JP6322930B2 - 受熱器、冷却ユニット、電子機器 - Google Patents

受熱器、冷却ユニット、電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP6322930B2
JP6322930B2 JP2013175622A JP2013175622A JP6322930B2 JP 6322930 B2 JP6322930 B2 JP 6322930B2 JP 2013175622 A JP2013175622 A JP 2013175622A JP 2013175622 A JP2013175622 A JP 2013175622A JP 6322930 B2 JP6322930 B2 JP 6322930B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate portion
heat
refrigerant
plate
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013175622A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015046432A (ja
Inventor
亨匡 青木
亨匡 青木
鈴木 真純
真純 鈴木
杰 魏
杰 魏
田和 文博
文博 田和
賢二 篠部
賢二 篠部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013175622A priority Critical patent/JP6322930B2/ja
Priority to US14/340,739 priority patent/US9661780B2/en
Publication of JP2015046432A publication Critical patent/JP2015046432A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6322930B2 publication Critical patent/JP6322930B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/36Selection of materials, or shaping, to facilitate cooling or heating, e.g. heatsinks
    • H01L23/367Cooling facilitated by shape of device
    • H01L23/3675Cooling facilitated by shape of device characterised by the shape of the housing
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/46Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements involving the transfer of heat by flowing fluids
    • H01L23/467Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements involving the transfer of heat by flowing fluids by flowing gases, e.g. air
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/46Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements involving the transfer of heat by flowing fluids
    • H01L23/473Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements involving the transfer of heat by flowing fluids by flowing liquids
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

本願の開示する技術は、受熱器、冷却ユニット、電子機器に関する。
従来、半導体素子等の発熱体を冷却するヒートシンクなどの冷却装置が知られている。
特開2006−13296号公報 特開平8−222664号公報 特開2010−182831号公報 特開2003−282801号公報
本願の開示する技術は、発熱体の熱を冷却する冷却性能を向上させることを課題とする。
上記課題を解決するために、本願の開示する技術によれば、第1板部と、第2板部と、第1連結部と、第2連結部と、を備える受熱器が提供される。第1板部は、発熱体からの熱を一方の面で受ける。第2板部は、第1板部の他方の面に対し間隔をあけて対向配置されている。また、第2板部の板厚は、第1板部の板厚よりも厚い。第1連結部は、第1板部と第2板部とを連結している。第2連結部は、第1板部を挟んで発熱体に対向する位置で第1板部と第2板部とを連結している。また、第2連結部は、第1連結部との間に冷媒が通過可能な隙間を有している。さらに、第2連結部は、冷媒の通過方向に見て、第1板部の他方の面に沿った幅が第1連結部における当該幅よりも広い。
本願の開示する技術によれば、発熱体の熱を冷却する冷却性能を向上させることができる。
本実施形態に係る電子機器を示す側断面図である。 本実施形態に係る電子機器を示す斜視図である。 本実施形態に係る電子機器を示すブロック図である。 図1の電子機器において発熱体から冷媒までの熱の経路を示す側断面図である。 比較例に係る電子機器を示す側断面図である。 変形例に係る電子機器を示す側断面図である。 変形例に係る電子機器を示す側断面図である。
以下、本願の開示する技術の一実施形態を説明する。
(電子機器10)
電子機器10について説明する。図1は、電子機器10を示す側断面図である。図1は、具体的には、図2のA−A線断面図である。図2は、電子機器10を示す斜視図である。なお、下記の説明で用いるX方向、−X方向、Y方向(上方)、−Y方向(下方)、Z方向及び−Z方向は、図中に示す矢印方向である。また、図中の「○」の中に「×」が記載されたものは、紙面の手前から奥へ向かう矢印を意味し、図中の「○」の中に「・」が記載されたものは、紙面の奥から手前へ向かう矢印を意味する。
本実施形態に係る電子機器10は、図1に示されるように、筐体12を有している。筐体12の内部には、プリント基板14が設けられている。プリント基板14上には、図1及び図2に示されるように、パッケージ18に収容された電子部品16(発熱体の一例)が設けられている。なお、図2では、筐体12を省略して図示している。
パッケージ18は、電子部品16を包囲する部材である。具体的には、パッケージ18は、パッケージ用基板20と、電子部品16の熱を放散させるスプレッダー22と、を有している。スプレッダー22は、パッケージ用基板20側(−Y方向側)が開放された直方体形の箱状をしている。スプレッダー22には、熱伝導性に優れた材料が用いられている。具体的には、スプレッダー22には、例えば、アルミニウム、銅などの金属が用いられている。
電子部品16は、冷却対象となる部品であり、パッケージ用基板20上に搭載されている。電子部品16は、一例として、集積回路である。また、電子部品16は、一例として、直方体形状(板状)とされている。
電子部品16の上面16Aとスプレッダー22の内面22Aとは、図1に示されるように、接合材23により接合されている。接合材23としては、合金(ろう)等の金属材料、グリス、エラストマーなどが用いられる。
さらに、電子機器10は、電子部品16を冷却する冷却ユニット50を有している。冷却ユニット50は、スプレッダー22上に設けられた受熱ジャケット30(受熱器の一例)を有している。
受熱ジャケット30は、受熱プレート部32(第1板部の一例)と、天板部34(第2板部の一例)と、を有している。さらに、受熱ジャケット30は、放熱部36(第1連結部の一例)と、伝熱部38(第2連結部の一例)と、側壁部37、39と、を有している。
受熱ジャケット30では、受熱プレート部32、天板部34、放熱部36、伝熱部38、及び側壁部37、39が一体的に形成されている。受熱ジャケット30には、熱伝導性に優れた材料が用いられている。具体的には、受熱ジャケット30には、例えば、アルミニウム、銅などの金属が用いられている。また、受熱ジャケット30は、一例として、押出成形により形成されている。
受熱プレート部32は、Y方向に厚みを有する板状とされている。さらに、受熱プレート部32は、−Y方向視(平面視)にて、四角形状(具体的には長方形状)に形成されている。受熱プレート部32の下面32A(一方の面の一例)は、電子部品16側を向いている。具体的には、受熱プレート部32の下面32Aは、スプレッダー22の上面22Bと、接合材25により接合されている。これにより、受熱プレート部32は、電子部品16からの熱を、スプレッダー22を介して下面32Aで受ける。そして、受熱プレート部32では、電子部品16からの熱が下面32Aから上面32Bへ伝わっていく。なお、接合材25としては、合金(ろう)等の金属材料、グリス、エラストマー、などが用いられる。
天板部34は、Y方向に厚みを有する板状とされている。さらに、天板部34は、−Y方向視(平面視)にて、受熱プレート部32と同じ大きさの四角形状(具体的には長方形状)に形成されている。天板部34の板厚t2は、受熱プレート部32の板厚t1よりも厚くされている。天板部34は、受熱プレート部32の上面32B(他方の面の一例)に対し、間隔をあけて対向配置されている。具体的には、天板部34と受熱プレート部32とは、X方向に沿って平行に配置されている。
側壁部37は、X方向に厚みを有する板状とされている。さらに、側壁部37は、X方向視にて、Z方向に長さを有する長方形状にされている。この側壁部37は、天板部34の−X方向端部と、受熱プレート部32の−X方向端部とを連結している。これにより、受熱プレート部32から側壁部37へ熱が伝わる。側壁部37は、受熱プレート部32から伝わった熱を、主に、後述の流路46を流通する冷媒へ伝える。
側壁部39は、X方向に厚みを有する板状とされている。さらに、側壁部39は、X方向視にて、側壁部37と同じ大きさの長方形状にされている。この側壁部39は、天板部34のX方向端部と、受熱プレート部32のX方向端部とを連結している。これにより、受熱プレート部32から側壁部39へ熱が伝わる。側壁部39は、受熱プレート部32から伝わった熱を、主に、後述の流路46を流通する冷媒へ伝える。
放熱部36は、側壁部37と伝熱部38との間、及び、伝熱部38と側壁部39との間において、X方向に複数配置されている。各放熱部36は、受熱プレート部32と天板部34とを連結している。これにより、受熱プレート部32から各放熱部36へ熱が伝わる。なお、複数の放熱部36は、具体的には、Y方向に沿って平行に配置されている。
また、各放熱部36は、X方向に厚みを有する板状とされている。さらに、各放熱部36は、X方向視にて、側壁部37と同じ大きさの長方形状にされている。すなわち、各放熱部36は、受熱ジャケット30における−Z方向端からZ方向端まで繋がった一枚のプレートで形成されている。なお、各放熱部36は、Z方向に沿って複数に分割されていてもよい。さらに、各放熱部36のX方向に沿った幅W1は、側壁部37、39のX方向に沿った幅W3よりも狭くされている。
伝熱部38は、受熱プレート部32を挟んで電子部品16に対向する位置で、受熱プレート部32と天板部34とを連結している。伝熱部38のX方向に沿った幅W2は、放熱部36のX方向に沿った幅W1及び側壁部37,39のX方向に沿った幅W3よりも広くされている。すなわち、伝熱部38は、放熱部36及び側壁部37,39よりも熱容量が大きい部分とされている。
なお、本実施形態では、受熱プレート部32と天板部34との間において、放熱部36と伝熱部38とをX方向に連結する連結部は、設けられていない。さらに、受熱プレート部32と天板部34との間において、放熱部36同士をX方向に連結する連結部、及び、放熱部36と側壁部37、39とをX方向に連結する連結部は、設けられていない。
各放熱部36の間には、冷媒が通過可能な流路42(隙間の一例)が形成されている。また、伝熱部38と隣り合う放熱部36のそれぞれと伝熱部38との間にも、冷媒が通過可能な流路44(隙間の一例)が形成されている。すなわち、伝熱部38のX方向側及び−X方向側に流路44が配置されている。さらに、側壁部37、39と隣り合う放熱部36のそれぞれと側壁部37、39との間にも、冷媒が通過可能な流路46(隙間)が形成されている。この流路42、44、46のX方向に沿った幅は、一例として、同じとされている。
流路42、44、46では、冷媒がZ方向へ流通する。流路42、44、46の上流側端部(Z方向端部)は、後述の供給管52と連通している。流路42、44、46の下流側端部(−Z方向端部)は、後述の排出管54と連通している。なお、冷媒としては、水などの液体や、空気などの気体が用いられる。
前述のように、各放熱部36は、伝熱部38に比べ、X方向に沿った幅W1が狭く熱容量が小さいため、受熱プレート部32からの熱を保持する量が少ない。すなわち、各放熱部36は、放熱部36から天板部34へ伝える熱量よりも、流路42、44、46を流通する冷媒へ伝える熱量が多い。このように、放熱部36では、主に、流路42、44、46を流通する冷媒へ放熱している。
また、前述のように、伝熱部38は、放熱部36に比べ、X方向に沿った幅W2が広く熱容量が大きいため、受熱プレート部32からの熱を保持して、天板部34に伝える。すなわち、伝熱部38は、流路42、44、46を流通する冷媒へ伝える熱量よりも、伝熱部38から天板部34へ伝える熱量が多い。このように、伝熱部38では、主に、天板部34へ伝熱する。さらに、天板部34は、伝熱部38から伝わった熱を、流路42、44、46を流通する冷媒へ、該冷媒のY方向側から伝える。
さらに、冷却ユニット50は、図2及び図3に示されるように、流路42、44、46へ冷媒を供給する供給管52と、流路42、44、46から冷媒が排出される排出管54と、排出管54から供給管52へ冷媒を流通させる流通管55と、を有している。従って、冷却ユニット50では、流路42、44、46、排出管54、流通管55及び供給管52によって、冷媒を循環させる循環路が形成されている。
流通管55には、冷却部としての熱交換器56と、貯留部としてのタンク58と、駆動部としてのポンプ59(供給部の一例)と、が設けられている。このポンプ59を駆動することにより、流路42、44、46、排出管54、流通管55及び供給管52による循環路を冷媒が循環する。これにより、流路42、44、46に冷媒が供給される。
熱交換器56は、温度上昇した冷媒を冷却する。なお、冷却部としては、冷媒を冷却できれば、熱交換器56に限定されない。タンク58は、熱交換器56で冷却された冷媒を一時的に貯留する。なお、タンク58は、一時的に貯留した冷媒から、気体成分を除去する機能を有していてもよい。
(本実施形態の作用)
本実施形態の作用について説明する。
本実施形態では、電子部品16で発生した熱は、図4に示されるように、電子部品16からスプレッダー22を介して受熱プレート部32に伝わる。受熱プレート部32に伝わった熱の一部は、受熱プレート部32から、直接、流路42、44、46内を流通する冷媒へ伝わる。
受熱プレート部32に伝わった熱の他の一部は、受熱プレート部32から、放熱部36、側壁部37、39及び伝熱部38を介して、冷媒へ伝わる。なお、各放熱部36から冷媒へ伝わる熱量よりも、各放熱部36から天板部34へ伝える熱量が少ない。
受熱プレート部32から伝熱部38に伝わった熱のうち、冷媒に伝わらなかった熱は、天板部34へ伝わる。天板部34へ伝わった熱は、天板部34から直接又は放熱部36を介して、冷媒に伝わる。
このように、本実施形態では、電子部品16の熱は、受熱プレート部32から直接又は放熱部36を介して冷媒へ伝わる経路だけでなく、伝熱部38及び天板部34を経由した経路でも冷媒へ熱が伝わる。すなわち、本実施形態では、冷媒に対して、−Y方向側(下側)だけでなく、Y方向側(上側)からも熱が伝わる。
一方、図5に示されるように、天板部34の板厚が受熱プレート部32の板厚と同じとされると共に、伝熱部38を有さない比較例では、以下のように、電子部品16の熱が冷媒へ伝わる。すなわち、電子部品16の熱は、主に、受熱プレート部32から直接又は放熱部36を介して冷媒へ伝わり、天板部34を経由して冷媒へはほとんど伝わらない。すなわち、比較例では、冷媒に対して、−Y方向側(下側)から熱が伝わる。
これに対して、本実施形態では、前述のように、冷媒に対して、−Y方向側(下側)だけでなく、Y方向側(上側)からも熱が伝わるので、比較例に比べて、冷媒による冷却効率が向上する。このため、電子部品16の熱を冷却する冷却性能が向上する。
また、本実施形態では、伝熱部38のX方向側及び−X方向側に流路44が配置されている。すなわち、伝熱部38をX方向に挟むように、伝熱部38の両側に流路44が配置されている。このため、伝熱部38の片側にのみ流路44が配置される場合に比べ、放熱部36よりも温度が高くなる伝熱部38において、熱を冷媒へ伝える効果が高い。これにより、電子部品16の熱を冷却する冷却性能が向上する。
さらに、本実施形態では、受熱プレート部32と天板部34との間において、放熱部36と伝熱部38とをX方向に連結する連結部は、設けられていない。また、受熱プレート部32と天板部34との間において、放熱部36同士をX方向に連結する連結部、及び、放熱部36と側壁部37、39とをX方向に連結する連結部は、設けられていない。このため、流路42、44、46を流通する冷媒の流路抵抗が増大しない。
(変形例)
本実施形態の変形例について説明する。
前述の実施形態では、流路42、44、46のX方向に沿った幅は、同じとされていたがこれに限られない。例えば、図6に示されるように、流路44のX方向に沿った幅W4を、流路42のX方向に沿った幅W5よりも広くしてもよい。この変形例によれば、放熱部36よりも温度が高くなる伝熱部38において、冷媒の流量が増加されるので、冷却性能が向上する。
また、前述の実施形態では、伝熱部38は、1つ設けられていたが、図7に示されるように、複数設けられていてもよい。この変形例によれば、電子部品16の熱を効果的に天板部34へ熱を伝えられ、冷媒に対して、−Y方向側だけでなく、Y方向側からも熱を効果的に伝わる。なお、複数の伝熱部38は、X方向に隣り合って配置されていてもよい。
また、前述の実施形態では、天板部34が受熱プレート部32の上方側(Y方向側)に配置されていたが、これに限られない。例えば、天板部34が受熱プレート部32に対して側方側(例えば、X方向)又は−Y方向側(下方側)に配置されていてもよい。すなわち、電子機器10における各部の配置位置と重力方向との関係は、不問である。
また、前述の実施形態では、冷媒が循環するようになっていたが、冷媒が循環しない構造であってもよい。
また、前述の実施形態では、受熱プレート部32は、スプレッダー22を介して電子部品16からの熱を受けるようになっていたが、これに限られない。受熱プレート部32が電子部品16と接触することで、電子部品16からの熱を受熱プレート部32が直接、受けてもよい。
上記複数の変形例は、適宜、組み合わされて実施されても良い。
以上、本願の開示する技術の実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
なお、前述の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
発熱体からの熱を一方の面で受ける第1板部と、
前記第1板部の他方の面に対し間隔をあけて対向配置され、前記第1板部の板厚よりも板厚が厚い第2板部と、
前記第1板部と前記第2板部とを連結する第1連結部と、
前記第1板部を挟んで前記発熱体に対向する位置で前記第1板部と前記第2板部とを連結すると共に、前記第1連結部との間に冷媒が通過可能な隙間を有し、該冷媒の通過方向に見て前記他方の面に沿った幅が前記第1連結部における当該幅よりも広い第2連結部と、
を備える受熱器。
(付記2)
前記第1連結部は、前記冷媒の通過方向に見て前記他方の面に沿って複数配置されると共に、互いの間に冷媒が通過可能な隙間を有し、
前記第1連結部同士の前記隙間よりも、前記第2連結部と前記第1連結部との前記隙間が広くされている付記1に記載の受熱器。
(付記3)
前記第2連結部は、複数の前記第1連結部の間に配置され、隣り合う前記第1連結部のそれぞれとの間に冷媒が通過可能な隙間を有している付記2に記載の受熱器。
(付記4)
前記第1板部と前記第2板部との間には、前記第1連結部と前記第2連結部とを連結する連結部が前記他方の面に沿って設けられていない付記1〜3のいずれか1つに記載の受熱器。
(付記5)
前記第2連結部は、複数設けられている付記1〜4のいずれか1つに記載の受熱器。
(付記6)
前記第2連結部は、前記第1板部が前記発熱体から受けた熱を前記第2板部へ伝え、
前記第2板部は、前記第2連結部から伝えられた熱を、前記隙間を通過する冷媒へ伝える付記1〜5のいずれか1つに記載の受熱器。
(付記7)
発熱体からの熱を一方の面で受ける第1板部と、
前記第1板部の他方の面に対し間隔をあけて対向配置され、前記第1板部の板厚よりも板厚が厚い第2板部と、
前記第1板部と前記第2板部とを連結する第1連結部と、
前記第1板部を挟んで前記発熱体に対向する位置で前記第1板部と前記第2板部とを連結すると共に、前記第1連結部との間に冷媒が通過可能な隙間を有し、該冷媒の通過方向に見て前記他方の面に沿った幅が前記第1連結部における当該幅よりも広い第2連結部と、
前記隙間に冷媒を供給する供給部と、
を備える冷却ユニット。
(付記8)
電子部品と、
前記電子部品からの熱を一方の面で受ける第1板部と、
前記第1板部の他方の面に対し間隔をあけて対向配置され、前記第1板部の板厚よりも板厚が厚い第2板部と、
前記第1板部と前記第2板部とを連結する第1連結部と、
前記第1板部を挟んで前記電子部品に対向する位置で前記第1板部と前記第2板部とを連結する共に、前記第1連結部との間に冷媒が通過可能な隙間を有し、該冷媒の通過方向に見て前記他方の面に沿った幅が前記第1連結部における当該幅よりも広い第2連結部と、
前記隙間に冷媒を供給する供給部と、
を備える電子機器。
10 電子機器
16A 上面
16 電子部品(発熱体の一例)
30 受熱ジャケット(受熱器の一例)
32A 下面(一方の面の一例)
32 受熱プレート部(第1板部の一例)
32B 上面(他方の面の一例)
34 天板部(第2板部の一例)
36 放熱部(第1連結部の一例)
38 伝熱部(第2連結部の一例)
42 流路(隙間の一例)
44 流路(隙間の一例)
50 冷却ユニット
59 ポンプ(供給部の一例)

Claims (3)

  1. 発熱体からの熱を一方の面で受ける第1板部と、
    前記第1板部の他方の面に対し間隔をあけて対向配置され、前記第1板部の板厚よりも板厚が厚い第2板部と、
    前記第1板部と前記第2板部とを連結する第1連結部と、
    前記第1板部を挟んで前記発熱体に対向する位置で前記第1板部と前記第2板部とを連結すると共に、前記第1連結部との間に冷媒が通過可能な隙間を有し、該冷媒の通過方向に見て前記他方の面に沿った幅が前記第1連結部における当該幅よりも広く、前記第1板部の熱を前記第2板部へ伝える第2連結部と、
    を備え、
    前記第1連結部は、前記冷媒の通過方向に見て前記他方の面に沿って複数配置されると共に、互いの間に冷媒が通過可能な隙間を有し、
    前記第1連結部同士の前記隙間よりも、前記第2連結部と前記第1連結部との前記隙間が広くされており、
    前記第2板部は、第2連結部の熱を前記隙間の冷媒へ伝える受熱器。
  2. 発熱体からの熱を一方の面で受ける第1板部と、
    前記第1板部の他方の面に対し間隔をあけて対向配置され、前記第1板部の板厚よりも板厚が厚い第2板部と、
    前記第1板部と前記第2板部とを連結する第1連結部と、
    前記第1板部を挟んで前記発熱体に対向する位置で前記第1板部と前記第2板部とを連結すると共に、前記第1連結部との間に冷媒が通過可能な隙間を有し、該冷媒の通過方向に見て前記他方の面に沿った幅が前記第1連結部における当該幅よりも広く、前記第1板部の熱を前記第2板部へ伝える第2連結部と、
    前記隙間に冷媒を供給する供給部と、
    を備え、
    前記第1連結部は、前記冷媒の通過方向に見て前記他方の面に沿って複数配置されると共に、互いの間に冷媒が通過可能な隙間を有し、
    前記第1連結部同士の前記隙間よりも、前記第2連結部と前記第1連結部との前記隙間が広くされており、
    前記第2板部は、第2連結部の熱を前記隙間の冷媒へ伝える冷却ユニット。
  3. 電子部品と、
    前記電子部品からの熱を一方の面で受ける第1板部と、
    前記第1板部の他方の面に対し間隔をあけて対向配置され、前記第1板部の板厚よりも板厚が厚い第2板部と、
    前記第1板部と前記第2板部とを連結する第1連結部と、
    前記第1板部を挟んで前記電子部品に対向する位置で前記第1板部と前記第2板部とを連結すると共に、前記第1連結部との間に冷媒が通過可能な隙間を有し、該冷媒の通過方向に見て前記他方の面に沿った幅が前記第1連結部における当該幅よりも広く、前記第1板部の熱を前記第2板部へ伝える第2連結部と、
    前記隙間に冷媒を供給する供給部と、
    を備え、
    前記第1連結部は、前記冷媒の通過方向に見て前記他方の面に沿って複数配置されると共に、互いの間に冷媒が通過可能な隙間を有し、
    前記第1連結部同士の前記隙間よりも、前記第2連結部と前記第1連結部との前記隙間が広くされており、
    前記第2板部は、第2連結部の熱を前記隙間の冷媒へ伝える電子機器。
JP2013175622A 2013-08-27 2013-08-27 受熱器、冷却ユニット、電子機器 Active JP6322930B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013175622A JP6322930B2 (ja) 2013-08-27 2013-08-27 受熱器、冷却ユニット、電子機器
US14/340,739 US9661780B2 (en) 2013-08-27 2014-07-25 Heat-receiver, cooling unit and electronic device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013175622A JP6322930B2 (ja) 2013-08-27 2013-08-27 受熱器、冷却ユニット、電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015046432A JP2015046432A (ja) 2015-03-12
JP6322930B2 true JP6322930B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=52582956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013175622A Active JP6322930B2 (ja) 2013-08-27 2013-08-27 受熱器、冷却ユニット、電子機器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9661780B2 (ja)
JP (1) JP6322930B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6409556B2 (ja) * 2014-12-19 2018-10-24 富士通株式会社 冷却機構付き基板及び電子機器
US9564385B2 (en) * 2015-04-30 2017-02-07 Deere & Company Package for a semiconductor device
JP2016225413A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 株式会社ジェイテクト 半導体モジュール
EP3564992B1 (en) * 2018-05-02 2021-07-07 EKWB d.o.o. Fluid-based cooling device for cooling at least two distinct first heat-generating elements of a heat source assembly
CN108878375A (zh) * 2018-06-25 2018-11-23 中国电子科技集团公司第四十研究所 一种适用于微波功率芯片焊接的底板结构

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08222664A (ja) * 1995-02-15 1996-08-30 Toshiba Corp 半導体素子の冷却装置
JP2003282801A (ja) 2002-03-26 2003-10-03 Nippon Densan Corp 放熱装置
US6903929B2 (en) * 2003-03-31 2005-06-07 Intel Corporation Two-phase cooling utilizing microchannel heat exchangers and channeled heat sink
JP2006013296A (ja) 2004-06-29 2006-01-12 Fuji Electric Holdings Co Ltd 半導体素子の冷却体
US20050286234A1 (en) * 2004-06-29 2005-12-29 International Business Machines Corporation Thermally conductive composite interface and methods of fabrication thereof for an electronic assembly
JP2006080211A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Toyota Motor Corp 半導体装置
JP2009260058A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Mitsubishi Electric Corp 冷媒冷却型電力半導体装置
JP5120284B2 (ja) * 2009-02-04 2013-01-16 株式会社豊田自動織機 半導体装置
EP2772717B1 (en) * 2011-10-28 2019-02-27 Kyocera Corporation Channel member, heat exchanger, and semiconductor unit including the same
US9241423B2 (en) * 2013-04-11 2016-01-19 Intel Corporation Fluid-cooled heat dissipation device

Also Published As

Publication number Publication date
US20150062822A1 (en) 2015-03-05
JP2015046432A (ja) 2015-03-12
US9661780B2 (en) 2017-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2820330C (en) Two-phase cooling system for electronic components
JP6622358B2 (ja) フェーズドアレイアンテナ
JP6322930B2 (ja) 受熱器、冷却ユニット、電子機器
TWI458927B (zh) heat sink
US20130056178A1 (en) Ebullient cooling device
JP6546521B2 (ja) 液冷式冷却装置
JP2008171840A (ja) 液冷ヒートシンクおよびその設計方法
US20130206367A1 (en) Heat dissipating module
KR101459204B1 (ko) 냉각기
JP6534873B2 (ja) 液冷式冷却装置
JP2005228810A (ja) 液循環型冷却装置
JP6085196B2 (ja) 両面実装冷却板
US20160360641A1 (en) Electronic device
JP5145981B2 (ja) 部品冷却構造
JP3201784U (ja) コンピュータの演算装置用の冷却装置
JP2019114682A (ja) 液冷式冷却装置
US10362712B2 (en) Heat receiver, cooling unit, and electronic device
JP2008258340A (ja) 冷却装置、およびそれを備えた電子機器
JP2017216293A (ja) 液冷式冷却装置
TW202334598A (zh) 液冷散熱裝置及具有該液冷散熱裝置的液冷散熱系統
JP4517962B2 (ja) 電子機器用冷却装置
JP5533458B2 (ja) 受熱器、液冷ユニット及び電子機器
JP6044157B2 (ja) 冷却部品
JP7091103B2 (ja) 冷却装置
JP5227681B2 (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160510

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6322930

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150