JP6999860B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パワー半導体素子を備えた電力変換装置に関する。
従来、スイッチング素子等に用いられるパワー半導体素子は、発熱による部品故障を防ぐために、シリコーン等の放熱グリースを介して放熱フィンに結合されて使用されている。これにより、パワー半導体素子から発生される熱が、放熱フィンを介してパワー半導体素子の外部に放出され、パワー半導体素子の冷却が行われる。
そして、上記のようなパワー半導体素子の発熱に起因する部品故障を防ぐために、放熱フィンの温度をサーミスタ等の温度センサで測定し、過熱時にパワー半導体素子の保護動作を行うことが一般的に行われている。
しかし、パワー半導体素子の動作および停止に起因して発生する熱サイクルによって放熱グリースがパワー半導体素子と放熱フィンとの間から外部へ流出するポンピングアウト現象、パワー半導体素子と放熱フィンとの取り付け不良、放熱グリースの塗り忘れ等の、パワー半導体素子と放熱フィンとの間の放熱経路に異常が発生する場合が生じ得る。パワー半導体素子と放熱フィンとの間の放熱経路に異常が発生する場合には、パワー半導体素子の温度に対して放熱フィンの温度が上がらなくなるため、放熱フィンのみでのパワー半導体素子の温度保護では、適確にパワー半導体素子を保護することが困難であった。
上記のような問題を解決するための手段として、特許文献1には、放熱フィンの周囲温度および、パワー半導体素子へ流れる電流値から放熱フィンの推定温度を求め、推定温度と実際の放熱フィン温度とを比較することで、放熱フィンとパワー半導体素子との間の放熱経路の異常を検知する冷却装置が開示されている。
特開2013-254899号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の冷却装置は、放熱フィンの温度の推定に、パワー半導体素子へ流れる電流毎の放熱フィン温度のデータベースが必要となる。また、放熱フィンの冷却性能の指標である熱抵抗は、風量により変化するため、運転状況に対応して放熱フィン冷却用のファンモータの回転数およびパワー半導体素子に流れる電流が変化する機器では、正確な放熱フィン温度の推定を行うために、パワー半導体素子へ流れる電流に加え、ファンモータの回転数毎の放熱フィン温度のデータベースが必要となる。このため、特許文献1に記載の冷却装置では、放熱フィンとパワー半導体素子との間の放熱経路の異常を検知するために非常に多くの組み合せでの事前測定によるデータ収集が必要となるため、実用化が困難である、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、機器の運転状況に左右されず、容易にパワー半導体素子の冷却状態の異常を検出することが可能な電力変換装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる電力変換装置は、電力変換用のパワー半導体素子と、パワー半導体素子の駆動を制御する駆動部と、パワー半導体素子の冷却用の放熱フィンと、パワー半導体素子と放熱フィンとの間に配置された放熱グリースと、放熱フィンの冷却用のファンモータと、を備える。また、電力変換装置は、ファンモータの回転数であるファンモータ回転数を検出する回転数検出部と、ファンモータ回転数から放熱フィンの放熱における熱抵抗である放熱フィン熱抵抗を算出する熱抵抗算出部と、放熱フィンの実温度である放熱フィン実温度を検出する放熱フィン温度センサと、放熱フィンの周囲の温度である周囲温度を検出する周囲温度センサと、パワー半導体素子から負荷に供給される電流の電流値を検出する電流検出部と、を備える。また、電力変換装置は、電流値を用いてパワー半導体素子の電力損失を算出する損失算出部と、電力損失と、周囲温度と、放熱フィン熱抵抗とから、放熱フィンの温度の推定値である放熱フィン推定温度を算出する放熱フィン温度推定部と、放熱フィン実温度と放熱フィン推定温度との差に基づいて、パワー半導体素子の冷却状態の異常の有無を判定する異常判定部と、を備える。
本発明にかかる電力変換装置は、機器の運転状況に左右されず、容易にパワー半導体素子の冷却状態の異常を検出することが可能である、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置の概略構成を示す図 本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置におけるパワー半導体素子の冷却機構の構成の一例を示す模式図 本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置におけるパワー半導体素子の温度保護システムの構成を示す図 本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置におけるファンモータ回転数と放熱フィン熱抵抗との関係を示す特性図 本発明の実施の形態1における処理回路のハードウェア構成の一例を示す図 本実施の形態1にかかる電力変換装置のパワー半導体素子の温度保護システムにおける保護動作の手順を示すフローチャート 本実施の形態1において放熱フィン推定温度が放熱フィン実温度より高く、「パワー半導体素子と放熱フィンとの間の放熱経路異常」と判定される場合の、放熱フィン推定温度と放熱フィン実温度と異常判定猶予時間との関係の一例を示す特性図 本発明の実施の形態1において放熱フィン推定温度が放熱フィン実温度より低く、「放熱フィンへの送風経路異常」と判定される場合の、放熱フィン推定温度と放熱フィン実温度と異常判定猶予時間との関係の一例を示す特性図
以下に、本発明の実施の形態にかかる電力変換装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置100の概略構成を示す図である。図2は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置100におけるパワー半導体素子2の冷却機構の構成の一例を示す模式図である。図3は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置100におけるパワー半導体素子2の温度保護システムの構成を示す図である。
図1に示すように、電力変換装置100は、負荷であるモータ40に電流を供給してモータ40を駆動する。電力変換装置100は、コンバータ回路21と、インバータ回路22と、駆動部23と、を備える。
コンバータ回路21は、交流電源30から供給された交流電流を直流電流に変換する。
インバータ回路22は、電力変換用の半導体素子であるパワー半導体素子2を備え、コンバータ回路21によって得られた直流電流を交流電流に変換し、モータ40に供給する。
駆動部23は、インバータ回路22のパワー半導体素子2を駆動してインバータ回路22からモータ40への交流電流の供給を制御するインバータ回路駆動部である。駆動部23は、外部の制御装置110の制御に従ってモータ40の駆動を制御する。すなわち、駆動部23は、外部の制御装置110から送信される制御信号に従ってモータ40の駆動の制御を行う。
図2に示すように、電力変換装置100においてインバータ回路22のパワー半導体素子2を冷却するパワー半導体素子2の冷却機構は、パワー半導体素子2と、放熱フィン1と、放熱グリース3と、放熱フィン温度センサ4と、周囲温度センサ5と、ファンモータ6と、によって構成される。
放熱フィン1は、パワー半導体素子2から発生する熱をパワー半導体素子2の外部に放出してパワー半導体素子2を冷却するために、放熱グリース3を介してパワー半導体素子2に熱的に接続されている。
放熱グリース3は、放熱フィン1とパワー半導体素子2との間に配置されて放熱フィン1とパワー半導体素子2とを熱的に接続し、パワー半導体素子2から放熱フィン1への伝熱性を向上させる。放熱グリース3には、シリコーン等の材料が用いられる。
放熱フィン温度センサ4は、放熱フィン1に接続されて放熱フィン1の実温度である放熱フィン実温度Tfrを検出する。放熱フィン温度センサ4は、検出結果である放熱フィン実温度Tfrの情報を異常判定部12に送信する。
周囲温度センサ5は、放熱フィン1の周囲の温度である周囲温度Taを検出する。周囲温度センサ5は、検出結果である周囲温度Taの情報を、放熱フィン温度推定部11に送信する。
ファンモータ6は、放熱フィン1の周囲に配置され、放熱フィン1に送風することで放熱フィン1を冷却する。
図3に示すように、電力変換装置100においてパワー半導体素子2の発熱に起因する故障を防ぐために、パワー半導体素子2を保護するパワー半導体素子2の温度保護システムは、放熱フィン温度センサ4と、周囲温度センサ5と、ファンモータ6と、電流検出部9と、損失算出部10と、回転数検出部7と、熱抵抗算出部8と、放熱フィン温度推定部11と、異常判定部12と、異常通報部13と、によって構成される。
電流検出部9は、パワー半導体素子2からモータ40へ供給される電流の電流値、すなわちパワー半導体素子2からモータ40へ流れる電流の電流値である電流値Iを検出する。電流検出部9は、検出結果である電流値Iの情報を、損失算出部10に送信する。
損失算出部10は、電流検出部9で検出された電流値Iを用いて、パワー半導体素子2の電力損失Qを算出する。損失算出部10は、算出した電力損失Qの情報を、放熱フィン温度推定部11に送信する。電力損失Qは、公知の方法によって算出することができる。
回転数検出部7は、ファンモータ6の回転数であるファンモータ回転数Rを検出する。回転数検出部7は、検出したファンモータ回転数Rの情報を、熱抵抗算出部8に送信する。
熱抵抗算出部8は、回転数検出部7で検出されたファンモータ6の回転数から放熱フィン1の放熱における熱抵抗である放熱フィン熱抵抗Rfaを算出する。
図4は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置100におけるファンモータ回転数Rと放熱フィン熱抵抗Rfaとの関係を示す特性図である。放熱フィン熱抵抗Rfaは、放熱フィン1を流れる風量によって変化する。放熱フィン1を流れる風量は、ファンモータ回転数Rに依存する。すなわち、放熱フィン熱抵抗Rfaは、ファンモータ回転数Rによって変化する。
このため、電力変換装置100におけるファンモータ回転数Rと放熱フィン熱抵抗Rfaとを実験で測定して、ファンモータ回転数Rと放熱フィン熱抵抗Rfaとの相関関係を示す相関関係情報が予め取得されている。相関関係情報は、熱抵抗算出部8に記憶されている。これにより、熱抵抗算出部8は、回転数検出部7で検出されたファンモータ回転数Rの情報を取得すると、ファンモータ回転数Rと相関関係情報とに基づいて、放熱フィン熱抵抗Rfaをリアルタイムで算出することができる。なお、相関関係情報は、電力変換装置100における不図示の記憶部に記憶されてもよい。
放熱フィン温度推定部11は、電力損失Q、周囲温度Taおよび放熱フィン熱抵抗Rfaから放熱フィンの温度の推定値である放熱フィン推定温度Tfeを算出する。
ここで、放熱フィン温度推定部11による放熱フィン推定温度Tfeの算出方法について説明する。電力損失Qと放熱フィン熱抵抗Rfaとの積が、熱を授受する物体間の温度差となる。このため、放熱フィン推定温度Tfeは、下記の式(1)によって計算できる。
Tfe=Q×Rfa+Ta ・・・(1)
上記の式(1)より、損失算出部10で算出されたパワー半導体素子2の電力損失Qと、周囲温度センサ5で検出された放熱フィン1の周囲温度Taと、熱抵抗算出部8で算出された放熱フィン熱抵抗Rfaと、から放熱フィン推定温度Tfeを求めることができる。
異常判定部12は、放熱フィン温度推定部11で算出された放熱フィン推定温度Tfeと、放熱フィン温度センサ4で検出された放熱フィン実温度Tfrとを比較して、放熱フィン推定温度Tfeと放熱フィン実温度Tfrとの差に基づいて、パワー半導体素子2の冷却状態の異常の有無を判定する。異常判定部12は、放熱フィン推定温度Tfeと放熱フィン実温度Tfrとの差に基づいて、パワー半導体素子2と放熱フィン1との間における放熱経路の異常の有無を判定する。
異常通報部13は、異常判定部12において異常の発生が判定された場合に、異常判定部12から異常の発生の通報を受信し、異常の発生を駆動部23に通報する。
損失算出部10は、例えば、図5に示したハードウェア構成の処理回路として実現される。図5は、本発明の実施の形態1における処理回路のハードウェア構成の一例を示す図である。損失算出部10が図5に示す処理回路により実現される場合、損失算出部10は、プロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを実行することにより、実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して上記機能を実現してもよい。また、損失算出部10の機能のうちの一部を電子回路として実装し、他の部分をプロセッサ101およびメモリ102を用いて実現するようにしてもよい。
また、熱抵抗算出部8と、放熱フィン温度推定部11と、異常判定部12と、異常通報部13とのうちの少なくとも一部の機能を、同様にプロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを実行することにより、実現されるように構成してもよい。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して熱抵抗算出部8と、放熱フィン温度推定部11と、異常判定部12と、異常通報部13とのうちの少なくとも一部の機能の機能を実現してもよい。また、熱抵抗算出部8と、放熱フィン温度推定部11と、異常判定部12と、異常通報部13とのうちの少なくとも一部の機能を電子回路として実装し、他の部分をプロセッサ101およびメモリ102を用いて実現するようにしてもよい。
また、熱抵抗算出部8と放熱フィン温度推定部11と異常判定部12と異常通報部13とのうちの少なくとも一部の機能を実現するためのプロセッサおよびメモリは、損失算出部10と熱抵抗算出部8と放熱フィン温度推定部11と異常判定部12と異常通報部13とのうちの少なくとも一部の機能を実現するためのプロセッサおよびメモリのいずれかと同一であってもよいし、別のプロセッサおよびメモリであってもよい。
つぎに、電力変換装置100におけるパワー半導体素子2の温度保護システムの動作について説明する。図6は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置100のパワー半導体素子2の温度保護システムにおける保護動作の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS10において、電流検出部9が、パワー半導体素子2からモータ40へ流れる電流の電流値である電流値Iを検出する。電流検出部9は、検出結果である電流値Iの情報を、損失算出部10に送信する。損失算出部10は、電流検出部9から送信された電流値Iの情報を受信する。
つぎに、ステップS20において、損失算出部10が、電流検出部9で検出された電流値Iを用いてパワー半導体素子2の電力損失である電力損失Qを算出する。損失算出部10は、算出した電力損失Qの情報を、放熱フィン温度推定部11に送信する。放熱フィン温度推定部11は、損失算出部10から送信された電力損失Qの情報を受信する。
つぎに、ステップS30において、周囲温度センサ5が、放熱フィン1の周囲の温度である周囲温度Taを検出する。周囲温度センサ5は、検出結果である周囲温度Taの情報を、放熱フィン温度推定部11に送信する。放熱フィン温度推定部11は、周囲温度センサ5から送信された周囲温度Taの情報を受信する。
つぎに、ステップS40において、回転数検出部7がファンモータ6の回転数であるファンモータ回転数Rを検出する。回転数検出部7は、検出結果であるファンモータ回転数Rの情報を熱抵抗算出部8に送信する。熱抵抗算出部8は、回転数検出部7から送信されたファンモータ回転数Rの情報を受信する。
つぎに、ステップS50において、熱抵抗算出部8は、回転数検出部7で検出されたファンモータ回転数Rの情報と、ファンモータ回転数Rと放熱フィン熱抵抗Rfaとの相関関係を示す相関関係情報とに基づいて、回転数検出部7で検出されたファンモータ回転数Rに対応する放熱フィン熱抵抗Rfaをリアルタイムで算出する。そして、熱抵抗算出部8は、算出した放熱フィン熱抵抗Rfaの情報を、放熱フィン温度推定部11に送信する。放熱フィン温度推定部11は、熱抵抗算出部8から送信された放熱フィン熱抵抗Rfaの情報を受信する。
つぎに、ステップS60において、放熱フィン温度推定部11は、損失算出部10において算出されたパワー半導体素子2の電力損失Qの情報と、周囲温度センサ5において検出された放熱フィン1の周囲温度Taの情報と、熱抵抗算出部8において算出された放熱フィン熱抵抗Rfaの情報とを用いて、上述した式(1)式によって放熱フィン推定温度Tfeを算出する。
つぎに、ステップS70において、放熱フィン温度センサ4が、放熱フィン1の実温度である放熱フィン実温度Tfrの情報を検出する。放熱フィン温度センサ4は、検出結果である放熱フィン実温度Tfrの情報を異常判定部12に送信する。異常判定部12は、放熱フィン温度センサ4から送信された放熱フィン実温度Tfrの情報を受信する。
つぎに、ステップS80において、異常判定部12が、放熱フィン推定温度Tfeと放熱フィン実温度Tfrとの差分の絶対値|Tfe-Tfr|が予め決められた閾値Kより大であるか否かを判定する。閾値Kは、異常判定部12がパワー半導体素子2の放熱経路における異常の有無を判定するための閾値である。閾値Kは、予め決められて、異常判定部12に記憶されている。この場合、閾値Kは、異常判定部12を実現するメモリ102に記憶されている。なお、閾値Kは、電力変換装置100における不図示の記憶部に記憶されてもよい。
放熱フィン推定温度Tfeと放熱フィン実温度Tfrとの差分の絶対値|Tfe-Tfr|が、閾値K以下である場合、すなわち|Tfe-Tfr|≦Kである場合は、異常判定部12は、「放熱経路に異常無し」と判定する。この場合は、ステップS80においてNoとなり、ステップS10に戻る。
放熱フィン推定温度Tfeと放熱フィン実温度Tfrとの差分の絶対値|Tfe-Tfr|が、閾値Kより大である、すなわち|Tfe-Tfr|>Kである場合は、ステップS80においてYesとなり、ステップS90へ進む。
ステップS90において、異常判定部12は、異常判定猶予状態となり、異常判定猶予時間Tdのカウントアップを開始する。そして、異常判定部12は、すでに異常判定猶予時間Tdのカウントアップが開始されている場合には、異常判定猶予時間Tdが経過したか否かを判定する。回転数検出部7および電流検出部9におけるノイズ等に起因した各検出値の誤検出、および放熱フィン温度センサ4および周囲温度センサ5の応答性を考慮し、異常判定を決定するまでの猶予時間として異常判定猶予時間Tdが設けられている。
異常判定部12は、異常判定猶予時間Tdが経過する前に、放熱フィン推定温度Tfeと放熱フィン実温度Tfrとの差分の絶対値|Tfe-Tfr|が、閾値K以下となった場合、すなわち|Tfe-Tfr|≦Kとなった場合には、「放熱経路に異常無し」と判定する。異常判定部12は、異常判定猶予時間Tdが経過した場合には、すなわち、放熱フィン推定温度Tfeと放熱フィン実温度Tfrとの差分の絶対値|Tfe-Tfr|が閾値Kより大である状態が異常判定猶予時間Td継続した場合には、「放熱経路に異常有り」と判定する。
異常判定猶予時間Tdは、予め決められて異常判定部12に記憶されている。この場合、異常判定猶予時間Tdは、異常判定部12を実現するメモリ102に記憶されている。なお、異常判定猶予時間Tdは、電力変換装置100における不図示の記憶部に記憶されてもよい。
異常判定猶予時間Tdが経過していないと判定された場合には、ステップS90においてNoとなり、異常判定部12は、「異常が発生していない」と判定して、異常判定猶予状態を解除してステップS10に戻る。異常判定猶予時間Tdが経過していると判定された場合には、ステップS90においてYesとなり、異常判定部12は、「異常が発生している」と判定して、ステップS100へ進む。
ステップS100において、異常判定部12は、放熱フィン推定温度Tfeと放熱フィン実温度Tfrとを比較し、放熱フィン推定温度Tfeが放熱フィン実温度Tfrより高いか否かを判定する。放熱フィン推定温度Tfeが放熱フィン実温度Tfrより高い場合、すなわち放熱フィン推定温度Tfe>放熱フィン実温度Tfrである場合は、ステップS100においてYesとなり、ステップS110へ進む。一方、放熱フィン推定温度Tfeが放熱フィン実温度Tfrより低い場合、すなわち放熱フィン推定温度Tfe<放熱フィン実温度Tfrである場合は、ステップS100においてNoとなり、ステップS140へ進む。
ステップS110において、異常判定部12は、異常が「パワー半導体素子2と放熱フィン1との間の放熱経路異常」であると判定して、「放熱経路異常の発生」を通知する放熱経路異常の異常通知情報を異常通報部13および駆動部23に送信する。異常通報部13および駆動部23は、異常判定部12から送信された放熱経路異常の異常通知情報を受信する。すなわち、異常判定部12は、駆動部23に対して、インバータ回路22のパワー半導体素子2の駆動を停止させる制御を行う。したがって、異常判定部12は、放熱フィン推定温度Tfeが放熱フィン実温度Tfrより高い場合に、「パワー半導体素子2と放熱フィン1との間の放熱経路異常」と判定する。
放熱フィン推定温度Tfeが放熱フィン実温度Tfnより高い場合、すなわち放熱フィン推定温度Tfe>放熱フィン実温度Tfrである場合は、放熱グリース3のポンピングアウト現象または放熱フィン1の接触異常等により、パワー半導体素子2と放熱フィン1との間の放熱経路に異常が発生し、パワー半導体素子2のジャンクション温度Tjと放熱フィン1との間の熱抵抗Rjfが高くなっている状態である。
図7は、本発明の実施の形態1において放熱フィン推定温度Tfeが放熱フィン実温度Tfrより高く、「パワー半導体素子2と放熱フィン1との間の放熱経路異常」と判定される場合の、放熱フィン推定温度Tfeと放熱フィン実温度Tfrと異常判定猶予時間Tdとの関係の一例を示す特性図である。放熱フィン推定温度Tfeと放熱フィン実温度Tfrと異常判定猶予時間Tdとの関係が図7に示すように、放熱フィン推定温度Tfe>放熱フィン実温度Tfrであり、|Tfe-Tfr|>Kである状態が異常判定猶予時間Tdにおいて継続された場合には、異常判定部12は、「パワー半導体素子2と放熱フィン1との間の放熱経路異常」と判定する。
ステップS120において、駆動部23は、異常通知情報の受信を条件として、インバータ回路22のパワー半導体素子2の駆動を停止させて、パワー半導体素子2を過熱から保護する保護動作を行う。すなわち、駆動部23は、異常通知情報を受信すると、インバータ回路22の制御を停止する。
ステップS130において、異常通報部13は、異常判定部12から送信された放熱経路異常の異常通知情報を受信すると、「放熱経路異常の発生」をユーザに通報する。ユーザへの「放熱経路異常の発生」の通報の方法は限定されず、警告音を鳴らす、警告メッセージを表示装置に表示するなど、公知の方法を採用できる。ステップS130が行われることで、パワー半導体素子2の温度保護システムにおける一連の保護動作が終了する。
一方、ステップS140において、異常判定部12は、異常が「放熱フィン1への送風経路異常」であると判定して、「送風経路異常の発生」を通知する送風経路異常の異常通知情報を異常通報部13および駆動部23に送信する。異常通報部13および駆動部23は、異常判定部12から送信された送風経路異常の異常通知情報を受信する。すなわち、異常判定部12は、駆動部23に対して、インバータ回路22のパワー半導体素子2の駆動を停止させる制御を行う。したがって、異常判定部12は、放熱フィン推定温度Tfeが放熱フィン実温度Tfrより低い場合、すなわち放熱フィン推定温度Tfe<放熱フィン実温度Tfrである場合に、「放熱フィン1への送風経路異常」と判定する。
放熱フィン推定温度Tfeが放熱フィン実温度Tfrより低い場合、すなわち放熱フィン推定温度Tfe<放熱フィン実温度Tfrである場合は、ファンモータ6のプロペラの破損または放熱フィン1へのゴミ付着等によって放熱フィン1への送風経路に異常が発生し、放熱フィン熱抵抗Rfaが高くなっている状態である。放熱フィン熱抵抗Rfaが高くなっている状態は、放熱フィン1の冷却性能が低下している状態である。
図8は、本発明の実施の形態1において放熱フィン推定温度Tfeが放熱フィン実温度Tfrより低く、「放熱フィン1への送風経路異常」と判定される場合の、放熱フィン推定温度Tfeと放熱フィン実温度Tfrと異常判定猶予時間Tdとの関係の一例を示す特性図である。放熱フィン推定温度Tfeと放熱フィン実温度Tfrと異常判定猶予時間Tdとの関係が図8に示すように、放熱フィン推定温度Tfe<放熱フィン実温度Tfrであり、|Tfe-Tfr|>Kである状態が異常判定猶予時間Tdにおいて継続された場合には、異常判定部12は、「放熱フィン1への送風経路異常」と判定する。
その後、上述したようにステップS120およびステップS130が行われ、パワー半導体素子2の温度保護システムにおける一連の保護動作が終了する。なお、ステップS130において、異常通報部13は、異常判定部12から送風経路異常の異常通知情報を受信した場合には、「送風経路異常の発生」をユーザに通報する。ユーザへの「送風経路異常の発生」の通報の方法は限定されず、警告音を鳴らす、警告メッセージを表示装置に表示するなど、公知の方法を採用できる。
なお、図7に示すように放熱フィン推定温度Tfeが放熱フィン実温度Tfrより高い場合と、図8に示すように放熱フィン推定温度Tfeが放熱フィン実温度Tfrより低い場合と、とにおいて閾値Kを異なる値とすることができる。これにより、異常通報部13は、「パワー半導体素子2と放熱フィン1との間の放熱経路異常」の場合と、「放熱フィン1への送風経路異常」の場合とでの、放熱フィン推定温度Tfeの変動特性を考慮して、パワー半導体素子2の冷却状態の異常をより精度良く判定することができる。
上述したように、本実施の形態1にかかる電力変換装置100は、電力損失Q、周囲温度Taおよび放熱フィン熱抵抗Rfaから放熱フィン1の温度の推定値である放熱フィン推定温度Tfeを算出する放熱フィン温度推定部11と、放熱フィン推定温度Tfeと放熱フィン実温度Tfrとの差に基づいてパワー半導体素子2の冷却状態の異常の有無を判定する異常判定部12を備える。これにより、電力変換装置100は、パワー半導体素子2と放熱フィン1間の放熱経路の異常および、放熱フィン1への送風経路に異常が発生した場合でも、パワー半導体素子2の冷却状態の異常を容易に且つ確実に検出し、パワー半導体素子2の放熱異常を容易に且つ確実に検出することが可能である。
また、電力変換装置100は、異常通報部13を備える。これにより、電力変換装置100は、異常判定部12においてパワー半導体素子2と放熱フィン1との間の放熱経路異常が検出されると、パワー半導体素子2と放熱フィン1との間の放熱経路異常の発生を直ぐにユーザに対して通報することができる。また、電力変換装置100は、異常判定部12において放熱フィン1への送風経路異常が検出されると、放熱フィン1への送風経路異常の発生を直ぐにユーザに対して通報することができる。これにより、ユーザは、容易に電力変換装置100の異常の要因の特定を行うことができる。
したがって、本実施の形態1にかかる電力変換装置100によれば、放熱フィン実温度Tfrを検出し、放熱フィン推定温度Tfeを算出し、放熱フィン実温度Tfrと放熱フィン推定温度Tfeとを比較することで、パワー半導体素子2の放熱経路に異常が発生した場合でも、また放熱フィン1への送風経路に異常が発生した場合でも、容易にパワー半導体素子2の放熱異常を検出し、パワー半導体素子2の保護が可能となる。すなわち、電力変換装置100によれば、機器の運転状況に左右されず、容易にパワー半導体素子2の冷却状態の異常を検出することが可能である。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 放熱フィン、2 パワー半導体素子、3 放熱グリース、4 放熱フィン温度センサ、5 周囲温度センサ、6 ファンモータ、7 回転数検出部、8 熱抵抗算出部、9 電流検出部、10 損失算出部、11 放熱フィン温度推定部、12 異常判定部、13 異常通報部、21 コンバータ回路、22 インバータ回路、23 駆動部、30 交流電源、40 モータ、100 電力変換装置、101 プロセッサ、102 メモリ、110 制御装置、I 電流値、K 閾値、Q 電力損失、R ファンモータ回転数、Rfa 放熱フィン熱抵抗、Rjf 熱抵抗、Ta 周囲温度、Td 異常判定猶予時間、Tfe 放熱フィン推定温度、Tfr 放熱フィン実温度、Tj ジャンクション温度。

Claims (8)

  1. 電力変換用のパワー半導体素子と、
    前記パワー半導体素子の駆動を制御する駆動部と、
    前記パワー半導体素子の冷却用の放熱フィンと、
    前記パワー半導体素子と前記放熱フィンとの間に配置された放熱グリースと、
    前記放熱フィンの冷却用のファンモータと、
    前記ファンモータの回転数であるファンモータ回転数を検出する回転数検出部と、
    前記ファンモータ回転数から前記放熱フィンの放熱における熱抵抗である放熱フィン熱抵抗を算出する熱抵抗算出部と、
    前記放熱フィンの実温度である放熱フィン実温度を検出する放熱フィン温度センサと、
    前記放熱フィンの周囲の温度である周囲温度を検出する周囲温度センサと、
    前記パワー半導体素子から負荷に供給される電流の電流値を検出する電流検出部と、
    前記電流値を用いて前記パワー半導体素子の電力損失を算出する損失算出部と、
    前記電力損失と、前記周囲温度と、前記放熱フィン熱抵抗とから、前記放熱フィンの温度の推定値である放熱フィン推定温度を算出する放熱フィン温度推定部と、
    前記放熱フィン実温度と前記放熱フィン推定温度との差に基づいて、前記パワー半導体素子の冷却状態の異常の有無を判定する異常判定部と、
    を備える電力変換装置。
  2. 前記異常判定部は、前記放熱フィン推定温度と前記放熱フィン実温度との差分の絶対値が、予め決められた閾値より大である場合に、前記パワー半導体素子の冷却状態に異常が発生していると判定する、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記異常判定部は、前記放熱フィン推定温度と前記放熱フィン実温度との差分の絶対値が、予め決められた閾値より大である状態が、予め決められた異常判定猶予時間を経過した場合に、前記パワー半導体素子の冷却状態に異常が発生していると判定する、請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 前記放熱フィン推定温度が前記放熱フィン実温度より高い場合と、前記放熱フィン推定温度が前記放熱フィン実温度より低い場合とにおいて、前記閾値が異なる、請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記異常判定部は、前記放熱フィン推定温度と前記放熱フィン実温度との大小関係から前記パワー半導体素子の冷却状態の異常の要因を判定する、請求項1から4のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  6. 前記駆動部は、前記パワー半導体素子の冷却状態に異常が発生していると判定された場合に、前記パワー半導体素子の駆動を停止させる、請求項1から5のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  7. 前記熱抵抗算出部は、前記ファンモータ回転数と前記放熱フィン熱抵抗との相関関係を示す相関関係情報と、前記回転数検出部で検出された前記ファンモータ回転数と、に基づいて前記放熱フィン熱抵抗を算出する、請求項1から6のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  8. 前記異常判定部において前記パワー半導体素子の冷却状態に異常が発生していると判定された場合に前記パワー半導体素子の冷却状態の異常の発生を通報する異常通報部を有する、請求項1から7のいずれか1つに記載の電力変換装置。
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