JP6990373B1 - 密閉容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 蓋体の分解・洗浄が可能な密閉容器を提供する。【課題を解決するための手段】 蓋体4は上蓋部材5、下蓋部材6、上蓋部材5を貫通し、下蓋部材6に係合した昇降部材10、昇降部材10に起倒自動に軸支された開閉操作レバー 12、シール部材8、圧縮コイルバネ7を備える。上蓋部材5の下面に第1係合部40、下蓋部材6の上面に第1係合部40と係脱自在な第2係合部42を設け、下蓋部材6の前方を第1基準方向A0として、上蓋部材5は前方をA0と、A0から反時計方向へ角度αずれた方向とに回転することで、上蓋部材5の分解・組み立てを可能とする。昇降部材10の下端部に第3係合部90、下蓋部材6の上面に第3係合部90と係脱自在な第4係合部91を設け、昇降部材10は前方をA0と、A0から反時計方向へ角度βずれた方向とに回転することで、分解・組み立てを可能とする。【選択図】 図2

Description

本発明は密閉容器に係り、とくに蓋体に無端ベルト状のシール部材が設けられた密閉容器に関する。
従来から、蓋体の側周囲に設けた無端ベルト状のシール部材を、開閉操作レバーの起倒により、容器本体の内側壁に押接したり、解除したりして、蓋体を容器本体に密閉、解放可能とした密閉容器がある。このタイプの密閉容器の蓋体は、従来、次のように構成されている。すなわち、角柱箱型の容器本体の方形の容器開口に挿脱自在な方形の上蓋部材及び下蓋部材と、上蓋部材の下部外周と下蓋部材の外周との間に、着脱自在に装着された四角枠形の無端ベルト状のシール部材と、上蓋部材と下蓋部材の間に介装された圧縮コイルバネとを備え、下蓋部材の中央から上方に立設した円筒状の昇降部の上端部が、上蓋部材中央の円形開口に嵌挿されている。昇降部の上端に形成した軸部に開閉操作レバーの下端部が回動自在に軸支されている。開閉操作レバーの下端部に上蓋部材の上面の開口周辺に当接するカム部が形成されいる。
開閉操作レバーを圧縮コイルバネに抗して倒置状態から起立状態へ回動すると、カム部により上蓋部材の上面と軸部の間の距離が短くなり、上蓋部材と下蓋部材の間隔が開き、シール部材が少し縮径し、内側壁への圧接が解放されて蓋体を取り外すことができる。反対に、開閉操作レバーを起立状態から倒置状態へ回動すると、カム部により上蓋部材の上面と軸部の間の距離が離れ、上蓋部材と下蓋部材の間隔が狭くなり、シール部材が少し拡径し、容器本体の内側壁に圧接し、蓋体が密閉装着状態となる。
このように構成された密閉容器は、食品の保存や機械部品の収納等、様々な物品の保管に利用されているが、蓋体の分解が困難なために、蓋体内部の洗浄が出来ないという問題があった。
本発明は上記した従来技術の問題に鑑みなされたもので、蓋体の分解・洗浄が可能な密閉容器を提供することを、その目的とする。
請求項1記載の発明では、
上端部に方形の容器開口を有する容器本体と、容器開口に着脱自在に装着可能な蓋体とからなり、
蓋体は、
容器開口に下部を挿脱自在な方形の上蓋部材及び全体を挿脱自在な下蓋部材と、
上蓋部材の下部外周と下蓋部材の外周の間に着脱自在に装着された無端ベルト状のシール部材と、
上蓋部材と下蓋部材の間に介装された圧縮コイルバネと、
下蓋部材の上面側の中央部に係脱自在に係合し、下蓋部材と一緒に昇降自在な昇降部材と、
上蓋部材の中央に形成されて、昇降部材が嵌挿された開口と、
上蓋部材の上面側に備えられて、昇降部材の上端部に形成した軸部に下端部が起倒方向に回動自在に軸支された開閉操作レバーと、
開閉操作レバーの下端部に形成されて、上蓋部材の上面の開口周辺に当接するカム部と、
を含み、
上蓋部材の下面側と下蓋部材の上面側が係脱自在に係合可能であり、
下蓋部材の前方に上蓋部材の前方を合わせて係合した状態とし、下蓋部材の前方に昇降部材の前方を合わせて係合した状態とし、開閉操作レバーを圧縮コイルバネに抗して起立状態から昇降部材の前方方向へ回動すると、カム部により上蓋部材の上面と軸部の軸心との間の距離が離れ、上蓋部材と下蓋部材の間隔が狭くなり、シール部材が圧縮により拡径し、容器本体の内側壁に圧接し、反対に、開閉操作レバーを倒置状態から起立状態へ回動すると、カム部により上蓋部材の上面と軸部の軸心との間の距離が短くなり、上蓋部材と下蓋部材の間隔が開き、シール部材の圧縮が解放されて縮径し、容器本体の内側壁への圧接が解放されるようになっており、
更に、
上蓋部材の下面に第1係合部、下蓋部材の上面に第1係合部と係脱自在な第2係合部を設け、
下蓋部材の前方を第1基準方向とし、上蓋部材の前方を下蓋部材の第1基準方向から反時計方向または時計方向へ角度αずれた第2基準方向に向けた状態で上下方向に上蓋部材を下蓋部材に近づけ、
下蓋部材に対し上蓋部材の前方を相対回転して第1基準方向に合わせると、第1係合部と第2係合部の係合が完了し、この係合完了状態から下蓋部材に対し上蓋部材を時計方向または反時計方向へ角度α相対回転し、上蓋部材の前方を第2基準方向へ向けると係合が解除し、上下に分離可能となり、
昇降部材の下部に第3係合部、下蓋部材の上面に第3係合部と係脱自在な第4係合部を設け、
昇降部材の前方を下蓋部材の第1基準方向から反時計方向または時計方向へ角度βずれた第3基準方向に向けた状態で上下方向に昇降部材を下蓋部材に近づけ、
下蓋部材に対し昇降部材の前方を相対回転して第1基準方向に合わせると、第3係合部と第4係合部の係合が完了し、この係合完了状態から下蓋部材に対し昇降部材を時計方向または反時計方向へ角度β相対回転し、昇降部材の前方を第3基準方向に向けると、係合が解除し、上下に分離可能となるようにしたこと、
を特徴としている。
請求項2記載の発明では、
上蓋部材の前方が下蓋部材の第1基準方向と第2基準方向の範囲を超える上蓋部材の相対回転を制限する上蓋部材回転範囲制限手段を設けたこと、
を特徴としている。
請求項3記載の発明では、
昇降部材の前方が下蓋部材の第1基準方向と第3基準方向の範囲を超える昇降部材の相対回転を制限する昇降部材回転範囲制限手段を設けたこと、
を特徴としている。
請求項4記載の発明では、
起立した開閉操作レバーに当接することにより、昇降部材の前方が上蓋部材の前方から時計方向または反時計方向へ角度βを超える開閉操作レバー付の昇降部材の相対回転を制限する開閉操作レバー回転範囲制限手段を設けたこと、
を特徴としている。
請求項5記載の発明では、
第1の係合部は、上蓋部材の下面の外周端より内側の周方向に沿って複数個設けられた第1組の係合突起部を含み、
第2の係合部は、第1組の係合突起部に対応して下蓋部材の上面の外周端より内側の周方向に複数箇所設けられて第1組の係合突起部と個別に係合する第2組の係合受け部と、隣接する第2組の係合受け部の間に設けられて、上蓋部材の前方が第2基準方向に向いているときに第1組の係合突起部を上下方向へ外部と第2組の係合受け部に係合可能な高さ位置との間で挿通自在とする挿通部とを含み、挿通部に挿通された第1組の係合突起部は、上蓋部材の前方を下蓋部材の第1基準方向へ相対回転すると、第2組の係合受け部の下面側に入って係合可能となるようにしたこと、
を特徴としている。
請求項6記載の発明では、
上蓋部材と下蓋部材の間に、第1係合部と第2係合部の係合が完了する直前にクリック感を生じさせるクリック感発生部を設けたこと、
を特徴としている。
請求項7記載の発明では、
第3の係合部は、昇降部材の下部に周方向に沿って複数個設けられた第3組の係合突起部からなり、
第4の係合部は、第3組の係合突起部に対応して下蓋部材の上面の第2の係合部より内側の周方向に複数箇所設けられて、第3組の係合突起部と個別に係合する第4組の係合受け部と、隣接する第4組の係合受け部の間に設けられて、昇降部材の前方が第3基準方向に向いているときに第3組の係合突起部を上下方向へ外部と第4組の係合受け部に係合可能な高さ位置との間で挿通自在とする挿通部とを含み、挿通部に挿通された第3組の係合突起部は、昇降部材の前方を下蓋部材の第1基準方向へ相対回転すると、第4組の係合受け部の下面側に入って係合可能となるようにしたこと、
を特徴としている。
請求項8記載の発明では、
昇降部材と下蓋部材の間に、第3係合部と第4係合部の係合が完了する直前にクリック感を生じさせるクリック感発生部を設けたこと、
を特徴としている。
本発明によれば、容器本体から蓋体を外し、上蓋部材と下蓋部材からシール部材を外したあと、例えばまず下蓋部材に対し昇降部材の前方を第1基準方向から第3基準方向へ反時計方向に角度β相対回転すると、第3係合部と第4係合部の係合が解除し、上蓋部材の開口を通して下蓋部材から昇降部材を開閉操作レバーとともに外部へ取り外すことができる。続いて、下蓋部材に対し上蓋部材の前方を第1基準方向から第2基準方向へ反時計方向に角度α相対回転すると、第1係合部と第2係合部の係合が解除し、下蓋部材から上蓋部材を取り外し、圧縮コイルバネを取り出すことができる。従って、蓋体を上蓋部材、下蓋部材、開閉操作レバー付の昇降部材、シール部材、圧縮コイルバネの各パーツに分解し、洗浄することができる。また、洗浄後、分解とは逆の手順で簡単に組み立てを行うことができる。
図1は本発明の一実施例に係る密閉容器の使用状態を示す一部破断した外観斜視図である(実施例1)。 図1中の蓋体の分解図である。 図3は上蓋部材を斜め上から見下ろした斜視図である。 図4は上蓋部材の底面図である。 図5は図4のV-V’線に沿った断面図である。 図6は図4のVI-VI’線に沿った断面図である。 図7は上蓋部材を斜め下から見上げた斜視図である。 図8は上蓋部材を斜め下から見上げた斜視図である。 図9は下蓋部材の平面図である。 図10は下蓋部材を斜め上から見下ろした一部省略した斜視図である。 図11は下蓋部材を斜め上から見下ろした一部省略した斜視図である。 図12は開閉操作レバー付の昇降部材を斜め下から見上げた斜視図である。 図13は開閉操作レバー付の昇降部材を斜め下から見上げた斜視図である。 図14は開閉操作レバー付の昇降部材の底面図である。 図15(1)は図14のXV1-XV1’線に沿った断面図、(2)は図14のXV2-XV2’線に沿った断面図である。 図16は下蓋部材を斜め上から見下ろした一部破断した斜視図である。 図17は下蓋部材を斜め上から見下ろした一部破断した斜視図である。 図18は蓋体の組み立て手順を示す説明図である。 図19は蓋体の組み立て手順を示す説明図である。 図20は蓋体の組み立て手順を示す説明図である。 図21は蓋体の組み立て手順を示す説明図である。 図22は蓋体の組み立て手順を示す説明図である。 図23は蓋体の組み立て手順を示す説明図である。 図24(1)と(2)は蓋体の組み立て手順と分解手順を示し、図23の第2の係合部をX線で切って展開した説明図である。示す説明図である。 図25は蓋体の組み立て手順を示す説明図である。 図26は蓋体の組み立て手順を示し、図25の第4の係合部をY線で切って展開した説明図である。 図27は蓋体の装着方法の説明図である。 図28は蓋体の装着方法の説明図である。 図29は蓋体の第2の分解手順を示す説明図である。 図30は蓋体の第2の分解手順を示す説明図である。 図31は蓋体の第2の分解手順を示す説明図である。 図32は蓋体の第2の分解手順を示す説明図である。
以下、本発明の最良の形態を実施例に基づき説明する。
図1乃至図17を参照して本発明の一実施例に係る密閉容器を説明する。
図1乃至図17において、1は食品の保存等に用いる密閉容器であり、透明で四角柱の箱型の容器本体2と、容器本体2の上端部の方形の容器開口3に密閉した状態で着脱自在に装着可能な略四角柱状の蓋体4から成る。
蓋体4は、ともに方形で上下に対向して配置されるとともに、係脱自在に係合可能な上蓋部材5と下蓋部材6、上蓋部材5と下蓋部材6の間に介装された圧縮コイルバネ7、上蓋部材5の外周下部と下蓋部材6の外周にわたって着脱自在に装着された弾性を有する四角形の無端ベルト状のシール部材8、下蓋部材6の中央上面上に垂直に配設されるとともに、下部が下蓋部材6の上面側の中央に係脱自在に係合し、上下方向の中央部付近が上蓋部材5の中央に穿設された円形開口9に挿脱自在に嵌挿され、上部が上蓋部材5から上方に突出した略円筒状の昇降部材10、上蓋部材5の上面側に備えられて、昇降部材10の上部に形成した軸受け部11に下端部が軸支されて起倒方向に回動自在な開閉操作レバー12からなる。
図2に示す如く、シール部材8は下から上に拡がるテーパの付いた枠形であり、断面がL字状に形成されており、下端部が中心に向けて折り曲げられて水平な嵌め込み部14、嵌め込み部14から上が立ち上がり部15となっている。
図2乃至図8に示す如く、上蓋部材5の外周は、上部が水平外側に膨出したフランジ部16となっており、下部は外周面に下端から上方に向かって拡がるテーパの付いた枠状の上側シール着座部17と、上側シール着座部17の上端からフランジ部16まで鉛直に延設された首部18となっている。首部18の上端は四角いフランジ部16の下面19の内、外周端縁より内側に固着されている。フランジ部16の外形は容器本体2の上端の外形と同じ大きさであり、首部18の外形は、容器開口3の内側より少しだけ小さく、上蓋部材5を単独で容器開口3に挿入すると、上側シール着座部17と首部18は容器開口3の中に入り、フランジ部16の下面19が容器本体2の上端に載り、容器開口3を閉塞するようになっている。
一方、下蓋部材6は、図2、図9乃至図11に示す如く、下端部の四角い底板20の周端縁部に沿って枠形に立ち上がった方形のシール取り付け部21が設けられている。このシール取り付け部21の高さ方向の途中の外周側面にシール部材8の嵌め込み部14を嵌合する溝22が一周形成されている。底板20の外形は容器開口3の内側より少しだけ小さく、シール取り付け部21の外形は底板20の外形より少しだけ小さい。単独の下蓋部材6は容器開口3から容器本体2の中の底まで挿入可能である。
下蓋部材6のシール取り付け部21の上端の外形は、上蓋部材5の上側シール着座部17の下端の外形より少しだけ小さい大きさである。蓋体4における上蓋部材5の前向きを円形開口9の中心から開閉操作レバー12の倒置した方向とし(図1のB0参照)、昇降部材10の前向きを昇降部材10の軸心から開閉操作レバー12の倒置した方向とすると(図1のC0参照)、後述するように、蓋体4を容器本体2に装着可能な組み立て状態においては上蓋部材5の前向きと、昇降部材10の前向きが下蓋部材6の底板20の前側の一辺に対し垂直を向く方向となり、この方向を下蓋部材6に固定した第1基準方向A0、すなわち下蓋部材6の前方方向とする。
上蓋部材5と下蓋部材6の二部材を上下に対向させ、下蓋部材6に対し、上蓋部材5の前方向B0を第1基準方向A0に向けて係合させたとき、下蓋部材6は上蓋部材5に対し上下に4mm程度、変位( 昇降移動) 可能になっている。具体的には下蓋部材6を上蓋部材5に対し一番下がった位置( 最下位位置) へ変位させたとき、上側シール着座部17の下端と取り付け部21の上端の間が上下に5mm程度に開き、下蓋部材6を上蓋部材5に対し一番上がった位置( 最上位位置) へ変位させたときの間の間隔が1mm程度に狭まるようになっている。この上蓋部材5に対する下蓋部材6の上下方向の変位幅は、上蓋部材5と下蓋部材6の二部材だけを係合した場合でも、他の部材とともに蓋体4として完成したときも、同一となるように形成されている。上蓋部材5に対する下蓋部材6の上下方向の変位は、蓋体4を容器本体2に装着可能な組み立て状態としたあとの開閉操作レバー12の起倒操作に連動して成起するようになっている。
弾性部材から成るシール部材8は解放状態での立ち上がり部15の上端の外形が容器開口3の内側より少し小さい大きさに形成されており、立ち上がり部15の上部内面の大きさは上蓋部材5の上側シール着座部17より少し小さく、立ち上がり部15の下部内面の大きさは下蓋部材6のシール取り付け部21の外形より少しだけ大きくなっている( 図27参照) 。
下蓋部材6が上蓋部材5に対し一番下がった状態で、シール部材8を拡径し、下蓋部材6の溝22にシール部材8の嵌め込み部14を嵌合させると、立ち上がり部15の上部内面が上側シール着座部17の下部外面に弾性力で密着する。この状態では立ち上がり部15の上端外形は容器開口3の内側に丁度嵌る大きさになり、上蓋部材5のフランジ部16より下側を容器開口3内に丁度、挿脱自在である(図31参照)。
上蓋部材5に対し下蓋部材6が上に変位すると、立ち上がり部15の上端が上側シール着座部17のテーパに沿って上方へ移動しようとする。容器開口3の外側にあるとき、立ち上がり部15の上端が一番上まで上がると、この立ち上がり部15の上端外形は容器開口3の内側より少しだけ大きくなり、この状態で容器開口3に嵌めることはできない。
蓋体4が容器開口3に嵌められた状態で、立ち上がり部15の上端が上側シール着座部17のテーパに沿って上方へ移動しようとすると、立ち上がり部15の上端部が容器開口3の内側壁に当接して上昇が阻止されるため、下蓋部材5が一番上まで上がったとき立ち上がり部15は上下に圧縮されて外側面が少し拡径し、容器開口3の内側壁に強く圧接して密着するようになっている( 図28参照) 。
上蓋部材5の上面29の側には、開閉操作レバー12を起倒するスペースを確保するための略直方体形の凹部30が上蓋部材5の中央を通り、一端側がフランジ部16を前方に貫通し、水平開口31を形成するように設けられている。凹部30の各辺は上蓋部材5の外形の対応する各辺の向きと一致しており、上蓋部材5の円形開口9の中心から水平開口31に向かう向きが前向きである。凹部30の底にあたる上蓋部材5の上面( 符号78) の中央に、昇降部材10を通す円形開口9が形成されており、円形開口9に隣接し、水平開口31とは反対側に一段高くなった中心角約90度の扇形の段差部32が設けられている。段差部32の左右側面が起立した開閉操作レバー12と昇降部材10の鉛直軸周り回転を、昇降部材10の前方C0が上蓋部材5の前方B0に一致する方向から見て時計方向及び反時計方向に角度β(ここでは一例として略45度とする) の回転範囲内に制限する開閉操作レバー回転範囲制限手段としての制限部33、34となっている(図3参照)。
図4乃至図8に示す如く、上蓋部材5の下面35の円形開口9の端縁には筒状のガイド36が下方へ突設されている。ガイド36は内部に挿通された昇降部材10の昇降を案内する。
上蓋部材5の下面35の内、上側シール着座部17より内側で円形開口9より外側に円筒状の第1の係合部40が下方へ突設されており、下蓋部材6の上面41の内、シール取り付け部21より内側に、第1の係合部40に対向するようにして円筒状の第2の係合部42が上方へ突設されている。下蓋部材6が上蓋部材5に対し最上位位置に変位したとき、第1の係合部40の下端が下蓋部材6の上面41に当接し、第2の係合部42の上端が上蓋部材5の下面35に当接するようになっている。
第1の係合部40は、上蓋部材5の下面35から下方に突設された円筒状の円筒部43と、円筒部43の下端部内面に周方向へ略120 度ずつ離して中心方向へ突設した3の係合突起部44、45、46とを有している。係合突起部44、46は周方向に長く、係合突起部45は短い。係合突起部44、45、46は第1組の係合突起部を成す。
図9乃至図11に示す如く、第2の係合部42は、下蓋部材6の上面41から上方へ突設された略円筒状の円筒部47と、円筒部47の上端に周方向へ略120度ずつ離れて半径方向外側に突設した3つの部分フランジ状の第2組の係合受け部48、49、50と、隣接する係合受け部48と49、49と50、50と48の間に形成されて、係合突起部44、45、46を係合受け部48、49、50の上方高さ位置から下方高さ位置まで上下に挿脱自在とする3つの挿通部51、52、53と、係合受け部48、49、50の時計方向の端部から上面41まで半径方向外側に突設された柱状突設部54、55、56の両面である制限部57と58、59と60、61と62を有している。係合受け部48、49、50の下面と上面41の間に係合突起部44、45、46が丁度周方向に移動可能なスペースである移動領域63、64、65が形成されている。
係合受け部48、挿通部51、移動領域63、制限部57、62は係合突起部44に対応し、係合受け部49、挿通部52、移動領域64、制限部59、58は係合突起部45に対応し、係合受け部50、挿通部53、移動領域65、制限部61、60は係合突起部46に対応している。
上蓋部材5と下蓋部材6を同軸とし、上蓋部材5の前方B0を下蓋部材6 に対し第1基準方向A0から反時計方向へ角度α(ここでは一例として約90度とする)相対回転した方向(以下、「第2基準方向」という)A1に向けた状態で、上蓋部材5を上から下蓋部材6に近づけると、係合突起部44、45、46が挿通部51、52、53を挿通し、円筒部47の外側を円筒部43が覆い、係合突起部44、45、46が係合受け部48、49、50より下方の高さ位置に来る。
この状態で下蓋部材6に対し上蓋部材5を時計方向へ90度相対回転すると、係合突起部44、45、46が係合受け部48、49、50の下面に沿って移動領域63、64、65を周方向へ移動し、最後に係合突起部44、46が制限部57、61に当接し、それ以上の回転が不能となり、上蓋部材5の前方B0が第1基準方向A0に向いて係合が完了した状態となる。この際、上蓋部材5の外形各辺と下蓋部材6の対応する外形各辺は向きが一致する。
移動領域63、64、65の上下幅は係合突起部44、45、46の厚さより大きくなっており、下蓋部材6を下方へ引き下げ、係合受け部48、49、50の下面に係合突起部44、45、46の上面が当接する最下位位置に変位させたり、下蓋部材6を上方へ押し上げ、円筒部43及び係合突起部44、45、46の下端が底板20の上面41に当接し、係合受け部48、49、50の上端が凹部30の下面35に当接する最上位位置に変位させることができる。
なお、下蓋部材6に対し上蓋部材5の前方B0を第2基準方向A1からずれた状態で、上から下蓋部材6に近づけても、係合突起部44、45、46が係合受け部48、49、50の上面に干渉されるので、係合突起部44、45、46を係合受け部48、49、50より下方位置へ移動させることはできない。
上蓋部材5が第1基準方向A0に向いて係合が完了している状態から、下蓋部材6に対し反時計方向へ90度相対回転し、上蓋部材5を第2基準方向A1に向けると、係合突起部44、45、46が係合受け部48、49、50の下面に沿って移動領域63、64、65を周方向へ移動し、挿通部51、52、53の真下に来たところで制限部62、58、60に当接し、それ以上の回転が不能となり、また係合が完全に解除される。下蓋部材6に対し上蓋部材5を上昇させると、係合突起部44、45、46が挿通部51、52、53を通過し、上蓋部材5を下蓋部材6から分離することができる。
なお、係合突起部44、45、46が係合受け部48、49、50の下面側にあるとき、上蓋部材5を下蓋部材6に対し持ち上げても、係合突起部44、45、46と係合受け部48、49、50が係合して分離できない。
円筒部47の内、短い係合突起部45が通過する係合受け部49の下面側の移動領域64の内、柱状突設部55の制限部59の手前の上下に周方向に細長いスリット66、67が形成されており、スリット66、67の周方向中央の上下間を結ぶ箇所に断面山形に半径方向外側に突設した乗り越え部68が設けられている。下蓋部材6に対し上蓋部材5の前方B0を第2基準方向A1から第1基準方向A0へ相対回転する最後の段階及び、基準方向A0に向いて係合が完了した状態から上蓋部材5の前方B0を第2基準方向A1へ相対回転する最初の段階に、クリック用突起部を兼ねた係合突起部45が乗り越え部68を乗り越えることでクリック感が発生するようになっている。スリット66、67は乗り越え部68に弾性を付与する機能を有する。係合突起部45と乗り越え部68は、クリック感発生部を成す。
図12乃至図15に示す如く、昇降部材10は、下部に円筒部70を有し、円筒部70の上面にドーム状の軸受け部11が設けられている。軸受け部11に開閉操作レバー12の左右から四角柱状に下方に延設された延設部71、72が軸受け部11を両側から挟むようにして、起倒方向に回動自在にヒンジ軸73により軸支されている。昇降部材10、開閉操作レバー12は左右対称に形成されている。
開閉操作レバー12を起立した姿勢とし、上蓋部材5に対し上面74を水平開口31とは反対方向に向け(底面75側を水平開口31に向け)、昇降部材10と円形開口9を同軸とし、円筒部70を水平面内で、開閉操作レバー12の左右の延設部71、72が段差部32に当接しない向きにして、上方から上蓋部材5の円形開口9に嵌めると、開閉操作レバー12の左右の延設部71、72の先端面76、77が上蓋部材5の凹部30の上面78に当接し、下方移動が制限されるようになっている。
円形開口9の真上で起立した開閉操作レバー12は上面74が段差部32の左右の制限部33、34に当たるまで、上蓋部材5の中心から水平開口31に向かう方向B0から見て、鉛直軸周りに時計方向及び反時計方向に略45度ずつ回転可能になっている。また、昇降部材10の前方C0を上蓋部材5の前方B0に向けると、開閉操作レバー12を凹部30の側壁に邪魔されずにヒンジ軸73を軸にして前後に回動可能となり、とくに前方へ水平に倒し上面74を上向きとしたとき、丁度、凹部30のスペースに嵌るようになっている。倒れた開閉操作レバー12は頂部79が水平開口31側に露出しているので、指で容易に起立させることができる(図1参照)。
昇降部材10の前向きC0を上蓋部材5の前向きB0に向けた状態で開閉操作レバー12を起倒する際、上蓋部材5に対し昇降部材10が下方に引っ張られていると、延設部71、72の先端面76、77が凹部30の上面78に当接した状態となったり、延設部底面80、81が凹部30の上面78に当接した状態となったりする。図27、図28に示す如く、ヒンジ軸73の軸心から見た先端面76、77までの距離L1と、延設部底面80、81までの距離L2が異なり、L1<L2であることから、延設部先端面76、77と延設部底面80、81の間の角部82、83の近傍がカム部となり、開閉操作レバー12が起立状態から倒される際、ヒンジ軸73に対する上面78の反力による押上力が増大し、昇降部材10が上蓋部材5に対し上昇し、凹部30に水平に倒れた所で最上位位置に来る(図28参照)。
開閉操作レバー12が倒れた状態から起立する際、ヒンジ軸73に対する押上力が減少し、昇降部材10が外力で下方へ引っ張られているときは、昇降部材10が上蓋部材5に対し下降し、開閉操作レバー12が垂直に起立した所で最下位位置に来る(図27参照)。
図12乃至図15に示す如く、昇降部材10の円筒部70の下部は第3の係合部90となっており、図9、図16、図17に示す如く下蓋部材6の上面41の内、第2の係合部42より内側に、第3の係合部90に対向するようにして円筒状の第4の係合部91が上方へ突設されている。第3の係合部90と第4の係合部91は係脱自在に係合可能である。
第3の係合部90は、円筒部70の下端部内面に周方向に離して中心方向へ突設した3つの短い第3組の係合突起部92、93、94を有している。3つの係合突起部92、93、94は係合突起部92を頂点とする2等辺3角形を成すように配置されている。
第4の係合部91は、下蓋部材6の上面41から突設された、円筒部70より径が少し小さい円筒部95と、円筒部95の周方向に間隔を離して半径方向外側に突設した3つの第4組の係合受け部96、97、98と、隣接する係合受け部96、97、98の間に形成されて、係合突起部92、93、94を係合受け部96、97、98の上方から下方高さ位置まで上下に挿脱自在とする3つの挿通部99、100、101と、係合受け部96、97、98の時計方向の端部と挿通部100、101、99の間に半径方向外側に突設された扇状突設部102、103、104の周方向両面である制限部105と106、107と108、109と110を有している。係合受け部96、97、98の下面と下蓋部材6の上面41の間に係合突起部92、93、94が丁度嵌り、周方向に移動可能なスペースである移動領域111、112、113が形成されている。
係合受け部96、97は円筒部95の上端部に部分フランジ状に設けられており、98は円筒部95の上端から一段下がった中段に部分ツバ状に設けられている。
係合受け部96、挿通部99、移動領域111、制限部105、110は係合突起部92に対応し、係合受け部97、挿通部100、移動領域112、制限部107、106は係合突起部93に対応し、係合受け部98、挿通部101、移動領域113、制限部109、108は係合突起部94に対応している。
開閉操作レバー12を起立させた状態で、下蓋部材6の円筒部95に対し昇降部材10の軸を合わせ、昇降部材10の前方C0を下蓋部材6の第1基準方向A0から反時計方向へ約45度回転した第3基準方向A2に向けた状態で、上から下蓋部材6に近づけると、係合突起部92、93、94が挿通部99、100、101を挿通し、円筒部95の外側を円筒部70が覆い、係合突起部92、93、94が係合受け部96、97、98の下側高さ位置に来たところで、円筒部70の下端が底板20の上面41に当接し、同時に、開閉操作レバー12の延設部先端面76、77が上蓋部材5の凹30の上面78に面的に当接するようになっている。
この状態で開閉操作レバー12とともに、昇降部材10を下蓋部材6に対し時計方向へ約45度相対回転すると、係合突起部92、93、94が係合受け部96、97、98の下面に沿って移動領域111、112、113を周方向へ移動し、最後に制限部105、107、109に当接し、それ以上の回転が不能となり、昇降部材10の前方C0が下蓋部材6の第1基準方向A0に向いて係合が完了した状態となる。この際、開閉操作レバー12の外形各辺と下蓋部材6の対応する外形各辺は向きが一致する(若し、下蓋部材6に上蓋部材5が組付け済みであれば、昇降部材10の軸受け部11は円形開口9から上方に突出した状態となり、開閉操作レバー12を凹部30に水平に倒置することができる)。但し、昇降部材10と下蓋部材6の間に上下に離間する外力または接近させる外力を加えても、係合突起部92、93、94が係合受け部96、97、98の下面と底板20の上面41に干渉されて、上下方向への変位はしない。
なお、下蓋部材6に対し、昇降部材10の前方B0を第3基準方向A2からずれた方向に向けた状態で、上から下蓋部材6に近づけても、係合突起部92、93、94のいずれかが係合受け部97、98、扇状突設部102、103の上面に干渉されるので、係合突起部92、93、94を係合受け部96、97、98の下側高さ位置へ移動させることはできない。
昇降部材10の前方C0が下蓋部材6の第1基準方向A0に向いて係合が完了している状態から、昇降部材10を下蓋部材6に対し反時計方向へ約45度相対回転すると、係合突起部92、93、94が係合受け部96、97、98の下面に沿って移動領域111、112、113を周方向へ移動し、挿通部99、100、101の真下に来たところで制限部110、106、108に当接し、それ以上の回転が不能となり、また係合が完全に解除される。下蓋部材5に対し昇降部材10を上昇させると、係合突起部92、93、94が挿通部99、100、101を通過し、開閉操作レバー12付の昇降部材10を下蓋部材6から分離することができる。
円筒部70の上端部の内面で係合突起部94の近くに、縦方向に延びたクリック用突起部114が設けられている。一方、係合受け部98及び扇状突設部104の上側にはクリック用突起部114が上下方向に挿脱自在かつ周方向へ移動自在な移動領域115が形成されており、移動領域115の下端に周方向に細長いスリット116が形成されている。スリット116の周方向中央の移動領域115に断面山形に半径方向外側に突設した乗り越え部117が設けられている。下蓋部材6に対し昇降部材10の前方C0を第1基準方向A0まで時計方向に相対回転する最後の段階及び、第1基準方向A0に向いて係合した状態から第3基準方向へ反時計方向に相対回転する最初の段階に、クリック用突起部114が乗り越え部117を乗り越えることでクリック感が発生するようになっている。スリット116は乗り越え部117に弾性を付与する機能を有する。クリック用突起部114と乗り越え部117はクリック感発生部を成す。
次に、図1、図18乃至図32を参照して上記の如く構成された蓋体4の使用方法を説明する。
(1)組み立て
まず下蓋部材6と上蓋部材5の間に圧縮コイルバネ7を挿む。そして、下蓋部材6と上蓋部材5の互いの中心を同軸とし、上蓋部材5の前方B0を下蓋部材6の第2基準方向A1に合わせ、圧縮コイルバネ7に抗して上蓋部材5を上から下蓋部材6に接近させて第1係合部40と第2係合部41を対向させ、更に係合突起部44、45、46を挿通部51、52、53に挿通する(図18と図23の矢印D、図19、図24(1)の矢印a 1、a 2、a3 参照)。挿通が完了後、上蓋部材5を下蓋部材6に対し時計方向へ相対回転し、係合突起部44、45、46を係合受け部48、49、50の下面に沿って移動領域63、64、65を移動させ、クリック用突起部を兼ねた係合突起部45が乗り越え部68を乗り越えてクリック感が発生し、係合突起部44、46が制限部57、61に当接するまで約90度回転し、上蓋部材5の前方B0を下蓋部材6の第1基準方向A0に向けて、係合を完了した状態とする(図20の矢印E、図24(1)の矢印b 1、b 2、b3 参照)。
この際、下蓋部材6の各外形辺と上蓋部材5の対応する各外形辺の向きが一致する。また、円形開口9と第4係合部91は同軸となっている。
圧縮コイルバネ7により、上蓋部材5と下蓋部材6は上下に離間する方向の復元力が働き、係合突起部44、45、46が係合受け部48、49、50の下面を上方へ押接した状態で係合する。この際、上蓋部材5に対し、下蓋部材6は最下位位置に変位した状態となる。外力を加えて上蓋部材5と下蓋部材6を離間させようとしても、係合突起部44、45、46が係合受け部48、49、50に干渉されるので、離間不能である。
なお圧縮コイルバネ7に抗して、外力により下蓋部材6を上蓋部材5に押し付けると、第1係合部40の下端と第3係合部90の下端が底板20の上面41に当接する最上位置まで変位させることができる。
次に、シール部材8を解放状態から外力を加えて少し拡径し、シール部材8の嵌め込み部14を下蓋部材6のシール取り付け部21の溝22に嵌め込み、シール部材8の立ち上がり部15の内面上部を上側シール着座部17に着座させることにより装着する(図20の符号8参照。なお、以降の図21、図22ではシール部材を省略している)。装着後、シール部材8の立ち上がり部15は復元力により上側シール着座部17に密接する。圧縮コイルバネ7により、下蓋部材6が最下位位置に変位しているので、シール取り付け部21の上端と上側シール着座部17の下端は5mm程度離間しており、上側シール着座部17とシール部材8の立ち上がり部15の重なり部分の高さは短く、立ち上がり部15の上端の外形は容器開口3の内側に丁度嵌る大きさとなっている。
次に、昇降部材10の前方B0を下蓋部材6の第2基準方向A2に向け、昇降部材10、円形開口9、第4係合部91を同軸とし、開閉操作レバー12を起立した姿勢で昇降部材10を上から上蓋部材5及び下蓋部材6に接近させ、円筒部70の下部を円形開口9に挿入して第3係合部90と第4係合部91を対向させ、係合突起部92、93、94を挿通部99、100、101に挿通し、クリック用突起部114を移動領域115の外面側に挿通する。挿通が完了すると円筒部70の下端が底板20の上面41に当接し、同時に、開閉操作レバー12の延設部先端面76、77が上蓋部材5の凹部30の上面78に面的に当接する(図20と図25の矢印F、図21、図26の矢印h 1、h 2、h3 参照)。
続いて昇降部材10を下蓋部材6、上蓋部材5に対し時計方向へ約45度相対回転し、係合突起部92、93、94を係合受け部96、97、98の下面に沿って移動領域111、112、113を移動させ、クリック用突起部114を移動領域115を移動させ、クリック用突起部114が乗り越え部117を乗り越えてクリック感が発生したあと、係合突起部92、93、94を制限部105、107、109に当接させて、昇降部材10の前方C0を下蓋部材6の第1基準方向A0に向けて、係合を完了した状態とする(図21の矢印G、図26の矢印i 1、i 2、i3 参照)。
この際、下蓋部材6の前方である第1基準方向A0と上蓋部材5の前方B0に開閉操作レバー12の前方が合い、開閉操作レバー12の各外形辺と上蓋部材5の対応する各外形辺の向きが一致する。また、円筒部70と第4係合部91は同軸となっている。開閉操作レバー12はヒンジ軸73を回動軸にして前後方向に回動させて水平開口31に向けて凹部30に水平に倒置したり、起立させたりできる。外力を加えて昇降部材10と下蓋部材6を離間させようとしても、係合突起部92、93、94が係合受け部96、97、98に干渉されるので、離間不能である。同様に、上蓋部材5と下蓋部材6を離間させようとしても、係合突起部44、45、46が係合受け部48、49、50に干渉されるとともに、上蓋部材5が開閉操作レバー12の延設部先端面76、77に干渉されるので、離間不能である。
なお、シール部材8の装着は、昇降部材10を下蓋部材6に係合させたあと、行っても良い。
(2)装着
このようにして蓋体4を組み立てた後、食材等を入れた容器本体2に対し、開閉操作レバー12は起立した状態で、蓋体4を上から容器開口3に挿入すると、下蓋部材6、シール部材8、上側シール着座部17までが内部に入り、上蓋部材5のフランジ部16の下面19が容器本体2の上端に当接して閉塞する。このとき、シール部材8の立ち上がり部15の上端外形は、容器本体2の内側壁と非接触か軽く接する程度である(図27参照)。
次に、開閉操作レバー12をヒンジ軸13を軸にして前方へ回動し、水平開口31の方向へ水平になるまで圧縮コイルバネ7に抗して倒置していくと、上蓋部材5の上面78への当接箇所が延設部71、72の先端面76、78から角部82、83に移り、カム作用で角部82、83とヒンジ軸73の高さがL1からL2まで徐々に大きくなり、ヒンジ軸13を介して昇降部材10を上昇させる。これに連動して下蓋部材6が上昇し、最終的に最高位置まで変位し、開閉操作レバー12は凹部30に水平に倒置する。
下蓋部材6の上昇に従い、シール部材8の嵌め込み部14が上昇する。一方、立ち上がり部15の上端は上側シール着座部17の傾斜により容器本体2の内側壁に押接されて上昇を阻まれ、立ち上がり部15が縦に圧縮されてシール部材8が拡径し、立ち上がり部15の外側面が面で容器本体2の内側壁に圧接されることにより、密閉状態となる(図28参照)。
(3)取り外し
反対に蓋体4を外したい場合、水平開口31から見えている開閉操作レバー12の先端79に指を掛け、上方へ回動させると(図22の矢印H’参照)、圧縮コイルバネ7により上方へ押圧されている上蓋部材5の上面78への当接箇所が角部82、83から延設部71、72の先端面76、77に移り、カム作用で上蓋部材5の上面78に対するヒンジ軸13の高さがL2からL1まで徐々に低くなり、ヒンジ軸73を介して昇降部材10が下降する。これに連動して下蓋部材6が下降し、最終的に最低位置まで変位し、開閉操作レバー12は垂直に起立する。
上蓋部材5に対する下蓋部材6の下降に従い、シール部材8の嵌め込み部14が下降し、立ち上がり部15の圧縮が解除されてシール部材8は縮径し、容器本体2の内側壁への圧接が解除される。この結果、蓋体4を持ち上げることで、容易に蓋体4を容器開口3から上方へ取り外すことができる(図27参照)。
(4)分解
内部の洗浄のため、蓋体4を分解したい場合、組み立て時と逆の手順で行うことができる。
まず、シール部材8を指で引っ張って拡径しながら上蓋部材5の上シール着座部17と下蓋部材6のシール取り付け部21から外す。
次に、起立した開閉操作レバー12と一緒に昇降部材10を、下蓋部材6に対し反時計方向へ相対回転させる(図21の矢印G’、図26の矢印j、j2、j3参照)。各係合突起部92、93、94は係合受け部96、97、98の下面側の移動領域111、112、113を移動し、最初、クリック用突起部114が乗り越え部117を乗り超えてクリック感が生じる。更に回転をすると、約45度回転し、係合突起部92、93、94が制限部110、106、108に当接したところで回転不能となり(この際、起立した開閉操作レバー12の上面74が丁度、扇形段差32の右側の制限部34に当接する)、このとき係合突起部92、93、94は挿通部99、100、101の真下に来て、第3係合部40と第4係合部42の係合が完全に解除される(図21参照)。開閉操作レバー12と一緒に昇降部材10を持ち上げると、係合突起部92、93、94が挿通部99、100、101を抜け、下蓋部材6から昇降部材10を外すことができる(図20と図25の矢印F’、図26の矢印k、k2、k3参照)。
最後に、上蓋部材5を下蓋部材6に対し反時計方向へ相対回転させる(図20の矢印E’、図24(1)の矢印c1、c2、c3参照)。各係合突起部44、45、46は係合受け部48、49、50の下面側の移動領域63、64、65を移動し、最初、係合突起部64が乗り越え部68を乗り超えてクリック感が生じる。更に回転をすると、90度回転し、係合突起部44、45、46が制限部62、60、58に当接したところで回転不能となり、このとき係合突起部44、45、46は挿通部51、52、53の真下に来て、第1係合部40と第2係合部42の係合が完全に解除される(図19参照)。上蓋部材5を持ち上げると、係合突起部44、45、46が挿通部51、52、53を抜け、下蓋部材6から上蓋部材5が外れ、圧縮コイルバネ7も外れる。これにより、蓋体4の分解が完了する(図18の矢印D’参照)。
なお、分解は、先に昇降部材10を外し、あとから上蓋部材6を外す手順のほか、昇降部材10は外さないまま先に上蓋部材5を下蓋部材6に対し反時計方向に相対回転することでも可能である。
開閉操作レバー12が起立し、上蓋部材5の前方B昇降部材10の前方Cが下蓋部材6の第1基準方向A0に向き、第1係合部40と第2係合部42が係合を完了し、第3係合部90と第4係合部91が係合を完了した状態から(図29参照)、下蓋部材6に対し上蓋部材5を反時計方向に相対回転する(図30の矢印S参照)。このとき、昇降部材10は上蓋部材5と一緒に相対回転しようとするが、クリック用突起部114が乗り越え部117に干渉されるため、回転できず、昇降部材10の前向きC0は下蓋部材6の第1基準方向A0のままとなる。
各係合突起部44、45、46は係合受け部48、49、50の下面側の移動領域63、64、65を移動し、最初、係合突起部46が乗り越え部68を乗り超えてクリック感が生じる(図24(2)の矢印p1、p2、p3参照)。45度回転したところで開閉操作レバー12の上面74が段差部32の制限部33に当接して反力を受け、以降、開閉操作レバー12付の昇降部材10は下蓋部材6に対し上蓋部材5と一緒に反時計方向に相対回転し、クリック用突起部114が乗り越え部117を乗り超えるとクリック感が生じる(図26の矢印j1、j2、j3、図24(2)の矢印q1、q2、q3参照)。
更に45度回転し、係合突起部44、45、46が制限部62、58、60に当接し、係合突起部92、93、94が110、106、108に当接したところで回転不能となり、このとき係合突起部44、45、46は挿通部51、52、53の真下に来て、第1係合部40と第2係合部42の係合が完全に解除される。同時に係合突起部92、93、94は挿通99、100、101の真下に来て、第3係合部90と第4係合部91の係合が完全に解除される(図31参照)。
昇降部材10を持ち上げると、係合突起部92、93、94が挿通部99、100、101を抜け、下蓋部材6、上蓋部材5から外れる(図26の矢印k1、k2、k3参照)。
。更に、上蓋部材5を持ち上げると、係合突起部44、45、46が挿通部51、52、53を抜け、下蓋部材6から上蓋部材5が外れ(図24(2)の矢印r1、r2、r3参照)、圧縮コイルバネ7も外れる。これにより、蓋体4の分解が完了する(図32の矢印T、U参照)。
この実施例によれば、容器本体2から蓋体4を外し、上蓋部材5と下蓋部材6からシール部材8を外したあと、例えばまず下蓋部材6に対し昇降部材10の前方C0を第1基準方向A0から第3基準方向A2へ反時計方向へβ=約45度相対回転すると、第3係合部90と第4係合部91の係合が完全に解除し、上蓋部材5の円形開口9を通して下蓋部材6から昇降部材10を開閉操作レバー12とともに外部へ取り外すことができる。続いて、下蓋部材6に対し上蓋部材5の前方B0を第1基準方向A0から第2基準方向A1へα=約90度相対回転すると、第1係合部40と第2係合部42の係合が完全に解除し、下蓋部材6から上蓋部材5を取り外し、圧縮コイルバネ7を取り出すことができる。従って、上蓋部材5、下蓋部材6、開閉操作レバー12付の昇降部材10、シール部材8、圧縮コイルバネ7の各パーツに分解し、洗浄することができる。また、洗浄後、分解とは逆の手順で簡単に組み立てを行うこともできる。
なお、上記した実施例では、αとβを各々約90度と約45度としたが、他の角度の組み合わせとしても良い。
また、第1基準方向A0に対し第2基準方向A1を反時計方向にαだけ離れた方向としたが、時計方向にαだけ離れた方向とし、組み立て時は上蓋部材の前方B0を下蓋部材に対しA1方向を起点にして反時計方向にαだけ相対回転してA0に合わせ、分解時は、時計方向にαだけ相対回転してB0をA1に合わせるようにしても良い。
また、第1基準方向A0に対し第3基準方向A3を反時計方向にβだけ離れた方向としたが、時計方向にβだけ離れた方向とし、組み立て時は昇降部材の前方C0を下蓋部材に対しA2方向を起点にして反時計方向にβだけ相対回転してA0に合わせ、分解時は、時計方向にβだけ相対回転してC0をA2に合わせるようにしても良い。
本発明は、食材や部品などの密閉式の保存容器、収納容器に適用可能である。
1 密閉容器
2 容器本体
3 容器開口
4 蓋体
5 上蓋部材
6 下蓋部材
7 圧縮コイルバネ
8 シール部材

Claims (8)

  1. 上端部に方形の容器開口を有する容器本体と、容器開口に着脱自在に装着可能な蓋体とからなり、
    蓋体は、
    容器開口に下部を挿脱自在な方形の上蓋部材及び全体を挿脱自在な下蓋部材と、
    上蓋部材の下部外周と下蓋部材の外周の間に着脱自在に装着された無端ベルト状のシール部材と、
    上蓋部材と下蓋部材の間に介装された圧縮コイルバネと、
    下蓋部材の上面側の中央部に係脱自在に係合し、下蓋部材と一緒に昇降自在な昇降部材と、
    上蓋部材の中央に形成されて、昇降部材が嵌挿された開口と、
    上蓋部材の上面側に備えられて、昇降部材の上端部に形成した軸部に下端部が起倒方向に回動自在に軸支された開閉操作レバーと、
    開閉操作レバーの下端部に形成されて、上蓋部材の上面の開口周辺に当接するカム部と、
    を含み、
    上蓋部材の下面側と下蓋部材の上面側が係脱自在に係合可能であり、
    下蓋部材の前方に上蓋部材の前方を合わせて係合した状態とし、下蓋部材の前方に昇降部材の前方を合わせて係合した状態とし、開閉操作レバーを圧縮コイルバネに抗して起立状態から昇降部材の前方方向へ回動すると、カム部により上蓋部材の上面と軸部の軸心との間の距離が離れ、上蓋部材と下蓋部材の間隔が狭くなり、シール部材が圧縮により拡径し、容器本体の内側壁に圧接し、反対に、開閉操作レバーを倒置状態から起立状態へ回動すると、カム部により上蓋部材の上面と軸部の軸心との間の距離が短くなり、上蓋部材と下蓋部材の間隔が開き、シール部材の圧縮が解放されて縮径し、容器本体の内側壁への圧接が解放されるようになっており、
    更に、
    上蓋部材の下面に第1係合部、下蓋部材の上面に第1係合部と係脱自在な第2係合部を設け、
    下蓋部材の前方を第1基準方向とし、上蓋部材の前方を下蓋部材の第1基準方向から反時計方向または時計方向へ角度αずれた第2基準方向に向けた状態で上下方向に上蓋部材を下蓋部材に近づけ、
    下蓋部材に対し上蓋部材の前方を相対回転して第1基準方向に合わせると、第1係合部と第2係合部の係合が完了し、この係合完了状態から下蓋部材に対し上蓋部材を時計方向または反時計方向へ角度α相対回転し、上蓋部材の前方を第2基準方向へ向けると係合が解除し、上下に分離可能となり、
    昇降部材の下部に第3係合部、下蓋部材の上面に第3係合部と係脱自在な第4係合部を設け、
    昇降部材の前方を下蓋部材の第1基準方向から反時計方向または時計方向へ角度βずれた第3基準方向に向けた状態で上下方向に昇降部材を下蓋部材に近づけ、
    下蓋部材に対し昇降部材の前方を相対回転して第1基準方向に合わせると、第3係合部と第4係合部の係合が完了し、この係合完了状態から下蓋部材に対し昇降部材を時計方向または反時計方向へ角度β相対回転し、昇降部材の前方を第3基準方向に向けると、係合が解除し、上下に分離可能となるようにしたこと、
    を特徴とする密閉容器。
  2. 上蓋部材の前方が下蓋部材の第1基準方向と第2基準方向の範囲を超える上蓋部材の相対回転を制限する上蓋部材回転範囲制限手段を設けたこと、
    を特徴とする請求項1記載の密閉容器。
  3. 昇降部材の前方が下蓋部請求材の第1基準方向と第3基準方向の範囲を超える昇降部材の相対回転を制限する昇降部材回転範囲制限手段を設けたこと、
    を特徴とする請求項1または2記載の密閉容器。
  4. 起立した開閉操作レバーに当接することにより、昇降部材の前方が上蓋部材の前方から時計方向または反時計方向へ角度βを超える開閉操作レバー付の昇降部材の相対回転を制限する回転範囲制限手段を設けたこと、
    を特徴とする請求項 1乃至3の内のいずれか一項記載の密閉容器。
  5. 第1の係合部は、上蓋部材の下面の外周端より内側の周方向に沿って複数個設けられた第1組の係合突起部を含み、
    第2の係合部は、第1組の係合突起部に対応して下蓋部材の上面の外周端より内側の周方向に複数箇所設けられて第1組の係合突起部と個別に係合する第2組の係合受け部と、隣接する第2組の係合受け部の間に設けられて、上蓋部材の前方が第2基準方向に向いているときに第1組の係合突起部を上下方向へ外部と第2組の係合受け部に係合可能な高さ位置との間で挿通自在とする挿通部とを含み、挿通部に挿通された第1組の係合突起部は、上蓋部材の前方を下蓋部材の第1基準方向へ相対回転すると、第2組の係合受け部の下面側に入って係合可能となるようにしたこと、
    を特徴とする請求項1乃至4の内のいずか一項記載の密閉容器。
  6. 上蓋部材と下蓋部材の間に、第1係合部と第2係合部の係合が完了する直前にクリック感を生じさせるクリック感発生部を設けたこと、
    を特徴とする請求項1乃至5の内のいずか一項記載の密閉容器。
  7. 第3の係合部は、昇降部材の下部に周方向に沿って複数個設けられた第3組の係合突起部からなり、
    第4の係合部は、第3組の係合突起部に対応して下蓋部材の上面の第2の係合部より内側の周方向に複数箇所設けられて、第3組の係合突起部と個別に係合する第4組の係合受け部と、隣接する第4組の係合受け部の間に設けられて、昇降部材の前方が第3基準方向に向いているときに第3組の係合突起部を上下方向へ外部と第4組の係合受け部に係合可能な高さ位置との間で挿通自在とする挿通部とを含み、挿通部に挿通された第3組の係合突起部は、昇降部材の前方を下蓋部材の第1基準方向へ相対回転すると、第4組の係合受け部の下面側に入って係合可能となるようにしたこと、
    を特徴とする請求項1乃至6の内のいずか一項記載の密閉容器。
  8. 昇降部材と下蓋部材の間に、第3係合部と第4係合部の係合が完了する直前にクリック感を生じさせるクリック感発生部を設けたこと、
    を特徴とする請求項1乃至7の内のいずか一項記載の密閉容器。
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