JP7002384B2 - 冷却装置及びそれを備える電気機器 - Google Patents

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Description

本発明は、冷却装置及びそれを備える電気機器に関する。
電子デバイス、ハイパワーデバイス等の電気機器は、半導体チップ、電極等の電子部品を備える。電子部品への電流の通流により電子部品は発熱する。従って、電子部品の安定性及び耐久性を向上させる観点から、電子部品は十分に冷却されることが好ましい。特に、電子部品に通流される電流の大電流化等に起因して、電子部品の発熱密度が大きくなる傾向にある。そこで、十分な冷却性能を有する冷却装置により、電子部品を十分に冷却することが好ましい。
電気機器の冷却に関する技術として、特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1には、発熱体(半導体)を冷却するための冷却装置が記載される(特に段落0015参照)。この冷却装置では、発熱密度大(発熱量大)の部分を中心として、その周囲に向かって徐々に発熱密度が小さくなる部分が形成された発熱体を対象として、当該発熱体の冷却が行われる(特に段落0017、図8参照)。具体的には、発熱体の下方に、冷媒を往復させる流路が複数形成され、それぞれの流路を通じて冷媒を往復流させることで、発熱体の冷却が行われる(特に、段落0015、0016、図1参照)。
特開2008-300447号公報
特許文献1に記載の技術では、上記のように、最も発熱密度の大きな部分が中心に存在する発熱体の冷却が行われる。しかし、発熱体の種類によっては、発熱密度大の部分が複数存在することがある。この場合、発熱密度大の部分が1つのみの発熱体を冷却しようとする上記特許文献1の技術では、流路が著しく複雑化したり、圧力損失が著しく大きくなったりして、対応することが難しい。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、本発明の少なくとも一実施形態は、冷却対象となる複数の被冷却部位の各々を冷媒によって十分に冷却可能な冷却装置及びそれを備える電気機器を提供することを目的とする。
(1)本発明の一実施形態に係る冷却装置は、支持面上における複数の被冷却部位を冷媒によって冷却するための冷却装置であって、前記支持面から離間して配置される面部であって、冷媒入口から流入した前記冷媒を冷媒出口に向かって通流させるための冷媒流路を前記支持面との間に形成するための面部と、前記冷媒入口と連通する第1流路と前記冷媒出口と連通する第2流路との2つの流路に前記冷媒流路を区画するとともに、前記複数の被冷却部位の各々を連続的に繋ぐように延在する壁部と、を含む流路形成部材を備え、前記壁部には、通過する前記冷媒によって前記複数の被冷却部位の各々を冷却するように形成される複数の凹みが形成されたことを特徴とする。
上記(1)の構成によれば、流路断面積が狭くなる凹みに冷媒が流れるため、凹みでの冷媒速度を速めることができる。これにより、各々の被冷却部位を十分に冷却できる。また、流路断面積が狭い凹みに向かう冷媒流れが生じることで、被冷却部位での温度境界層を薄くし、前縁効果により各々の被冷却部位を十分に冷却できる。さらには、被冷却部位の各々を連続的に繋ぐように壁部が形成されるため、壁部の凹みを通過した冷媒が、再度別の凹みに流入することが抑制される。これにより、圧力損失の増大を抑制でき、少ないエネルギで各々の被冷却部位を冷却できる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、前記壁部の下端部は前記被冷却部位に対向していることを特徴とする。
上記(2)の構成によれば、凹み内部では最も流速が速いため、最も流速が速い部分に被冷却部位が配置され、これにより、被冷却部位をより十分に冷却できる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(2)の構成において、前記被冷却部位に対向する前記壁部は、前記冷媒の流れ方向に向かって前記被冷却部位に向かう傾斜を有することを特徴とする。
上記(3)の構成によれば、傾斜を有する壁部に沿って被冷却部位に向かう噴流を形成でき、被冷却部位の発熱密度が大きな場合であっても、被冷却部位を十分に冷却できる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、前記被冷却部位は、冷媒流れ上流端が前記凹みにおける前記壁部の流れ方向中心部と下流端との間に位置し、冷媒流れ下流端が前記凹みにおける前記壁部の流れ方向下流端よりもさらに下流側に位置するように配置されたことを特徴とする。
上記(4)の構成によれば、被冷却部位の熱により冷媒がサブクール沸騰して気泡を生じた場合でも、生じた気泡を、凹み下流側の第2流路に流し易くできる。これにより、気泡の存在に起因する凹み内部での冷却不十分性を抑止し、被冷却部位を十分に冷却できる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、前記壁部は、前記被冷却部位の冷媒流れ下流側に形成されるとともに前記面部から立設する第1壁部と、前記被冷却部位の冷媒流れ上流側に形成されるとともに前記支持面から立設する第2壁部と、を含むことを特徴とする。
上記(5)の構成によれば、第1壁部と第2壁部との間に形成される鉛直方向流路を冷媒が流れることで、被冷却部位に向かう噴流を形成でき、被冷却部位の発熱密度が大きな場合であっても、被冷却部位を十分に冷却できる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(1)~(5)の何れか1の構成において、前記第1流路における流路断面積、及び、前記第2流路における流路断面積は、いずれも、前記凹みの流路断面積よりも大きくなっていることを特徴とする。
上記(6)の構成によれば、第1流路及び第2流路のそれぞれにおいて局所的に狭くなる部分の存在を抑制して、各々の凹みに対して第1流路から満遍なく冷媒を流し易くできる。これにより、被冷却部位の各々を満遍なく冷却できる。また、各々の凹みから冷媒を第2流路に流し易くできる。これにより、凹み内部における冷媒速度を速くでき、被冷却部位を十分に冷却できる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(1)~(6)の何れか1の構成において、前記被冷却部位にはフィンが配置されることを特徴とする。
上記(7)の構成によれば、例えばフロン等の限界熱流束が小さな冷媒を使用する場合に、フィンにより伝熱面積を増大させて、沸騰を抑制できる。これにより、気泡の発生を抑制でき、気泡の存在に起因する冷却不十分性を抑止することができる。この結果、被冷却部位をより十分に冷却できる。また、伝熱面積が大きいため、圧力損失及び浸食の抑制の観点から冷媒速度を遅くした場合であっても、上記の沸騰を抑制でき、被冷却部位を十分に冷却できる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(1)~(7)の何れか1の構成において、前記冷媒入口は、前記複数の被冷却部位とは異なる第2被冷却部位に面するように、前記面部に形成されたことを特徴とする。
上記(8)の構成によれば、面部に形成された冷媒入口を通じて第1流路に冷媒が導入されるため、冷媒入口に面する第2被冷却部位への冷媒の噴流を生じさせることができる。これにより、上記被冷却部位の熱流束(単位面積単位時間あたりの発熱量)とは異なる熱流束の第2被冷却部位が存在する場合に、圧力損失を過度に生じさせること無く、第2被冷却部位を独立して冷却できる。
(9)幾つかの実施形態では、上記(1)~(8)の何れか1の構成において、前記冷媒流路に面する前記支持面上には絶縁皮膜が形成されることを特徴とする。
上記(9)の構成によれば、絶縁皮膜が伝熱を行うヒートスプレッダとして機能するため、冷媒への伝熱面積を増やすことができる。これにより、放熱速度を速めることができる。
(10)本発明の一実施形態に係る電気機器は、前記支持面を有する基板と、上記(1)~(9)の何れか1に記載の冷却装置と、を備えることを特徴とする。
上記(10)の構成によれば、基板に含まれる支持面上の被冷却部位を上記冷却装置によって冷却できる。これにより、電気機器を安定して運転できる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、冷却対象となる複数の被冷却部位の各々を冷媒によって十分に冷却可能な冷却装置及びそれを備える電気機器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る冷却装置の外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係る冷却装置の分解斜視図である。 図2のA-A線断面図であり、凹みを含むように壁部を切断して下方を視たときの断面図である。 図2のB-B線断面図である。 本発明の二実施形態に係る冷却装置の壁部に形成された凹み近傍の断面図である。 本発明の三実施形態に係る冷却装置の壁部に形成された凹み近傍の断面図である。 本発明の四実施形態に係る冷却装置の壁部に形成された凹み近傍の断面図である。 本発明の五実施形態に係る冷却装置の壁部に形成された凹み近傍の斜視図である。 本発明の六実施形態に係る冷却装置の外観斜視図である。 本発明の六実施形態に係る冷却装置の断面図であり、凹みを含むように壁部を切断して下方を視たときの断面図である。 本発明の七実施形態に係る冷却装置の壁部に形成された凹み近傍の断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、以下に実施形態として記載されている内容又は図面に記載されている内容は、あくまでも例示に過ぎず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、任意に変更して実施することができる。また、各実施形態は、2つ以上を任意に組み合わせて実施することができる。さらに、各実施形態において、共通する部材については同じ符号を付すものとし、説明の簡略化のために重複する説明は省略する。
また、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る冷却装置100の外観斜視図である。冷却装置100は、支持面10上における複数の被冷却部位12(図3参照、図1では図示しない)を冷媒によって冷却するためのものである。なお、ここでいう「支持面10上」とは、以下で説明するような被冷却部位12が支持面10の一部として構成される構造のほか、支持面10の表面に別体の被冷却部位12が設置された構造等を含む。即ち、支持面10は、被冷却部位12を支持面10に支持できる構造であれば、どのような構造であってもよい。
支持面10は、例えば半導体チップ、電極等である。支持面10は、図示しない基板の表面に支持される。そして、被冷却部位12は、例えば、半導体チップ、電極等のうち、局所的に熱くなる部位(高発熱部位)として構成される。また、被冷却部位12を冷却するための冷媒は、例えば、水、フロン、二酸化炭素等である。ただし、冷媒としての導電性を有する冷媒(水等)を使用する場合には、支持面10の表面に絶縁皮膜60(図11を参照しながら後記する)を形成することが好ましい。さらに、冷却装置100において使用する冷媒の温度(後記する冷媒入口1での冷媒温度)は、飽和温度以下であることが好ましい。
冷却装置100は、支持面10との間に冷媒流路5を形成するための流路形成部材20を備える。具体的には、流路形成部材20は、支持面10から離間して配置される面部21であって、冷媒入口1から流入した冷媒を冷媒出口2に向かって通流させるための冷媒流路5を支持面10との間に形成するための面部21を含む。
なお、冷媒入口1と冷媒出口2とは、図1に示すように対面に形成される必要はなく、隣接する面、同一面等に形成されてもよい。具体的には例えば、冷媒入口1及び冷媒出口2が隣接する面に形成される場合とは、冷媒入口1が例えば左面に形成されているとともに冷媒出口2が例えば背面に形成されており、冷媒が上面視でL字に通流する場合である。また、例えば、冷媒入口1及び冷媒出口2が同一面に形成される場合とは、冷媒入口1と冷媒出口2とがいずれも例えば左面に隣接して形成されており、冷媒が上面視で往復流する場合である。
また、流路形成部材20は、図1では矩形状に形成された支持面10における対向する両辺(正面側の辺及び背面側の辺)の各縁から立設した縁壁部22,22を備える。そして、上記の面部21は縁壁部22,22の上面に配置され、上記の冷媒流路5は、支持面10と面部21と縁壁部22,22とにより囲まれる空間に形成される。
冷媒流路5の高さ(支持面10と面部21との間の長さ)は、被冷却部位12での発熱密度、冷媒の種類によっても異なるため一概にはいえないが、例えば数mmとすることができる。
図2は、本発明の一実施形態に係る冷却装置100の分解斜視図である。図2において、上記の面部21は二点鎖線で示している。冷媒流路5には、冷媒入口1と連通する第1流路3と冷媒出口2と連通する第2流路4との2つの流路に冷媒流路5を区画するとともに、複数の被冷却部位12の各々を連続的に繋ぐように延在する壁部23が設置される。ここでいう「連続的に繋ぐ」の意味については、図3を参照しながら後記する。なお、流路形成部材20は壁部23を含む。
壁部23には、第1流路3から第2流路4に冷媒を流すための複数の凹み24が形成されている。凹み24の流路断面積は、第1流路3及び第2流路4の各流路断面積よりもずっと小さなものである。そして、それぞれの凹み24の内部であって支持面10上には、被冷却部位12が含まれる。従って、冷媒が凹み24の内部を流れる際に、冷媒は被冷却部位12と接触する。従って、複数の凹み24は、通過する冷媒によって複数の被冷却部位12の各々を冷却するように形成される。
図3は、図2のA-A線断面図であり、凹み24を含むように壁部23を切断して下方を視たときの断面図である。冷却装置100では、第1流路3における流路断面積は、凹み24の流路断面積よりも大きくなっている。より具体的には、第1流路3における流路断面積(幅W1と第1流路3の高さ(図示しない)との積)は、凹み24の流路断面積(幅W2と凹み24の高さ(図示しない)との積)よりも大きくなっている。従って、第1流路3では、その全域において、流路断面積が、凹み24の流路断面積よりも大きくなっている。
また、冷却装置100では、第2流路4における流路断面積は、凹み24の流路断面積よりも大きくなっている。より具体的には、第2流路4における流路断面積(幅W3と第2流路4の高さ(図示しない)との積)は、凹み24の流路断面積(幅W2と凹み24の高さ(図示しない)との積)よりも大きくなっている。従って、第2流路4では、その全域において、流路断面積が、凹み24の流路断面積よりも大きくなっている。
これらのように第1流路3及び第2流路4を形成することで、第1流路3及び第2流路4のそれぞれにおいて局所的に狭くなる部分の存在を抑制して、各々の凹み24に対して第1流路3から満遍なく冷媒を流し易くできる。これにより、被冷却部位12の各々を満遍なく冷却できる。また、各々の凹み24から冷媒を第2流路4に流し易くできる。これにより、凹み24内部における冷媒速度を速くでき、被冷却部位12を十分に冷却できる。
上記のように、壁部23は、冷媒流路5を第1流路3と第2流路4とに区画する。そのため、図3において太実線矢印で示すように、第1流路3から凹み24に流入した冷媒は、第1流路3とは区画された第2流路4に流れる。このとき、第1流路3から第2流路4への流れが形成されているため、第2流路4に流れた冷媒が再度別の凹み24に流入することが抑制される。従って、冷媒入口1から冷媒流路5に流入した冷媒は、凹み24を一度のみ(1つの凹み24のみ)を通過して、冷媒出口2から排出される。
特に、壁部23は、上記のように複数の被冷却部位12の各々を連続的に繋ぐように延在する。そのため、壁部23の凹み24を通じて第2流路4に流入した冷媒は、別の凹み24に流入する等の大きな圧力損失を生じることなく、冷媒出口2から排出される。この結果、圧力損失の増大を抑制でき、少ないエネルギで各々の被冷却部位12を冷却できる。
なお、本明細書における「被冷却部位12の各々を連続的に繋ぐ壁部23」について、「連続的」とは、上面視で全ての被冷却部位12を繋ぐように壁部23を所謂「一筆書き」で形成可能な構造を表す。また、「繋ぐ」には、図2及び図3に示すように、被冷却部位12と壁部23とが対向する(図4も併せて参照)ような構造のほか、以下のような構造も含むものとする。具体的には、例えば後記する図6及び図7に示すような、壁部23の下端部23aと被冷却部位12とが上面視で接する構造、及びこれらが重なる構造も含む。
具体的には、例えば図6に示す例では、壁部23の下端部23aの下流端23bと、被冷却部位12の上流端12aとが、冷媒流れ方向において同じ位置に配置される。即ち、上記の上面視において、被冷却部位12と壁部23とが接する。さらには、図7に示す例では、壁部23の下端部23aの上流端23cと、被冷却部位12の下流端12bとが、冷媒流れ方向において同じ位置に配置される。即ち、上記の上面視において、被冷却部位12と壁部23とが接する。また、図示はしないが、例えば被冷却部位12の一部が壁部23の下端部23aに対向し、残部が第1流路3又は第2流路4のうちの少なくとも一方の流路に面するような構造でもよい。この場合、上記の上面視において、被冷却部位12と壁部23とが重なる。
そしてこれらの構造も上記の「被冷却部位12の各々を連続的に繋ぐ壁部23」に含まれるものとする。
なお、全ての被冷却部位12を連続的に繋ぐように壁部23が形成されていれば、壁部23の途中から別の壁部が分岐していてもよい。即ち、全ての被冷却部位12が壁部23により連続的に繋がっていれば、被冷却部位12に繋がらない別の壁部が形成されていてもよい。
また、全ての被冷却部位12を繋ぐように壁部23を連続的に形成する際、具体的な構造は図示の例に何ら限られるものではない。従って、全ての被冷却部位12が繋がるように連続的に壁部23が形成されていれば、壁部23はどのような構造であってもよい。ただし、上記のように、第1流路3における流路断面積を凹み24の流路断面積よりも大きくすることが好ましい。また、第2流路4における流路断面積を凹み24の流路断面積よりも大きくすることが好ましい。
図4は、図2のB-B線断面図である。図4に示すように、壁部23の下端部23aは被冷却部位12に対向している。特に、凹み24の内部では最も冷媒速度が速い。このため、下端部23aを被冷却部位12に対向させることで、最も冷媒速度が速い部分に被冷却部位12が配置され、被冷却部位12をより十分に冷却できる。また、第1流路3を通流する冷媒は、図4において太実線矢印で示すように、流路断面積が小さな凹み24に向かって流れる。これにより、被冷却部位12での温度境界層を薄くできる。この結果、前縁効果により、被冷却部位12を十分に冷却できる。
また、図4に示す例では、被冷却部位12の長さ(図4における左右方向長さ)と、壁部23の下端部23aの長さ(図4における左右方向長さ)とは同じになっている。これにより、凹み24の内部であって最も冷媒速度が速い部分の全域に被冷却部位12が配置され、これにより、被冷却部位12を満遍なく冷却できる。
凹み24の高さh1としては、被冷却部位12での発熱密度、冷媒の種類によっても異なるため一概にはいえないが、例えば、冷媒流路5の高さの数分の一(例えば1/5程度)とすることができる。ただし、凹み24の高さh1は、この値に限られるものではない。
以上のような冷却装置100によれば、流路断面積が狭くなる凹み24に冷媒が流れるため、凹み24での冷媒速度を速めることができる。これにより、各々の被冷却部位12を十分に冷却できる。また、流路断面積が狭い凹み24に向かう冷媒流れが生じることで、被冷却部位12での温度境界層を薄くし、前縁効果により各々の被冷却部位12を十分に冷却できる。さらには、被冷却部位12の各々を連続的に繋ぐように壁部23が形成されるため、壁部23の凹み24を通過した冷媒が、再度別の凹み24に流入することが抑制される。これにより、圧力損失の増大を抑制でき、少ないエネルギで各々の被冷却部位12を冷却できる。
上記の冷却装置100は、例えば任意の電気機器に適用できる。具体的には、上記の支持面10を有する基板(図示しない)と、上記の冷却装置100とを備える電気機器(図示しない)とすることができる。このような電気機器によれば、基板に含まれる支持面10上の被冷却部位12を上記冷却装置100によって冷却できる。これにより、電気機器を安定して運転できる。
図5は、本発明の二実施形態に係る冷却装置100Bの壁部23に形成された凹み42近傍の断面図である。図5に示す例においても、上記の図4に示す例と同様に、壁部23の下端部23aは被冷却部位12に対向している。
しかし、図5に示す例では、被冷却部位12に対向する壁部23は、冷媒流れ方向に向かって被冷却部位12に向かう傾斜を有する。即ち、壁部23は、被冷却部位に向かって下るような傾斜であるテーパ状になっている。壁部23の形状をこのようにすることで、図5において太実線矢印で示すように、傾斜を有する壁部23に沿って被冷却部位12に向かう噴流を形成できる。これにより、被冷却部位12の発熱密度が大きな場合であっても、被冷却部位12を十分に冷却できる。
図6は、本発明の三実施形態に係る冷却装置100Cの壁部23に形成された凹み42近傍の断面図である。図6に示す例においても、図示はしないが、全ての被冷却部位12を繋ぐように壁部23が連続的に形成されている。しかし、壁部23と被冷却部位12とは対向しておらず、図3を参照しながら説明した上面視で、被冷却部位12と壁部23とが接している。
具体的には、被冷却部位12は、冷媒流れの上流端12aが、凹み24における壁部23の流れ方向中心部23dと下流端23bとの間に位置する。ただし、図6に示す例では、冷媒流れの上流端12aの位置は、壁部23の下流端23bと一致する。また、冷媒流れの下流端12bが、凹み24における壁部23の下流端23bよりもさらに下流側に位置する。
被冷却部位12の発熱密度が大きな場合、被冷却部位12と冷媒との接触部分において冷媒がサブクール沸騰し、気泡28が発生する可能性がある。特に、限界熱流束が小さな冷媒(水、フロン等)の場合に、気泡28が発生し易くなる。そこで、発生した気泡28を被冷却部位12の下流側、即ち、第2流路4の内部に流し易くするため、被冷却部位12が壁部23の下流側に配置されている。
被冷却部位12をこのように配置することで、被冷却部位12の熱により冷媒がサブクール沸騰して気泡28を生じた場合でも、生じた気泡28を、凹み24下流側の第2流路4に流し易くできる。特に、第2流路4では、凹み24よりも流路断面積(高さ方向及び幅方向の双方)が大きいため、気泡28が速やかに被冷却部位12から遠ざかる。これにより、気泡28の存在に起因する凹み24内部での冷却不十分性を抑止し、被冷却部位12を十分に冷却できる。
図7は、本発明の四実施形態に係る冷却装置100Dの壁部に形成された凹み24近傍の断面図である。図7に示す例では、面部21から下方に向かって延びる壁部23のほか、支持面10から上方に向かって伸びる第2壁部25が形成される。なお、第2壁部25は、上記の壁部23に含まれるものである。従って、図7に示す冷却装置100Dにおいて、上記の壁部23には、被冷却部位12の冷媒流れ下流側に形成されるとともに面部21から立設する壁部23(第1壁部)のほか、被冷却部位12の冷媒流れ上流側に形成されるとともに支持面10から立設する第2壁部25とが含まれる。
この図7に示す例では、第2壁部25の下流端25aと、被冷却部位12の上流端12aとが、冷媒流れ方向において同じ位置に配置される。即ち、上記の図3を参照しながら説明した上面視において、被冷却部位12と第2壁部25とが接する。また、壁部23(第1壁部)の上流端23cと、被冷却部位12の下流端12bとが、冷媒流れ方向において同じ位置に配置される。即ち、上記の図3を参照しながら説明した上面視において、被冷却部位12と壁部23とが接する。そして、壁部23と第2壁部25との間に、被冷却部位12に向かう鉛直方向流路29が形成される。
第2壁部25の上方に形成された凹み24から鉛直方向流路29に流入した冷媒は、鉛直方向流路29を流れることで流れ方向を下方向に変えて、被冷却部位12に向かう。これにより、被冷却部位12では噴流が生じる。そして、被冷却部位12に衝突した冷媒は、壁部23の下方に形成された凹み24を通じて、第2流路4に流出する。
このように、壁部23(第1壁部)と第2壁部25との間に形成される鉛直方向流路29を冷媒が流れることで、被冷却部位12に向かう噴流を形成できる。これにより、被冷却部位12の発熱密度が大きな場合であっても、被冷却部位12を十分に冷却できる。
図8は、本発明の五実施形態に係る冷却装置100Eの壁部23に形成された凹み24近傍の斜視図である。図8に示す例では、被冷却部位12には、フィン40が配置される。フィン40は、複数の単位金属板40aにより構成されており、被冷却部位12に立設される。単位金属板40aは高伝熱性金属(例えばアルミニウム、銅、銀等)により構成される。
また、フィン40は、凹み24の内部に配置され、フィン40を構成する隣接する単位金属板40aの間には隙間が形成される。この隙間は、被冷却部位12での発熱密度、冷媒の種類によっても異なるため一概にはいえないが、例えば、5μm~50μm程度であるが、この範囲に限られるものではない。また、単位金属板40aの高さは、凹み24の高さ以下であり、具体的には例えば数百μm程度であるが、この値に限られるものではない。なお、フィン40の冷媒流れ方向の長さは、被冷却部位12の冷媒流れ方向の長さと一致する。
凹み24に流入した第1流路3(図8では図示しない)の冷媒は、隣接する単位金属板40aの上記隙間を通り、第2流路4に流出する。そして、冷媒が凹み24を通流する際、冷媒と単位金属板40aとが接触する。ここで、単位金属板40a(即ちフィン40)は被冷却部位12に立設するため、被冷却部位12の熱は単位金属板40aに伝達する。これにより、被冷却部位12の熱が、単位金属板40aを介して冷媒に放熱される。この結果、被冷却部位12の冷却が促される。
このように、フィン40により、冷媒への伝熱面積が増大する。そのため、例えばフロン等の限界熱流束が特に小さな冷媒を使用する場合に、フィン40により伝熱面積を増大させることで、沸騰を抑制できる。これにより、気泡28(図8では図示しない)の発生を抑制でき、気泡28の存在に起因する冷却不十分性を抑止することができる。この結果、被冷却部位12を十分に冷却できる。また、伝熱面積が大きいため、圧力損失及び浸食の抑制の観点から冷媒速度を遅くした場合であっても、上記の沸騰を抑制でき、被冷却部位12を十分に冷却できる。
図9は、本発明の六実施形態に係る冷却装置100Fの外観斜視図である。上記の図1に示した冷却装置100では、正面側及び背面側の各縁に縁壁部22,22が備えられ、冷媒入口1が左側面に形成されていた。しかし、図9に示す例では、正面側及び背面側の各縁に備えられる縁壁部22,22のほか、左側の縁(図9では図示しない。図10参照)においても縁壁部22(図9では図示しない。図10参照)が備えられる。そして、冷媒は、面部21に形成された冷媒入口1を通じて、冷却装置100Fの冷媒流路5に流入するようになっている。
図10は、本発明の六実施形態に係る冷却装置100Fの断面図であり、凹み24を含むように壁部23を切断して下方を視たときの断面図である。図10に示す例では、支持面10上に、上記の被冷却部位12のほか、被冷却部位12よりも小さな熱流束を有する第2被冷却部位50が形成される。そして、第2被冷却部位50の上方に、図10において二点鎖線で示す冷媒入口1が形成される。即ち、図10に示す例では、冷媒入口1は、複数の被冷却部位12とは異なる第2被冷却部位50に面するように、面部21(図10では図示しない、図9参照)に形成される。
冷媒入口1がこの位置に形成されることで、面部21に形成された冷媒入口1を通じて第1流路3に冷媒が導入されるため、冷媒入口1に面する第2被冷却部位50への冷媒の噴流を生じさせることができる。これにより、上記被冷却部位12の熱流束(単位面積単位時間あたりの発熱量)とは異なる熱流束の第2被冷却部位50が存在する場合に、圧力損失を過度に生じさせること無く、第2被冷却部位50を独立して冷却できる。特に、上記のように第2被冷却部位50の熱流束が被冷却部位12の熱流速よりも小さい場合に、簡易な構成で第2被冷却部位50を冷却できる。
図11は、本発明の七実施形態に係る冷却装置100Gの壁部23に形成された凹み24近傍の断面図である。図11に示す例では、冷媒流路5に面する支持面10の表面には絶縁皮膜60が形成される。絶縁皮膜60は例えばダイヤモンドにより構成される。絶縁皮膜60が形成されることで、例えば水等の導電性を有する冷媒が冷媒流路5を流れるときであっても、半導体チップ、電極等により構成される支持面10での短絡が抑制される。
絶縁皮膜60は、上記のように支持面10の表面に形成される。そのため、支持面10上に形成された被冷却部位12と絶縁皮膜60とは接触する。このため、絶縁皮膜60はヒートスプレッダとして機能し、被冷却部位12から発せられた熱は、図11において破線S1で示すように冷媒流路5に向かって拡散する。即ち、これにより、冷媒への伝熱面積を増やすことができ、放熱速度を速めることができる。
そして、冷却装置100Gでは、壁部23の下端部23aの冷媒流れ方向長さは、拡散した部分の冷媒流れ方向長さと同じ長さになっている。これにより、拡散した部分の全体において冷媒の流速を速めることができ、被冷却部位12を十分に冷却できる。
また、凹み24の内部における冷媒流路5の高さも、上記の冷却装置100とは異なっている。具体的には、図11に示す冷媒流路5の高さh2(壁部23の下端部23aから絶縁皮膜60までの距離)は、図4に示す冷媒流路5の高さh1(壁部23の下端部23aから支持面10までの距離)よりも短くなっている。これにより、上記の冷却装置100と比べて、冷媒速度を速めることができる。この結果、冷媒は、拡散により広がった部分を冷却装置100の場合と比べて速やかに通過できる。これにより、冷媒の沸騰を抑制しつつ、被冷却部位12を十分に冷却できる。
1 冷媒入口
2 冷媒出口
3 第1流路
4 第2流路
5 冷媒流路
10 支持面
12 被冷却部位
12a,23c 上流端
12b,23b,25a 下流端
20 流路形成部材
21 面部
22 縁壁部
23 壁部
23a 下端部
25 第2壁部
28 気泡
29 鉛直方向流路
40 フィン
40a 単位金属板
50 第2被冷却部位
60 絶縁皮膜
100,100B,100C,100D,100E,100F,100G 冷却装置

Claims (10)

  1. 支持面上における複数の被冷却部位を冷媒によって冷却するための冷却装置であって、
    前記支持面から離間して配置される面部であって、冷媒入口から流入した前記冷媒を冷媒出口に向かって通流させるための冷媒流路を前記支持面との間に形成するための面部と、
    前記冷媒入口と連通する第1流路と前記冷媒出口と連通する第2流路との2つの流路に前記冷媒流路を区画するとともに、前記複数の被冷却部位の各々を連続的に繋ぐように延在する壁部と、を含む流路形成部材を備え、
    前記壁部には、通過する前記冷媒によって前記複数の被冷却部位の各々を冷却するように形成される複数の凹みが形成された
    ことを特徴とする、冷却装置。
  2. 前記壁部の下端部は前記被冷却部位に対向している
    ことを特徴とする、請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記被冷却部位に対向する前記壁部は、前記冷媒の流れ方向に向かって前記被冷却部位に向かう傾斜を有する
    ことを特徴とする、請求項2に記載の冷却装置。
  4. 前記被冷却部位は、冷媒流れ上流端が前記凹みにおける前記壁部の流れ方向中心部と下流端との間に位置し、冷媒流れ下流端が前記凹みにおける前記壁部の流れ方向下流端よりもさらに下流側に位置するように配置された
    ことを特徴とする、請求項1に記載の冷却装置。
  5. 前記壁部は、前記被冷却部位の冷媒流れ下流側に形成されるとともに前記面部から立設する第1壁部と、前記被冷却部位の冷媒流れ上流側に形成されるとともに前記支持面から立設する第2壁部と、を含む
    ことを特徴とする、請求項1に記載の冷却装置。
  6. 前記第1流路における流路断面積、及び、前記第2流路における流路断面積は、いずれも、前記凹みの流路断面積よりも大きくなっている
    ことを特徴とする、請求項1~5の何れか1項に記載の冷却装置。
  7. 前記被冷却部位にはフィンが配置される
    ことを特徴とする、請求項1~6の何れか1項に記載の冷却装置。
  8. 前記冷媒入口は、前記複数の被冷却部位とは異なる第2被冷却部位に面するように、前記面部に形成された
    ことを特徴とする、請求項1~7の何れか1項に記載の冷却装置。
  9. 前記冷媒流路に面する前記支持面上には絶縁皮膜が形成される
    ことを特徴とする、請求項1~8の何れか1項に記載の冷却装置。
  10. 前記支持面を有する基板と、
    請求項1~9の何れか1項に記載の冷却装置と、を備える
    ことを特徴とする、電気機器。
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