画像認識部170がロボット本体113の視覚装置128から取得した映像信号に基づいてケーブル104の位置や種類を認識する。なお映像信号を生成できるのであれば、視覚装置128に限らず、作業領域を俯瞰可能な位置に設置した固定カメラでケーブル104を撮像してもよい。
つぎに、駆動制御部172は、画像認識部170の認識結果に基づいてロボットアーム124に駆動信号を出力して動作させることにより、把持装置126を移動させる。このようにしてロボットアーム124は、回路基板108に対して把持装置126を相対的に移動させることができる。駆動制御装置172は、図6(a)の矢印Aに示すように把持装置126を移動させて、ケーブル104の一面174に把持装置126の押当面140を押し当てる。
さらに駆動制御部172は、図6(b)の矢印Bに示すように、回路基板108に向かって把持装置126を進行させて、把持爪142、144および吸引部としての吸着孔146を作動させずに非動作状態とし、押当面140によりケーブル104を屈曲させながら、押当面140をケーブル104の一面174に対してスライドさせる。
つまり、図6(b)に示すようにケーブル104の一面174を押当面140に押し当ててスライドさせるときには、把持爪142、144によるケーブル104の幅方向の規制も、吸着孔146の吸引によるケーブル104の一面174の吸着も行っていない。このため、把持装置126は、幅寸法が異なる複数種類のケーブル104を保持対象とすることができる。
続いて駆動制御部172は、図6(c)に示すように押当面140をケーブル104の一面174に対してスライドさせて、ケーブル104の先端106まで押当面140を移動させると、把持装置126を押し下げる(矢印C参照)。これにより、ケーブル104をより確実に屈曲させることができる。ただしこのとき、図6(b)の左側に示すように、把持装置126およびケーブル104を上方から見ると、ケーブル104に幅方向の位置ずれが生じる場合がある。
そこで駆動制御部172は、把持装置126を押し下げた後、図6(c)の矢印Dに示すように、把持爪142、144によってケーブル104をチャックすることにより、ケーブル104の幅方向の位置ずれを修正する。
つぎに駆動制御部172は、把持爪142、144によりケーブル104をチャックした状態で、さらに電磁弁154(図5参照)を制御して、図6(d)の矢印Eに示すように吸着孔146からエア吸引してケーブル104の一面174を吸着させる。つまり、駆動制御部172は、ケーブル104の幅方向の位置ずれを修正した上で、吸着孔146でケーブル104の一面174を吸着させることにより、ケーブル104の先端106の位置を安定させることができる。
しかしこのとき、ケーブル104の先端106の姿勢が、図6(d)の右側に示すように把持装置126の下面152に対して斜め下向きになっている場合がある。そこで駆動制御部172は、図6(e)の矢印Fに示すようにケーブル104のチャックを一旦開放して、ケーブル104の一面174を吸着孔146に吸着させた状態で(矢印E参照)、把持装置126を上方に移動させる(矢印G参照)。これにより、ケーブル104の先端106を水平な姿勢にすることができ、ケーブル104を確実に吸着させることができる。
続いて駆動制御部172は、水平な姿勢のケーブル104を、図6(f)の矢印Hに示すように把持爪142、144によって再びチャックする。さらに駆動制御部172は、コネクタ110とケーブル104の先端106との位置合わせを行う。この位置合わせでは、把持装置126によるケーブル104の把持動作に伴う位置誤差、テーブル168に載置された回路基板108の設置誤差、さらにコネクタ110の回路基板108上への実装位置の誤差など、両者の相対位置にばらつきが生じる場合を考慮する必要がある。
そこで電子機器組立装置100では、画像認識部170が認識したデータに基づいて、CPU156の補正データ生成部176が位置補正データを生成することにより、両者の相対位置のばらつきを吸収している。そして駆動制御部172は、位置補正データに基づいて把持装置126を移動させることにより、位置誤差および姿勢誤差を補正することができる。一例として駆動制御部172は、ケーブル104とコネクタ110のそれぞれの特徴点を抽出し、特徴点同士が適切な位置関係になるような位置補正量を算出し、把持装置126およびケーブル104を移動させる。
コネクタ110とケーブル104の先端106との位置合わせが完了した後に、駆動制御部172は、図6(f)の矢印Iに示すように把持装置126を移動させて、ケーブル104の先端106をコネクタ110に挿入する。
つぎに、コネクタ110とコネクタ110に挿入された状態のケーブル104を視覚装置128によって撮像し、CPU156の挿入判定部178が挿入成功時の画像と比較する。この比較の結果、挿入が成功すなわち接続作業が完了したと判定されると処理を完了する。
一方、挿入判定部178によって挿入が失敗したと判定されると、挿入判定部178は、図3に示す状態通知装置120を通じて上位制御システム116に異常発生を通知してもよいし、ユーザに異常発生を通知してもよい。また、接続作業をリトライするなどの処置を行ってもよい。さらにロボットシステム102による自動判定を省略し、挿入完了後の回路基板108を別工程で検査してもよい。
このようにして電子機器組立装置100が適用されるロボットシステム102によれば、幅寸法の異なる複数種類のケーブル104を保持対象とし、さらにケーブル104の接続作業を確実に行うことができる。なお上記の位置補正は、ケーブル104やコネクタ110の位置精度などの条件によっては適宜省略することも可能である。
さらに上記の電子機器組立装置100において、上記の位置補正だけでなく、図6(c)に示す把持装置126を押し下げる動作、さらに図6(e)に示す動作、すなわちケーブル104のチャックを一旦開放してケーブル104の一面174を吸着させたまま把持装置126を上方に移動させる動作を省略してもよい。この場合には、ケーブル104のチャックは開放されないため、図6(f)の矢印Hに示すケーブル104の再チャックの動作も不要となる。
このように各動作を省略した場合であっても、電子機器組立装置100では、ケーブル104の一面174を押当面140に押し当ててスライドさせるときには、把持爪142、144によるケーブル104の幅方向の規制も、吸着孔146の吸引によるケーブル104の一面174の吸着も行っていない。このため、把持装置126は、幅寸法が異なる複数種類のケーブル104を保持対象とすることができる。
そして、ケーブル104の先端106まで押当面140を移動させると、把持爪142、144によりケーブル104をチャックしてケーブル104の幅方向の位置ずれを修正した上で、吸着孔146でケーブル104の一面174を吸着させる。これにより、ケーブル104の先端106の位置が安定する。このため、把持装置126を移動させることにより、ケーブル104の先端106を、接続先の回路基板108のコネクタ110に確実に挿入して、幅寸法の異なる複数種類のケーブル114の接続作業を行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、電子機器の回路基板などに接続されたケーブルを把持する電子機器組立装置および電子機器組立方法として利用することができる。
100…電子機器組立装置、102…ロボットシステム、104…ケーブル、106…ケーブルの先端、108…回路基板、110…コネクタ、112…ケーブルの根元、113…ロボット本体、114…ロボット制御装置、116…上位制御システム、118…入力装置、120…状態通知装置、122…ベース部、124…ロボットアーム、126…把持装置、128…視覚装置、130…ロボットアームの先端、132…カメラ、134…照明装置、136…電動モータ、138…エンコーダ、140…押当面、142、144…把持爪、146…吸着孔、148…把持装置の前面、150…アクチュエータ、152…把持装置の下面、154…電磁弁、156…CPU、158…入出力部、160…RAM、162…ROM、164…メモリ、166…バス、168…テーブル、170…画像認識部、172…駆動制御部、174…ケーブルの一面、176…補正データ生成部、178…挿入判定部

Claims (3)

  1. 平坦かつ柔軟性があるとともに先端が自由端となっているケーブルを把持する把持装置と、
    前記ケーブルの根元が電気的に接続された回路基板に対して前記把持装置を相対的に移動させるロボットアームと、
    前記把持装置及び前記ロボットアームを動作制御するロボット制御装置と、
    を備え、
    前記把持装置は、
    前記把持装置の前面に配置され前記ケーブルの一面に押し当てる押当面と、
    前記押当面の幅方向外側に位置し、前記ケーブルを前記幅方向に挟持して保持する把持爪と、
    前記把持装置の下面に設けられ前記ケーブルの前記一面を吸引して保持する吸引部と、
    を有し、
    前記ロボット制御装置は、
    前記把持装置を移動させて前記ケーブルの前記一面に前記押当面を押し当てて、
    前記把持爪および前記吸引部が非動作状態において、前記押当面により前記ケーブルを屈曲させながら、前記押当面を前記ケーブルの先端に向かってスライドさせ、
    前記スライド後、前記把持爪によって前記ケーブルをチャックすることにより、該ケーブルの前記幅方向の位置ずれを修正し、
    前記チャック後、前記吸引部からエア吸引して前記ケーブルの前記一面を吸着させ、
    前記把持装置を移動させて、前記ケーブルの先端を、接続先の前記回路基板のコネクタに挿入することを特徴とする電子機器組立装置。
  2. 平坦かつ柔軟性があるとともに先端が自由端となっているケーブルを把持する把持装置と、
    前記ケーブルの根元が電気的に接続された回路基板に対して前記把持装置を相対的に移動させるロボットアームと、
    前記把持装置及び前記ロボットアームを動作制御するロボット制御装置と、
    を備え、
    前記把持装置は、
    前記把持装置の前面に配置され前記ケーブルの一面に押し当てる押当面と、
    前記押当面の幅方向外側に位置し、前記ケーブルを幅方向に挟持して保持する把持爪と、
    前記把持装置の下面に設けられ前記ケーブルの前記一面を吸引して保持する吸引部と、
    を有し、
    前記ロボット制御装置は、
    前記把持装置を移動させて前記ケーブルの前記一面に前記押当面を押し当てて、
    前記把持爪および前記吸引部が非動作状態において、前記押当面により前記ケーブルを屈曲させながら、前記押当面を前記ケーブルの前記一面に対してスライドさせて、
    前記把持装置を押し下げて、前記把持爪によって前記ケーブルをチャックすることにより、前記ケーブルの前記幅方向の位置ずれを修正し、
    前記吸引部からエア吸引して前記ケーブルの前記一面を吸着させ、
    前記把持爪による前記ケーブルのチャックを開放して、前記吸引部によって前記ケーブルを吸着させた状態で前記把持装置を上方に移動させ、
    前記把持爪によって前記ケーブルを再びチャックして、
    前記把持装置を移動させて、前記ケーブルの先端を、接続先の前記回路基板のコネクタに挿入することを特徴とする電子機器組立装置。
  3. 平坦かつ柔軟性があり、根元が回路基板に接続されていて、先端が自由端となっているケーブルの先端を、接続先の回路基板のコネクタに挿入する電子機器組立方法であって、
    前面に配置され前記ケーブルの一面に押し当てる押当面と、該押当面の幅方向外側に位置し、前記ケーブルを幅方向に挟持して保持する把持爪と、下面に設けられ前記ケーブルの前記一面を吸引して保持する吸引部とを有する把持装置を移動させ、
    前記ケーブルの前記一面に前記押当面を押し当てて、
    前記把持爪および前記吸引部が非動作状態において、前記押当面により前記ケーブルを屈曲させながら、前記押当面を前記ケーブルの先端に向かってスライドさせ、
    前記スライド後、前記把持爪によって前記ケーブルをチャックすることにより、該ケーブルの前記幅方向の位置ずれを修正し、
    前記チャック後、前記吸引部からエア吸引して前記ケーブルの前記一面を吸着させ、
    前記把持装置を移動させて、前記ケーブルの先端を、接続先の前記回路基板のコネクタに挿入することを特徴とする電子機器組立方法。
JP2021110784A 2021-07-02 2021-07-02 電子機器組立装置および電子機器組立方法 Active JP7004939B1 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021110784A JP7004939B1 (ja) 2021-07-02 2021-07-02 電子機器組立装置および電子機器組立方法
CN202210264109.0A CN114512879B (zh) 2021-07-02 2022-03-17 电子设备组装装置和电子设备组装方法
TW111120598A TWI812257B (zh) 2021-07-02 2022-06-02 電子設備組裝裝置和電子設備組裝方法(二)
PCT/JP2022/024312 WO2023276726A1 (ja) 2021-07-02 2022-06-17 電子機器組立装置および電子機器組立方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021110784A JP7004939B1 (ja) 2021-07-02 2021-07-02 電子機器組立装置および電子機器組立方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7004939B1 true JP7004939B1 (ja) 2022-01-21
JP2023007743A JP2023007743A (ja) 2023-01-19

Family

ID=80621032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021110784A Active JP7004939B1 (ja) 2021-07-02 2021-07-02 電子機器組立装置および電子機器組立方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP7004939B1 (ja)
CN (1) CN114512879B (ja)
TW (1) TWI812257B (ja)
WO (1) WO2023276726A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116581624B (zh) * 2023-07-13 2023-09-22 中北大学 一种航空插头对接专用机械手

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018069415A (ja) 2016-11-02 2018-05-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器組立装置および電子機器組立方法
JP2018107068A (ja) 2016-12-28 2018-07-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器組立方法
JP2018134688A (ja) 2017-02-20 2018-08-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 作業装置およびケーブル保持ツール
JP2019018301A (ja) 2017-07-20 2019-02-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器組立装置及び電子機器組立方法
JP2019029190A (ja) 2017-07-31 2019-02-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器組立装置及び電子機器組立方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10770857B2 (en) * 2016-12-28 2020-09-08 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Electronic equipment assembly method
KR20200115907A (ko) * 2019-03-29 2020-10-08 삼성디스플레이 주식회사 연성회로기판 삽입 장치

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018069415A (ja) 2016-11-02 2018-05-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器組立装置および電子機器組立方法
JP2018107068A (ja) 2016-12-28 2018-07-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器組立方法
JP2018134688A (ja) 2017-02-20 2018-08-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 作業装置およびケーブル保持ツール
JP2019018301A (ja) 2017-07-20 2019-02-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器組立装置及び電子機器組立方法
JP2019029190A (ja) 2017-07-31 2019-02-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器組立装置及び電子機器組立方法

Also Published As

Publication number Publication date
TW202304287A (zh) 2023-01-16
WO2023276726A1 (ja) 2023-01-05
TWI812257B (zh) 2023-08-11
CN114512879A (zh) 2022-05-17
JP2023007743A (ja) 2023-01-19
CN114512879B (zh) 2022-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108260300B (zh) 电子设备组装装置及电子设备组装方法
US11038314B2 (en) Electronic device assembling apparatus
JP7004939B1 (ja) 電子機器組立装置および電子機器組立方法
US20180123307A1 (en) Electronic equipment assembly apparatus and electronic equipment assembly method
US10804670B2 (en) Electronic equipment assembly apparatus and electronic equipment assembly method
JP6993606B1 (ja) 電子機器組立装置および電子機器組立方法
CN114552330B (zh) 电子设备组装方法
JP6989813B1 (ja) 電子機器組立装置および電子機器組立方法
JP7057537B1 (ja) 電子機器組立装置
US20210397165A1 (en) Fully automated assembly and contacting of electrical components
JP2019114538A (ja) フレキシブルケーブルの移動装置および移動方法
WO2022264911A1 (ja) 帯状物の3次元計測方法、帯状物の接続方法、帯状物接続システム制御装置および帯状物接続システム
KR20230039096A (ko) 전자 장치의 케이블 커넥터를 위한 조립 장치
JP2019021820A (ja) 電子機器組立装置及び電子機器組立方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210709

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7004939

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150