JP6998279B2 - 熱電対式液位計及び原子炉水位計 - Google Patents

熱電対式液位計及び原子炉水位計 Download PDF

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Description

本発明は、熱電対式液位計及び原子炉水位計に関する。
容器内の液位を計測する液位計として、ヒータ付熱電対をセンサとして用いたものが利用されている。ヒータ付熱電対は、ヒータと熱電対とを一体としてシース内に収めたものであり、ヒータに電流を通電したときの熱電対の温度上昇からセンサが液中にあるのか液外にあるのか検出することができる。ヒータ付熱電対を液位計として用いる場合には、複数のセンサを異なる高さに配置する。そして、それぞれのセンサが液中にあるのか液外にあるのかを検出して、一方が液中にあり、他方が液外にある2つの隣接するセンサの中間位置を液面として判定するものである。すなわち、ヒータ付熱電対による液位計は、離散的に水位を計測する液位計であり、液位計を複数個配置する必要がある。
ヒータ付熱電対による液位計は、フロート式や圧力式の液位計のように連続的な水位を計測できる液位計に比べて計測値の細かさで劣るものの、センサを金属やその他の無機物で構成できるため、高温や高放射線環境下でも使用できる利点がある。例えば、ヒータ付熱電対による液位計は、原子炉内の水位計として好適である。
特許文献1には、沸騰水型原子炉の炉内計装管内の複数高さに設置された、熱電対とヒータ線からなる水位及び温度検出センサが記載されている。特許文献1に記載された水位及び温度検出センサは、熱電対の温度を測定する温度計測装置と、ヒータ線への電流を制御するヒータ制御装置とを備える。そして、温度計測装置は、ヒータ線へ通電する前の熱電対温度と通電時の熱電対温度上昇量とを蒸気雰囲気、水雰囲気、センサ故障に関連付ける閾値テーブルを備えて、熱電対の温度水位や温度を計測する処理を行う。
特開2013-140100号公報
上述したように、熱電対とヒータ線からなる水位計は、離散的に水位を計測するものであるため、複数個配置する必要がある。ここで、複数個の水位計を構成するヒータに、同時に電源を供給する場合、大容量の電源が必要になるので、複数個のヒータに供給する電源を順次切り替えて、電源装置の構成を簡単にするようにしている。
しかしながら、複数個のヒータに供給する電源を、切り替え器で切り替える構成とした場合、切り替え器によるヒータ電源の切り替え時に、高周波電流が発生してしまう。この切り替え時の高周波電流は、水位計の周囲の電気機器に電磁ノイズを誘導することになり、好ましくない。例えば、原子炉内に設置された中性子検出器は、高周波電流が発生する環境で計測を行った場合、中性子の正確な検出ができなくなる可能性がある。
したがって、熱電対とヒータ線からなる水位計では、電源切り替え時に高周波電流が発生しない構成とすることが望まれていた。
本発明は、ヒータ電源の切り替え時の高周波電流の発生を確実に阻止できる熱電対式液位計及び原子炉水位計を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、熱電対とヒータを同一の金属製シース内に収納した複数のヒータ付熱電対と、複数のヒータ付熱電対に配置された複数のヒータへ電流を印加する少なくとも1つの電源と、複数のヒータと電源との接続を切り替える切り替え器と、切り替え器の接点の接続状態を検出する開閉センサと、切り替え器での切り替えとヒータへの電源の電圧印加を制御する制御部とを備える。
制御部は、切り替え器により複数のヒータと電源との接続を順次切り替える制御を行うと共に、開閉センサが接点の閉状態を検出している期間に、切り替え器により接続されたヒータへの電源の電圧印加を行う。
本発明によれば、電圧印加中に切り替え器接点を開閉して高周波電流が発生することを確実に防止し、水位計の近傍の電気機器における電磁ノイズの誘導を防ぐことができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施の形態例による熱電対式液位計の例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例によるヒータ付熱電対の例を示す断面図である。 熱電対の温度変化の例を示す特性図である。 本発明の一実施の形態例による切り替え器の例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例による開閉センサの例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例による開閉センサの検出信号とヒータ電圧との関係の例を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施の形態例によるヒータ電源の制御例を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態例による切り替え器の例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例による熱電対式液位計を備えた原子炉水位計の例を示す構成図である。
以下、本発明の一実施の形態例(以下、「本例」と称する)を、添付図面を参照して詳細に説明する。
[1.熱電対式液位計の構成]
図1は、本例の熱電対式液位計の全体構成を示す図である。
本例の熱電対式液位計は、容器1内の液体の液面2を計測するものである。容器1には、複数本(図1の例では4本)のヒータ付熱電対4a~4dが配置される。ヒータ付熱電対4a~4dは、支持材3により支持され、それぞれのヒータ付熱電対4a~4dの先端のセンサ部5a~5dが、それぞれ容器1の異なる高さに配置されている。ヒータ付熱電対4a~4dは、先端のセンサ部5a~5dにヒータと熱電対が内蔵され、ヒータによって加熱した時の熱電対で検出される温度に基づいて、センサ部5a~5dのそれぞれが液内と液外のいずれであるかを判別するものである。
ここで、ヒータ付熱電対4a~4dの内部構成について説明する。
図2は、ヒータ付熱電対4a~4dとして使用される水位計センサ101の内部構成を断面で示す。
水位計センサ101は、ヒータ102とヒータ線103からなるヒータ閉回路と、クロメル線105及びアルメル線106からなる熱電対107と、これらを絶縁する絶縁体108を、金属製シース109に収納する。
この水位計センサ101のヒータ102に電流を通電すると、ヒータ102が発熱して熱電対107で検出する温度が上昇する。ヒータ102及び熱電対107が配置された金属製シース109の先端部分が、図1に示すヒータ付熱電対4a~4dのセンサ部5a~5dに相当する。
図3は、水位計センサ101の外側が水中の場合の熱電対温度の変化特性Tαと、水外(気中)の場合の熱電対温度の変化特性Tβの一例を示す。図3において、期間TONは、ヒータ102に電流を通電している期間である。
金属シース109の外部に水が存在している場合の特性Tαは、水の熱伝達率が比較的大きいため、ヒータ102で発生した熱が金属シース109から水に逃げて、熱電対107で検出する温度の上昇が抑制される。一方、金属シース109の外部が水ではない場合、つまり気中にある場合の特性Tβでは、熱伝達率が小さく、ヒータ102で発生した熱が逃げにくいため、熱電対109で検出する温度が大きく上昇する。
本例の熱電対式液位計では、この水中と水外の応答の違いを利用し、温度上昇量にしきい値を設定することにより、温度上昇量がしきい値を超えた場合に水外(液外:気中)、超えない場合に水中(液中)と判定する。
再び、図1の構成の説明に戻ると、ヒータ付熱電対4a~4dは、コネクタ6a~6dを介してケーブル7a~7dの一端に接続され、それぞれのケーブル7a~7dの他端が、コネクタ8a~8dを介して水位計測装置100に接続される。
水位計測装置100の内部では、ヒータ付熱電対4a~4d内の熱電対107(図2)からの熱電対信号を得る信号線が、熱電対温度変換器9に接続されている。また、ヒータ付熱電対4a~4d内のヒータ102(図2)に接続されるヒータ線が、ヒータ切り替え器10を介してヒータ電源11に接続されている。
熱電対温度変換器9は、それぞれのヒータ付熱電対4a~4dから得た熱電対信号を、温度データに変換して、制御部12に供給する。
制御部12は、熱電対温度変換器9から得た温度データに基づいて、4つのヒータ付熱電対4a~4dのそれぞれが、水中と水外のいずれであるかを判別し、判別結果に基づいて、液体の液面2を判定し、判定した液面2の位置を表示部14に表示する。
このため、制御部12が液体の液面2を判定する上では、ヒータ電源11とヒータ切り替え器10を制御して、各ヒータ付熱電対4a~4d内のヒータ102に電源を供給する必要がある。
すなわち、制御部12は、ヒータ電源11によるヒータ付熱電対4a~4d内のヒータ102への電源の供給と、ヒータ切り替え器10によるヒータ付熱電対4a~4dの切り替えを制御する。ヒータ電源11とヒータ切り替え器10とを接続するケーブルから分岐したラインには、開閉センサ13が接続されている。開閉センサ13は、ヒータ切り替え器10に配置された接点の開閉を検出するものである。開閉センサ13が検出した接点の開閉の検出信号は、制御部12に供給される。制御部12は、この開閉センサ13からの接点の開閉の検出信号に基づいて、ヒータ電源11でのヒータ電圧の印加を制御する。
[2.ヒータ切り替え器の構成]
図4は、ヒータ切り替え器10の構成を示す。
本例のヒータ切り替え器10は、4個のヒータ付熱電対4a~4dに対応した、4個のリレー15a~15dで構成されている。
それぞれのリレー15a~15dは、同じ構造であり、電磁コイル16a~16dと、固定端17a~17dを支点として可動する金属板18a~18dとを備える。電磁コイル16a~16dには、リレー駆動信号線27a~27dが接続され、このリレー駆動信号線27a~27dを介して制御部12(図1)から各電磁コイル16a~16dに駆動信号(励磁電圧)が供給される。そして、この励磁電圧が印加された電磁コイル16a~16dに対向する金属板18a~18dが各電磁コイル16a~16dに吸引される。
金属板18a~18dには、ばね19a~19dが接続され、電磁コイル16a~16dに励磁電圧が印加されていない状況では、ばね19a~19dの作用で金属板18a~18dが電磁コイル16a~16dから離れる。
金属板18a~18dには、固定端22a~22dを持つ板23a~23dがガイド21a~21dを介して接続され、金属板18a~18dと板23a~23dとが連動して動くようになっている。
また、板23a~23dには接点24a~24dが取り付けられ、この板23a~23dの動きに連動して、固定板25a~25dに取り付けられた接点26a~26dと、板23a~23d側の接点24a~24dとが、接触状態と非接触状態との間で変化する。
接点24a~24dと接点6a~26dには、リレー端子28a~28dが接続されている。4個のリレー端子28a~28dは、ヒータ電源11と各ヒータ付熱電対4a~4dのヒータ102との間に接続される。
したがって、電磁コイル16a~16dに駆動信号が供給されて、接点24a~24dと接点26a~26dが接触状態(閉状態)になると、対応したヒータ付熱電対4a~4dのヒータ102がヒータ電源11に接続される。
また、電磁コイル16a~16dに駆動信号が供給されない状況では、接点24a~24dと接点26a~26dは非接触状態(開状態)になり、対応したヒータ付熱電対4a~4dのヒータ102がヒータ電源11と非接続状態になる。
図1に示すように、4個のヒータ付熱電対4a~4dがヒータ切り替え器10に接続されている場合、制御部12は、最下のセンサ部5dのヒータ102から最上のセンサ部5aのヒータ102まで順番に通電するように切り替える処理を行う。
すなわち、制御部12は、最初に、最下のセンサ部5d内のヒータ102へ通電する前のセンサ部5dの温度を熱電対温度変換器9から読み込む。同時に、制御部12は、ヒータ切り替え器10に対し、ヒータ電源11をヒータ付熱電対4dに接続されたリレー15dに閉信号を送信し、それ以外のリレー15a,15b,15cに開信号を送信する。
すなわち、制御部12は、始めにリレー15dにのみに励磁電圧を印加する。リレー15dに励磁電圧が印加されると、リレー駆動信号線27dを介して電磁コイル16dに電流が発生し、磁力が生じる。ここで、励磁電流が生じる前には、固定板29dに取り付けられたばね19dに引かれて固定端17dに支持された金属板18dが、電磁コイル16dから離れている。しかし、電磁コイル16dに磁力が生じると、金属板18dは電磁コイル16dに引き付けられる。
金属板18dにはガイド21dが取り付けられており、その他端は、固定端22dに取り付けられた板23dが接続されている。そのため、通常は板23dに取り付けられた接点24dは、固定板25dに取り付けられた接点26dと離隔しているが、励磁電圧が印加されたときには接触する。これにより、リレー端子28dに接続されたヒータ付熱電対4dのヒータ線103が閉じる。その後、制御部12は、ヒータ電源11を作動させて電圧を上昇させ、センサ5dのヒータ102を通電させて、センサ部5dの温度を熱電対温度変換器9から読み込む。この通電後、制御部12は、ヒータ電源11の作動を停止させて電圧を元の電圧に戻し、センサ5dのヒータ102への通電をオフとしてから、リレー15dに開信号を供給して、接点24dと接点26dとを開状態とする。
ここまでの動作が、センサ部5dのヒータ102に通電させる動作であり、以下、センサ部5dよりも上に配置されたセンサ部5c,5b,5aに対しても、同様の動作で順に通電させて、それぞれのセンサ部5c,5b,5aの温度を取得する。
[3.開閉センサの構成]
図5は、開閉センサ13の構成を示す。
図5に示すように、ヒータ切り替え器10とヒータ電源11を接続するケーブルから分岐したケーブル13a,13bに、開閉センサ13が接続されている。分岐した2本のケーブル13a,13bには、微小電圧源31が接続される。この微小電圧源31は、ヒータ電源11が印加する電圧よりも十分に小さい電圧で、かつ非常に小さな電流(例えば0.1mAよりも小さな電流)を発生させるものとする。微小電圧源31の電圧出力は、制御部12により制御される。そして、一方のケーブル13aの途中にはシャント抵抗32が接続され、このシャント抵抗32の両端の電圧は微小電圧計33により検出される。
微小電圧計33で検出されたシャント抵抗32の両端電圧の信号は、制御部12(図1)に供給される。すなわち、この微小電圧計33の検出信号が、開閉センサ13の開閉検出信号になる。
例えば、制御部12が、100ms程度の短時間、微小電圧源31をオン状態とし、そのオン状態の期間におけるシャント抵抗32の両端電圧を、微小電圧計33で検出する。このとき検出した電圧が所定の値よりも大きいとき、各リレー15a~15dの接点24a~24d,26a~26dのいずれかが閉状態である判別し、リレー閉の検出信号を制御部12に供給する。また、微小電圧計33で検出した電流が所定の値以下であるとき、各リレー15a~15dの接点24a~24d,26a~26dが全て開状態である判別し、リレー開の検出信号を制御部12に供給する。
[4.リレーの通電動作]
図6は、リレー15dの開閉動作と、センサ部5dが備えるヒータ102の通電動作との関係を示すタイミングチャートである。図6(A)は、制御部12からリレー15dに供給するリレー開信号又はリレー閉信号の状態(励磁電圧のオフ信号又はオン信号)を示す。図6(B)は、リレー15dの開状態又は閉状態を示す。図6(C)は、ヒータ電源11からヒータ102に供給されるヒータ電圧の状態を示す。
図6ではリレー15dの動作を示すが、他のリレー15a~15cについても、制御部12は同様のタイミングで制御を行う。
まず、制御部12は、ヒータ切り替え器10のリレー15dを閉にするために、リレー15dの電磁コイル16dに印加する励磁電圧をオンにする(タイミングt1)。励磁電圧がオンとなったリレー15dは、動作遅れ時間Td(通常は数10ms程度)が経過した後、接点24d,26dが閉じ、リレー15dが閉状態になる(タイミングt2)。このリレー15dの閉状態は、開閉センサ13で検出される。
そして、制御部12は開閉センサ13での検出信号に基づいてリレー15dの励磁電圧オンとなったことを検出してから、Tc秒(例えば数100ms)遅らせてから、ヒータ電源11に、電源オン信号を送信する。この電源オン信号を受けて、ヒータ電源11は、ヒータ102を作動させる電圧の印加を開始する(タイミングt3)。このヒータ102へのヒータ電圧の印加で、ヒータ102が発熱し、制御部12は、図3で説明した原理で、センサ5dが水中か気中を判別することができる。
ヒータ電源11による電圧印加でヒータ通電が測定に必要時間行われた後、制御部12はヒータ電源11に電源オフ信号を送信し、電圧印加を停止する(タイミングt4)。その後、制御部12は、ヒータ電源オフからTc秒遅らせて、リレー15dへの励磁電圧の印加をオフとする(タイミングt5)。これにより、リレー動作遅れTd秒の後、リレー15dの接点24d,26dが開き、リレー15dが開状態となる(タイミングt6)。
その後、制御部12は、同様の手順で、別のリレー15c,15b,15aの動作と、それぞれのリレー15c,15b,15aに接続されたセンサ部5c,5b,5aが備えるヒータ102の通電動作との制御を順に行う。
この図6に示すヒータ切り替え器10での切り替えとヒータ通電の動作に連動して、開閉センサ13が、各リレー15a~15dの開閉を検出する動作を行う。すなわち、開閉センサ13は、制御部12の制御でヒータ電圧をオンする直前に、例えば100ms程度の短い時間だけ微小電圧源31をオンし、シャント抵抗32の両端電圧を微小電圧計33で測定する。
微小電圧源31は、既に説明したように、ヒータ電源11が印加する電圧よりも十分小さく、例えば、電流として0.1mAよりも小さな電流が発生する程度のものを使用する。これにより、仮に微小電圧源31がオン状態で各リレー15a~15dが開状態から閉状態に動作したとしても、発生する高周波電流は小さな値に抑制されるため、周囲にノイズ影響を与える可能性は小さい。
そして開閉センサ13は、微小電圧計33で両端電圧を測定し、電流が所定の値よりも大きい場合にリレー閉の検出信号を制御部12に送信する。制御部12は、このリレー閉の検出信号を取得すると、図6(C)に示すように、ヒータ電圧をオンとして、水中か気中かの判別処理を開始する。
一方、微小電圧計33で両端電圧を測定し、電流が所定の値よりも小さい場合はリレー開、すなわち異常状態であることの信号を微小電圧計33から制御部12に送信する。
[5.制御部によるヒータ通電時の処理の流れ]
図7は、制御部12によるヒータ通電時の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、制御部12は、リレー閉信号(図6(A))を送信する(ステップS11)。そして、制御部12は、リレー閉信号の送信開始からTc秒(数100ms)経過したか否かを判断し(ステップS12)、Tc秒の経過を判断するまで待機する(ステップS12のNo)。
ステップS12で、リレー閉信号の送信開始からTc秒の経過を判断したとき(ステップS12のYes)、制御部12は、開閉センサ13がリレー接点の閉状態を検出したか否かを判断する(ステップS13)。ここで、リレー接点の閉状態を検出したとき(ステップS13のYes)、制御部12は、ヒータ電源11に電圧オンの指示を行う(ステップS14)。
一方、ステップS13で、リレー接点の開状態を検出したと判断したとき(ステップS13のNo)、制御部12は、ステップS13で閉状態を検出したやり直し回数が3回以下か否かを判断する(ステップS15)。ここで、やり直し回数が3回以下である場合には(ステップS15のYes)、制御部12は、ステップS11の処理から繰り返す。
また、ステップS15で、やり直し回数が3回を超えていると判断した場合には(ステップS15のNo)、制御部12は、表示部14に異常信号を送信し、表示部14で液位計の異常を表示する(ステップS16)。
なお、ステップS13において、リレー接点の開状態を検出した場合は、例えばリレー開の指示を送ったリレーの可動部が固着したり、初期の動作時間よりも大きく遅れるような状態になっている場合である。本例の場合には、一時的にリレーの可動部が固着する等の要因で、リレーの動作が遅れるようなことがあっても、複数回(3回)までのやり直しで作動した場合には、液位の測定を行うことができる。また、3回以上やり直してもリレー閉を検出できない場合には、表示部14がエラーメッセージを表示するので、直ちに対処することができる。
したがって、リレーに動作遅れがある場合にも、ヒータ電源11がオンの状態でリレー15a~15dが動作することを防止ことができ、高周波電流が発生して周囲の電気設備への電磁ノイズの誘導を防ぐことができる。
そして、ヒータへの通電が終了すると、制御部12はセンサ部5a~5dの温度を熱電対温度変換器9から読み込んで、ヒータへの通電を開始する前の温度からの上昇量を算出する。ここで、制御部12は、算出した温度が、予め設定された温度上昇量の判定しきい値と比較し、温度上昇量が判定しきい値よりも大きい場合、気中と判定する。また、制御部12は、温度上昇量が判定しきい値以下の場合、液面下と判定する。
制御部12は、1つのセンサ部(例えばセンサ部5d)の判定が完了した後、次のセンサ部(例えばセンサ部5c)を選択して、同様の動作によりが気中か液中かを判定する。このようにして、全てのセンサ部5a~5dについての判定を順に行う。そして、隣接する2つセンサ部の判定が異なる場合、制御部12は、その2つのセンサ部の中間に液位があると判定する。また、制御部12は、最下のセンサ部5dが気中の場合、センサ部5dの下に液位があると判定し、最上のセンサ部5aが液中の場合はセンサ部5aの上に液位があると判定する。
制御部12は、判定した液位やそれぞれのセンサ部5a~5dの判定結果を表示部14に表示させる。
この制御部12による液位の判定処理は、例えば所定の周期で繰り返し行い、最新の液位を表示部14に表示させて、使用者が常時液位を監視できるようにする。
以上説明したように、本例の熱電対式液位計によると、ヒータへの電圧印加中に切り替え器10の接点を開閉して高周波電流が発生することを確実に阻止し、熱電対式液位計に隣接して設置された電気機器に電磁ノイズを誘導することを確実に防ぐことができる。また、高周波電流の発生がないで、万一、隣接する機器に誤動作した機器があったとしても、熱電対式液位計の電磁ノイズによる誤動作を原因から排除することができ、隣接する機器での誤動作の対策までの時間を短縮することができる。
[6.切り替え器の別の構成の例]
図8は、ヒータ切り替え器の別の構成例を示す。
図8に示すヒータ切り替え器40は、強制ガイド式リレー40a~40dを用いたものである。4個の強制ガイド式リレー40a~40dは同じ構成であり、図8では、1個のリレー40aのみを示し、他のリレー40b~40dの構成については省略する。
強制ガイド式リレー40aは、接点の開閉動作を行うリレーと開閉センサを一体化したものである。
すなわち、強制ガイド式リレー40aは、可動する接点24aと、固定された接点26aとを備えて、電磁コイル16aへのリレー駆動信号の供給で、両接点24a,26aが閉状態と開状態に設定できる構成は、図4に示すリレー15a~15dと同じである。ここで、図8に示す強制ガイド式リレー40aは、ガイド21aが延長してあり、その先に固定端41aに取り付けられた板42aに接続されている。板42aには接点43aが取り付けてある。また、接点43aに向かい合う位置に接点44aが、固定板45aに取り付けて設置されている。板42aと固定板45aには、開閉センサ端子46aが接続されている。
以下、この強制ガイド式リレー40aの動作を説明する。強制ガイド式リレー40aのリレー駆動信号線27aに励磁電圧が印加されると、電磁コイル16aに電流が発生し、磁力が生じる。これにより、通常は電磁コイル16aから離れている金属板18aが電磁コイル16aに引き付けられる。
ここで、金属板18aにはガイド21aが取り付けられており、そのガイド21aに取り付けられた板23aが引かれ、板23aに取り付けられた接点24aが相対する接点26aと接触する。ここまでは、リレー15a~15dの動作と同じである。
さらに、強制ガイド式リレー40aでは、ガイド21aに取り付けられた板42aが引かれる。これにより、通常は、接触している接点43aと接点44aが離隔する。このように、リレー端子28aが閉じた場合のみ、開閉センサ端子46aが開くことになり、この開閉センサ端子46aに電圧を印加し、そのときの電流値で開閉を検知する開閉センサとして利用することができる。
この図8に示す強制ガイド式リレー40a~40dによりヒータ切り替え器10を構成した場合、ヒータ切り替え器10に開閉センサ13が組み込まれることになり、図5に示す微小電圧源31や微小電圧計33が不要になる。また、図8に示す構成の場合、ヒータ電源11からセンサ部5a~5dまでのヒータ電源を供給する回路と、開閉センサの回路とが電気的に接触していない。したがって、ヒータ回路に影響を与えることなく、リレーの開閉が検知することができる。さらに、図8に示す強制ガイド式リレー40a~40dの場合、それぞれの強制ガイド式リレー40a~40dが個別に開閉を検出することになり、1つ1つのリレー40a~40dの状態を監視できるようになる。
[7.原子炉水位計に適用した例]
図9は、本例の熱電対式液位計を、原子炉水位計に適用した場合の全体構成を示す。
原子炉圧力容器51の内部には、周囲をシュラウド52で囲まれた炉心53が設置されており、炉心53内の多数の燃料集合体(不図示)が、炉心支持板54と上部格子板55に支持されている。
そして、6本のヒータ付熱電対56a~56fが、炉心53に挿入された複数の炉内計装管57内(図9では1体のみを図示)に、異なる高さ位置に複数個設置されている。ヒータ付熱電対56a~56fは、図2に示す水位計センサ101に相当する。但し、図9の例では、上下が逆である。
炉内計装管57の下部は、原子炉圧力容器51の下部に取り付けられた炉内計装ハウジング58および炉内計装案内管59に挿入されており、上部は上部格子板55に固定されている。
炉内計装ハウジング58及び炉内計装管57には、通水口60,61,62が設けられている。通水口60,61は、水位及び温度検出センサ56の下部に、通水口62は炉内計装管57の上端付近に設置されており、原子炉水位が上部格子板55よりも下方に低下した場合に、炉内計装管57内の水位と原子炉水位が一致するように冷却水63が連通している。炉内計装管57の内部には、止水栓64が通水口61よりも下部に取り付けられており、炉内計装管57の下端から冷却水63が漏えいしないようになっている。ヒータ付熱電対56a~56fには信号ケーブル及びヒータケーブルが接続されており、炉内計装管57の下端から信号ケーブル及びヒータケーブルが原子炉圧力容器51の外へ導かれる。
この信号ケーブルは水位計測装置100内の熱電対温度変換器9へ接続され、ヒータケーブルはヒータ切り替え器10を介してヒータ電源11に接続される。図9の例の場合には、6個のヒータ付熱電対56a~56fを備えるため、ヒータ切り替え器10は6個のリレーを備える。
水位計測装置100の構成については、図1に示す水位計測装置100と同じであり、制御部12によるヒータ切り替え器10の切り替え時の動作や液位測定時の動作についても図1に示す水位計測装置100と同じである。
図9に示す原子炉の場合、炉内計装管57の内部には中性子検出器65が備えられており、中性子検出器65が原子炉圧力容器51に設置された中性子束測定装置66に接続されている。さらに原子炉圧力容器51には、蒸気から水分を除去するための湿分分離器67と蒸気乾燥器68が設置されている。
この図9に示す原子炉水位計によると、ヒータ切り替え器10のリレーに動作遅れがある場合にも、電圧オンの状態でリレーが動作することを防止し、高周波電流が発生して周囲の電気設備に電磁ノイズを誘導するのを防ぐことができる。特に、原子炉の出力を監視する中性子検出器65及び中性子束検出装置66は、微弱信号を扱っているうえ、その出力が安全系に使用されるため、高い信頼性が要求されるが、その要求を満たすことができる。すなわち、図9に示す構成により、ヒータ付熱電対56a~56fを中性子検出器65と同じ炉内計装管57の内部に設置した場合にも、高周波の電磁ノイズが発生していないことを保障することができる。これにより、原子炉圧力容器51に新たな貫通部を設けることなく、原子炉圧力容器51の内部にヒータ付熱電対56a~56fが挿入できるようになる。
[8.変形例]
なお、上述した実施の形態例においては、制御部12がリレー15a~15dの閉状態を検出した後、一定時間待機してから、ヒータ通電を行うようにした。これに対して、例えば開閉センサ13が出力する閉状態の検出信号を、遅延回路により所定時間遅延させて、その遅延された検出信号により、ヒータ通電を行うようにしてもよい。このようにすることで、ヒータ通電の制御処理が簡単になる。
さらに、本発明は、上述した各実施の形態例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、図4や図8に示すヒータ切り替え器10,40の構成は、一例を示すものであり、これらに図示した構成に限定されない。また、実施の形態例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、図9に示す構成では、熱電対式液位計を原子炉水位計に適用した例としたが、本例の熱電対式液位計は、その他の各種水位計に適用してもよい。また、図9に示す原子炉水位計では、炉内計装管57内に、中性子検出器65と一緒にヒータ付熱電対56a~56fを配置するようにしたが、原子炉内のその他の場所にヒータ付熱電対56a~56fを配置してもよい。
さらに、図1や図9に示す水位計測装置100では、表示部14を備えるようにしたが、水位計測装置100で得た水位などの情報を、外部の装置に伝送して、外部の装置が水位の表示などの通知を行うようにしてもよい。
また、上述した実施の形態の各図の構成では、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものだけを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1…容器、2…液面、3…支持材、4a~4d…ヒータ付熱電対、5a~5d…センサ部、6a~6d…コネクタ、7a~7d…ケーブル、8a~8d…コネクタ、9…熱電対温度変換器、10…ヒータ切り替え器、11…ヒータ電源、12…制御部、13…開閉センサ、14…表示部、15a~15d…リレー、16a~16d…電磁コイル、17a~17d…固定端、18a~18d…金属板、19a~19d…ばね、21a~21d…ガイド、22a~22d…固定端、23a~23d…板、24a~24d…接点、25a~25d…固定板、26a~26d…接点、27a~27d…リレー駆動信号線、28a~28d…リレー端子、29a~29d…固定板、31…微小電圧源、32…シャント抵抗、33…微小電圧計、40…ヒータ切り替え器、40a~40d…強制ガイド式リレー、41a…固定端、42a…板、43a,44a…接点、45a…固定板、46a…開閉センサ端子、51…原子炉圧力容器、52…シュラウド、53…炉心、54…炉心指示板、55…上部格子板、56a~56f…ヒータ付熱電対、57…炉内計装管、58…炉内計装ハウジング、59…炉内計装案内管、60…通水口、61…通水口、62…通水口、63…冷却水、64…止水栓、65…中性子検出器、66…中性子束測定装置、100…水位計測装置、101…水位計センサ、102…ヒータ、103…ヒータ線、105…クロメル線、106…アルメル線、107…熱電対、108…絶縁体、109…金属製シース

Claims (6)

  1. 熱電対とヒータを同一の金属製シース内に収納した複数のヒータ付熱電対と、
    前記複数のヒータ付熱電対に配置された複数のヒータへ電流を印加する少なくとも1つの電源と、
    前記複数のヒータと前記電源との接続を切り替える切り替え器と、
    前記切り替え器の接点の接続状態を検出する開閉センサと、
    前記切り替え器により前記複数のヒータと前記電源との接続を順次切り替える制御を行うと共に、前記開閉センサが前記接点の閉状態を検出している期間に、前記切り替え器により接続された前記ヒータへの前記電源の電圧印加を行う制御部と、を備える
    熱電対式液位計。
  2. 前記制御部は、前記開閉センサが検出した閉信号を所定時間遅延して、前記電源の通電開始信号とする
    請求項1に記載の熱電対式液位計。
  3. 前記開閉センサは、前記電源と前記ヒータとの間のケーブルの途中に接続した、微小電圧電源及び電圧計で構成し、前記制御部は、前記電圧計で検出した電圧に基づいて、前記切り替え器の前記ヒータへの接続を検出する
    請求項1に記載の熱電対式液位計。
  4. 前記切り替え器は、常時開側の接点と常時閉側の接点が連動して開閉するリレーであり、
    常時開側の接点を前記ヒータと前記電源との接続に使用し、前記常時閉側の接点を前記開閉センサとして使用する
    請求項1に記載の熱電対式液位計。
  5. 熱電対とヒータを同一の金属製シース内に収納した複数のヒータ付熱電対を、原子炉内の異なる高さ位置に設置し、前記原子炉の内部の水位を計測する原子炉水位計において、
    前記複数のヒータ付熱電対に配置された複数のヒータへ電流を印加する少なくとも1つの電源と、
    前記複数のヒータと前記電源との接続を切り替える切り替え器と、
    前記切り替え器の接点の接続状態を検出する開閉センサと、
    前記切り替え器により前記複数のヒータと前記電源との接続を順次切り替える制御を行うと共に、前記開閉センサが前記接点の閉状態を検出している期間に、前記切り替え器により接続された前記ヒータへの前記電源の電圧印加を行う制御部と、を備える
    原子炉水位計。
  6. 前記複数のヒータ付熱電対は、原子炉の出力監視用の中性子検出器集合体内の異なる高さ位置に設置する
    請求項5に記載の原子炉水位計。
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