JP6997691B2 - 変速装置 - Google Patents
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Description
なお、シフタスイッチ135は、上ケース半体32の上面32aにも見当たらない。
また、ニュートラルスイッチS4およびシフタスイッチ135の各取付座を加工するときの加工作業性も良くない。
小型車両に搭載されるパワーユニットに内蔵された変速装置であって、
シフト作動により回動するシフトスピンドルと、前記シフトスピンドルの回動によりシフトドラム駆動機構を介して回動するシフトドラムと、前記シフトスピンドルおよび前記シフトドラムを覆うケース部材とを備える変速装置において、
前記シフトスピンドルの回動を検出するシフトスピンドルセンサと、
前記シフトドラムの回動を検出するシフトドラムセンサとを備え、
前記シフトスピンドルセンサは、前記ケース部材の所定部位に形成されたスピンドルセンサ取付座に穿孔されたスピンドルセンサ貫装孔に貫装されて取り付けられ、
前記シフトドラムセンサは、前記ケース部材の所定部位に形成されたドラムセンサ取付座に形成されたドラムセンサ貫装孔に貫装されて取り付けられ、
前記スピンドルセンサ貫装孔の前記シフトスピンドルセンサが貫装される方向と、前記ドラムセンサ貫装孔の前記シフトドラムセンサが貫装される方向とは、同じ方向であることを特徴とする。
前記シフトスピンドルセンサは、スピンドルセンサ本体から突出したスピンドルセンサ作動部が前記シフトスピンドルの外周面の一部に形成された被検出面に接して進退移動することでオン・オフするリミットスイッチであり、
前記シフトドラムセンサは、ドラムセンサ本体から突出したドラムセンサ作動部が前記シフトドラムの外周面の一部に形成された被検出面に接して進退移動することでオン・オフするリミットスイッチであり、
前記スピンドルセンサ作動部(55b)の進退移動方向と前記ドラムセンサ作動部(48b)の進退移動方向とは、互いに同一方向である。
前記シフトスピンドルと前記シフトドラムは、各回転中心軸が互いに平行で、かつ上下方向に重ならないように水平方向にずれて配設され、
前記スピンドルセンサ取付座と前記ドラムセンサ取付座は、前記ケース部材の前記シフトスピンドルと前記シフトドラムを上から覆う上壁部に形成される。
前記スピンドルセンサ取付座と前記ドラムセンサ取付座の少なくとも一方は、前記ケース部材の外側から内側に凹んだ凹部の底壁に形成される。
前記パワーユニットは前記ケース部材の突出したハンガー部を介して前記小型車両の車体フレームに吊設され、
前記シフトドラムセンサは、前記ハンガー部に形成される前記凹部の底壁に形成されるドラムセンサ取付座に取り付けられる。
前記変速装置の変速ギア軸に軸支される変速ギアの回動を検出する回転数センサが、前記シフトスピンドルセンサまたは前記シフトドラムセンサのいずれか一方により近い位置で前記ケース部材に貫装されて取り付けられる。
前記シフトドラムセンサは、前記ケース部材における前記シフトドラムの回転中心軸方向の一方の端部側の部位に形成された前記ドラムセンサ取付座に取り付けられ、
前記回転数センサは、前記ケース部材における前記シフトドラムの回転中心軸方向の前記一方の端部側とは反対側の他方の端部側の部位に取り付けられる。
前記シフトスピンドルセンサから前記シフトスピンドルの回転中心軸方向に離間した位置に、前記シフトスピンドルの回動を検出する第2のシフトスピンドルセンサが前記ケース部材に設けられる。
前記シフトスピンドルセンサ(55)は、前記シフトスピンドル(51)の一方向の回動を検出し、前記第2のシフトスピンドルセンサ(155)は、前記シフトスピンドル(51)の他方向の回動を検出する。
前記小型車両は、ヘッドパイプ部から左右に分かれて車両後方に延出する左右一対のメインフレームおよびその延長のセンターフレームを有し、
左右の前記センターフレームの間に燃料タンクが搭載され、
前記燃料タンクの底板に、燃料ポンプを備える燃料ポンプユニットが燃料吐出部を前記底板より下方に突出させて取り付けられ、
前記燃料タンクは、前記ケース部材の上方に位置し、
前記燃料ポンプユニットは、少なくとも一部が前記小型車両の前後方向および左右方向で前記シフトスピンドルセンサと前記第2のシフトスピンドルセンサに重なる。
前記小型車両は、変速時に内燃機関の出力を低下させてクラッチ操作なしに変速段の切り換えを行うクイックシフト機構を搭載し、
前記シフトスピンドルは、シフト操作部材のシフト操作によりリンク機構を介して回動し、
シフト操作による前記リンク機構の初期変動を検出するシフト初期変動検出手段を備え、
前記シフト初期変動検出手段の検出信号および前記シフトスピンドルセンサと前記第2のシフトスピンドルセンサの各検出信号に基づいて前記クイックシフト機構の制御を行う。
図1は、本発明を適用した一実施形態に係る鞍乗型車両である自動二輪車1の側面図である。
なお、本明細書の説明において、前後左右の向きは、本実施形態に係る自動二輪車1の直進方向を前方とする通常の基準に従うものとし、図面において、FRは前方を,RRは後方を、LHは左方を,RHは右方を示すものとする。
センターフレーム4,4の屈曲部から後方斜め上方にシートレール5が延設されている。
また、センターフレーム4のリアフォークピボット部4aにピボット軸9により前端を軸支されたリアフォーク10が後方に延び、その後端に軸支された後輪11が上下に揺動自在に設けられている。
左側のセンターフレーム4の下端にサイドスタンド15が起伏自在に枢着されている。
クランク軸22を回転自在に軸支するクランクケース23の上に、シリンダ軸線を若干前傾させて、シリンダブロック24、シリンダヘッド25が順次重ねられるように起立した姿勢で締結され、シリンダヘッド25の上にシリンダヘッドカバー26が被せられている。
また、シリンダヘッド25から前方に延出した排気管28は、下方へ曲がり、さらに後方へ延びて後部のマフラー28Mに接続されている。
図4および図5を参照して、ハンガー部23hは、上側クランクケース23Uから後斜め上方に延びる車幅方向に並んだ4本のアーム23haがその先端に左右方向に指向した円筒状軸受部23hbを支持している。
変速機31は、メイン軸32に軸支された変速駆動ギア32g群とカウンタ軸33に軸支された変速被動ギア33g群とが変速比ごとに常時噛合している(図6参照)。
出力スプロケット34は、センターフレーム4のリアフォーク10を枢支するピボット軸9の前方近い位置に配設され、同出力スプロケット34と後輪11の後車軸に嵌着された従動スプロケット35との間に駆動チェーン36が巻き掛けられ、パワーユニット20の出力が駆動チェーン36を介して後輪11に伝達されて自動二輪車1が走行する(図1参照)。
回転数センサ80は近接センサであり、センサ本体80aの先端の検出部80bが変速駆動ギア32gの歯に臨んで、変速駆動ギア32gの回転によりメイン軸32の回転数を検出することができる。
他方、クランクケース23の右側軸受壁を貫通したメイン軸32の右端部にはプライマリドリブンギア44に沿って変速クラッチ45が設けられ(図6参照)、上側クランクケース23Uは変速機31を覆う上壁部23Uaより上方に膨出したクラッチ収容部23Ubが変速クラッチ45の外周を覆っている(図3,図5参照)。
変速クラッチ45の右側方はクラッチカバー46により覆われる(図4参照)。
クラッチカバー46にはクラッチ作動部47が設けられ(図3参照)、手動操作により変速クラッチ45を作動することができる。
シフトドラム41の斜め前下方で変速被動ギア33g群との間にシフトフォーク軸42がメイン軸32やカウンタ軸33と平行に設けられ、同シフトフォーク軸42にシフトフォーク43が左右軸方向に摺動自在に軸支されている。
本シフトドラムセンサ48は、シフトドラム41の回動角の特にニュートラル状態を検出するニュートラルスイッチに相当するものである。
ドラムセンサ貫装孔23Ahの内周面には雌ねじが形成されている。
ドラムセンサ取付座23Aの略鉛直方向に貫通するドラムセンサ貫装孔23Ahの略水平な開口上端面が、ドラムセンサ取付座面23Afをなす。
シフトドラムセンサ48は、円筒状のドラムセンサ本体48aの先端からドラムセンサ作動部48bがばねにより付勢されて突出しているリミットスイッチであり、ドラムセンサ作動部48bの進退移動によりオン・オフする。
該シフトドラムセンサ48は、フランジ部48fより先端側の円筒部の雄ねじが上壁部23Uaの凹部23Dの底壁のドラムセンサ取付座23Aのドラムセンサ貫装孔23Ahの雌ねじに上方から螺入して、フランジ部48fが略水平なドラムセンサ取付座面に当接して貫装されることで取り付けられる。
シフトドラム41が回動してニュートラル状態が解除されると、シフトドラムセンサ48のドラムセンサ作動部48bは被検出面41fの凸面41fpから外れて進行移動し、シフトドラムセンサ48はオフ状態となる。
このようにして、シフトドラムセンサ48は、シフトドラム41のニュートラル状態を検出することができる。
シフトスピンドル51とシフトドラム41は、各回転中心軸が互いに平行で、かつ上下方向に重ならないように水平方向にずれて配設されている。
シフトスピンドル51は、上方を上側クランクケース23Uの上壁部23Uaに覆われている。
スピンドルセンサ貫装孔23Bhの内周面には雌ねじが形成されている。
スピンドルセンサ取付座23Bの略鉛直方向に貫通するスピンドルセンサ貫装孔23Bhの略水平な開口上端面が、スピンドルセンサ取付座面23Bfをなす。
該シフトスピンドルセンサ55は、フランジ部55fより先端側の円筒部の雄ねじが上壁部23Uaのスピンドルセンサ取付座23Bのスピンドルセンサ貫装孔23Bhの雌ねじに上方から螺入して、フランジ部55fが略水平なスピンドルセンサ取付座面23Bfに当接して貫装されることで取り付けられる。
図9は、シフトスピンドル51が回動していない通常の状態を示しており、傾斜した平坦な被検出面51fの中央にシフトスピンドルセンサ55のスピンドルセンサ作動部55bが突出して接触しており、スピンドルセンサ作動部55bは進行してオン状態としている。
図2を参照して、シフトスピンドル51の突出した左端部の下方には、支持ブラケット60が左側センターフレーム4の下端部に固着されて設けられており、同支持ブラケット60に突設されたシフト支軸61に前端を軸支されたシフト操作レバー62が後方に延びて配設されている。
シフト操作レバー62の後端部にはシフトペダル63が左方に向けて突設されている。
図2を参照して、リンク機構70は、シフトスピンドル51のクランクケース23から左方に突出した左端部に嵌着されたシフトアーム71と下方のシフト操作レバー62とを、ほぼ鉛直方向に指向したシフトロッド部材72が連結して構成されている。
ロストモーション機構73は、変速機31のドグクラッチのドグ当たりの衝撃を吸収して良好な変速操作フィーリングを得るものである。
図6に示されるように、シフトスピンドル51のねじれを考慮して、被検出面51fが出力側(右側)のラチェットアーム53に近い位置にあるので、シフトスピンドルセンサ55は、シフトスピンドル51のシフトドラム駆動機構52側の回動(変速段の確立)をより精度良く検出することができる。
図7に示すように、上側クランクケース23Uの上壁部23Uaに形成されたスピンドルセンサ取付座23Bに穿孔されたスピンドルセンサ貫装孔23Bhのシフトスピンドルセンサ55が貫装される方向と、同上壁部23Uaに形成されたドラムセンサ取付座23Aに形成されたドラムセンサ貫装孔23Ahのシフトドラムセンサ48が貫装される方向とが、同じ方向であるので、シフトスピンドルセンサ55とシフトドラムセンサ48は、上側クランクケース23Uの外側の互いに同一方向から取付け・取外しを行うことができ、よって、シフトスピンドルセンサ55とシフトドラムセンサ48の着脱時の作業が容易でメンテナンス性に優れている。
すなわち、スピンドルセンサ取付座23Bにおけるスピンドルセンサ貫装孔23Bhの雌ねじやスピンドルセンサ取付座面23Bfと、ドラムセンサ取付座23Aにおけるドラムセンサ貫装孔23Ahの雌ねじやドラムセンサ取付座面23Afの加工作業が容易に行える。
本第2の実施形態に係る変速装置を有するパワーユニットおよび同パワーユニットを搭載する自動二輪車は、前記実施形態におけるパワーユニット20および自動二輪車1と概ね同じであり、同じ部材は同じ符号を用いることとする。
図10および図11を参照して、燃料タンク13は、下部が左右のセンターフレーム4,4に挟まれるようにして支持されている。
燃料タンク13とその前方の内燃機関21のシリンダヘッド25(およびシリンダヘッドカバー26)との間の空間に吸気管27およびエアクリーナ27Aが配置される。
図11に示されるように、燃料タンク13の底板13bは、その左右にセンターフレーム4,4が位置する高さにある。
燃料ポンプユニット110は、燃料ポンプ111とともに調圧装置を備えた燃料供給通路(不図示)を収容する円筒状をしたユニット本体部110Hが底板13bより上の燃料タンク13の内部に収納され、ユニット本体部110Hから下方に突出する燃料吐出部110tが、底板13bより下に、すなわち燃料タンク13の外部に突出している。
変速機31のドグクラッチのドグ当たりの衝撃を吸収して良好な変速操作フィーリングを得るロストモーション機構73には、ロストモーション機構73により伸縮するシフトロッド部材72の伸縮ストローク量を検出するシフトストロークセンサ75が付設されている。
変速操作があり、シフト操作レバー62が揺動され、シフトロッド部材72の押し上げ・引き下げがあると、ロストモーション機構73のコイルスプリングが圧縮・伸長するので、この伸縮ストローク量をシフトストロークセンサ75が検出することができる。
第1のシフトスピンドルセンサ55と第2のシフトスピンドルセンサ155は、同一部品である。
そのため、コストが削減できる。
一方、上壁部23Uaのスピンドルセンサ取付座23Bから左方に離間した位置に、第2のシフトスピンドルセンサ155が略鉛直方向に螺入により貫装されて取り付けられるスピンドルセンサ貫装孔123Bhを有するスピンドルセンサ取付座123Bが形成されている。
すなわち、スピンドルセンサ取付座23B,123Bにおけるスピンドルセンサ貫装孔23Bh,123Bhの雌ねじやスピンドルセンサ取付座面23Bf,123Bfと、ドラムセンサ取付座23Aにおけるドラムセンサ貫装孔23Ahの雌ねじやドラムセンサ取付座面23Afの加工作業が容易に行える。
同様に、第2のシフトスピンドルセンサ155がスピンドルセンサ取付座123Bに取り付けられると、先端から突出したスピンドルセンサ作動部155bが、シフトスピンドル51の右端近傍の平坦な被検出面51gに上方から臨む。
また、第2のシフトスピンドルセンサ155の鉛直方向に進退移動するスピンドルセンサ作動部155bは、左右水平方向に指向するシフトスピンドル51の回転中心軸よりも前方に若干偏移した位置にある。
第1のシフトスピンドルセンサ55のスピンドルセンサ作動部55bと第2のシフトスピンドルセンサ155のスピンドルセンサ作動部155bは、シフトスピンドル51の回転中心軸に対する前後偏移量は略等しい。
また、図17は、シフトスピンドル51に対する第1のシフトスピンドルセンサ55と第2のシフトスピンドルセンサ155の位置関係を示すシフトスピンドル51,第1のシフトスピンドルセンサ55,第2のシフトスピンドルセンサ155の斜視図である。
図15ないし図18は、いずれもシフト操作がなされずシフトスピンドル51が回動していない通常の状態を示している。
シフト操作レバー62を上方に揺動してシフトアップ操作がなされると、シフトロッド部材72が押し上げられ、図18に示す左側面視でシフトスピンドル51を反時計回りに回動する。
クイックシフト機構Qは、ECU(電子制御ユニット)200により燃料噴射弁113および点火装置201を制御して内燃機関21の出力を低下させる。
なお、ECU200には、スロットルボディ27tに設けられたスロットル弁開度を検出するスロットルセンサ160の検出信号も入力される。
内燃機関21の出力が低下することで、変速クラッチ45のクラッチ操作をすることなく、ミッション伝達トルクを低減して変速機のドグクラッチを円滑に外すことができ、変速段の切り換えを円滑かつ迅速に行うことができる。
図17に示されるように、シフトスピンドル51の回動を、第1のシフトスピンドルセンサ55のみならず別に第2のシフトスピンドルセンサ155でも検出するので、第1のシフトスピンドルセンサ55と第2のシフトスピンドルセンサ155の2つのシフトスピンドルセンサにより、シフトスピンドル51の回動をより詳細に検出することができる。
20…パワーユニット、21…内燃機関、22…クランク軸、23…クランクケース(ケース部材)、23U…上側クランクケース、23Ua…上壁部、23D…凹部、23A…ドラムセンサ取付座、23Af…ドラムセンサ取付座面、23Ah…ドラムセンサ貫装孔、23B…スピンドルセンサ取付座、23Bf…スピンドルセンサ取付座面、23Bh…スピンドルセンサ貫装孔、23C…回転数センサ取付座、23h…ハンガー部、23Ub…クラッチ収容部、23Uc…膨出部、23L…下側クランクケース、
30…変速装置、31…変速機、32…メイン軸、33…カウンタ軸(出力軸)、37…出力スプロケットカバー、38…ACジェネレータ、39…ACGカバー、
41…シフトドラム、41f…被検出面、41fp…凸面、42…シフトフォーク軸、43…シフトフォーク、44…プライマリドリブンギア、45…変速クラッチ、46…クラッチカバー、47…クラッチ作動部、
48…シフトドラムセンサ(ニュートラルスイッチ)、48a…ドラムセンサ本体、48b…ドラムセンサ作動部、48f…フランジ部、
51…シフトスピンドル、51f…被検出面、52…シフトドラム駆動機構、53…ラチェットアーム、
55…シフトスピンドルセンサ(第1のシフトスピンドルセンサ)、55a…スピンドルセンサ本体、55b…スピンドルセンサ作動部、55f…フランジ部、60…支持ブラケット、61…シフト支軸、62…シフト操作レバー、63…シフトペダル、64…ピン、70…リンク機構、71…シフトアーム、72…シフトロッド部材、73…ロストモーション機構、75…シフトストロークセンサ(シフト初期変動検出手段)、
80…回転数センサ、80a…センサ本体、80b…検出部、81…係止片、82…ボルト、
90…スタータモータ、91…モータ駆動軸、92…大径ギア、93…小径ギア、94…スタータ被動ギア、
101…シフトスピンドル、
110…燃料ポンプユニット、111…燃料ポンプ、112…燃料供給ホース、113…燃料噴射弁、
155…第2のシフトスピンドルセンサ、155a…スピンドルセンサ本体、155b…スピンドルセンサ作動部、
160…スロットルセンサ、
Q…クイックシフト機構、200…ECU(電子制御ユニット)、201…点火装置。
Claims (10)
- 小型車両(1)に搭載されるパワーユニット(20)に内蔵された変速装置(30)であって、
シフト作動により回動するシフトスピンドル(51)と、前記シフトスピンドル(51)の回動によりシフトドラム駆動機構(52)を介して回動するシフトドラム(41)と、前記シフトスピンドル(51)および前記シフトドラム(41)を覆うケース部材(23)とを備える変速装置において、
前記シフトスピンドル(51)の回動を検出するシフトスピンドルセンサ(55)と、
前記シフトドラム(41)の回動を検出するシフトドラムセンサ(48)とを備え、
前記シフトスピンドルセンサ(55)は、前記ケース部材(23)の所定部位に形成されたスピンドルセンサ取付座(23B)に穿孔されたスピンドルセンサ貫装孔(23Bh)に貫装されて取り付けられ、
前記シフトドラムセンサ(48)は、前記ケース部材(23)の所定部位に形成されたドラムセンサ取付座(23A)に形成されたドラムセンサ貫装孔(23Ah)に貫装されて取り付けられ、
前記スピンドルセンサ貫装孔(23Bh)の前記シフトスピンドルセンサ(55)が貫装される方向と、前記ドラムセンサ貫装孔(23Ah)の前記シフトドラムセンサ(48)が貫装される方向とは、同じ方向であり、
前記シフトスピンドルセンサ(55)は、スピンドルセンサ本体(55a)から突出したスピンドルセンサ作動部(55b)が前記シフトスピンドル(51)の外周面の一部に形成された被検出面(51f)に接して進退移動することでオン・オフするリミットスイッチであり、
前記シフトドラムセンサ(48)は、ドラムセンサ本体(48a)から突出したドラムセンサ作動部(48b)が前記シフトドラム(41)の外周面の一部に形成された被検出面(41f)に接して進退移動することでオン・オフするリミットスイッチであり、
前記スピンドルセンサ作動部(55b)の進退移動方向と前記ドラムセンサ作動部(48b)の進退移動方向とは、互いに同一方向であることを特徴とする変速装置。 - 小型車両(1)に搭載されるパワーユニット(20)に内蔵された変速装置(30)であって、
シフト作動により回動するシフトスピンドル(51)と、前記シフトスピンドル(51)の回動によりシフトドラム駆動機構(52)を介して回動するシフトドラム(41)と、前記シフトスピンドル(51)および前記シフトドラム(41)を覆うケース部材(23)とを備える変速装置において、
前記シフトスピンドル(51)の回動を検出するシフトスピンドルセンサ(55)と、
前記シフトドラム(41)の回動を検出するシフトドラムセンサ(48)とを備え、
前記シフトスピンドルセンサ(55)は、前記ケース部材(23)の所定部位に形成されたスピンドルセンサ取付座(23B)に穿孔されたスピンドルセンサ貫装孔(23Bh)に貫装されて取り付けられ、
前記シフトドラムセンサ(48)は、前記ケース部材(23)の所定部位に形成されたドラムセンサ取付座(23A)に形成されたドラムセンサ貫装孔(23Ah)に貫装されて取り付けられ、
前記スピンドルセンサ貫装孔(23Bh)の前記シフトスピンドルセンサ(55)が貫装される方向と、前記ドラムセンサ貫装孔(23Ah)の前記シフトドラムセンサ(48)が貫装される方向とは、同じ方向であり、
前記シフトスピンドル(51)と前記シフトドラム(41)は、各回転中心軸が互いに平行で、かつ上下方向に重ならないように水平方向にずれて配設され、
前記スピンドルセンサ取付座(23B)と前記ドラムセンサ取付座(23A)は、前記ケース部材(23)の前記シフトスピンドル(51)と前記シフトドラム(41)を上から覆う上壁部(23Ua)に形成されることを特徴とする変速装置。 - 前記スピンドルセンサ取付座(23B)と前記ドラムセンサ取付座(23A)の少なくとも一方は、前記ケース部材(23)の外側から内側に凹んだ凹部(23D)の底壁に形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の変速装置。
- 小型車両(1)に搭載されるパワーユニット(20)に内蔵された変速装置(30)であって、
シフト作動により回動するシフトスピンドル(51)と、前記シフトスピンドル(51)の回動によりシフトドラム駆動機構(52)を介して回動するシフトドラム(41)と、前記シフトスピンドル(51)および前記シフトドラム(41)を覆うケース部材(23)とを備える変速装置において、
前記シフトスピンドル(51)の回動を検出するシフトスピンドルセンサ(55)と、
前記シフトドラム(41)の回動を検出するシフトドラムセンサ(48)とを備え、
前記シフトスピンドルセンサ(55)は、前記ケース部材(23)の所定部位に形成されたスピンドルセンサ取付座(23B)に穿孔されたスピンドルセンサ貫装孔(23Bh)に貫装されて取り付けられ、
前記シフトドラムセンサ(48)は、前記ケース部材(23)の所定部位に形成されたドラムセンサ取付座(23A)に形成されたドラムセンサ貫装孔(23Ah)に貫装されて取り付けられ、
前記スピンドルセンサ貫装孔(23Bh)の前記シフトスピンドルセンサ(55)が貫装される方向と、前記ドラムセンサ貫装孔(23Ah)の前記シフトドラムセンサ(48)が貫装される方向とは、同じ方向であり、
前記スピンドルセンサ取付座(23B)と前記ドラムセンサ取付座(23A)の少なくとも一方は、前記ケース部材(23)の外側から内側に凹んだ凹部(23D)の底壁に形成され、
前記パワーユニット(20)は前記ケース部材(23)の突出したハンガー部(23h)を介して前記小型車両の車体フレーム(2)に吊設され、
前記シフトドラムセンサ(48)は、前記ハンガー部(23h)に形成される前記凹部(23D)の底壁に形成される前記ドラムセンサ取付座(23A)に取り付けられることを特徴とする変速装置。 - 小型車両(1)に搭載されるパワーユニット(20)に内蔵された変速装置(30)であって、
シフト作動により回動するシフトスピンドル(51)と、前記シフトスピンドル(51)の回動によりシフトドラム駆動機構(52)を介して回動するシフトドラム(41)と、前記シフトスピンドル(51)および前記シフトドラム(41)を覆うケース部材(23)とを備える変速装置において、
前記シフトスピンドル(51)の回動を検出するシフトスピンドルセンサ(55)と、
前記シフトドラム(41)の回動を検出するシフトドラムセンサ(48)とを備え、
前記シフトスピンドルセンサ(55)は、前記ケース部材(23)の所定部位に形成されたスピンドルセンサ取付座(23B)に穿孔されたスピンドルセンサ貫装孔(23Bh)に貫装されて取り付けられ、
前記シフトドラムセンサ(48)は、前記ケース部材(23)の所定部位に形成されたドラムセンサ取付座(23A)に形成されたドラムセンサ貫装孔(23Ah)に貫装されて取り付けられ、
前記スピンドルセンサ貫装孔(23Bh)の前記シフトスピンドルセンサ(55)が貫装される方向と、前記ドラムセンサ貫装孔(23Ah)の前記シフトドラムセンサ(48)が貫装される方向とは、同じ方向であり、
前記変速装置(30)の変速ギア軸(32)に軸支される変速ギア(32g)の回動を検出する回転数センサ(80)が、前記シフトスピンドルセンサ(55)または前記シフトドラムセンサ(48)のいずれか一方により近い位置で前記ケース部材(23)に貫装されて取り付けられることを特徴とする変速装置。 - 前記シフトドラムセンサ(48)は、前記ケース部材(23)における前記シフトドラム(41)の回転中心軸方向の一方の端部側の部位に形成された前記ドラムセンサ取付座(23A)に取り付けられ、
前記回転数センサ(80)は、前記ケース部材(23)における前記シフトドラム(41)の回転中心軸方向の前記一方の端部側とは反対側の他方の端部側の部位に取り付けられることを特徴とする請求項5に記載の変速装置。 - 小型車両(1)に搭載されるパワーユニット(20)に内蔵された変速装置(30)であって、
シフト作動により回動するシフトスピンドル(51)と、前記シフトスピンドル(51)の回動によりシフトドラム駆動機構(52)を介して回動するシフトドラム(41)と、前記シフトスピンドル(51)および前記シフトドラム(41)を覆うケース部材(23)とを備える変速装置において、
前記シフトスピンドル(51)の回動を検出するシフトスピンドルセンサ(55)と、
前記シフトドラム(41)の回動を検出するシフトドラムセンサ(48)とを備え、
前記シフトスピンドルセンサ(55)は、前記ケース部材(23)の所定部位に形成されたスピンドルセンサ取付座(23B)に穿孔されたスピンドルセンサ貫装孔(23Bh)に貫装されて取り付けられ、
前記シフトドラムセンサ(48)は、前記ケース部材(23)の所定部位に形成されたドラムセンサ取付座(23A)に形成されたドラムセンサ貫装孔(23Ah)に貫装されて取り付けられ、
前記スピンドルセンサ貫装孔(23Bh)の前記シフトスピンドルセンサ(55)が貫装される方向と、前記ドラムセンサ貫装孔(23Ah)の前記シフトドラムセンサ(48)が貫装される方向とは、同じ方向であり、
前記シフトスピンドルセンサ(55)から前記シフトスピンドル(51)の回転中心軸方向に離間した位置に、前記シフトスピンドル(51)の回動を検出する第2のシフトスピンドルセンサ(155)が前記ケース部材(23)に設けられることを特徴とする変速装置。 - 前記シフトスピンドルセンサ(55)は、前記シフトスピンドル(51)の一方向の回動を検出し、前記第2のシフトスピンドルセンサ(155)は、前記シフトスピンドル(51)の他方向の回動を検出することを特徴とする請求項7に記載の変速装置。
- 前記小型車両は、ヘッドパイプ部(3a)から左右に分かれて車両後方に延出する左右一対のメインフレーム(3,3)およびその延長のセンターフレーム(4,4)を有し、
左右の前記センターフレーム(4,4)の間に燃料タンク(13)が搭載され、
前記燃料タンク(13)の底板(13b)に、燃料ポンプ(111)を備える燃料ポンプユニット(110)が燃料吐出部(110t)を前記底板(13b)より下方に突出させて取り付けられ、
前記燃料タンク(13)は、前記ケース部材(23)の上方に位置し、
前記燃料ポンプユニット(110)は、少なくとも一部が前記小型車両の前後方向および左右方向で前記シフトスピンドルセンサ(55)と前記第2のシフトスピンドルセンサ(155)に重なることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の変速装置。 - 前記小型車両(1)は、変速時に内燃機関(21)の出力を低下させてクラッチ操作なしに変速段の切り換えを行うクイックシフト機構(Q)を搭載し、
前記シフトスピンドル(51)は、シフト操作部材(62)のシフト操作によりリンク機構(70)を介して回動し、
シフト操作による前記リンク機構(70)の初期変動を検出するシフト初期変動検出手段(75)を備え、
前記シフト初期変動検出手段(75)の検出信号および前記シフトスピンドルセンサ(55)と前記第2のシフトスピンドルセンサ(155)の各検出信号に基づいて前記クイックシフト機構(Q)の制御を行うことを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載の変速装置。
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