JP6990892B2 - ラップマシーン - Google Patents

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Description

本発明は、ロールベールの外周にフィルムを巻き付けるようにしたラップマシーンに関するものであって、より詳しくは、フィルムロールがなくなったことを検知できるようにしたラップマシーンに関するものである。
一般に、ロールベールにフィルムを巻きつける場合、ラップマシーンが使用される。
このラップマシーンは、ロールベールを載置した状態で縦軸方向および横軸方向に回転させるターンテーブルと、そのターンテーブル上で回転するロールベールにフィルムを繰り出すフィルム保持部とを備えてなるものであって、フィルムが通される一対のストレッチローラの回転数を変えることで、フィルムを繰り出し方向にストレッチさせながらロールベールにフィルムを巻きつけるようにしたものである(特許文献1参照)。
ところで、このようなフィルムをロールベールに巻き付けている途中でフィルムがなくなる場合がある。そのため、従来ではフィルム切れ検知機構を設けるようにしている。
このフィルム切れ検知機構は、図11に示すように、ストレッチ部を構成するストレッチローラ101、102の回転軸に金属片103を取り付けるとともに、これに隣接して金属片103を検知する検知センサー104を取り付け、フィルムロール7のフィルム71がなくなることに基づくストレッチローラ101、102の非回転状態を検知して、フィルム71がなくなったことを検知できるようにしたものである。
特開2015-226515号公報
しかしながら、このような方法でフィルムがなくなったことを検知する場合、次のような問題が生ずる。
すなわち、例えば、50センチ幅のフィルムロールを段違いに配置し、それぞれのフィルムをオーバーラップさせた状態で繰り出す場合、いずれか片方のフィルムがなくなった場合であっても、残っている方のフィルムロールからフィルムが繰り出されることになる。このため、ストレッチローラが回転し続けてしまい、片方のフィルムがなくなったことを検知することができない。
また、幅の大きい一本のフィルムロールを用いてフィルムを巻きつける場合であっても、フィルムが部分的に破れていると、ストレッチローラが回転し続けるため、フィルムの異常を検知することができない。
そこで、本発明は上記課題に着目してなされたものであり、フィルムがなくなった場合や部分的に破損している場合であっても、これを検知できるようにすることを目的とするものである。
すなわち、本発明は上記課題を解決するために、ロールベールを載置するベール支持台と、当該ベール支持台に載置されたロールベールに巻き付けられるフィルムを有する複数本のフィルムロールを上下方向にオーバーラップさせた状態で保持するフィルム保持部と、当該フィルム保持部から繰り出されたフィルムを繰り出し方向にストレッチさせるストレッチ部とを備え、前記ベール支持台もしくはフィルム保持部を回転させてロールベールにフィルムを巻き付けるようにしたラップマシーンにおいて、前記複数本のフィルムロールから繰り出されたそれぞれのフィルムのオーバーラップしていない位置に、各フィルムロールのフィルムの存在の有無を検知する検知センサーを設けるようにしたものである。
このように構成すれば、繰り出された後のフィルムの有無を検知するため、例えば、二本のフィルムロールからフィルムを繰り出す場合に、片方のフィルムロールのフィルムがなくなったことを検出することができるようになる。また、一本のフィルムロールを用いてフィルムを巻き付ける場合においても、検知センサーの存在している部分で破れていることなども検知できるようになる。
また、このような発明において、前記検知センサーを、ストレッチ部を構成する一対のストレッチローラの間に設けるようにする。
このような位置に設ければ、一対のストレッチローラの間ではフィルムが振れることがないため、確実にフィルムの存在の有無を検知することができるようになる。
さらに、前記検知センサーを、フィルムに接触して回転する接触ローラを備え、当該接触ローラの回転を検知するもので構成する。
本発明によれば、ロールベールを載置するベール支持台と、当該ベール支持台に載置されたロールベールに巻き付けられるフィルムを有する複数本のフィルムロールを上下方向にオーバーラップさせた状態で保持するフィルム保持部と、当該フィルム保持部から繰り出されたフィルムを繰り出し方向にストレッチさせるストレッチ部とを備え、前記ベール支持台もしくはフィルム保持部を回転させてロールベールにフィルムを巻き付けるようにしたラップマシーンにおいて、前記複数本のフィルムロールから繰り出されたそれぞれのフィルムのオーバーラップしていない位置に、各フィルムロールのフィルムの存在の有無を検知する検知センサーを設けるようにしたので、二本のフィルムロールからフィルムを繰り出す場合に、片方のフィルムロールのフィルムがなくなったことを検出することができるようになる。また、一本のフィルムロールを用いてフィルムを巻き付ける場合においても、検知センサーの存在している部分で破れていることなども検知できるようになる。
本発明の一実施の形態を示すラップマシーンの概略図 同形態におけるフィルムユニットに75cm幅のフィルムロールを保持させた状態を示す図 同形態におけるフィルムユニットに50cm幅のフィルムロールを段違いに保持させた状態を示す図 同形態におけるフィルム保持部の上部フレームを示す図 同形態におけるフィルム保持部の回転保持部や下部フレームを示す概略図 同形態におけるフィルム保持部を下方から見た図 同形態におけるストレッチ部の原理を示す図 同形態における検知センサーの取り付け位置を示す図 同形態における検知センサーとフィルムの接触状態を示す図 同形態におけるベール支持台を傾斜させてロールベールを放出する際の状態図 従来例における検知センサーを示す図
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
この実施の形態におけるラップマシーン1は、図1に示すように、ロールベール9を載置するターンテーブル2と、このターンテーブル2に載置されたロールベール9に巻き付けるフィルム71を保持するフィルム保持部4と、そのフィルム保持部4からフィルム71をストレッチさせて繰り出すようにしたストレッチ部6などを備えて構成されるものであって、特徴的に、このストレッチ部6を構成する一対の第一ストレッチローラ61、第二ストレッチローラ62の間に、フィルム71に接触してフィルム71の存在の有無を直接検知する検知センサー72を設けるようにしたものである。以下、本実施の形態におけるラップマシーン1の構成について詳細に説明する。
まず、ロールベール9を載置した状態で回転させるターンテーブル2は、ベール支持台23の上に支持されるものであり、図1に示すように、前後一定間隔をもって平行に設けられた一対のローラ21と、そのローラ21の間に張架されるベルト22を備えて構成されている。そして、ローラ21をその水平な軸芯に沿って回転させることで、水平軸を中心としてロールベール9を回転させるとともに、ターンテーブル2の下方に設けられた図示しないモーターを用いて鉛直軸を中心にターンテーブル2を回転させるようにしている。
このターンテーブル2の側方には、フィルムユニット3が設けられる。このフィルムユニット3は、このターンテーブル2に載置されたロールベール9に対して、薄いフィルム71を繰り出し方向にストレッチさせながら繰り出せるようにしたものであって、本体のフレームから起立する支柱31上に設けられる。
このフィルムユニット3は、複数本のフィルムロール7の位置を変えられるように保持するフィルム保持部4と、そのフィルム保持部4で保持されたフィルムロール7のフィルム71をストレッチさせながら繰り出すストレッチ部6とを有するように構成されている。
このうち、フィルム保持部4は、図2などに示すように、支柱31の下方で回転可能に取り付けられたプレート状の回転保持部40と、その回転保持部40の円周上に設けられた複数本の平行な挿入桿5などを備えて構成されており、こられの挿入桿5にフィルムロール7を挿入させて保持させるようにしている。この挿入桿5は、図5や図6に示すように、プレート状の回転保持部40の外縁から内側に向けて切り込んだ溝部41の内部に設けられたヒンジ41aを介して取り付けられており、そのヒンジ41aを中心に傾動させられるようになっている。そして、このように挿入桿5を傾動させることで、上端からフィルムロール7を挿入させ、一方、フィルムロール7を挿入した挿入桿5を戻す場合は、図4に示すように、その上端側を回転保持部40と平行に設けられたプレート状の上部フレーム45の溝部46に差し込み、その状態でフック48を介して係止させるようにしている。このフック48は、バネ48bを介して常に挿入桿5を係止させる力を付与しており、その係止状態を解除する場合は、逆方向に力を付与することで係止状態を解除できるようにしている。
ところで、この挿入桿5を傾倒させる場合、不用意な位置で挿入桿5を傾倒させると、フィルムロール7がラップマシーン1の本体に接触したり、トラクターに接触して破損する可能性がある。このため、この挿入桿5は、ラップマシーン1の最も外側の位置(図1における紙面手前側)にフィルムロール7が位置した場合にのみ、固定部であるフック48などを解除できるようにしている。このフック48を解除する場合は、図4に示すように、支柱31の中心側に取り付けられた円板47aにフック48の爪48aを退避させる退避部47を設けておき、フィルムロール7がラップマシーン1の最も外側に位置した場合にのみ、支点を介してフック48を回動させるようにしている。これにより、フック48が回動した際に爪48aが退避部47の内側に入り込むようになるため、フック48の回動が許容される。一方、それ以外の位置では、フック48部の爪48aが円板の外周に当接するため、回動することができない。これにより、フィルムロール7が外側に位置した場合にのみフック48を解除させることができるようになる。
また、このようにフィルムロール7が最も外側に位置した状態で挿入桿5を傾倒させる場合、フック48の解除とともに、図5および図6に示すように、挿入桿5の下側に設けられたストッパー片49も解除させて挿入桿5を傾倒させるようにする。このストッパー片49は、回転保持部40の下方でバネを介して下方に傾動させるように設けられており、その先端部分を挿入桿5に当接させるようにしている。これにより、ストッパー片49の先端が挿入桿5の下方部分に当接し、挿入桿5の傾倒が防止される。一方、その挿入桿5を傾倒させる場合は、そのストッパー片49を下方に傾倒させることで、挿入桿5を傾倒させるようにする。
この挿入桿5を支持する回転保持部40は、支柱31を中心とする同心円上にフィルムロール7を保持させるようにしたもので、特定の位置でその支柱を中心とする回転状態が固定されるようになっている。この回転保持部40を固定させる場合は、図5や図6に示すように、回転保持部40の下方に設けられた下部フレーム42からピン43を上方向に挿入するとともに、その先端部分を回転保持部40の下方に設けられた凹部44に嵌合させ、これによって、回転保持部40の回転状態を固定させる。これにより、フィルムロール7の位置が固定され、安定してフィルム71をストレッチ部6に供給させることができるようになる。
一方、これらの挿入桿5には、例えば、75cm幅、50cm幅などのようなフィルム幅の異なるフィルムロール7を保持させるための複数の穴部51が設けられており、ここにピンを差し込むことで軸芯保持部53の高さを変えてフィルムロール7を保持できるようになっている。このとき、図2に示すように、75cm幅のフィルムロール7を取り付ける場合は、最下部の穴部51にピン52を差し込んでフィルムロール7を保持させ、そのフィルムロール7の上端部に押圧部54で押圧させて浮き上がりを防止する。一方、50cm幅のフィルムロール7を取り付ける場合は、図3に示すように、下から2番目の穴部51にピン52を差し込んでフィルムロール7を取り付けるか、あるいは、最下部の穴部51と2番目の穴部51にピン52を差し込んで隣接するフィルムロール7を段違いに取り付けるようにする。このように段違いにフィルムロール7を取り付けると、互いにオーバーラップさせた状態で二本のフィルムロール7からフィルム71が繰り出され、幅広くロールベール9にフィルム71を巻き付けることができるようになる。また、いずれか一方のフィルムロール7がなくなった場合は、回転保持部40を回転させることで、隣接する段違いのフィルムロール7を用いてフィルム71を繰り出して使用することもできるようになる。
ストレッチ部6は、フィルムロール7から繰り出されたフィルム71を繰り出し方向に150%~180%ストレッチさせて繰り出せるようにしたものであって、図7の原理図に示すように、ギア比の異なるギアを噛み合わせることで、それぞれのストレッチローラ61、62の回転数を変えられるようにしている。このストレッチを行う場合、出口側(ロールベール9側)に設けられた第二ストレッチローラ62の回転よりフィルムロール7側に設けられた第一ストレッチローラ61を相対的に遅く回転させるようにしている。これにより、フィルム71をストレッチさせながら繰り出してロールベール9に巻き付けることができるようになる。このストレッチ部6の第一ストレッチローラ61は、バネ63を介してフィルムロール7の外周を押圧させるようになっており、これによって、フィルムロール7の慣性による自由回転を抑制し、無駄にフィルム71が繰り出されるのを防止できるようにしている。
このように繰り出されたフィルム71は、ターンテーブル2上で回転するロールベール9に巻き付けられ、その後、図10に示すように、ベール支持台23を油圧シリンダー24で後方に傾倒させて切断保持部8で切断される。この切断保持部8は、ベール支持台23の端部に設けられており、ベール支持台23を傾倒させることで、フィルム71を下から束ねた状態で保持してカッターで切断できるようになっている。そして、このようにフィルム71を切断した状態で、ロールベール9を後方に放出させる。このとき、切断保持部8では、次のロールベール9へのフィルム71の巻き付けのために、フィルム71の端部が保持された状態となる。
このような構成のもと、本実施の形態では、フィルム71がなくなったことを直接検知できるようにした検知センサー72が設けられる。
この検知センサー72は、図8に示すように、上下段違いに設けられたフィルムロール7から繰り出されたそれぞれのフィルム71のうち、オーバーラップしていない部分のフィルム71の有無を直接検知できるようにしたものであって、ここでは、フィルム71に接触して回転する接触ローラ73と、その接触ローラ73に埋め込まれた金属の回転を検知するセンサー74を備えて構成される。このような検知センサー72を設ける場合、フィルムロール7から第一ストレッチローラ61の間、第一ストレッチローラ61と第二ストレッチローラ62の間、第二ストレッチローラ62とロールベールの間などに設けることができるが、フィルムロール7から第一ストレッチローラ61の間に設ける場合、検知センサー72を取り付ける隙間がない上、図9の破線に示すように、フィルムロール7の径が変わることによって正確にフィルム71の有無を検出できなくなる可能性がある。一方、第二ストレッチローラ62とロールベールの間に設ける場合、同図の破線に示すように、ロールベールの回転によってフィルム71が左右方向に振れるため、接触ローラ73を常にフィルム71に接触させておくことが困難になる。そこで、この実施の形態では、第一ストレッチローラ61と第二ストレッチローラ62の間に検知センサー72を設けるようにしている。このようにすれば、第一ストレッチローラ61と第二ストレッチローラ62の隙間内に検知センサー72を取り付けることができるとともに、フィルム71が常に定位置に張られた状態にあるため、確実にフィルム71に接触してフィルム71の存在を検知することができるようになる。なお、ここでは、検知センサー72として、フィルム71に接触する接触ローラ73の回転を検知するものを用いて構成したが、光学センサーや近接センサーなどを用いても良い。
次に、このように構成されたラップマシーン1の使用方法について説明する。
まず、ロールベール9にフィルム71を巻き付ける場合、そのフィルム71の巻き付け対象となるロールベール9をターンテーブル2の上に載置するとともに、フィルム保持部4に複数本のフィルムロール7を挿入して保持させる。
このフィルムロール7を保持させる場合、挿入桿5を最も外側に位置させるように回転保持部40を回転させ、その状態で固定部のピン43を挿入して回転状態を固定する。すると、その状態で、上部フレーム45側に設けられたフック48の爪48aが退避部47に退避可能な状態になり、フック48による挿入桿5の係止状態を解除することができるようになる。また、これとともに、下部フレーム42側に設けられたストッパー片49を下方に倒し、これによって挿入桿5を車体の側方に傾倒させるようにする。そして、その挿入桿5に上からフィルムロール7を挿入させるようにする。このとき、75cm幅のフィルムロール7を挿入させる場合は、挿入桿5の最下部に設けられた穴部51にピン52を差し込んで軸芯保持部53でフィルムロール7を保持させ、一方、50cm幅のフィルムロール7を挿入する場合は、挿入桿5の最下部もしくは下から二番目の穴部51にピン52を差し込んで軸芯保持部53でフィルムロール7を保持させる。そして、このようにフィルムロール7を保持させた状態で挿入桿5を起立させ、上部フレーム45の溝部46に収容してフック48で係止させる。
次に、このようにフィルムロール7を保持させた後、回転保持部40の下方のピン43を抜いて回転保持部40を回転させ、未装填の挿入桿5が最も外側に位置した状態で再び下側のピン43を挿入して回転保持部40を固定する。そして、同様にしてフック48やストッパー片49を解除するとともに、挿入桿5の穴部51を選択してピン52を横から挿入し、軸芯保持部53でフィルムロール7を保持させる。このとき、75cm幅のフィルムロール7を保持させる場合は、図2に示すように、挿入桿5の最下部に設けられた穴部51にピン52を差し込んで軸芯保持部53でフィルムロール7を保持させ、一方、50cm幅のフィルムロール7を保持させる場合は、図3に示すように、先程のフィルムロール7と高さの異なる位置にピン52を差し込んで軸芯保持部53でフィルムロール7を保持させる。
以下、同様にして順次回転保持部40を回転させながらフィルムロール7を保持させていく。そして、フィルムロール7を保持させるのと同時に、フィルムロール7の上端部を押圧部54で押圧させて浮き上がりを防止する。
そして、このようにフィルムロール7を保持させた状態で、ストレッチ部6の第一ストレッチローラ61をバネ63を用いて内側のフィルムロール7に押圧させ、その状態でフィルムを第一ストレッチローラ61や第二ストレッチローラ62を介して切断保持部8までフィルム71を繰り出すようにする。そして、その切断保持部8でフィルム71の端部を保持させておくようにする。このとき、各フィルムロール7から繰り出されたフィルム71は、第一ストレッチローラ61と第二ストレッチローラ62の間に設けられた上下の接触ローラ73に接触した状態となり、これによって、それぞれのフィルムロール7から繰り出されたフィルム71の有無を検出できるようになる。
このようにフィルム71やロールベール9をセットした状態で、ターンテーブル2によってロールベール9を回転させる。すると、ターンテーブル2の切断保持部8に保持されたフィルム71がターンテーブル2の回転によってロールベール9の外周に巻き付けられていく。このとき、ロールベール9は水平軸および鉛直軸に回転するため、その回転によってロールベール9の全体にフィルム71を巻き付けることができるようになる。
そして、所定回数フィルム71を巻き付けてターンテーブル2を所定の位置に停止させた後、図10に示すように、ベール支持台23を後方に向けて傾斜させ、ロールベール9を後方に放出させる。このとき、ベール支持台23を傾斜させると、ターンテーブル2に設けられた切断保持部8によってフィルム71の端部が保持され、その後、ロールベール9側のフィルム71が切断される。これによりロールベール9の放出が可能になる。
以下、同様にしてロールベール9の載置やフィルム71の巻き付けを行うようにするが、このフィルム71の巻き付け途中でフィルム71がなくなった場合、フィルムロール7からのフィルム71の繰り出しがなくなり、上下いずれか、もしくは、両方の検知センサー72の接触ローラ74が回転しなくなる。これにより、対応する側のフィルムロール7がなくなったことを検知することができ、警報音など介してフィルムロール7の交換を促すことができる。
このフィルムロール7を交換する際、回転保持部40の下方のピン43を抜いて回転保持部40をいずれか一方に回転させ、新規のフィルムロール7を第一ストレッチローラ61に最も近い位置まで移動させる。そして、再び下方のピン43を挿入して回転状態を固定する。そして、そのフィルムロール7からフィルム71を繰り出してストレッチ部6にフィルム71を通し、切断保持部8でそのフィルム71の端部を保持させる。このとき、50cm幅のフィルムロール7を段違いに用いている場合は、残っている方のフィルムロール7をそのまま用い、これに隣接するフィルムロール7からフィルム71を繰り出してオーバーラップさせるようにストレッチ部6を通す。そして、同様に切断保持部8にそれらのフィルム71の端部を保持させるようにする。
以下、同様にしてターンテーブル2を回転させてロールベール9にフィルム71を巻き付けていき、ベール支持台23を傾動させてロールベール9を放出する。
このように上記実施の形態によれば、ロールベール9を載置するベール支持台23と、当該ベール支持台23に載置されたロールベール9に巻き付けられる複数本のフィルムロール7を上下方向にオーバーラップさせた状態で保持するフィルム保持部4と、当該フィルム保持部4のフィルムロール7から繰り出されたフィルム71を繰り出し方向にストレッチさせるストレッチ部6とを備え、前記ベール支持台23を回転させてロールベール9にフィルム71を巻き付けるようにしたラップマシーン1において、前記複数本のフィルムロール7から繰り出されたそれぞれのフィルム71のオーバーラップしていない位置に、各フィルムロールのフィルムの存在の有無を検知する検知センサー72を設けるようにしたので、二本のフィルムロール7からフィルム71を繰り出す場合に、片方のフィルムロール7のフィルム71がなくなったことを検出することができるようになる。また、一本のフィルムロール7を用いてフィルム71を巻き付ける場合においても、検知センサー72の存在する部分の破れなども検知できるようになる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、上記実施の形態では、ベール支持台23を回転させてフィルム71を巻き付けるようにしたが、フィルム保持部4をロールベール9の周りを回転させてフィルム71をロールベール9に巻き付けるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、第一ストレッチローラ61と第二ストレッチローラ62の間に検知センサー72を設けるようにしたが、フィルムロール7に巻き付けられているフィルム71の存在の有無を検知してもよい。この場合、例えば、光学センサーによってフィルム71と芯の色の違いに基づく反射率の相違を検知して「フィルム無し」を判断するようにしてもよい。あるいは、第二ストレッチローラ62とロールベールの間におけるフィルム71の有無を光学センサーなどを用いて検知するようにしてもよい。
1・・・ラップマシーン
2・・・ターンテーブル
21・・・ローラ
22・・・ベルト
23・・・ベール支持台
24・・・油圧シリンダー
3・・・フィルムユニット
31・・・支柱
4・・・フィルム保持部
40・・・回転保持部
41・・・溝部
41a・・・ヒンジ
42・・・下部フレーム
43・・・ピン
44・・・凹部
45・・・上部フレーム
46・・・溝
47・・・退避部
48・・・フック
48a・・・爪
48b・・・バネ
49・・・ストッパー片
5・・・挿入桿
51・・・穴部
52・・・ピン
53・・・軸芯保持部
54・・・押圧部
6・・・ストレッチ部
61・・・第一ストレッチローラ
62・・・第二ストレッチローラ
63・・・バネ
7・・・フィルムロール
71・・・フィルム
72・・・検知センサー
73・・・接触ローラ
74・・・センサー
8・・・切断保持部
9・・・ロールベール

Claims (3)

  1. ロールベールを載置するベール支持台と、
    当該ベール支持台に載置されたロールベールに巻き付けられるフィルムを有する複数本のフィルムロールを上下方向にオーバーラップさせた状態で保持するフィルム保持部と、
    当該フィルム保持部から繰り出されたフィルムを繰り出し方向にストレッチさせるストレッチ部とを備え、前記ベール支持台もしくはフィルム保持部を回転させてロールベールにフィルムを巻き付けるようにしたラップマシーンにおいて、
    前記複数本のフィルムロールから繰り出されたそれぞれのフィルムのオーバーラップしていない位置に、各フィルムロールのフィルムの存在の有無を検知する検知センサーを設けたことを特徴とするラップマシーン。
  2. 前記検知センサーが、ストレッチ部を構成する一対のストレッチローラの間に設けられるものである請求項1に記載のラップマシーン。
  3. 前記検知センサーが、フィルムに接触して回転する接触ローラを備え、当該接触ローラの回転を検知するものである請求項1に記載のラップマシーン。
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