JP6999332B2 - トンネル内投影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トンネル内の壁面に警報や避難誘導等を表示するトンネル内投影装置に関する。
自動車専用道路等のトンネルには、トンネル内で発生する火災事故から人身及び車両を守るため、非常用設備が設置されている。非常用設備は、火災の発生を監視する火災検知器、手動通報装置、非常電話、火災の消火や延焼防止のための消火栓装置、トンネル躯体やダクト内を火災から防護するための水噴霧ヘッドなどを有している。また、非常用設備は、前記各機器を監視制御する防災受信盤を有している。
トンネル内には、トンネル出口や避難連絡口の方向と距離を示した誘導表示板や、火災事故発生時などに警報を表示する警報表示板も設置される。誘導表示板や警報表示板は、トンネルの壁面に設置される。誘導表示板をトンネル内に設けたトンネル誘導設備としては、例えば特許文献1のようなものがある。
特開2017-134631号公報
誘導表示板は、トンネルの壁面に設置されるため、トンネルの長さ方向に向かっている車両の運転手は、その近傍でなければ誘導表示板を十分に視認できない。また、車両の進行方向に向かうように配置される警報表示板も、車両の通行の妨げとならないように、それほど大きくすることができない。このため、トンネル内異常発生時において、車両の運転手が警報を十分に視認できない可能性がある。加えて、トンネル内に配置される消火栓も、その位置を知らせるための表示部分を有するが、消火栓はトンネルの壁面に配置されているため、車両の進行方向からは表示部分を視認しにくい。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、トンネル内の警報や避難誘導の表示などをトンネル内に大きく表示し、確実に視認できるようにしたトンネル内投影装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係るトンネル内投影装置は、トンネルの壁面に光を投影するトンネル内投影装置であって、
前記トンネル内の異常発生が検出されると、前記トンネルの壁面または道路面に対し、消火栓の操作方法に関する文字情報及び/または図形の表示を投影する投影部を備えることを特徴として構成されている。
請求項に係る発明によれば、消火栓の位置をトンネル内の人に確実に知らせることができる。
さらに、請求項の発明に係るトンネル内投影装置は、前記投影部は、前記消火栓の操作状況に応じて、投影する前記消火栓の操作方法に関する文字情報及び/または図形の表示を変更することを特徴として構成されている。
請求項に係る発明によれば、投影部により状況に応じて表示を変化させるので、トンネル内の異常発生時に、より的確な行動を促すことができる。
そして、請求項の発明に係るトンネル内投影装置は、トンネルの壁面に光を投影するトンネル内投影装置であって、
トンネル内に車の通過を検出する通過検出部と、
前記トンネル内の異常発生が検出されると、前記トンネルの壁面または道路面に対し、発生した異常に対応する表示を投影可能な投影部と、を有し、
前記投影部は、前記通過検出部で車の通過が検出されない間は投影を行わず、前記通過検出部で車の通過が検出されると前記トンネルの壁面または道路面に対して投影を行うことを特徴として構成されている。
請求項に係る発明によれば、投影部により必要なタイミングでのみ投影を行うので、電力消費を低減できる。
本発明に係るトンネル内投影装置によれば、投影部によってトンネルの壁面に大きく警報等の表示を行うことができるので、異常発生時においてトンネル内の人が警報等を確実に視認できる。
自動車専用道路のトンネルの概要図である。 トンネル内投影装置の構成図である。 投影部により異常発生時にトンネルの壁面の色を変化させた状態の図である。 投影部により火災発生時にトンネルの壁面に文字の表示を行っている状態の図である。 投影部により異常発生時にトンネルの壁面に文字の表示を行っている状態の図である。 投影部により異常発生時にトンネルの壁面に文字及び図形の表示を行っている状態の図である。 投影部により異常発生時に消火栓装置の近傍に文字及び図形の表示を行っている状態の図である。 投影部により消火栓装置の操作を案内する表示を行っている状態の図である。 図7の状態から消火栓扉が開かれた後の操作を案内する表示を行っている状態の図である。 投影部によりトンネル内に異常発生箇所までの距離を表示した状態の図である。 投影部によりトンネル内に渋滞中の旨の文字を表示した状態の図である。 投影部により逆走の旨の文字を表示した状態の図である。 投影部によりトンネル内にリングを表示した状態の図である。
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。図1には、自動車専用道路のトンネルの概要図を示している。トンネルは、上り線トンネルAと下り線トンネルBとからなり、両者は避難連絡抗Cによって繋がっている。トンネルには、道路に沿って監視員通路10が設けられている。また、道路には、非常駐車帯11が所定間隔毎に設けられていて、この部分ではトンネルの幅が広くなっている。
トンネルの壁面には、非常用設備を構成する機器が配置されている。非常用設備の機器としては、消火栓装置20と、手動通報装置21と、水噴霧ノズル22、非常電話23、避難誘導表示板24、警報表示板25、火災検知器26、投影部27、カメラ28が図中に示されている。これら各機器は、トンネル内において所定間隔毎に設けられる。トンネル内の各機器は、それぞれ単独及び複数の系の制御盤に接続される。簡単化のため、これらの制御盤を統合してトンネル外部の監視室15に設けられる防災受信盤30とする。それぞれの系は、防災受信盤30に対して火災発生等の情報を送信し、あるいは、防災受信盤30から受信した情報に応じた動作を行う。また、防災受信盤30は、遠隔地の監視センターへセンサ情報やカメラ映像などの各種情報を送信し、またカメラ28や投影部27などに対する各種制御を監視センターから受け付ける。
消火栓装置20は、消火栓扉20aを開いた内部に消火栓やホースを有し、また、消火器が収納されている場合もある。また、消火栓装置20には、手動通報装置も併せて設けられていることがある。消火栓扉20aは、閉状態から開状態となることで、防災受信盤30に対してその旨の信号を送信することができる。手動通報装置21は、押しボタン式の通報装置であり、ボタンが操作されたら、その情報が防災受信盤30に対して送信される。
避難誘導表示板24は、内側から照明により光っており、避難方向を示す矢印や、避難口までの距離などが表示されている。警報表示板25は、トンネルの進行方向に対向するように設置されており、トンネル内の異常を表示する電光表示板である。
トンネルの壁面や監視員通路10には、トンネル内投影装置を構成する投影部27が設置されている。投影部27は、プロジェクタ等の光を投影できる装置で構成される。投影部27は、トンネルの壁面に向かうように配置されており、投影部27から出射される光がトンネルの壁面に投影されるようになっている。投影部27からの光は、トンネルの壁面に投影されることで、トンネルの壁面を所定の色に変化させ、また、トンネルの壁面に文字や図形を表示することができる。
トンネル内にはカメラ28が所定間隔毎に設置されており、防災受信盤30に映像を送信することができる。防災受信盤30を設置した監視室15では、カメラ28からの映像を見ることができ、トンネル内の機器からの通報時には、カメラ28からの映像によって、どのような異常が発生したのかを確認することができる。
図2には、トンネル内投影装置の構成図を示している。前述のように、トンネル内に配置される機器である消火栓装置20の消火栓扉20aと、手動通報装置21、火災検知器26、カメラ28は、防災受信盤30に接続されている。また、警報表示板25や投影部27も防災受信盤30に接続されている。防災受信盤30は、トンネル内の各機器から火災発生の情報を受信した場合には、外部に火災発生を通報すると共に、消火栓装置20に水を供給するポンプの動作を開始させるなどのポンプ制御を行う機器に対して情報を送信する。
防災受信盤30は、トンネル内の各機器において異常が検出された際には、異常の種類及び場所に応じた表示を、警報表示板25や投影部27に行わせることができる。図3には、投影部27により異常発生時にトンネルの壁面の色を変化させた状態の図を示している。この図において、トンネル内の網掛けした領域は、投影部27からの赤色の光が投影されていることを示している。すなわち、本例において投影部27は、トンネルの壁面全体が赤色となるように光を投影する。これにより、トンネル内の運転手等は、トンネル内で異常が発生したことを瞬時に認識することができる。これと併せて、警報表示板25に火災発生等の表示をさせることにより、トンネル内の異常について、運転手等が確実に把握することができる。
投影部27は、トンネル壁面の色を変化させるだけでなく、文字等を投影することもできる。図4には、投影部27により火災発生時にトンネルの壁面に文字の表示を行っている状態の図を示している。この図に示すように、投影部27は、出射する光によって、トンネルの壁面を赤色に変化させつつ、トンネルの天井部及び側壁部に「火災発生」の文字を大きく表示させる。これにより、運転手等は、トンネル内で火災が発生したことを確実に把握することができる。この際、トンネル壁面に投影する色と文字として投影する色を異ならせたり、あるいは、投影する文字近傍のトンネル壁面に対しては、色表示を投影しないなどにより、文字を認識しやすくすることが望ましい。また、「火災発生」の文字に代えて、またこの文字と併せて、火のマークなど火災表示を意味する図形を投影するようにしてもよい。
投影部27により「火災発生」の文字を投影する指令は、防災受信盤30から投影部27に対して出される。「火災発生」の文字を投影する指令は、防災受信盤30において火災の発生に伴うようにする。火災の発生は、火災検知器26からの感知情報を防災受信盤30が受信したとき、トンネル内に位置する手動通報装置21が押下されたときとすることができる。加えて、防災受信盤30においてカメラ28からの映像を確認した上で、手動で「火災発生」の文字を投影する指令を出すようにしてもよい。
投影部27は、火災発生以外の異常発生時にも、文字等を投影することができる。図5には、投影部27により異常発生時にトンネルの壁面に文字の表示を行っている状態の図を示している。この図に示すように、投影部27は、出射する光によって、トンネルの壁面を赤色に変化させつつ、トンネルの天井部及び側壁部に「事故発生」の文字を大きく表示させる。これにより、運転手等は、トンネル内で事故が発生したことを確実に把握することができる。
投影部27により「事故発生」の文字を投影する指令は、防災受信盤30から投影部27に対して出される。「事故発生」の文字を投影する指令は、防災受信盤30において手動通報装置21からの通報があった場合に、防災受信盤30から自動的に出されるようにしてもよいし、手動通報装置21からの通報があった場合に、防災受信盤30においてカメラ28からの映像を確認した上で、手動で指令が出されるようにしてもよい。このとき、事故の発生場所と現在位置との距離を併せて表示するようにしてもよい。
投影部27は、トンネルの壁面に対し、文字に加えて図形も表示させることができる。図5には、投影部27により異常発生時にトンネルの壁面に文字及び図形の表示を行っている状態の図を示している。この図に示すように、投影部27は、出射する光によって、トンネルの壁面を赤色に変化させつつ、トンネルの側壁部に「避難」の文字と避難口12に向かう方向を表示する矢印とを大きく表示させる。これにより、運転手等は、トンネル内で避難口12の方向及び位置を確実に把握することができる。「避難」の文字及び矢印は、点滅を繰り返すようにすることで、トンネル内の人に対してより強力に避難を促すことができる。
図5では、トンネルの側壁部に「避難」の文字と避難口12に向かう方向を表示する矢印とを表示しているが、図4のような「事故発生」の文字と併せてこれらを表示してもよい。また、投影部27により「避難」の文字と避難口12に向かう方向を表示する矢印とを表示する指令は、防災受信盤30において手動通報装置21からの通報があった場合や、消火栓扉20aが開状態となったことを検出した場合、火災検知器26で火災発生が検出された場合に、自動的に出されてもよいし、これらの検出時にカメラ28からの映像を確認した上で、手動で出されるようにしてもよい。
投影部27によるトンネルの壁面に対する表示は、その他にも様々なものがある。図6には、投影部27により異常発生時に消火栓装置20の近傍に文字及び図形の表示を行っている状態の図を示している。この図に示すように、投影部27は、出射する光によって、トンネルの壁面を赤色に変化させつつ、消火栓装置20の直上部に「消火栓」の文字及び矢印を大きく表示させる。これにより、運転手等は、トンネル内で消火栓装置20の位置を確実に把握することができる。
投影部27による表示は、状況に応じて変化させることもできる。図7には、投影部27により消火栓装置20の操作を案内する表示を行っている状態の図を示している。火災検知器26による火災検出や、手動通報装置21による通報があった場合に、防災受信盤30は、消火栓装置20のすぐ隣の位置に図7のような表示を投影部27に投影させる。ここでの表示は、消火栓装置20の消火栓扉20aを開くように促すものである。この表示により、消火栓装置20の位置及びどの部分を操作すればよいかを瞬時に把握することができる。
図7の表示状態から、消火栓扉20aが開かれると、その旨の信号を検出した防災受信盤30は、続いて図8に示す表示を投影部27に投影させる。ここでの表示は、消火栓装置20のノズル20bを取り出すように促すものである。この表示により、消火栓扉20aを開いた後に、どのように操作すればよいかを確実に把握することができる。
さらに、ノズル20bの取り出しを検出できるようにし、ノズル20bが取り出されたら、投影部27の表示をさらに変化させ、「レバーを引いて下さい」等の表示を行うこともできる。このように、消火栓装置20の操作の段階ごとに、投影部27による表示を変化させることにより、消火栓装置20の操作をガイドすることができる。また、状況に応じて投影部27による表示を変化させることで、トンネル内の異常発生時に、より的確な行動を促すことができる。
投影部27において、さらに別の表示をすることもできる。図9には、投影部27によりトンネル内に異常発生箇所までの距離を表示した状態の図を示している。防災受信盤30では、手動通報装置21からの通報や、火災検知器26による火災検出が、どの機器からされているか認識できる。その上で、防災受信盤30は、図9に示すように、異常が検出された機器までの距離を投影部27に投影させる。図9では、異常が検出された機器までの距離が500mの地点、400mの地点、及び300mの地点に、それぞれ距離を表示している。これにより、異常が発生した位置までの距離を運転手等が容易に把握することができる。
また、トンネル内の異常発生時以外の状況においても、投影部27に文字等を投影させることができる。図10には、投影部27によりトンネル内に渋滞中の旨の文字を表示した状態の図を示している。この図に示すように、トンネル内に渋滞が発生している際に、投影部27に「渋滞中」、「前方注意」の文字をトンネルの壁面に大きく投影させることにより、運転手に注意を促し、追突事故の防止を図ることができる。
図11には、投影部27により逆走の旨の文字を表示した状態の図を示している。トンネル内に逆走する車が進入した場合に、投影部27に「逆走!」の文字をトンネルの壁面に大きく投影させることにより、運転手に逆走していることを認識させることができ、事故防止を図ることができる。逆走車の検出は、カメラ28の映像における異なる時間での車の位置変化や、既知の車の速度検出によって行う。
図12には、投影部27によりトンネル内にリングを表示した状態の図を示している。この図に示すように、投影部27により、トンネル内の長さ方向に沿って複数のリングを表示させることができる。これらのリングは、図中手前から奥に向かって、色が次第に薄くなるようになっている。これにより、トンネル内の運転手に対して減速を促すことができる。また、リングの色が、手前から奥に向かって、次第に濃くなるように表示すれば、トンネル内の運転手に対して加速を促すこともできる。このようなリング表示により、トンネル内の渋滞緩和を図ることができる。
ここまで投影部27による様々な表示について説明したが、各表示のうち、運転中の人に対する表示は、トンネルの天井部など高い位置に表示した方が、視認性がよく好ましい。一方、車を降りた人、具体的には避難中の人や消火栓装置20を使用する人に対する表示は、トンネルの側壁部など低い位置に表示したほうが、見上げる必要がなく好ましい。
投影部27は、トンネルの入口付近にも設置することができる。トンネルの入口付近は、トンネル外からの光が入ってくるため、トンネルの奥側に設置される投影部27よりも、強い光を出射できるものとすることが望ましい。トンネルの入口付近における表示は、路面に対し進入禁止マークを表示することによって行い、トンネル進入より前、もしくは入ってすぐのタイミングで気付くことができるようにすることが好適である。
トンネル内の異常発生時には、前述のように、投影部27はトンネルの壁面が赤色となるように赤色の光を投影するが、状況に応じて他の色を投影するようにしてもよい。例えば、JIS規格の色による注意喚起の基準に基づき、安全を表す際には緑を、注意を表す際には黄を、危険を表す際には黄赤を、消火や停止を表す際には赤を、それぞれ投影してもよい。
投影部27は、通常時(非異常時)に異常表示とは異なる情報を表示するようにしてもよい。例えば、電光掲示板等に表示される工事情報や、次のパーキングエリアまでの情報等を表示するようにしてもよい。
トンネル壁面の色表示は、時間経過に伴って徐々に行うようにしてもよい。例えば、色表示のラインを複数用意し、ライン間の間隔を徐々に狭くなるようにしてもよい。これにより、急に壁面の色が変化することで、運転者が驚くことによる急ブレーキに伴う事故を防止することができる。
また、投影部27による表示は、緊急車両が接近している際に行うようにしてもよい。トンネル内だと緊急車両のサイレン音が聞こえにくいため、表示による覚知は有効である。
投影部27による表示は、必要なタイミングでのみ行うようにしてもよい。必要なタイミングとは、例えば車が通過したときである。このために、トンネル内に車の通過を検出できる通過検出部を設け、この通過検出部による車の通過検出の有無によって、投影部27の表示・非表示を切り替える。具体的には、投影部27は、通過検出部で車の通過が検出されない間は投影を行わず、通過検出部で車の通過が検出されると、トンネルの壁面または道路面に対して所定の投影を行う。これにより、投影部27における電力消費を抑えることができる。また、投影部27は、非投影時にはカバー等で保護され、投影時にのみ露出して光を出射するようにすることができる。この場合に、車の通過検出時のみ投影を行うようにすることで、投影部27の汚れ防止を図ることができる。
投影部27による表示は、トンネルの壁面に対して投影されるが、トンネルの道路面に投影するようにしてもよい。この場合、投影部27はトンネル内の高所に設置される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうる。
A 上り線トンネル
B 下り線トンネル
C 避難連絡抗
10 監視員通路
11 非常駐車帯
12 避難口
20 消火栓装置
21 手動通報装置
22 水噴霧ノズル
23 非常電話
24 避難誘導表示板
25 警報表示板
26 火災検知器
27 投影部
28 カメラ
30 防災受信盤

Claims (3)

  1. トンネルの壁面に光を投影するトンネル内投影装置であって、
    前記トンネル内の異常発生が検出されると、前記トンネルの壁面または道路面に対し、消火栓の操作方法に関する文字情報及び/または図形の表示を投影する投影部を備えることを特徴とするトンネル内投影装置。
  2. 前記投影部は、前記消火栓の操作状況に応じて、投影する前記消火栓の操作方法に関する文字情報及び/または図形の表示を変更することを特徴とする請求項に記載のトンネル内投影装置。
  3. トンネルの壁面に光を投影するトンネル内投影装置であって、
    トンネル内に車の通過を検出する通過検出部と、
    前記トンネル内の異常発生が検出されると、前記トンネルの壁面または道路面に対し、発生した異常に対応する表示を投影可能な投影部と、を有し、
    前記投影部は、前記通過検出部で車の通過が検出されない間は投影を行わず、前記通過検出部で車の通過が検出されると前記トンネルの壁面または道路面に対して投影を行うことを特徴とするトンネル内投影装置。
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