JP6992235B2 - オスコネクタ及びコネクタシステム - Google Patents

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Description

本発明は、オスコネクタ及びコネクタシステムに関する。
近年、がん患者数の増加に伴い抗がん剤治療が増加しており、この抗がん剤の取扱いにおいて医療従事者が意図しない被ばくをすることがないよう、抗がん剤の暴露対策が課題となっている。
かかる抗がん剤治療を行う際には、輸液バックへ抗がん剤を添加する調剤工程が必要であり、例えば、シリンジ内の溶液をバイアル瓶へ注入して、瓶内の抗がん剤を溶解または希釈し、該溶解液をシリンジに戻し、該シリンジからバイアル瓶と輸液バッグとを交換し、該輸液バッグに該溶解液を移すという手順で行われる。
従来、以上の調剤工程において、抗がん剤が暴露しないようにするために、シリンジにオスコネクタを接続し、バイアル瓶と輸液バッグとにそれぞれメスコネクタを接続したコネクタシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2016-535636号公報
このコネクタシステムに用いられるオスコネクタは、下端がメスコネクタを挿入可能に開口するとともに上端が蓋部により閉塞された外筒部と、前記外筒部の軸線上に設けられ、該蓋部下面から延びる針管と該蓋部上面に形成され前記針管の上端と連通されたシリンジ取付け部と、前記外筒部内に摺動可能に設けられた内筒部と、該内筒部の下端を閉塞する膜と、前記内筒部の上端と前記蓋部と間に配置され内筒部を下方に付勢する圧縮ばねとを備えている。
上記オスコネクタは、メスコネクタ挿入前は、圧縮ばねによって膜が針管の先端よりも下方に位置し、該膜によって下端を閉塞することで針管がオスコネクタ外に露出しないように構成されている。そして、バイアル瓶が取り付けられたメスコネクタが挿入されると、該メスコネクタの上端でオスコネクタの内筒部が押し込まれ、針管の先端によってオスコネクタの膜が貫通され、バイアル瓶とシリンジとが連通される。さらに、薬剤をシリンジに移した後、バイアル瓶と輸液バッグとを交換するために、バイアル瓶が取り付けられたメスコネクタをオスコネクタから外すと、オスコネクタの内筒部は、圧縮ばねによって付勢され、内筒部を閉塞していた膜は針管の先端より下方に移動する。この結果、針管は、上端が閉塞された外筒部と下端が閉塞された内筒部によって閉じられた空間に配置される。
しかしながら、前記内筒部の膜は、針管によって貫通され貫通孔が形成されているため、針管の先端に残った薬液が、該貫通孔を通じて下方に垂れたり、或いは、気化した薬液が外部に漏れるおそれがある。
本発明は、以上の点に鑑み、薬物の封止性を向上することができるオスコネクタを提供することを目的とする。
[1]上記目的を達成するため、本発明のオスコネクタは、
筒状のオス側本体部と、該オス側本体部の上端部を閉鎖する蓋部と、前記オス側本体部の下端部に形成されメスコネクタが接続される開口部とを有するオスコネクタであって、
前記蓋部には、前記オス側本体部の軸線上に沿って、上面に設けられた接続部と下面に設けられ前記メスコネクタに対して相対移動可能な針管とを連通させる蓋部貫通孔が形成され、
前記オス側本体部は、該オス側本体部の下部を開閉可能に閉鎖する閉鎖機構を有し、
前記閉鎖機構は、円筒状の外筒部と、該外筒部の内周に沿って相対移動可能な内筒部と、前記外筒部に対する前記内筒部の相対移動に応じて変位して該外筒部または該内筒部の下部を開閉するドア部を有することを特徴とする。
本発明の針管は、オス側本体部の開口部に接続されたメスコネクタの上方において、筒状のオス側本体部と該オス側本体部の上端部を閉鎖する蓋部と該オス側本体部の下部を開閉可能に閉鎖する閉鎖機構とによって形成された閉じられた空間に配置されている。そして、閉鎖機構はそれ自体を構成する前記外筒部に対する前記内筒部の相対移動に応じて変位して下部のドア部が開閉する。したがって、ドア部を開けてから前記メスコネクタまで針管を下方に移動させ、蓋部に設けられた接続部に接続した輸液バッグなどから薬液を注入、或いは、該輸液バッグなどに溶解・希釈した薬液を戻すことができる。
そして、針管を元の位置に戻してから、内筒部を前記相対移動と逆方向に移動させることで、ドア部を閉じることで、該針管を閉じられた空間に収容することができる。
したがって、本発明のオスコネクタによれば、薬物の封止性を向上することができる。
[2]また、本発明のオスコネクタにおいて、
前記外筒部に対する前記内筒部の相対移動は、前記外筒部に対する前記内筒部の回動であって、
前記内筒部は、該内筒部から内方に延びて前記軸線の側方位置で前記ドア部を支持するとともに弾性を有し前記ドア部を閉方向に付勢するアームを備え、
前記外筒部は、該外筒部から前記内筒部の内側に吊り下げられるように設けられ前記内筒部の下端部を塞ぐとともに前記針管が通過可能な貫通孔が前記軸線上に形成されたベース部と、該ベース部の前記貫通孔の外側に設けられ前記ドア部を開方向に摺動可能にガイドする直線状のガイドレールとを備えることが好ましい。
かかる構成によれば、ドア部は、該ドア部を閉じ方向に付勢するアームによって支持されているため、ベース部に設けられた貫通孔を封じることができる。そして、前記外筒部に対して前記内筒部を回動させると、ドア部は、該内筒部に設けられたアーム部に牽引されて内筒部とともに回動しようとする。ところが、該ドア部は、外筒部に設けられたベース部のガイドレールにガイドされているため、前記ドア部の回転運動は、アーム部を自身の弾性によって変形させながら、ガイドレールに沿った直線上の摺動運動に変換され、この結果、ドア部は貫通孔上から移動し閉鎖機構が開かれる。
したがって、この構成によれば、簡易な構成により薬物の封止性を向上することができる。
[3] また、本発明のオスコネクタを含むコネクタシステムにおいては、
前記内筒部の下端部には、前記メスコネクタの周方向の移動を規制するようにメスコネクタを固定する固定部が設けられていることが好ましい。
かかる構成によれば、前記内筒部に設けられた固定部にメスコネクタを取り付けると、内筒部に対するメスコネクタの周方向の移動が規制されるため、取り付けたメスコネクタを前記外筒部と相対的に回動させることで、内筒部を容易に回動させることができる。
[4] また、本発明のコネクタシステムにおいては、
メスコネクタは、前記内筒部に挿入される円筒状の挿入部と、該挿入部から側方に突出して前記外筒部及び前記内筒部とに嵌合するピンとを備え、
前記外筒部は、前記メスコネクタが前記オスコネクタから抜けることを防止する抜止めを備え、前記抜止めは、前記外筒部の下端部から前記軸線方向に沿って形成される縦溝及び該縦溝の上端から周方向に形成される横溝によって構成される側面視L字状の外筒L字溝からなり、
前記固定部は、前記内筒部の下端部から前記軸方向に沿って形成され、前記外筒L字溝の前記縦溝に重なる内筒縦溝からなることが好ましい。
かかる構成を備えるコネクタシステムでは、オスコネクタにメスコネクタを接続するために、まず、縦溝及び内筒縦溝の各上端まで、縦溝及び内筒縦溝に嵌合させたメスコネクタのピンを前進させながら、オスコネクタの内筒部に挿入部を挿入する。この結果、ピンは、メスコネクタの内筒縦溝によって、内筒部に対するメスコネクタの周方向の移動が規制された状態になる。
次いで、メスコネクタを前記外筒部と相対的に回動させると、メスコネクタのピンは、外筒部の横溝に沿って移動して外筒L字溝に抜け止めされた状態となると同時に、ピンによって内筒部は回動され、上述の通り、閉鎖機構を開状態にすることができる。
したがって、この構成によれば、メスコネクタをオスコネクタに挿入して回動させるだけで、メスコネクタをオスコネクタに接続するとともに、閉鎖機構を開状態にすることができる。
[5] また、本発明のコネクタシステムにおいては、
前記オス側本体部は、前記蓋部で上端部が閉鎖された筒状の上筒部と、該上筒部に軸方向へ摺動可能に設けられた中筒部と、該中筒部に軸方向へ摺動可能に設けられた下筒部と、該下筒部の下部に設けられた前記閉鎖機構とを備え、
前記閉鎖機構は、前記外筒部の上端部に外側へ突出するように形成された外筒フランジ部を備え、
前記上筒部は、外周面に外側へ突き出して揺動可能に設けられ下端部が内側に突出するとともに前記中筒部及び前記下筒部を摺動させて前記オス側本体部を最も短くした状態で前記外筒フランジ部に係止可能な爪部を備えていることが好ましい。
かかる構成を備えるコネクタシステムでは、中筒部及び下筒部を上筒部側に摺動させてオス側本体部を最も短くした状態で、上筒部の爪部を閉鎖機構の外筒フランジ部に係止することで、オス側本体部を短くした状態に維持することができる。
本実施形態のコネクタシステムを示す斜視図。 図1のオスコネクタを示すII-II線断面図。 本実施形態の閉鎖機構を示す分解斜視図。 本実施形態の閉鎖機構を示す斜視図。 図1のメスコネクタを示すV-V線断面図。 図6Aはピンを縦溝及び内筒縦溝に引っ掛ける前の状態を示す作用図である。図6Bはピンを縦溝及び内筒縦溝に引っ掛けメスコネクタを回動させる前の状態を示す作用図である。図6Cはメスコネクタを回動させピンが横溝に係止された状態を示す作用図である。 図7Aはドア部が閉じた状態を示す作用図である。図7Bは内筒部が少し回動しドア部が開く途中の状態を示す作用図である。図7Cはドア部が開いた状態を示す作用図である。 図8Aはオスコネクタにメスコネクタを接続する前の状態を示す作用図である。図8Bはオスコネクタの内筒部にメスコネクタの挿入部を挿入させた状態を示す作用図である。図8Cはドア部が開いた状態を示す作用図である。 図9Aは針管用筒部をメスコネクタの開口に差し込んだ状態を示す作用図である。図9Bは針管をメスコネクタの第2弁に貫通させた状態を示す作用図である。図9Cは針管を及び針管用筒部をオスコネクタ内に戻した状態を示す作用図である。 本実施形態のオスコネクタにメスコネクタを接続した状態の要部断面図である。
図を参照して、本発明の実施形態のコネクタシステム1を詳しく説明する。図1に示すように、コネクタシステム1は、オスコネクタ10と、該オスコネクタ10に接続可能なメスコネクタ50とを備えている。オスコネクタ10及びメスコネクタ50は、樹脂製である。
図1及び図2に示すように、オスコネクタ10は、筒状のオス側本体部11と、該オス側本体部11の上端部を閉鎖する蓋部12と、オス側本体部11の下端部に形成されメスコネクタが接続される開口部13と、蓋部12に回動可能に設けられた端子部2とを備えている。端子部2には、オス側本体部11の軸方向に貫通する端子部貫通孔2aが形成されており、輸液バッグからの生理食塩水等を導くチューブ(不図示)が接続される。
オス側本体部11は、蓋部12で上端部が閉鎖された筒状の上筒部14と、該上筒部14に軸方向へ摺動可能に設けられた中筒部15と、該中筒部15に軸方向へ摺動可能に設けられた下筒部16と、該下筒部16の下部を開閉可能に閉鎖する閉鎖機構30とを備えている。
閉鎖機構30は、円筒状の外筒部31と、該外筒部31の内周に沿って回動可能な内筒部32とを備えている。外筒部31の下端部には、メスコネクタ50がオスコネクタ10から抜けることを防止する抜止め33が設けられている。内筒部32の下端部には、メスコネクタ50と共に内筒部32を回動させるために、メスコネクタ50の周方向の移動を規制するようにメスコネクタ50を内筒部32に固定する溝状の固定部34が設けられている。
メスコネクタ50は、筒状のメス側本体部51と、該メス側本体部51の外径よりも小さい径に形成されオスコネクタ10の内筒部32に挿入される円筒状の挿入部52と、該挿入部52から側方に突出し外筒部31の抜止め33及び内筒部32の固定部34に嵌合する一対のピン53と、挿入部52の上端を閉鎖するように設けられた端部54と、該端部の中央に形成された開口55と、該開口55を開閉する第1弁部56とを備えている。
以下、オスコネクタ10の具体的構成について説明する。
上筒部14には、蓋部12が一体的に形成されている。蓋部12は、オス側本体部11の軸線上に沿って、上面12aに接続部17が形成され、下面12bに針管固定部18aが形成されている。針管固定部18aには、針管3が挿入され固定される蓋部貫通孔18が形成されている。
接続部17には、端子部2の一部が挿入されるOリング19と、該Oリング19を押さえる押さえ部材21とが備えられている。
上筒部14は、下部に内側へ突出するように形成されている上筒係止部22と、下端部から上方へ切り込むように形成されている上筒スリット14aと、下部に外側へ突き出して揺動可能に形成されている爪部14bとを備えている。
中筒部15は、上部に外側へ突出するように形成されている中筒フランジ部23と、下部に内側へ突出するように形成されている中筒係止部24と、下端部から上方へ切り込むように形成されている中筒スリット15aとを備えている。
また、中筒部15は、上部に形成され中筒フランジ部23と連続する天板部27と、該天板部27の中央に形成された天板貫通孔27aと、該天板貫通孔27aの縁から下方に延びるように形成され針管3の外周方向を囲う針管用筒部28と、該針管用筒部28の先端に形成され針管3が通過可能な針管用開口部28aとを備えている。針管用筒部28の先端部には、針管3の先端部を突き刺すように収納可能なゴム部材29が備えられている。
下筒部16は、該下筒部16の上部に外側へ突出するように形成されている下筒フランジ部25と、該下筒部16の下部に外側へ突出するように形成されている下筒係止部26と、該下筒部16に下端部から上方へ切り込むように形成されている下筒スリット16aとを備えている。
図2~図4に示すように、閉鎖機構30は、円筒状の外筒部31と、該外筒部31の内周に沿って相対移動可能な内筒部32と、外筒部31に対する内筒部32の相対移動に応じて変位して該外筒部31または該内筒部32の下部を開閉する一対のドア部41を備える。本実施形態では、外筒部31に対する内筒部32の相対移動は、外筒部31に対する内筒部32の回動である。
外筒部31は、該外筒部31の上端部に外側及び内側へ突出するように形成されている外筒フランジ部31aと、外筒部31の上部の側壁を貫通するように形成されている矩形状の固定孔31bと、外筒部31の下部の側壁を側面視L字状に切り抜くように形成されている抜止め33とを備えている。
円板吊り部37は、環状に形成されている上部円板部35と、該上部円板部35から下方に吊り下がるように形成されている一対の吊下げ部36と、該吊下げ部36の下面に形成されている穴36aと、上部円板部35の中央を上下に貫通するように形成されている円板貫通孔35aと、該円板貫通孔35aの縁に設けられ弾性を有し環状に形成されている環状ゴム35bと、上部円板部35の外周に形成されている爪35cとを備えている。
ベース部38は、環状に形成されている環状板部39と、該環状板部39から上方に突出する一対のガイドレール42と、該ガイドレール42の外側にて環状板部39から上方に延びる一対の柱部43とを備えている。この環状板部39には、中央に貫通孔39aが形成され、該貫通孔39aを挟むように一対の柱部43が平行に延びている。
内筒部32は、該内筒部32の内周に形成されている一対のアーム44と、該アーム44の先端部に上下に貫通するように形成されている支持穴44aと、内筒部32の側壁に矩形状に形成された一対の切欠き48とを備えている。アーム44は、切欠き48の周方向の一端から、切欠き48に沿って延びてから内周方向に屈曲してさらに延び、全体として略L字状を形成している。切欠き48は、後述するように、アーム44が広がった際に該アーム44の一部を収納するように形成されている。
ドア部41は、平面視で半月状であって、上面の端部に上方に立ち上がるように形成されている立上げピン45と、下面に設けられ弾性を有する半月状のドア弾性部46と、下面に一対のガイドレール42にそれぞれ嵌るように形成されている一対の溝部47とを備えている。
以上に述べたオスコネクタ10における各部品の組立て、及び、各部品間の作用について説明する。
オス側本体部11においては、上筒部14の内側には、中筒部15が上下方向に摺動可能に取付けられている。この中筒部15の摺動は、中筒フランジ部23が上筒係止部22に当接することで規制される。そして、中筒部15の内側には、下筒部16が上下方向に摺動可能に取付けられている。この下筒部16の摺動は、下筒フランジ部25が中筒係止部24に当接することで規制される。
さらに、下筒部16に対して、下筒係止部26を外筒フランジ部31aの内側と上部円板部35で挟持することで、閉鎖機構30が取付けられる。
このような構成にすることで、オス側本体部11は、上下に伸縮することができ、最も長くした状態では、上筒部14に取り付けられた針管3の先端が、中筒部15に備えられたゴム部材29の中に突き刺さって収納された状態となる。また、オス側本体部11は、最も短くした状態では、上筒部14の爪部14bを外筒フランジ部31aの外側に係止することで、オス側本体部11を短くした状態に維持することができる。
閉鎖機構30においては、外筒部31に下方から円板吊り部37を挿入し、爪35cを固定孔31bに係止することで、外筒部31に円板吊り部37が取付けられる。
次いで、外筒部31に対して、該内筒部32とベース部38とを順次下方から挿入し、外筒部31に取り付けられた吊下げ部36の穴36aにベース部38の柱部43を圧入する。
このとき、ドア部41は、立上げピン45が内筒部32に設けられたアーム44の支持穴44aに対してそれぞれ挿入された状態であらかじめ取り付け、かつ、溝部47がガイドレール42に嵌められた状態でベース部38によって封じられる。該立上げピン45は、アーム44の支持穴44aに対して回転可能であるため、ドア部41は、ガイドレール42に沿って摺動することができる。
そして、ドア部41は、内筒部32に設けられたアーム44の弾性力により閉じ方向に付勢され、ベース部38の貫通孔39aは、ドア部41のドア弾性部46によって閉鎖されている。
次いで、オスコネクタ10の抜止め33及び固定部34について詳細に説明する。
図2~図4及び図6Aに示すように、外筒部31の抜止め33は、外筒部31の下端部から軸方向に沿って形成される縦溝33a及び該縦溝33aの上端から周方向に形成される横溝33bによって構成される側面視L字状の外筒L字溝からなる。すなわち、抜止め33は、外筒L字溝である。内筒部32の固定部34は、内筒部32の下端部から軸方向に沿って形成され、外筒L字溝33の縦溝33aに重なる内筒縦溝34aからなる。
次いで、メスコネクタ50の具体的構成について説明する。
図1、図5に示すように、メスコネクタ50は、メス側本体部51と、メス側本体部51の内側で前記第1弁部56を支持する筒状の弁支持筒部57と、第1弁部56と離間して弁支持筒部57の内側の下部に設けられ該弁支持筒部57の下部を閉鎖する第2弁部58と、第2弁部58の下方からメス側本体部51の内側に挿入されてメス側本体部51の下部を閉鎖する筒状のメス側副筒部61とを備えている。
メス側本体部51は、上部に上方へ突出するように形成されている円筒状の挿入部52と、該挿入部の上部から側方に突出する一対のピン53と、挿入部52の上端を塞ぐように形成されている端部54と、該端部54の中央に形成された開口55とを備えている。
第1弁部56は、弾性を有し、中央からスリット56cで分割された第1弁部56の各々の裏面に形成され下方に突出する突起56aと、外周部分に形成され弁支持筒部57の内壁に沿って下方に延びる垂下部56bとを備えている。
弁支持筒部57は、上部に形成され第1弁部56を支持する上端支持部57aと、上下方向中間部から軸線に向かってせり出すように形成されているせり出し部66と、該せり出し部の中央部に形成されているせり出し部貫通孔66aと、該せり出し部貫通孔66aの縁から上方へ突出するように形成されているガイド受け部67とを備えている。
第2弁部58は、弾性を有し、上面に上方へ突出するように形成されている凸部68と、下面に環状に窪むように形成されている環状溝69とを備えている。
メス側副筒部61は、上部に形成され弁支持筒部57を支持する環状の副天板部61aと、副天板部61aの中央の開口部から下方に延びる連通内筒部64と、外周に上下方向に延びるように形成されているリブ62と、内周に形成されているねじ部63と、副天板部61aの上面から上方に突出して形成され第2弁部58の環状溝69に嵌る弁下側支持部65とを備えている。
以上に述べたメスコネクタ50における各部品の組立て、及び、各部品間の作用について説明する。
メスコネクタ50においては、メス側本体部51に対して、第1弁部56と弁支持筒部57とを順次下方から挿入する。これで、該弁支持筒部57とメス側本体部51の端部54で、第1弁部56が挟持される。
さらに、メス側本体部51に対して、第2弁部58とメス側副筒部61とを順次下方から挿入する。これで、該メス側副筒部61の弁下側支持部65と弁支持筒部57のせり出し部66で、第2弁部58が挟持される。また、メス側副筒部61はメス側本体部51に圧入されており、メス側副筒部61の副天板部61aに、弁支持筒部57の下端が支持されている。
また、第1弁部56から下方に離間して第2弁部58が配置されており、第1弁部56、弁支持筒部57及び第2弁部58によって閉鎖空間が形成されている。
以上にそれぞれ説明したオスコネクタ10に対するメスコネクタ50の固定及び抜止めの作用について以下に説明する。
図6Aに示すように、メスコネクタ50を矢印(1)のように移動させ、ピン53を、縦溝33a及び内筒縦溝34aに嵌める。
なお、便宜上、オスコネクタ10を固定し、メスコネクタ50を移動させるものとして説明するが、これに限定されず、固定したメスコネクタ50に対し、オスコネクタ10を移動させてもよく、すなわち、オスコネクタ10に対しメスコネクタ50を相対移動するものであれば差し支えない。
図6Bに示すように、メスコネクタ50を矢印(2)のように回動させ、ピン53を矢印(3)のように横溝33bに移動させる。このとき、オスコネクタ10では、外筒部31が固定された状態で、内筒部32が回動する。
図6Cに示すように、ピン53が横溝33bの端部に当接し、メスコネクタ50の回動が規制される。ピン53が横溝33b下側に当接し、ピン53の下方への移動が規制されることで、オスコネクタ10に対して、メスコネクタ50が固定されるともに抜け止めされる。
このように、内筒部32に設けられた固定部34にメスコネクタ50を取り付けると、内筒部32に対するメスコネクタ50の周方向の移動が規制されるため、取り付けたメスコネクタ50を外筒部31と相対的に回動させることで、内筒部32を容易に回動させることができる。
次いでドア部41の作用について説明する。
メスコネクタ50(図6B)をオスコネクタ10に接続した直後のとき、図7Aに示すように、オスコネクタ10では、ドア部41が閉じた状態である。ここから図6B示すメスコネクタ50を回動させることで、内筒部32を矢印(4)のように移動させる。
これにより図7Bに示すように、内筒部32の回動に伴いアーム44も回動し、アーム44によってドア部41の立上げピン45が牽引され、ドア部41が開き始める。このとき、ドア部41の移動方向がガイドレール42によって規制されているので、ドア部41が矢印(5)のようにガイドレール42に沿って移動し、湾曲したアーム44は矢印(6)のように湾曲が小さくなるように変形する。
図7Cに示すように、内筒部32の回動が規制された位置で、ドア部41が開き切った状態となり、貫通孔39aに針管用筒部28(図2参照)及び針管3が挿通可能となる。ドア部41が開いた状態では、アーム44が外側に広げられる。内筒部32にはアーム44を逃がすがための切欠き48が形成されているので、アーム44の外側に広がる変形が妨げられないようにすることができる。
このように、ドア部41は、該ドア部41を閉じ方向に付勢するアーム44によって支持されているため、ベース部38に設けられた貫通孔39aを封じることができる。そして、外筒部31に対して内筒部32を回動させると、ドア部41は、該内筒部32に設けられたアーム44に牽引されて内筒部32とともに回動しようとする。ところが、該ドア部41は、外筒部31に設けられたベース部38のガイドレール42にガイドされているため、ドア部41の回転運動は、アーム44自身の弾性によって変形させながら、ガイドレール42に沿った直線上の摺動運動に変換され、この結果、ドア部41は貫通孔39a上方で、該貫通孔39aを塞いだ状態から貫通孔39aの外方に移動し閉鎖機構30が開かれる。したがって、この構成によれば、メスコネクタ50をオスコネクタ10に挿入して回動させるだけで、メスコネクタ50をオスコネクタ10に接続するとともに、閉鎖機構30を開状態にすることができる。
次いで、メスコネクタ50へ針管3を挿通する工程について説明する。便宜上、図8ではメスコネクタ50を固定し、オスコネクタ10を移動させるものとする。
図8Aに示すように、オスコネクタ10を矢印(7)のようにメスコネクタ50に移動させる。
すると、図8Bに示すように、オスコネクタ10の開口部13にメスコネクタ50が挿入される。
図8Cに示すように、メスコネクタ50のピン53が固定部34に嵌っているので、オスコネクタ10の内筒部32の回動は規制されている。オスコネクタ10の外筒部31を矢印(8)のようにピン53が33bの端部に当接するまで(図6C参照)回動させて、ドア部41を開く。
図9Aに示すように、上筒部14及び中筒部15を下筒部16に対して軸線に沿って降下させることで、中筒部15の針管用筒部28は貫通孔39aを通過し、その先端はガイド受け部67(図10参照)に当接する。
図9Bに示すように、上筒部14を中筒部15に対して軸線に沿って降下させ、上筒部14の蓋部12に取付けられた針管3で、針管用筒部28のゴム部材29(図10参照)及びメスコネクタ50の第2弁部58を順次貫通させることで、針管3の先端がメスコネクタ50内に挿通される。これでコネクタシステム1を介してバイアル瓶と輸液バッグとが、抗がん剤を溶解した溶液の交換等を行うことができる。
次いで、メスコネクタ50から針管3を引き抜く工程について説明する。
図9Cに示すように、溶液の交換等を行った後、まず、上筒部14を中筒部15に対して上昇させ、上筒部14に取付けられた針管3を第2弁部58から引き抜いて針管用筒部28内に収納する。これにより、針管3は、針管用筒部28の下端よりも上方に収納された状態となる。この状態で、上筒部14及び中筒部15を下筒部16に対して上昇させると、針管用筒部28が第1弁部56から引き抜かれ、第1弁部56は自身の弾性により閉じられる。その後、オスコネクタ10を回動させてドア部41を閉じる。
これにより、ドア部41が閉じられるので、針管3を、閉鎖空間に閉じ込めることができる。なお、閉鎖空間とは、オス側本体部11(蓋部12を含む。)、針管用筒部28及びドア部41に囲まれた空間である。
針管3は、オス側本体部11の開口部13に接続されたメスコネクタ50の上方において、筒状のオス側本体部11と該オス側本体部11の上端部を閉鎖する蓋部12と該オス側本体部11の下部を開閉可能に閉鎖する閉鎖機構30とによって形成された閉じられた空間に配置されている。そして、閉鎖機構30はそれ自体を構成する外筒部31に対する内筒部32の相対移動に応じて変位して下部のドア部41が開閉する。したがって、ドア部41を開けてからメスコネクタ50まで針管3を下方に移動させ、蓋部12に設けられた接続部17(図2参照)に接続した輸液バッグなどから薬液を注入、或いは、該輸液バッグなどに溶解・希釈した薬液を戻すことができる。
そして、針管3を元の位置に戻してから、内筒部32を相対移動と逆方向に移動させて、ドア部41を閉じることで、該針管3を閉じられた空間に収容することができる。したがって、本発明のオスコネクタ10によれば、薬物の封止性を向上することができる。
また、オスコネクタ10をメスコネクタ50に接続する際には、針管用筒部28をメス側本体部51に移動させ第1弁部56を押し開き、その後針管用筒部28に収納されていた針管3で第2弁部58を貫通させるので、針管3は第2弁部58にしか接触しない。逆に、メスコネクタ50からオスコネクタ10を外す際には、第2弁部58から針管3を引き抜き、針管3を針管用筒部28で囲うように収納してから、針管用筒部28を第1弁部56から引き抜くので、針管3が第1弁部56に接触しない。
このため、針管3に残った薬液が第1弁部56に付着することがない。さらに、第1弁部56は、中心からスリット56c(図5参照)で分割されており、弾性を有するので、針管用筒部28を引き抜くと元に戻り閉じられる。結果、薬液がメスコネクタ50の外部に暴露することがなく、使用後であっても薬物の封止性を向上することができる。
オスコネクタ10をメスコネクタ50に接続する際に、上筒部14及び中筒部15を下筒部16に対して軸線に沿って降下させることで、中筒部15の針管用筒部28が、貫通孔39aを通過し、第1弁部56を押し開いてさらに降下すると、図10に示すように、針管用筒部28はガイド受け部67に当接した状態になる。このとき、第1弁部56において、中央のスリットから分割された第1弁部56は、下方に曲げられ、突起56aが垂下部56bに当接した状態となり、いわゆる遊びがなくなる。このため、曲げられた第1弁部56によって、針管用筒部28を強固に支持することができる。
また、第1弁部56の外周部分は、上側の端部54と下側の弁支持筒部57とに挟まれているので、第1弁部56が下方に曲げられると共に下方に引っ張られても、第1弁部56の外周部分が端部54と弁支持筒部57の間から抜けることはない。
さらに、針管用筒部28の先端はガイド受け部67によって軸線側にガイドされ、針管用筒部28の針管用開口部28aが凸部68に嵌っている。針管用筒部28の先端はガイド受け部67と凸部68に挟まれるので、針管用筒部28をより一層強固に支持することができる。針管用筒部28を動かないように抑えることができるので、針管3を安定して抜き差しし、針管3の先に残った薬物を飛散し難くすることができる。
なお、本実施形態では、ドア部41をベース部38上でオス側本体部11の軸直角方向に移動させ、ドア部41を引き戸のように開閉する構成としたが、この構成に限定されず、ドア部41をオス側本体部11にヒンジを介して揺動可能に設け、オス側本体部11の軸線方向に移動可能な部材を設け、この部材によってドア部41を押すことで、ドア部41を開き戸のように開閉する構成としてもよい。
また、ドア部41を外筒部31にヒンジを介して揺動可能に設け、内筒部32を外筒部31に対して摺動可能に設け、内筒部32をドア部41に押し当てることで、ドア部41を開き戸のように開閉する構成としてもよい。このように、オス側本体部11、外筒部31または内筒部32の下部を開閉するドア部41を有すれば、ドア部41の開閉方向は問わない。
また、実施形態では、ゴム部材29、ドア弾性部46、第1弁部56及び第2弁部58を、弾性を有する合成樹脂としたが、これに限定されず、弾性を有すればゴムであっても差し支えない。
また、実施形態では、ドア部41の溝部47をガイドレール42に嵌めることで、ドア部41がガイドレール42に沿って直線的に移動するようにしたが、これに限定されず、ドア部41全体をガイドレール42の間に嵌めることでドア部41が直線的に移動するようにしてもよい。また、ドア部41を2つとしたが、これに限定されず、ドア部41を1つや3つにしても差し支えない。
1 コネクタシステム
3 針管
10 オスコネクタ
11 オス側本体部
12 蓋部
12a 上面
12b 下面
13 開口部
18 蓋部貫通孔
30 閉鎖機構
31 外筒部
32 内筒部
33 抜止め(外筒L字溝)
33a 縦溝
33b 横溝
34 固定部
34a 内筒縦溝
38 ベース部
39a 貫通孔
41 ドア部
42 ガイドレール
44 アーム
50 メスコネクタ
52 挿入部
53 ピン

Claims (4)

  1. 筒状のオス側本体部と、該オス側本体部の上端部を閉鎖する蓋部と、前記オス側本体部の下端部に形成されメスコネクタが接続される開口部とを有するオスコネクタであって、
    前記蓋部には、前記オス側本体部の軸線上に沿って、上面に設けられた接続部と下面に設けられ前記メスコネクタに対して相対移動可能な針管とを連通させる蓋部貫通孔が形成され、
    前記オス側本体部は、該オス側本体部の下部を開閉可能に閉鎖する閉鎖機構を有し、
    前記閉鎖機構は、円筒状の外筒部と、該外筒部の内周に沿って相対移動可能な内筒部と、前記外筒部に対する前記内筒部の相対移動に応じて変位して該外筒部または該内筒部の下部を開閉するドア部を有し、
    前記外筒部に対する前記内筒部の相対移動は、前記外筒部に対する前記内筒部の回動であって、
    前記内筒部は、該内筒部から内方に延びて前記軸線の側方位置で前記ドア部を支持するとともに弾性を有し前記ドア部を閉方向に付勢するアームを備え、
    前記外筒部は、該外筒部から前記内筒部の内側に吊り下げられるように設けられ前記内筒部の下端部を塞ぐとともに前記針管が通過可能な貫通孔が前記軸線上に形成されたベース部と、該ベース部の前記貫通孔の外側に設けられ前記ドア部を開方向に摺動可能にガイドする直線状のガイドレールとを備えることを特徴とするオスコネクタ。
  2. 請求項に記載のオスコネクタを含むコネクタシステムであって、
    前記内筒部の下端部には、前記メスコネクタの周方向の移動を規制するようにメスコネクタを固定する固定部が設けられていることを特徴とするコネクタシステム。
  3. 請求項に記載のコネクタシステムであって、
    前記メスコネクタは、前記内筒部に挿入される円筒状の挿入部と、該挿入部から側方に突出して前記外筒部及び前記内筒部とに嵌合するピンとを備え、
    前記外筒部は、前記メスコネクタが前記オスコネクタから抜けることを防止する抜止めを備え、前記抜止めは、前記外筒部の下端部から前記軸線方向に沿って形成される縦溝及び該縦溝の上端から周方向に形成される横溝によって構成される側面視L字状の外筒L字溝からなり、
    前記固定部は、前記内筒部の下端部から前記軸方向に沿って形成され、前記外筒L字溝の前記縦溝に重なる内筒縦溝からなることを特徴とするコネクタシステム。
  4. 請求項から請求項のいずれか1項記載のコネクタシステムであって、
    前記オス側本体部は、前記蓋部で上端部が閉鎖された筒状の上筒部と、該上筒部に軸方向へ摺動可能に設けられた中筒部と、該中筒部に軸方向へ摺動可能に設けられた下筒部と、該下筒部の下部に設けられた前記閉鎖機構とを備え、
    前記閉鎖機構は、前記外筒部の上端部に外側へ突出するように形成された外筒フランジ部を備え、
    前記上筒部は、外周面に外側へ突き出して揺動可能に設けられ下端部が内側に突出するとともに前記中筒部及び前記下筒部を摺動させて前記オス側本体部を最も短くした状態で前記外筒フランジ部に係止可能な爪部を備えていることを特徴とするコネクタシステム。
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