JP6999452B2 - ループ型ヒートパイプ、及びループ型ヒートパイプ製造方法 - Google Patents
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Description
図3は、本実施形態に係るループ型ヒートパイプの上面図である。
図16~図17は、第1例に係るループ型ヒートパイプ11の製造途中の断面図である。
図18~図19は、第2例に係るループ型ヒートパイプ11の製造途中の断面図である。これらの図においても、図16~図17と同様に、図3のII-II線とIII-III線のそれぞれに沿った断面を併記する。
図20は、第1変形例におけるループ型ヒートパイプ11の断面図であって、図3のII-II線に沿う断面図に相当する。
図22は、第2変形例におけるループ型ヒートパイプ11の断面図であって、図3のII-II線に沿う断面図に相当する。
第1実施形態では、下側金属層21と上側金属層23の少なくとも一方を膨張させた。これにより作動流体が管路17から受ける抵抗を低減できるものの、ループ型ヒートパイプ11に対する信頼性試験の際に管路17が破裂する危険性もある。そのような信頼性試験として、例えば冷熱試験がある。冷熱試験は、ループ型ヒートパイプ11の冷却と加熱とを繰り返して行う試験であり、その試験の際に作動流体Cが液相と気相との間で繰り返し相変化を行うことで管路17が破裂する可能性が生じる。
図28は、第1変形例に係る蒸気管15の断面図である。
図29は、第2変形例に係る下側金属層21の拡大平面図である。
図30は、第3変形例に係る下側金属層21の拡大平面図である。
図31は、第4変形例に係る下側金属層21の拡大平面図である。
Claims (15)
- ループ状の管路が形成された中間金属層と、
前記中間金属層の下に接合され、前記管路を下から塞ぐ下側金属層と、
前記中間金属層の上に接合され、前記管路を上から塞ぐ上側金属層と、
前記管路に封入され、液状又は蒸気の状態で存在する作動流体と、
前記管路に設けられ、前記液状の作動流体を蒸発させる蒸発器と、
前記管路に設けられ、前記蒸気を凝縮する凝縮器と、
前記蒸発器と前記凝縮器との間の前記管路であって、前記蒸気が流れる蒸気管と、
前記蒸発器と前記凝縮器との間の前記管路であって、液状の前記作動流体が流れる液管とを備え、
少なくとも前記蒸気管において、前記下側金属層と前記上側金属層の少なくとも一方が前記管路の外に向かって膨張し、
前記蒸気管は、
電子部品と重なる第1部分と、
前記電子部品とは重ならない第2部分と、
を有し、
前記第1部分における前記管路の高さは、前記第2部分における前記管路の高さよりも小さいことを特徴とするループ型ヒートパイプ。 - 前記上側金属層の厚さは前記下側金属層よりも厚く、
前記上側金属層の外側表面は平坦であることを特徴とする請求項1に記載のループ型ヒートパイプ。 - 前記中間金属層が複数積層され、
前記複数の中間金属層の各々に形成された前記管路の幅が、前記上側金属層から前記下側金属層に向かって階段状に狭くなり、
前記上側金属層と比較して前記下側金属層の膨張が少ないことを特徴とする請求項1に記載のループ型ヒートパイプ。 - 前記上側金属層は、前記中間金属層に接合された接合部と、前記管路に面した管壁部とを有し、
前記管壁部の厚さが前記接合部の厚さよりも薄いことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のループ型ヒートパイプ。 - 前記液管の中途部から前記蒸発器に至る部分の前記管路に、液状の前記作動流体を保持する多孔質体が設けられ、
前記液管の前記中途部から前記凝縮器に至る部分の前記管路において、前記下側金属層と前記上側金属層の少なくとも一方が前記管路の外に向かって膨張したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のループ型ヒートパイプ。 - 前記下側金属層と前記上側金属層の各々は、前記管路に対向する内側表面と、前記内側表面に相対する外側表面とを有し、
少なくとも前記蒸気管に相当する部分の前記下側金属層と前記上側金属層の少なくとも一方の前記内側表面又は前記外側表面に凹部が形成されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のループ型ヒートパイプ。 - 前記凹部は、前記蒸気の流れ方向に沿って延びた溝であることを特徴とする請求項6に記載のループ型ヒートパイプ。
- 前記凹部は平面視で円形であり、前記凹部が間隔をおいて複数形成されたことを特徴とする請求項6に記載のループ型ヒートパイプ。
- 前記凹部は、平面視で格子状の溝であることを特徴とする請求項6に記載のループ型ヒートパイプ。
- 下側金属層、ループ状の管路が形成された中間金属層、及び上側金属層を順に積層して接合することにより、蒸発器、凝縮器、液管、及び蒸気管の各々を形成する工程と、
前記管路の内部の圧力を高めることにより、少なくとも前記蒸気管において、前記下側金属層と前記上側金属層の少なくとも一方を前記管路の外に向かって膨張させる工程と、
前記管路に作動流体を封入する工程と、
を有し、
前記蒸気管は、
電子部品と重なる第1部分と、
前記電子部品とは重ならない第2部分と、
を有し、
前記第1部分における前記管路の高さを、前記第2部分における前記管路の高さよりも小さくすることを特徴とするループ型ヒートパイプの製造方法。 - 前記膨張させる工程は、
前記管路に前記作動流体を封入する工程の後に、前記作動流体を加熱して気化させ、気化した前記作動流体の圧力で前記下側金属層と前記上側金属層の少なくとも一方を膨張させることにより行われることを特徴とする請求項10に記載のループ型ヒートパイプの製造方法。 - 前記膨張させる工程は、
前記作動流体を封入する工程の前に、大気圧よりも高い圧力のガスを前記管路に導入し、前記ガスの圧力で前記下側金属層と前記上側金属層の少なくとも一方を膨張させることにより行われることを特徴とする請求項10に記載のループ型ヒートパイプの製造方法。 - 前記上側金属層の厚さは前記下側金属層よりも厚いことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載のループ型ヒートパイプの製造方法。
- 前記下側金属層、前記中間金属層、及び前記上側金属層を順に積層して接合する工程において、前記管路の幅が前記上側金属層から前記下側金属層に向かって階段状に狭くなるように前記中間金属層を複数積層して接合することを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記載のループ型ヒートパイプの製造方法。
- 前記下側金属層と前記上側金属層の各々は、前記管路に対向する内側表面と、前記内側表面に相対する外側表面とを有し、
少なくとも前記蒸気管に相当する部分の前記下側金属層と前記上側金属層の少なくとも一方の前記内側表面又は前記外側表面に凹部を形成する工程を更に有することを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載のループ型ヒートパイプの製造方法。
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