JP6993200B2 - データ表示装置、データ表示方法およびデータ表示プログラム - Google Patents

データ表示装置、データ表示方法およびデータ表示プログラム Download PDF

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Description

特許法第30条第2項適用 http://www.obic.co.jp/company/pressrelease/20171016.html 掲載日 平成29年10月16日 日刊工業新聞 平成29年11月9日付,第13面 発行日 平成29年11月9日 日経産業新聞 平成29年10月16日付,第7面 発行日 平成29年10月16日 http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/17/101000415/101200062/ 掲載日 平成29年10月12日 ITpro EXPO 2017、東京国際展示場 展示日 平成29年10月11日(平成29年10月13日迄)
本発明は、データ表示装置、データ表示方法およびデータ表示プログラムに関する。
特許文献1には、管理すべき電子ファイルが登録されているかの確認をユーザが簡単にすることができる仕組みが開示されている(特許文献1の段落0007等参照)。
特開2014-92807号公報
このように電子ファイルの管理を行う分野においては、例えば、取引に関する文字列データ(例えば、取引先名や取引日等)や取引に関する証憑(例えば、領収書)の画像データを、経費精算システムにおいて伝票番号と紐付けて管理することがある。
しかしながら、例えば、経費精算システムから財務会計システムへ前記文字列データや前記画像データを連携する際に、前記伝票番号が変化したり、あるいは、複数の伝票番号が集約されて1つの伝票番号にまとまることがある。
この結果、例えば、財務会計システムから、ある仕訳伝票を見る際に、当該仕訳伝票がどの取引に関するものなのかを把握することが困難になるという問題があった。言い換えると、指定された仕訳伝票に対応する取引に関する文字列データと証憑画像データを把握することが困難になるという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、指定された仕訳伝票に対応する取引に関する文字列データと証憑画像データを表示できるデータ表示装置、データ表示方法およびデータ表示プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るデータ表示装置は、制御部および記憶部を備えるデータ表示装置であって、前記記憶部には、財務会計システムにおいて取引の仕訳管理を行うための伝票番号である仕訳伝票番号と基幹系システムにおいて前記取引の管理を行うための伝票番号である基幹伝票番号とが紐付けて格納されており、前記取引に関する文字列データと基幹伝票番号とが前記基幹系システムにおいて紐付けて格納されており、前記取引に関する証憑の画像データと当該画像データに対応する証憑キーと基幹伝票番号とが前記基幹系システムにおいて紐付けて格納されており、前記制御部は、前記記憶部から、所定の画面において指定された仕訳伝票番号と紐付く前記基幹伝票番号を取得する基幹伝票取得手段と、前記記憶部から、前記基幹伝票取得手段で取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記文字列データを取得する文字列取得手段と、前記記憶部から、前記基幹伝票取得手段で取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記証憑キーを取得し、更に、前記記憶部から、当該取得した証憑キーと紐付く前記画像データを取得する画像取得手段と、前記文字列取得手段で取得した前記文字列データおよび前記画像取得手段で取得した前記画像データを画面上に表示する表示実行手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係るデータ表示装置は、前記記憶部には、基幹伝票番号の一種であって前記取引の経費精算管理上の伝票番号である経費伝票番号と基幹伝票番号の一種であって前記取引の支払管理上の伝票番号である支払伝票番号とを紐付けて含む支払レコードと、支払伝票番号と基幹伝票番号の一種であって当該支払伝票番号を集約した伝票番号である集約後支払伝票番号とを紐付けて含む集約後支払レコードと、集約後支払伝票番号と仕訳伝票番号とを紐付けて含む仕訳レコードと、が更に格納されており、前記制御部は、前記仕訳レコードから、前記仕訳レコードに含まれる前記仕訳伝票番号と紐付く前記集約後支払伝票番号を取得し、前記集約後支払レコードから、当該取得した集約後支払伝票番号と紐付く前記支払伝票番号を取得し、前記支払レコードから、当該取得した支払伝票番号と紐付く前記経費伝票番号を取得し、当該取得した経費伝票番号と前記仕訳レコードに含まれる前記仕訳伝票番号とを紐付けて前記記憶部に格納する格納手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係るデータ表示装置は、前記記憶部に紐付けて格納されている前記基幹伝票番号と前記仕訳伝票番号には、更に、前記基幹系システムを識別するための基幹系システム識別情報が紐付けられており、前記記憶部には、基幹系システム識別情報と当該基幹系システム識別情報で特定される基幹系システムが属するデータベースを識別するためのデータベース識別情報とが紐付けて格納されており、前記基幹伝票取得手段は、前記記憶部から、前記所定の画面において指定された仕訳伝票番号と紐付く前記基幹伝票番号および前記基幹系システム識別情報を取得し、前記制御部は、前記記憶部から、前記基幹伝票取得手段で取得した前記基幹系システム識別情報と紐付くデータベース識別情報を取得するデータベース取得手段を更に備え、前記文字列取得手段は、前記データベース取得手段で取得した前記データベース識別情報で特定されるデータベースに属する前記基幹系システムから、前記基幹伝票取得手段で取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記文字列データを取得し、前記画像取得手段は、前記データベース取得手段で取得した前記データベース識別情報で特定されるデータベースに属する前記基幹系システムから、前記基幹伝票取得手段で取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記証憑キーを取得し、更に、当該基幹系システムから、当該取得した証憑キーと紐付く前記画像データを取得すること、を特徴とする。
また、本発明に係るデータ表示装置は、前記表示実行手段が、前記文字列取得手段で取得した前記文字列データを第一の画面に表示し、前記第一の画面において所定の領域が選択されると、前記画像取得手段で取得した前記画像データを第二の画面に表示すること、を特徴とする。
また、本発明に係るデータ表示装置は、前記所定の画面が、勘定元帳の画面であること、を特徴とする。
また、本発明に係るデータ表示方法は、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行されるデータ表示方法であって、前記記憶部には、財務会計システムにおいて取引の仕訳管理を行うための伝票番号である仕訳伝票番号と基幹系システムにおいて前記取引の管理を行うための伝票番号である基幹伝票番号とが紐付けて格納されており、前記取引に関する文字列データと基幹伝票番号とが前記基幹系システムにおいて紐付けて格納されており、前記取引に関する証憑の画像データと当該画像データに対応する証憑キーと基幹伝票番号とが前記基幹系システムにおいて紐付けて格納されており、前記制御部で実行される、前記記憶部から、所定の画面において指定された仕訳伝票番号と紐付く前記基幹伝票番号を取得する基幹伝票取得ステップと、前記記憶部から、前記基幹伝票取得ステップで取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記文字列データを取得する文字列取得ステップと、前記記憶部から、前記基幹伝票取得ステップで取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記証憑キーを取得し、更に、前記記憶部から、当該取得した証憑キーと紐付く前記画像データを取得する画像取得ステップと、前記文字列取得ステップで取得した前記文字列データおよび前記画像取得ステップで取得した前記画像データを画面上に表示する表示実行ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係るデータ表示プログラムは、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるためのデータ表示プログラムであって、前記記憶部には、財務会計システムにおいて取引の仕訳管理を行うための伝票番号である仕訳伝票番号と基幹系システムにおいて前記取引の管理を行うための伝票番号である基幹伝票番号とが紐付けて格納されており、前記取引に関する文字列データと基幹伝票番号とが前記基幹系システムにおいて紐付けて格納されており、前記取引に関する証憑の画像データと当該画像データに対応する証憑キーと基幹伝票番号とが前記基幹系システムにおいて紐付けて格納されており、前記制御部に実行させるための、前記記憶部から、所定の画面において指定された仕訳伝票番号と紐付く前記基幹伝票番号を取得する基幹伝票取得ステップと、前記記憶部から、前記基幹伝票取得ステップで取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記文字列データを取得する文字列取得ステップと、前記記憶部から、前記基幹伝票取得ステップで取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記証憑キーを取得し、更に、前記記憶部から、当該取得した証憑キーと紐付く前記画像データを取得する画像取得ステップと、前記文字列取得ステップで取得した前記文字列データおよび前記画像取得ステップで取得した前記画像データを画面上に表示する表示実行ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、指定された仕訳伝票に対応する取引に関する文字列データと証憑画像データを表示できるという効果を奏する。
図1は、データ表示装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、取引に関する証憑画像データを証憑データベースに登録する方法の一例を示す図である。 図3は、経費精算システムにおいて伝票を入力することにより発生元伝票番号および取引に関する文字列データを作成する方法ならびに登録した証憑画像データを添付する方法の一例を示す図である。 図4は、経費精算システムから、支払管理システムを介して、財務会計システムへとデータを連携する方法の一例を示す図である。 図5は、勘定元帳の画面の一例を示す図である。 図6は、経費伝票番号を辿る方法の一例を示す図である。 図7は、取引に関する文字列データと証憑画像データを辿る方法の一例を示す図である。 図8は、明細照会の画面および証憑の添付画面の一例を示す図である。 図9は、本実施形態に係る証憑照会処理のフローチャートの一例を示す図である。
以下に、本発明に係るデータ表示装置、データ表示方法およびデータ表示プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.概要]
経費精算システムから財務会計システムに取引に関するデータが連携される際に、前記データと紐付く伝票番号が変化したり、あるいは、複数伝票が集約されて1伝票にまとまることがある。この場合に、最終的に作成される仕訳伝票がどの取引に対応するかを捉えるためには、複数のシステムの帳票で伝票番号を突き合わせることが必要であった。
具体的には、複数の基幹系システム(例えば、経費精算システムや支払管理システム等)を介して、取引に関するデータが集約されて連携されることがある。しかしながら、前記連携の度に、前記取引に対応する伝票番号(例えば、「KEIHI001」)が変化(例えば、経費精算システムから支払管理システムに連携する際に伝票番号「KEIHI001」が伝票番号「SIHARAI001」になり、支払管理システムから財務会計システムに連携する際に伝票番号「SIHARAI001」が伝票番号「SIWAKE001」になる変化)したり、あるいは、複数の伝票番号が1つにまとまって変化(例えば、伝票番号「SIHARAI001」と伝票番号「SIHARAI002」が伝票番号「SIHARAI991」にまとまる変化)する場合に、これらの変化を捉える仕組みは、従来、存在しなかった。このため、例えば、財務会計システム上で伝票番号「SIWAKE001」のみを見ても、前記取引に関するデータを自動的に確認することはできなかった。
したがって、これまでは、前記複数の基幹系システムの伝票番号を手動で辿ることにより前記取引に関するデータを確認していたが、この確認を行うためには、前記複数の基幹系システムを起動して帳票を突き合わせる(伝票番号を突き合わせる)必要があるため、大変な手間がかかっており、これを改善したいという要望があった。
また、次段落で詳細に説明する「電子帳簿保存法におけるスキャナ保存の要件の改正」に伴い、前記取引に関するデータのスキャナ保存へのニーズが高まり、この結果、伝票番号の突き合わせを行う労力を改善したいという要望はより強いものになった。
「電子帳簿保存法におけるスキャナ保存の要件の改正」に至るまでの背景について説明する。まず、1998年に、企業の紙保管コストの削減を目的に国税関係書類に関する「電子帳簿保存法」が成立した。更に、2005年には、紙による原本保存が義務付けられている文書や帳票の電子保存を容認する法律「e-文書法」が施行されたが、スキャナ保存に関する要件が非常に厳しく、法制度の採用が進まなかった。その後、経済団体からの制度改定および規制緩和要求の高まりを受けて、2016年および2017年に「電子帳簿保存法におけるスキャナ保存の要件の改正」が行われた。この改正により、金額基準撤廃、スマートフォン撮影可能および電子署名撤廃等が実現したことから、企業規模や業界を問わず各企業で制度対応への関心が高まり、スキャナ保存へのシステムニーズは高まっている。
以上説明してきたように、複数の基幹系システムを起動して複数帳票を突き合わせることにより、伝票番号を辿り前記取引に関するデータを把握するのには、大変な作業コストが掛かってしまう。そこで、本実施形態においては、例えば、経理担当者等が、財務会計システムの仕訳伝票番号から、基幹系システムに存在する、仕入や経費精算等が発生した際の明細内容や証憑画像データを確認できるようにし、経理担当者等の確認負荷軽減や作業効率化を実現した。要するに、本実施形態においては、例えば、財務会計システムの仕訳伝票番号から、取引発生時の明細や証憑を、財務会計システム以外での取引を含めて確認できる機能(仕訳明細から電子化された証憑へのドリルダウン機能)を実現した。
本発明の効果は、例えば、以下の(1)~(2)に示すとおりである。
(1)経費精算システム等から他システムへ連携をする際に、連携前後の伝票番号同士を紐付けることで、仕訳伝票から取引発生時の明細を確認することが可能となった。これにより経理担当者等の作業負荷軽減を実現した。
(2)昨今の「電子帳簿保存におけるスキャナ保存の要件の緩和」に伴い、電子化された証憑をシステム上で管理するニーズが高まる中で、取引発生時に電子化された証憑を添付する機能を実装することで、証憑の確認を行うことも可能となった。これにより、「電子帳簿保存におけるスキャナ保存の要件の緩和」への対応を可能とした。
以下、具体的な構成および動作について説明する。
[2.構成]
本実施形態に係るデータ表示装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、データ表示装置100の構成の一例を示すブロック図である。
データ表示装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、データ表示装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
データ表示装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。データ表示装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、データ表示装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、データ表示装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、証憑データ106aと、経費精算データ106bと、支払管理データ106cと、仕訳データ106dと、伝票番号関連付けテーブル106eと、元帳データテーブル106fと、明細照会テーブル106gと、システム情報テーブル106hと、を備えている。証憑データ106aは、証憑テーブル106a1と証憑イメージテーブル106a2とを備えている。経費精算データ106bは、経費精算データテーブル106b1と関連証憑テーブル106b2とを備えている。
ここで、例えば、取引に関する証憑に対して、経費精算システム内で採番される伝票番号(例えば、KEIHI001)は、支払管理システムに連携される際に、取引の支払管理上の伝票番号(例えば、SIHARAI001)となる。当該支払管理上の伝票番号は、ある期間単位で別の支払管理上の伝票番号と集約されて、集約された支払管理上の伝票番号(例えば、SIHARAI991)となる。当該集約された支払管理上の伝票番号は、財務会計システムに連携される際に、仕訳管理上の伝票番号(例えば、SIWAKE001)となる。
本実施形態においては、例えば、財務会計システム以外のシステムを基幹系システム(前段落の例では、経費精算システムおよび支払管理システム)と定義し、基幹系システムにおいて取引の管理を行うための伝票番号を基幹伝票番号と定義する。基幹伝票番号としては、例えば、基幹伝票番号の一種であって取引の経費精算管理上の伝票番号である経費伝票番号(前段落の例では、KEIHI001)と、基幹伝票番号の一種であって前記取引の支払管理上の伝票番号である支払伝票番号(前段落の例では、SIHARAI001)と、基幹伝票番号の一種であって支払伝票番号を集約した伝票番号である集約後支払伝票番号(前段落の例では、SIHARAI991)と、があげられる。
一方で、本実施形態においては、例えば、財務会計システムにおいて取引の仕訳管理を行うための伝票番号を仕訳伝票番号(前段落の例では、SIWAKE001)と定義する。
証憑テーブル106a1には、図3に示すように、例えば、取引に関する証憑の画像データに対応する証憑キー(abc123)と、経費伝票番号(KEIHI001)と、取引に関する文字列データ(証憑の受領日:2017/10/01、証憑の種類:領収書、取引先名:○×交通株式会社)と、が紐付けて格納されている。
証憑イメージテーブル106a2には、図3に示すように、例えば、証憑キー(abc123)と、取引に関する証憑の画像データ(PDFデータ(バイナリ形式で保存))と、が紐付けて格納されている。
経費精算データテーブル106b1には、図3に示すように、例えば、基幹伝票番号の一種である経費伝票番号(KEIHI001)と、取引に関する文字列データ(発生日:2017/10/01、交通手段:タクシー、金額:10,800円、事業所:東京、部門:営業部、明細摘要:2017/10/01、タクシー代、日本太郎)と、が基幹系システムの一種である経費精算システムにおいて紐付けて格納されている。
関連証憑テーブル106b2には、図3に示すように、例えば、基幹伝票番号の一種である経費伝票番号(KEIHI001)と、証憑キー(abc123)と、が基幹系システムの一種である経費精算システムにおいて紐付けて格納されている。
ここで、証憑イメージテーブル106a2および関連証憑テーブル106b2は、図3に示すように、証憑キー(abc123)を介して紐付いているため、記憶部106には、取引に関する証憑の画像データ(PDFデータ(バイナリ形式で保存))と、証憑キー(abc123)と、基幹伝票番号の一種である経費伝票番号(KEIHI001)と、が基幹系システムの一種である経費精算システムにおいて紐付けて格納されているといえる。
支払管理データ106cには、図示しないが、例えば、支払伝票番号(SIHARAI001)と、集約後支払伝票番号(SIHARAI991)と、取引に関する文字列データ(発生日:2017/10/01、交通手段:タクシー、金額:10,800円、事業所:東京、部門:営業部、明細摘要:2017/10/01、タクシー代、日本太郎)と、が紐付けて格納されている。
仕訳データ106dには、図4に示すように、例えば、仕訳伝票番号(SIWAKE001)と、取引に関する文字列データを元に作成された情報(発生日:2017/10/01、事業所:東京、借方勘定科目:旅費交通費、借方部門:営業部、借方金額:10,800円、貸方勘定科目:社員未払金、貸方部門:管理部、貸方金額:10,800円)と、が紐付けて格納されている。
伝票番号関連付けテーブル106eには、図4に示すように、例えば、支払レコードと、集約後支払レコードと、仕訳レコードと、が紐付けて格納されている。支払レコードは、図4に示すように、例えば、経費伝票番号(KEIHI001)と、経費精算システムを識別するための基幹系システム識別情報(25:経費精算)と、支払伝票番号(SIHARAI001)と、支払管理システムを識別するための基幹系システム識別情報(21:支払管理)と、を紐付けて含む。集約後支払レコードは、図4に示すように、例えば、支払伝票番号(SIHARAI001)と、支払管理システムを識別するための基幹系システム識別情報(21:支払管理)と、集約後支払伝票番号(SIHARAI991)と、支払管理システムを識別するための基幹系システム識別情報(21:支払管理(集約))と、を紐付けて含む。仕訳レコードは、図4に示すように、例えば、集約後支払伝票番号(SIHARAI991)と、支払管理システムを識別するための基幹系システム識別情報(21:支払管理(集約))と、仕訳伝票番号(SIWAKE001)と、財務会計システムを識別するための財務会計システム識別情報(10:財務会計)と、を紐付けて含む。
元帳データテーブル106fは、仕訳データ106dから作成される。元帳データテーブル106fには、図6に示すように、仕訳伝票番号(SIWAKE001)と、取引に関する文字列データを元に作成された情報(発生日:2017/10/01、勘定科目:旅費交通費、事業所:東京、部門:営業部、相手勘定科目:社員未払金、金額:10,800円)と、が紐付けて格納されている。
明細照会テーブル106gは、図6の右上に示すように、仕訳データ106dおよび伝票番号関連付けテーブル106eから作成される。明細照会テーブル106gには、図6に示すように、例えば、仕訳伝票番号(SIWAKE001)と、経費伝票番号(KEIHI001)と、経費精算システムを識別するための基幹系システム識別情報(25:経費精算)と、取引に関する文字列データを元に作成された情報(発生日:2017/10/01、勘定科目:旅費交通費、事業所:東京、部門:営業部、相手勘定科目:社員未払金、金額:10,800円)と、が紐付けて格納されている。
システム情報テーブル106hには、図7に示すように、基幹系システムを識別するための基幹系システム識別情報(25:経費精算)と、当該基幹系システム識別情報で特定される基幹系システムが属するデータベースを識別するためのデータベース識別情報(会計系データベース)と、が紐付けて格納されている。
制御部102は、データ表示装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)前記記憶部から、所定の画面において指定された仕訳伝票番号と紐付く前記基幹伝票番号を取得する基幹伝票取得手段としての基幹伝票取得部102aと、(2)前記記憶部から、前記基幹伝票取得手段で取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記文字列データを取得する文字列取得手段としての文字列取得部102bと、(3)前記記憶部から、前記基幹伝票取得手段で取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記証憑キーを取得し、更に、前記記憶部から、当該取得した証憑キーと紐付く前記画像データを取得する画像取得手段としての画像取得部102cと、(4)前記文字列取得手段で取得した前記文字列データおよび前記画像取得手段で取得した前記画像データを画面上に表示する表示実行手段としての表示実行部102dと、(5)前記仕訳レコードから、前記仕訳レコードに含まれる前記仕訳伝票番号と紐付く前記集約後支払伝票番号を取得し、前記集約後支払レコードから、当該取得した集約後支払伝票番号と紐付く前記支払伝票番号を取得し、前記支払レコードから、当該取得した支払伝票番号と紐付く前記経費伝票番号を取得し、当該取得した経費伝票番号と前記仕訳レコードに含まれる前記仕訳伝票番号とを紐付けて前記記憶部に格納する格納手段としての格納部102eと、(6)前記記憶部から、前記基幹伝票取得手段で取得した前記基幹系システム識別情報と紐付くデータベース識別情報を取得するデータベース取得手段としてのデータベース取得部102fと、を備えている。なお、各部が実行する処理の詳細については、以下の[3.処理の具体例]で説明する。
基幹伝票取得部102aは、記憶部106から、所定の画面において指定された仕訳伝票番号と紐付く基幹伝票番号を取得する。基幹伝票取得部102aは、記憶部106から、所定の画面において指定された仕訳伝票番号と紐付く基幹伝票番号および基幹系システム識別情報を取得してもよい。
文字列取得部102bは、記憶部106から、基幹伝票取得部102aで取得した基幹伝票番号と紐付く取引に関する文字列データを取得する。文字列取得部102bは、データベース取得部102fで取得したデータベース識別情報で特定されるデータベースに属する基幹系システムから、基幹伝票取得部102aで取得した基幹伝票番号と紐付く文字列データを取得してもよい。
画像取得部102cは、記憶部106から、基幹伝票取得部102aで取得した基幹伝票番号と紐付く証憑キーを取得し、更に、記憶部106から、当該取得した証憑キーと紐付く取引に関する証憑の画像データを取得する。画像取得部102cは、データベース取得部102fで取得したデータベース識別情報で特定されるデータベースに属する基幹系システムから、基幹伝票取得部102aで取得した基幹伝票番号と紐付く証憑キーを取得し、更に、当該基幹系システムから、当該取得した証憑キーと紐付く取引に関する証憑の画像データを取得してもよい。
表示実行部102dは、文字列取得部102bで取得した取引に関する文字列データおよび画像取得部102cで取得した取引に関する証憑の画像データを画面上に表示する。表示実行部102dは、文字列取得部102bで取得した取引に関する文字列データを第一の画面に表示し、前記第一の画面において所定の領域が選択されると、画像取得部102cで取得した取引に関する証憑の画像データを第二の画面に表示してもよい。
格納部102eは、仕訳レコードから、仕訳レコードに含まれる仕訳伝票番号と紐付く集約後支払伝票番号を取得し、集約後支払レコードから、当該取得した集約後支払伝票番号と紐付く支払伝票番号を取得し、支払レコードから、当該取得した支払伝票番号と紐付く経費伝票番号を取得し、当該取得した経費伝票番号と前記仕訳レコードに含まれる仕訳伝票番号とを紐付けて記憶部106に格納する。
データベース取得部102fは、記憶部106から、基幹伝票取得部102aで取得した基幹系システム識別情報と紐付くデータベース識別情報を取得する。
[3.処理の具体例]
以下、本実施形態に係る処理の具体例について、詳細に説明する。本実施形態に係る処理は、証憑添付処理、伝票関連付け処理および証憑照会処理の3つに大別できるため、以下、この順で項目立てて説明する。
[3-1.証憑添付処理]
最初に、証憑添付処理について、図2および図3を用いて詳細に説明する。本項目[3-1]では、経費精算システムを用いて証憑の画像データを申請伝票に添付する場合を例にとって説明をする。
(1)証憑データベースへの登録
まず、図2の(A)に示すように、社員は、外出先でタクシーの領収書等の証憑を受領したら、当該証憑を写真撮影する。
次に、図2の(B)に示す携帯端末等のモバイル画面において、撮影した前記証憑の画像データを選択し、更に、撮影した前記証憑の受領日(2017/10/01)や種類(領収書)等の情報を入力した上で、「登録」ボタンを選択すると、撮影した前記証憑の画像データおよび当該入力情報を証憑データ106aにアップロードすることができる。
アップロードされた前記証憑の画像データおよび前記入力情報は、具体的には、以下に示す構成で証憑データ106aに格納される。すなわち、証憑データ106aは、図2の(C)に示すように、証憑テーブル106a1と証憑イメージテーブル106a2とを備えている。証憑テーブル106a1には、図2の(C)に示すように、例えば、証憑の画像データに対応する証憑キー(abc123)と、証憑の受領日(2017/10/01)と、証憑の種類(領収書)と、が紐付けて格納されている。証憑テーブル106a1における経費伝票番号は、以下で説明する(2)においてセットされる。証憑イメージテーブル106a2には、図2の(C)に示すように、例えば、証憑キー(abc123)と、証憑の画像データ(PDFデータ(バイナリ形式で保存))と、が紐付けて格納されている。
(2)登録済み証憑の添付
続いて、帰社後に、社員は、経費精算システムの「交通費の精算画面」(図3に示す)を起動し、前記証憑の画像データに対応する経費伝票番号(KEIHI001)および取引に関する文字列データ(発生日:2017/10/01、交通手段:タクシー、金額:10,800円、事業所:東京、部門:営業部および摘要:2017/10/01、タクシー代、日本太郎)等を入力する。更に、図3の「交通費の精算画面」において、「証憑ボタン」を選択すれば、図3の「証憑の添付画面」から、証憑データ106aに格納された前記証憑の画像データを選択して、経費伝票番号(KEIHI001)と前記証憑の画像データとを関連付ける(紐付ける)ことができる。この関連付けの際に、証憑テーブル106a1に、経費伝票番号(KEIHI001)がセットされる。なお、図3の「証憑の添付画面」を起動したところで、同画面左側に示すように、経費伝票番号(KEIHI001)や文字列データ(受領日:2017/10/01、金額:10,800円、取引先名:○×交通株式会社、品名:タクシー運賃、登録ユーザ:日本太郎)および添付した前記証憑の画像データに関する詳細情報(ファイル名:領収書#20171001#日本太郎、バージョン:1、証憑種類:領収書、解像度:300dpi、諧調:24ビット、タイムスタンプ:2017/10/01 23:00)等を入力することができる。
前段落で説明した、「交通費の精算画面」で入力した経費伝票番号(KEIHI001)および取引に関する文字列データ(発生日:2017/10/01、交通手段:タクシー、金額:10,800円、事業所:東京、部門:営業部および摘要:2017/10/01、タクシー代、日本太郎)を元にして、図3に示す経費精算データテーブル106b1が作成される。また、前段落で説明した、前記入力した経費伝票番号(KEIHI001)および前記選択された前記証憑の画像データに対応する証憑キーを元にして、図3に示す関連証憑テーブル106b2が作成される。そして、作成された経費精算データテーブル106b1および作成された関連証憑テーブル106b2は、経費精算システムで管理する経費精算データ106bに格納される。
(3)まとめ
以上説明したように、基幹系システムの一種である経費精算システムにおいては、図3に示すように、証憑テーブル106a1、証憑イメージテーブル106a2、経費精算データテーブル106b1および関連証憑テーブル106b2を紐付けて管理することができる。
以上、(1)~(2)で説明したように、本実施形態に係るデータ表示装置100によれば、各基幹システム系の伝票に、電子化された証憑の画像データを添付することができる。伝票と添付した証憑の画像データとは、「伝票番号」と「証憑キー」とによって関連付けられる(紐付けられる)仕組みになっており、これにより、どの伝票にどの証憑が添付されてかを判別することができる。
[3-2.伝票関連付け処理]
次に、伝票関連付け処理について、図4を用いて詳細に説明する。
(1)データの連携
[3-1]で作成した経費精算データテーブル106b1は、経費精算システムから支払管理システムに連携されて、支払管理データ106cとなる。この連携の際に、経費精算データテーブル106b1に含まれる経費伝票番号(KEIHI001)は、支払伝票番号(SIHARAI001)となり、更に、当該支払伝票番号は、別の支払伝票番号と1日単位や1か月単位で集約されて、集約後支払伝票番号(SIHARAI991)となる。このため、支払管理システムで管理される支払管理データ106cには、図示しないが、例えば、支払伝票番号(SIHARAI001)と、集約後支払伝票番号(SIHARAI991)と、経費精算データテーブル106b1に含まれる取引に関する文字列データ(発生日:2017/10/01、交通手段:タクシー、金額:10,800円、事業所:東京、部門:営業部および摘要:2017/10/01、タクシー代、日本太郎)と、が紐付けて格納されている。
作成された支払管理データ106cは、支払管理システムから財務会計システムに連携されて、仕訳データテーブル106dとなる。この連携の際に、支払管理データ106cに含まれる集約後支払伝票番号(SIHARAI991)は、仕訳伝票番号(SIWAKE001)となる。このため、仕訳データテーブル106dには、図4に示すように、例えば、仕訳伝票番号(SIWAKE001)と、作成された支払管理データ106cに含まれる取引に関する文字列データを元に作成された情報(発生日:2017/10/01、事業所:東京、借方勘定科目:旅費交通費、借方部門:営業部、借方金額:10,800円、貸方勘定科目:社員未払金、貸方部門:管理部、貸方金額:10,800円)と、が紐付けて格納されている。
(2)伝票番号の紐付け
このように、経費精算システム→支払管理システム→財務会計システムとデータの連携が行われる際には、伝票番号が変化する。このため、財務会計システムにおける仕訳伝票番号から遡って経費精算システム内に格納されたデータの内容を確認するためには、変化する伝票番号を紐付けることが必要である。そこで、本実施形態においては、伝票番号関連付けテーブル106eを用意することで、変化する伝票番号の紐付けを可能にした。
伝票番号関連付けテーブル106eには、図4に示すように、例えば、(A)支払レコードと、(B)集約後支払レコードと、(C)仕訳レコードと、が紐付けて格納されている。
(A)支払レコードは、図4に示すように、例えば、経費伝票番号(KEIHI001)と、経費精算システムを識別するための基幹系システム識別情報(25:経費精算)と、支払伝票番号(SIHARAI001)と、支払管理システムを識別するための基幹系システム識別情報(21:支払管理)と、を紐付けて含む。このため、支払レコードは、経費伝票番号(KEIHI001)と支払伝票番号(SIHARAI001)を紐付けるためのレコードであるといえる。
(B)集約後支払レコードは、図4に示すように、例えば、支払伝票番号(SIHARAI001)と、支払管理システムを識別するための基幹系システム識別情報(21:支払管理)と、集約後支払伝票番号(SIHARAI991)と、支払管理システムを識別するための基幹系システム識別情報(21:支払管理(集約))と、を紐付けて含む。このため、集約後支払レコードは、支払伝票番号(SIHARAI001)と集約後支払伝票番号(SIHARAI991)を紐付けるためのレコードであるといえる。
(C)仕訳レコードは、図4に示すように、例えば、集約後支払伝票番号(SIHARAI991)と、支払管理システムを識別するための基幹系システム識別情報(21:支払管理(集約))と、仕訳伝票番号(SIWAKE001)と、財務会計システムを識別するための財務会計システム識別情報(10:財務会計)と、を紐付けて含む。このため、仕訳レコードは、集約後支払伝票番号(SIHARAI991)と仕訳伝票番号(SIWAKE001)を紐付けるためのレコードであるといえる。
このように、伝票番号関連付けテーブル106eにより、仕訳伝票番号→集約後支払伝票番号→支払伝票番号→経費伝票番号と遡っていくことが可能となり、この結果、仕訳伝票番号から遡って経費精算システム内に格納されたデータの内容を確認することができる。
(3)まとめ
このように、経費精算システムにおけるデータは、支払管理システムを通して財務会計システムに連携される際に、各システムで伝票番号が異なるため、経費精算システムにおける伝票が、財務会計システムにおいてどの仕訳に対応するのかを判断することは従来できなかった。しかしながら、(1)~(2)で説明したように、本実施形態に係るデータ表示装置100によれば、各システムの伝票番号を関連付ける(紐付ける)ための伝票番号関連付けテーブル106eを用意することにより、データを管理する仕組みを整えることができた。
[3-3.証憑照会処理]
最後に、証憑照会処理について、図5~図9を用いて詳細に説明する。証憑照会は所定の画面からすることができる。証憑照会をするという目的を達成できれば、前記所定の画面は特に制限されず、例えば、所望の証憑についての情報を入力して証憑検索を行う画面等であってもよいが、本実施形態においては、前記所定の画面が、勘定元帳の画面であるものとして、以下説明を進める。
(1)勘定元帳の画面での操作
図5に示す勘定元帳の画面において、事業所、部門および勘定科目を入力すると、仕訳データ106dから元帳データテーブル106fが作成される。作成された元帳データテーブル106fに含まれる各レコードは、前記入力された事業所、部門および勘定科目の内容に合致するレコードであり、図5に示すように、「勘定元帳の画面」に表示される。そして、当該画面の下部の「照会ボタン」が選択されると、図5に示す3行のレコードそれぞれについて、以下に示す(2)~(4)の処理が実行される。なお、以下の(2)~(4)においては、説明を簡便にする都合上、図5に示す3行のレコードのうち、一番下のレコードについて行われる処理についてのみ、詳細に説明をする。
(2)発生元の伝票を辿る仕組み
図5に示す「勘定元帳の画面」において、「照会ボタン」が選択されると、明細照会テーブル106gから経費伝票番号等が取得されるが、当該取得に先立ち、明細照会テーブル106gが以下に示す格納処理により作成され、記憶部106に格納される。
(格納処理)
まず、格納部102eは、仕訳レコードから、仕訳レコードに含まれる仕訳伝票番号と紐付く集約後支払伝票番号を取得する。具体的には、格納部102eは、図6に示す伝票番号関連付けテーブル106eのうちの仕訳レコード(Aで示すレコード)から、当該レコードに含まれる仕訳伝票番号(SIWAKE001)と紐付く集約後支払伝票番号(SIHARAI991)を取得する。
次に、格納部102eは、集約後支払レコードから、前記取得した集約後支払伝票番号と紐付く支払伝票番号を取得する。具体的には、格納部102eは、図6に示す伝票番号関連付けテーブル106eのうちの集約後支払レコード(Bで示すレコード)から、前記取得した集約後支払伝票番号(SIHARAI991)と紐付く支払伝票番号(SIHARAI001)を取得する。
次に、格納部102eは、支払レコードから、前記取得した支払伝票番号と紐付く経費伝票番号を取得する。具体的には、格納部102eは、図6に示す伝票番号関連付けテーブル106eのうちの支払レコード(Cで示すレコード)から、前記取得した支払伝票番号(SIHARAI001)と紐付く経費伝票番号(KEIHI001)を取得する。格納部102eは、更に、当該取得した経費伝票番号(KEIHI001)と紐付く基幹系システム識別情報(25:経費精算)も併せて取得してもよい。このように、元帳データテーブル106fに含まれる仕訳の伝票番号(SIWAKE001)について、伝票番号関連付けテーブル106eを辿っていくことにより、仕訳伝票「SIWAKE001」の発生元が、経費伝票「KEIHI001」であることが判明する。
最後に、格納部102eは、前記取得した経費伝票番号と仕訳レコードに含まれる仕訳伝票番号とを紐付けて記憶部106に格納する。具体的には、格納部102eは、図6の明細照会テーブル106gに示すように、前記取得した経費伝票番号(KEIHI001)と仕訳レコード(図6にAで示すレコード)に含まれる仕訳伝票番号(SIWAKE001)とを紐付けて記憶部106に格納する。格納部102eは、更に、前記併せて取得した基幹系システム識別情報(25:経費精算)も紐付けて記憶部106に格納してもよい。
格納部102eは、更に、図6に示す元帳データテーブル106fから、仕訳レコード(図6にAで示すレコード)に含まれる仕訳伝票番号(SIWAKE001)と紐付く情報(発生日:2017/10/01、勘定科目:旅費交通費、事業所:東京、部門:営業部、相手勘定科目:社員未払金、金額:10,800円)を取得し、当該取得した情報と仕訳伝票番号(SIWAKE001)と経費伝票番号(KEIHI001)と基幹系システム識別情報(25:経費精算)とを紐付けて含むレコード(すなわち、図6の明細照会テーブル106gにおいてハッチングで示すレコード)を記憶部106に格納してもよい。
このようにして、経費伝票番号等の取得に先立ち、仕訳データ106dおよび伝票番号関連付けテーブル106eを元にして明細照会テーブル106gが作成されて、記憶部106に格納される。
(基幹伝票取得処理)
基幹伝票取得部102aは、記憶部106から、所定の画面において指定された仕訳伝票番号と紐付く基幹伝票番号および基幹系システム識別情報を取得する。
具体的には、(1)で説明したように、図5に示す「勘定元帳の画面」において指定された仕訳伝票番号は、SIWAKE001である。一方で、(2)の(格納処理)で説明したように、記憶部106に格納された図6に示す明細照会テーブル106gにおいて、仕訳伝票番号(SIWAKE001)と紐付く経費伝票番号および基幹系システム識別情報は、それぞれ、「KEIHI001」および「25:経費精算」である。以上より、基幹伝票取得部102aは、基幹伝票番号およびシステム識別情報として、それぞれ、「KEIHI001」および「25:経費精算」を取得する。
このようにして、元帳に表示されている仕訳伝票番号から、発生元となるシステムおよび発生伝票番号を特定することができる(図9のステップS1)。
(3)発生元の取引データを取得する仕組み
(データベース取得処理)
データベース取得部102fは、記憶部106から、基幹伝票取得部102aで取得した基幹系システム識別情報と紐付くデータベース識別情報を取得する。
具体的には、(2)の(基幹伝票取得処理)で説明したように、基幹伝票取得部102aで取得した基幹系システム識別情報は、「25:経費精算」である。一方で、図7のシステム情報テーブル106hに示すように、「25:経費精算」と紐付くデータベース識別情報は、「会計系データベース」である。以上より、データベース取得部102fは、データベース識別情報として、「会計系データベース」を取得する。
以上のようにして、発生元システムのデータベースを特定することができる(図9のステップS2)。
(文字列取得処理)
文字列取得部102bは、データベース取得部102fで取得したデータベース識別情報で特定されるデータベースに属する基幹系システムから、基幹伝票取得部102aで取得した基幹伝票番号と紐付く取引に関する文字列データを取得する。
具体的には、(データベース取得処理)で説明したように、データベース取得部102fで取得したデータベース識別情報で特定されるデータベースは、「会計系データベース」である。そして、会計系データベースに属する基幹系システムは、図7に示すように、支払管理システムおよび経費精算システムである(なお、財務会計システムは、[2.構成]で説明したように、基幹系システムではない)。経費精算システムにおいては、[3-1]の(3)で説明したように、経費精算データテーブル106b1を管理している。図7に示すように、経費精算データテーブル106b1において、基幹伝票取得部102aで取得した基幹伝票番号であるKEIHI001と紐付く文字列データは、「発生日:2017/10/01、交通手段:タクシー、金額:10,800円、事業所:東京、部門:営業部および明細摘要:2017/10/01、タクシー代、日本太郎」である。以上より、文字列取得部102bは、文字列データとして、「発生日:2017/10/01、交通手段:タクシー、金額:10,800円、事業所:東京、部門:営業部および明細摘要:2017/10/01、タクシー代、日本太郎」を取得する。また、経費精算システムにおいては、[3-1]の(3)で説明したように、証憑テーブル106a1も管理している。図3に示すように、証憑テーブル106a1において、基幹伝票取得部102aで取得した基幹伝票番号であるKEIHI001と紐付く文字列データは、「受領日:2017/10/01、種類:領収書、取引先名:○×交通株式会社」である。以上より、文字列取得部102bは、文字列データとして、「受領日:2017/10/01、種類:領収書、取引先名:○×交通株式会社」を取得する。
このようにして、発生元システムのデータベースに接続し、接続元の伝票番号を用いて、取引内容を問い合わせることができる(図9のステップS3)。
(画像取得処理)
画像取得部102cは、データベース取得部102fで取得したデータベース識別情報で特定されるデータベースに属する基幹系システムから、基幹伝票取得部102aで取得した基幹伝票番号と紐付く証憑キーを取得し、更に、当該基幹系システムから、当該取得した証憑キーと紐付く取引に関する証憑の画像データを取得する。
具体的には、(データベース取得処理)で説明したように、データベース取得部102fで取得したデータベース識別情報で特定されるデータベースは、「会計系データベース」である。そして、会計系データベースに属する基幹系システムは、図7に示すように、支払管理システムおよび経費精算システムである(なお、財務会計システムは、[2.構成]で説明したように、基幹系システムではない)。経費精算システムにおいては、[3-1]の(3)で説明したように、関連証憑テーブル106b2を管理している。図7に示すように、関連証憑テーブル106b2において、基幹伝票取得部102aで取得した基幹伝票番号であるKEIHI001と紐付く証憑キーは、「abc123」である。更に、経費精算システムにおいては、[3-1]の(3)で説明したように、証憑イメージテーブル106a2を管理している。図3に示すように、証憑イメージテーブル106a2において、当該取得した証憑キーである「abc123」と紐付く画像データは、タクシーの領収書の画像データである。以上より、画像取得部102cは、画像データとして、タクシーの領収書の画像データを取得する。
このようにして、発生元システムのデータベースに接続し、接続元の伝票番号を用いて、証憑キーを問い合わせることができる(図9のステップS3)。なお、証憑が関連付いていない場合(証憑の画像データが添付されていない場合)には、証憑キーを取得することはできない。
本項目(3)においては、会計系データベースから取引に関する文字列データおよび取引に関する証憑の画像データを取得する例について説明したが、データ取得の対象となるデータベースは、会計系データベースに限定されず、図7に示すように、例えば、販売系データベース等であってもよい。
(4)取引に関する文字列データおよび取引に関する証憑の画像データの表示
(表示実行処理)
表示実行部102dは、文字列取得部102bで取得した取引に関する文字列データを第一の画面に表示し、前記第一の画面において所定の領域が選択されると、画像取得部102cで取得した取引に関する証憑の画像データを第二の画面に表示する。
具体的には、表示実行部102dは、図8の「明細照会の画面」においてハッチングを付したレコードで示すように、文字列取得部102bで取得した文字列データ「取引日:2017/10/01、金額:10,800円、取引先:○×交通株式会社、品名:タクシー代、摘要:2017/10/01、タクシー代、日本太郎、書類種類:領収書」を、第一の画面(明細照会の画面)に表示する。
ここで、(3)の(画像取得処理)においては、証憑キーが取得できるか否かが判別されるが(図9のステップS4)、証憑キーが取得できる場合には(図9のステップS4のYes)、図8の「明細照会の画面」のハッチングのレコードに示すように、証憑の列に「○」印が表示され(図9のステップS5)、一方で、証憑キーが取得できない場合には(図9のステップS4のNo)、図8の「明細照会の画面」の上から2つ目のレコードに示すように、証憑の列に「×」印が表示される(図9のステップS6)。
そして、図8に示すように、前記第一の画面(明細照会の画面)において、所定の領域(証憑ボタン)が選択されると、表示実行部102dは、図8の「証憑の添付画面」に示すように、画像取得部102cで取得したタクシーの領収書の画像データを、第二の画面(証憑の添付画面)に表示する。
なお、図示しないが、表示実行部102dは、文字列取得部102bで取得した文字列データおよび画像取得部102cで取得した画像データを、別々の画面に表示するのではなく、同一の画面に表示してもよい。
(5)まとめ
以上、(1)~(4)で説明したように、本実施形態に係るデータ表示装置100によれば、例えば、[3-1.証憑添付処理]および[3-2.伝票関連付け処理]を満たすことで、財務会計システムの勘定元帳(仕訳明細)から、各基幹系システムで発生した取引データ(取引に関する文字列データ)と電子化された証憑(取引に関する証憑の画像データ)を閲覧できるようにした。勘定元帳は、日常業務や監査において業務フローの入り口となるため、勘定元帳からの閲覧機能を実装することで、日々の業務効率化を図ることができる。
[3-4.まとめ]
以上、[3-1]~[3-3]で説明したように、本実施形態に係るデータ表示装置100によれば、指定された仕訳伝票に対応する取引に関する文字列データと証憑画像データを表示できる。
また、本実施形態に係るデータ表示装置100によれば、例えば、各基幹系システムからの連携時に、システム毎に異なる伝票番号を紐付けられるようにした。これにより、例えば、仕入や経費精算等が発生した際の取引内容や電子化された証憑を、財務会計システム上から確認できるようにした。この結果、例えば、経理担当者の確認負荷軽減や業務効率化を図ることができる。
また、財務会計の分野においては、従来、以下の(1)~(2)の課題があった。
(1)電子化された証憑を添付およびシステム内管理する機能がなかった。
(2)仕訳明細から、各基幹系システムで入力された取引概要(伝票内容)や証憑(電子化されたもの)を閲覧することができなかった。
しかしながら、本実施形態に係るデータ表示装置100によれば、例えば、以下の(3)~(4)をすることが可能となった。
(3)各基幹系システムの伝票に、電子化された証憑を添付できるようにした([3-1.証憑添付処理]参照)。
(4)各基幹系システムの取引概要や証憑を、財務会計システムの元帳から確認できるようにした([3-2.伝票関連付け処理]および[3-3.証憑照会処理]参照)。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、データ表示装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、データ表示装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じてデータ表示装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、データ表示装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、データ表示装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、データ表示装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、あらゆる業界および業種において有用であるが、特に、財務会計を行う業界において極めて有用である。
100 データ表示装置
102 制御部
102a 基幹伝票取得部
102b 文字列取得部
102c 画像取得部
102d 表示実行部
102e 格納部
102f データベース取得部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 証憑データ
106a1 証憑テーブル
106a2 証憑イメージテーブル
106b 経費精算データ
106b1 経費精算データテーブル
106b2 関連証憑テーブル
106c 支払管理データ
106d 仕訳データ
106e 伝票番号関連付けテーブル
106f 元帳データテーブル
106g 明細照会テーブル
106h システム情報テーブル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (7)

  1. 制御部および記憶部を備えるデータ表示装置であって、
    前記記憶部には、
    財務会計システムにおいて取引の仕訳管理を行うための伝票番号である仕訳伝票番号と基幹系システムにおいて前記取引の管理を行うための伝票番号である基幹伝票番号とが紐付けて格納されており、
    前記取引に関する文字列データと基幹伝票番号とが前記基幹系システムにおいて紐付けて格納されており、
    前記取引に関する証憑の画像データと当該画像データに対応する証憑キーと基幹伝票番号とが前記基幹系システムにおいて紐付けて格納されており、
    前記制御部は、
    前記記憶部から、所定の画面において指定された仕訳伝票番号と紐付く前記基幹伝票番号を取得する基幹伝票取得手段と、
    前記記憶部から、前記基幹伝票取得手段で取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記文字列データを取得する文字列取得手段と、
    前記記憶部から、前記基幹伝票取得手段で取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記証憑キーを取得し、更に、前記記憶部から、当該取得した証憑キーと紐付く前記画像データを取得する画像取得手段と、
    前記文字列取得手段で取得した前記文字列データおよび前記画像取得手段で取得した前記画像データを画面上に表示する表示実行手段と、
    を備えること、
    を特徴とするデータ表示装置。
  2. 前記記憶部には、
    基幹伝票番号の一種であって前記取引の経費精算管理上の伝票番号である経費伝票番号と基幹伝票番号の一種であって前記取引の支払管理上の伝票番号である支払伝票番号とを紐付けて含む支払レコードと、
    支払伝票番号と基幹伝票番号の一種であって当該支払伝票番号を集約した伝票番号である集約後支払伝票番号とを紐付けて含む集約後支払レコードと、
    集約後支払伝票番号と仕訳伝票番号とを紐付けて含む仕訳レコードと、
    が更に格納されており、
    前記制御部は、
    前記仕訳レコードから、前記仕訳レコードに含まれる前記仕訳伝票番号と紐付く前記集約後支払伝票番号を取得し、
    前記集約後支払レコードから、当該取得した集約後支払伝票番号と紐付く前記支払伝票番号を取得し、
    前記支払レコードから、当該取得した支払伝票番号と紐付く前記経費伝票番号を取得し、
    当該取得した経費伝票番号と前記仕訳レコードに含まれる前記仕訳伝票番号とを紐付けて前記記憶部に格納する格納手段
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項1に記載のデータ表示装置。
  3. 前記記憶部に紐付けて格納されている前記基幹伝票番号と前記仕訳伝票番号には、更に、前記基幹系システムを識別するための基幹系システム識別情報が紐付けられており、
    前記記憶部には、
    基幹系システム識別情報と当該基幹系システム識別情報で特定される基幹系システムが属するデータベースを識別するためのデータベース識別情報とが紐付けて格納されており、
    前記基幹伝票取得手段は、
    前記記憶部から、前記所定の画面において指定された仕訳伝票番号と紐付く前記基幹伝票番号および前記基幹系システム識別情報を取得し、
    前記制御部は、
    前記記憶部から、前記基幹伝票取得手段で取得した前記基幹系システム識別情報と紐付くデータベース識別情報を取得するデータベース取得手段
    を更に備え、
    前記文字列取得手段は、
    前記データベース取得手段で取得した前記データベース識別情報で特定されるデータベースに属する前記基幹系システムから、前記基幹伝票取得手段で取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記文字列データを取得し、
    前記画像取得手段は、
    前記データベース取得手段で取得した前記データベース識別情報で特定されるデータベースに属する前記基幹系システムから、前記基幹伝票取得手段で取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記証憑キーを取得し、更に、当該基幹系システムから、当該取得した証憑キーと紐付く前記画像データを取得すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載のデータ表示装置。
  4. 前記表示実行手段は、
    前記文字列取得手段で取得した前記文字列データを第一の画面に表示し、
    前記第一の画面において所定の領域が選択されると、前記画像取得手段で取得した前記画像データを第二の画面に表示すること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のデータ表示装置。
  5. 前記所定の画面が、勘定元帳の画面であること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のデータ表示装置。
  6. 制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行されるデータ表示方法であって、
    前記記憶部には、
    財務会計システムにおいて取引の仕訳管理を行うための伝票番号である仕訳伝票番号と基幹系システムにおいて前記取引の管理を行うための伝票番号である基幹伝票番号とが紐付けて格納されており、
    前記取引に関する文字列データと基幹伝票番号とが前記基幹系システムにおいて紐付けて格納されており、
    前記取引に関する証憑の画像データと当該画像データに対応する証憑キーと基幹伝票番号とが前記基幹系システムにおいて紐付けて格納されており、
    前記制御部で実行される、
    前記記憶部から、所定の画面において指定された仕訳伝票番号と紐付く前記基幹伝票番号を取得する基幹伝票取得ステップと、
    前記記憶部から、前記基幹伝票取得ステップで取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記文字列データを取得する文字列取得ステップと、
    前記記憶部から、前記基幹伝票取得ステップで取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記証憑キーを取得し、更に、前記記憶部から、当該取得した証憑キーと紐付く前記画像データを取得する画像取得ステップと、
    前記文字列取得ステップで取得した前記文字列データおよび前記画像取得ステップで取得した前記画像データを画面上に表示する表示実行ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とするデータ表示方法。
  7. 制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるためのデータ表示プログラムであって、
    前記記憶部には、
    財務会計システムにおいて取引の仕訳管理を行うための伝票番号である仕訳伝票番号と基幹系システムにおいて前記取引の管理を行うための伝票番号である基幹伝票番号とが紐付けて格納されており、
    前記取引に関する文字列データと基幹伝票番号とが前記基幹系システムにおいて紐付けて格納されており、
    前記取引に関する証憑の画像データと当該画像データに対応する証憑キーと基幹伝票番号とが前記基幹系システムにおいて紐付けて格納されており、
    前記制御部に実行させるための、
    前記記憶部から、所定の画面において指定された仕訳伝票番号と紐付く前記基幹伝票番号を取得する基幹伝票取得ステップと、
    前記記憶部から、前記基幹伝票取得ステップで取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記文字列データを取得する文字列取得ステップと、
    前記記憶部から、前記基幹伝票取得ステップで取得した前記基幹伝票番号と紐付く前記証憑キーを取得し、更に、前記記憶部から、当該取得した証憑キーと紐付く前記画像データを取得する画像取得ステップと、
    前記文字列取得ステップで取得した前記文字列データおよび前記画像取得ステップで取得した前記画像データを画面上に表示する表示実行ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とするデータ表示プログラム。
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