JP7001494B2 - ウェハ観察装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェハ観察装置に関する。
半導体デバイスの歩留まりを向上させるために、半導体ウェハに対して検査あるいは観察を行うウェハ観察装置が使用されている。ウェハ観察装置としては、例えば、パターン寸法を測長するパターン測長装置や、欠陥部位を撮像し画像を出力する欠陥観察装置がある。
ウェハ観察装置は、ウェハをステージ上に搬送した後、チップ座標系の基準となる位置であるチップ基準点周辺のアライメント用画像を取得する。そして、チップ基準点に対して相対的な位置関係が既知のユニークパターンであるアライメントマークを自動認識することによりチップ基準点を決定している。
複数のチップのチップ基準点を決定することにより、ステージに対するウェハの回転角度およびオフセットを算出して補正を行う(以降、ウェハアライメントと呼ぶ)。一般的に、アライメントマークを認識するためには、テンプレートマッチング法を用いる。
テンプレートマッチング法では、アライメントマーク部のテンプレート画像をあらかじめテンプレートとしてレシピに登録しておき、ウェハ観察時にはウェハのチップ基準点周辺の被マッチング画像を取得する。そして、取得した画像に対して、テンプレート画像をずらしながら重ね合わせ、画像どうしの類似度を算出して最も類似する箇所を特定することによりウェハのチップ基準点を決定する。
特許文献1には、テンプレートマッチング法として、テンプレート作成用画像の各画像の位置合わせを行い、画像平均化処理により平均的な画像を作成する方法が記載されている。
特開2015-7587号公報
ところで、アライメントマークの外観はウェハの製造工程や品種によって異なる。特許文献1では、アライメントマークの外観がウェハの製造工程や品種によって異なるという観点は考慮されていない。このため、特許文献1では、ユーザが製造工程や品種ごとにテンプレート画像をレシピに登録する必要がありユーザの負荷となる。
本発明の目的は、ウェハ観察装置において、アライメントマークの外観がウェハの製造工程や品種によって異なる場合でもユーザへの負荷を抑制することにある。
本発明の一態様のウェハ観察装置は、半導体ウェハのアライメントに用いるアライメントマークを含むアライメント用画像に対して、前記アライメントマークを含むテンプレート画像をスキャンして得られる前記アライメント用画像と前記テンプレート画像との間の類似度を参照して汎用テンプレート画像を生成する汎用テンプレート生成部と、前記汎用テンプレート画像と前記アライメント用画像とのマッチングを行うマッチング実行部と、前記マッチング実行部で行われた前記マッチングの結果に基づいて、前記マッチングの成否を判定するマッチング成否判定部と、を有し、前記汎用テンプレート生成部は、前記アライメントマークを含む入力画像の中から、前記テンプレート画像との前記類似度が第1の類似度を有する第1の領域と、前記テンプレート画像との前記類似度が前記第1の類似度とは異なる第2の類似度を有する第2の領域を切り出すことにより前記汎用テンプレート画像を生成することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、ウェハ観察装置において、アライメントマークの外観がウェハの製造工程や品種によって異なる場合でもユーザへの負荷を抑制することができる。
ウェハ観察装置の構成図である。 実施例1、実施例2に係るウェハ観察装置の制御部、記憶部および演算部の構成図である。 ウェハ観察方法の処理フローを示す図である。 ウェハアライメント方法の処理フローを示す図である。 ウェハ上のチップとチップ基準点周辺の領域を示す図である。 チップ基準点周辺のアライメント用画像を示す図である。 テンプレートマッチングの模式図である。 テンプレートマッチングの処理フローを示す図である。 テンプレートマッチングにおいて算出されるマッチングスコアマップの極大点の付随情報を示す図である。 チップ基準点情報の入力画面を示す図である。 実施例1に係る観察対象の工程および品種のレシピを作成する方法の処理フローを示す図である。 汎用テンプレート画像生成に用いる画像をユーザが選択する画面を示す図である。 汎用テンプレート画像を生成する方法の処理フローを示す図である。 撮像画像の付随情報を示す図である。 入力画像の共通テンプレート領域を算出する方法を示す図である。 共通テンプレート領域の算出結果を示す図である。 汎用テンプレート画像と入力画像とのテンプレートマッチング結果を示す図である。 マッチングスコアマップの極大点における画像と入力画像との関係を示す図である。 汎用テンプレート画像とマッチングスコアが高くなる箇所の画像を示す図である。 入力画像のアライメントマークのレイアウトがL字の場合に生成される汎用テンプレート画像を示す図である。 汎用テンプレート画像の付随情報を示す図である。 実施例2に係る観察対象の工程および品種のレシピを作成する方法の処理フローを示す図である。 チップ基準点情報やROIの入力画面を示す図である。 チップ基準点情報やROIの入力後の撮像画像の付随情報を示す図である。 実施例3に係るウェハ観察装置の制御部、記憶部および演算部の構成図である。 実施例3に係る観察対象の工程および品種のレシピを作成する方法の処理フローを示す図である。 クラスタごとに汎用テンプレート画像を生成した結果を表示した画面を示す図である。 入力画像のアライメントマークのレイアウトが十字の場合に生成される汎用テンプレート画像を示す図である。 実施例3に係るテンプレートマッチングの処理フローを示す図である。
以下、図面を用いて実施例について説明する。
実施例1は、観察対象の工程および品種のレシピを作成する方法、ウェハアライメントを行う方法およびウェハを観察する方法に関するものである。特に、過去に取得した1枚以上のアライメント用の画像の中から、ユーザが選択した1枚以上の画像を用いて、複数の工程および品種のウェハアライメントにテンプレート画像として用いることが可能な汎用的なテンプレート画像を生成する方法に関するものである。実施例1により、テンプレート画像を複数の工程および品種間で共通化することが可能となり、ユーザのレシピ作成工数を削減することが可能となる。
図1を参照して、ウェハ観察装置の構成を説明する。
図1に示すように、ウェハ観察装置は、画像の撮像を行う走査型電子顕微鏡(SEM:Scanning Electron Microscope)101と、全体の制御を行う制御部102、磁気ディスクや半導体メモリなどに情報を記憶する記憶部103、プログラムに従い演算を行う演算部104、装置に接続された外部の記憶媒体との情報の入出力を行う外部記憶媒体入出力部105、ユーザとの情報の入出力を制御するユーザインターフェース部106、ネットワークを介して他の装置などと通信を行うネットワークインターフェース部107とを有する。また、ユーザインターフェース部106には、キーボードやマウス、ディスプレイなどから構成される入出力端末113が接続されている。
SEM101は、試料ウェハ108を搭載する可動ステージ109、試料ウェハ108に電子ビームを照射するため電子源110、試料ウェハ108から発生した2次電子や反射電子などを検出する検出器111を有する。その他、電子ビームを試料上に収束させる電子レンズ(図示せず)や、電子ビームを試料ウェハ上で走査するための偏向器(図示せず)や、検出器111からの信号をデジタル変換してデジタル画像を生成する画像化部112等を有する。なお、これらはバス114を介して接続され、相互に情報をやり取りすることが可能である。
図2を参照して、制御部102、記憶部103および演算部104の構成について説明する。
制御部102は、ウェハの搬送を制御するウェハ搬送制御部201、ステージの制御を行うステージ制御部202、電子ビームの照射位置を制御するビームシフト制御部203、電子ビームの走査を制御するビームスキャン制御部204、画像取得部205を有する。
記憶部103は、ウェハアライメントに用いる画像および付随情報(品種や工程、チップ基準点情報など)を記憶するアライメント用画像記憶部206、撮像条件(例えば、加速電圧やプローブ電流、加算フレーム数、撮像視野サイズなど)や画像処理パラメータなどを記憶するレシピ記憶部207、汎用テンプレート画像および付随情報を記憶する汎用テンプレート画像記憶部208、チップ基準点情報を記憶するチップ基準点情報記憶部209、ウェハ観察に用いる画像を記憶する観察用画像記憶部210を有する。
演算部104は、アライメント用画像記憶部206に記憶された1枚以上の画像を入力として汎用テンプレート画像を出力する汎用テンプレート生成部211、汎用テンプレート画像とウェハのアライメント用画像とのテンプレートマッチングを行うマッチング実行部212、マッチングスコアに基づいてマッチングの成否を判定するマッチング成否判定部213を有する。
なお、211乃至213は各演算を行うように設計されたハードウェアとして構成されても良いほか、ソフトウェアとして実装され汎用的な演算装置(例えばCPUやGPUなど)を用いて実行されるように構成しても良い。
画像取得部205を用いて指定された座標の画像を取得するための方法を説明する。
まず、計測対象となるウェハ108は、ウェハ搬送制御部201の制御によりロボットアームを用いてステージ109の上に設置される。次に、撮像視野がビーム照射範囲内に含まれるようにステージ制御部202によりステージ109が移動される。
この時、ステージの移動誤差を吸収するため、ステージ位置の計測が行われ、ビームシフト制御部203により移動誤差を打ち消す様にビーム照射位置の調整が行われる。電子ビームは電子源110から照射され、ビームスキャン制御部204により撮像視野内において走査される。ビームの照射によりウェハから生じる2次電子や反射電子は検出器111により検出され、画像化部112を通してデジタル画像化される。
撮像画像は品種や工程などの付随情報とともにアライメント用画像記憶部206もしくは観察用画像記憶部210に記憶される。ウェハの画像は、ウェハアライメントを行う際にはアライメント用画像記憶部206に、ウェハの観察を行う際には観察用画像記憶部210に記憶される。
図3を参照して、ウェハの観察方法について説明する。
まず、観察対象の工程および品種のレシピがレシピ記憶部207に存在するかどうかを確認する(S301)。観察対象の工程および品種のレシピがレシピ記憶部207に存在する場合は、そのレシピを用いてウェハアライメントを行い(S303)、ウェハを観察する(S304)。観察対象の工程および品種のレシピがレシピ記憶部207に存在しない場合は、観察対象の工程および品種のレシピを作成し(S302)、作成したレシピを用いてウェハアライメントを行い(S303)、ウェハを観察する(S304)。ウェハの観察(S304)では、パターンの寸法計測や欠陥部位の検査を行う。
ここで、パターンの寸法計測方法は、例えば、特開2013-200319号公報に開示されている。欠陥部位の検査方法は、例えば、特開2001-325595号公報に開示されている。
以降、レシピの作成方法と、作成済みのレシピを用いてウェハアライメントを行う方法について説明するが、説明の都合上、作成済みのレシピを用いてウェハアライメントを行う方法を説明した後に、レシピの作成方法について説明する。
図4を参照して、ウェハアライメント方法について説明する。
まず、ウェハをステージ上にロードし(S401)、レシピ記憶部207に格納されたレシピを読み込む(S402)。レシピには画像撮像条件(加速電圧やプローブ電流など)やアライメントに用いるテンプレート画像などの情報が格納されている。次に、レシピに格納された撮像条件で、画像取得部205を用いて観察対象の工程および品種のウェハ108上のチップ501の基準点周辺の領域502の画像を取得する(S403)。
図5は、ウェハ108上のチップ501を示したものである。
図5に示すように、チップ501がウェハ108上に複数配置されている。図6は、S403にて取得したアライメント用画像の例を示した図で、図6の例では、画像601中にチップ501の基準点からの相対的な位置関係が既知なユニークパターン602(以降、アライメントマークと呼ぶ)が見られる。次に、S403にて取得したアライメント用画像を被マッチング画像、レシピに格納されたテンプレート画像をテンプレート画像としてマッチング実行部212にてテンプレートマッチングを行い(S404)、マッチング成否判定部213にてテンプレートマッチングの成否を判定する(S405)。
図7および図8を参照して、マッチング実行部212でのテンプレートマッチング方法について説明する。
テンプレートマッチングでは、被マッチング画像701に対してテンプレート画像702をラスタースキャン703でずらしながら重ね合わせ、画像どうしの類似度(マッチングスコア)を算出し、マッチングスコアマップを作成する(S801)。
マッチングスコアマップは、被マッチング画像の各画素におけるマッチングスコアを示したもので、算出式は数1に示すとおりである。数1中のSはマッチングスコアマップ、xはマッチングスコアマップのx座標、yはマッチングスコアマップのy座標、fは画像どうしのマッチングスコアを算出する関数、Tはテンプレート画像、I(x0,y0,w,h)は被マッチング画像の一部を切り出した画像で、x0は切り出す領域の左上端のx座標、y0は切り出す領域の左上端のy座標、wは切り出す領域の幅、hは切り出す領域の高さであり、twはテンプレート画像の幅、thはテンプレート画像の高さである。ここでは、画像の座標系704は図7に示すとおり、画像の左上端を原点とする。
Figure 0007001494000001
マッチングスコアとしては例えば正規化相互相関値を用いれば良い。正規化相互相関値の算出式は、数2に示すとおりである。数2中のU、Vは画像、U’は画像Uの輝度値の平均、V’は画像Vの輝度値の平均、xは画像のx座標、yは画像のy座標である。
Figure 0007001494000002
図8の説明に戻る。マッチングスコアマップの作成後、マッチングスコアマップにおいて極大点となる箇所,すなわち周囲よりもマッチングスコアの高くなる箇所を算出し(S802)、そのうちマッチングスコアが最大の箇所をテンプレート画像と最も類似した箇所(スコア最大点)として検出する(S803)。
図9は、マッチングスコアマップにおける極大点の付随情報を示した図である。
図9に示すように、極大点ごとにマッチングスコア901、極大点の座標902、検出したチップ基準座標903、マッチングスコアの順位904が付随しており、検出したチップ基準点座標903は、極大点の座標に対して、テンプレート画像中のチップ基準点の座標を加えた座標となる。
図9の例では、テンプレート画像中のチップ基準点の座標を(50、50)として検出したチップ基準座標903を算出している。なお、テンプレートマッチングの際には、輝度コントラストに対するロバスト性向上のために、撮像画像そのものではなく、撮像画像に対してエッジ抽出処理などの前処理を適用し、得られた処理結果の画像を用いても良い。
マッチング成否判定部213にてテンプレートマッチングの成否を判定する方法について説明する。
図9に示したとおり、マッチングスコアマップから複数の極大点を抽出することで、被マッチング画像1枚に対して、順位が一位の第一のマッチングスコアだけでなく、順位が二位の第二のマッチングスコアが算出できる。マッチング成否判定部213では、第一のマッチングスコアがしきい値以上である場合または、第一のマッチングスコアと第二のマッチングスコアの比がしきい値以上である場合、もしくはその両方の条件を満たす場合にテンプレートマッチングに成功したと判定する。
図4の説明に戻る。マッチング成否判定部213にてマッチング成功と判定された場合には、アライメントマークとチップ基準点との相対的な位置関係に基づいてウェハのチップ基準点を算出し、チップ基準点情報記憶部209に格納する(S407)。マッチング成否判定部213にてマッチング失敗と判定された場合には、ユーザがチップ基準点の座標を入力し(S406)、入力されたチップ基準点情報をチップ基準点情報記憶部209に格納する(S407)。
図10は、ユーザがチップ基準点の座標を入力する際の入出力端末113の画面1001の例を示した図である。
画面1001は、アライメント用画像表示部1002、テンプレート画像表示部1005、マッチング結果表示部1007、チップ基準点情報入力部1008、OKボタン1009から構成される。アライメント用画像表示部1002には、S403にて取得したアライメント用画像が、画像を縮小してアイコン化した画像(サムネイル画像1003)として表示される。
また、テンプレート画像表示部1005には、レシピに格納されたテンプレート画像のサムネイル画像1006が、マッチング結果表示部1007には、アライメント用画像に対するテンプレートマッチングの結果(マッチングスコアや検出したチップ基準点の座標情報など)が表示される。なお、アライメント用画像のサムネイル画像1003上にテンプレートマッチングにより検出したチップ基準点のカーソル1004を表示しても良い。ユーザがチップ基準点座標入力部1008にチップ基準点座標を入力し、OKボタン1009をクリックすることで、処理S406を終了する。
上記のS403乃至S407の処理を複数のチップの基準点が決定するまで繰り返す。複数のチップの基準点決定後、ステージに対するウェハの回転とオフセットを算出し、補正する(S408)。
以上、ウェハアライメント方法について説明した。 以降において、図11を参照して、観察対象の工程および品種のレシピを作成する方法について説明する。
まず、観察対象の工程および品種のウェハをステージ上にロードし(S1101)、画像撮像条件(加速電圧やプローブ電流など)をユーザが設定する(S1102)。次に、設定した撮像条件で、画像取得部205を用いて観察対象の工程および品種のウェハのアライメント用画像を取得する(S1103)。その後、アライメント用画像記憶部206に記憶された1枚以上の画像の中から、S1103にて取得したアライメント用画像のアライメントマークとレイアウトが類似する画像を1枚以上ユーザが選択する(S1104)。
図12は、ユーザが画像を指定する際の入出力端末113の画面1201の例を示した図である。
図12に示すように、画面1201は、ウェハの画像表示部1202と、記憶部内の画像表示部1204、ユーザの選択画像表示部1206、GENERATEボタン1208から構成される。ウェハの画像表示部1202には、S1102にて取得した画像のサムネイル画像1203が表示される。また、記憶部内の画像表示部1204にはアライメント用画像記憶部206内に記憶された画像のサムネイル画像1205が、ユーザの選択画像表示部1206にはユーザが選択中の画像のサムネイル画像1207が表示される。
ユーザがGENERATEボタン1208を押すと、ユーザの選択した画像を入力として汎用テンプレート画像生成部211にて汎用テンプレート画像を生成し(S1105)、生成された汎用テンプレート画像をレシピ記憶部207および汎用テンプレート画像記憶部208に記憶する(S1106)。
なお、ユーザが観察対象の工程および品種のアライメントマークのレイアウトを事前に知っている場合などは、S1103にてウェハの画像を取得せずに画像の選択を行っても良いまた、汎用テンプレート画像生成部211の入力画像は、撮像画像に対してエッジ抽出処理などの前処理を適用し、得られた処理結果の画像でも良い。
図13を参照して、汎用テンプレート画像生成部211にて汎用テンプレート画像を生成する方法について説明する。
汎用テンプレート画像生成部211では、まず入力画像全てをチップ基準点どうしが一致するように重ね合わせ(S1301)、共通テンプレート領域を算出する(S1302)。ここでは、ユーザが、画像IDが「I1」の画像と、画像IDが「I2」の画像を選択した例で説明する。
図14は、画像ID1401が「I1」の画像と、画像IDが「I2」の画像の付随情報の例である。
図14に示すように、画像ごとに画像ID1401、製造品種1402、製造工程1403、画像の幅1404、画像の高さ1405、テンプレート画像とする領域(ROI)の左上端の座標情報1406および右下端の座標情報1407、チップ基準点情報1408が付随している。
図15を参照して、画像の重ね合わせ処理と共通領域算出処理について説明する。
画像1501と領域1503はそれぞれ画像IDが「I1」の画像とその画像中のテンプレート画像とする領域、画像1502と領域1504はそれぞれ画像IDが「I2」の画像とその画像中のテンプレート画像とする領域であり、各画像内にアライメントマーク1505が含まれている。S1301では、画像1501と画像1502をチップ基準点どうしが一致するように重ね合わせ(S1301)、入力画像のテンプレート領域が重なる共通テンプレート領域を算出する(S1302)。領域1508は画像IDが「I1」の画像の共通テンプレート領域、領域1509は画像IDが「I2」の画像の共通テンプレート領域である。
図16は、共通テンプレート領域の算出結果である。
図16に示すように、画像ごとに画像ID1601、製造品種1602、製造工程1603、画像の幅1604、画像の高さ1605、共通テンプレート領域の左上端の座標情報1606および右下端の座標情報1607、チップ基準点情報1608が付随している。
共通テンプレート領域算出(S1302)後、入力画像の共通テンプレート領域の画像の平均画像を算出し汎用テンプレート画像の初期値とし(S1303)、入力画像ごとに、入力画像を被マッチング画像、汎用テンプレート画像をテンプレート画像としてマッチング実行部212にてテンプレートマッチングを行う(S1304)。
図17は、入力画像と汎用テンプレート画像とのテンプレートマッチング結果を示す図である。
図17の例では、テンプレートマッチング時に作成されるマッチングスコアマップの極大点ごとに、極大点に対応する画像の画像ID1701、マッチングスコア1702、極大点の座標1703、検出したチップ基準点座標1704、被マッチング画像ID1705が付随している。検出チップ基準点座標1704が被マッチング画像のチップ基準点座標1608と一致する場合の極大点および該極大点周辺をアライメントマーク部位、検出チップ基準点座標1704が被マッチング画像のチップ基準点座標1608と異なる場合の極大点と該極大点周辺をアライメントマーク部位以外の部位とする。
極大点に対応する画像とは、入力画像から、極大点の座標を左上端として汎用テンプレートと同じ大きさに切り出した画像であり、画像ID1701が「pj」の画像は検出チップ基準点座標1704が被マッチング画像のチップ基準点座標1608と一致している画像(アライメントマーク部位における画像)、画像ID1701が「nji」の画像は検出チップ基準点座標1704が被マッチング画像のチップ基準点座標1608と異なる画像(アライメントマーク部位以外の部位における画像)である。
図18は、マッチングスコアマップの極大点に対応する画像と入力画像との関係を示した図である。
図18に示すように、画像1801は、画像ID1601が「I1」の画像1501から座標(200,200)を左上端として幅200、高さ200の領域を切り出した画像である。画像1802は、画像ID1601が「I1」の画像1501から座標(240,160)を左上端として幅200、高さ200の領域を切り出した画像で、画像1803は、画像ID1601が「I1」の画像1501から座標(160,240)を左上端として幅200、高さ200の領域を切り出した画像である。画像1801は、画像1802、画像1803はそれぞれ図17の画像ID1701が「p1」の画像、「n11」の画像、「n12」の画像である(画像ID1701が「n13」の画像は図示せず)。
入力画像ごとのテンプレートマッチング(S1304)の後、数3に示すように最適化を行うことで、汎用テンプレート画像を生成する(S1305)。数3中のrは汎用テンプレート画像、r’は最適化を行う際に変化させるパラメータ、pjは入力画像Ij中のアライメントマーク部位における画像、Mは入力画像の数、njiは入力画像Ij中のアライメントマーク部位以外の部位における画像、Njは入力画像Ij中のアライメントマーク部位以外の部位における画像の数、fは引数の画像どうしのマッチングスコアを算出する関数であり、前述したとおり、例えば数式2に示す正規化相互相関値を用いれば良い。
Figure 0007001494000003
図19は、入力画像に対するマッチングスコアマップの極大点に対応する画像の例を示す。画像1901、画像1902、画像1903、画像1904、画像1905、画像1906はそれぞれ、図17において画像ID1701が「p1」、「p2」、「n11」、「n12」、「n21」、「n13」の画像である。なお、画像1901乃至1906はエッジ抽出処理を適用した結果の画像である。S1105にて生成した汎用テンプレート画像は、入力画像のアライメントマークと異なるマークを含むという特徴がある。図20を用いて汎用テンプレート画像の特徴について説明する。
図20は、入力画像2001のアライメントマーク2002のレイアウトがL字の場合に生成される汎用テンプレート画像2003の例である。
図20に示すように、入力画像および汎用テンプレート画像を輝度値の平均が0になるように正規化した画像で考えた際に、汎用テンプレート画像2003は入力画像2001中の第一のL字のパターンと輝度値の正負が同一の第二のL字のパターン2004と、第二のL字のパターン2004の左上および左下および右上および右下の位置に第一のL字のパターンの輝度値の正負が反転した第三のL字のパターン2005を含むという特徴がある。
汎用テンプレート画像2003は、第二のL字のパターン2004と第三のL字のパターン2005から構成されるマークを含んでおり、該マークは入力画像2001のアライメントマーク2002と異なるものである。
図21は汎用テンプレート画像の付随情報の例である。
図21に示すように、汎用テンプレート画像ごとに、汎用テンプレート画像ID2101、画像の幅2102、画像の高さ2103、汎用テンプレート画像におけるチップ基準点の座標2104、汎用テンプレート画像の生成に用いた入力画像ID2105が付随している。
以上説明したように、実施例1では、ユーザの選択した1枚以上の画像を用いて、複数の工程および品種のウェハアライメントにテンプレート画像として用いることが可能な汎用的なテンプレート画像を生成することができる。実施例1により、テンプレート画像を複数の工程および品種間で共通化することが可能となり、ユーザのレシピ作成工数を削減することができる。
次に、実施例2のウェハ観察装置について説明する。
実施例1とは異なる方法で、観察対象の工程および品種のレシピを作成する装置について説明する。実施例2に係る装置構成は実施例1で示した図1および図2と同様である。異なるのは、観察対象の工程および品種のレシピを作成する方法である。以降においては実施例1と異なる部分についてのみ説明する。
実施例1では、ユーザの選択した画像を用いて汎用テンプレート画像を生成する方法について説明した。実施例2では、汎用テンプレート画像を生成するために用いる画像をユーザが選択せずに、汎用テンプレート画像を生成する方法について説明する。実施例2により、実施例1同様、テンプレート画像を複数の工程および品種間で共通化することが可能となり、ユーザのレシピ作成工数を削減することが可能となる。
図22を参照して、レシピを作成する方法について説明する。
まず、観察対象の工程および品種のウェハをステージ上にロードし(S2201)、画像撮像条件(加速電圧やプローブ電流など)をユーザが設定する(S2202)。次に、設定した撮像条件で、画像取得部205を用いて観察対象の工程および品種のウェハのアライメント用画像を取得し(S2203)、汎用テンプレート画像記憶部208に汎用テンプレート画像が存在するかどうかを確認する(S2204)。
汎用テンプレート画像記憶部208に汎用テンプレート画像が存在しないと判定された場合、S2203にて取得したアライメント用画像を入出力部113に表示し、ユーザがチップ基準点情報とテンプレート画像の領域(ROI)を入力し(S2205)、S2203にて取得した画像をユーザの入力したチップ基準点情報やROIなどの付随情報とともにアライメント用画像記憶部206に記憶する。
図23は、チップ基準点情報やROIを入力する際の入出力端末113の画面2301の例を示した図である。
図23に示すように、画面2301は、アライメント用画像表示部2302と、チップ基準点情報入力部2304、ROIの左上端の座標情報入力部2305、ROIの右下端の座標情報入力部2306、OKボタン2307から構成される。アライメント用画像表示部2302には、ウェハのアライメント用画像のサムネイル画像2303が表示される。ユーザは、チップ基準点の座標やROIの情報を入力後、OKボタン2307をクリックする。
図24は、チップ基準点の座標とROI入力後の画像ID2401が「I3」の画像の付随情報の例である。
図24に示すように、画像ごとに画像ID2401、製造品種2402、製造工程2403、画像の幅2404、画像の高さ2405、ROIの左上端の座標情報2406および右下端の座標情報2407、チップ基準点情報2408が付随している。
図22に戻り説明を続ける。ユーザによる座標情報およびROIの入力後、撮像画像を汎用テンプレート生成部211に入力し、汎用テンプレート生成部211にて汎用テンプレート画像を生成し(S2205)、生成された汎用テンプレート画像をレシピ記憶部207および汎用テンプレート画像記憶部208に記憶する(S2211)。
S2204にて汎用テンプレート画像記憶部208に汎用テンプレート画像が存在すると判定された場合、S2203にて取得したアライメント用画像を被マッチング画像、汎用テンプレート画像記憶部208に格納された第一の汎用テンプレート画像をテンプレート画像としてマッチング実行部212にてテンプレートマッチングを行い(S2207)、マッチング成否判定部213にてテンプレートマッチングの成否を判定する(S2208)。
マッチング成否判定部213でマッチングが成功と判定された場合には、テンプレートマッチングの結果を用いてチップ基準点とテンプレート画像の領域を決定する。マッチング成否判定部213でマッチングが失敗と判定された場合には、ユーザがチップ基準点情報とテンプレート画像の領域を入力する(S2209)。
その後、マッチング成否に関わらず、S2203にて取得した画像と、第一の汎用テンプレート画像の生成に用いた画像を入力として汎用テンプレート生成部211にて第二の汎用テンプレート画像を生成し(S2210)、生成された第二の汎用テンプレート画像をレシピ記憶部207および汎用テンプレート画像記憶部208に記憶する(S2211)。
なお、マッチング成否判定部213でマッチングが成功と判定された場合、汎用テンプレート画像生成処理(S2210)を行わずに第一の汎用テンプレート画像をレシピ記憶部207および汎用テンプレート画像記憶部208に記憶しても良い。テンプレートマッチングの際の被マッチング画像や汎用テンプレート画像生成部211の入力画像は、撮像画像に対してエッジ抽出処理などの前処理を適用し、得られた処理結果の画像を用いても良い。
以上説明したとおり、実施例2により、汎用テンプレート画像生成に用いる画像をユーザが指定せずに、汎用テンプレート画像を生成することが可能となる。また、実施例1と同様に、テンプレート画像を複数の工程および品種間で共通化することが可能となり、ユーザのレシピ作成工数を削減することができる。
次に、実施例3のウェハ観察装置について説明する。
実施例1および実施例2とは異なる方法で、観察対象の工程および品種のレシピを作成しウェハアライメントを行う装置について説明する。実施例3に係る装置構成は演算部を除いて実施例1で示した図1および図2と同様である。異なるのは、演算部の装置構成およびレシピの作成方法およびウェハアライメント時のテンプレートマッチング方法である。以降においては実施例1および実施例2と異なる部分についてのみ説明する。
半導体ウェハのアライメントマークのレイアウトは製造工程や品種によって異なる場合がある。例えば、図6で示したようなL字のレイアウトの他にも十字のレイアウトなどが存在する。汎用テンプレート生成部211に、異なるレイアウトの画像が入力されると、複数の工程や品種のテンプレート画像として適用可能な汎用テンプレート画像を生成するのは困難になる。
実施例3は、事前に画像をクラスタリングすることにより、アライメントマークのレイアウトの類似した画像から汎用テンプレート画像を生成する方法に関するものである。これにより、アライメント用画像記憶部206に異なるレイアウトのアライメントマークの画像が格納されていても、複数の工程や品種に適用可能な汎用テンプレート画像の生成が可能となる。
図25を参照して、具体的な装置構成について説明する。
制御部102、記憶部103については図2と同様であるため、説明は省略する。演算部104は、アライメント用画像記憶部206に記憶された1枚以上のアライメント用画像を入力として汎用テンプレート画像を出力する汎用テンプレート生成部211、汎用テンプレート画像とウェハのアライメント用画像とのテンプレートマッチングを行うマッチング実行部212、マッチングスコアに基づいてマッチングの成否を判定するマッチング成否判定部213、複数のアライメント用画像をクラスタリングするクラスタリング実行部2501、観察対象の工程および品種に適合した汎用テンプレート画像が汎用テンプレート画像記憶部208に存在するかどうかを判定する適合テンプレート有無判定部2502を有する。
なお、211乃至213、2501、2502は各演算を行うように設計されたハードウェアとして構成されても良いほか、ソフトウェアとして実装され汎用的な演算装置(例えばCPUやGPUなど)を用いて実行されるように構成しても良い。
図26を参照して、観察対象の工程および品種のレシピを作成する方法について説明する。
まず、クラスタリング実行部2501にて、アライメント用画像記憶部206に記憶された複数のアライメント用画像を画像どうしのマッチングスコアに基づいてクラスタリングし(S2601)、アライメントマークのレイアウトの類似する画像を含むクラスタを得る。
次に、クラスタごとに、クラスタに含まれる1枚以上の画像を汎用テンプレート生成部211に入力し、汎用テンプレート画像を生成し、汎用テンプレート画像記憶部208に記憶する(S2602)。
図27はクラスタごとに汎用テンプレート画像を生成した結果を入出力部113に表示した画面の例である。
図27に示すように、画面2701は、クラスタ内画像表示部2702、汎用テンプレート画像表示部2703から構成されており、クラスタ内画像表示部2702には、クラスタごとの画像のサムネイル画像2704が表示され、汎用テンプレート画像表示部2703には、クラスタごとの汎用テンプレート画像2705が表示される。
図27の例においては、クラスタ1にアライメントマークのレイアウトがL字のパターンの画像が、クラスタ2にレイアウトが十字のパターンの画像が含まれている。アライメントマークのレイアウトがL字の場合に生成される汎用テンプレート画像の特徴は実施例1の図20にて説明した。ここでは、入力画像のアライメントマークのレイアウトが十字の場合に生成される汎用テンプレート画像の特徴について図28を用いて説明する。
図28は、入力画像2801のアライメントマーク2802のレイアウトが十字の場合に、汎用テンプレート生成部にて生成される汎用テンプレート画像2803の例である。
入力画像および汎用テンプレート画像を輝度値の平均が0になるように正規化した画像で考えた際に、汎用テンプレート画像2803は入力画像中の第一の十字のパターンと輝度値の正負が同一の第二の十字のパターン2804と、第二の十字のパターン2804の左上および左下および右上および右下の位置に第一の十字のパターンの輝度値の正負が反転した第三の十字のパターン2805を含むという特徴がある。
汎用テンプレート画像2803は、第二の十字のパターン2804と第三の十字のパターン2805から構成されるマークを含んでおり、該マークは入力画像2801のアライメントマーク2802と異なるものである。
図26の説明に戻る。クラスタごとの汎用テンプレート画像生成および記憶後、観察対象の工程および品種のウェハをステージ上にロードし(S2603)、画像撮像条件(加速電圧やプローブ電流など)をユーザが設定する(S2604)。次に、設定した撮像条件で、画像取得部205を用いて観察対象の工程および品種のウェハのアライメント用画像を取得し(S2605)、汎用テンプレート画像記憶部208に格納された1枚以上の第一の汎用テンプレート画像それぞれに関して、第一の汎用テンプレート画像をテンプレート画像、S2605にて取得した画像を被マッチング画像としてマッチング実行部212にてテンプレートマッチングを行い(S2606)、マッチング成否判定部213にてマッチングの成否を判定する(S2607)。
マッチング成功と判定された場合は、S2605にて取得した画像と、第一の汎用テンプレート画像の生成に用いた画像を入力として、汎用テンプレート生成部211にて第二の汎用テンプレート画像を生成し(S2608)、生成された第二の汎用テンプレート画像をレシピ記憶部207および汎用テンプレート画像記憶部208に記憶する(S2609)。
その後、適合テンプレート有無判定部2502にて、汎用テンプレート画像記憶部208に、観察対象の工程および品種に適合した第一の汎用テンプレート画像が存在するかどうかを判定する(S2610)。適合テンプレート有無判定部2502では、S2607にて少なくとも1枚の第一の汎用テンプレート画像とのマッチングに成功していると判定された場合に、観察対象の工程および品種に適合した第一の汎用テンプレート画像が存在していると判定する。汎用テンプレート画像記憶部208に格納された全ての汎用テンプレート画像とマッチングに失敗していると判定された場合には、観察対象の工程および品種に適合した汎用テンプレート画像が存在しないと判定する。
適合テンプレート有無判定部2502にて、観察対象の工程および品種に適合したテンプレート画像が存在しないと判定された場合には、ユーザがチップ基準点情報とテンプレート画像の領域を入力し(S2611)、S2605にて取得したアライメント用画像を汎用テンプレート生成部211に入力し、汎用テンプレート生成部211にて汎用テンプレート画像を生成し(S2612)、生成された汎用テンプレート画像をレシピ記憶部207および汎用テンプレート画像記憶部208に記憶する(S2613)。なお、マッチング成否判定部213にてマッチング成功と判定された場合、汎用テンプレート画像生成処理(S2608)を行わずに、第一の汎用テンプレート画像をレシピ記憶部207および汎用テンプレート画像記憶部208に記憶しても良い。
また、クラスタリング処理S2601およびクラスタごとの汎用テンプレート画像生成処理S2602は、レシピを作成する前に実施していても良い。テンプレートマッチングの際の被マッチング画像や汎用テンプレート画像生成部の入力画像は、撮像画像に対してエッジ抽出処理などの前処理を適用し、得られた処理結果の画像を用いても良い。
マッチング成否判定部213にてマッチング成功と判定された第一の汎用テンプレート画像が存在しない場合、もしくは第一のテンプレート画像が一枚の場合、ウェハアライメント方法は実施例1で説明した方法と同様である。マッチング成否判定部213にてマッチング成功と判定された第一の汎用テンプレート画像が複数の場合のウェハアライメント方法について説明する。
実施例1のウェハアライメント方法と異なるのは図4のS404およびS405の処理である。S404の処理について図29を用いて説明する。
レシピに格納されている汎用テンプレート画像ごとに、S801乃至S803の処理を行う。具体的には、S403にて取得したアライメント用画像を被マッチング画像としてマッチングスコアマップを作成し(S801)、マッチングスコアマップにおいて極大点となる箇所を算出し(S802)、そのうちマッチングスコアが最大の箇所をテンプレート画像と最も類似した箇所(スコア最大点)として検出する(S803)。
その後、テンプレート画像ごとに検出したスコア最大点におけるマッチングスコアどうしを比較し、マッチングスコアが最大のテンプレート画像を算出しそのテンプレート画像とのマッチング結果を出力する(S2901)。マッチング成否判定処理S405では、S404の出力結果に基づいてマッチングの成否を判定する。
実施例1で説明したとおり、マッチングスコアマップから複数の極大点を抽出することで、被マッチング画像1枚に対して、順位が一位の第一のマッチングスコアだけでなく、順位が二位の第二のマッチングスコアが算出できる。マッチング成否判定処理S405では、第一のマッチングスコアがしきい値以上である場合または、第一のマッチングスコアと第二のマッチングスコアの比がしきい値以上である場合、もしくはその両方の条件を満たす場合にテンプレートマッチングに成功したと判定する。
以上説明したように、実施例3では、アライメント用画像記憶部にアライメントマークのレイアウトが異なる画像が記憶されている場合でも、クラスタリングによりアライメントマークのレイアウトごとのクラスタを取得する。これにより、アライメントマークのレイアウトの類似した画像から、汎用テンプレート画像を生成することが可能となる。また、実施例1と同様に、テンプレート画像を複数の工程および品種間で共通化することが可能となり、ユーザのレシピ作成工数を削減することができる。
上記実施例のウェハ観察装置は、1枚以上の画像を入力として、入力画像のアライメントマーク部位においてマッチングスコアが高く、アライメントマーク部位以外の部位においてマッチングスコアが低くなるように汎用テンプレート画像を生成する汎用テンプレート生成部を有する。つまり、汎用テンプレート生成部は、アライメントマークを含む入力画像の中から、テンプレート画像との類似度(マッチングスコア)が第1の類似度を有する第1の領域と、テンプレート画像との類似度が第1の類似度とは異なる第2の類似度を有する第2の領域を切り出すことにより汎用テンプレート画像を生成する。
この際、汎用テンプレート生成部は、汎用テンプレート画像として、異なる品種又は異なる製造工程に共通に用いられる汎用テンプレート画像を生成する。
例えば、第1の類似度を有する前記第1の領域に含まれるアライメントマークを第1の品種又は第1の製造工程で用い、第2の類似度を有する第2の領域に含まれるアライメントマークを第1の品種又は第1の製造工程とは異なる第2の品種又は第2の製造工程で用いる。
例えば、汎用テンプレート生成部は、第2の領域として、第1の類似度よりも低い第2の類似度を有する領域を抽出する。また、汎用テンプレート生成部は、入力画像に含まれるアライメントマークの複数の組み合わせを汎用テンプレート画像として生成する。
上記実施例によれば、複数工程および品種のウェハのアライメントにテンプレート画像として用いることが可能な汎用的なテンプレート画像を生成することができる。また、レシピにテンプレート画像を自動で登録できるようになる。このため、ユーザのレシピ作成工数を削減することができる。また、テンプレート画像を複数の工程および品種間で共通化することが可能となり、ユーザのレシピ作成工数を削減することができる。
101 走査型電子顕微鏡
102 制御部
103 記憶部
104 演算部
105 外部記憶媒体入出力部
106 ユーザインターフェース部
107 ネットワークインターフェース部
108 試料ウェハ
109 可動ステージ
110 電子源
111 検出器
112 画像化部
113 入出力端末
201 ウェハ搬送制御部
202 ステージ制御部
203 ビームシフト制御部
204 ビームスキャン制御部
205 画像取得部
206 アライメント用画像記憶部
207 レシピ記憶部
208 汎用テンプレート画像記憶部
209 チップ基準点情報記憶部
210 観察用画像記憶部
211 汎用テンプレート生成部
212 マッチング実行部
213 マッチング成否判定部
602 アライメントマーク

Claims (7)

  1. 半導体ウェハのアライメントに用いるアライメントマークを含むアライメント用画像に対して、前記アライメントマークを含むテンプレート画像をスキャンして得られる前記アライメント用画像と前記テンプレート画像との間の類似度を参照して汎用テンプレート画像を生成する汎用テンプレート生成部と、
    前記汎用テンプレート画像と前記アライメント用画像とのマッチングを行うマッチング実行部と、
    前記マッチング実行部で行われた前記マッチングの結果に基づいて、前記マッチングの成否を判定するマッチング成否判定部と、を有し、
    前記汎用テンプレート生成部は、
    前記アライメントマークを含む入力画像の中から、前記テンプレート画像との前記類似度が第1の類似度を有する第1の領域と、前記テンプレート画像との前記類似度が前記第1の類似度とは異なる第2の類似度を有する第2の領域を切り出すことにより前記汎用テンプレート画像を生成し、
    複数の前記アライメント用画像ごとに複数の前記汎用テンプレート画像をクラスタリングするクラスタリング実行部と、
    クラスタリングされた複数の前記汎用テンプレート画像の中に、品種又は製造工程に適した汎用テンプレート画像が存在するか否かを判定する適合テンプレート有無判定部と、を更に有し、
    前記汎用テンプレート生成部は、
    前記クラスタリングされたクラスタごとに、前記クラスタ内に含まれる画像を前記入力画像として用いて前記汎用テンプレート画像を生成することを特徴とするウェハ観察装置。
  2. 前記汎用テンプレート生成部は、
    前記第2の領域として、前記第1の類似度よりも低い前記第2の類似度を有する領域を抽出することを特徴とする請求項1に記載のウェハ観察装置。
  3. 前記汎用テンプレート生成部は、
    前記入力画像に含まれる前記アライメントマークの複数の組み合わせを前記汎用テンプレート画像として生成することを特徴とする請求項1に記載のウェハ観察装置。
  4. ユーザが前記入力画像を選択するための入力画像選択用画面を表示する入出力端末を更に有し、
    前記汎用テンプレート生成部は、
    複数の前記アライメント用画像の中から、前記入出力端末により選択された少なくとも一つの画像を前記入力画像として、前記汎用テンプレート画像を生成することを特徴とする請求項1に記載のウェハ観察装置。
  5. 前記汎用テンプレート生成部は、
    前記入力画像中の前記アライメントマークのレイアウトが第一のL字の場合、
    前記汎用テンプレート画像として、前記第一のL字のパターンと輝度値の正負が同一の第二のL字のパターンと、前記第二のL字のパターンの左上、左下、右上及び右下の位置に前記第一のL字のパターンの輝度値の正負が反転した第三のL字のパターンを含む汎用テンプレート画像を生成することを特徴とする請求項1に記載のウェハ観察装置。
  6. 前記汎用テンプレート生成部は、
    前記入力画像中の前記アライメントマークのレイアウトが第一の十字の場合、
    前記汎用テンプレート画像として、前記第一の十字のパターンと輝度値の正負が同一の第二の十字のパターンと、前記第二の十字のパターンの左上、左下、右上及び右下の位置に前記第一の十字のパターンの輝度値の正負が反転した第三の十字のパターンを含む汎用テンプレート画像を生成することを特徴とする請求項1に記載のウェハ観察装置。
  7. 前記アライメント用画像を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部で取得した前記アライメント用画像を格納するアライメント用画像記憶部と、
    前記汎用テンプレート画像を格納する汎用テンプレート画像記憶部と、を更に有し、
    前記汎用テンプレート生成部は、
    前記記憶部に格納された前記アライメント用画像を用いて前記汎用テンプレート画像を生成し前記汎用テンプレート画像記憶部に格納することを特徴とする請求項1に記載のウェハ観察装置。
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