JP6991847B2 - 車両用防護柵のビーム材 - Google Patents
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Description
<車両用防護柵>
図1は、本発明の実施の形態1に係る車両用防護柵100の一部を拡大して示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る車両用防護柵100の支柱10部分を示す側面図である。図1、2に示す車両用防護柵100は、道路の路肩に設置されている。
支柱10は、所定の間隔をおいて点在して地面から突出する。支柱10は、円柱形状である。支柱10は、上端部をドーム形状に塞がれている。
ビーム材20は、金属製の板材により形成されている。ビーム材20は、水平方向を長手方向とする断面波状の長板形状である。ビーム材20は、3つの支柱10のそれぞれに長手方向に間隔を空けて固定される。ビーム材20が支柱10に固定される箇所は、取付部21a、21bである。
図3は、本発明の実施の形態1に係る車両用防護柵100の長手方向両端部を示す正面図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る車両用防護柵100の2つのビーム材20が重なる取付部21a、21bを示す斜視図である。図5は、本発明の実施の形態1に係る車両用防護柵100の2つのビーム材20が重なる取付部21a、21bの裏側を示す斜視図である。
ブラケット30は、支柱10とビーム材20との間に介在する。ブラケット30は、支柱10に1箇所にて取り付けられ、ビーム材20を支柱10に取り付けた箇所から離間した水平方向の2箇所にて固定している。
図1~図5に示すように、1つのビーム材20の複数の取付部21a、21bのうち少なくとも長手方向両端部の取付部21a、21bには、作業者が指を挿入する貫通空間部27が形成されている。貫通空間部27は、孔である。ここでは、貫通空間部27の孔は、四角形状である。しかし、これに限られない。孔の形状は、楕円、円、多角形など種々の形状を採用できる。
本発明の実施の形態1の変形例1では、実施の形態1と同様の事項については説明を省略し、その特徴部分を説明する。
実施の形態1によれば、車両用防護柵100のビーム材20は、板材により形成され、所定の間隔をおいて立設される支柱10に取り付けられる。ビーム材20は、複数の支柱10のそれぞれに固定されるための長手方向に間隔を空けて形成された複数の取付部21a、21bを備える。複数の取付部21a、21bのうち少なくとも長手方向両端部の取付部21a、21bには、作業者が指を挿入する貫通空間部27が形成される。
本発明の実施の形態2では、実施の形態1と同様の事項については説明を省略し、その特徴部分を説明する。
本発明の実施の形態2の変形例2では、実施の形態1と同様の事項については説明を省略し、その特徴部分を説明する。
実施の形態2によれば、ビーム材20は、長手方向両端部の取付部21a、21bのそれぞれは、他のビーム材20の長手方向のいずれか一方の端部の取付部21a、21bと重ねて接続される。貫通空間部27は、他のビーム材20の重ねられた取付部21a、21bに形成された貫通空間部27と異なる位置に設けられ、他のビーム材20の重ねられた取付部21a、21bの板面で塞がれる。
Claims (11)
- 板材により形成され、所定の間隔をおいて立設される支柱に取り付けられる車両用防護柵のビーム材であって、
複数の前記支柱のそれぞれに固定されるための長手方向に間隔を空けて形成された複数の取付部を備え、
複数の前記取付部のうち少なくとも長手方向両端部の取付部には、作業者が指を挿入する貫通空間部が形成されており、
前記貫通空間部は、前記取付部を前記支柱に固定させた際に、前記支柱の前方に配置されるように形成されている車両用防護柵のビーム材。 - 前記取付部は、前記支柱に固定されるための固定用ボルトが挿通される固定用ボルト孔と、他のビーム材と接続されるための接続用ボルトが挿通される接続用ボルト孔と、を有し、
前記貫通空間部は、前記固定用ボルト孔及び前記接続用ボルト孔に対して長手方向でずれた位置に形成される請求項1に記載の車両用防護柵のビーム材。 - 前記貫通空間部は、孔である請求項1又は2に記載の車両用防護柵のビーム材。
- 前記貫通空間部は、長手方向端に開口した切欠き部である請求項1又は2に記載の車両用防護柵のビーム材。
- 長手方向両端部の前記取付部のうち一方の長手方向端部の前記取付部に形成された前記貫通空間部は、長手方向両端部の前記取付部のうち他方の長手方向端部の前記取付部に形成された貫通空間部と該ビーム材の中心点に対して点対称の位置に形成される請求項4に記載の車両用防護柵のビーム材。
- 前記貫通空間部は、長手方向両端部の前記取付部のそれぞれに、複数形成される請求項1~5のいずれか1項に記載の車両用防護柵のビーム材。
- 複数の前記貫通空間部は、長手方向両端部の前記取付部のそれぞれに、長手方向中心線に対して線対称の位置に1対形成される請求項6に記載の車両用防護柵のビーム材。
- 長手方向に垂直な断面を凹凸形状に形成され、
前記凹凸形状は、前記支柱に固定される底部を有する谷部と、前記谷部から突出した頂部を有する山部と、を有し、
前記谷部と前記山部との間には、上傾斜部と下傾斜部とが形成され、
前記貫通空間部は、前記上傾斜部に形成される請求項1~7のいずれか1項に記載の車両用防護柵のビーム材。 - 長手方向に垂直な断面を凹凸形状に形成され、
前記凹凸形状は、前記支柱に固定される底部を有する谷部と、前記谷部から突出した頂部を有する山部と、を有し、
前記谷部と前記山部との間には、上傾斜部と下傾斜部とが形成され、
前記貫通空間部は、前記下傾斜部に形成される請求項1~7のいずれか1項に記載の車両用防護柵のビーム材。 - 長手方向両端部の前記取付部のそれぞれは、他のビーム材の長手方向のいずれか一方の端部の取付部と重ねて接続され、
前記貫通空間部は、他のビーム材の重ねられた前記取付部に形成された貫通空間部と重なって貫通する請求項1~9のいずれか1項に記載の車両用防護柵のビーム材。 - 前記長手方向両端部の取付部のそれぞれは、他のビーム材の長手方向のいずれか一方の端部の取付部と重ねて接続され、
前記貫通空間部は、他のビーム材の重ねられた前記取付部に形成された貫通空間部と異なる位置に設けられ、他のビーム材の重ねられた前記取付部の板面で塞がれる請求項1~9のいずれか1項に記載の車両用防護柵のビーム材。
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| JP2019105070A JP2019105070A (ja) | 2019-06-27 |
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|---|---|---|---|---|
| JP2007211448A (ja) | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd | 道路用防護柵の連結構造及び道路用防護柵のビーム材 |
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| JP2019105070A (ja) | 2019-06-27 |
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