JP6996885B2 - ナースカート - Google Patents
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Description
しかし、1本支柱に支持されるトレイは、トレイの支持形態が2本支柱に支持されるトレイに比べ、1本支柱での支持であるため支持形態が特異な形態になり、このため清掃や消毒を行う際のトレイの着脱が容易でなかった。特異な支持形態となるのは、走行中にトレイが支柱等の装着部位からずれたり外れたりしないようにするためである。
しかし、この支持形態ではトレイの着脱において、いちいちビスを締めたり緩めたりする必要があり、トレイの着脱がかなり煩わしい。
本発明では、前記載置部とブラケットによりトレイの載置部材を形成する。
図1は、本発明ナースカート1の一例の斜視図である。図1に示す本発明ナースカート1は、ベース部10と、ベース部10に立設した支柱部11と、後述する載置部材16を介して支柱部11に取付けた少なくとも1個のトレイ12と、前記支柱部11の上端部に設けた天板13と、を備える。
本明細書においては、図1の縦部材10Aの長手方向を前後方向といい、ナースカート1の押進移動方向を前方といい、該前方と反対側を後方という。そして前記の前後方向に水平面内で直交する方向を左右方向といい、前記水平面に直交する方向を上下方向という。支柱部11に取付けられたトレイ12に関しては、トレイ12を側面から見たとき、ナースカート1の押進移動方向側を前部といい、該前部の反対側を後部という。
キャッチ部材161aは、前記取付穴161bに上から嵌合される正断面略凹状のケーシング16aと、該ケーシング16aの凹部の底に立設した略逆八状のバネ作用をする挟持片16bとにより形成されている。前記キャッチ部材161aにおいて、16cはケーシング16aの上端部の左右に水平に形成した翼状部、16dは前記翼状部16cの下に形成した係止片であり、前記翼状部16cと係止片16dで取付穴161bの縁を上下面から挟んで掴む。
前部と後部(凹部12cの側)で平面内の配置向き90度違えて夫々左右一対が配置されている。図の例ではトレイ12の後部側では挟持凸部121がトレイ12の前後方向に沿った向きで、トレイの前部側では挟持凸部121がトレイ12の左右方向に沿った向きで配置されている(図4、図14参照)。
前記挟持凸部121は、図示したように支持壁121aを備えて底壁12aと一体に形成されたもののほか、別製されたものを底壁12aの下面に固着したものであってもよい。また図示した挟持凸部121は、断面略紡錘形で所要高さを有するものであるが、断面形状の根元側より先側が太くなった凸部を備えていれば短柱状やダボ状等であってもよい。
挟持凸部121において、保持部161のバネ作用で挟持されるのは、太い先端側よりも細い根元側(根元部乃至その近傍の部位)である。先端側の太い部位より細い部分がバネ作用で挟持されるから一旦保持部161に保持されると直ちには抜けない。
前記載置部16Aは、その凹状部161dの後端側において、翼状平坦部161cがなす略水平面に直交する向きで左右に平行配置した2組の上向き及び下向きの係止爪部162,163を備える。前記左右の係止爪部162,163は、夫々から前記凹状部161dの手前側に延びた2本の結合アーム164と、左右の係止爪部162,163を当該爪部の背面側で連結する連結材165を備えてブラケット部16Bを形成している。と一体化されて載置部材16を構成している。
上記ブラケット部16Bは、載置部16Aの凹状部161dの上面に延びた2本の連結アーム164が断面略L状部を有しているので、そのL状の水平部164aにおいてビス止めやスポット溶接などで載置部16Aと一体化され、載置部材16を形成する。
また、上記例では、ブラケット部16Bに面状部を有する載置部16Aを一体化し、この載置部16Aの上に、挟持凸部121をバネ作用で挟持するキャッチ部材161aを保持部161の一例として配置したが、本発明ではブラケット部16Bの2本に連結アーム164の上に、トレイ底壁12aが備える挟持凸部121に対応する位置に保持部161を直に配置して載置部16Aとする形態の載置部材16もある。
なお、前記係止爪部162,163による爪部の組は、支柱部11の係止孔11aが2列だから左右一対(図2,図8参照)であるが、支柱部11の係止孔11aが3列以上のときは、係止孔11aの列数に合わせて3列以上設ける。
まずトレイ12を手で持って載置部16Aの上方に位置付け、この状態でトレイ12の後面の凹部12cを目印とする支柱部11に対応させつつ、底壁12aの下面後部に設けた挟持凸部121を、載置部16Aの後部側の保持部161に軽く当てがう(図16参照)。
そうすると前記底壁12aの前部側の挟持凸部121と載置部16Aの前部側のキャッチ部材161aとが自ずから対面状態となって仮位置決め状態になる。そこでこのままトレイ12を載置部16Aに向かって上方から軽く押下げると、底壁12aの4つの挟持凸部121が、載置部16Aの4つの保持部161が夫々に備えるキャッチ部材161aの挟持片16bのバネ作用によって挟持されるから、トレイ12の載置部16Aへの装着ができる。
また、前記4つの挟持凸部121は、底壁12aの前方寄りまたは後方寄りの挟持凸部121、又は前記挟持凸部121に代わる別の凸部を位置決め用凸部とし、この位置決め用凸部121に対応した位置にある保持部161は、この保持部161に代えて位置決め用凹部または穴を形成してもよい。
本発明において、挟持凸部121を一例とする凸部を載置部16Aに設け、キャッチ部材161aを一例とする凹部をトレイ12の底壁12aに設けることもある。
例えば、図16において挟持片16bを上向きにして設けていたキャッチ部材161aを、図7の載置部16Aの翼状平坦部161cの上に、前記挟持片16bを横向きにして設ける一方、トレイ12の底壁12aの下面に下向きで設けていた挟持凸部121を底壁12aに横向きに設ける。
こうすると、トレイ12を載置部16Aの上に下しその終端でトレイ12を横方向に変位させて横向き挟持凸部121を横向きキャッチ部材161aに嵌合させることができ、トレイ12を外すときは、まずトレイ12を前記とは逆向きに動かして嵌合を解き、上方へ持上げればよい。
このことから、トレイ12と載置部16Aの係合状態を保持するための機構は、上記実施例に説明したもので十分と考えられる。
前記トレイ12を載置部16Aから外す場合には、トレイ12の前部を少し持ち上げて挟持凸部121を保持部161の保持から外せば、後はこのトレイ12を載置部16Aから持ち上げるだけで容易に取り外すことができる。
10 ベース部
10A 縦部材
10B 横部材
11 支柱部
11a 係止孔
12 トレイ
12a 底壁
12b 周壁
12c 凹部
121 挟持凸部
13 天板部
14 キャスタ
15 ストッパ
16 載置部材
16A 載置部
161 保持部
16B ブラケット部
162 向き係止爪部
163 下向き係止爪部
Claims (6)
- キャスタを備えるベース部と、
前記ベース部に立設された複数の係止孔を有する支柱部と、
上面が開放された略箱状のトレイと該トレイを載せる載置部であって前記トレイを上から前記載置部に凹凸嵌合させる固定手段を設けたトレイおよび載置部と、
前記載置部を支持して前記支柱部の係止孔に係止されるブラケット部と、
を備え、
さらに前記固定手段が、前記トレイの底壁下面に凸部又は凹部を備え、前記載置部の上面に前記凸部又は凹部と嵌合する凹部又は凸部を備えたナースカート。 - 前記凸部は、根元側がその先側より太い断面形状を有する略紡錘状又は略茸状若しくは略ダボ状の挟持凸部であって前記凹部に嵌合する請求項1のナースカート。
- 前記凹部は、前記挟持凸部を外面からバネ力で挟持する保持部である請求項2のナースカート。
- 前記トレイの凸部は、底壁下面の四隅近傍の4箇所か、又は少なくとも底壁の前方寄りの左右部の2箇所か、若しくは後方寄りの左右部の2箇所に設けると共に、当該トレイの載置部には前記凸部に対応する位置に保持部を設ける請求項2又は3のナースカート。
- 前記トレイの挟持凸部が底壁の一方側寄りの少なくとも2箇所に設けられている場合には、他方側寄りの少なくとも2箇所に位置決め用凸部を設けると共に、当該トレイの載置部には前記位置決め用凸部に対応する位置決め用凹部または穴を設ける請求項4のナースカート。
- 前記トレイの底壁下面に設けた4箇所の挟持凸部、又は2箇所の挟持凸部と2箇所の位置決め用凸部の底壁外周縁寄りに前記底壁から突出した脚部を設ける請求項5のナースカート。
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