JP7000082B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラである撮像装置、複写機、レーザビームプリンタ、インクジェットプリンタ、等の電子機器に関する。
特に、開閉可能な表示部ユニットと、スピーカー等の音響装置を有する電子機器に関する。
従来、デジタルカメラは本体背面側に表示部を有している。
そして、ヒンジ機構により、表示部を開閉及び回転可能な表示部ユニットとして構成することで、ユーザーが様々な角度にて撮影可能となる。
よって、未使用時には本体側の収納部に収納可能としているものがある。
又、ユーザーがデジタルカメラ本体を把持した際に、表示部ユニットと隣接したデジタルカメラ本体の上よりに親指を置いて把持可能とする把持部が設けられていることがある。
把持部に操作部材を配置すると、ユーザーが把持した際に誤操作してしまうため、操作部等は配置されず、把持部の内部には空間が存在しがちである。
そして、その空間を有効に活用するためスピーカー等の音響装置を配置することがある。
しかしながら、例えば、スピーカーを配置し、音孔を背面側へ貫通するように配置すると、把持部となっている。そのため、使用時にはユーザーが親指で塞いでしまい音を上手く放音することができなくなってしまう。
そのため、表示部ユニット側の表示部ユニット収納部の壁面に放音孔を設け、表示部ユニットと収納部との隙間から放音することが考えられる。
スピーカーからの音を、隙間を設けることでヒンジ部へと導くものが提案されている(特許文献1)。
この提案では、スピーカーの音を放音孔が設けられた面の反対側へと、ヒンジ部との隙間を通して放音可能としている。
また、把持部を凸形状とし、その側面に放音孔を設けることにより、把持部と放音を両立したものが提案されている(特許文献2)。
この提案では、凸部にユーザーが親指を置いても放音孔が側面にあるため、親指でふさぐことがない。
特許第5398042公報 特許第03980394公報
しかしながら、特許文献1では、隙間を利用して音を導いている。
そのため、音をより大きくするためには隙間を大きくしなければならず、外観上好適ではない。
特許文献2では、音をより大きく導くことが可能となっているが、凸形状を設けなければならず、電子機器のサイズが大きくなり、又、外観上の制約となってしまう。
本発明の目的は、隙間を大きくすることなく、電子機器のサイズを大きくせずに効率よく音響装置を配置する。
具体的に、開閉可能な表示部ユニットが電子機器本体に収納されている時でも、より大きな音をユーザーが聞くことができる撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、本体部と、前記本体部に対して開閉可能な表示部と、前記表示部を収納可能な収納部と、前記本体部の内部に収納された音響装置と、前記収納部の外縁部に設けられた放音孔と、前記表示部が前記収納部に収納された状態にて、前記放音孔に対向する表示部の外縁部に設けられ、前記放音孔に対向する方向に前記表示部の外観側に比べて前記放音孔から離れた前記放音孔に向かって凹形状の第1の溝部と、前記収納部の外縁部に設けられ、前記第1の溝部が露出する位置まで切り欠かれた切り欠き部と、を有する電子機器であって、
前記第1の溝部は、前記放音孔から放出された音を前記切り欠き部に導く前記切り欠き部側に開口を有する溝部であることを特徴とする。
本発明によれば、外観上隙間を大きくすることなく、表示部を収納した状態でも、より大きな音をユーザーが聞くことが可能な電子機器を提供することができる。
本発明の電子機器としての撮像装置の外観斜視図、及び背面図である。 本発明の電子機器としての撮像装置の外観背面図、及び外観斜視図である。 表示部ユニットの外観斜視図である。 撮像装置の部分背面斜視図である。 音響装置部の部分断面図である。 音響装置部の部分断面図である。 音響装置部の部分断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(撮像装置1の外観図)
図1(a)、図1(b)、図2(a)及び図2(b)はそれぞれ本実施例の一例である電子機器としての撮像装置1を正面側から見た斜視図、背面図、及び背面側から見た斜視図となっている。
また、図1(a)において、本実施例における撮像装置1の長手方向をX、高さ方向をY、厚み方向をZと規定する。
図1(a)に示すように、本実施例の撮像装置1は正面側に被写体像を形成するレンズ部2が設けられている。
形成された被写体像は、不図示の撮像素子により電子データに変換される。
不図示の制御基板上に実装された不図示のCPUが、前述の変換された電子データを不図示のメモリに保存している。
撮像中の被写体像を後述の表示部9に表示する等、電子機器としての撮像装置としての様々な制御をする。
外装カバー4は、撮像装置1の本体部である。
また、撮像装置1の右側正面部にグリップ5が設けられており、ユーザーがグリップ5を握ることで撮像装置1をしっかりと把持することが可能となる。
よって、不用意に落下させてしまうことを防止している。
撮像装置1の外装カバー4の上面部には、操作することで撮影動作を開始するレリーズボタン3が設けられている。
さらに、回転させることにより、絞り値優先自動露出モード、シャッター速度優先自動露出モードが設けられている。
また、絞り値やシャッター速度をユーザーが設定するマニュアル露出モード、動画撮影モードといった撮影モードを切り替え可能なモードダイアル6が設けられている。
図1(b)に示すように、撮像装置1の背面側には、押下する。
押下することで、例えばメニュー画面や、再生モードへの切替え等、それぞれに割り当てられた機能を呼び出すことが可能となる操作ボタン12が設けられている。
その隣には、表示部9が設けられ、上記のメニュー画面、及び再生モード時の画像や、その他様々な情報が表示される。
操作ボタン12により、メニュー画面が選択され、表示部9にメニューの各項目が表示された際に、各項目を選択可能とする円環状の方向ボタン13が設けられている。
そして、その内側には選択された項目を実行するための、決定ボタン14が設けられている。
そして、中央上面部にファインダ15が配置されており、ユーザーがファインダ15の窓部を覗きながら撮影することができる。
正面側に設けられた前記グリップ5の背面側上部には、背面側の把持部材16が設けられている。
背面側の把持部材16は弾性部材とPCの様な樹脂との一体成形にて構成されており、表面が弾性部材となっている。
そのため、背面側の把持部材16に指を置いた際に、摩擦が高く滑りにくくなっている。
図中左側には、不図示の撮像装置1内に配置されたヒンジユニット10によりY方向の第1の軸10a周りに回転可能である。
つまり、前記撮像装置1に対して開閉自在に軸支されている表示部ユニット8が設けられている。
表示部ユニット8には、表示部9が設けられ、撮像装置1の収納部11に収納されており、ユーザーが本体部4に対して開閉可能な表示部9を視認可能となっている。
さらに、表示部ユニット8は、第1の軸10aに略直交するX方向の第2の軸10b周りに回転可能に、ヒンジユニット10に軸支されている。
ここで、表示部ユニット8の中心が第2の軸10bと略一致するように配置されている。
また、収納部11の前記操作ボタン12側にある側壁11aには切り欠き部7が設けられている。そして、ユーザーが指を入れて、収納状態にある表示部ユニット8を前記第1の軸10a周りに回転させて開くことが可能となっている。
そして、切欠き部7は、表示部ユニット8が収納状態にある時の第2の軸10bをY方向へまたぐように設けられている。
つまり、表示ユニット8をヒンジユニット10が軸支している第2の軸10bのX方向への略延長上に切欠き部7が位置している。
そのため、ユーザーが切欠き部7に指を入れて表示部ユニット8を開く際には、前ヒンジユニット10に軸支されている部分に、回転軸である第1の軸10aと略直交する方向へ力が掛ることになる。
それにより、力の伝達のロスが少なく、表示部ユニット8をスムーズに開くことができる。
(回転軸を2つ有するヒンジユニット10の説明)
上述の、回転軸を2つ有するヒンジユニット10により、ユーザーは所望の向きから前記表示部9を見て撮影することが可能となっている。
例えば、図2(b)に示すように、前記表示部ユニット8を前記第1の軸10a周りに回転させる。
さらに、表示部9の向きを上向きになるように第2の軸10b周りに回転させることにより、前記撮像装置1の上側からユーザーが覗きこむように撮影することが可能となっている。
また、第2の軸10b周りに前記表示部ユニット8を回転させて、図2(a)に示すように前記表示部9を反転させた状態で前記収納部11に収納可能となっている。
そのため、未使用時には表示部9を撮像装置1の本体側へ向けた状態で収納することで、表示部9への傷付きや汚れ等を防ぐことができる。
(表示部ユニット8の先端部の斜視図)
図3は、本実施例における、表示部ユニット8の先端部の斜視図であり、収納部11の前記側壁11aと対向する側を示している。
図3に示すように、表示部ユニット8先端には、先端の面よりX方向へ凹形状となっている第1の溝部8aが設けられている。
また、先端の外観面と前記第1の溝部8aとのX方向の間に位置する凹形状の第2の溝部8bが設けられている。
表示部9は本体部4(外装カバー)に対して回転操作可能であり、表示部9の反転状態にて収納部11に収納可能である。
第1の溝部8aは、放音孔に対向するX方向に表示部の外観側に比べて放音孔に対向するX方向に放音孔から離れた放音孔に向かって凹形状である。
切り欠き部7は、収納部11の外縁部11aに設けられ、第1の溝部8aが露出する位置まで切り欠かれている。
第1の溝部は、放音孔から放出された音を切り欠き部に導く切り欠き部側に開口を有する貫通孔である。
第2の溝部8bは、放音孔に対向するX方向に表示部の外観側に比べて放音孔に対向するX方向に放音孔から離れた放音孔に向かって凹形状である。
切り欠き部7は、収納部11の外縁部11aに設けられ、第2の溝部8bが露出する位置まで切り欠かれている。
第2の溝部8bは、放音孔から放出された音を切り欠き部に導く切り欠き部側に開口を有する貫通孔である。
表示部の表示面が視認できる状態で表示部が収納部に収納されたときの第1の溝部の放音穴に対する離間量を第1の離間量とする。
表示部の表示面が視認できない状態で表示部が収納部に収納されたときの第2の溝部の放音穴に対する離間量を第2の離間量とする。
第1の離間量は第2の離間量より大きい。
表示部ユニット8の表示部側と、背面側の外装カバーを固定するビス100が第1の溝部8a、及び第2の溝部8bの中に配置されている。
それぞれの溝部の底面から一段凹形状が設けられた場所にビス止めされている。
そのため、ビス100がそれぞれの底面部から凸にならない。
また、前記第1の溝部8aと隣接し、第2の軸10bをまたぎY方向へ延設するように、指掛り凸部8cが前記表示部9側、及び反対側に1対設けられている。
切欠き部7は、表示部ユニット8が収納状態にある時の本体背面側に位置する指掛り凸部8cよりも、Z方向に深い位置まで切り欠かれている。
そのため、ユーザーが表示部ユニット8を第1の軸10a周りに回転させようとする際に、ユーザーの指や爪がより掛かりやすくなっている。
また、指掛り凸部8cが前記表示部ユニット8の表示部9側と、その反対側に設けられている。
そのため、表示部ユニット8を前記第2の軸10b周りに回転させた場合でも、切欠き部7に対して略同じ位置に前記指掛り凸部8cが配置されることになる。
そのため、第2の軸10(b)周りの回転に対する前記表示部ユニット8の向きにかかわらない。
よって、ユーザーは表示部ユニット8の収納状態で、表示部9の開閉時である指掛り凸部8cに指、又は爪を引っかけることが可能である。
表示部ユニット8の収納状態で、表示部9の開閉時である指掛り凸部8(c)のX方向の高さは、前記第1の溝部又は前記第2の溝部のX方向の高さよりも高い。
(側壁11a周囲の拡大図)
図4は本実施例における、図2(b)の前記側壁11a周囲の拡大図である。
図4に示すように、切り欠き部7のZ方向における前記収納部11の底面との間に係止部材18が配置されている。
X方向すなわち収納部11側へ飛び出すように不図示のバネ等の弾性部材により付勢されている。
そして、表示部ユニット8は、図3における収納部11の底面側に位置する第1の溝部8aの側壁に前記係止部材18が係止する。
よって、収納部11内に保持されている。係止部材18の第1の溝部8aと接する先端部は不図示の滑らかな曲面形状となっている。
そのため、ユーザーが表示部ユニット8を前記ヒンジユニット10の第1の軸10a周りに回転させて前記収納部11から取りだす。
その際、係止部材18が第1の溝部8aから滑り出し、撮像装置本体内部側へと摺動することで、係止状態が解除される。
また、図1(b)、及び図2(a)のように、係止部材18を前記撮像装置1の背面視において指掛り凸部8cにY方向で隣接する位置に配置する。
よって、表示部ユニット8の前記第2の軸10(b)の近くに位置することになる。
つまり、表示ユニット8を前記ヒンジユニット10が軸支している第2の軸10bのX方向への略延長上に係止部材18が位置している。
そのため、表示部ユニット8が前記係止部材18により係止状態にある時に、係止部材18が不図示のバネ等から受けるX方向への付勢力の大部分を、前記ヒンジユニット10が受け止めることができる。
それにより、表示部ユニット8が、ヒンジユニット10に前記第2の軸10bで軸支されている部分を中心にZ方向周りに大きく傾くことを防止している。
また、係止部材18は指掛り凸部8cのY方向上側、つまり背面側の把持部材16側に隣接している。
さらに、切欠き部7が第2の軸10(b)をまたいでY方向上側よりに設けられ、前記係止部材18をZ方向内部に配置している。
それにより、操作ボタン12や、方向キー13のスペースを阻害することなく、撮像装置の本体部1が大きくなることを防いでいる。
背面側の把持部材16と隣接する側壁11a(外縁部)には放音孔17が設けられている。
背面側の把持部材16の内部には、後述する円形のスピーカー20が配置されており、ユーザーが操作ボタン12を押下した際の操作音や、動画再生した際の音声等がスピーカー20から発生する。
そして、発生した音が後述する内部の音路(貫通路)19を通って、放音孔17から放出されることにより、ユーザーは音を聞くことができる。
(撮像装置の内部の構造図)
図5(a)、図5(b)は本実施例における、図1(b)、及び図2(a)の部分断面図である。
図5(a)は、図1(b)において放音孔17付近を撮像装置本体1の底面側からY方向に見た断面図である。
図5(a)に示すように、背面側の把持部材16のZ方向直下に前記スピーカー20が配置されている。
背面側の把持部材16とスピーカー20の間に、側壁11aからX方向へ延設し前記放音孔17の壁と接続された受け部11bが設けられている。
受け部11bは、スピーカー20とZ方向へ略同軸上に略円形の貫通穴が設けられている。
その貫通穴周辺の前記受け部11bと、前記スピーカー20の間に略環状の弾性部材21が配置されている。
又、弾性部材21とスピーカー20との間には不織布のような防塵性のあるシート部材22が前記スピーカー20を覆うように配置されている。
外部からのゴミ等がスピーカー20内部へと侵入しないように配慮されている。
そして、スピーカー20は、弾性部材21を受け部11bに向かって押しつぶすように保持部材23にて前記受け部11bに保持されている。
ここで、スピーカー20を円形としているが、どのような形状でもよく、しっかりと保持ができ、弾性部材の形状についてもスピーカー20の放音可能な形状であれば環状でなくてもよい。
背面側の把持部材16の前記スピーカー20にZ方向へ対向する部分には、斜面、又は曲面の第1の反射部16aが設けられている。
そして、スピーカー20から出力された音が、第1の反射部16aにて前記放音孔17の方向へ反射されるようになっている。
反射された音は、受け部11bと前記背面側把持部材16で構成された音路19を通り、放音孔17から第1の溝部8(a)へと向けて出力される。
図5(b)は、表示部9をユーザーが視認できる状態である図1(b)の、同一の方向から見た前記放音孔17付近の断面図である。
第1の溝部8(a)を図1(b)におけるY方向上方から前記切り欠き部7へ向けての断面図である。
図5(b)に示すように、上記のごとく前記放音孔17から出力された音の一部は、前記収納部11と前記表示部ユニット8との隙間から漏れる。
しかし、第1の溝部8aと側壁11aにより、上述の隙間よりも大きな空間が構成され、前記切欠き部7へと通じているため、より大きな音が前記切欠き部7から出力される。
図6は、図1(b)から前記表示部9を反転させた状態である図2(a)の、同一の方向から見た前記放音孔17付近の断面図である。
第1の溝部8(b)を図2(a)におけるY方向上方から前記切り欠き部7へ向けての断面図である。
図6に示すように、第2の溝部8(b)が前記放音孔17の対向する位置にきている。
放音孔17から出力された音の一部は、収納部11と表示部ユニット8との隙間から漏れる。
しかし、第2の溝部8bと側壁11aにより、上述の隙間よりも大きな空間が構成され、切り欠き部7へと通じているため、より大きな音が前記切欠き部7から出力される。
ここで、第1の溝部8(a)が放音孔17に対向している状態が、第2の溝部8(b)が前記放音孔17に対向している状態よりも、より大きな空間が構成されている。
そのため、ユーザーは図5(b)の状態の方がより大きな音を聞くことができる。
つまり、前記表示部ユニット8の収納状態では、図5(b)の前記表示部9を視認可能な状態の方が、ユーザーはより大きな音を聞くことが可能となっている。
そのため、ユーザーは動画再生時の時や、撮影設定時のような時はより大きな音声、操作音を聞くことができる。
しかしながら、ユーザーが前記ファインダ15を覗きながらの撮影時は、顔が前記放音孔17に近づく。
そのため、レリーズボタン2の押下時の操作音が、動画再生時ほどの音量であると不快に感じることがある。
そこで、表示部ユニット8を前記第2の軸10b周りに反転させ、収納部11へ収納することで、レリーズボタン3押下時の操作音は、動画再生時よりも小さな音となる。
本実施例によると、ユーザーは動画再生時にはより大きな音声を聞くことができる。
よって、ファインダ15を使用して撮影する際は、その都度音量を調節せずに、前記レリーズボタン3の操作音をある程度抑えた音量とすることが可能となっている。
(本実施例の一例)
図7は本実施例の一例であり、図5(b)と同様の断面図である。
図7に示すように第1の溝部8(a)のY方向上側の壁面に、第2の反射部30が設けられている。
反射部30は、放音孔17のY方向上側端面部と対向する位置より、第1の溝部8(a)のX方向の底面側へ向けて、前記切欠き部7へ向かって徐変した斜面となっている。
そのため、前記放音孔17から出力された音を、前記切欠き部7へ向けて反射することができる。
ここで、前記第2の反射部30は斜面としているが、前記放音孔17から出力された音を、前記切欠き部7へ向けて反射することができれば、曲面でもよい。
それにより、より効率よく前記放音孔17から出力された音を、前記切欠き部7へ導くことができる。
本実施例において、2軸のヒンジユニットを有する表示部ユニットについて説明したが、1軸のヒンジユニットでもよく、表示部ユニットが可動するもの全般についても適応できる。
1 撮像装置
2 レンズ部
3 レリーズボタン
4 外装カバー
5 グリップ
6 モードダイアル
7 切欠き部
8 表示部ユニット
8a 第1の溝部
8b 第2の溝部
8c 指掛凸部
9 表示部
10 ヒンジユニット
10a 第1の軸
10b 第2の軸
11 収納部
12 操作ボタン
13 方向ボタン
14 決定ボタン
15 ファインダ
16 背面側把持部
16a 第1の反射部
17 放音孔
18 係止部材
19 音路
20 スピーカー
21 弾性部材
22 防塵部材
23 保持部材
30 第2の反射部
100 ネジ

Claims (7)

  1. 本体部と、前記本体部に対して開閉可能な表示部と、前記表示部を収納可能な収納部と、前記本体部の内部に収納された音響装置と、前記収納部の外縁部に設けられた放音孔と、前記表示部が前記収納部に収納された状態にて、前記放音孔に対向する表示部の外縁部に設けられ、前記放音孔に対向する方向に前記表示部の外観側に比べて前記放音孔から離れた前記放音孔に向かって凹形状の第1の溝部と、前記収納部の外縁部に設けられ、前記第1の溝部が露出する位置まで切り欠かれた切り欠き部と、を有する電子機器であって、
    前記第1の溝部は、前記放音孔から放出された音を前記切り欠き部に導く前記切り欠き部側に開口を有する溝部であることを特徴とする電子機器。
  2. 前記表示部は前記本体部に対して回転操作可能であり、前記表示部の反転状態にて前記収納部に収納可能であり、
    前記表示部が反転して前記収納部に収納され且つ前記表示部の表示面が視認できない状態において、前記放音孔に対向する表示部の外縁部に設けられ、前記放音孔に対向する方向に前記表示部の外観側に比べて前記放音孔から離れた前記放音孔に向かって凹形状の第2の溝部を備え、
    前記第2の溝部は、前記放音孔から放出された音を前記切り欠き部に導く前記切り欠き部側に開口を有する溝部である請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記表示部の表示面が視認できる状態で前記表示部が前記収納部に収納されたときの前記第1の溝部の前記放音孔に対する離間量が、前記表示部の表示面が視認できない状態で前記表示部が前記収納部に収納されたときの前記第2の溝部の前記放音孔に対する離間量より大きい請求項に記載の電子機器。
  4. 前記切り欠き部に対向する表示部の外縁部に前記切り欠き部に向かって凸形状の凸部が設けられており、
    前記凸部は、前記第1の溝部と前記第2の溝部の間に設けられている請求項2又は3の何れか一項に記載の電子機器。
  5. 前記凸部の高さは、前記第1の溝部又は前記第2の溝部の高さよりも高い請求項に記載の電子機器。
  6. 前記放音孔と対向する前記第1の溝部の壁面が、前記切り欠き部に向けて前記放音孔から放出された音を反射する反射部を有する請求項1乃至5の何れか一項に記載の電子機器。
  7. 前記凸部は、ユーザーが前記表示部の開閉時の指掛り部である請求項4又は5に記載の電子機器。
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