JP5829527B2 - 原子炉水位及び温度計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原子炉水位及び温度を計測する原子炉水位及び温度計測装置に関する。
沸騰水型原子炉では、冷却水を炉心燃料内の発熱により原子炉内で蒸発させ、発生した蒸気によりタービンを回転させて発電する。そのため、炉心上部において冷却水と蒸気の境界である原子炉水位が形成される。原子炉水位は、蒸気と冷却水を分離する気水分離器や蒸気乾燥器の性能を確保するために適切な位置で制御される。また、冷却水喪失などの事故時においては、炉心が冷却水から露出して除熱が不十分とならないよう水位が監視され、必要に応じて非常用冷却装置が作動する仕組みとなっている。
従来、沸騰水型原子炉における水位は、基準高さ水柱からの圧力と炉内水位に応じた圧力とが計装配管により炉外の差圧伝送器に導かれ、この差圧伝送器から出力される差圧信号に基づいて計測されている。計測に使用される計装配管および差圧伝送器は、用途に応じて複数種類備えられている。例えば、冷却水と蒸気の分離性能を高く保つために狭い範囲を精密に監視する通常運転用の水位計の他に、過渡時や事故時に安全機能を作動するために広範囲をカバーする水位計が設置されている。
一方、水位計測の応答性改善やダイバーシティ確保の観点から、原子炉水位を直接炉内で検出する方法が検討されており、熱電対を利用した水位計が提案されている。
第1には、沸騰水型原子炉の中性子検出用配管の中にシース熱電対を組み込み、水面より上部と下部で温度差を生じることを利用して水面の位置を検知する原子炉炉心の監視装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、第2に、沸騰水型原子炉の水位計の多様化を目的としたものではないが、加圧水型原子炉容器の上部プレナム内の水位を監視するための熱電対式水位監視装置が開示されている。この装置は、収納管と収納管内の複数水位検出器案内管と各案内管の内部に挿通される水位検出器とを備えるものが知られている(例えば、特許文献2参照)。ここで、水位検出器は、冷接点及び温接点を形成する熱電対と温接点に隣接して設けられた発熱線とを含むものである。各案内管は滴化防止板で収納管に支持され、収納管は気泡混入防止のための気泡分離部をその下部に備えている。
特開昭59−112290号公報 特開平8−220284号公報
上述の特許文献1,2に示されるような熱電対を利用した水位計は、差圧伝送器を用いた従来の沸騰水型原子炉の水位計と組み合わせることで多様化・多重化を図ることができ、計測不能となる可能性を大きく低減し得る。
しかし、熱電対を利用した水位計と従来の水位計を単純に組み合わせただけでは、仮に一方が故障している場合、どちらの指示値が正しいのか判断することが難しく、指示値の信頼性を向上することはできない。指示値の信頼性を向上するためには、センサや信号伝送路などを含む計測システムの健全性を評価し、指示値が信頼できるものであることを確認できることが重要である。
また、熱電対を利用した水位計の検出システム自体が故障・破損する可能性を低減することも指示値の信頼性を向上するために有効である。
そこで、本発明の目的は、熱電対を利用した検出部及び信号伝送部の健全性を評価し、指示値の信頼性を確認することができる原子炉水位および温度計測装置を提供することにある。また、熱電対を利用した検出部の破損・故障を低減できる信頼性の高い原子炉水位および温度計測装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、原子炉の圧力容器内部に熱電対を複数設置して、熱電対で計測した温度から原子炉水位を検知する原子炉水位及び温度計測装置において、圧力容器底部に溶接した炉内計装ハウジングと、炉内計装ハウジング上部から炉心支持板までの間に配設された炉内計装案内管と、炉内計装ハウジングおよび炉内計装案内管に挿入する炉内計装管と、炉内計装管の内部の複数高さ位置に設置された熱電対とヒータ線からなる水位及び温度検出センサと、熱電対の温度を測定する温度計測装置と、ヒータ線への電流を制御するヒータ制御装置と、ヒータ通電前の熱電対温度とヒータ通電時の熱電対温度上昇量とを蒸気雰囲気、水雰囲気、センサ故障に関連付ける閾値テーブルを格納した記憶装置と、温度計測装置により測定されたヒータ通電前の熱電対温度とヒータ通電時の温度上昇量とを閾値テーブルに当てはめて水位及び温度検出センサの周囲が蒸気雰囲気であるか、水雰囲気であるか、あるいはセンサが故障しているかを判定し、これらのデータを基に原子炉内の水位、温度、およびセンサ故障の情報を生成する水位・温度・故障判定装置と、水位、温度、故障情報を表示する表示装置を備えるようにしたものである。
また、別の例としては、原子炉の圧力容器内部に熱電対を複数設置して、熱電対で計測した温度から原子炉水位を検知する原子炉水位及び温度計測装置において、圧力容器底部に溶接した炉内計装ハウジングと、炉内計装ハウジング上部から炉心支持板までの間に配設された炉内計装案内管と、炉内計装ハウジングおよび炉内計装案内管に挿入され、原子炉の最外周燃料に隣接または最外周燃料よりも外側に配置された炉内計装管と、炉内計装管の内部の複数高さ位置に設置された熱電対を有する水位及び温度検出センサと、熱電対の温度を測定する温度計測装置と、熱電対温度に基づいて水位及び温度検出センサの周囲が蒸気雰囲気であるか、水雰囲気であるか、あるいはセンサが故障しているかを判定し、これらのデータを基に原子炉内の水位および温度を生成する水位・温度・故障判定装置と、水位、温度、故障情報を表示する表示装置を備えるようにしたものである。
本発明によれば、熱電対を利用した検出部及び信号伝送部の健全性を評価し、指示値の信頼性を確認することができる原子炉水位および原子炉内温度計測装置を提供することができる。また、熱電対を利用した検出部の破損・故障を低減できる信頼性の高い原子炉水位および原子炉内温度計測装置を提供することができる。これらにより、原子炉水位及び温度計測装置の指示値信頼性を向上することができる。
実施例1のシステム構成を示す概念図である。 原子炉炉心の横断面図である。 水位及び温度検出センサの構造図である。 水位及び温度検出センサの構造図である。 水位及び温度の計測フローチャートである。 電流パターンの説明図である。 閾値テーブルの説明図である。 閾値テーブルの説明図である。 水位及び温度検出センサの流れ止めの説明図である。 水位及び温度検出センサの流れ止めの説明図である。 水位及び温度検出センサの流れ止めの説明図である。 流れ止めの取り付け例の説明図である。 流れ止めの取り付け例の説明図である。 水位とその時系列データの表示例の説明図である。 実施例2の水位及び温度の計測フローチャートである。 実施例2におけるヒータ電流制御の例の説明図である。 実施例3の水位及び温度の計測フローチャートである。 実施例4のシステム構成を示す概念図である。 実施例4の抵抗測定装置の構成図である。 実施例5の原子炉炉心の横断面図である。 実施例6の原子炉炉心の横断面図である。 実施例6の原子炉圧力容器内の3次元温度分布の表示例の説明図である。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
図1は、第一の実施例のシステム構成を示した概念図である。
原子炉圧力容器1の内部に周囲をシュラウド2で囲まれた炉心3が設置されており、炉心3内の図示しない多数の燃料集合体が、炉心支持板4と上部格子板5に支持されている。水位及び温度検出センサ6は、炉心3に挿入された複数(図1では2体のみ図示している)の炉内計装管7内に異なる高さ位置に複数個設置されている。この炉内計装管7の下部は、原子炉圧力容器1の下部に取り付けられた炉内計装ハウジング8および炉内計装案内管9に挿入されており、上部は上部格子板5に固定されている。炉内計装ハウジング8および炉内計装管7には、通水口10、11、12が設けられている。通水口10、11は水位及び温度検出センサ6の下部に、通水口12は炉内計装管7の上端付近に設置されており、原子炉水位が上部格子板5よりも下方に低下した場合に、炉内計装管7内の水位と原子炉水位が一致するように冷却水13が連通している。炉内計装管7の内部には、止水栓14が通水口11よりも下部に取り付けられており、炉内計装管7の下端から冷却材13が漏えいしないようになっている。水位及び温度検出センサ6には信号ケーブル及びヒータケーブル15が接続されており、炉内計装管7の下端から原子炉圧力容器1の外へ導かれ、温度計測装置16及びヒータ制御装置17に接続されている。
従来の差圧伝送器による水位計は、蒸気凝縮器38により下方に接続する計装配管内に形成された高さ一定の基準水柱の圧力と、原子炉圧力容器1のシュラウド2の外側から計装配管で引き出した炉水圧力との差圧を差圧伝送器39及び40で計測している。なお、基準水中は、気水分離器36及び蒸気乾燥器37を経由して原子炉圧力容器1の上部に到達した蒸気が蒸気凝縮器38で冷却されることで常に一定の水面高さを保持する仕組みになっている。本実施例の水位及び温度計測装置は、従来の水位計と炉心3の領域で測定範囲が重なっており、両者の組み合わせにより原子炉圧力容器1の上部から底部まで連続して水位を計測することができる。
図2は、原子炉圧力容器1の炉心3部分での横断面図を示している。
炉内計装管7は、図1には2体のみ図示したが、図2に示すように、燃料集合体41の間隙に8体あるいはそれ以上の炉内計装管7を挿入することもできる。多数の炉内計装管7を用い、それぞれの炉内計装管7に対して水位および温度検出センサの設置高さを互いに補間するようにずらして配置することにより、より細かい間隔で水位を検知することができるようになる。例えば、図2に示したように、炉内計装管7を第1グループ、第2グループ及び第3グループに分割し、それぞれのグループに属する炉内計装管7の内部では、水位及び温度検出センサ6の高さをずらして配置しておき、グループ毎に1つの水位を決定する(例えば第1グループならば4本で1つの水位を決定する)ことでより細かい水位の検知が可能となる。なお、図1に示したように、中性子検出器34や走査型中性子検出器案内管35を収納した既存の炉内計装管に収納することも可能である。
図3は、水位及び温度検出センサ6の構造を示している。図3には4つの水位及び温度検出センサ6d〜6gが示してあるが、構造は同じであるため6dについて以下に説明する。
水位及び温度検出センサ6dの内部には、+側素線22d及び−型素線23dを接合した熱電対24dと熱電対24dの近傍を加熱するためのヒータ線25d及びヒータ用リード線26d、27dが収納されている。熱電対24dとしては、広く利用されているK型やN型の熱電対を利用することができる。また、ヒータ線25dとしてはニッケル−クロム合金の高抵抗線などが適している。ヒータ用リード線26d、27dは銅線、ニッケル線など比較的抵抗の小さい線を利用することによりヒータ電源に必要な電圧を抑制することができる。熱電対及びヒータはアルミナなどの絶縁材28により電気的に絶縁され、ステンレス製などのシース21に収められている。+側素線22d、−側素線23d、ヒータ用リード線は26d、27dはコネクタ29を介して、信号ケーブルおよびヒータケーブル15に接続されている。そして、+側素線22dおよび−側素線23dは温度計測装置16へ、ヒータ用リード線26d、27dはヒータ制御装置17へ接続される。
図4は、水位及び温度検出センサ6の別な構造例を示している。
この例では、ヒータ線25を共通として、4つの熱電対24h〜24kが同一のステンレス製などのシース21に収められている。+側素線22h〜22k及び−側素線23h〜23kは温度計測装置16へ、ヒータ用リード線26、27はヒータ制御装置17へ接続されている。
図1に示すように、温度計測装置16およびヒータ制御装置17は水位・温度・故障判定装置18に接続されており、水位・温度・故障判定装置18には閾値テーブル格納用記憶装置19と表示装置20が備えられている。
次に、図5を用いて、図1から図4に示した原子炉水位及び温度計測装置の動作について説明する。図5は、原子炉水位及び温度の計測フローを示している。水位および温度の計測は、水位・温度・故障判定装置18から周期的に開始する。
水位・温度・故障判定装置18は、予め定められた順番に従って、すべての水位及び温度検出センサ6に対して以下の制御を繰り返すことにより、水位・温度・故障の判定に必要なデータを採取する(ステップS10)。
まず、温度計測装置16に対象センサ6の通電前の温度データの採取指令を出力する。採取指令を受信した温度計測装置16は、対象センサからの出力信号を入力し、水位・温度・故障判定装置18に送出する。水位・温度・故障判定装置18は、受信した当該センサからの温度データを図示しない記憶装置に格納する(ステップS20,S30)。
次に、対象センサ6のヒータ線25へ通電するようヒータ制御装置17に指令を出力する。ヒータ制御装置17は内蔵した電流パターンに従ってヒータ線25に通電する(ステップS40)。電流パターンは、図6に示すようなパターンを用いることができる。ヒータ線25に電流が流れるとジュール熱により対象センサ6のヒータ線25の周囲温度が上昇する。そして、予め設定した時間通電した後、水位・温度・故障判定装置18は温度計測装置16に通電中の温度データ採取指令を出力する。この指令を受信した温度計測装置16は、対象センサからの出力信号を入力し、水位・温度・故障判定装置18に送出する(ステップS50)。水位・温度・故障判定装置18は、受信した当該センサからの温度データを図示しない記憶装置に格納すると同時に、内蔵した電流パターンに従って通電を停止する指令をヒータ制御装置17に出力する(ステップS60)。次に、水位・温度・故障判定装置18は、採取した温度データに従って個々の水位及び温度検出センサ6の周囲が蒸気雰囲気なのか、水雰囲気なのか、あるいはセンサが故障しているのかを記憶装置19に格納された閾値テーブルにより判定する(ステップS70)。以上の制御をすべての水位及び温度検出センサ6に対して繰り返すことにより、判定に必要なデータの採取が完了する。
図7は、閾値テーブルの一例を示している。
閾値テーブルは、ヒータ通電前の温度(℃)毎に、ヒータ通電時の温度上昇量(Δ℃)によって、蒸気雰囲気と水雰囲気を判定する閾値、および水雰囲気と故障を判定する閾値がテーブル化されている。閾値の絶対値は水位及び温度検出センサ6の構造やヒータへの通電量などにより変化するため、図7には記載していないが、蒸気の熱伝導率は温度上昇とともに増加することから、蒸気雰囲気と水雰囲気を判定する閾値は温度上昇とともに低下する。また、水の熱伝導率も温度上昇とともに増加するが、その割合は蒸気に比べて小さく、閾値は温度上昇とともに僅かに低下する。冷却水13の温度が臨界温度374℃に近づくと蒸気雰囲気と水雰囲気の温度上昇量が近づき、判定が困難になる。この例では、310℃以上を判定外としている。
図8は、閾値テーブルの別な一例を示している。図7とほぼ同様のテーブルであるが、蒸気雰囲気と水雰囲気の間に境界領域を設定している。この境界領域に該当する温度上昇量が採取された場合は、センサ近傍に水位が存在していると判定する。
図9は、上述した閾値による蒸気雰囲気と水雰囲気の判定を冷却材の流れがある場合に適用するための、流れの影響を緩和する水位及び温度検出センサ6の構成を示している。
水位及び温度検出センサ6のヒータ線25が設置されている先端部付近が流れ止め30で覆われており、表面に設けられた通水口31により外側の冷却水13は流れ止め内部に入り込むが、流れ自体は抑制される構造となっている。この流れ止め30により、冷却材の流れがある場合にも、図7や図8に示した閾値テーブルが利用できる。
図10及び図11は、流れ止めの別な例を示している。
図10は、流れ止めの内部に冷却水13を取り入れるために、開口部32が設けられている。また、図11では、流れを抑制する円板を組み合わせて流れ止め30を構成している。
このような流れ止めは、図9から図11に示したように、水位及び温度検出センサ6に固定する方法以外にも、図12に示すように、既存の炉内計装管7の内部に設けられている走査型中性子検出器案内管35に溶接部33を介して固定することもできる。あるいは、図13に示すように、炉内計装管7の内部に溶接部33を介して固定することもできる。
このようにして、個々の水位及び温度検出センサ6に対して判定された結果は、水位・温度・故障判定装置18で図2に示したグループ毎に設置高さ順に並べられる。そして、蒸気雰囲気のセンサのうち最も低い位置に設置されたセンサの高さと、水雰囲気のセンサのうち最も高い位置に設置されたセンサの高さとの中間の高さを水位高さとして決定する(ステップS80)。
あるいは、境界領域と判定されたセンサがある場合は、そのセンサの設置高さを水位高さとして決定する。グループ内のセンサの判定結果に矛盾がある場合、例えば、蒸気雰囲気と判定したセンサよりも高い設置位置にあるセンサが水雰囲気と判定されている場合など、あるいは通電前の温度が判定外領域にある場合などは水位不明と決定する。以上の手順により水位が決定できる。決定した水位は、時系列データとして図示しないメモリに格納され、表示装置20により表示される(ステップS90)。
図14は、水位計測値の表示画面の例を示している。
図14は、3つのセンサグループにそれぞれ4本の炉内計装管7が割り当てられ、1つの炉内計装管7の内部に水位及び温度検出センサ6が4つずつ設置された例を示している。1つ1つの炉内計装管7が縦棒で示されており縦棒の下に炉内での径方向の設置位置が示してある(例えば、12−14など)。縦棒上に示した横線位置が水位を表しており、横線の下部が水雰囲気、上部が蒸気雰囲気である。炉内計装管7の内部に設置された水位及び温度検出センサ6は三角形で示されている。太線のセンサは水雰囲気と判定されたことを示している。各グループの水位(mm単位)は、縦棒の上にテキストで表示されている。また、第3グループの4−6で示される炉内計装管7の上から3番目のセンサcは故障していることを示している。画面の最下部に表示された横棒は、スライドバーとなっており、バー上のカーソルを操作者が動かすことにより、対応する過去の時刻の水位計測値を表示する。
このように、本実施例に従えば、原子炉圧力容器1内部の温度が異なる場合でも、精度良く水位検知ができるとともに、水位及び温度検出センサ6の健全性が評価できる。
本実施例では、装置構成は図1に示したものと同様である。ただし、図15に示すように、原子炉水位及び温度の計測フローは、図5に示したものとは一部が異なっている。なお、図5と同じステップ番号は同じ処理内容を示している。
水位・温度・故障判定装置18は、予め定められた順番に従って、すべての水位及び温度検出センサ6に対して以下の制御を繰り返すことにより、水位・温度・故障の判定に必要なデータを採取する(ステップS10)。
まず、温度計測装置16に対象センサ6の通電前の温度データの採取指令を出力する(ステップS20)。採取指令を受信した温度計測装置16は、対象センサからの出力信号を入力し、水位・温度・故障判定装置18に送出する。水位・温度・故障判定装置18は、受信した当該センサからの温度データを図示しない記憶装置に格納する(ステップS30)。
次に、対象センサ6のヒータ線25へ通電するようヒータ制御装置17に指令を出力する。ヒータ制御装置17は内蔵した予め設定された第1の電流値まで通電量を上昇する(ステップS110)。そして、所定時間通電した後、水位・温度・故障判定装置18は温度計測装置16に通電中の温度データ採取指令を出力する。この指令を受信した温度計測装置16は、対象センサからの出力信号を入力し、水位・温度・故障判定装置18に送出する(ステップS120)。水位・温度・故障判定装置18は、受信した当該センサからの温度データを図示しない記憶装置に格納した後、採取した温度データに従って個々の水位及び温度検出センサ6の周囲が蒸気雰囲気なのか、それ以外なのかを閾値テーブルにより判定する(ステップS130)。
そして、蒸気雰囲気と判定した場合は、通電を終了して次の対象センサのデータ採取に移る(ステップS140,S180)。
一方、蒸気雰囲気ではないと判定した場合は、水雰囲気なのかあるいはセンサの故障なのかを判定するため、第1の電流値よりも高く設定した第2の電流値で通電するようにヒータ制御装置17に指令を発する。この指令により第2の電流値で所定時間通電した後、水位・温度・故障判定装置18は温度計測装置16に通電中の温度データ採取指令を出力する(ステップS150)。そして、採取した温度データに従って個々の水位及び温度検出センサ6が水雰囲気にあるのか、あるいは故障しているのかを閾値テーブルに基づいて判定する(ステップS160)。
図16は、本実施例での電流値の制御例を示している。この例では、蒸気雰囲気と水雰囲気を判定する際には0.5Aの通電量とし、その後、水雰囲気と故障の判定時には通電量を2.0Aに増大している。以上の制御をすべての水位及び温度検出センサ6に対して繰り返すことにより、判定に必要なデータの採取が完了する。このようにして、個々の水位及び温度検出センサ6に対して判定された結果をもとに、グループ毎の水位高さを決定し、画面に表示する処理を実施例1と同様の手順で行う。
この実施例に従えば、通電に伴ってヒータ線25の温度が上昇しやすい蒸気雰囲気中では、ヒータ線25への電流を小さく抑制し、ヒータ線25の断線を予防できるとともに、水雰囲気中でのヒータ線25への電流を増大させることで水雰囲気中なのかあるいは故障しているのかを確実に判定することができる。
本実施例は、実施例2と同様である。ただし、蒸気雰囲気と水雰囲気の判定に温度上昇の時定数を用いる。
図17は、水位及び温度の計測フローを示している。蒸気雰囲気と水雰囲気を判定する際の条件として、温度上昇時定数を用いている点(ステップS130A)が実施例2と異なっている。水雰囲気と故障の判定には実施例2と同様の図7に示した閾値テーブルが利用できる。この実施例に従えば、温度が飽和するまでに比較的時間を要する蒸気雰囲気の判定に要する時間を短縮することができる。
本実施例は、水位及び温度検出センサ6の故障検知として、温度上昇量と閾値テーブルを利用する方式の他に、センサのループ抵抗及び絶縁抵抗の測定による方式を併用したものである。
図18は、本実施例のシステム構成を示した概念図である。実施例1の構成に抵抗測定装置42が追設されている。抵抗測定装置42の詳細を図19に示す。水位及び温度検出センサ6から引き出された熱電対素線22及び23とヒータ用リード線26及び27は、温度計測装置16及びヒータ制御装置17へ接続するケーブル15から分岐されて抵抗測定装置42内部の切り替え器43に接続されている。切り替え器43は、水位・温度・故障判定装置18からの指令に基づき、すべての水位及び温度検出センサ6から1つを選択して抵抗計44に接続する。抵抗計44は、熱電対素線22及び23とヒータ用リード線26及び27にアース線45を加えた合計5本のケーブル間の全ての端子間抵抗を測定し、送信装置46を介して水位・温度・故障判定装置18へデータを伝送する。抵抗データを受信した水位・温度・故障判定装置18は、それぞれの抵抗値に対して予め設定された判定値と比較し、水位及び温度検出センサ6の故障を判定する。
本実施例によれば、温度上昇が小さいために故障と判定された水位及び温度検出センサ6であっても、ヒータ用リード線のみが断線しており、熱電対素線が健全であるような状態を検知でき、温度計としては利用できることを示せるという利点がある。
本実施例は、水位及び温度検出センサ6を内蔵した炉内計装管7の炉内への挿入位置を特定することにより信頼性を向上したものである。
全体のシステム構成は実施例1と同様であるが、水位及び温度検出センサ6を内蔵した炉内計装管7は、図20に示すように、原子炉の最外周燃料に隣接するか、または最外周燃料よりも外部に配置されている。原子炉の炉心3において、最外周燃料では、中性子漏れの効果が大きいこと、通常は反応度の低い燃料が配置されることにより、運転中の出力が小さく、スクラム後に燃料が発生する崩壊熱は中心部と比べて相対的に小さいという特性がある。そこで、炉内計装管7をこのような配置とすることで、万一、燃料が露出してしまうような事態が発生した場合にも炉内計装管7の周囲は炉心3の中心部に比べて相対的に温度が上昇しにくく、水位及び温度計測が可能となる期間を長くすることができる。
本実施例は、実施例5の構成に加えて、炉心3の中心部及び中間部にも水位及び温度検出センサ6を内蔵した炉内計装管7を設置したものである。
図21は、原子炉圧力容器1内部の炉内計装管7の配置を示している。図21に示すように、水位及び温度検出センサ6を内蔵した炉内計装管7は、炉心外周部に加えて、炉心中心部及び中間部にも配置されている。このような炉内計装管7の配置と合わせて、個々の水位及び温度検出センサ6で測定した温度データあるいは故障センサ情報を時系列で格納することにより、炉心3内部での温度分布変化及びセンサ破損の進展を確認することが可能となる。
図22に、原子炉圧力容器1内部の3次元温度分布の表示例を示す。温度の3次元分布を色分けした等高線図で表わすとともに、故障したセンサを×印で表示している。画面の最下部には、スライドバーを表示しており、バー上のカーソルを操作者が動かすことにより、対応する過去の時刻の温度分布および故障センサ情報を表示する。
このように、本実施例に従えば、炉内の3次元温度分布及び故障センサの情報を視覚的に把握することができ、かつ、時間的な変化を表示させることにより温度分布変化及びセンサ破損の進展を確認することができる。
1…原子炉圧力容器
2…シュラウド
3…炉心
4…炉心指示板
5…上部格子板
6…水位及び温度検出センサ
7…炉内挿入管
8…炉内計装ハウジング
9…炉内計装案内管
10,11,12…通水口
13…冷却水
14…止水栓
15…熱電対およびヒータケーブル
16…温度計測装置
17…ヒータ制御装置
18…水位・温度・故障判定装置
19…記憶装置
20…表示装置
21…シース
22…熱電対+側素線
23…熱電対−側素線
24…熱電対
25…ヒータ線
26、27…ヒータ用リード線
28…絶縁材
29…コネクタ
30…流れ止め
31…通水口
32…開口部
33…溶接部
34…中性子検出器
35…走査型中性子検出器案内管
36…気水分離器
37…蒸気乾燥器
38…蒸気凝縮器
39,40…差圧伝送器
41…燃料集合体
42…抵抗測定装置
43…切り替え器
44…抵抗計
45…アース線
46…送信装置

Claims (7)

  1. 原子炉の圧力容器の内部に熱電対を複数設置して、前記熱電対で計測した温度から原子炉水位を検知する原子炉水位及び温度計測装置であって、
    前記圧力容器の底部に溶接した炉内計装ハウジングと、
    該炉内計装ハウジング上部から炉心支持板までの間に配設された炉内計装案内管と、
    前記炉内計装ハウジングおよび前記炉内計装案内管に挿入する炉内計装管と、
    該炉内計装管の内部の複数高さ位置に設置された熱電対とヒータ線からなる水位及び温度検出センサと、
    前記熱電対の温度を測定する温度計測装置と、
    前記ヒータ線への電流を制御するヒータ制御装置と、
    前記ヒータ線への通電前の熱電対温度とヒータ通電時の熱電対温度上昇量とを蒸気雰囲気、水雰囲気、センサ故障に関連付ける閾値テーブルを格納した記憶装置と、
    前記温度計測装置により測定されたヒータ通電前の熱電対温度とヒータ通電時の温度上昇量とを閾値テーブルに当てはめて水位及び温度検出センサの周囲が蒸気雰囲気であるか、水雰囲気であるか、あるいはセンサが故障しているかを判定し、これらのデータを基に原子炉内の水位、温度、およびセンサ故障の情報を生成する水位・温度・故障判定装置と、
    水位、温度、故障情報を表示する表示装置を備え
    前記水位・温度・故障判定装置は、蒸気雰囲気と蒸気雰囲気以外を判定するための第一の電流設定値と、第一の設定値よりも大きな第二の電流設定値とを保持し、
    前記第一の電流設定値を前記ヒータ線に通電した結果、蒸気雰囲気以外と判定した場合にのみ、前記第二の電流設定値を前記ヒータ線に通電し、水雰囲気とセンサ故障を判定することを特徴とする原子炉水位及び温度計測装置。
  2. 請求項1記載の原子炉水位及び温度計測装置において、
    前記水位及び温度検出センサの周囲に冷却材の流れを抑制する流れ止めを備えたことを特徴とする原子炉水位及び温度計測装置。
  3. 請求項1記載の原子炉水位及び温度計測装置において、
    前記水位及び温度検出センサから引き出した熱電対素線、ヒータ用リード線及びアース線の間の抵抗を測定する抵抗測定装置を備え、
    該抵抗測定装置により測定した抵抗値を前記水位・温度・故障判定装置に保持した判定値と比較して水位及び温度検出センサの故障を判定して表示することを特徴とする原子炉水位及び温度計測装置。
  4. 請求項1記載の原子炉水位及び温度計測装置において、
    複数の炉内計装管の内部に水位および温度検出センサの設置高さを互いに補間するようにずらして配置したことを特徴とする原子炉水位及び温度計測装置。
  5. 請求項1記載の原子炉水位及び温度計測装置において、
    検出された原子炉水位、温度、センサ故障データを時系列で格納する記憶装置を備えたことを特徴とする原子炉水位及び温度計測装置。
  6. 請求項1記載の原子炉水位及び温度計測装置において、
    前記炉内計装管は、前記炉内計装ハウジングおよび炉内計装案内管に挿入され、原子炉の最外周燃料に隣接または最外周燃料よりも外側に配置されたことを特徴とする原子炉水位及び温度計測装置。
  7. 請求項6記載の原子炉水位及び温度計測装置において、
    最外周燃料に隣接または最外周燃料よりも外側の位置に配置した炉内計装管に加えて、前記以外の位置に炉内計装管を配置し、炉内計装管の内部の複数高さ位置に熱電対を有する水位及び温度検出センサを備えたことを特徴とする原子炉水位及び温度計測装置。
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