JP6992539B2 - 燃料電池の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池の製造方法に関する。
固体高分子形の燃料電池において、膜電極接合体とガス拡散層とを接合した膜電極ガス拡散層接合体(以下、「MEGA(Membrane Electrode Gas diffusion layer Assembly)」とも呼ぶ)の電解質膜の乾燥を抑制するために、ガス拡散層の内部にカーボン粒子を固着させた燃料電池の製造方法が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2001-006698号公報
そうした燃料電池の製造方法では、膜電極接合体とガス拡散層とを接合する工程に加えて、カーボン粒子を含む分散液を拡散層基材に含浸させて熱処理を加える工程が必要となる。そのため、コストの増大や単位時間あたりの生産量の低下を招く。従って、より簡易な方法によって電解質膜の乾燥を抑制できる燃料電池の製造方法が望まれていた。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[形態1]
本開示の一形態によれば、発電領域におけるアノードガスの流通方向とカソードガスの流通方向とが互いに逆向きの方向成分を含む燃料電池の製造方法が提供される。この燃料電池の製造方法は、長尺状のアノード側のガス拡散層の基材であって、前記基材の幅方向における両側の二つの辺が前記基材の幅方向に沿った同じ向きに凸状に湾曲する基材を準備する工程と、前記基材における長手方向の両端が互いに離れるように前記基材を延伸させて、前記基材の幅方向について前記基材の内部の空隙率に差を設ける工程と、前記基材のうち高い空隙率を有する第一の端部側が、燃料電池セルのうちアノードガス供給口およびカソードガス排出口を有する側となるとともに、前記基材のうち前記第一の端部側よりも低い空隙率を有する第二の端部側が、前記燃料電池セルのうちアノードガス排出口およびカソードガス供給口を有する側となるように、前記燃料電池セルを組み立てる工程と、を備える。前記基材を準備する工程における前記基材は、前記長手方向の二つの辺のうち前記基材の幅方向の中心に向かって凸状に湾曲する辺の一端と他端とを結んだ直線の長さと、前記直線から前記凸状に湾曲する辺に含まれる一点までの最大距離との比率が、7×10 -4 から11×10 -4 の範囲のガス拡散層の基材である。
(1)本開示の一形態によれば、発電領域におけるアノードガスの流通方向とカソードガスの流通方向とが互いに逆向きの方向成分を含む燃料電池の製造方法が提供される。この燃料電池の製造方法は:長手方向の二つの辺が同じ向きに湾曲する長尺状のアノード側のガス拡散層の基材を準備する工程と;湾曲する前記長手方向の二つの辺が直線に近づくように前記基材を延伸させて、前記基材の幅方向について前記基材の内部の空隙率に差を設ける工程と;前記基材のうち高い空隙率を有する第一の端部側が、燃料電池セルのうちアノードガス供給口およびカソードガス排出口を有する側となるとともに、前記基材のうち前記第一の端部側よりも低い空隙率を有する第二の端部側が、前記燃料電池セルのうちアノードガス排出口およびカソードガス供給口を有する側となるように、前記燃料電池セルを組み立てる工程と;を備える。前記基材を準備する工程における前記基材は、前記長手方向の二つの辺のうち前記基材の幅方向の中心に向かって凸状に湾曲する辺の一端と他端とを結んだ直線の長さと、前記直線から前記凸状に湾曲する辺に含まれる一点までの最大距離との比率が、7×10-4から11×10-4の範囲のガス拡散層の基材である。
上記実施形態の燃料電池の製造方法であれば、燃料電池セルのアノードガス供給口に近い位置に空隙率の高いアノード側ガス拡散層が備えられる。そのため、MEGAの内部において、アノードガス供給口に近い位置のアノード側ガス拡散層に対してカソード側ガス拡散層からの水蒸気の移動(以下、「逆拡散」とも呼ぶ)が促進される。また、燃料電池セルのアノードガス排出口に近い位置に空隙率の低いアノード側ガス拡散層が備えられる。そのため、アノードガス排出口からの水蒸気の放出が抑制されることができる。すなわち、燃料電池の発電時において、MEGA内部での水蒸気の循環が促進されることによって、電解質膜の乾燥が抑制されることができる。また、カーボン粒子を固着させる工程を含む燃料電池の製造方法に比べて、より簡易な方法によって電解質膜の乾燥が抑制されるため、コストの増大や単位時間あたりの生産量の低下を抑制することができる。
上述した本発明の各形態の有する複数の構成要素はすべてが必須のものではなく、上述の課題の一部または全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部または全部を達成するために、適宜、前記複数の構成要素の一部の構成要素について、その変更、削除、新たな他の構成要素との差し替え、限定内容の一部削除を行うことが可能である。また、上述の課題の一部または全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部または全部を達成するために、上述した本発明の一形態に含まれる技術的特徴の一部または全部を上述した本発明の他の形態に含まれる技術的特徴の一部または全部と組み合わせて、本発明の独立した一形態とすることも可能である。
第1実施形態の燃料電池の構成の概略を表す分解斜視図である。 燃料電池セル100のMEGA60の構成を表す断面図である。 本実施形態の燃料電池セル100の製造工程を表すフロー図である。 本実施形態の燃料電池セル100の製造に用いられる製造装置1を模式的に表した説明図である。 湾曲するアノード側ガス拡散層の基材P108を模式的に表した平面図である。 湾曲するアノード側ガス拡散層の基材を延伸して得られた基材P206を模式的に表した平面図である。
A.第1実施形態:
図1は、第1実施形態の燃料電池の構成の概略を表す分解斜視図である。図1は、燃料電池セル(単セル)100の構成を表している。
本実施形態の燃料電池は、燃料電池セル100を複数積層したスタック構造(以下、「燃料電池スタック」とも呼ぶ)を形成している。本実施形態の燃料電池は、固体高分子形の燃料電池であるが、固体酸化物形の燃料電池等、他種の燃料電池とすることもできる。本明細書では、燃料電池セルおよび燃料電池セルを積層した燃料電池スタックのいずれも、「燃料電池」とも呼ぶ。
燃料電池セル100は、樹脂フレーム20と、アノードセパレータ40と,カソードセパレータ50と、MEGA(膜電極ガス拡散層接合体)60と、を備えている。樹脂フレーム20、アノードセパレータ40およびカソードセパレータ50は略長方形の板状の部材であり、それぞれの外形は一致している。MEGA60は、樹脂フレーム20の中央に配され、両面をアノードセパレータ40と,カソードセパレータ50とによって挟持されている。
樹脂フレーム20は、熱可塑性樹脂を用いて枠状に成形され、その中央の開口部20aにMEGA60を保持する。樹脂フレーム20を構成する材料としては、例えば、ポリプロピレン(PP)、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)から選択される樹脂を用いることができる。樹脂フレーム20と、この樹脂フレーム20に隣接するアノードセパレータ40およびカソードセパレータ50とは、例えば図示しないシール部材を配置することによりシールされる。このシールによって、樹脂フレーム20と、アノードセパレータ40と,カソードセパレータ50とが、面方向と略垂直の方向に積層される。
本実施形態の燃料電池セル100が備える樹脂フレーム20の開口部20aのうち、アノードガス供給口22およびカソードガス排出口34を有する側の端部を端部E1、アノードガス排出口24およびカソードガス供給口32を有する側の端部を端部E2とする。
燃料電池スタックの内部には、さらに、セル間冷媒流路が形成されている(図示しない)。冷媒流路は、例えば、積層されたすべての単セル間に形成しても良く、あるいは、単セルを予め定められた数を積層する毎に形成しても良い。
アノードセパレータ40およびカソードセパレータ50は、ガスを透過しない導電性部材として、例えば、カーボンを圧縮してガス不透過とした緻密質カーボン等のカーボン製部材や、プレス成形したステンレス鋼などの金属製部材によって形成されている。アノードセパレータ40およびカソードセパレータ50には、MEGA60の発電領域と対向する表面に反応ガスが流通する流路溝(図示しない)が形成されている。本明細書において、「発電領域」とは、MEGA60において発電に供する領域であり、MEGA60において反応ガスが流れる略長方形の領域である。アノードセパレータ40およびカソードセパレータ50と、MEGA60との間に、セル内ガス流路を形成するための多孔質体を配置しても良く、この場合には流路溝を省略しても良い。
アノードセパレータ40、カソードセパレータ50および樹脂フレーム20の外周には、マニホールド孔が設けられている。具体的には、マニホールド孔は、アノードガス供給口22と、アノードガス排出口24と、カソードガス供給口32と、カソードガス排出口34とを含む。本実施形態において、アノードガス供給口22とカソードガス排出口34は、樹脂フレーム20の短手方向の一方の辺側(端部E1側)に備えられ、アノードガス排出口24とカソードガス供給口32は、樹脂フレーム20の短手方向の他方の辺側(端部E2側)に備えられる。
これらのマニホールド孔は、アノードセパレータ40、カソードセパレータ50および樹脂フレーム20を含む部材の積層方向に互いに重なる位置に形成されている。すなわち、マニホールド孔は、アノードセパレータ40、カソードセパレータ50および樹脂フレーム20の一部を貫通して、各セルとの間で反応ガスを供給・排出するための流路(ガスマニホールド)を形成する。なお、上述した冷媒流路との間で冷媒を供給・排出するための流路(冷媒マニホールド)が備えられるが、技術の理解を容易にするため図示されていない。
アノードガス供給口22は、燃料電池セル100に供給された燃料ガス(水素)であるアノードガスを、アノードセパレータ40の流路に分配する供給口である。アノードガス排出口24は、燃料ガス流路において利用されなかった燃料ガスを集めて燃料電池スタックの外部に排出する排出口である。アノードガスは、アノードガス供給口22から供給されて、アノードセパレータ40上の流路溝を流通する。流路において利用されなかったアノードガスは、アノードガス排出口24から排出される。
カソードガス供給口32は、燃料電池スタックに供給された空気等のカソードガスをカソードセパレータ50の流路に分配する供給口である。カソードガスは、カソードガス供給口32から供給されて、カソードセパレータ50上の流路溝を流通する。流路において利用されなかったカソードガスは、カソードガス排出口34から排出される。
本実施形態の燃料電池セル100は、積層方向に沿ってMEGA60を見たとき、発電領域内において燃料ガスと酸化ガスとが交差して流通するクロスフロー方式である。樹脂フレーム20の長手方向の辺を含み積層方向と平行な平面に、発電領域におけるアノードガスの流通方向とカソードガスの流通方向とを投影したとき、アノードガスの流通方向とカソードガスの流通方向とが互いに逆向きである。
図2は、燃料電池セル100のMEGA60の構成を表す断面図である。MEGA60は、膜電極接合体10(以下、「MEA(Membrane Electrode Assembly)10とも呼ぶ)と、アノード側ガス拡散層14と、カソード側ガス拡散層15とが積層されることによって構成される。MEA10は、電解質膜11と、アノード触媒層12およびカソード触媒層13と、によって構成される。MEA10は、アノード側ガス拡散層14と、カソード側ガス拡散層15とによって挟持されている。
電解質膜11は、高分子電解質材料(例えば、フッ素樹脂)により形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜であり、湿潤状態で良好な電気伝導性を示す。アノード触媒層12とカソード触媒層13は、気孔を有する多孔質体で構成される。アノード触媒層12とカソード触媒層13は、触媒(例えば、白金)を担持した導電性粒子(例えばカーボン粒子)を、プロトン伝導性を有する高分子電解質で被覆して形成される。アノード触媒層12およびカソード触媒層13が備える高分子電解質は、電解質膜11を構成する高分子電解質と同種のポリマーであっても良く、異種のポリマーであっても良い。
アノード側ガス拡散層14およびカソード側ガス拡散層15は、ガス透過性および電子伝導性を有するシート状の多孔質な基材を用いられ、電子伝導性、ガス透過性および排水性を有する。アノード側ガス拡散層14およびカソード側ガス拡散層15は、例えば、カーボンクロスやカーボンペーパーなどのカーボン製部材により形成することができる。
図2には、MEGA60内の水の流通方向を表す矢印が模式的に示されている。具体的には、燃料電池から排出された水蒸気が循環してアノードガス供給口22からMEGA60にアノードガスとともに供給され(矢印Ai)、アノード側ガス拡散層14の内部を流通し(矢印An)、アノードガスの排出に伴ってアノードガス排出口24を通じて燃料電池の外部へ排出される(矢印Ao)。また、大気中に含まれる水蒸気がカソードガス供給口32からカソードガスの供給に伴って供給され(矢印Ci)、カソード側ガス拡散層15の内部を流通し(矢印Ct)、カソードガスの排出に伴ってカソードガス排出口34から燃料電池の外部へ排出される(矢印Co)。
燃料電池セル100のカソード側で生成される水の一部において、カソード側ガス拡散層15からアノード側ガス拡散層14へMEA10を介して、水分濃度の勾配に起因して移動する逆拡散が発生する(矢印Df)。一方、アノード側ガス拡散層14からカソード側ガス拡散層15には、プロトンの移動に伴った水分の移動が発生する(矢印Pr)。燃料電池セル100において、この逆拡散水や、加湿された反応ガス中の水分等を利用して、MEGA60の内部の含水量が管理されている。
図3は、本実施形態の燃料電池セル100の製造工程を表すフロー図である。図4は、本実施形態の燃料電池セル100の製造に用いられる製造装置1を模式的に表した説明図である。製造装置1は、図3のステップS10からステップS30までを実行する製造装置である。図4には、互いに直交するX,Y,Z方向を示す矢印が示されている。X方向およびY方向は、水平面に平行な方向であり、Z方向は、重力方向とは反対の方向である。また、本明細書において、X方向、Y方向、Z方向との表現は、それぞれX,Y,Z方向のプラス側の方向を表している。X,Y,Z方向を示す矢印は、他の図においても、図4と対応するように、必要に応じて図示される。以下、燃料電池セル100の製造工程について、図3とともに図4を参照して説明する。
図3のステップS10において、アノード側ガス拡散層14を形成するための湾曲するアノード側ガス拡散層の基材P106が準備される。本実施形態において、アノード側ガス拡散層の基材P106にはカーボンペーパーからなる部材が用いられる。長方形状の長尺なシートであるアノード側ガス拡散層の基材P106は、ロール状に巻かれてロール102を構成している(図4参照)。基材P106は、ロール102の回転によって一方向(X方向)に送り出される。ロール102によって送り出された基材P106は、加熱炉104に投入される。
加熱炉104は、一般的な焼成炉である。加熱炉104の内部では、基材P106の搬送方向と垂直な向き(Y方向)に向かうに従って温度が低くなるように280℃以上320℃以下の範囲において、温度の勾配が設定されている。加熱炉104に投入された基材P106において、Y方向の端部のうち、加熱炉104内の高い温度側で加熱された端部側と、低い温度側で加熱された端部側とでは熱膨張量の大きさが異なる。すなわち、基材P106のY方向の一方の端部は他方の端部に比べて熱膨張量が大きくなることによって、基材P106のX方向の二つの辺の長さに違いが生じる。その結果、基材P106は、X方向の二つの辺がY方向の同じ向きに湾曲した形状の基材P108となる(図4参照)。
加熱炉104から送り出された基材P108は、例えば、ローラー105まで搬送されるまでの間に、Z方向の表面上にMPL塗工液が塗工され、加熱炉によって乾燥および焼成される。MPL塗工液には、例えば、カーボンブラック等の導電性材料、親水性を付与するための界面活性剤、PTFEの撥水性樹脂等が含まれ、分散剤や増粘剤を配合される。MPL塗工液を塗工された基材P108は、加熱炉によってMPL塗工液を乾燥および焼成されることにより熱収縮を抑制され、湾曲した形状を維持する。
ローラー105の回転によって搬送された基材P108は、後述するローラー202、204によってX方向の両端を固定された状態で切断される(図4参照)。より具体的には、基材P108は、X方向の長さが予め定められた長さになるように、基材P108のY方向の向きに切断される。これにより、X方向を長手方向としY方向を短手方向とする長尺状のシートであって、長手方向の二つの辺が同じ向きに湾曲する長尺状のシートであるアノード側ガス拡散層の基材P108が得られる。基材P108の形状の詳細については後述する。
図3のステップS20において、基材P108は、ローラー202、204によって二つの湾曲する辺が直線に近づくようにして延伸される。図4には、基材P108が延伸される向きが矢印Ep1,Ep2で示されている。
ローラー202は、一対のローラーであり、基材P108を挟んで対向する位置にそれぞれ配される。ローラー202は、回転を停止した一対のローラーの相互の加圧によって基材P108の一端を把持する。また、ローラー202は、基材P108の搬送方向と逆向き(矢印Ep1)に移動する機構と、基材P108の搬送方向と垂直な方向(Z方向)を中心軸として予め定められた角度の範囲で回転する機構と、を備える。
ローラー204は、一対のローラーであり、基材P108を挟んで対向する位置にそれぞれ配される。ローラー204は、回転を停止した一対のローラーの相互の加圧によって基材P108の他端を把持する。また、ローラー204は、基材P108の搬送方向(矢印Ep2)に移動する機構と、基材P108の搬送方向と垂直な方向(Z方向)を中心軸として予め定められた角度の範囲で回転する機構と、を備える。
基材P108は、X方向の端部とX方向と逆向きの端部をローラー202、204の垂直方向の加圧によって把持される。X方向の両端を把持された基材P108は、ローラー202、204によるZ方向を中心軸とした回転により、把持されたX方向の両端の辺が互いに平行した状態となるように、X方向の両端を移動される。次に、基材P108は、ローラー202による矢印Ep1への移動とローラー204による矢印Ep2への移動とによって、長手方向(X方向)に平行な向きに延伸される。なお、ローラー202、204によるZ方向を中心軸とした回転と、矢印Ep1,Ep2への移動とは同時に実行されてもよい。これにより、基材の幅方向について基材の内部の空隙率に差が設けられたアノード側ガス拡散層の基材P206が得られる。基材P206の詳細については後述する。
図3のステップS30において、延伸されたアノード側ガス拡散層の基材P206と、MEA10とが接合される。基材P206は、ローラー202,204によって送り出されて圧着ロール304に至る(図4参照)。
圧着ロール304は、互いに対向する位置に配される一対の加熱式のローラーである。圧着ロール304は、加熱されたローラーを互いに対向する向きに加圧する機構を備える。ロール302は、長尺状のシートであるMEA10がロール状に巻かれたロールによって構成される。
ロール302から送り出されたMEA10と、基材P206とが、圧着ロール304による加熱と圧着により接合されて基材P306が得られる。基材P306を長方形のシート状に切断することによって、基材P308が得られる。
図3のステップS40において、基材P308は、別で用意されるカソード側ガス拡散層の基材と接合される。より具体的には、基材P308の面のうちカソード触媒層13の外表面と、カソード側ガス拡散層の基材とが、向かい合わせとなる状態で熱圧プレスによって接合される。この接合によって、MEGA60が形成される。
図3のステップS50において、燃料電池セル100が組み立てられる。具体的には、はじめに、接着剤を用いてMEGA60の端部と樹脂フレーム20とが接着され、MEGA60と樹脂フレーム20とを接合する。樹脂フレーム20と接合されたMEGA60と、アノードセパレータ40と、カソードセパレータ50とを積層して燃料電池セル100が組み立てられる。なお、複数の燃料電池セル100が積層されて、燃料電池スタックが製造される。樹脂フレーム20と接合されるMEGA60の端部の詳細については後述する。
図5は、湾曲するアノード側ガス拡散層の基材P108を模式的に表した平面図である。図5には、基材P108の幅方向の中心のうちの一点である中心Mdが図示されている。基材P108は、その湾曲する長手方向の二つの辺のうち基材P108の幅方向の中心Mdに向かって凸状に湾曲する辺Ey1と、基材P108の幅方向の中心Mdから離れる向きに凸状に湾曲する辺Ey2とを有する。基材P108は、その短手方向の二つの辺のうち基材P108の搬送方向(X方向)側の端部である辺Ex2と、搬送方向と逆側の端部である辺Ex1とを有する。上述したように、加熱炉104による基材P108を加熱する温度の差によって基材P108内の熱膨張量の差が生じ、MPL塗工液の塗工、乾燥および焼成によって、基材P108の辺Ey2は辺Ey1よりも長い状態で維持されている。
図6は、湾曲するアノード側ガス拡散層の基材を延伸して得られた基材P206を模式的に表した平面図である。基材P206は、短手方向の二つの辺のうちX方向の端部である辺Ex3と、短手方向の二つの辺のうちX方向と逆側の端部である辺Ex4と、Y方向の端部である辺Ey3と、Y方向と逆側の端部である辺Ey4とを有する。以下、図5とともに図6を参照して、アノード側ガス拡散層の基材の内部の空隙率に差を設ける工程の詳細について説明する。
湾曲する基材P108(図5参照)は、上述したように、ローラー202,204によって辺Ex1側の端部および辺Ex2側の端部を把持されて矢印Ep1,Ep2(図5参照)の向きに延伸される。このとき、基材P108は、基材P108の二つの湾曲する辺Ey1と、辺Ey2とがX方向と平行な向きの直線に近づくように延伸される。すなわち、延伸された基材P206の辺Ey3および辺Ey4は、延伸される前の基材P108の二つの湾曲する辺Ey1およびEy2が直線状に延伸されて得られる直線状の辺である(図6参照)。また、上述したように基材P108の湾曲する二つの辺(Ey1とEy2)において、辺Ey2の方が辺Ey1よりも長い。したがって、基材P108が直線状に延伸されるとき、基材P108の二つの辺において延伸される量は、辺Ey2よりも短い辺である辺Ey1の方が大きい。
基材P108(図5参照)は、ガス透過性および電子伝導性を有するシート状の多孔質な基材であり、長尺状のシートの面内において略均一な空隙率を備える。本実施形態において、基材P108の空隙率は、基材P108の全体積に対して65%で構成されている。なお、本明細書において、「空隙率」とは、いわゆるポロシティ(Porosity)であり、基材の予め定められた体積中に占める空間(空隙)の体積の割合のことを示す。
基材P108(図5参照)の体積は、延伸されることによって増加する。なお、この延伸されることによる基材の体積の増加とは、基材の物質の量の増加を示すのではなく、基材の外形の変化による体積の増加を示す。一方で、基材P108の内部では、炭素の結晶構造において部分的な破壊(rupture)が発生することによって、延伸された後の基材P206の体積に対する空隙率が増加する。この空隙率の増加量は、基材P108が延伸されることによって増加する体積の増加量によって異なる。すなわち、基材P206において辺Ey4側よりも延伸される量が大きい辺Ey3側の方が、空隙率の増加する量は大きくなる。第1実施形態において、基材P206の辺Ey3側の単位体積あたりの空隙率は85%であり、辺Ey4側の単位体積あたりの空隙率は65%である。以上のように、第1実施形態における基材P108を延伸させる工程(ステップS20)では、長さが異なる二つの湾曲する辺(Ey1、Ey2)が直線に近づくように基材P108を延伸させることによって、基材P206の幅方向について内部の空隙率に差が設けられる。
図5には、湾曲する基材P108の長手方向の二つの辺のうち辺Ey1の一端であるP1と他端であるP2とを結んだ仮想の直線である直線A2と、この直線A2から辺Ey1に含まれる一点までの最大距離A1とが示されている。上述したように、湾曲する基材P108は、アノード側ガス拡散層の基材の短手方向(Y方向)における加熱炉104による加熱温度の温度差によって生じる熱膨張の差を利用して形成される。第1実施形態のアノード側のガス拡散層の基材を準備する工程(ステップS10)において形成される湾曲する基材P108では、直線A2の長さと、最大距離A1との比率は、10×10-4の比率である。この比率によって湾曲する基材P108を延伸し、辺Ey1と辺Ey2が直線状になった時点で延伸を止めることによって、基材P206の幅方向について内部の空隙率に予め定められた差が設けられる。
しかし、ステップS10において形成される湾曲する基材の直線A2の長さと、最大距離A1との比率は、厳密に10×10-4の比率である必要は無い。直線A2の長さと、最大距離A1との比率は、19×10-4以下の比率であればよく、7×10-4から11×10-4の範囲であればより好ましい。
図6には、MEA10と接合されたあとに切断されて略長方形状の基材P308の一部となる部分が、二点鎖線によって模式的に示されている。図6には、基材P308の短手方向の両端である二つの端部Ec1、Ec2が示されている。端部Ec1は基材P206のうち空隙率の高い方の辺Ey3側の端部(以下、「第一の端部Ec1」とも呼ぶ)であり、端部Ec2は空隙率の低い方の辺Ey4側の端部(以下、「第二の端部Ec2」とも呼ぶ)である。すなわち、両端の空隙率に差がある基材P308が、MEA10およびカソード側ガス拡散層の基材と接合されることによって、アノード側のガス拡散層の内部の空隙率に差が設けられたMEGA60が得られる。
図3のステップS50では、MEGA60に含まれる基材P308のうち高い空隙率を有する第一の端部Ec1側(図6参照)が、燃料電池セル100が備える樹脂フレーム20の開口部20aのうち、アノードガス供給口22およびカソードガス排出口34を有する側の端部E1(図1参照)の位置となるように燃料電池セル100が組み立てられる。一方、基材P308のうち第一の端部Ec1側よりも低い空隙率を有する第二の端部Ec2側(図6参照)が、燃料電池セル100が備える樹脂フレーム20の開口部20aのうち、アノードガス排出口24およびカソードガス供給口32を有する側の端部E2(図1参照)の位置となるように、燃料電池セル100が組み立てられる。このように組み立てられた複数の燃料電池セル100を積層して、燃料電池スタックが製造される。
以上のように、第1実施形態の燃料電池セル100の製造方法であれば、燃料電池セル100のアノードガス供給口22に近い位置(図1の端部E1側)に、空隙率の高いアノード側ガス拡散層14(図6の第一の端部Ec1)が備えられる。そのため、MEGA60の内部において、アノードガス供給口22に近い位置のアノード側ガス拡散層14に対してカソード側ガス拡散層15からの水蒸気の移動(逆拡散)が促進される。また、燃料電池セル100のアノードガス排出口24に近い位置(図1の端部E2側)に空隙率の低いアノード側ガス拡散層14(図6の第二の端部Ec2)が備えられる。そのため、アノードガス排出口24からの水蒸気の放出が抑制されることができる。すなわち、燃料電池の発電時において、MEGA60内部での水蒸気の循環が促進されることによって、MEA10の乾燥が抑制されることができる。また、カーボン粒子を固着させる工程を含む燃料電池の製造方法に比べて、より簡易な方法によって電解質膜の乾燥が抑制されるため、コストの増大や単位時間あたりの生産量の低下を抑制することができる。
B.他の形態:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような形態での実施も可能である。
B1.他の形態1:
(1)上記実施形態において、燃料電池セル100は、発電領域において燃料ガスと酸化ガスとが交差して流通するクロスフロー方式であり、アノードガスの流通方向とカソードガスの流通方向とが互いに逆向きである。しかし、燃料電池セルは、これに限定されず、いわゆるカウンターフロー型のように、燃料電池セルの発電領域におけるアノードガスの流通方向とカソードガスの流通方向とが互いに逆向きの方向成分を含んでいればよい。
(2)上記実施形態において、アノード側ガス拡散層の基材にはカーボンペーパーからなる部材が用いられる。しかし、アノード側ガス拡散層の基材は、カーボンクロスのように他のカーボン製部材であってもよい。このような態様においては、延伸できる高弾性の部材を用いられることが好ましい。
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
1…製造装置
10…膜電極接合体(MEA)
11…電解質膜
12…アノード触媒層
13…カソード触媒層
14…アノード側ガス拡散層
15…カソード側ガス拡散層
20…樹脂フレーム
20a…開口部
22…アノードガス供給口
24…アノードガス排出口
32…カソードガス供給口
34…カソードガス排出口
40…アノードセパレータ
50…カソードセパレータ
100…燃料電池セル
102…ロール
104…加熱炉
105…ローラー
202…ローラー
204…ローラー
302…ロール
304…圧着ロール
A1…最大距離
A2…直線
Ai…矢印
An…矢印
Ao…矢印
Ci…矢印
Co…矢印
Ct…矢印
Df…矢印
E1…端部
E2…端部
Ec1…第一の端部
Ec2…第二の端部
Ep1…矢印
Ep2…矢印
Ex1…辺
Ex2…辺
Ex3…辺
Ex4…辺
Ey1…辺
Ey2…辺
Ey3…辺
Ey4…辺
Md…中心
P106…基材
P108…基材
P206…基材
P306…基材
P308…基材
Pr…矢印

Claims (1)

  1. 発電領域におけるアノードガスの流通方向とカソードガスの流通方向とが互いに逆向きの方向成分を含む燃料電池の製造方法であって、
    長尺状のアノード側のガス拡散層の基材であって、前記基材の幅方向における両側の二つの辺が前記基材の幅方向に沿った同じ向きに凸状に湾曲する基材を準備する工程と、
    前記基材における長手方向の両端が互いに離れるように前記基材を延伸させて、前記基材の幅方向について前記基材の内部の空隙率に差を設ける工程と、
    前記基材のうち高い空隙率を有する第一の端部側が、燃料電池セルのうちアノードガス供給口およびカソードガス排出口を有する側となるとともに、前記基材のうち前記第一の端部側よりも低い空隙率を有する第二の端部側が、前記燃料電池セルのうちアノードガス排出口およびカソードガス供給口を有する側となるように、前記燃料電池セルを組み立てる工程と、を備え、
    前記基材を準備する工程における前記基材は、前記長手方向の二つの辺のうち前記基材の幅方向の中心に向かって凸状に湾曲する辺の一端と他端とを結んだ直線の長さと、前記直線から前記凸状に湾曲する辺に含まれる一点までの最大距離との比率が、7×10-4から11×10-4の範囲のガス拡散層の基材である、燃料電池の製造方法。
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