JP7002888B2 - 鋼矢板連続壁構築方法 - Google Patents

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本発明は、継手を本体の両側に備える鋼矢板を横方向に連結した鋼矢板連続壁を、オーガを併用して地盤に構築する鋼矢板連続壁構築方法に関する。
護岸構造や止水壁などの矢板壁構築には、例えば断面U形の鋼矢板が広く一般に用いられており、この断面U形の部分を本体として、本体の縦方向に沿う両側縁に継手が延設されている。本体は、断面U形に限らず、半円形など、両側縁を通る平面に対して片側へ迂回した形状を有することで、横荷重に耐える構造となっており、また迂回した凹部にオーガ装置を配置する空間を確保できる。
一般に、従来の鋼矢板の接合にあっては、地中に打ち込んだ矢板天端の法線方向前方の継手部に、新たに打ち込む矢板下端の法線方向後方の継手部を上方から挿通して行なわれる。なお、特許文献1に記載されるように、横方向から差し入れて回転させることで嵌め合わせ可能な継手構造を有する鋼矢板もある。すなわち、前者が縦入れ式であるのに対し、後者が横入れ式であるということができる。
特許第5758709号公報
しかしながら、特許文献1の段落0031及び図4によれば、半円形本体の内部しか掘削できない。
また同文献図5(b)によれば、U字型の本体の外部の継手端部いっぱいまで掘削する絵が記載されているが、「継手しろ」まで含んでおり現実的には隣接する先行矢板の継手に干渉するため、この範囲では掘削できない。すなわち、先行矢板の継手(連続壁延設方向前方の継手)が既に配置されている「継手しろ」から退避するようにオーガによる掘削半径を小さくせざるを得ない。その場合、施工中の鋼矢板の両側の継手より内側に掘削範囲が存在するから、次に施工する鋼矢板の継手(連続壁延設方向後方の継手)と連結される継手(連続壁延設方向前方の継手)が圧入される範囲は掘削範囲の外にある。
以上の結果、連続壁延設方向前方の継手も、連続壁延設方向後方の継手も、オーガによる掘削範囲外、すなわち揉み残し範囲にあたるという問題がある。
以上の問題は、鋼矢板本体の形状の如何や、継手の嵌合構造の如何によらず存在する問題である。
本発明は以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、継手を本体の両側に備える鋼矢板を横方向に連結した鋼矢板連続壁を、オーガを併用して地盤に構築するにあたり、鋼矢板の施工範囲における揉み残し範囲をできるだけ少なくする工法を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するための請求項1記載の発明は、本体の縦方向に沿う両側縁に継手が延設され、当該本体が当該両側縁を通る平面に対して片側へ迂回した形状を有する鋼矢板を適用し、複数の当該鋼矢板を当該継手により横方向に連結した鋼矢板連続壁を、オーガを併用して地盤に構築する鋼矢板連続壁構築方法であって、
前記継手の一方を、前記鋼矢板連続壁を延設する方向の前方に配置される前方継手とし、他方を後方継手とし、
前記後方継手の前記本体からの延出長さは、前記前方継手の前記本体からの延出長さに、前記前方継手との前記後方継手との継手しろを合せた長さを少なくとも有し、
前記本体の両側縁から等距離の位置にオーガ軸を配置し、当該オーガ軸の先端部に設けられたオーガヘッド前記鋼矢板の縦方向先端の先に配置された状態で、当該オーガヘッドの掘削時回転径範囲が前記前方継手の前端までを含み前記後方継手の後端から前記継手しろに相当する長さだけ前方の位置までを含まないようにして当該オーガヘッドにより掘削した地盤に対して当該鋼矢板を挿入するオーガ併用工程を実施する鋼矢板連続壁構築方法である。
請求項2記載の発明は、前記オーガ併用工程において、
前記本体から前記後方継手に沿って、前記前方継手の前記延出長さに相当する長さだけ後方の位置と、
前記後方継手の後端から前記継手しろに相当する長さだけ前方の位置との間に間隔を有し、
前記掘削時回転径範囲が、当該間隔の中間点までを少なくとも含むようにして前記オーガヘッドにより掘削した地盤に対して当該鋼矢板を挿入する請求項1に記載の鋼矢板連続壁構築方法である。
本発明によれば、継手を本体の両側に備える鋼矢板を横方向に連結した鋼矢板連続壁を、オーガを併用して地盤に構築するにあたり、鋼矢板の施工範囲における揉み残し範囲をできるだけ少なくすることができ、鋼矢板の圧入抵抗が軽減されて施工効率が向上する。
また、オーガの回転反力が施工中の鋼矢板にかかるが、前方継手によるスタビライザー効果により鋼矢板の回転変位を抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る鋼矢板連続壁構築方法の実施状況を示す模式図であって、圧入機及びオーガ装置並びに鋼矢板連続壁(施工中)の側面図(a)及び同鋼矢板連続壁の水平断面図(b)である。 本発明の一実施形態に係る鋼矢板の横断面図(a)及び側面図(b)である。 本発明の一実施形態に係る鋼矢板の横断面図で、互いの継手が嵌合直前にある2本の鋼矢板を示す。 本発明の一実施形態に係る鋼矢板の横断面図で、互いの継手が嵌合した状態にある2本の鋼矢板を示す。
以下に本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
〔圧入機、オーガ装置〕
図1に示す圧入機m01及びオーガ装置m10により本実施形態の鋼矢板連続壁構築方法を実施する。本方法は、従来の圧入機及びオーガ装置により実施可能である。以下に要点を説明する。
圧入機m01は、鋼矢板を地盤に圧入する装置であって、サドルm02と、サドルm02の下部に設けられ、既設の鋼矢板n01-n03の上端を掴むクランプ装置m03と、サドルm02に対して前後動可能なスライドベースm09と、スライドベースm09上で左右に旋回可能なリーダーマストm04と、リーダーマストm04の前面に昇降可能に取り付けられたチャック装置m05と、リーダーマストm04に対してチャック装置m05を昇降駆動するメイン油圧シリンダm06等を備え、鋼矢板(n04)をチャック装置m05で掴んで地中に圧入する。
また、圧入機m01にオーガ装置m10を組合せて使用する。
オーガ装置m10は、オーガ軸m11と、オーガ軸m11の外周に螺旋状に設けられたオーガスクリューm12と、オーガ軸m11の先端部に設けられた拡縮式のオーガヘッドm13と、オーガ軸m11及びオーガスクリューm12が内部に挿通されるオーガケーシングm07と、オーガケーシングm07の上端に固定され、オーガ軸m11の上端が連結され、オーガ軸m11を回転させる駆動部m08とを備える。
チャック装置m05は、オーガケーシングm07を把持する把持装置と、鋼矢板(n04)をオーガケーシングm07に押し付けて固定する把持装置とを有する。したがって、チャック装置m05が鋼矢板(n04)及びオーガケーシングm07を共に掴んで昇降することで、鋼矢板(n04)及びオーガケーシングm07を共に昇降させることができるとともに、チャック装置m05がオーガケーシングm07を掴み、鋼矢板(n04)を開放して、オーガケーシングm07、従って、オーガ装置m10全体を昇降させることができる。後者の場合、鋼矢板(n04)が地盤m20、クレーン等に支持されていれば、オーガ装置m10と鋼矢板(n04)との相対的上下位置を変えることができる。なお、図1は水位m21上での施工例であるが、本方法は地上施工でも勿論適用可能であり、施工場所が限定されるものではない。
また、チャック装置m05は、鋼矢板(n04)及びオーガケーシングm07を共に掴んで上記把持装置とともに中心軸回りに回転させる機構を有する。
〔鋼矢板〕
本実施形態で適用する鋼矢板(n01-n04)は、継手の嵌合構造が上述した縦入れ式、横入れ式のうち横入れ式であり、以下に説明を開示する。本発明は、横入れ式に限定されるものではなく、縦入れ式でも実施可能である。
図2に示すように本発明の一実施形態の鋼矢板a01は、本体a02と、一方の継手a03と、他方の継手a04とを備える。
図2(b)に示すように本体a02の長手方向が縦方向a05である。図2(a)は縦方向a05に垂直な断面図である。
本体a02の縦方向a05に沿う両側縁a06,a07に継手a03,a04が延設されている。本体a02は、両側縁a06,a07を通る平面a08に対して片側へ迂回した形状を有する。図示例では、本体a02は、断面半円形の構造により迂回した形状を形成しているが、断面U形等の他の構造でもよい。
継手a03は、その屈曲部a09により本体a02の縦方向a05に沿う嵌合溝a10を形成している。
継手a04は、図3の矢印a11で示すように嵌合溝a10に側方から相対的に差し入れられて、さらに図3の矢印a12で示すように相対的に回転させられることで、図4に示すように嵌合可能な鉤状部a13を形成している。ここで、「差し入れる」及び「回転させる」は、相対的であれば継手嵌合は成立するので、どちらの矢板を動かすこととなってもよい。
さらに構造を詳細に説明する。
図2に示すように継手a03は、一側縁a06において本体a02から離れる横方向a14に延設された腕部a15を有する。継手a03は、一側縁a06に結合する側を基端とし、その逆側を先端とする。
さらに継手a03は、腕部a15の先端a16から本体a02の迂回方向a17に曲がり本体a02から離れる斜め方向a18に延設された第1壁部a19を有する。
さらに継手a03は、第1壁部a19の先端a20から本体a02から離れる横方向a14に延設された第2壁部a22を有する。
さらに継手a03は、第2壁部a22の先端a23から本体a02の迂回方向a17の逆方向a24に曲がり本体a02に近づく斜め方向a25へ延設された第3壁部a26を有する。
継手a03は、以上の第1壁部a19と第2壁部a22と第3壁部a26とにより本体a02の縦方向a05に沿う上述の嵌合溝a10を形成している。
一方、継手a04は、他の一側縁a07において本体a02から離れる横方向a27に延設された腕部a28と、上述の鉤状部a13とを有する。
鉤状部a13は、腕部a28の先端a29から本体a02の迂回方向a17に曲がり本体a02に近づく斜め方向a30へ延設されている。
以上の構造により、図3の矢印a11で示すように嵌合溝a10に側方から相対的に差し入れられて、さらに図3の矢印a12で示すように相対的に回転させられることで、図4に示すように嵌合可能な継手の嵌合構造が構成される。この継手の嵌合構造の基本は、特許文献1に記載の物と同様であり、嵌合溝a10の開口幅寸法、奥側寸法、鉤状部a13の先端の爪形状、最大幅寸法などを適宜に設計して実施する。
なお、横方向(a14,a27)は、縦方向(a05)及び迂回方向(a17)に垂直な方向である。
継手a03,a04の本体a02からの延出長さは、次項で説明する不均等長さのものを適用する。
〔施工方法と継手の延出長さの設定〕
図1及び図4に示すように、いま、施工中の鋼矢板n04と、この鋼矢板n04が連結する先行の鋼矢板n03に、上述の鋼矢板a01が適用されている。
図4に示すように継手a04を、鋼矢板連続壁n10を延設する方向n11の前方に配置される前方継手a04とし、継手a03を後方継手a03とする。
後方継手a03の本体a02からの延出長さL5は、前方継手a04の本体a02からの延出長さL2に、前方継手a04との後方継手a03との継手しろL3を合せた長さを少なくとも有するものを適用する。
本体a02の両側縁a06,a07の間の中央点を点Oとする。側縁a06から中央点Oまでの長さと、側縁a07から中央点Oまでの長さが等しくL1である。長さL4は、(長さL5)-(長さL2)-(長さL3)に相当する余裕分の長さである。長さL4は0以上を取ることができる。
鋼矢板n04とオーガ軸m11との相対的配置は、中央点Oにオーガ軸m11の中心軸が合うようにする。但し、オーガ軸m11の中心軸が本体a02の両側縁a06,a07から等距離にあれば、多少迂回方向a17やその逆方向a24にオフセットしても実施できる。図1(a)に示すようにオーガヘッドm13が鋼矢板n04の縦方向先端n14(図1(a))より先に配置された状態において、オーガヘッドm13を拡径する。このとき、オーガヘッドm13の半径をRとする。中央点Oからの半径Rの範囲が、オーガヘッドm13の掘削時回転径範囲n15となる。
掘削時回転径範囲n15が前方継手a04の前端n12までを含むようにする。すなわち、(半径R)≧(長さL1)+(長さL2)である。
後方継手a03の後端n13から継手しろL3に相当する長さだけ前方の位置n16までを含まないようにする。すなわち、(半径R)<(長さL1)+(長さL2)+(長さL4)である。
以上の状態においてオーガ併用工程を実施する。すなわち、オーガ装置m10を稼働させてオーガヘッドm13により地盤m20を掘削する。チャック装置m05を降下させて、オーガヘッドm13により掘削した地盤m20に対して鋼矢板n04を挿入する。先行の鋼矢板n03の前方継手a04と鋼矢板n04の後方継手a03とが連結した状態である。適宜、チャック装置m05により、鋼矢板n04及びオーガケーシングm07のより上方の位置を掴み直して、さらに鋼矢板n04及びオーガヘッドm13を地盤m20深部に送り込み、オーガ装置m10による掘削と当該送り込みを繰り返し、地盤m20の目標の深度まで鋼矢板n04を挿入する。
以上の工法によれば、オーガヘッドm13は、先行の鋼矢板n03に干渉することなく、回転し地盤m20を掘削することができ、施工中の前方継手a04の前端n12までを、すなわち、本体a02はもちろん前方継手a04を挿入する範囲までを掘削することができる。
先行の鋼矢板n03に対しても同様に施工しているので、鋼矢板n03の施工時の掘削時回転径範囲n15‐1も同様に鋼矢板n03の前方継手a04までを含む範囲とされ、この範囲が掘削されているから、次の鋼矢板n04の後方継手a03の掘削時回転径範囲n15から突出した部分は、先行の鋼矢板n03の施工時の掘削時回転径範囲n15‐1に挿入され、鋼矢板n03の全部がオーガヘッドm13により掘削した範囲に挿入することができる。
したがって、鋼矢板の挿入範囲に、揉み残し範囲がなく、鋼矢板の圧入抵抗が軽減されて施工効率が向上する。
余裕分の長さL4がないと、オーガヘッドm13のブレ等による公差を許容できないので、余裕分の長さL4を設けることが好ましい。余裕分の長さL4を0とする場合は、オーガヘッドm13と先行の鋼矢板n03との接触を防ぐ安全マージンを設けることができない。
例えば、L1=180mm、L2=60mm、L3=30mm、L4=10mmの条件において、R=247mmとすれば、範囲n15‐1と範囲n15とが4mmで重なり、オーガヘッドm13と先行の鋼矢板n03との間に3mmの安全マージンを設けることができる。同じ条件下で、R=245mmとすれば、範囲n15‐1と範囲n15とが隙間も重なりもなく接し、オーガヘッドm13と先行の鋼矢板n03との間に5mmの安全マージンを設けることができる。同じ条件下で、R=250mmとすれば、範囲n15‐1と範囲n15とが10mmで重なり、オーガヘッドm13と先行の鋼矢板n03との間の安全マージンが0となる。
以上のように余裕分の長さL4を、範囲n15‐1と範囲n15との重なりと、上記安全マージンとに分配できる。
範囲n15‐1と範囲n15との間に掘削範囲の隙間が無い設定とすることが好ましい。
さらに好ましくは、範囲n15‐1と範囲n15とで重なりがある設定とすることである。また、上記安全マージンも設けることが好ましい。そのためには、本体a02から後方継手a03に沿って、前方継手a04の延出長さL2に相当する長さだけ後方の位置n17と、位置n16との間に間隔を有する、すなわち、余裕分の長さL4が0でないことがまず条件となる。さらに、掘削時回転径範囲n15が、当該間隔の中間点までを少なくとも含むようにすることである。すなわち、(長さL1)+(長さL2)+(長さL4)/2≦(半径R)<(長さL1)+(長さL2)+(長さL4)
範囲n15‐1と範囲n15とで重なりが鋼矢板の挿入範囲に揉み残し範囲を生じさせない程度にあって、かつ、上記安全マージンが適度にあるように設定する。オーガヘッドm13を先行の鋼矢板n03に接触させることなく掘削作業を安全かつ高効率に進行でき、鋼矢板の挿入範囲に揉み残し範囲を生じさせることなく円滑に鋼矢板を地盤に挿入できるから、施工効率が向上する。
鋼矢板n04の施工が終われば、オーガヘッドm13を縮径して引き上げ、鋼矢板n04の前方継手a04に連結する次の鋼矢板を同様に施工する。
以上を繰り返すことで、複数の鋼矢板(n01-n04)を継手a03,a04により横方向に連結した鋼矢板連続壁n10を、オーガを併用して地盤m20に構築する。
a02 本体
a03 後方継手
a04 前方継手
m01 圧入機
m05 チャック装置
m10 オーガ装置
m11 オーガ軸
m12 オーガスクリュー
m13 オーガヘッド
n01 鋼矢板
n02 鋼矢板
n03 鋼矢板
n04 鋼矢板
n10 鋼矢板連続壁
n12 前方継手の前端
n13 後方継手の後端
n14 鋼矢板の縦方向先端
n15 掘削時回転径範囲
R 掘削半径

Claims (2)

  1. 本体の縦方向に沿う両側縁に継手が延設され、当該本体が当該両側縁を通る平面に対して片側へ迂回した形状を有する鋼矢板を適用し、複数の当該鋼矢板を当該継手により横方向に連結した鋼矢板連続壁を、オーガを併用して地盤に構築する鋼矢板連続壁構築方法であって、
    前記継手の一方を、前記鋼矢板連続壁を延設する方向の前方に配置される前方継手とし、他方を後方継手とし、
    前記後方継手の前記本体からの延出長さは、前記前方継手の前記本体からの延出長さに、前記前方継手との前記後方継手との継手しろを合せた長さを少なくとも有し、
    前記本体の両側縁から等距離の位置にオーガ軸を配置し、当該オーガ軸の先端部に設けられたオーガヘッド前記鋼矢板の縦方向先端の先に配置された状態で、当該オーガヘッドの掘削時回転径範囲が前記前方継手の前端までを含み前記後方継手の後端から前記継手しろに相当する長さだけ前方の位置までを含まないようにして当該オーガヘッドにより掘削した地盤に対して当該鋼矢板を挿入するオーガ併用工程を実施する鋼矢板連続壁構築方法。
  2. 前記オーガ併用工程において、
    前記本体から前記後方継手に沿って、前記前方継手の前記延出長さに相当する長さだけ後方の位置と、
    前記後方継手の後端から前記継手しろに相当する長さだけ前方の位置との間に間隔を有し、
    前記掘削時回転径範囲が、当該間隔の中間点までを少なくとも含むようにして前記オーガヘッドにより掘削した地盤に対して当該鋼矢板を挿入する請求項1に記載の鋼矢板連続壁構築方法。
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