JP7000942B2 - 乗物用シート - Google Patents
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Description
図1は、乗物用シート1を示す斜視図である。乗物用シート1は、ここでは車両用シートとして機能する。乗物用シート1は、シートクッション2、シートバック3、ヘッドレスト4、シートバックフレーム5、ブラケット10およびユニット3Uを備える。ユニット3Uはシートバック3の右肩の位置に設けられており、ユニット3Uからは図示しないシートベルトが引き出され、ユニット3Uはシートベルトをガイドすることが可能である。
シートバックフレーム5は、シートバック3の骨格を構成する。シートバックフレーム5は、アッパフレーム7、一対のサイドフレーム6L,6R、ロアフレーム16、一対のサポートブラケット8L,8R、および、一対のホルダー9L,9Rを備える。
図2~図5に示すように、サイドフレーム6L,6Rは、上下方向に延びる形状を有し、シート幅方向に間隔を空けて配置される。サイドフレーム6L,6Rは、プレス成形された鉄などの金属板から成り、サイドフレーム6L,6Rを構成している平面の殆どが前後方向に沿うように設けられる。
図1に示すように、ロアフレーム16は、パイプまたはプレス成形された鉄などの金属板からなり、サイドフレーム6L,6R間の下部に補強として設けられている。
アッパフレーム7は、シート幅方向に延びる形状を有する。アッパフレーム7は、プレス成形された鉄などの金属板から成り、シート後方側が開放されたハット状の断面形状を有している(図7~図12参照)。アッパフレーム7の左端部はサイドフレーム6Lのフランジ6F,6Bの間に配置され、アッパフレーム7の右端部はサイドフレーム6Rのフランジ6F,6Bの間に配置される。
正面部7Fの平坦部7FAは、アッパフレーム7の左端部から右端部に到達するようにシート幅方向に延在している。平坦部7FAは、同一平面上に位置するように形成されている。すなわち、平坦部7FAのうちの第1領域R1に含まれる部分、平坦部7FAのうちの第2領域R2に含まれる部分、および、平坦部7FAのうちの第3領域R3に含まれる部分は、いずれも同一平面上に位置するように形成されている。
正面部7Fの立壁部7FBは、平坦部7FAのうちの第1領域R1に含まれる部分の内側に設けられる。平坦部7FAのうちの第2領域R2に含まれる部分には立壁部7FBは形成されておらず(図9~図12参照)、平坦部7FAのうちの第3領域R3に含まれる部分にも立壁部7FBは形成されていない。
正面部7Fの湾曲部7FCも、平坦部7FAのうちの第1領域R1に含まれる部分の内側に設けられる。平坦部7FAのうちの第2領域R2に含まれる部分には湾曲部7FCは形成されておらず(図9~図12参照)、平坦部7FAのうちの第3領域R3に含まれる部分にも湾曲部7FCは形成されていない。
上面部7Uは、アッパフレーム7の一部分であり、正面部7F(ここでは平坦部7FA)の上縁からシート後方側に向かって延在している。上側フランジ7Pは、上面部7Uの後縁を起点として上向きに屈曲するように形成されている。上面部7Uおよび上側フランジ7Pも、アッパフレーム7の左端部から右端部に到達するように、シート幅方向に延在している。
図6および図7~図12を参照して、上述のとおり、図7~図12はいずれも矢視断面図であり、図6の中に示された一対の矢視(L字状の矢印)の位置で規定されるアッパフレーム7の断面形状を表している。符号VIIが付された一対の矢視(L字状の矢印)によって規定される平面は、シート前後方向に対して平行であり、且つ、上面部7Uに対して直交する。図7は、この平面(仮想断面)によって規定されるアッパフレーム7の断面形状を表している。
ブラケット10は、ユニット3Uを乗物用シート1に搭載する場合に利用される。ブラケット10は、アッパフレーム7のうちのシート幅方向において右端部寄りに位置する第2領域R2が接合される。ブラケット10をアッパフレーム7に台座として固定し、ブラケット10を介してユニット3Uをアッパフレーム7に取り付けることができる。
冒頭に述べたとおり、ブラケット10の少なくとも一部(ここでは当接部14)をアッパフレーム7の正面部7Fに固定することを考えた場合、正面部7Fの表面が大きくよじれるように湾曲した形状を有していると、ブラケット10をアッパフレーム7に固定しにくくなる。換言すると、シート幅方向における中央から端の方に向かうにつれて正面部7Fの傾斜角度が一定範囲を超えて変わるような場合には、ブラケット10を正面部7Fに接合することが難しくなるとともに、高い位置精度でブラケット10をアッパフレーム7に固定することも困難となる。
図13は、アッパフレーム7の貫通孔HRに治具21のボス部22が差し込まれている様子を示す断面図である。アッパフレーム7が作製された後、アッパフレーム7に対して加工精度などが検査されたり、アッパフレーム7に対してサポートブラケット8L,8Rなどが溶接にて接合されたりする。これらの作業を行なう場合、図13に示すような治具21を用いることができる。載置台20の上に一対の治具21が立設されている。一対の治具21の各々は、先端にボス部22を有しており、ボス部22の周囲には段差23が形成されている。
Claims (4)
- シート幅方向に間隔を空けて配置された一対のサイドフレームと、
シート後方側が開放されたハット状の断面形状を有し、一対の前記サイドフレームの上部同士を連結するアッパフレームと、
前記アッパフレームに固定される一対のホルダーと、
一対のステーを有し、一対の前記ホルダーの各々に一対の前記ステーの各々が差し込まれることで前記アッパフレームに取り付けられるヘッドレストと、を備え、
前記アッパフレームは、
前記アッパフレームのシート前方側の位置に設けられた正面部と、
前記正面部の上縁からシート後方側に向かって延在する上面部と、
前記正面部の下縁からシート後方側に向かって延在する下面部と、を有し、
シート前後方向に対して平行であり且つ前記上面部に対して直交する平面によって規定される前記アッパフレームの断面形状を見た場合に、当該断面形状の中で前記正面部と前記上面部とは内角θをなしており、
前記アッパフレームのうちの前記シート幅方向の中央寄りに位置する第1領域において規定される前記内角θをθAと規定し、前記アッパフレームのうちの前記シート幅方向の端部寄りに位置する第2領域において規定される前記内角θをθBと規定したとき、θA×0.95≦θB≦θA×1.05の関係を満足しており、
前記アッパフレームのうちの前記シート幅方向において前記端部寄りに位置する前記第2領域には、ブラケットが接合されており、
シートベルトをガイドするユニット、または、リクライニングのロック状態を解除するユニットが、前記ブラケットを介して前記アッパフレームに取り付けられている、
乗物用シート。 - 90°<θBの関係を満足している、
請求項1に記載の乗物用シート。 - 前記アッパフレームのうちの前記シート幅方向において前記中央寄りに位置する前記第1領域と、前記アッパフレームのうちの前記シート幅方向において前記端部寄りに位置する前記第2領域とは、同一平面上に位置するように形成された部分を有している、
請求項1または2に記載の乗物用シート。 - 前記正面部には、前記正面部を前記シート前後方向に貫通する貫通孔が設けられており、
前記ヘッドレストが前記アッパフレームに取り付けられた状態では、前記正面部のうちの前記貫通孔を形成している部分は、一対の前記ステーが延びている方向に対して略平行となる平面形状を有している、
請求項1から3のいずれか1項に記載の乗物用シート。
Priority Applications (1)
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JP2018054601A JP7000942B2 (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 乗物用シート |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018054601A JP7000942B2 (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 乗物用シート |
Publications (2)
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JP2019166892A JP2019166892A (ja) | 2019-10-03 |
JP7000942B2 true JP7000942B2 (ja) | 2022-01-19 |
Family
ID=68106165
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP7000942B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018020670A (ja) | 2016-08-03 | 2018-02-08 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
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2018
- 2018-03-22 JP JP2018054601A patent/JP7000942B2/ja active Active
Patent Citations (1)
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