JP6997529B2 - 中性子捕捉療法装置 - Google Patents

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本発明は、中性子捕捉療法装置に関する。
中性子線を用いて治療を行う中性子捕捉療法装置として特許文献1に記載の技術がある。特許文献1に係る中性子捕捉療法装置は、荷電粒子線が照射されることで中性子線を発生させるターゲットを備えている。また、当該ターゲットを冷却するために、冷却水を用いてターゲットを冷却する冷却部が設けられている。冷却部は、ターゲットの裏面側に冷却水の流路を形成する部材である。
特開2009-193934号公報
しかしながら、上述の中性子捕捉療法装置では、ターゲットは、裏面側において冷却流体からの圧力を受けるため、ターゲットの寿命を延ばすためには、当該圧力に耐えるための構造が必要となる。ここで、ターゲットの厚みを厚くすることで圧力に耐えようとする場合、荷電粒子線(陽子線)の水素がターゲット内に溜まり易くなることで、水素の影響によりターゲットがダメージを受けるブリスタリングが発生し易くなる。
従って、本発明は、ターゲットの寿命を延ばすことができる中性子捕捉療法装置を提供することを目的とする。
本発明に係る中性子捕捉療法装置は、荷電粒子線が照射されることで中性子線を発生させるターゲットと、ターゲットの裏面側に冷却流体を接触させる第1の流路を有し、ターゲットを冷却する第1の冷却部と、ターゲットの表面側に冷却流体を接触させる第2の流路を有し、ターゲットを冷却する第2の冷却部と、を備える。
この中性子捕捉療法装置は、ターゲットを冷却流体によって裏面側から冷却する第1の冷却部と、ターゲットを表面側から冷却する第2の冷却部と、を備えている。従って、ターゲットは、裏面側からは第1の冷却部の冷却流体からの圧力を受け、表面側からは第2の冷却部の冷却流体からの圧力を受ける。このような構成によれば、ターゲットは両側の面から圧力を受けるため、表面側の圧力と裏面側の圧力との圧力差を緩和・低減することができる。これにより、当該ターゲットに作用する応力を低減することができる。従って、圧力に耐えるためにターゲットの厚みを厚くする必要性を低減することができるため、ブリスタリングの発生も抑制することができる。以上により、ターゲットの寿命を延ばすことができる。
中性子捕捉療法装置において、第1の冷却部の第1の流路と、第2の冷却部の第2の流路とは、ターゲットを基準として面対称、または回転対称をなしていてよい。このような構成によれば、ターゲットの裏面側の第1の流路の形状と、表面側の第2の流路の形状を略同等とすることができるため、ターゲットが裏面側から受ける圧力と表面側から受ける圧力とを略同等とすることができる。これによって、ターゲットに作用する応力を低減することができる。
本発明によれば、ターゲットの寿命を延ばすことができる中性子捕捉療法装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る中性子捕捉療法装置を示す概略図である。 図1に示すターゲット周辺の構成を示す側面図である。 図2に示すIII-III線に沿った断面図である。 図3に示すIV-IV線に沿った断面図である。 図2に示すV-V線に沿った断面図である。 変形例に係る第2の冷却部を示す断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示される中性子捕捉療法装置1は、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT:Boron Neutron Capture Therapy)を用いたがん治療を行う装置である。中性子捕捉療法装置1では、例えばホウ素(10B)が投与された患者(被照射体)50の腫瘍に中性子線Nを照射する。
中性子捕捉療法装置1は、加速器2を備えている。加速器2は、陰イオン等の荷電粒子を加速して、荷電粒子線Rを出射する。加速器2は、例えばサイクロトロンによって構成される。本実施形態において、荷電粒子線Rは陰イオンから電荷を剥ぎ取って生成した陽子ビームである。この加速器2は、例えば、ビーム半径40mm、60kW(=30MeV×2mA)の荷電粒子線Rを生成する。なお、加速器は、サイクロトロンに限られず、シンクロトロンやシンクロサイクロトロン、ライナック、静電加速器などであってもよい。
加速器2から出射された荷電粒子線Rは、中性子線生成部Mへ送られる。中性子線生成部Mは、ビームダクト9とターゲット10とからなる。加速器2から出射された荷電粒子線Rは、ビームダクト9を通り、ビームダクト9の端部に配置されたターゲット10へ向かって進行する。このビームダクト9に沿って複数の四極電磁石4、電流モニタ5、及び走査電磁石6が設けられている。複数の四極電磁石4は、例えば電磁石を用いて荷電粒子線Rのビーム軸調整を行うものである。
電流モニタ5は、ターゲット10に照射される荷電粒子線Rの電流値(つまり、電荷,照射線量率)をリアルタイムで検出するものである。電流モニタ5は、荷電粒子線Rに影響を与えずに電流測定可能な非破壊型のDCCT(DC Current Transformer)が用いられている。電流モニタ5は、検出結果を後述する制御部(不図示)に出力する。なお、「線量率」とは、単位時間当たりの線量を意味する。
具体的には、電流モニタ5は、ターゲット10に照射される荷電粒子線Rの電流値を精度よく検出するため、四極電磁石4による影響を排除すべく、四極電磁石4より下流側(荷電粒子線Rの下流側)で走査電磁石6の直前に設けられている。すなわち、走査電磁石6はターゲット10に対して常時同じところに荷電粒子線Rが照射されないように走査するため、電流モニタ5を走査電磁石6よりも下流側に配設するには大型の電流モニタ5が必要となる。これに対し、電流モニタ5を走査電磁石6よりも上流側に設けることで、電流モニタ5を小型化することができる。
走査電磁石6は、荷電粒子線Rを走査し、ターゲット10に対する荷電粒子線Rの照射制御を行うものである。この走査電磁石6は、荷電粒子線Rのターゲット10に対する照射位置を制御する。
中性子捕捉療法装置1は、荷電粒子線Rをターゲット10に照射することにより中性子線Nを発生させ、患者50に向かって中性子線Nを出射する。中性子捕捉療法装置1は、ターゲット10、遮蔽体39、減速材8、コリメータ20、ガンマ線検出部41を備えている。
ターゲット10は、荷電粒子線Rの照射を受けて中性子線Nを生成するものである。ここでのターゲット10は、例えば、ベリリウム(Be)やリチウム(Li)、タンタル(Ta)、タングステン(W)により形成され、例えば直径160mmの円板状を成している。なお、ターゲット10は、円板状に限らず、他の形状であってもよい。本実施形態では、ターゲット10は、ターゲットホルダー11によって保持される。ターゲットホルダー11は、第1の冷却部15Aと第2の冷却部15Bとを備えている。冷却部15A,15Bの詳細な構成については後述する。
減速材8は、ターゲット10で生成された中性子線Nを減速させる(中性子線Nのエネルギーを低下させる)ものである。減速材8は、中性子線Nに含まれる速中性子を主に減速させる層と、中性子線Nに含まれる熱外中性子を主に減速させる層と、からなる積層構造を有している。
遮蔽体39は、発生させた中性子線N、及び当該中性子線Nの発生に伴って生じたガンマ線等を外部へ放出されないよう遮蔽するものである。遮蔽体39は、減速材8を囲むように設けられている。遮蔽体39の上部及び下部は、減速材8より荷電粒子線Rの上流側に延在している。
コリメータ20は、中性子線Nの照射野を整形するものであり、中性子線Nが通過する開口20aを有する。コリメータ20は、例えば中央に開口20aを有するブロック状の部材である。
次に、本実施形態に係る中性子捕捉療法装置1のターゲット装置60の構成について、図2~図4を参照して説明する。ターゲット装置60は、加速器2に繋がるように敷設されたビームダクト9の端部に、着脱自在に取り付けられている。ターゲット装置60は、荷電粒子線Rの照射を受けて中性子線Nを発生するターゲット10と、ターゲット10を保持するターゲットホルダー11とからなる。本実施形態において、ターゲット10は、円板状に成形されており、ターゲットホルダー11は、ターゲット10を挟み付けて保持する第1の冷却部15Aと、第2の冷却部15Bとを有する。
第1の冷却部15Aは、ターゲット10の裏面10a側に冷却流体を接触させる第1の流路26Aを有することで(図4参照)、ターゲット10を裏面10a側から冷却する部材である。第2の冷却部15Bは、ターゲット10の表面10b側に冷却流体を接触させる第2の流路26Bを有することで(図4参照)、ターゲット10を表面10bから冷却する部材である。第1の冷却部15A及び第2の冷却部15Bはビームダクト9に固定されている。なお、冷却流体は、ターゲットの冷却に用いることができる流体であれば特に限定されないが、例えば、冷却水、窒素(液体、ガス)や二酸化炭素(ガス)などを適用してよい。
荷電粒子線Rは、第2の冷却部15Bを介してターゲット10の一方の表面10bに照射される。ターゲット10は、荷電粒子線Rの照射を受けると中性子線Nを発生し、その中性子線Nは、ターゲット10の裏面10aから第1の冷却部15Aを介して放出される。なお、ターゲット10の表面10b及び裏面10aには、防錆、防蝕のための陽極酸化処理が施されてよい。
図3を参照して、第1の冷却部15Aについて説明する。第1の冷却部15Aの材質の一例としては、銅(Cu)またはグラファイトなどが挙げられる。第1の冷却部15Aには、ターゲット10に接する一方の端面側に冷却流体Wが通過する複数の螺旋溝17(図4も参照)が形成されている。さらに、第1の冷却部15Aの裏側には、冷却流体Wを導入するための導入孔19と冷却流体Wを排出するための排出孔21とが形成されている。導入孔19は、冷却流体Wを導入するために敷設された導入管22(図2参照)に接続され、排出孔21は、冷却流体Wを排出するために敷設された排出管24(図2参照)に接続されている。
導入管22(図2参照)は、第1の冷却部15Aのうち、第1の流路26Aが設けられる本体部31の周縁部の一部から突出したフランジ部32に連結される。フランジ部32には導入孔19と連通した貫通孔33が形成される。導入管22は、貫通孔33を介して導入孔19と連通する。導入孔19は、フランジ部32から本体部31の中央側へ向かって延び、当該本体部31の中央に形成された中央孔23と連通している。排出管24(図2参照)は、第1の冷却部15Aのうち、本体部31の周縁部のフランジ部32と異なる位置から突出したフランジ部34に連結される。フランジ部34には排出孔21と連通した貫通孔36が形成される。排出管24は、貫通孔36を介して排出孔21と連通する。排出孔21は、フランジ部34から本体部31へ向かって延び、且つ、当該本体部31の裏側で広がることにより、本体部31の複数箇所に形成された貫通孔25と連通している。なお、導入孔19及び排出孔21は、第1の冷却部15Aの裏側に設けられた板部材30(図2参照)によって封止されている。
螺旋溝17は、冷却板15の中央から外側に向けて螺旋(「平面曲線」、(「渦巻き線」ともいう)を描くように形成されている。複数の螺旋溝17は、互いに交差することなく冷却板15の略中央で一つにまとまり、中央孔23を介して裏側の導入孔19に連通している。また、螺旋溝17の外側の端部は、貫通孔25を介して裏側の排出孔21に連通している。冷却流体Wは、導入孔19内を通り、中央孔23を抜けて四本の螺旋溝17それぞれに分かれる。さらに、冷却流体Wは、螺旋溝17の外側の端部から貫通孔25を通って合流し、裏側の排出孔21を通って排出される。
隣接する一対の螺旋溝17は、カーブを描くように並んでいる。複数の螺旋溝17によって第1の流路26Aが形成される。第1の冷却部15Aがターゲット10の裏面10aと接触した状態では、各螺旋溝17は、裏面10aと接触する隔壁部28によって区画される(図4参照)。なお、本実施形態では、第1の流路26Aを複数の螺旋溝17によって形成するが、例えば、何重にも巻く一本の螺旋溝を第1の流路26Aとして形成してもよい。また、第1の流路26Aとして左右に蛇行する一本の蛇行溝を形成してもよい。
以上より、ターゲット10は、第1の冷却部15Aのすべての螺旋溝17を塞ぐように配置され、螺旋溝17内に冷却流体Wの流路を形成するようになっているので、ターゲット10の裏面10aに接するように冷却流体Wの流路が形成される。その結果として、ターゲット10の裏面10aを冷却流体Wによって直接冷却できるようになり、ターゲット10の排熱効率を向上できる。
図5に示すように、第2の冷却部15Bは、第1の冷却部15Aと同趣旨の構成を有している。すなわち、第2の冷却部15Bは、第1の冷却部15Aと同趣旨の螺旋溝17と、導入孔19と、排出孔21と、を有している。ここで、第1の冷却部15Aの第1の流路26Aと、第2の冷却部15Bの第2の流路26Bとは、ターゲット10を基準として面対称をなしている。なお、「ターゲット10を基準として面対称」とは、ターゲット10の厚み方向における中央位置に基準面SP(図2参照)を設定した場合に、当該基準面SPを基準として面対称をなすことである。従って、図3と軸方向において逆向きの方向を見た断面を示す図5において、第2の流路26Bは、螺旋溝17が第1の流路26Aのものとは逆向きの螺旋を描くように形成されている。
以上より、ターゲット10は、第2の冷却部15Bのすべての螺旋溝17を塞ぐように配置され、螺旋溝17内に冷却流体Wの流路を形成するようになっているので、ターゲット10の表面10bに接するように冷却流体Wの流路が形成される。その結果として、ターゲット10の表面10bを冷却流体Wによって直接冷却できるようになり、ターゲット10の排熱効率を向上できる。
ただし、図6に示すように、第1の冷却部15Aの第1の流路26Aと、第2の冷却部15Bの第2の流路26Bとは、ターゲット10を基準として回転対称をなしてもよい。なお、「ターゲット10を基準として回転対称」とは、ターゲット10の厚み方向における中央位置にターゲット10の中心を通過するように上下方向に延びる基準線SL(図2参照)を設定した場合に、当該基準線SLを基準として回転対称をなすことである。従って、図3と軸方向において逆向きの方向を見た断面を示す図6において、第2の流路26Bは、螺旋溝17が第1の流路26Aのものと同じ向きの螺旋を描くように形成されている。
次に、本実施形態に係る中性子捕捉療法装置1の作用・効果について説明する。
本実施形態に係る中性子捕捉療法装置1は、ターゲット10を冷却流体によって裏面10a側から冷却する第1の冷却部15Aと、ターゲット10を表面10b側から冷却する第2の冷却部15Bと、を備えている。従って、ターゲット10は、裏面10a側からは第1の冷却部15Aの冷却流体からの圧力を受け、表面10b側からは第2の冷却部15Bの冷却流体からの圧力を受ける。このような構成によれば、ターゲット10は両側の面から圧力を受けるため、表面10b側の圧力と裏面10a側の圧力との圧力差を緩和・低減することができる。これにより、当該ターゲット10に作用する応力を低減することができる。従って、圧力に耐えるためにターゲット10の厚みを厚くする必要性を低減することができるため、ブリスタリングの発生も抑制することができる。以上により、ターゲットの寿命を延ばすことができる。
また、第1の冷却部15A及び第2の冷却部15Bによって、ターゲット10を両面から冷却することができるので、ターゲット10が高い熱負荷を受ける場合であっても、安定した運転を行うことができる。
中性子捕捉療法装置1において、第1の冷却部15Aの第1の流路26Aと、第2の冷却部15Bの第2の流路26Bとは、ターゲット10を基準として面対称、または回転対称をなしている。このような構成によれば、ターゲット10の裏面10a側の第1の流路26Aの形状と、表面10b側の第2の流路26Bの形状を略同等とすることができるため、ターゲット10が裏面10a側から受ける圧力と表面10b側から受ける圧力とを略同等とすることができる。これによって、ターゲット10に作用する応力を低減することができる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、図3、図5及び図6に示す各冷却部の流路の構成は一例に過ぎず、冷却流体によってターゲット10を冷却可能性であれば、あらゆる流路の構成を採用してもよい。例えば、冷却部の流路は線状(細い流路が複数設けられる構造)に限らず、面状(1つの太い流路が設けられた構造)であってもよい。また、上述の実施形態では、第1の冷却部15Aの第1の流路26Aと、第2の冷却部15Bの第2の流路26Bとは、ターゲット10を基準として面対称、または回転対称をなしていたが、このように面対称、または回転対称でなくともよい。
また、上述の実施形態では、ターゲットは平らな板状の構造を有していたが、表面と裏面さえ有していれば形状は特に限定されず、湾曲した形状や屈曲した形状などであってもよい。
また、中性子捕捉療法装置全体の構成も、ターゲット及び冷却部以外の部分については適宜変更可能である。
1…中性子捕捉療法装置、10…ターゲット、15A…第1の冷却部、15B…第2の冷却部、26A…第1の流路、26B…第2の流路。

Claims (2)

  1. 荷電粒子線が照射されることで中性子線を発生させるターゲットと、
    前記ターゲットの裏面側に冷却流体を接触させる第1の流路を有し、前記ターゲットを冷却する第1の冷却部と、
    前記ターゲットの表面側に冷却流体を接触させる第2の流路を有し、前記ターゲットを冷却する第2の冷却部と、を備え
    前記第1の流路は、前記第1の冷却部における前記ターゲットの前記裏面と接する端面に形成された溝によって形成され、
    前記第2の流路は、前記第2の冷却部における前記ターゲットの前記表面と接する端面に形成された溝によって形成される、中性子捕捉療法装置。
  2. 前記第1の冷却部の前記第1の流路と、前記第2の冷却部の前記第2の流路とは、前記ターゲットを基準として面対称、または回転対称をなしている、請求項1に記載の中性子捕捉療法装置。
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