JP6993153B2 - 開口枠及び開口廻り構造 - Google Patents

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本発明は、建物の外装材の開口廻りに取付けられる開口枠と開口廻り構造に関する。
戸建て住宅をはじめとする建物の外装材の開口廻りには、サッシと称される開口枠が設置されるのが一般的である。ここで、開口とは、採光や換気のための窓の他に、掃き出し窓等を含んでいる。外装材は、外壁パネルと、その室内側に配された外壁下地材とを含んでいる。開口廻りには、縦横の胴縁、まぐさやまぐさ受け、窓台等からなる縁部材があり、この縁部材に開口枠がビス等の固定具にて固定される。縁部材に固定された開口枠と外壁パネルの間の隙間には、シーリング材を充填する湿式工法により、あるいは、ガスケット等の乾式止水材を挿入する乾式工法により、防水処理が施される。このように外壁パネルと各種止水材は一次防水を形成するが、仮にこの一次防水を水分が通過して外壁パネルの裏側に浸入した際に、さらに室内側に水分が浸入するのを防止するべく、外壁下地材の室外側の表面には防水シートが取付けられて二次防水を形成している。
従来の開口廻りの防水構造に関し、乾式工法で簡単に施工でき、確実な防水性が得られるサッシ廻りの防水構造が提案されている。具体的には、外壁材取付下地桟の外面に、互いに目地溝を介して並ぶ外壁材及びサッシ外枠を取付けたサッシ廻りにおいて、次のような構成を適用する。すなわち、下地桟の外面に、外壁材及びサッシ外枠に亘って防水シートが貼着され、目地溝にはガスケットが嵌め込まれる。サッシ外枠は、目地溝の底部に張り出す取付片を有し、この取付片を貫通する固定具にて外壁材取付下地桟に取付けられ、取付片と防水シートとの間に弾性止水材が介在している(例えば、特許文献1参照)。
特開平7-279537号公報
しかしながら、特許文献1に記載の開口廻りの防水構造は、その図1に示すように、サッシの上端と外壁材の間の隙間を埋めるガスケットと、サッシを外壁材取付下地材等に固定するビス等の固定具との位置が極めて近接している。このような構成では、仮に水分がガスケットからなる一次防水を通過してきた際に、まず、平坦なサッシの上横枠の上方に滞留し易い。そして、滞留した水分は、ガスケットの近傍にあるビスに至る可能性が高い。ビスは外壁材取付下地材等にねじ込まれて固定されているが、ビスに到達した水分は、ビスと外壁材下地材のねじ孔との間の隙間を介して室内側に浸入する恐れがある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、仮に水分が一次防水を通過してきたとしても、外装材の開口の縁部材に開口枠を固定する固定具に到達し難い開口枠及び開口廻り構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成すべく、本発明による開口枠の一態様は、左右の縦枠と上横枠と下横枠とを有し、建物の外装材の開口の縁部材に沿って配設される開口枠であって、
前記上横枠は、室外側から室内側に向かって見込み方向に上る上り段差部を備え、
前記開口枠が前記縁部材に取付けられる、前記上り段差部における取付け位置と、前記上り段差部における前記外装材との間の止水位置と、が離れるように、前記上り段差部における前記取付け位置及び前記止水位置が設定されていることを特徴とする。
本態様によれば、上横枠が、室外側から室内側に向かって見込み方向に上る上り段差部を備えていることにより、上横枠の表面に水分が滞留することを抑制できる。また、開口枠が開口の縁部材に取付けられる、上り段差部における取付け位置と、上り段差部における外装材との間の止水位置とが離れるように、上り段差部における取付け位置及び止水位置が設定されていることにより、一次防水を介して浸入してきた水分が取付け位置に配設された固定具に到達する可能性を低減することができる。ここで、「見込み方向」とは、上横枠等の枠材において、室外側(室内側)から室内側(室外側)へ向かう幅方向を意味する。なお、本態様による開口枠は、いわゆるサッシを含み、開口は、引き違い窓をはじめとする採光や換気のための窓の他、バルコニーやテラスへ出入りする掃き出し窓を含んでいる。また、外装材は、各種サイディングに代表される外壁パネル(外壁材)と、外壁の室内側に配された外壁下地材とを含み、外壁下地材は、パネル状の下地材や、縦胴縁や横胴縁を含んでいる。
また、本発明による開口枠の他の態様において、前記下横枠は、室外側から室内側に向かって見込み方向に下る下り段差部を備え、
左右の前記縦枠は、見込み方向に段状をなす水平段差部を備え、
左右の前記縦枠、前記上横枠、及び前記下横枠と、前記外装材との間にそれぞれの排水流路が形成されるように、前記上り段差部と前記下り段差部と前記水平段差部が設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、開口枠が開口廻りに取付けられた際に、左右の縦枠、上横枠及び下横枠の備える各段差部と、外装材との間にそれぞれの排水流路が形成されることにより、一次防水を介して浸入してきた水分が開口枠の周囲に滞留することを抑制でき、速やかな排水を実現できる。
また、本発明による開口枠の他の態様において、前記上横枠は、前記上り段差部の下端に連続して、室内側に向かって見込み方向に延出する上方延出部をさらに備え、
前記下横枠は、前記下り段差部の上端に連続して、室内側に向かって見込み方向に延出する下方延出部をさらに備えていることを特徴とする。
本態様によれば、上方延出部と下方延出部を、縁部材を形成する下地材に固定具にて固定することができ、縁部材に対して開口枠をより強固に固定することができる。
また、本発明による開口枠の他の態様は、左右の前記縦枠の備える前記水平段差部の形状が、前記開口の中心線に対して線対称の関係にあることを特徴とする。
本態様によれば、左右の縦枠の形状が線対称の関係にあること、言い換えれば双方の形状が同一であることより、全体の形状が可及的にシンプルな開口枠を形成でき、開口枠の製作コストを削減できる。ここで、「開口の中心線」とは、左右の縦枠間の距離の中心を通る鉛直線のことである。
また、本発明による開口枠の他の態様は、左右の前記縦枠と前記上横枠と前記下横枠とが一体に組み付けられていることを特徴とする。
本態様によれば、別体で製作された左右の縦枠と上横枠と下横枠を、一度に開口廻りに取付けることができ、良好な施工性を実現できる。
また、本発明による開口廻り構造の一態様は、建物の外装材の開口の縁部材に沿って開口枠が配設されることにより形成される開口廻り構造であって、
前記開口枠は、
左右の縦枠と上横枠と下横枠とを有し、
前記上横枠は、室外側から室内側に向かって見込み方向に上る上り段差部を備え、
前記開口枠が前記縁部材に取付けられる、前記上り段差部における取付け位置と、前記上り段差部における前記外装材との間の止水位置と、が離れていることを特徴とする。
本態様によれば、開口枠が開口の縁部材に取付けられる、上り段差部における取付け位置と、上り段差部における外装材との間の止水位置とが離れていることにより、さらには、上横枠が、室外側から室内側に向かって見込み方向に上る上り段差部を備えていることにより、一次防水を介して浸入してきた水分が取付け位置に配設された固定具に到達する可能性を低減することができる。
また、本発明による開口廻り構造の他の態様において、前記下横枠は、室外側から室内側に向かって見込み方向に下る下り段差部を備え、
左右の前記縦枠は、見込み方向に段状をなす水平段差部を備えており、
前記上横枠の前記上り段差部、前記下横枠の前記下り段差部、及び左右の前記縦枠の前記水平段差部と、前記外装材と、の間にそれぞれの排水流路が形成され、各排水流路が相互に連通していることを特徴とする。
本態様によれば、上横枠、下横枠及び左右の縦枠の備える各段差部と、外装材との間にそれぞれの排水流路が形成され、各排水流路が連通していることにより、開口枠の周囲に水分が滞留することを抑制でき、速やかな排水を実現できる。
また、本発明による開口廻り構造の他の態様において、前記外装材は、外壁材と外壁下地材とを含み、該外壁材と該外壁下地材との間に通気層を有していることを特徴とする。
本態様によれば、室外側と室内側での圧力差、すなわち内外差圧がある場合でも、通気層が内外差圧を減圧することにより、一次防水を通過して浸入してきた水分がさらに室内側へ導かれることを抑制できる。
以上の説明から理解できるように、本発明の開口枠及び開口廻り構造によれば、上横枠の表面における水分の滞留を抑制でき、一次防水を介して浸入してきた水分が開口枠の取付け位置に配設された固定具に到達する可能性を低減できる。
実施形態に係る開口枠と開口廻り構造が適用される住宅の一例の斜視図である。 図1のII方向の矢視図であって、開口枠を形成する上横枠の縦断面図である。 図1のIII方向の矢視図であって、開口枠を形成する下横枠の縦断面図である。 図1のIV方向の矢視図であって、開口枠を形成する右側の縦枠の横断面図である。 図1のV方向の矢視図であって、開口枠を形成する左側の縦枠の横断面図である。 図1のII方向の矢視図であって、上横枠付近の開口廻り構造の縦断面図である。 図1のIII方向の矢視図であって、下横枠付近の開口廻り構造の縦断面図である。 図1のIV方向の矢視図であって、右側の縦枠付近の開口廻り構造の横断面図である。 図1のV方向の矢視図であって、左側の縦枠付近の開口廻り構造の横断面図である。
以下、実施形態に係る開口枠と開口廻り構造について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。また、本明細書において、右側、左側とは、それぞれ、室外側から住宅を見た際の右側、左側を示すものとする。
[実施形態]
<1.開口枠>
はじめに、図1を用いて、実施形態に係る開口枠と開口廻り構造が適用される住宅の一例を説明する。図1に示す建物Hは、軽量鉄骨2階建ての住宅である。外壁パネル1Aはサイディング材から形成されている。このサイディング材としては、窯業系サイディング、アルミや鋼板からなる金属系サイディング、天然木を加工してなる木質系サイディング、塩化ビニル樹脂等からなる樹脂系サイディングなどが挙げられる。この外壁パネル1Aは、その表面に様々な凹凸からなる柄模様を有している。外壁パネル1Aは、例えばその上下端面が厚みの半分だけ削り取られて実を形成し、上下に隣接する外壁パネル1Aの実同士を重ね合わせる合いじゃくり接合により、上下に列状に複数の外壁パネル1Aが取り付けられている。そして、各列の間には、ガスケット等の乾式止水材が嵌め込まれた縦目地2がある。なお、縦目地2が湿式の止水材を備えていてもよい。
図1に示す住宅Hは、複数の外壁パネル1Aからなる外壁内に、ベランダへ通じる掃き出し窓3B(開口3)や、2階の引き違い窓3A(開口3)、さらには、バルコニー4に通じる2階の掃き出し窓3C(開口3)などを備えている。なお、住宅Hがその他の形態の窓、例えば、上げ下げ窓や天窓など、採光や換気を目的とした様々な形態の窓を有していてもよい。
引き違い窓3Aには、その開口廻りに開口枠10Aが取付けられており、掃き出し窓3B,3Cにはそれぞれ、それらの開口廻りに開口枠10B,10Cが取付けられている。
開口枠10Aを取り上げて説明すると、開口枠10Aは、上横枠10a、下横枠10b、右側の縦枠10c、及び左側の縦枠10dが相互に額縁状に一体に組み付けられて形成されている。
開口枠10はサッシであり、主としてアルミサッシであるが、その他、アルミサッシと樹脂サッシのユニットタイプのサッシであってもよく、後者の形態では、例えば、伝熱性の低い樹脂サッシを室内側に配し、耐候性及び耐久性に優れているアルミサッシを室外側に配して適用するのがよい。
次に、実施形態に係る開口枠について、図2乃至図5を用いて説明する。ここで、図2は、図1のII方向の矢視図であって、開口枠を形成する上横枠の縦断面図である。図3は、図1のIII方向の矢視図であって、開口枠を形成する下横枠の縦断面図である。図4は、図1のIV方向の矢視図であって、開口枠を形成する右側の縦枠の横断面図である。さらに、図5は、図1のV方向の矢視図であって、開口枠を形成する左側の縦枠の横断面図である。すなわち、図2,3は、水平方向に延出する上横枠及び下横枠を鉛直方向に切断した縦断面図であり、図4,5は、鉛直方向に延出する左右の縦枠を水平方向に切断した横断面図である。
図2乃至図5では、開口枠10を形成する上横枠10a等に加えて、開口枠10が開口廻りに取付けられた状態において、開口枠10の周辺にある建物構成部材を二点鎖線で示している。なお、他の開口枠10B,10Cについても、縦横の寸法は異なるものの、実質的な構成は開口枠10Aと同様である。
まず、図2を用いて上横枠10aの形態について説明する。図2において、上横枠10aのうち、特徴的な箇所を実線で示し、その他の箇所は一点鎖線で示している。図2に示すように、上横枠10aは、室外側から室内側に向かって見込み方向に上る、上り段差部11,12,13,14を備えている。図2では、X1方向に、各上り段差部11,12,13,14が延出している。また、最下段の上り段差部11に連続して、室内側に向かって見込み方向に延出する上方延出部15をさらに備えている。この上方延出部15は、実質的には、図2に実線で示すように水平方向に延出しており、窓3がスライド自在に係合する一点鎖線で示す複数の縦片が分岐している。
上横枠10aは、縁部材であるまぐさ6Aに対して、ビス等の固定具9にて取り付けられる。この取付け位置TPは、上り段差部11,12,13,14の中で最上段の上り段差部14に設定されている。この上り段差部14がまぐさ6Aへの取付け片となり、この取付け片14にビス孔14aが開設されている。
また、上横枠10aは、上方の外壁パネル1Aの下面を、止水材を介して支持する。図示するように、外壁パネル1Aは、乾式止水材であるガスケット5を介して、上横枠10aに支持される。この乾式止水材5が取り付けられる止水位置SPは、上り段差部11,12,13,14の途中段である、上り段差部12の近傍位置に設定されている。図示例では、上り段差部12から室外側へ張り出した箇所を止水位置SPとし、乾式止水材5を介して外壁パネル1Aを支持している。
図2から明らかなように、上横枠10aでは、上り段差部11,12,13,14における、取付け位置TPと、外壁パネル1Aとの間の止水位置SPとが、一定距離だけ離間するように、双方の位置が設定されている。従って、仮に乾式止水材5を介して外壁パネル1Aの内側に水分が浸入してきた場合でも、この水分が取付け位置TPまで到達する可能性は極めて低くなる。さらに、止水位置SPから浸入してきた水分が、上り段差部13,14を上昇してはじめて取付け位置TPまで到達できることを勘案すると、水分が取付け位置TPまで到達することを確実に防止できる。従って、止水位置SPから外壁パネル1Aの内側に浸入してきた水分が、取付け位置TPに到達し、ビス等の固定具を介してさらに室内側へ浸入するといった問題は生じない。
なお、上り段差部の段数は図示例に限定されるものでなく、より多くの段差部を有していてもよい。また、例えば上り段差部11の横片を水平片に改変し、この水平片にて乾式止水材5を介して外壁パネル1Aを支持してもよい。
図2において、外壁パネル1Aと外張り断熱材1Bとから外装材1が形成されているが、この外装材1の構成については以下で詳説する。
次に、図3を用いて下横枠10bの形態について説明する。図3においても、下横枠10bのうち、特徴的な箇所を実線で示し、その他の箇所は一点鎖線で示している。図3に示すように、下横枠10bは、室外側から室内側に向かって見込み方向に下る、下り段差部31,32,33を備えている。図3では、X2方向に、各下り段差部31,32,33が延出している。また、最上段の下り段差部31の上端に連続して、室内側に向かって見込み方向に延出する下方延出部34をさらに備えている。この下方延出部34は、窓台6Bに直接支持されるように凹凸状に延出する実線部分と、窓3をスライドさせるガイドとなる一点鎖線部分からなる。
下横枠10bは、縁部材である窓台6Bに対して、ビス等の固定具9にて取り付けられる。この取付け位置TPは、下り段差部31,32,33の中で最下段である、下り段差部33に設定されている。この下り段差部33が窓台6Bに対する取付け片となり、この取付け片33にビス孔33aが開設されている。
また、下横枠10bは、下方の外壁パネル1Aの上面との間に、乾式止水材であるガスケット5を介在させて外装材1に取付けられる。この乾式止水材5が取り付けられる止水位置SPは、下り段差部31,32,33の最上段である、下り段差部31の近傍位置に設定されている。図示例では、下り段差部31から室外側へ張り出した箇所を止水位置SPとしている。
図3から明らかなように、下横枠10bでは、下り段差部31,32,33における、取付け位置TPと、外壁パネル1Aとの間の止水位置SPとが、一定距離だけ離間するように、双方の位置が設定されている。従って、仮に乾式止水材5を介して止水位置SPから外壁パネル1Aの内側に水分が浸入してきた場合でも、この水分が取付け位置TPまで到達する可能性は極めて低くなる。特に、下横枠10bにおいては、乾式止水材5を介して外壁パネル1Aの内側に浸入してきた水分は、外壁パネル1Aの背面にある通気層1Cを介して流下してしまうことからも、水分が取付け位置TPまで到達することを確実に防止できる。従って、上横枠10aと同様に、下横枠10bにおいても、止水位置SPから外壁パネル1Aの内側に浸入してきた水分が、取付け位置TPに到達し、ビス等の固定具を介してさらに室内側へ浸入するといった問題は生じない。
次に、図4を用いて右側の縦枠10cの形態について説明する。図4においても、右側の縦枠10cのうち、特徴的な箇所を実線で示し、その他の箇所は一点鎖線で示している。図4に示すように、右側の縦枠10cは、見込み方向に段状をなす水平段差部41,42,43,44を備えている。図4では、X3方向に、各水平段差部41,42,43,44が延出している。
右側の縦枠10cは、縁部材である縦胴縁6Cに対して、ビス等の固定具9にて取り付けられる。この取付け位置TPは、水平段差部41,42,43、44の中で、外壁パネル1Aとの間の止水位置SPから最も遠い位置にある水平段差部41に設定されている。この水平段差部41が取付け片となり、この取付け片41にビス孔41aが開設されている。
室外側にある水平段差部44の側方に外壁パネル1Aが配設され、これらの間には縦目地を形成する乾式止水材5Aが介在している。図示例は、乾式止水材5Aにて縦目地が形成されている形態を示しているが、外張り断熱材1Bの表面に例えばハット型の目地ジョイナーが配設され、目地ジョイナーの表面に乾式止水材が配設されたり、湿式止水材が形成されて縦目地を形成してもよい。
縦枠10cと外壁パネル1Aとの間の、乾式止水材5Aが取付けられる位置が、止水位置SPとなる。図4から明らかなように、止水位置SPと取付け位置TPとの間には一定の距離が確保されており、仮に乾式止水材5Aを介して止水位置SPから外壁パネル1Aの内側に水分が浸入してきた場合でも、各水平段差部41,42,43、44を経由して水分が取付け位置TPまで到達する可能性は極めて低くなる。従って、上横枠10aや下横枠10bと同様に、止水位置SPから外壁パネル1Aの内側に浸入してきた水分が、取付け位置TPに到達し、ビス等の固定具を介してさらに室内側へ浸入するといった問題は生じない。
次に、図5を用いて左側の縦枠10dの形態について説明する。図4,5を比べると明らかなように、左側の縦枠10dは右側の縦枠10cと構成が実質的に同じであり、双方は開口3の中心線に対して線対称の関係にある。従って、左側の縦枠10dも右側の縦枠10cと同様の効果を奏する。
また、左右の縦枠10c、10dが同様の構成であることから、開口枠10の構成の簡素化を図ることができ、縦枠10c、10dの製作時間も短縮でき、開口枠10全体の製作コストを削減することができる。
以上で説明したように、開口枠10によれば、上横枠10aが、室外側から室内側に向かって見込み方向に上る上り段差部11,12,13,14を備え、上り段差部において縁部材6Aに固定具にて取付けられる取付け位置TPと、上り段差部において外壁パネル1A等との間の止水位置SPとの間に一定の距離が確保されるように、上り段差部における取付け位置TPと止水位置SPが設定されている。このことにより、止水位置SPから仮に浸入してきた水分が取付け位置TPまで到達することを防止でき、固定具を介して水分がさらに室内側へ浸入することを防止できる。
さらに、下横枠10bは下り段差部31,32,33を備え、左右の縦枠10c、10dは水平段差部41,42,43、44を備えるとともに、上横枠10aと同様に、取付け位置TPと止水位置SPとの間に一定の距離が確保されていることにより、各止水位置SPから仮に浸入してきた水分が各取付け位置TPまで到達することを防止できる。
<2.開口廻り構造>
次に、実施形態に係る開口廻り構造について、図6乃至図9を用いて説明する。ここで、図6は、図1のII方向の矢視図であって、上横枠付近の開口廻り構造の縦断面図である。図7は、図1のIII方向の矢視図であって、下横枠付近の開口廻り構造の縦断面図である。図8は、図1のIV方向の矢視図であって、右側の縦枠付近の開口廻り構造の縦断面図である。さらに、図9は、図1のV方向の矢視図であって、左側の縦枠付近の開口廻り構造の縦断面図である。図6乃至図9は、図2乃至図5の二点鎖線部分を実線で示した図であり、開口廻りの縁部材に対して開口枠を構成する各枠が取付けられることにより形成される、開口廻り構造を示している。
まず、図6を用いて、開口廻り構造20のうち、上横枠10aとその周辺の各種部材とで形成される開口廻り構造について説明する。図6に示すように、上横枠10aは、上り段差部11,12,13,14のうち、最上段の上り段差部14が取付け片となり、縁部材であり、横胴縁であるまぐさ6Aに対して、ビス孔14aを介してビス9をねじ込むことにより取付けられている。また、上横枠10aの上方延出部15にもビス孔15aが開設されており、ビス孔15aを介して他のビス9がまぐさ6Aにねじ込まれている。
まぐさ6Aは角材からなり、まぐさ6Aの上面には横胴縁である溝形鋼7Aが上方に開放するように配設されている。溝形鋼7Aの上方には、外装材1に沿うように断熱材8が配設されている。この断熱材8は、グラスウールやロックウール等を素材とする。なお、図示を省略するが、断熱材8の室内側の面には防湿シートが配設され、さらにその室内側に石膏ボード等の内装材が配設される。
断熱材8の室外側には、外装材1が配設されている。外装材1は、室外側にある外壁パネル(外壁材)1Aと、通気層1Cを介して室内側に配設された外張り断熱材(外壁下地材)1Bと、を有する。外張り断熱材1Bは、グラスウールを断熱性能が最も高くなる密度にて圧縮したボードであり、その表面に透湿防水シート1bが貼り付けられている。このように、図示する壁構造は、外張り断熱材1Bと断熱材8とを有する二重断熱構造となっているが、このような二重断熱構造に限らず、外張り断熱材1Bに代わって、表面に透湿防水シート1bが貼り付けられている一般的な下地材(下地ボード)を外装材1の構成要素としてもよい。
また、外装材1が、外壁パネル1Aと外張り断熱材1Bの間に通気層1Cを備えていることにより、室外側と室内側での圧力差(内外差圧)がある場合に、この通気層1Cが内外差圧を減圧することができる。内外差圧がある場合は一般に、室内側の圧力は室外側の圧力に対して相対的に低くなる。そのため、一次防水を通過して室内側に浸入してきた水分は、この内外差圧によってより室内側へ浸入し易くなる。しかしながら、図示例の外装材1では、通気層1Cが介在することにより、この通気層1Cで内外差圧を可及的に低減することができるため、内外差圧によって浸入してきた水分がさらに室内側へ導かれることを効果的に抑制できる。
上横枠10aの上り段差部12から室外側へ張り出した箇所において、乾式止水材であるガスケット5を介して外壁パネル1Aを支持し、このガスケット5の取付け位置が止水位置SPとなる。
外張り断熱材1Bは、上り段差部13の水平片13aに支持され、通気層1Cは、上り段差部12の水平片の直上に位置する。止水位置SPから外壁パネル1Aの背面に浸入してきた水分は、通気層1Cの下方位置で上り段差部12の水平片12aの上に形成される排水流路FC1に入り込む。この排水流路FC1は、図8,9を用いて後で説明する、左右の縦枠10d、10cの水平段差部と乾式止水材5Aで囲まれた空間に形成される排水流路FC2,FC3と連通している。さらに、これら左右の縦枠10d、10cの排水流路FC2、FC3は、図7を用いて後で説明する、下横枠10bの上り段差部と通気層1Cの間に形成される排水流路FC4に連通している。すなわち、上横枠10aと左右の縦枠10d、10cと下横枠10bのそれぞれに固有の排水流路FC1乃至FC4は全て連通している。したがって、特に、上横枠10aの排水流路FC1に入り込んだ水分は、左右の縦枠10d、10cの排水流路FC2、FC3を経て下横枠10bの排水流路FC4に導かれ、下横枠10bの下方の通気層1Cにて流下して、外装材1の下端から室外に排水される。
図6から明らかなように、上り段差部11,12,13,14の中でも最上段にある上り段差部14に、まぐさ6Aに取付けられる取付け位置TPが設けられ、外壁パネル1Aとの間の止水位置SPと取付け位置TPとの間に一定距離の離間が確保されている。従って、図2を用いて説明しているように、止水位置SPから外壁パネル1Aの内側に浸入してきた水分が、取付け位置TPに到達し、ビス等の固定具を介してさらに室内側へ浸入するといった問題は生じない。また、排水流路FC1と取付け位置TPとの間にも一定距離の離間が確保されていることより、排水流路FC1を流れる水分が取付け位置TPに到達することも抑止できる。
次に、図7を用いて、開口廻り構造20のうち、下横枠10bとその周辺の各種部材とで形成される開口廻り構造について説明する。図7に示すように、下横枠10bは、下り段差部31,32,33のうち、最下段の下り段差部33が取付け片となり、縁部材であり、横胴縁である窓台6Bに対して、ビス孔33aを介してビス9をねじ込むことにより取付けられている。また、下横枠10bの下方延出部34は複数の脚34aを備え、この脚34aが窓台6Bの上面に載置されている。窓台6Bの下面には、横胴縁である溝形鋼7Bが下方に開放して配設されており、溝形鋼7Bの下方に断熱材8が配設されている。なお、下方延出部34もビス孔を有し、ビスを窓台6Bにねじ込んで固定されてもよい。
下横枠10bの下り段差部31から室外側へ張り出した箇所において、乾式止水材であるガスケット5を介して外壁パネル1Aが取付けられ、このガスケット5の取付け位置が止水位置SPとなる。
下り段差部32の水平片32aが外張り断熱材1Bの上面に支持され、通気層1Cは、下り段差部31の水平片31aの直下に位置する。止水位置SPから外壁パネル1Aの背面に浸入してきた水分や、後で説明する左右の縦枠10c、10dに固有の排水流路を経て流れてきた水分は、通気層1Cの上方位置で下り段差部31の水平片31aの下に形成される排水流路FC4に入り込む。排水流路FC4に入り込んだ水分は、通気層1Cを流下し、外装材1の下端から室外に排水される。
図7から明らかなように、下り段差部31,32,33の中でも最下段にある下り段差部33に、窓台6Bに取付けられる取付け位置TPが設けられ、外壁パネル1Aとの間の止水位置SPと取付け位置TPとの間に一定距離の離間が確保されている。従って、図3を用いて説明しているように、止水位置SPから外壁パネル1Aの内側に浸入してきた水分が、取付け位置TPに到達し、ビス等の固定具を介してさらに室内側へ浸入するといった問題は生じない。また、排水流路FC2と取付け位置TPとの間にも一定距離の離間が確保されていることより、排水流路FC2を流れる水分が取付け位置TPに到達することも抑止できる。
次に、図8を用いて、開口廻り構造20のうち、右側の縦枠10cとその周辺の各種部材とで形成される開口廻り構造について説明する。なお、図9は、左側の縦枠10dとその周辺の各種部材とで形成される開口廻り構造について説明した図であるが、図8で示す開口廻り構造と実質的に同様の構成であることより、その詳細な説明は省略し、適宜図9を参照して必要な構成について説明する。
図8に示すように、縦枠10cは、水平段差部41,42,43,44のうち、乾式止水材5が取付けられている止水位置SPから最も離れた水平段差部41が取付け片となり、縁部材である縦胴縁6Cに対して、ビス孔41aを介してビス9をねじ込むことにより取付けられている。なお、断熱材8のさらに室内側には防湿シート1Dが配設され、さらにその室内側には石膏ボード1E(内装材)が配設されている。
図8において、乾式止水材5の右側の領域、すなわち、縦枠10cの室内側の領域では、水平段差部43の室内側には外張り断熱材1Bが配設され、外張り断熱材1Bの室内側には縦胴縁である溝形鋼7Cと、この溝形鋼7Cと各水平段差部41,42の間に断熱材8が収容されている。一方、乾式止水材5の左側の領域には、外装材1が側方に延出し、外装材1の室内側に断熱材8が配設され、上記する防湿シート1D及び石膏ボード1Eが延出している。
水平段差部43,44の背面と乾式止水材5、及び外張り断熱材1Bで囲まれた空間に排水流路FC2が形成されている。止水位置SPから浸入してきた水分や、上述する、上横枠10aの排水流路FC1から流れてきた水分は、鉛直方向に延びる排水流路FC2を介して下り段差部31の排水流路FC4に導かれる。なお、図9に示す左側の縦枠10dにおいても同様に、水平段差部43,44の背面と乾式止水材5、及び外張り断熱材1Bで囲まれた空間に排水流路FC3が形成されており、止水位置SPから浸入してきた水分や、上横枠10aの排水流路FC1から流れてきた水分は、鉛直方向に延びる排水流路FC3を介して下り段差部31の排水流路FC4に導かれる。
図8,9から明らかなように、水平段差部41,42,43,44の中でも止水位置SPから最も離れた位置に取付け位置TPが設けられ、止水位置SPと取付け位置TPとの間に一定距離の離間が確保されている。従って、図4,5を用いて説明しているように、止水位置SPから浸入してきた水分が、取付け位置TPに到達し、ビス等の固定具を介してさらに室内側へ浸入するといった問題は生じない。また、縦枠10c、10d付近のいずれの開口廻り構造においても、排水流路FC2,3と取付け位置TPとの間に一定距離の離間が確保されていることより、排水流路FC2,3を流れる水分が取付け位置TPに到達することも抑止できる。
このように、上横枠10a、下横枠10b及び左右の縦枠10c、10dの備える各段差部と、外装材1との間にそれぞれの排水流路FC1乃至FC4が形成され、各排水流路FC1乃至FC4が相互に連通していることにより、開口枠10の周囲に水分が滞留することを抑制でき、速やかな排水を実現できる。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に対し、その他の構成要素が組み合わされるなどした他の実施形態であってもよく、ここで示した構成に本発明が何等限定されるものではない。この点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1:外装材、1A:外壁パネル(外壁材)、1B:外張り断熱材(外壁下地材)、1b:透湿防水シート、1C:通気層、2:縦目地、3:開口(窓、引き違い窓)、3A:開口(窓、引き違い窓)、3B、3C:開口(掃き出し窓)、5:乾式止水材(ガスケット)、5A:乾式止水材(ガスケット)、6A:縁部材(まぐさ)、6B:縁部材(窓台)、6C:縁部材(縦胴縁)、7A,7B:横胴縁(溝形鋼)、7C:縦胴縁(溝形鋼)8:断熱材、9:固定具(ビス)、10,10A,10B,10C:開口枠、10a:上横枠、10b:下横枠、10c:縦枠(右側の建枠)、10d:縦枠(左側の縦枠)、11,12,13:上り段差部、14:上り段差部(取付け片)、15:上方延出部、20:開口廻り構造、31,32:下り段差部、33:下り段差部(取付け片)、34:下方延出部、42,44:水平段差部、41,43:水平段差部(取付け片)、H:建物(住宅)、TP:取付け位置、SP:止水位置、FC,FC1,FC2,FC3,FC4:排水流路

Claims (6)

  1. 左右の縦枠と上横枠と下横枠とを有し、建物の外装材の開口の縁部材に沿って配設される開口枠であって、
    前記上横枠は、室外側から室内側に向かって見込み方向に上る上り段差部を備え、
    前記開口枠が前記縁部材に取付けられる、前記上り段差部における取付け位置と、前記上り段差部における前記外装材との間の止水位置と、が離れるように、前記上り段差部における前記取付け位置及び前記止水位置が設定されており、
    前記下横枠は、室外側から室内側に向かって見込み方向に下る下り段差部を備え、
    左右の前記縦枠は、見込み方向に段状をなす水平段差部を備え、
    左右の前記縦枠、前記上横枠、及び前記下横枠と、前記外装材との間にそれぞれの排水流路が形成されるように、前記上り段差部と前記下り段差部と前記水平段差部が設けられていることを特徴とする、開口枠。
  2. 前記上横枠は、前記上り段差部の下端に連続して、室内側に向かって見込み方向に延出する上方延出部をさらに備え、
    前記下横枠は、前記下り段差部の上端に連続して、室内側に向かって見込み方向に延出する下方延出部をさらに備えていることを特徴とする、請求項に記載の開口枠。
  3. 左右の前記縦枠の備える前記水平段差部の形状が、前記開口の中心線に対して線対称の関係にあることを特徴とする、請求項1又は2に記載の開口枠。
  4. 左右の前記縦枠と前記上横枠と前記下横枠とが一体に組み付けられていることを特徴とする、請求項1乃至のいずれか一項に記載の開口枠。
  5. 建物の外装材の開口の縁部材に沿って開口枠が配設されることにより形成される開口廻り構造であって、
    前記開口枠は、
    左右の縦枠と上横枠と下横枠とを有し、
    前記上横枠は、室外側から室内側に向かって見込み方向に上る上り段差部を備え、
    前記開口枠が前記縁部材に取付けられる、前記上り段差部における取付け位置と、前記上り段差部における前記外装材との間の止水位置と、が離れており、
    前記下横枠は、室外側から室内側に向かって見込み方向に下る下り段差部を備え、
    左右の前記縦枠は、見込み方向に段状をなす水平段差部を備えており、
    前記上横枠の前記上り段差部、前記下横枠の前記下り段差部、及び左右の前記縦枠の前記水平段差部と、前記外装材と、の間にそれぞれの排水流路が形成され、各排水流路が相互に連通していることを特徴とする、開口廻り構造。
  6. 前記外装材は、外壁材と外壁下地材とを含み、該外壁材と該外壁下地材との間に通気層を有していることを特徴とする、請求項に記載の開口廻り構造。
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