JP6990486B1 - 傾斜検知方法およびそのための装置 - Google Patents

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Abstract

部品点数の増加を抑えながら、計量装置の傾斜を装置自身で自動で検知する。上記課題を解決するために、計量装置(10)は、重量センサ(12)と、前記重量センサに負荷される内蔵分銅(17)と、前記内蔵分銅の加除ユニット(18)と、前記内蔵分銅の理論値を記憶したメモリ(14)と、演算処理部(13)と、を備え、前記演算処理部は、前記内蔵分銅の計量値(F’)と前記内蔵分銅の理論値(F)のアークコサインから装置傾斜角(θ)を求める傾斜角演算部(133)を備える。

Description

本発明は、計量装置の傾斜を検知する方法およびそのための計量装置に関する。
天秤などの計量装置が正しい計量をするためには、装置が水平に設置されている必要がある。計量装置の傾斜を検知する手法としては、気泡水準器がよく用いられており、近年では、気泡の位置を光学センサで読み取ることで傾斜を検知する計量装置がある(特許文献1)。また、装置の四足のそれぞれに重量センサを配置して、四つの重量センサの測定データをそれぞれの基準データと比較することで、傾斜を検知する計量装置もある(特許文献2)。
特開2016-38377号公報 特開2010-78439号公報
しかしながら、傾斜検知のために、特許文献1は光学センサを追加する必要があり、特許文献2は四箇所に重量センサを追加する必要があった。このため、部品点数が増え、装置構成も複雑化する問題があった。
本発明の目的は、上記の問題を解決するためのものであり、部品点数を増加させることなく、計量装置の傾斜を装置自身で自動検知する方法およびそのための計量装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の計量装置は、重量センサと、 前記重量センサに負荷される内蔵分銅と、前記内蔵分銅の加除ユニットと、前記内蔵分銅の理論値を記憶したメモリと、演算処理部と、を備え、前記演算処理部は、前記内蔵分銅の計量値と前記内蔵分銅の理論値のアークコサインから装置傾斜角を求める傾斜角演算部、を備えることを特徴とする。
上記態様において、前記演算処理部は、さらに、前記装置傾斜角を傾斜許容閾値と比較する傾斜角判定部と、前記傾斜角判定部により問題ありとされた場合は水平調整を促す警告を出す警告部と、を備えるのも好ましい。
上記態様において、前記計量装置は、さらに温度センサを備え、前記メモリには、温度変化による感度ドリフトのスペック値と、前記温度センサの温度測定値が記憶され、前記演算処理部は、前記内蔵分銅の理論値に、前記感度ドリフトのスペック値と、前記温度センサの現在の温度測定値と前回キャリブレーション実行時の温度測定値の差分と、を乗じた感度ドリフト値を演算する感度ドリフト演算部を備え、前記傾斜角演算部は、前記内蔵分銅の理論値から前記感度ドリフト値を差し引いてから、前記装置傾斜角を求めるのも好ましい。
上記態様において、前記演算処理部は、さらに、前記装置傾斜角を傾斜許容閾値と比較する傾斜角判定部と、前記傾斜角判定部により問題ありとされた場合に前記感度ドリフト値をドリフト許容閾値と比較する感度ドリフト判定部と、前記傾斜角判定部により問題ありとされた場合は水平調整を促す警告を出し、感度ドリフト判定部により問題ありとされた場合はキャリブレーションを促す警告を出す警告部と、を備えるのも好ましい。
上記態様において、前記メモリには、さらに重力加速度変化を疑うための傾斜異常閾値が記憶され、前記演算処理部は、前記装置傾斜角を前記傾斜異常閾値と比較する傾斜角追加判定部を備え、前記警告部は、前記傾斜角追加判定部により問題ありとされた場合は重力加速度変化を是正するためのキャリブレーションを促す警告を出すのも好ましい。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の傾斜検知方法は、(A)重量センサに内蔵分銅を加除するステップと、(B)前記内蔵分銅の計量値を算出するステップと、(C)前記内蔵分銅の計量値と前記内蔵分銅の理論値のアークコサインから装置傾斜角を求めるステップと、を有することを特徴とする。
上記態様において、(D)前記装置傾斜角が傾斜許容閾値以上であった場合、水平調整を促す警告を出すステップをさらに有するのも好ましい。
上記態様において、前記(C)ステップの前に、前記内蔵分銅の理論値に、前記感度ドリフトのスペック値と前記温度センサの現在の温度測定値と前回キャリブレーション実行時の温度測定値の差分とを乗じた感度ドリフト値を演算するステップ(E)を有し、前記(C)ステップでは、前記内蔵分銅の理論値から前記感度ドリフト値を差し引いてから、前記装置傾斜角を求めるのも好ましい。
上記態様において、前記(E)ステップの感度ドリフト値がドリフト許容閾値以上であった場合、キャリブレーションを促す警告を出すステップ(F)をさらに有するのも好ましい。
上記態様において、前記(C)ステップの後に、前記装置傾斜角が、重力加速度変化を疑うための傾斜異常閾値以上であった場合、重力加速度変化を是正するためのキャリブレーションを促すステップ(G)をさらに有するのも好ましい。
本発明によれば、部品点数の増加を抑えながら、計量装置の傾斜を装置自身が自動で検知することができる。
第一の実施形態に係る計量装置の構成ブロック図である。 天秤の傾斜と計量値について説明する図である。 第一の実施形態に係る傾斜検知フローチャートである。 第一の実施形態に係る警告表示の例である。 第二の実施形態に係る計量装置の構成ブロック図である。 第二の実施形態に係る傾斜検知フローチャートである。 第二の実施形態に係る警告表示の例である。 第二の実施形態に係る別の警告表示の例である。 第二の実施形態に係るまた別の警告表示の例である。 第三の実施形態に係る計量装置の構成ブロック図である。 第三の実施形態に係る傾斜検知フローチャートである。
次に、本発明の好適な実施の形態について図面に基づき説明する。
(第一の実施形態)
図1は第一の実施形態に係る計量装置の構成ブロック図である。計量装置(以降、天秤10とする)は、電子秤である。天秤10は、秤量皿11、重量センサ12、演算処理部13、メモリ14、キースイッチ15、表示部16、内蔵分銅17、加除ユニット18を有する。
重量センサ12には、電磁平衡式、歪ゲージ式、または静電容量式などが用いられる。重量センサ12には、秤量皿11に載置された計量物の荷重が、ビーム(図示せず)を介して伝達される。重量センサ12が検出した荷重は計量データとしてアナログ出力され、A/D変換されて演算処理部13に出力される。
内蔵分銅17は、自動校正(キャリブレーション)機能付きの天秤において、よく用いられているものである。内蔵分銅17は、加除ユニット18によって載せ下ろしされる。加除ユニット18は、内蔵分銅受け部181、カム182、モータ183、モータ駆動回路184を有する。内蔵分銅受け部181は、重量センサ12に接続されたビームにリンクされており、内蔵分銅受け部181に負荷された内蔵分銅17の荷重は重量センサ12に伝達される。モータ駆動回路184は演算処理部13に接続されており、加除ユニット18は、演算処理部13からの指令によりモータ183を駆動して、カム182を回動させて内蔵分銅受け部181を昇降させ、内蔵分銅17を内蔵分銅受け部181に載せ下ろしさせる。なお、加除ユニット18には、駆動部としてポンプ式が採用されてもよい。
キースイッチ15および表示部16は、演算処理部13に接続されており、天秤10の本体ケースの前側面に設けられている。キースイッチ15からは天秤10の操作が行える。表示部16には、計量値や、後述する警告が表示される。
演算処理部13は、例えばCPU,ROM,RAM等を集積回路に実装したマイクロコントローラである。演算処理部13は、重量センサ12が検出した計量データを計量値として算出し、メモリ14に記録し、表示部16に表示する。さらに本形態では、傾斜検知のために、演算処理部13は、内蔵分銅変化量演算部131と、傾斜角演算部133と、傾斜角判定部134と、警告部137を有する。各機能の詳細は後述する。
メモリ14は、メモリーカードまたはHDD等の記憶媒体である。メモリ14には、演算処理部13の演算のための各種プログラムが格納されているとともに、傾斜検知のための、内蔵分銅の真の計量値(理論値)Fと、傾斜角の傾斜許容閾値θsが記憶されている。
ここで、天秤の計量値誤差について理論を考察する。図2は天秤の傾斜と計量値(天秤が表示部に表示する測定値)について説明する図である。天秤は、秤量皿に被計量物を置いて計量を行うと、重量センサに対して垂直の力を測定し、計量値を出す(値を表示する)。従って、天秤が傾いた状態(角度θ)で設置されていると、重量センサが測定できない力(矢印E)が発生してしまい、天秤が表示する値(天秤が測定する力)F’は、被計量物の理論値(重力加速度方向の力F=mg)よりも軽い値で表示され、F-F’が傾斜誤差となる。従って、予め理論値が分かっている被計量物があれば、その計量値から装置の傾斜角を知ることができる。
以上の考察から、本形態では、予め理論値が分かっている内蔵分銅の存在に着目し、自動校正の用途で実装されている内蔵分銅を、傾斜検知の用途で使用する。
図3は、第一の実施形態に係る傾斜検知フローチャートである。以降のフローは、電源が入れられた時,一定時間未使用であった時,または傾斜検知アプリケーションが開始された時などに、自動で開始されるものとする。
傾斜検知が開始されると、まず、ステップS101で、演算処理部13は、加除ユニット18を動作させ、内蔵分銅17を載せ下ろしする。この時、重量センサ12の分解能に応じて載せ下ろし回数を設定するのも好ましい。なお、分解能が高いほど感度が上がるため、載せ下ろし回数を増やして精度を高めるのも好ましい。
次に、ステップS102に移行し、演算処理部13は、内蔵分銅17の計量値F’を取得する。
次に、ステップS103に移行すると、内蔵分銅変化量演算部131が機能する。内蔵分銅変化量演算部131は、メモリ14から内蔵分銅17の理論値Fを読み出し、内蔵分銅変化量F-F’を演算する。内蔵分銅変化量F-F’が許容範囲を超えていない場合(Yes)は、計量に問題なしとして終了する。内蔵分銅変化量F-F’が許容範囲以上(Nо)であれば、ステップS104に移行する。
ステップS104に移行すると、傾斜角演算部133が機能して、数式1から装置傾斜角θを算出する。
Figure 0006990486000001
次に、ステップS105に移行すると、傾斜角判定部134が機能して、メモリ14から傾斜角の傾斜許容閾値θsを読み出し、ステップS104で得られた装置傾斜角θと比較する。傾斜許容閾値θsは、天秤10の測定スペックから決定でき、予め設定されるが、計量に応じてユーザが設定できるようにしてもよい。傾斜角θが傾斜許容閾値θsを超えていない場合(Yes)は、傾斜角θは計量に問題なしと判断して、傾斜検知を終了するか、計量に問題が無い(傾斜に問題が無い)ことを表示して終了する。一方、傾斜角θが傾斜許容閾値θs以上の場合(No)は、装置の水平調整の必要あり(問題あり)と判断して、ステップS106に移行する。
ステップS106に移行すると、警告部137が機能して、表示部16に水平調整を促す警告を表示する。図4は、第一の実施形態に係る警告表示の例である。警告部137は、例えば表示部16がセグメントタイプの場合、Level checkの略として「LEVEL CH」と表示する。表示部16が液晶画面の場合、水平調整を促す文章を表示する。
以上、本形態の天秤10によれば、もともと自動校正のために理論値をメモリ14に記憶している内蔵分銅17に着目し、内蔵分銅17の計量誤差を利用して、天秤10の傾斜角を求め、自動で傾斜検知を行う。
ここで、天秤10の構成についてみるに、天秤10は、演算処理部13に内蔵分銅変化量演算部131,傾斜角演算部133,傾斜角判定部134,および警告部137のソフト処理が追加されただけで、組み立て部品(ハード部品)点数は、既存の天秤と変わらない。従って、本形態の天秤10によれば、部品点数を増加することなく、自身の傾斜検知を行うことができる。また、装置の水平が計量に影響する(問題がある)場合は、水平調整を促す警告をすることができる。
また、内蔵分銅17は、加除ユニット18により同じ場所(一定の位置)に載せ下ろしされる。天秤10は、傾斜検知に内蔵分銅17の計量値を利用することから、高い再現性で計量値が得られるので、これに伴って、高い精度で傾斜角を算出することができる。
(第二の実施形態)
図5は第二の実施形態に係る計量装置の構成ブロック図である。第一の実施形態と同様の構成要素については、同一の符号を引用することにより、記載を割愛する。
第二の実施形態に係る計量装置(以降、天秤10’とする)は、秤量皿11、重量センサ12、演算処理部13、メモリ14、キースイッチ15、表示部16、内蔵分銅17、加除ユニット18、さらに、温度センサ19を有する。
温度センサ19は、天秤10’の配置されている環境の温度を検出する。温度センサ19から出力された温度データは、A/D変換されて演算処理部13に出力される。
演算処理部13は、内蔵分銅変化量演算部131と、傾斜角演算部133と、傾斜角判定部134と、警告部137と、さらに、感度ドリフト演算部132と、感度ドリフト判定部135を有する。各機能の詳細は後述する。
メモリ14には、傾斜検知のための、内蔵分銅の理論値Fと、傾斜角の許容閾値θsと、感度ドリフトのスペック値xと、感度ドリフトのドリフト許容閾値xsが記憶されている。また、メモリ14には、キャリブレーション実行のたびに、キャリブレーション時の温度センサ19の温度測定値が記憶される。
ここで、天秤の計量値誤差についてさらに考察する。計量値が本来の値から変化する原因は、傾斜誤差の他に、温度変化による重量センサの感度ドリフトがある。感度ドリフトについては、天秤ごとにスペックが決められているため、感度変化による最大値を求めることが可能である。感度ドリフトによる計量値の変化量最大値は数式2で求められる。
但し、W:温度変化による計量値の変化量最大値(g)
F:内蔵分銅の理論値(g)
x:感度ドリフトのスペック値(ppm/℃)
:前回のキャリブレーション時の温度(℃)
:現在の温度(℃)
Figure 0006990486000002
以上の考察から、本形態では、感度ドリフト(温度変化による計量値の変化量)の最大値を利用して、温度変化による感度変化も考慮に入れて、傾斜検知を行う。
図6は、第二の実施形態に係る傾斜検知フローチャートである。図7,図8,図9は、第二の実施形態に係る警告表示の例である。以降のフローは、電源が入れられた時,一定時間未使用であった時,または傾斜検知アプリケーションが開始された時などに、自動で開始されるものとする。なお、第一の実施形態と同様のステップについては、同一の符号を引用して説明を略す。
傾斜検知が開始されると、ステップS201で、演算処理部13は、ステップS101と同様に、加除ユニット18を動作させ、内蔵分銅17を載せ下ろしする。
次に、ステップS202に移行し、演算処理部13は、ステップS102と同様に、内蔵分銅17の計量値F’を取得する。
次に、ステップS203に移行して、内蔵分銅変化量演算部131が、ステップS103と同様、内蔵分銅変化量F-F’を演算する。内蔵分銅変化量F-F’が許容範囲を超えていない場合(Yes)は、計量に問題なしとして終了する。内蔵分銅変化量F-F’が許容範囲以上(Nо)であればステップS204に移行する。
ステップS204に移行すると、感度ドリフト演算部132が機能して、温度センサ19から現在の温度測定値を取得し、メモリ14から、前回キャリブレーション時の温度測定値と感度ドリフトスペック値xを読み出し、数式2から感度ドリフト値(温度変化による計量値の変化量最大値)Wを演算する。
次に、ステップS205に移行すると、傾斜角演算部133は、数式3から、感度ドリフト値を差し引いた装置傾斜角θを算出する。
Figure 0006990486000003
次に、ステップS206に移行すると、傾斜角判定部134が機能して、メモリ14から傾斜角の傾斜許容閾値θsを読み出し、ステップS205で得られた装置傾斜角θと比較する。θがθsを超えていない場合(Yes)は、傾斜角は問題なしとしてステップS207に移行する。一方、θがθs以上の場合(No)は、傾斜角および/または感度ドリフトに問題ありとしてステップS209に移行する。
ステップS207に移行した場合、傾斜は問題なしとされているので、感度ドリフト判定部135が機能して、感度ドリフトに問題がないかチェックする。感度ドリフト判定部135は、メモリ14からドリフト許容閾値xsを読み出し、ステップS204で得られた感度ドリフト値Wと比較する。Wがxsを超えていない場合(Yes)は、傾斜も感度ドリフトも計量に問題なしと判断して、そのまま終了するか、正常である旨表示して終了する。一方、Wがxs以上の場合(No)は、傾斜には問題が無いが感度ドリフトに問題があると判断して、ステップS208に移行する。
ステップS208では、感度ドリフトに問題ありと判定されたため、感度ドリフトを解消するためのキャリブレーションを実行する必要がある。図7は、ステップS208の警告表示の例である。警告部137は、例えば、表示部16がセグメントタイプの場合、Calibration checkの略として「CAL CH」と表示する。表示部16が液晶タッチパネルの場合、キャリブレーションを促す文章を表示する。
一方、ステップS209に移行した場合、傾斜および/または感度ドリフトに問題ありとされる。このため、感度ドリフト判定部135が機能して、S207と同様に、感度ドリフトに問題ないかチェックする。Wがxsを超えていない場合(Yes)は、感度ドリフトには問題が無く、傾斜にのみ問題があると判断して、ステップS210に移行する。ステップS209でWがxs以上の場合(No)は、傾斜も感度ドリフトも問題ありと判断して、ステップS211に移行する。
ステップS210では、感度ドリフトに問題が無く傾斜に問題ありと判定されたため、水平調整を実行する必要がある。図8は、ステップS210の警告表示の例である。警告部137は、例えば、表示部16がセグメントタイプの場合、Level checkの略として「LEVEL CH」と表示する。表示部16が液晶タッチパネルの場合、水平調整を促す文章を表示する。
ステップS211では、傾斜にも感度ドリフトにも問題ありと判定されたため、水平調整とキャリブレーションの両方を実行する必要がある。図9は、ステップS211の警告表示の例である。警告部137は、例えば、表示部16がセグメントタイプの場合、Level and Calibration checkの略として「L And C CH」と表示する。表示部16が液晶タッチパネルの場合、水平調整とその後にキャリブレーションの実行を促す文章を表示する。
以上、本形態の天秤10’によれば、温度センサ19の値も利用して、感度ドリフト最大値を除いた上で天秤10’の傾斜角を求め、傾斜検知を行う。そして、計量誤差が傾斜によるものか、温度変化による感度変化によるものかを装置で自動判定し、判定に応じた警告を行う。
ここで、天秤10’の構成についてみるに、温度センサ19はもともと自動校正のために多くの天秤に予め実装されているものであるため、天秤10’は、演算処理部13に感度ドリフト演算部132および感度ドリフト判定部135のソフト処理が追加されているだけで、組み立て部品(ハード部品)点数は、既存の天秤と変わらない。従って、本形態の天秤10’は、傾斜検知にさらに温度変化を考慮しても、部品点数が増加することはない。
(第三の実施形態)
図10は第三の実施形態に係る計量装置の構成ブロック図である。前述の実施形態と同様の構成要素については、同一の符号を引用することにより、記載を割愛する。
第三の実施形態に係る計量装置(以降、天秤10”とする)は、第二の実施形態と同様に、秤量皿11、重量センサ12、演算処理部13、メモリ14、キースイッチ15、表示部16、内蔵分銅17、加除ユニット18、および温度センサ19を有する。
演算処理部13は、内蔵分銅変化量演算部131と、感度ドリフト演算部132と、傾斜角演算部133と、傾斜角判定部134と、感度ドリフト判定部135と、警告部137と、さらに、傾斜角追加判定部136を有する。この機能の詳細は後述する。
メモリ14には、内蔵分銅の理論値Fと、傾斜角の傾斜許容閾値θs1と、傾斜許容閾値θs1より大きく設定された傾斜異常閾値θs2と、感度ドリフトのスペック値xと、感度ドリフトのドリフト許容閾値xsと、キャリブレーション時の温度センサ19の温度測定値が記憶される。
ここで、天秤の計量値誤差についてよりいっそう考察する。計量値が本来の値から変化する原因は、傾斜誤差、温度変化による感度ドリフトの他に、設置場所を変えることによる重力加速度の変化がある。設置場所を変えることによる重力加速度の変化は、すなわち図2のF=mgの重力加速度“g”の変化である。具体例として、茨城県のある箇所で100.000gの分銅でキャリブレーションした計量装置を、日本の北のある箇所に設置すると、分銅の計量値は100.051g(+0.051g)となり、日本の南のある箇所に設置すると、分銅の計量値は99.908g(-0.092g)となる。
本形態では、傾斜の判定結果が明らかにおかしい場合は、重力加速度の変化を疑って、傾斜検知を行う。
図11は、第三の実施形態に係る傾斜検知フローチャートである。以降のフローは、電源が入れられた時,一定時間未使用であった時,または傾斜検知アプリケーションが開始された時などに、自動で開始されるものとする。なお、第二の実施形態と同様のステップについては、同一の符号を引用して説明を略す。
傾斜検知が開始されると、演算処理部13は、第二の実施形態のステップS201~S205と同様の処理を、ステップS301~S305で行う。すなわち、ステップS301で内蔵分銅17を載せ下ろしし、ステップS302で内蔵分銅17の計量値F’を取得し、ステップS303で内蔵分銅変化量F-F’を演算し、ステップS304で数式2から感度ドリフトWを演算し、ステップS305で数式3から感度ドリフト値を差し引いた装置傾斜角θを算出する。
次にステップS306に移行すると、傾斜角判定部134は、ステップS206と同様の処理を、「傾斜角判定その1」として行う。すなわち、傾斜角判定部134は、メモリ14から傾斜角の傾斜許容閾値θs1を読み出し、ステップS305で得られた傾斜角θと傾斜許容閾値θs1を比較して、θがθs1を超えていない場合(Yes)はステップS307に移行し、θがθs1以上の場合(No)はステップS309に移行する。
ステップS307に移行すると、傾斜角は問題なしとされ、感度ドリフト判定部135がステップS207~S208と同様の処理を行う。すなわち、感度ドリフト判定部135は、ステップS304で得られた感度ドリフト値Wとドリフト許容閾値xsを比較して、感度ドリフトに問題がないかチェックする。Wがxsを超えていない場合(Yes)は、傾斜も感度ドリフトも計量に問題なしと判断して、そのまま終了するか、正常である旨表示して終了する。Wがxs以上の場合(No)は、傾斜は問題なく感度ドリフトに問題ありと判断して、ステップS308に移行する。ステップS308において、警告部137は、感度ドリフトを解消するためのキャリブレーションを促す警告を行う(図7)。
一方、ステップS309に移行すると、傾斜角追加判定部136が機能する。傾斜角追加判定部136は、「傾斜角判定その2」として、メモリ14から傾斜角の傾斜異常閾値θs2を読み出し、ステップS305で得られた傾斜角θと傾斜角の傾斜異常閾値θs2を比較する。
ここで、傾斜角の傾斜異常閾値θs2は、傾斜が明らかに大きいとされる値に設定されている。例えば傾斜角5°ともなれば、作業者の目で見ても傾斜があることが分かるような状態に至っており、傾斜角θが傾斜異常閾値θs2を超えることは通常あり得ないと考えられる。このため、ステップS305で算出された傾斜角θが傾斜異常閾値θs2を超える場合は、傾斜が明らかにおかしいとして、他の原因、すなわち重力加速度の変化があったことが疑われる。
従って、ステップS309の「傾斜角判定その2」では、θがθs2以上の場合(No)は、傾斜が大きすぎるとして、傾斜の他に重力加速度の変化が疑われ、ステップS312に移行する。ステップS312に移行すると、警告部137が、傾斜と重力加速度変化の両方の可能性を是正するために、水平調整とキャリブレーションの両方を促す警告を行う(図9)。
一方、ステップS309の「傾斜角判定その2」で、θがθs2を超えていない場合(Yes)は、傾斜が明らかにおかしいわけではないとして、ステップS209~S211と同様の感度ドリフトに問題がないかチェックされる。すなわち、ステップS310で、感度ドリフト判定部135が、感度ドリフトのチェックを行い、感度ドリフトに問題が無い(Wがxsを超えていない、Yes)場合は傾斜に問題ありと判断し、警告部137が水平調整を実行する警告を行う(図8)。感度ドリフト判定部135が感度ドリフトに問題が有る(Wがxs以上、No)とした場合は、傾斜と感度ドリフトともに問題ありと判断して、警告部137は水平調整とキャリブレーションの両方を実行する警告を行う(図9)。
以上、本形態の天秤10”によれば、重力加速度の変化を疑うための傾斜異常閾値をθs2を設け、計量誤差が傾斜によるものか、感度変化によるものか、重力加速度変化によるものかを装置で自動判定し、判定に応じた警告を行う。
ここで、本形態の天秤10”の構成についてみるに、天秤10は、演算処理部13に傾斜角追加判定部136のソフト処理が追加されているだけで、組み立て部品(ハード部品)点数は、既存の天秤と変わらない。従って、本形態の天秤10は、傾斜検知にさらに温度変化と重力加速度変化を考慮しても、部品点数が増加することはない。
以上、本発明の好ましい実施の形態および変形を述べたが、各形態および各変形を当業者の知識に基づいて組み合わせることは可能であり、そのような形態は本発明の範囲に含まれる。
10 天秤(計量装置)
11 秤量皿
12 重量センサ
13 演算処理部
131 内蔵分銅変化量演算部
132 感度ドリフト演算部
133 傾斜角演算部
134 傾斜角判定部
135 感度ドリフト判定部
136 傾斜角追加判定部
137 警告部
14 メモリ
16 表示部
17 内蔵分銅
18 加除ユニット
19 温度センサ

Claims (10)

  1. 重量センサと、
    前記重量センサに負荷される内蔵分銅と、
    前記内蔵分銅の加除ユニットと、
    前記内蔵分銅の理論値を記憶したメモリと、
    演算処理部と、を備え
    前記演算処理部は、
    前記内蔵分銅の計量値と前記内蔵分銅の理論値のアークコサインから装置傾斜角を求める傾斜角演算部、
    を備えることを特徴とする計量装置。
  2. 前記演算処理部は、さらに、前記装置傾斜角を傾斜許容閾値と比較する傾斜角判定部と、前記傾斜角判定部により問題ありとされた場合は水平調整を促す警告を出す警告部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の計量装置。
  3. 前記計量装置は、さらに温度センサを備え、
    前記メモリには、温度変化による感度ドリフトのスペック値と、前記温度センサの温度測定値が記憶され、
    前記演算処理部は、前記内蔵分銅の理論値に、前記感度ドリフトのスペック値と、前記温度センサの現在の温度測定値と前回キャリブレーション実行時の温度測定値の差分と、を乗じた感度ドリフト値を演算する感度ドリフト演算部を備え、
    前記傾斜角演算部は、前記内蔵分銅の理論値から前記感度ドリフト値を差し引いてから、前記装置傾斜角を求める
    ことを特徴とする請求項1に記載の計量装置。
  4. 前記演算処理部は、さらに、前記装置傾斜角を傾斜許容閾値と比較する傾斜角判定部と、前記傾斜角判定部により問題ありとされた場合に前記感度ドリフト値をドリフト許容閾値と比較する感度ドリフト判定部と、前記傾斜角判定部により問題ありとされた場合は水平調整を促す警告を出し、感度ドリフト判定部により問題ありとされた場合はキャリブレーションを促す警告を出す警告部と、を備えることを特徴とする請求項3に記載の計量装置。
  5. 前記メモリには、さらに重力加速度変化を疑うための傾斜異常閾値が記憶され、
    前記演算処理部は、前記装置傾斜角を前記傾斜異常閾値と比較する傾斜角追加判定部を備え、
    前記警告部は、前記傾斜角追加判定部により問題ありとされた場合は重力加速度変化を是正するためのキャリブレーションを促す警告を出す
    ことを特徴とする請求項2または4に記載の計量装置。
  6. (A)重量センサに内蔵分銅を加除するステップと、
    (B)前記内蔵分銅の計量値を算出するステップと、
    (C)前記内蔵分銅の計量値と前記内蔵分銅の理論値のアークコサインから装置傾斜角を求めるステップと、
    を有することを特徴とする傾斜検知方法。
  7. (D)前記装置傾斜角が傾斜許容閾値以上であった場合、水平調整を促す警告を出すステップをさらに有することを特徴とする請求項6に記載の傾斜検知方法。
  8. 前記(C)ステップの前に、前記内蔵分銅の理論値に、温度変化による感度ドリフトのスペック値と温度センサの現在の温度測定値と前回キャリブレーション実行時の温度測定値の差分とを乗じた感度ドリフト値を演算するステップ(E)を有し、
    前記(C)ステップでは、前記内蔵分銅の理論値から前記感度ドリフト値を差し引いてから、前記装置傾斜角を求めることを特徴とする請求項6に記載の傾斜検知方法。
  9. 前記(E)ステップの感度ドリフト値がドリフト許容閾値以上であった場合、キャリブレーションを促す警告を出すステップ(F)をさらに有することを特徴とする請求項8に記載の傾斜検知方法。
  10. 前記(C)ステップの後に、前記装置傾斜角が、重力加速度変化を疑うための傾斜異常閾値以上であった場合、重力加速度変化を是正するためのキャリブレーションを促すステップ(G)をさらに有することを特徴とする請求項7または9に記載の傾斜検知方法。
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