JP6992415B2 - ロボットシステムの制御装置及びロボットシステム - Google Patents
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本発明の一形態は、パーツを収容するパーツ収容部と前記パーツ収容部を振動させる複数の振動アクチュエーターとを有するパーツフィーダーと、前記パーツ収容部からパーツを拾い上げるエンドエフェクターを有するロボットと、を備えるロボットシステムを制御する制御装置であって、前記パーツフィーダーを制御するパーツフィーダー制御部と、前記ロボットを制御するロボット制御部と、を備え、前記パーツフィーダー制御部は、前記複数の振動アクチュエーターの制御パラメーターをそれぞれ含む複数の制御コマンドの中から1つ以上の制御コマンドを選択し、選択した制御コマンドを前記パーツフィーダーに送信することによって、前記選択した制御コマンドに応じた動作を前記パーツフィーダーに行わせる。前記複数の振動アクチュエーターは、前記パーツ収容部の4つの隅の位置に固定された4つの振動アクチュエーターを含み、前記複数の制御コマンドは、前記パーツ収容部内で集合している複数のパーツを分離するセパレーション動作を前記パーツフィーダーに実行させるためのセパレーションコマンドと、前記パーツ収容部内のパーツの姿勢を変更する姿勢変更動作を前記パーツフィーダーに実行させるための姿勢変更コマンドと、を含む。
この制御装置によれば、振動アクチュエーターの制御パラメーターをそれぞれ含む複数の制御コマンドの中から1つ以上の制御コマンドを選択してパーツフィーダーに送信するので、パーツフィーダーの動作に適した制御パラメーターをパーツフィーダーに送信することができる。この結果、パーツの種類や形状に応じてパーツフィーダーを適切に動作させることが可能となる。或いは、パーツフィーダーからパーツを拾い上げる作業の効率を向上させることが可能となる。
この制御装置によれば、セパレーションコマンドを用いてパーツを互いに分離することにより、パーツフィーダーからパーツを拾い上げる作業の効率を向上させることが可能である。
この制御装置によれば、姿勢変更コマンドを利用してパーツの姿勢を変更することにより、パーツを拾い上げる作業の効率を向上させることが可能である。
この制御装置によれば、セパレーションコマンドでは、姿勢変更コマンドよりも振動アクチュエーターの振動継続期間が長く設定されているので、パーツ同士をうまく分離することが可能である。
この制御装置によれば、画像認識によってパーツ収容部内のパーツを認識するので、認識された結果に応じた制御コマンドをパーツフィーダーに送信して適切に動作させることが可能である。
この制御装置によれば、パーツ収容領域を、補給区画とピッキング区画とを含む複数の区画に仮想的に区分し、ピッキング区画からパーツを拾い上げるようにしたので、パーツを拾い上げる作業の効率を向上させることが可能である。また、画像認識によってピッキング区画にパーツが存在しないことが認識された場合にピッキング区画以外の区画からピッキング区画にパーツを移動させるので、ピッキング区画にパーツを適切に移動させることが可能となる。
この制御装置によれば、姿勢変更コマンドによって、パーツの姿勢を、拾い上げ不可能な姿勢から拾い上げ可能な姿勢に変更することが可能である。
この制御装置によれば、フィードコマンドを用いて、補給区画、中間区画、ピッキング区画の順に、パーツを適切に移動させることが可能である。また、ピッキング区画におけるパーツの拾い上げ作業と、補給区画へのパーツの補給作業とを効率良く行うことが可能である。
この制御装置によれば、エンドエフェクターの把持機構と外周壁との干渉を低減できるので、パーツの拾い上げ作業の効率を向上することが可能である。
この制御装置によれば、エンドエフェクターの把持機構がパーツを把持するために使用する付加領域を考慮して把持可能パーツを認識するので、把持機構で把持できないパーツを把持対象のパーツと認識することを防止することができ、パーツの拾い上げ作業の効率を向上させることが可能である。
この制御装置によれば、認識処理と画像更新処理との繰り返しによって、より多数のパーツを把持可能パーツとして認識できるので、パーツの拾い上げ作業の効率を向上させることが可能である。
この制御装置によれば、2つのピックアップ機構を用いてパーツを拾い上げる作業の効率を向上させることが可能である。
この制御装置によれば、第2ピックアップ機構でパーツを把持する効率を向上させることが可能である。
この制御装置によれば、振動信号の周波数と振幅と振動継続時間に従って、パーツの種類に適した動作をパーツフィーダーに行わせることができるので、パーツの拾い上げ作業の効率を向上させることが可能である。
この制御装置によれば、適切な制御パラメーターを予め不揮発性メモリーに記憶しておくので、これらの制御パラメーターを用いてパーツフィーダーを効率的に動作させることができ、パーツの拾い上げ作業の効率を向上させることが可能である。
このロボットシステムによっても、パーツの種類や形状に応じてパーツフィーダーを適切に動作させることが可能となる。或いは、パーツフィーダーからパーツを拾い上げる作業の効率を向上させることが可能となる。
図1は、第1実施形態におけるロボットシステムの概念図である。このロボットシステムは、架台700に設置されており、ロボット100と、制御装置200と、ティーチングペンダント300と、パーツフィーダー400と、ホッパー500と、パーツトレイ600とを備えている。ロボット100は、架台700の天板710の下に固定されている。パーツフィーダー400と、ホッパー500と、パーツトレイ600は、架台700のテーブル部720に載置されている。ロボット100は、ティーチングプレイバック方式のロボットである。ロボット100を用いた作業は、予め作成された教示データに従って実行される。このロボットシステムには、直交する3つの座標軸X,Y,Zで規定されるシステム座標系Σsが設定されている。図1の例では、X軸とY軸は水平方向であり、Z軸は鉛直上方向である。教示データに含まれる教示点やエンドエフェクタの姿勢は、このシステム座標系Σsの座標値と各軸回りの角度で表現される。
(1)振動信号の周波数
(2)振動信号の振幅
(3)振動信号の位相
(4)振動継続時間
「振動信号」とは、パーツフィーダー400の制御部422から個々の振動アクチュエーター424に与えられる信号であり、この振動信号に応じて個々の振動アクチュエーター424が振動する。
(1)振動信号の周波数:パーツPPの動きを活発化させることが可能な周波数(例えばパーツ収容領域412の共振周波数)。
(2)振動信号の振幅:パーツPPをパーツ収容領域412上を滑るように移動させることが可能な振幅。
(3)振動信号の位相:複数の振動アクチュエーター424で同位相。
(4)振動継続時間:パーツPPを1つの区画から隣の区画に移動させることが可能な時間。
(1)振動信号の周波数:パーツPPの動きを活発化させることが可能な
周波数(例えばパーツ収容領域412の共振周波数)。
(2)振動信号の振幅:パーツPPがパーツ収容領域412から外部に飛び出さない限度で可能な限り大きな振幅。
(3)振動信号の位相:複数の振動アクチュエーター424で同位相。
(4)振動継続時間:中間区画RBに集合したパーツPPを複数の区画RA~RCにほぼ均一に分散させることが可能な時間。
(1)振動信号の周波数:パーツPPの動きを活発化させることが可能な周波数(例えばパーツ収容領域412の共振周波数)。
(2)振動信号の振幅:パーツPPがパーツ収容領域412から外部に飛び出さない限度で可能な限り大きな振幅。
(3)振動信号の位相:複数の振動アクチュエーター424で同位相。
(4)振動継続時間:可能な限り短く、かつ、パーツPPが裏返る数が多くなる時間。
フリップコマンドでは、セパレーションコマンドよりも振動継続期間が短く設定されている。すなわち、セパレーションコマンドは、フリップコマンドよりも振動アクチュエーター424の振動継続期間が長く設定されている。
(1)振動信号の周波数:パーツPPの動きを活発化させるのに適した周波数(例えばパーツ収容領域412の共振周波数)。
(2)振動信号の振幅:パーツPPがパーツ収容領域412から外部に飛び出さない限度で可能な限り大きな振幅。
(3)振動信号の位相:一方の端部にある振動アクチュエーター424と、他方の端部にある振動アクチュエーター424で逆位相。
(4)振動継続時間:センタリング動作の目的に適した時間。
「センタリング動作の目的」としては、例えば、(a)図4Bで説明したセパレーション動作の前処理としてパーツPPをパーツ収容領域412の中央に集合させること、及び、(b)セパレーション動作の後でパーツ収容領域412の外周にある干渉領域(第3実施形態で説明する)に存在するパーツPPをパーツ収容領域412の内部に向けて移動させること、という2つ異なる目的を設定可能である。目的が異なるセンタリング動作の振動継続時間は、それぞれの目的に応じた適切な時間に設定される。
nParts:ピッキング区画RA内での表向きパーツPPfの検出個数。
nPartsBack:ピッキング区画RA内での裏向きパーツPPbの検出個数。
syncLock:パーツフィーダー制御とロボット制御の同期制御パラメーター。syncLockがtrueの場合にはロボット100の拾い上げ動作が禁止され、syncLockがfalseの場合にはロボット100の拾い上げ動作が許可される。
nFeed:フィード動作のカウンター値。
N412:パーツ収容領域412の区画数。本実施形態ではN412=3である。
図9は、第2実施形態におけるパーツフィーダー制御のフローチャートである。図6に示した第1実施形態のフローチャートとの違いは、ステップS170とステップS190が削除されている点だけであり、他のステップは図6と同一である。
図10は、第3実施形態におけるロボットシステムの概念図である。このロボットシステムは、エンドエフェクター160bを除いて第1実施形態(図1)のロボットシステムと同一である。エンドエフェクター160bは、把持機構164を用いてパーツを把持して拾い上げるグリッパーである。
図15は、第4実施形態におけるパーツフィーダー制御のフローチャートである。図11に示した第3実施形態のフローチャートとの違いは、ステップS150の後にステップS155が追加されている点だけであり、他のステップは図11と同一である。ステップS155では、バックフィード動作が実行される。このバックフィード動作は、ステップS150で実行したフィード動作と逆方向にパーツを移動させる動作である。このバックフィード動作の時間は、ステップS150におけるフィード動作の時間よりも短いことが好ましい。
Ru=Sp/Se …(1)
ここで、Spは端部領域EA内におけるパーツPPの面積の合計、Seは端部領域EAの面積である。例えば、パーツPPが黒い画像として認識される場合には、パーツ面積Spは端部領域EA内の黒画素の数として算出可能である。
プラットフォーム内にピックアップ可能な状態でパーツが分散している状態。
<状態2:空状態>
プラットフォーム内にパーツが1つも無い状態。
<状態3:ピック位置偏在状態>
プラットフォームの端部にパーツが偏在している状態。この状態3は、図16で説明した状態に相当する。
<状態4:パーツ残数過大状態>
パーツの残数が適正数よりも20%以上多い状態。
<状態5:パーツ残数過小状態>
パーツの残数が適正数よりも20%以上少ない状態。
<状態6:裏パーツ残数過大状態>
裏パーツの数が適正数よりも10%以上多い状態。
<状態7:ピック可能パーツ無し状態>
プラットフォーム内にパーツは存在するが、ピックアップすべきパーツが存在せず、他の種類のパーツのみが存在する状態。
図18は、第5実施形態におけるロボットシステムの概念図である。このロボットシステムは、エンドエフェクター160cを除いて第1実施形態(図1)及び第3実施形態(図10)のロボットシステムと同一である。エンドエフェクター160cは、2つの把持機構164を用いて2個のパーツを把持して拾い上げることが可能なダブルハンドのグリッパーである。
(1)ピックアップコストの計算方法1
第1の把持可能パーツPP1を第1把持機構164aで把持した状態(図20A)から、第2把持機構164bの近傍にある1つ以上のパーツPPについて、第2把持機構164bで把持するために要するロボット100の軌跡を算出し、その軌跡の移動に要する時間をピックアップコストとする。
(2)ピックアップコストの計算方法2
第1の把持可能パーツPP1を第1把持機構164aで把持した状態(図20A)から、第2把持機構164bの近傍にある1つ以上のパーツPPについて、第2把持機構164bと各パーツPPの距離を算出し、その距離をピックアップコストとする。
(3)ピックアップコストの計算方法3
第1の把持可能パーツPP1を第1把持機構164aで把持した状態(図20A)から、第2把持機構164bの近傍にある1つ以上のパーツPPについて、第2把持機構164bで把持するために要するエンドエフェクター160cの回転角度(ねじり関節J4の回転角度)を算出し、その回転角度をピックアップコストとする。
図21は、パーツフィーダー400の制御パラメーターの初期設定のフローチャートであり、図22A~図22Eは、図21のステップS420~S450の処理内容を示す説明図である。この処理は、前述したロボット100によるパーツPPの拾い上げ作業を行う前に実行される。また、この処理は、カメラ430でパーツ収容領域430内のパーツPPの画像を取得し、その画像を制御パラメーター設定部215が解析することによって実行される。
Claims (14)
- パーツを収容するパーツ収容部と前記パーツ収容部を振動させる複数の振動アクチュエーターとを有するパーツフィーダーと、前記パーツ収容部からパーツを拾い上げるエンドエフェクターを有するロボットと、を備えるロボットシステムを制御する制御装置であって、
前記パーツフィーダーを制御するパーツフィーダー制御部と、
前記ロボットを制御するロボット制御部と、
を備え、
前記パーツフィーダー制御部は、前記複数の振動アクチュエーターの制御パラメーターをそれぞれ含む複数の制御コマンドの中から1つ以上の制御コマンドを選択し、選択した制御コマンドを前記パーツフィーダーに送信することによって、前記選択した制御コマンドに応じた動作を前記パーツフィーダーに行わせ、
前記複数の振動アクチュエーターは、前記パーツ収容部の4つの隅の位置に固定された4つの振動アクチュエーターを含み、
前記複数の制御コマンドは、前記パーツ収容部内で集合している複数のパーツを分離するセパレーション動作を前記パーツフィーダーに実行させるためのセパレーションコマンドと、前記パーツ収容部内のパーツの姿勢を変更する姿勢変更動作を前記パーツフィーダーに実行させるための姿勢変更コマンドと、を含む、制御装置。 - 請求項1に記載の制御装置であって、
前記セパレーションコマンドと前記姿勢変更コマンドのそれぞれは、前記複数の振動アクチュエーターを振動させるコマンドであり、前記セパレーションコマンドでは、前記姿勢変更コマンドよりも前記振動アクチュエーターの振動継続期間が長く設定されている、制御装置。 - 請求項1又は2に記載の制御装置であって、
前記パーツ収容部内のパーツの画像を撮像するカメラで取得された画像を使用して、前記パーツ収容部内のパーツを認識する画像認識を実行する画像認識部を備え、
前記パーツフィーダー制御部は、前記画像認識の結果を用いて前記複数の制御コマンドの中から1つ以上の制御コマンドを選択して前記パーツフィーダーに送信する、制御装置。 - 請求項3に記載の制御装置であって、
前記画像認識部は、前記パーツ収容部のパーツ収容領域を、パーツ補給装置からパーツの補給を受ける補給区画と、前記エンドエフェクターがパーツの拾い上げを行うピッキング区画と、を含む複数の区画に仮想的に区分し、
前記画像認識によって前記ピッキング区画にパーツが存在することが認識された場合には、前記ロボット制御部が、前記認識されたパーツを前記エンドエフェクターによって拾い上げるように前記ロボットを制御し、
前記画像認識によって前記ピッキング区画にパーツが存在しないことが認識された場合には、前記パーツフィーダー制御部が、前記ピッキング区画以外の区画から前記ピッキング区画にパーツを移動させるフィードコマンドを前記パーツフィーダーに送信する、制御装置。 - 請求項4に記載の制御装置であって、
前記画像認識によって前記ピッキング区画に拾い上げ不可能なパーツのみが存在することが認識された場合には、前記パーツフィーダー制御部が、前記パーツの姿勢を変更させる前記姿勢変更コマンドを前記パーツフィーダーに送信する、制御装置。 - 請求項4又は5に記載の制御装置であって、
前記複数の区画は、更に、前記補給区画と前記ピッキング区画の間に設けられた中間区画を含み、
前記フィードコマンドは、前記補給区画に存在するパーツを前記中間区画に移動させて停止させるとともに、前記中間区画に存在するパーツを前記ピッキング区画に移動させて停止させる動作を前記パーツフィーダーに実行させる、制御装置。 - 請求項3に記載の制御装置であって、
前記パーツ収容部は、パーツ収容領域と、前記パーツ収容領域の外周に設けられた外周壁とを有し、前記パーツ収容領域の外周部分には、前記エンドエフェクターの把持機構と前記外周壁とが干渉する干渉領域が存在し、
前記パーツフィーダー制御部は、前記セパレーションコマンドによってパーツの分離を行った後に、前記干渉領域に存在するパーツを前記パーツ収容領域の内部に向けて移動させるセンタリングコマンドを前記パーツフィーダーに送信し、
前記センタリングコマンドに応じて、前記4つの振動アクチュエーターのうち、前記パーツ収容部の一方の端部にある2つの振動アクチュエーターが、他方の端部にある2つの振動アクチュエーターと180度異なる位相で振動する、制御装置。 - 請求項7に記載の制御装置であって、
前記画像認識部は、
前記カメラで取得された画像において、各パーツの外縁の複数の箇所に、前記エンドエフェクターの把持機構がパーツを把持するために使用する付加領域を設定する設定処理と、
前記画像において、前記付加領域が他のパーツと重なっていないパーツを把持可能パーツとして認識する認識処理と、
を実行し、
前記ロボット制御部は、前記把持可能パーツを前記エンドエフェクターの前記把持機構で把持して拾い上げるように前記ロボットを制御する、制御装置。 - 請求項8に記載の制御装置であって、
前記画像認識部は、
前記認識処理の後、前記把持可能パーツを前記把持機構で把持して拾い上げる前に、前記画像から前記把持可能パーツを消去することによって前記画像を更新する画像更新処理と、
前記更新された画像を用いて、前記認識処理と前記画像更新処理とを繰り返す処理と、
を実行するとともに、
前記認識処理と前記画像更新処理との繰り返しの際に個々のパーツが前記把持可能パーツとして認識された順番を登録し、
前記ロボット制御部は、前記順番に従って前記パーツを前記エンドエフェクターの前記把持機構で把持して拾い上げるように前記ロボットを制御する、制御装置。 - 請求項4~6のいずれか一項に記載の制御装置であって、
前記エンドエフェクターは、第1ピックアップ機構と第2ピックアップ機構とを有し、
前記画像認識部は、
前記ピッキング区画内に存在するパーツのうちで、1つのパーツを前記第1ピックアップ機構で拾い上げ可能な第1のピックアップ可能パーツとして認識する処理と、
前記第1のピックアップ可能パーツを前記第1ピックアップ機構で保持した状態において前記第2ピックアップ機構で拾い上げ可能な第2のピックアップ可能パーツを認識する処理と、
を実行する、制御装置。 - 請求項10に記載の制御装置であって、
前記画像認識部は、前記第2のピックアップ可能パーツを認識する処理において、前記第1のピックアップ可能パーツを前記第1ピックアップ機構で保持した状態において前記第2ピックアップ機構で拾い上げ可能となる1つ以上のパーツに対して、予め定められた計算方法に従ってピックアップコストをそれぞれ計算し、前記ピックアップコストに従って前記第2のピックアップ可能パーツを選択する、制御装置。 - 請求項1~11のいずれか一項に記載の制御装置であって、
前記制御パラメーターは、前記振動アクチュエーターに供給する振動信号の周波数と、前記振動信号の振幅と、振動継続時間と、を含む、制御装置。 - 請求項12に記載の制御装置であって、
前記複数の振動アクチュエーターの制御パラメーターを予め記憶する不揮発性メモリーを有し、
前記不揮発性メモリーに記憶された前記制御パラメーターは、
(a)前記複数の振動アクチュエーターそれぞれの振動強度のバランスと、
(b)前記パーツ収容部内に存在するパーツの動きを活発化させることが可能な前記振動信号の周波数と、
(c)前記パーツ収容部内に存在するパーツが前記パーツ収容部の外部に飛び出すことを防止することが可能な前記振動信号の振幅と、
を含む、制御装置。 - パーツを収容するパーツ収容部と前記パーツ収容部を振動させる複数の振動アクチュエーターとを有するパーツフィーダーと、
前記パーツ収容部からパーツを拾い上げるエンドエフェクターを有するロボットと、
前記パーツフィーダー及び前記ロボットに接続された請求項1~13のいずれか一項に記載の制御装置と、
を備えるロボットシステム。
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