JP6996599B2 - モジュールおよび時計 - Google Patents

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Description

この発明は、腕時計などの電子機器に用いられるモジュールおよびそれを備えた時計に関する。
例えば、腕時計のモジュールにおいては、特許文献1に記載されているように、時計ムーブメントを内蔵するハウジング上に複数のピンを起立させて設け、このハウジング上に配置される文字板の下面にピンが挿入する複数の穴を設けた構成のものが知られている。
特開2010-243429号公報
このような腕時計のモジュールでは、文字板を重ね合わせて搬送することができるので、文字板の搬送性を向上させることができても、文字板にハウジングの複数のピンが挿入する複数の穴を設ける穴開け加工を施す必要があるため、文字板が材質や厚みの制約を受けるという問題がある。
また、このようなモジュールを備えた腕時計では、ハウジングの外周に沿って回転移動する内転リングを備えた内転機構を搭載する場合、腕時計ケース内に内転機構を組み付けた状態で、モジュールを腕時計ケース内に組み付ける必要があるため、内転機構をハウジングに一体的に設けた状態で腕時計ケース内に組み込むことができないという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、文字板または内転機構などの組付部材に加工を施さずに、組付部材をハウジングに対して一体的に組み付けることができるモジュールおよびそれを備えた時計を提供することである。
この一の発明は、部品が搭載されたハウジングと、このハウジングに配置されて前記ハウジングの外周に沿う方向に回転移動する内転リングを備えた内転機構と、この内転機構の前記内転リングを前記ハウジングに回転移動可能な状態で押え付ける押え部材と、前記押え部材の上面に配置される文字板と、前記文字板の上面における外周部を前記押え部材に押え付けると共に、前記文字板の円周方向の回転を規制した状態で、前記文字板を前記ハウジングに対して固定する固定部材と、を備えていることを特徴とするモジュールである。
この他の発明は、部品が搭載されたハウジングと、前記ハウジングに配置されて前記ハウジングの外周に沿う方向に回転移動する内転リングを備えた内転機構と、前記内転機構の前記内転リングを前記ハウジングに回転移動可能な状態で押え付ける押え部材と、前記押え部材の上面に配置される文字板と、前記文字板の上面における外周部を前記押え部材に押え付ける固定部材と、を備えていることを特徴とするモジュールである。
この他の発明は、部品が搭載されたハウジングと、前記ハウジングに配置されて前記ハウジングの外周に沿う方向に回転移動する内転リングを備えた内転機構と、前記内転機構の前記内転リングを前記ハウジングに回転移動可能な状態で押え付ける押え部材と、前記押え部材の上面に配置される文字板と、前記文字板の円周方向の回転を規制した状態で、前記文字板を前記ハウジングに対して固定する固定部材と、を備え、前記固定部材は、前記文字板の上面における外周部を前記ハウジングに対して押え付ける固定見切り部材と、前記固定見切り部材に設けられて前記ハウジング内に挿入する足ピンと、前記ハウジング内に側方から差し込まれて前記足ピンをその軸方向と直交する方向から係止する係止部材と、を備えていることを特徴とするモジュールである。
この発明によれば、文字板または内転機構などの組付部材に加工を施す必要がなく、組付部材をハウジングに対して一体的に組み付けることができるので、文字板または内転機構などの組付部材を備えていても、独立したモジュールとして構成することができる。
この発明を腕時計に適用した第1実施形態を示した拡大正面図である。 図1に示された腕時計のA-A矢視における拡大断面図である。 図1に示された腕時計のB-B矢視における要部を示した拡大断面図である。 図3に示された時計モジュールを示した要部の拡大断面図である。 図4に示された時計モジュールの固定押え部を示し、(a)は固定押え部によって固定見切り部材を押え部材に取り付けて固定した状態を示した要部の拡大側面図、(b)は固定押え部によって固定見切り部材を押え部材に取り付ける前の状態を分解して示した要部の拡大側面図である。 図2に示された時計モジュールにおける固定部材のピン部材の取付状態を示した要部の拡大断面図である。 この発明を腕時計に適用した第2実施形態における時計モジュールの要部を示した拡大断面図である。 図7に示された時計モジュールの係止部材を示した拡大斜視図である。
(第1実施形態)
以下、図1~図6を参照して、この発明を腕時計に適用した第1実施形態について説明する。
この腕時計は、図1に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1は、図2および図3に示すように、上部側に位置する金属製の第1ケース2と下部側に位置する金属製の第2ケース3とで構成されている。
この腕時計ケース1の上部開口部、つまり第1ケース2の上部開口部には、図2および図3に示すように、時計ガラス4がパッキン4aを介して取り付けられている。この腕時計ケース1の下部、つまり第2ケース3の下部には、裏蓋5が防水リング5aを介して取り付けられている。この腕時計ケース1の3時側には、押釦スイッチ6が設けられている。また、この腕時計ケース1の12時側と6時側とには、図1に示すように、バンド取付部9がそれぞれ設けられている。
この腕時計ケース1の内部には、図2および図3に示すように、時計モジュール7が中枠7aを介して設けられている。この時計モジュール7は、図示ないが、指針の運針により時刻を指示する時計ムーブメントや、時刻などの情報を表示する表示部、これらを電気的に駆動する回路部などの時計機能に必要な各種の部品を搭載するハウジング8を備えている。
この場合、ハウジング8の上面には、図2~図4に示すように、文字板10が押え部材11を介して固定部材12によって固定されている。すなわち、ハウジング8の上面には、その外周を除いて取付凹部8aが設けられている。押え部材11は、ほぼ円板状に形成され、その外周部に後述する内転機構18の内転リング20をハウジング8に押え付ける鍔状部11aが上側に突出した状態で設けられた構成になっている。
すなわち、この押え部材11は、図2~図4に示すように、ハウジング8の取付凹部8a内に配置されて固定され、この状態で鍔状部11aがハウジング8の外周部の上面と同じ高さで配置され、この鍔状部11aが内転リング20をその上側からハウジング8内に回転可能な状態で押え付けるように構成されている。
文字板10は、図2~図4に示すように、円板状に形成され、押え部材11の鍔状部11aで囲われた凹部内に配置され、この状態で固定部材12によって押え部材11内に押え付けられることにより、ハウジング8に対して固定されるように構成されている。この文字板10は、図示しないが、その中心に時計ムーブメントの指針軸が上方に突出して設けられ、この指針軸の上端部に設けられた指針が文字板10の上方を運針するように構成されている。
固定部材12は、図2~図4に示すように、文字板10の上面における外周部をハウジング8に対して押え付ける固定見切り部材13と、ハウジング8に対する固定見切り部材13の円周に沿う方向の回転を規制する回転規制部材である複数のピン部材14と、を備えている。
固定見切り部材13は、図2~図4に示すように、その内径が文字板10の外径よりも少し小さく、かつ外径が文字板10の外径よりも大きく、押え部材11の鍔状部11aの外径よりも小さいリング形状に形成されている。この場合、固定見切り部材13は、その上面が中心側に向けて次第に高さが低くなる傾斜面13aに形成されている。
これにより、固定見切り部材13は、図2~図5に示すように、その内周部が文字板10の上面における外周部上に配置され、外周部が押え部材11の鍔状部11aの上面における内周部上に配置され、この状態で押え部材11に固定押え部15によって固定されることにより、文字板10を押え部材11に押え付けてハウジング8に対し固定するように構成されている。
この場合、固定押え部15は、図5(a)および図5(b)に示すように、押え部材11の鍔状部11a上に起立して設けられたフック形状の係合突起16と、これに対応する固定見切り部材13の外周に位置する下面から上側に向けて設けられたフック形状の係止溝17と、を備えている。この固定押え部15は、係合突起16が係止溝17に挿入された状態で、固定見切り部材13が押え部材11に対して所定方向に回転移動された際に、係合突起16が係止溝17に係止されるように構成されている。
すなわち、固定押え部15の係合突起16は、図5(a)および図5(b)に示すように、固定見切り部材13の外周に位置する下面に対応する押え部材11の鍔状部11a上に起立して設けられた起立部16aと、この起立部16aの上端部に設けられて押え部材11の円周方向(図5(b)では右方向)に突出する突起部16bと、を備えている。
また、固定押え部15の係止溝17は、図5(a)および図5(b)に示すように、押え部材11の係合突起16に対応する固定見切り部材13の外周に位置する下面から上側に向けて設けられ、係合突起16が下側から挿入する挿入部17aと、この挿入部17aの上端部から固定見切り部材13の円周方向(図5(b)では右方向)に沿って設けられ、係合突起16の突起部16bが嵌着する嵌着部17bと、を備えている。
これにより、固定押え部15は、図5(a)および図5(b)に示すように、押え部材11の鍔状部11a上に固定見切り部材13が配置される際に、固定押え部15の係合突起16が固定押え部15の係止溝17に対応し、この固定押え部15の係合突起16の全体、つまり係合突起16の起立部16aと突起部16bとが、固定押え部15の係止溝17の挿入部17aに挿入されるように構成されている。
また、この固定押え部15は、図5(a)および図5(b)に示すように、係合突起16が係止溝17の挿入部17aに挿入された状態で、固定見切り部材13が押え部材11に対して所定方向に回転移動されると、係合突起16の起立部16aが係止溝17の挿入部17a内で移動しながら、係合突起16の突起部16bが係止溝17の嵌着部17bに嵌着されるように構成されている。
これにより、この固定押え部15は、図5(a)および図5(b)に示すように、係合突起16の突起部16bが係止溝17の嵌着部17bに嵌着された際に、固定見切り部材13を押え部材11に押え付けて固定することにより、文字板10をハウジング8に対して固定するように構成されている。
また、回転規制部材である複数のピン部材14それぞれは、図2および図6に示すように、ハウジング8に固定された押え部材11と固定見切り部材13とに差し込まれた状態で取り付けられることにより、ハウジング8に対する固定見切り部材13の円周方向の回転を規制するように構成されている。
すなわち、固定見切り部材13の外周面における複数箇所(図6では1箇所のみを示す)には、図6に示すように、ピン部材14が上方から装着する断面半円弧状の装着溝14aが上下方向に沿って設けられている。また、押え部材11の鍔状部11aにおける複数箇所(図6では1箇所のみを示す)には、ピン部材14が上方から挿入して固定される断面円形状の固定孔14bが上下方向に設けられている。
この場合、固定見切り部材13の外周面に設けられた断面半円弧状の装着溝14aと、押え部材11の鍔状部11aに設けられた断面円形状の固定孔14bとは、図5(a)に示すように、固定押え部15の係合突起16の突起部16bが係止溝17の嵌着部17bに嵌着されて、固定見切り部材13が固定押え部15によって押え部材11に固定された際に、図6に示すように、同一軸上に対応するように構成されている。
これにより、ピン部材14は、図6に示すように、固定見切り部材13の外周面に設けられた断面半円弧状の装着溝14aと、押え部材11の鍔状部11aに設けられた断面円形状の固定孔14bとが同一軸上に対応した状態で、固定見切り部材13の上方から固定見切り部材13の装着溝14aに装着され、この装着されたピン部材14の下部が押え部材11の鍔状部11aの固定孔14bに挿入されて固定されるように構成されている。
これにより、ピン部材14は、図6に示すように、ハウジング8に固定された押え部材11に対する固定見切り部材13の円周に沿う方向の回転を規制することにより、固定押え部15の係止溝17に対する係合突起16の係合が不用意に解除されるのを防ぐように構成されている。
ところで、ハウジング8には、図2~図4に示すように、内転機構18が組み付けられている。この内転機構18は、ハウジング8内に配置されて押え部材11によって回転移動可能な状態で押え付けられた内転リング20と、この内転リング20の上方に配置される回転見切り部材21と、内転リング20と回転見切り部材21とを着脱可能に連結して、内転リング20の回転移動に応じて回転見切り部材21を回転移動させる連結部22と、を備えている。
内転リング20は、図2~図4に示すように、その内径が文字板10の外径よりも大きく、かつ固定見切り部材13の外径とほぼ同じ大きさに形成され、外径がハウジング8の取付凹部8aの内径とほぼ同じ大きさに形成されている。この内転リング20の内周面には、内歯20aが設けられている。また、この内転リング20は、その上下方向の厚みがハウジング8の取付凹部8aの深さとほぼ同じ大きさに形成されている。
この場合、ハウジング8の取付凹部8aは、図2~図4に示すように、内転リング20が配置される箇所が押え部材11の鍔状部11aの厚み分だけ深く形成されている。このため、内転リング20は、その内周面に設けられた内歯20aの下部がハウジング8内に向けて露出するように構成されている。
これにより、内転リング20は、図3および図4に示すように、ハウジング8の取付凹部8a内に配置されて押え部材11の鍔状部11aで押えられ、この状態で内転リング20の外周面が取付凹部8aの内周面に沿って回転移動するように構成されている。この場合、内転リング20は、その内周面に設けられた内歯20aの下部が時計ムーブメントの駆動歯車23に噛み合い、この駆動歯車23の回転に応じてハウジング8内で回転移動するように構成されている。
回転見切り部材21は、図2~図4に示すように、方位位置を示す目盛が表示された方位回転板や、時間計測の目盛が表示された計測回転板、あるいは目盛機能を有しない回転板などである。この回転見切り部材21は、内転リング20の上方に位置した状態で、固定見切り部材13の外周に沿って回転移動する回転リング部24と、この回転リング部24上に設けられて回転リング部24と共に回転移動する見切り部25と、を備えている。
回転リング部24は、図2~図4に示すように、押え部材11の鍔状部11aの上方に内転リング20と対応して配置されるように構成されている。すなわち、この回転リング部24は、その内径が固定見切り部材13の外径とほぼ同じか、それよりも少し大きく形成されている。また、この回転リング部24は、その外径がハウジング8の外周に配置された中枠7aの外径とほぼ同じ大きさで、かつ時計ガラス4の外径よりも少し小さい大きさで形成され、その外周面が腕時計ケース1の第1ケース2の内周面に接近するように構成されている。
この場合、回転リング部24の外周部には、図2および図3に示すように、腕時計ケース1の第1ケース2の内周面に設けられた突起部2aが食い込む切欠き部24aが設けられている。この切欠き部24aは、その内径が内転リング20の外径とほぼ同じ大きさで、その上側が外周側に向けて次第に高くなる傾斜面に形成され、この傾斜面の上部が固定見切り部材13の上面に対応する平面に形成されている。これに伴って、第1ケース2の突起部2aも、切欠き部24aと同じ形状に形成されている。
また、この回転リング部24は、図2~図4に示すように、その上下方向の厚みが固定見切り部材13の上下方向の厚みよりも厚く形成されている。すなわち、この回転リング部24は、その下端部が押え部材11の鍔状部11aの上面から上方に少し離れた状態で、上部が固定見切り部材13の上方に突出し、この突出した上端部が時計ガラス4の下面に接近するように構成されている。
この回転リング部24の上部には、図2~図4に示すように、見切り部25が配置される装着凹部24bが設けられている。この装着凹部24bは、その底面が固定見切り部材13の上面と同じか、それよりも少し上側に位置し、かつ外周側に位置する立上り部の内周面の内径がハウジング8の外径とほぼ同じ大きさで形成されている。
見切り部25は、図2~図4に示すように、回転リング部24の上部に設けられた装着凹部24bに配置され、この状態で時計ガラス4を通して上方向から見るように構成されている。すなわち、この見切り部25は、リング形状に形成され、その上面が外周側から内周側に向けて次第に厚みが薄くなる傾斜面に形成され、この傾斜面に方位位置を示す目盛や時間計測の目盛などが設けられるように構成されている。
一方、内転リング20と回転見切り部材21とを連結する連結部22は、図2~図4に示すように、押え部材11の外周側および固定見切り部材13の外周側に位置する内転リング20の上面における所定箇所に設けられたピン状の突起である。この連結部22は、その上部が回転見切り部材21の回転リング部24の下面に設けられた連結穴24cに着脱可能に挿入することにより、回転見切り部材21を内転リング20の上方に浮かせた状態で保持するように構成されている。
すなわち、この連結部22は、図2~図4に示すように、内転リング20の上面から押え部材11の外周側および固定見切り部材13の外周側を通り、その上部が回転リング部24の下面の連結穴24cに挿入されて、見切り部25の下面に当接することにより、回転見切り部材21を内転リング20の上方に浮かせた状態で保持するように構成されている。これにより、連結部22は、回転見切り部材21をハウジング8に対して一体的に組み付けるように構成されている。
また、この連結部22は、図2~図4に示すように、内転リング20が駆動歯車23によってハウジング8内で回転移動した際に、その内転リング20の回転移動に伴って押え部材11の外周および固定見切り部材13の外周に沿って移動することにより、回転見切り部材21を浮かせた状態で内転リング20の回転移動に応じて回転移動させるように構成されている。
次に、この腕時計の作用について説明する。
まず、この腕時計の時計モジュール7を組み立てる場合について説明する。この場合には、予め、指針の運針により時刻を指示する時計ムーブメントや、時刻などの情報を表示する表示部、これらを電気的に駆動する回路部などの時計機能に必要な各種の部品をハウジング8に組み付ける。
この状態で、ハウジング8の取付凹部8a内に内転機構18の内転リング20を組み付ける。このときには、内転リング20の内歯20aを時計ムーブメントの駆動歯車23に噛み合わせる。この状態で、ハウジング8の取付凹部8a内に押え部材11を組み込んで固定する。このときには、押え部材11の外周に設けられた鍔状部11aが内転リング20を回転移動可能な状態でハウジング8に押える。これにより、ハウジング8に内転リング20が組み付けられる。
この状態で、ハウジング8の取付凹部8a内に固定された押え部材11に文字板10を配置して、固定部材12の固定見切り部材13で文字板10を押え部材11に押え付ける。このときには、押え部材11の鍔状部11aで囲われた凹部内に文字板10を配置し、この文字板10の上面における外周部と押え部材11の鍔状部11aの上面における内周部とに跨った状態で、固定見切り部材13を配置して押え部材11に取り付ける。
この場合、押え部材11の鍔状部11a上に固定見切り部材13を配置する際には、固定押え部15の係合突起16を固定押え部15の係止溝17の挿入部17aに挿入させる。この状態で、固定見切り部材13をその円周方向に沿って所定方向に回転させる。すると、係合突起16の起立部16aが係止溝17の挿入部17a内で移動しながら、係合突起16の突起部16bが係止溝17の嵌着部17bに嵌着する。これにより、固定見切り部材13が押え部材11に押え付けられて固定され、この固定見切り部材13によって文字板10がハウジング8に対して固定される。
この状態で、回転規制部材である複数のピン部材14によって、ハウジング8に対する固定見切り部材13の円周方向の回転を規制する。このときには、固定押え部15の係合突起16の突起部16bが係止溝17の嵌着部17bに嵌着されて、固定見切り部材13が押え部材11に固定された際に、固定見切り部材13の外周面に設けられた断面半円弧状の装着溝14aと、押え部材11の鍔状部11aに設けられた断面円形状の固定孔14bとが、同一軸上に対応する。
このため、ピン部材14を固定見切り部材13の装着溝14aにその上方から装着させると共に、この装着されたピン部材14の下部を押え部材11の鍔状部11aの固定孔14bに挿入させて固定する。これにより、ハウジング8に固定された押え部材11に対する固定見切り部材13の円周方向の回転が規制され、ハウジング8に対する固定見切り部材13の円周方向の回転が規制される。この結果、ハウジング8に文字板10が一体的に固定される。
この状態では、内転リング20に設けられた連結部22が、押え部材11の外周側および固定見切り部材13の外周側から固定見切り部材13の上面とほぼ同じ高さで突出する。このため、この突出した連結部22に内転機構18の回転見切り部材21を取り付ける。このときには、予め、回転リング部24の装着凹部24bに見切り部25を装着させて取り付けることにより、回転見切り部材21を形成する。
この状態で、図4に示すように、内転機構18の回転見切り部材21を固定見切り部材13の外周に配置して、回転見切り部材21の回転リング部24の下面に設けられた連結穴24cに連結部22の上部を挿入させる。これにより、回転見切り部材21が内転リング20の上方に浮いた状態で、ハウジング8に対して一体的に取り付けられる。この状態では、内転リング20の回転移動に応じて回転見切り部材21が固定見切り部材13の外周に沿って回転移動する。
この場合には、指針の運針により時刻を指示する時計ムーブメントや、時刻などの情報を表示する表示部、これらを電気的に駆動する回路部などの時計機能に必要な各種の部品が搭載されたハウジング8に、文字板10が固定部材12である固定見切り部材13とピン部材14とによって組み付けられると共に、内転機構18の内転リング20が押え部材11によって組み付けられ、この内転リング20に回転見切り部材21が連結部22によって連結された状態で組み付けられ、これらが時計モジュール7として一体化される。
このように構成された時計モジュール7は、指針の運針により時刻を指示する時計ムーブメントや、時刻などの情報を表示する表示部、これらを電気的に駆動する回路部などの時計機能に必要な各種の部品のほかに、文字板10および内転機構18などの組付部材を備えていても、これらがハウジング8に一体的に組み付けられていることにより、独立した時計モジュール7として構成される。
次に、この独立した時計モジュール7を腕時計ケース1内に組み込む場合について説明する。この場合には、腕時計ケース1の第1ケース2の内周面に突起部2aが設けられており、この第1ケース2の突起部2aが回転見切り部材21の回転リング部24の切欠き部24aに食い込む構成であるから、予め、回転見切り部材21を時計モジュール7から取り外して第1ケース2内に配置する。
このときには、まず、回転見切り部材21を上方に引き上げて、回転見切り部材21の連結穴24cから内転リング20上に設けられた連結部22を抜き出して、回転見切り部材21を連結部22から取り外す。そして、この取り外した回転見切り部材21を腕時計ケース1の第1ケース2の上部開口部から第1ケース2内に挿入させ、第1ケース2の内周面に設けられた突起部2aを回転リング部24の切欠き部24aに食い込ませて、第1ケース2内に回転見切り部材21を配置させる。
この状態で、第1ケース2の上部開口部にパッキン2aを介して時計ガラス4を取り付ける。このときには、時計ガラス4の下面を回転見切り部材21の上面に接近させて配置する。これにより、回転見切り部材21が第1ケース2内にその内周面に沿って回転移動可能な状態で配置される。
そして、回転見切り部材21が取り外された時計モジュール7を腕時計ケース1内に組み付ける。このときには、時計モジュール7の外周に中枠7aを取り付け、この中枠7aと共に時計モジュール7を第2ケース3の下側から腕時計ケース1内に挿入させて、中枠7aの上端部を第1ケース2の突起部2aの下面に当接させる。これにより、時計モジュール7が腕時計ケース1内に位置決めされて配置される。
このときには、時計モジュール7に組み込まれた内転リング20の連結部22を第1ケース2内に配置されている回転見切り部材21の連結穴24cに挿入させて、回転見切り部材21を内転リング20の上方に浮かせた状態で保持する。これにより、内転リング20と回転見切り部材21とが連結部22によって連結された状態で、時計モジュール7が腕時計ケース1内に組み込まれる。この後、腕時計ケース1の3時側に押釦スイッチ6を組み付けて、第2ケース3の下面に裏蓋5を取り付ける。これにより、腕時計が組み立てられる。
次に、この腕時計を使用する場合について説明する。
この腕時計は、通常の状態で、指針が時計ムーブメントによって文字板10の上方を運針することにより、時刻を指示表示する。また、押釦スイッチ6を操作して、モードを方位モードや時間計測モードに切り替えると、回転見切り部材21が回転して方位位置や計測時間が指示表示される。
すなわち、押釦スイッチ6によってモードが方位モードや時間計測モードに切り替わると、時計ムーブメントの駆動歯車23が回転して、内転機構18の内転リング20が文字板10の外周に沿って回転移動する。このときには、内転リング20に設けられた連結部22が内転リング20と共に回転移動する。このため、この連結部22で連結された回転見切り部材21が固定見切り部材13の外周に沿って回転移動する。この回転見切り部材21の回転移動によって方位位置や計測時間が指示表示される。
このように、この腕時計の時計モジュール7によれば、部品が搭載されたハウジング8と、このハウジング8の上部側に配置される文字板10と、この文字板10の上面における外周部をハウジング8に対して押え付けると共に、文字板10の円周方向の回転を規制した状態で、文字板10をハウジング8に対して固定する固定部材12と、を備えていることにより、文字板10に穴開けなどの加工を施さずに、文字板10をハウジング8に対して一体的に組み付けることができるので、文字板10を備えていても、独立した時計モジュール7として構成することができる。
この場合、固定部材12は、文字板10の上面における外周部をハウジング8に対して押え付ける固定見切り部材13と、ハウジング8に対する固定見切り部材13の円周方向の回転を規制する回転規制部材であるピン部材14と、を備えていることにより、文字板10に穴開けなどの加工を施す必要がなく、文字板10をハウジング8に対して確実にかつ良好に固定することができる。
すなわち、この時計モジュール7では、固定部材12の固定見切り部材13で文字板10の上面における外周部をハウジング8に対して押え付けることができ、回転規制部材であるピン部材14でハウジング8に対する固定見切り部材13の円周方向の回転を規制することができるので、文字板10に穴開けなどの加工を施す必要がない。このため、文字板10が材質や厚みの制約を受けることがないので、文字板10の自由度を向上させることができる。
この場合、固定部材12は、ハウジング8上に固定されて文字板10が配置される押え部材11と、文字板10の上面における外周部上に配置されて、固定見切り部材13が円周方向に沿って回転された際に固定見切り部材13が文字板10を押え部材11に押え付けて固定する固定押え部15と、を備えていることにより、この固定見切り部材13によって文字板10を押え部材11に簡単にかつ確実に押え付けることができ、これにより文字板10をハウジング8に対して確実にかつ良好に押し付けて固定することができる。
すなわち、固定押え部15は、押え部材11の鍔状部11aに設けられた係合突起16と、固定見切り部材13に設けられて、係合突起16が挿入して回転移動した際に係合突起16を係止する係止溝17と、を備えていることにより、固定見切り部材13を文字板10の上面における外周部上と押え部材11の鍔状部11aの上面における内周部上とに跨って配置させる際に、係合突起16を係止溝17に挿入させ、この状態で固定見切り部材13をその円周方向に沿って回転させるだけで、簡単にかつ確実に係合突起16を係止溝17に係止させることができ、これにより固定見切り部材13を押え部材11に取り付けて、文字板10を確実に押え部材11に押え付けることができる。
この場合、固定押え部15の係合突起16は、押え部材11の鍔状部11a上に起立して設けられた起立部16aと、この起立部16aの上端部に設けられて押え部材11の円周方向に向けて突出する突起部16bと、を備えており、固定押え部15の係止溝17は、固定見切り部材13の外周に位置する下面から上側に向けて設けられた挿入部17aと、この挿入部17aの上端部から固定見切り部材13の円周方向に沿って設けられた嵌着部17bと、を備えているので、簡単にかつ確実に係合突起16を係止溝17に係止させることができる。
すなわち、この固定押え部15は、押え部材11の鍔状部11a上に固定見切り部材13を配置する際に、固定押え部15の係合突起16を固定押え部15の係止溝17の挿入部17aに挿入させることができ、この状態で固定見切り部材13をその円周方向に沿って所定方向に回転させて、係合突起16の起立部16aを係止溝17の挿入部17a内で移動させながら、係合突起16の突起部16bを係止溝17の嵌着部17bに嵌着させることができる。
これにより、固定押え部15は、係合突起16の突起部16bを係止溝17の嵌着部17bに嵌着させることにより、確実に係合突起16を係止溝17に係止させることができ、これにより固定見切り部材13を押え部材11に簡単にかつ確実に押え付けて固定することができるので、文字板10をハウジング8に対して確実にかつ良好に固定することができる。
また、この時計モジュール7では、回転規制部材であるピン部材14が、固定見切り部材13とハウジング8に固定された押え部材11とに差し込まれて、ハウジング8に対する固定見切り部材13の円周方向の回転を規制する構成であるから、その構造が簡単で、ハウジング8に対する固定見切り部材13の回転を確実に規制することができ、これによっても文字板10をハウジング8に対して良好に固定することができる。
すなわち、この時計モジュール7では、固定見切り部材13の外周面における複数箇所に、ピン部材14が装着する断面半円弧状の装着溝14aを上下方向に沿って設け、押え部材11の鍔状部11aにおける複数箇所に、ピン部材14が挿入して固定される断面円形状の固定孔14bを上下方向に設けるだけで良いので、構造が簡単であるばかりか、これら装着溝14aと固定孔14bとにピン部材14を挿入するだけであるから、容易にピン部材14を取り付けることができ、これにより固定押え部15の係止溝17に対する係合突起16の係合が不用意に解除されないようにすることができる。
この場合、固定見切り部材13の外周面に設けられた断面半円弧状の装着溝14aと、押え部材11の鍔状部11aに設けられた断面円形状の固定孔14bとは、固定押え部15の係合突起16の突起部16bが係止溝17の嵌着部17bに嵌着されて、固定見切り部材13が固定押え部15によって押え部材11に固定された際に、同一軸上に対応するので、装着溝14aと固定孔14bとにピン部材14を簡単にかつ正確に挿入させることができる。
さらに、この時計モジュール7では、部品が搭載されたハウジング8と、このハウジング8に配置されてハウジング8の外周に沿う方向に回転移動する内転リング20を備えた内転機構18と、この内転機構18の内転リング20をハウジング8に回転移動可能な状態で押え付ける押え部材11と、を備えていることにより、内転機構18の内転リング20に加工を施さずに、内転リング20をハウジング8に対して一体的に組み付けることができ、これにより内転機構18を備えていても、独立した時計モジュール7として構成することができる。
すなわち、内転機構18は、ハウジング8に配置されてハウジング8の外周に沿う方向に回転移動する内転リング20と、この内転リング20の上方に回転移動可能に配置される回転見切り部材21と、内転リング20と回転見切り部材21とを連結して、内転リング20の回転移動に応じて回転見切り部材21を回転移動させる連結部22と、を備えていることにより、ハウジング8に配置された内転リング20の上方に回転見切り部材21を配置しても、連結部22によって内転リング20と回転見切り部材21とを連結することができるので、内転機構18をハウジング8に対して一体的に組み付けることができる。
また、この時計モジュール7では、内転機構18のほかに、押え部材11の上面に配置される文字板10と、この文字板10の上面における外周部を押え部材11に押え付けると共に、文字板10の円周方向の回転を規制した状態で、文字板10をハウジング8に対して固定する固定部材12と、を備えていることにより、文字板10や内転機構18などの組付部材に加工を施さずに、これら文字板10や内転機構18などの組付部材をハウジング8に対して一体的に組み付けることができるので、文字板10や内転機構18などの組付部材を備えていても、独立した時計モジュール7として良好に構成することができる。
このため、この腕時計では、独立した時計モジュール7を腕時計ケース1内に容易に組み込むことができるので、組立作業が簡単で、効率良く組立作業できるので、組立作業性の向上を図ることができる。この場合、腕時計ケース1の第1ケース2の内周面に突起部2aが設けられ、この第1ケース2の突起部2aに回転見切り部材21が当接して、腕時計ケース1内に時計モジュール7が組み込めないときには、予め、回転見切り部材21を腕時計ケース1内に組み込んだ状態で、時計モジュール7を組み込むことができる。
この場合には、予め、回転見切り部材21の回転リング部24に第1ケース2の突起部2aが食い込む切欠き部24aを設け、この回転見切り部材21を第1ケース2内に回転可能な状態で組み込んだ後に、回転見切り部材21が取り外された時計モジュール7を腕時計ケース1内に組み付けることにより、時計モジュール7を腕時計ケース1内に簡単にかつ容易に組み込むことができる。
すなわち、この腕時計では、第1ケース2内に回転可能な状態で組み込まれた回転見切り部材21に設けられた連結穴24cに、内転リング20上に設けられた連結部22を挿入させるだけで、連結部22によって内転リング20と回転見切り部材21とを連結することができると共に、回転見切り部材21を内転リング20の上方に浮かせた状態で良好に保持することができる。
このため、この腕時計では、回転見切り部材21の外径を時計ガラス4が取り付けられる第1ケース2の内径とほぼ同じ大きさに形成することができ、これにより時計ガラス4を通して腕時計ケース1内の表示領域を最大限に大きく形成することができるので、表示領域を広げてワイドフェイス化を図ることができる。
なお、上述した第1実施形態では、固定見切り部材13を押え部材11に固定する固定押え部15が、押え部材11の鍔状部11aに設けられた係止突起16と、固定見切り部材13に設けられた係止溝17と、で構成されている場合について述べたが、この発明はこれに限らず、例えば、固定押え部15は、押え部材11の鍔状部11aに係止溝17を設け、固定見切り部材13に係止突起16を設けた構成であっても良い。
(第2実施形態)
次に、図7および図8を参照して、この発明を腕時計に適用した第2実施形態について説明する。なお、図1~図6に示された第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明する。
この腕時計は、図7および図8に示すように、時計モジュール7に組み込まれる文字板10をハウジング8に対して固定する固定部材30が第1実施形態と異なる構成であり、これ以外は第1実施形態とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、この固定部材30は、図7および図8に示すように、文字板10の上面における外周部をハウジング8に対して押え付ける固定見切り部材13と、この固定見切り部材13に設けられてハウジング8内に上方から挿入する複数の足ピン31(図7では1つのみを示す)と、これら複数の足ピン31それぞれをその軸方向と直交する方向から係止する複数の係止部材32(図7では1つのみを示す)と、を備えている。
この場合にも、ハウジング8の上面には、第1実施形態と同様、取付凹部8aが設けられている。このハウジング8の取付凹部8aには、押え部材11が配置されて固定されている。この押え部材11は、その外周に設けられた鍔状部11aで囲われた凹部内に文字板10が配置されると共に、鍔状部11aが内転機構18の内転リング20をハウジング8に押え付けるように構成されている。
足ピン31は、図7に示すように、固定見切り部材13の下面における複数箇所(図7では1箇所のみを示す)にそれぞれ設けられている。この足ピン31は、押え部材11に設けられた挿入孔11bに上方から挿入され、内転リング20の内周側を通り抜けて、ハウジング8の挿入穴8b内に挿入されるように構成されている。
これにより、足ピン31は、図7に示すように、押え部材11の挿入孔11bおよびハウジング8の挿入穴8bに挿入されることにより、ハウジング8に対する固定見切り部材13の円周方向の回転を規制するように構成されている。この場合、ハウジング8の挿入穴8b内に挿入される足ピン31の下部に位置する外周面には、係合溝31aが環状に設けられている。
係止部材32は、図7および図8に示すように、ほぼ平板状に形成され、ハウジング8内に設けられた装着穴8cにハウジング8の側方から差し込まれて、足ピン31をその軸方向と直交する方向から係止することにより、固定見切り部材13を文字板10に押し付けて、文字板10をハウジング8に対して固定するように構成されている。
すなわち、係止部材32は、図7および図8に示すように、足ピン31の外周に設けられた環状の係合溝31aに挿入して足ピン31をその径方向に挟んで足ピン31の軸方向(上下方向)の位置を規制するU字形状の係止規制部33と、ハウジング8の装着穴8cに挿入された係止部材32を取り出すための取出し部34と、を備えている。
この場合、係止規制部33は、図8に示すように、係止部材32の一端部に足ピン31の係合溝31aの内径と同じ間隔で係止部材32の長手方向に沿って設けられた溝33aと、この溝33aの両側にその長手方向に沿って設けられ、足ピン31の係合溝31aに装着して足ピン31を径方向に挟み付ける一対の挟持部33bと、を備えている。
これにより、係止規制部33は、図7および図8に示すように、一対の挟持部33bが足ピン31の係合溝31aに装着して足ピン31を径方向に挟み付けた際に、足ピン31の軸方向の位置を規制して、固定見切り部材13を文字板10に押し付けることにより、文字板10をハウジング8に対して固定するように構成されている。
この場合、ハウジング8内の装着穴8cは、図7に示すように、係止部材32が挿入する矩形状の細長い横穴であり、ハウジング8の外周面から内転リング20の下側を通り、足ピン31の係止溝31aに到達して通り過ぎるように形成されている。これにより、係止部材32は、ハウジング8の外周面からハウジング8の装着穴8cに挿入されて、係止規制部33が足ピン31の係止溝31aに係合するように構成されている。
また、係止部材32の取出し部34は、図7および図8に示すように、係止部材32の他端部における両側部に設けられた一対のフック部である。この取出し部34は、係止部材32がハウジング8内の装着穴8c内に挿入された際に、ハウジング8内の装着穴8c内に配置されて、ハウジング8の外周面から外部に突出しないように構成されている。
この場合、取出し部34は、図8に示すように、係止部材32の他端部における両側部に切欠き部34aが設けられ、この切欠き部34aに対応する係止部材32の両端部34b間における係止部材32の長手方向と直交する方向の長さが、ハウジング8内の装着穴8cの長手方向と直交する方向の長さよりも短く形成されている。
これにより、取出し部34は、図7および図8に示すように、ハウジング8内の装着穴8c内に配置された際に、装着穴8cの内面と取出し部34の両端部34bとの間に隙間が形成され、この隙間から工具(図示せず)を切欠き部34aに挿入させて引っ掛け、この状態で係止部材32をハウジング8内の装着穴8c内から引き出せるように構成されている。
次に、このような腕時計の作用について説明する。
この場合には、時計モジュール7に組み込まれる文字板10をハウジング8に対して固定する固定部材30が第1実施形態と異なる構成であり、これ以外は第1実施形態と同じ構成である。このため、この第2実施形態では、文字板10をハウジング8に対して固定する場合について説明する。
この場合には、予め、指針の運針により時刻を指示する時計ムーブメントや、時刻などの情報を表示する表示部、これらを電気的に駆動する回路部などの時計機能に必要な各種の部品が組み付けられたハウジング8の取付凹部8a内に、内転機構18の内転リング20を組み付けて、内転リング20の内歯20aを時計ムーブメントの駆動歯車23に噛み合わせる。
この状態で、ハウジング8の取付凹部8a内に押え部材11を組み込んで固定する。このときには、押え部材11の鍔状部11aが内転リング20を回転移動可能な状態でハウジング8に押える。これにより、ハウジング8内に内転リング20が組み付けられる。この状態で、ハウジング8の取付凹部8a内に固定された押え部材11に文字板10を配置して、固定部材30の固定見切り部材13を文字板10の上面における外周部上と押え部材11の鍔状部11aの上面における内周部上とに跨って配置させる。
このときには、固定見切り部材13の下面に設けられた足ピン31を押え部材11に設けられた挿入孔11bに挿入させる。この押え部材11の挿入孔11bに挿入された足ピン31は、内転リング20の内周側を通り抜けて、ハウジング8の挿入穴8b内に挿入される。これにより、固定見切り部材13は、押え部材11およびハウジング8に対する固定見切り部材13の円周方向の回転が規制される。
このようにハウジング8の挿入穴8bに挿入された足ピン31は、その下部に環状に設けられた係合溝31aが、ハウジング8内にその外周面から内転リング20の下側を通って設けられた装着穴8cに対応する。この状態で、係止部材32をハウジング8の装着穴8cに差し込んで、足ピン31を係止する。
このときには、係止部材32の一端部に設けられた係止規制部33の溝33aの両側に位置する一対の挟持部33bが足ピン31の係合溝31aに装着して、足ピン31を径方向に挟み付ける。これにより、ハウジング8の装着穴8cに差し込まれた係止部材32の係止規制部33によって、足ピン31の軸方向の位置が規制されるので、固定見切り部材13が文字板10に押し付けられる。
これにより、文字板10がハウジング8に対して固定され、ハウジング8に文字板10が一体的に固定された時計モジュール7が構成される。この状態では、係止部材32の他端部に設けられた取出し部34が、ハウジング8の外周面から外部に突出することがなく、ハウジング8の装着穴8c内に配置される。このため、文字板10が組み付けられた時計モジュール7を腕時計ケース1内に第1実施形態と同様に組み込むことができる。
このように、腕時計ケース1内に時計モジュール7が組み込まれた状態では、ハウジング8の装着穴8c内に配置された係止部材32の取出し部34が腕時計ケース1の内周面に対面するため、係止部材32がハウジング8の装着穴8c内から抜け出すことがない。このため、係止部材32の係止規制部33が足ピン31を係止した状態が維持される。
また、ハウジング8の装着穴8c内に差し込まれた係止部材32を取り外す場合には、時計モジュール7を腕時計ケース1内から取り出し、この状態で係止部材32の他端部に設けられた取出し部34の両端部34bと装着穴8cの内面との間に形成された隙間から工具を取出し部34の切欠き部34aに差し込んで引っ掛けることにより、係止部材32をハウジング8内の装着穴8c内から引き出すことができる。これにより、固定見切り部材13をハウジング8から取り外して文字板10を取り外すことができる。
このように、この第2実施形態の腕時計の時計モジュール7では、第1実施形態とほぼ同様の作用効果があるほか、固定部材30が、文字板10の上面における外周部をハウジング8に対して押え付ける固定見切り部材13と、この固定見切り部材13に設けられてハウジング8内に挿入する足ピン31と、ハウジング8内に側方から差し込まれて足ピン31をその軸方向と直交する方向から係止する係止部材32と、を備えていることにより、第1実施形態と同様、文字板10をハウジング8に対して一体的に組み付けることができるので、文字板10を備えていても、独立した時計モジュール7として構成することができる。
すなわち、この第2実施形態の時計モジュール7では、固定見切り部材13を文字板10の上面における外周部に配置する際に、固定見切り部材13に設けられた足ピン31をハウジング8内に挿入させることにより、ハウジング8に対する固定見切り部材13の円周方向の回転を規制することができ、この状態で係止部材32をハウジング8内に側方から差し込み、この差し込んだ係止部材32で足ピン31をその軸方向と直交する方向から係止することにより、固定見切り部材13を文字板10に押し付けて固定することができる。
このため、この時計モジュール7では、文字板10をハウジング8に対して簡単にかつ確実に固定することができるので、第1実施形態と同様、文字板10に穴開けなどの加工を施す必要がなく、文字板10をハウジング8に対して一体的に組み付けることができ、これにより文字板10を備えていても、独立した時計モジュール7として構成することができる。
この場合、係止部材32は、足ピン31の外周に設けられた環状の係合溝31aに挿入して足ピン31をその径方向に挟んで足ピン31の軸方向の位置を規制する係止規制部33を備えていることにより、係止部材32をハウジング8内の装着穴8cにハウジング8の側方から差し込むだけで、係止規制部33が足ピン31をその径方向に挟み付けて、足ピン31の軸方向の位置を規制することができるので、固定見切り部材13を文字板10に押し付けて確実に固定することができる。
すなわち、係止部材32の係止規制部33は、係止部材32の一端部に足ピン31の係合溝31aの内径と同じ間隔で設けられた溝33aと、この溝33aの両側に設けられて足ピン31の係合溝31aに装着して足ピン31を径方向に挟み付ける一対の挟持部33bと、を備えているので、係止部材32をハウジング8内の装着穴8cに差し込んだ際に、一対の挟持部33bを足ピン31の係合溝31aに装着させて足ピン31をその径方向に挟み付けることができ、これにより足ピン31の軸方向の位置を規制することができるので、固定見切り部材13を文字板10に確実に押し付けることができる。
なお、上述した第1、第2の実施形態では、腕時計ケース1の第1ケース2の内周面に突起部2aを設けた場合について述べたが、この発明は必ずしも第1ケース2の内周面に突起部2aを設ける必要はない。この場合には、時計モジュール7を腕時計ケース1内に組み込む際に、予め、内転機構18の回転見切り部材21を取り外す必要はなく、回転見切り部材21を備えた内転機構18および文字板10をハウジング8に組み付けた状態の時計モジュール7を腕時計ケース1内に一度に組み込むことができる。
また、上述した第1、第2の実施形態では、内転機構18の内転リング20に連結部22を設け、回転見切り部材21に連結穴24cを設けた場合について述べたが、この発明はこれに限らず、例えば、内転機構18の内転リング20に連結穴24cを設け、回転見切り部材21に連結部22を設けた構成であっても良い。
さらに、上述した第1、第2の実施形態では、内転機構18の内転リング20を時計ムーブメントの駆動歯車23で自動的に回転させるように構成した場合について述べたが、この発明はこれに限らず、例えば、腕時計ケース1に竜頭などの操作部材を設け、この操作部材に駆動歯車を設け、この駆動歯車を操作部材の回転操作によって回転させて内転リング20を手動で回転させるように構成しても良い。
また、上述した第1、第2の実施形態では、ハウジング8に内転機構18を組み付けた場合について述べたが、この発明は必ずしも内転機構18を備えている必要はない。この場合には、ハウジング8上に押え部材11を設ける必要はなく、ハウジング8上に文字板10を直接配置して、固定部材12または固定部材30で文字板10をハウジング8に直接押え付けて固定するように構成しても良い。
なおまた、上述した第1、第2の実施形態では、腕時計に適用した場合について述べたが、この発明は必ずしも腕時計である必要はなく、例えばトラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの各種の時計に適用することができる。また、この発明は必ずしも時計である必要はなく、例えば携帯電話機、携帯情報端末機などの電子機器にも広く適用することができる。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、部品が搭載されたハウジングと、前記ハウジングの上部側に配置される文字板と、前記文字板の上面における外周部を前記ハウジングに対して押え付けると共に、前記文字板の円周方向の回転を規制した状態で、前記文字板を前記ハウジングに対して固定する固定部材と、を備えていることを特徴とするモジュールである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモジュールにおいて、前記固定部材は、前記文字板の上面における外周部を前記ハウジングに対して押え付ける見切り部材と、前記ハウジングに対する前記見切り部材の円周方向の回転を規制する回転規制部材と、を備えていることを特徴とするモジュールである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のモジュールにおいて、前記固定部材は、前記ハウジング上に固定されて前記文字板が配置される押え部材と、前記見切り部材が前記文字板の上面における外周部上に配置された状態で、前記見切り部材がその円周方向に沿って回転された際に前記文字板を前記押え部材に押え付けて固定する固定押え部と、を備えていることを特徴とするモジュールである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のモジュールにおいて、前記固定押え部は、前記押え部材における前記文字板の外周側に位置する部分とこれに対応する前記見切り部材との一方に設けられた係合突起と、前記押え部材における前記文字板の外周側に位置する部分とこれに対応する前記見切り部材との他方に設けられて、前記係合突起が挿入して回転移動した際に前記係合突起を係止する係止溝と、を備えていることを特徴とするモジュールである。
請求項5に記載の発明は、請求項3または請求項4に記載のモジュールにおいて、前記回転規制部材は、前記ハウジング上に固定された前記押え部材における前記文字板の外周側に位置する部分とこれに対応する前記見切り部材とに差し込まれて、前記ハウジングに対する前記見切り部材の円周方向の回転を規制するピン部材であることを特徴とするモジュールである。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載のモジュールにおいて、前記固定部材は、前記文字板の上面における外周部を前記ハウジングに対して押え付ける見切り部材と、前記見切り部材に設けられて前記ハウジング内に挿入する足ピンと、前記ハウジング内にその側方から差し込まれて前記足ピンをその軸方向と直交する方向から係止することにより、前記見切り部材を前記文字板に押し付ける係止部材と、を備えていることを特徴とするモジュールである。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のモジュールにおいて、前記係止部材は、前記足ピンの外周に設けられた環状の係合溝に挿入して前記足ピンをその径方向に挟んで前記足ピンの軸方向の位置を規制する係止規制部を備えていることを特徴とするモジュールである。
請求項8に記載の発明は、部品が搭載されたハウジングと、前記ハウジングに配置されて前記ハウジングの外周に沿う方向に回転移動する内転リングを備えた内転機構と、前記内転機構の前記内転リングを前記ハウジングに回転移動可能な状態で押え付ける押え部材と、を備えていることを特徴とするモジュールである。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のモジュールにおいて、前記内転機構は、前記内転リングのほかに、前記内転リングの上方に回転移動可能に配置される回転見切り部材と、前記内転リングと前記回転見切り部とを連結して、前記内転リングの回転移動に応じて前記回転見切り部材を回転移動させる連結部と、を備えていることを特徴とするモジュールである。
請求項10に記載の発明は、請求項8または請求項9に記載のモジュールにおいて、前記押え部材の上面に配置される文字板と、前記文字板の上面における外周部を前記押え部材に押え付けると共に、前記文字板の円周方向の回転を規制した状態で、前記文字板を前記ハウジングに対して固定する固定部材と、を備えていることを特徴とするモジュールである。
請求項11に記載の発明は、請求項1~請求項10のいずれかに記載されたモジュールを備えていることを特徴とする時計である。
1 腕時計ケース
7 時計モジュール
8 ハウジング
10 文字板
11 押え部材
12、30 固定部材
13 固定見切り部材
14 ピン部材
14a 装着溝
14b 固定孔
15 固定押え部
16 係止突起
17 係止溝
18 内転機構
20 内転リング
20a 内歯
21 回転見切り部材
22 連結部
23 駆動歯車
24 回転リング部
24c 連結穴
25 見切り部
31 足ピン
31a 係止溝
32 係止部材
33 係止規制部
33a 溝
33b 挟持部
34 取出し部

Claims (6)

  1. 部品が搭載されたハウジングと、
    前記ハウジングに配置されて前記ハウジングの外周に沿う方向に回転移動する内転リングを備えた内転機構と、
    前記内転機構の前記内転リングを前記ハウジングに回転移動可能な状態で押え付ける押え部材と、
    前記押え部材の上面に配置される文字板と、
    前記文字板の上面における外周部を前記押え部材に押え付けると共に、前記文字板の円周方向の回転を規制した状態で、前記文字板を前記ハウジングに対して固定する固定部材と、
    を備えていることを特徴とするモジュール。
  2. 部品が搭載されたハウジングと、
    前記ハウジングに配置されて前記ハウジングの外周に沿う方向に回転移動する内転リングを備えた内転機構と、
    前記内転機構の前記内転リングを前記ハウジングに回転移動可能な状態で押え付ける押え部材と、
    前記押え部材の上面に配置される文字板と、
    前記文字板の上面における外周部を前記押え部材に押え付ける固定部材と、
    を備えていることを特徴とするモジュール。
  3. 部品が搭載されたハウジングと、
    前記ハウジングに配置されて前記ハウジングの外周に沿う方向に回転移動する内転リングを備えた内転機構と、
    前記内転機構の前記内転リングを前記ハウジングに回転移動可能な状態で押え付ける押え部材と、
    前記押え部材の上面に配置される文字板と、
    前記文字板の円周方向の回転を規制した状態で、前記文字板を前記ハウジングに対して固定する固定部材と、
    を備え
    前記固定部材は、前記文字板の上面における外周部を前記ハウジングに対して押え付ける固定見切り部材と、前記固定見切り部材に設けられて前記ハウジング内に挿入する足ピンと、前記ハウジング内に側方から差し込まれて前記足ピンをその軸方向と直交する方向から係止する係止部材と、を備えていることを特徴とするモジュール。
  4. 請求項1に記載のモジュールにおいて、前記内転機構は、前記内転リングのほかに、前記内転リングの上方に回転移動可能に配置される回転見切り部材と、前記内転リングと前記回転見切り部とを連結して、前記内転リングの回転移動に応じて前記回転見切り部材を回転移動させる連結部と、を備えていることを特徴とするモジュール。
  5. 請求項1、2、4のいずれかに記載のモジュールにおいて、前記固定部材は、前記文字板の上面における外周部を前記ハウジングに対して押え付ける固定見切り部材と、前記固定見切り部材に設けられて前記ハウジング内に挿入する足ピンと、前記ハウジング内に側方から差し込まれて前記足ピンをその軸方向と直交する方向から係止する係止部材と、を備えていることを特徴とするモジュール。
  6. 請求項1~請求項5のいずれかに記載されたモジュールを備えていることを特徴とする時計。
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