JP6989164B2 - 皮膚刺激ローラ - Google Patents
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Description
さらに、前記ブラシ部は、前記支持部と対向する面以外の面が露出されてなることで、様々な角度から前記ブラシ部を皮膚へと当接させることができ、皮膚へと加える力の調節が容易となる。
これらにより、従来の皮膚刺激ローラよりも優れた皮膚刺激ローラを提供することができる。
さらに、前記皮膚刺激ローラを使用して顎まわりの皮膚を刺激する際に、凹になっている前記中間部が顎まわりの骨格に沿うことから、皮膚刺激ローラの使用性が従来よりも優れたものとなる。
把持部20は、長さ方向の長さが約120mmに形成されてなる。また、把持部20は、把持部20の先端から基端に向かって約45mmのところで山なり部分の頂点21となり、頂点21から基端までが約75mmに形成されてなる。すなわち、把持部20は、「先端から頂点21の長さ:頂点21から基端の長さ」がおおよそ「3:5」に形成されてなる。
ヘッド部30は、長さ方向の長さが約35mmに形成されてなる。また、ヘッド部30の幅方向の長さは、把持部20の幅方向の長さよりも長く形成されてなる。なお、ヘッド部30の長さ方向の長さは、把持部20の長さ方向の長さのおおよそ1/3に形成されてなる。
また、ヘッド部30と把持部20とは一体として略Y字状に形成されてなる。
軸部50は、円柱状に形成されてなる。また、軸部50の直径は短く形成されてなる。すなわち、軸部50は細い円柱状に形成されてなる。軸部50は、直径約1mmに形成されてなる。
軸部50は、軸方向の長さ(すなわち、皮膚刺激ローラ1における幅方向の長さ)が、支持部32同士の離間する距離よりも僅かに長く形成されてなる。軸部50の軸方向の長さは、約53mmに形成されてなる。
軸部50は、ヘッド部30の二つの枝31の先端部分に橋設されてなる。また、軸部50は、山なりの高さ方向と直角となる方向に沿って配設されてなる。さらに、軸部50は、皮膚刺激ローラ1の長さ方向と直角となる方向に沿って配設されてなる。軸部50は、ヘッド部30の二つの枝31に対して幅方向外方に力を加えて撓ませて、支持部32に設けられた挿嵌穴に両端を挿嵌することによって設けられてなる。なお、本実施形態においては、軸部50は固定的に支持部32によって挟持されてなる。特に、軸部50は、回転しないように固定されてなる。よって、軸部50は周方向に回転しない。
ブラシ部60は、円筒状に形成されてなる。ブラシ部60の外周面は、複数の円盤状の毛体61の毛端によって形成されてなる。ブラシ部60の内周面は、補強筒64の内周面によって形成されてなる。
ブラシ部60は、軸方向の長さが軸部50の軸方向の長さよりも短く形成されてなる。ブラシ部60は、軸方向の長さが支持部32同士の離間する距離よりも僅かに短く形成されてなる。ブラシ部60は、軸方向の長さが約48mmに形成されてなる。また、ブラシ部60は、直径方向の長さが約18mmに形成されてなる。ブラシ部60は、内周の直径が軸部50の外周の直径よりも大きく形成されてなる。なお、本実施形態においては、ブラシ部60は、補強筒64を介在させた状態で、環体62に軸部50が挿通されてなる。
毛体61の円盤形状は、多数のブラシ毛63の毛端によって形成されてなる。毛体61は、多数のブラシ毛63を有してなる。より具体的には、毛体61は、その外周に隙間なくブラシ毛63の毛端が表れる程度の数のブラシ毛63を有してなる。毛体61は、約650本のブラシ毛63を有してなる。また、それぞれのブラシ毛63は略同じ長さに形成されてなる。毛体61は、直径が約18mmに形成されてなる。
ブラシ部60は、軸部50が挿通される環体62内部の補強筒64の内径が、軸部50の外径よりも大きく形成されてなることで、回転自在に形成されてなる。
また、ブラシ部60は、支持部32と対向する面以外の面である円柱形状の円周面が露出されてなる。具体的には、円柱形状の円周面は、皮膚を刺激可能に露出されてなる。
このため、把持部20を握って皮膚刺激ローラ1を前後に移動させることで、毛体61を備えるブラシ部60が皮膚の上で転動する。
これにより、毛体61に設けられた多数のブラシ毛63が転動しながら皮膚と当接することで、従来よりもきめ細かく皮膚を刺激し、マッサージ効果を得ることができる。
このため、細いブラシ毛63が密集してなる毛体61を備えるブラシ部60が、皮膚の上で転動する。
これにより、さらにきめ細かく皮膚の神経や細胞を刺激し、優れたマッサージ効果を得ることができる。
このため、皮膚刺激ローラ1の幅方向に複数枚の毛体61が配設されることとなる。
これにより、皮膚刺激ローラ1は、皮膚の上で転動する際に、複数の毛体61が同時に皮膚と当接することとなり、複数の毛体61で同時に皮膚を刺激することができる。
このため、ブラシ部60は、軸心に軸部50が挿通された円柱体となる。
これにより、ブラシ部60が皮膚の上を転動する際に、滑らかに皮膚の上を転動して、皮膚を刺激することができる。
このため、軸部50の外周面とブラシ部60の内周面との間には抵抗が小さい。
これにより、皮膚刺激ローラ1は滑らかな転動が可能となる。
このため、抜け止めによって、毛体61が軸方向に移動することが抑制される。
これにより、毛体61が補強筒64から抜けてしまうことが抑制される。
このため、様々な角度からブラシ部60を皮膚へと当接させることができる。
これにより、皮膚刺激ローラ1は、柄10を握る際の腕の角度を容易に調節することができ、皮膚へと加える力の調節が容易となる。
このため、ローラ40と枝分かれ節部33との間に形成される隙間に指や耳回り等の身体の先端部を挿入することができる。
これにより、ローラ40と枝分かれ節部33との間で身体の先端部を挟みながら皮膚を刺激することができる。また、この場合にはブラシ部60の外周面の360度全てで皮膚の刺激が可能となる。
このため、ブラシ毛63の太さが細いにも関わらず、ブラシ毛63の長さが短く且つ密集して設けられてなることによって、皮膚に当接した際にブラシ毛63が倒れにくい。
これにより、ブラシ毛63の毛端が略直角に皮膚に対して当接することとなり、優れたマッサージ効果を得ることができる。
これにより、把持部が中間部において山なりに曲がった棒体に形成されていない皮膚刺激ローラと比べて、意匠的に優れており、顧客の購買意欲を増大させることができる。
また、使用者は、山なりに曲がった形状によって、山なりの頂点21よりも基端側の把持部20を握ることで、山なり部に手が引っ掛かって滑りが抑制されて、皮膚刺激ローラ1を握り易くなる。
これにより、山なりに曲がってなる中間部が凹になっている方向のブラシ部60の面を皮膚に当接させる際に、手によって加えられる力がブラシ部60と当接する皮膚に伝わり易い。
その一方で、曲がってなる前記中間部が凸になっている方向の前記ブラシ部60を皮膚に当接させる際には、手によって加えられる力がブラシ部60と当接する皮膚に伝わりにくい。
これにより、皮膚刺激ローラ1の力の調節が、ブラシ部60を当接させる面を変更するだけでできることとなる。
またさらに、皮膚刺激ローラ1を使用して顎まわりの皮膚を刺激する際に、凹になっている中間部が顎まわりの骨格に沿うことから、皮膚刺激ローラ1の使用性がよい。
これにより、皮膚刺激ローラ1の使用者は、軸の長さ方向に沿って前後に皮膚刺激ローラ1を動かすことで、容易に皮膚を刺激することができる。
このため、ヘッド部30と把持部20との間には、部品同士の繋ぎ目がない。
これによって、皮膚刺激ローラ1の使用者は、繋ぎ目を視認することがないため、優れた意匠的美感を感得することができる。また、繋ぎ目がないことから、ヘッド部30と把持部20との境界における破損を抑制することができる。
このため、軸部50を装着した後に、再度二つの枝31に対して幅方向外方に力を加えて二つの枝31を撓ませることで、装着した軸部50を取り外すことができる。
これにより、皮膚刺激ローラ1は、ブラシ部60が傷んだ際に、ブラシ部60を新しいブラシ部60と交換することができる。
このため、ブラシ毛63に水を含ませた状態で皮膚を刺激することができる。
これによって、皮膚刺激ローラ1は、ブラシ毛63が乾燥した状態での皮膚の刺激のみならず、水を含ませた状態でも皮膚を刺激することができる。
また、水に加えて石鹸等をブラシ毛63に含ませた際には、皮膚刺激ローラ1の細い毛が、毛穴やシワの隙間に入り込み、身体を綺麗に洗うことができる。
なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって定められるべきであり、以下で変形例として述べていないことを理由としては、所定の構成が本発明の技術的範囲に属しないと判断することはできない。
この場合であっても、軸部50を前記貫通孔から引き抜くことで、傷んだブラシ部60の交換が可能となる。
この場合であっても、複数の環体62によって形成されるブラシ部60の孔に軸部50を挿通することで、ブラシ部60の回転が可能となる。
この場合であっても、軸部50とブラシ部60とが一体となって、若しくは、軸部50とブラシ部60とが相対的に回転しながら、ブラシ部60は皮膚の上で転動することができる。
この場合には、適宜ブラシ毛63の長さ及び太さ、これに加えて適宜ブラシ毛63の密集度を調節することで、容易に皮膚と当接した際にブラシ毛63が倒れにくいブラシ部60を構成することができる。
また、例えば、ブラシ毛63の長さは3mmから10mm、太さは0.05mmから0.3mm程度が好ましい。
10 柄
20 把持部
21 頂点
30 ヘッド部
31 枝
32 支持部
33 枝分かれ節部
34 切欠き
40 ローラ
50 軸部
60 ブラシ部
61 毛体
62 環体
63 ブラシ毛
64 補強筒
Claims (4)
- 柄とローラとを備え、使用時に前記柄を把持して押し引きすることにより前記ローラが皮膚の上を転動する皮膚刺激ローラであって、
前記柄は、把持部と、前記把持部の先端から二股に枝分かれて、互いに向かい合う先端部分のそれぞれに支持部が形成されてなるヘッド部とを有してなり、
前記ローラは、前記支持部によって両端が支持されてなる軸部と、前記軸部の周囲に設けられてなるブラシ部とを有してなり、
前記ブラシ部は、前記軸部が挿通される環体と該環体の全周に亘って該環体の径方向外方に向かって設けられてなる多数のブラシ毛とを有してなる円盤状の毛体が、軸方向に複数枚重ね合わされることによって形成されてなり、
重ね合わされた複数の前記毛体は、前記環体の内周面と前記軸部の外周面との間に、軸方向の全体に亘って同じ内径に形成された補強筒を介在させて前記軸部が挿通され、且つ、前記環体の内周面が前記補強筒の外周面に対して固定されており、
前記補強筒は、軸方向の両端が前記環体の内径よりも大きい外径の抜け止めに形成されてなり、
前記ブラシ部は、前記軸部と相対的に前記補強筒が回転することで前記軸部の軸心を回転軸として回転可能に形成されてなり、前記支持部と対向する面以外の面が露出されてなる
ことを特徴とする皮膚刺激ローラ。 - 前記毛体は、その外周に隙間なく前記多数のブラシ毛の毛端が表れてなる
ことを特徴とする請求項1に記載の皮膚刺激ローラ。 - 前記把持部は、中間部において山なりに曲がった棒体に形成されてなる
ことを特徴とする請求項1若しくは請求項2のいずれか一つに記載の皮膚刺激ローラ。 - 前記山なりの高さ方向と直角となる方向に沿って前記軸部が配設されてなる
ことを特徴とする請求項3に記載の皮膚刺激ローラ。
Priority Applications (1)
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JP2020097950A JP6989164B2 (ja) | 2020-06-04 | 2020-06-04 | 皮膚刺激ローラ |
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Family Applications (1)
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JP2020097950A Active JP6989164B2 (ja) | 2020-06-04 | 2020-06-04 | 皮膚刺激ローラ |
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