JP6987569B2 - 全固体電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、全固体電池モジュールに関する。
例えば、特許文献1には、電極体内への水分の侵入をより確実に防止することを目的とした全固体リチウム二次電池について示されている。この全固体リチウム二次電池は、少なくとも正極層と固体電解質層と負極層とをこの順番で積層した積層体を有する電極体が外装体内に密封され、この外装体内に、冷却素子と、冷却素子がトラップした水分を吸着する水分除去剤とを有する。他に、この全固体リチウム二次電池は、外装体内の気体を排気できる排気装置を有する。
また、例えば、特許文献2には、容器内に素電池が収容されると共に素電池を加圧する気体が容器内に充満され、気体によって素電池に加えられる圧力の低下を抑制しつつ、安全性を向上させることを目的とした電池について示されている。この電池は、正極層と、負極層と、正極層および負極層の間に配設された電解質層とを有する素電池、並びに、該素電池を収容する容器を備え、素電池が硫化物電解質を含み、容器内には、素電池を加圧可能な気体が充填されると共に、多孔質吸着材が配置されており、多孔質吸着材に備えられた細孔の大きさの平均が、硫化水素の分子より大きく、かつ前記気体を構成する分子より小さい。
特開2008−287970号公報 特開2013−065451号公報
硫化物材料を用いた全固体電池は、微量の水分や酸素が混入すると、水分混入の場合は硫化水素を発生し、酸素混入の場合は電池材料の被毒(イオンの伝導する早さを損なう)が生じる課題がある。発生した、硫化水素が系外に漏出すると、硫化水素ガスが充満するおそれがある。電池材料が被毒すると、電池の性能が悪化する課題がある。
上述した特許文献1においては、単体セルである素電池の外装体の内部に、湿度を検知する湿度センサを配置し、この湿度センサが湿度を検知することで、冷却素子を作動させたり、排気装置を作動させたりする。しかし、このような構成の場合、素電池内部へ導入する湿度センサや冷却素子などの対策機構部材による持ち込み水分の懸念があり、さらに、水分を減らすために水分除去剤や排気装置などのプロセスを追加しているため、素電池事態の大型化やコスト増加に繋がる。
上述した特許文献2においては、素電池が収容される容器内に、素電池を加圧する気体が充満されているが、当該圧力は管理されておらず、圧力が変化したときの対策が課題となる。
本発明は上述した課題を解決するものであり、全固体電池への水分や酸素の混入を防止し、この状態を管理することのできる全固体電池モジュールを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の一態様に係る全固体電池モジュールは、正電極、負電極、前記正電極と前記負電極の間に配置されて少なくともリチウム元素および硫黄元素を含む全固体電解質を有する電池部と前記電池部が内部に収容された密閉筐体とを備える全固体電池と、前記全固体電池を密閉状態で収容する容器と、前記容器の内部の圧力を検出する圧力検出部と、前記圧力検出部の検出結果に基づいて前記容器の内部を前記容器の外部の圧力と異なる圧力とする圧力設定手段と、を備える。
また、本発明の一態様に係る全固体電池モジュールでは、前記圧力設定手段は、前記容器の内部に疎水性流体を充填することで前記容器の内部を前記容器の外部の圧力よりも高くすることが好ましい。
また、本発明の一態様に係る全固体電池モジュールでは、前記疎水性流体は、不活性ガスであることが好ましい。
また、本発明の一態様に係る全固体電池モジュールでは、前記疎水性流体は、液体であることが好ましい。
また、本発明の一態様に係る全固体電池モジュールでは、前記圧力設定手段は、前記容器の内部を減圧することで前記容器の内部を前記容器の外部の圧力未満とすることが好ましい。
また、本発明の一態様に係る全固体電池モジュールでは、前記圧力検出部により検出する圧力が前記圧力設定手段によって設定された圧力から変化したか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記圧力設定手段によって設定された圧力が変化したと判定した場合、当該変化に応じて前記全固体電池の状態を調整する制御を行う制御部と、をさらに備えることが好ましい。
また、本発明の一態様に係る全固体電池モジュールでは、前記容器の外部から内部に圧力を付与する態様で前記容器を外側から拘束する拘束部をさらに備えることが好ましい。
硫化物材料を用いる全固体電池では、電池内部への微量の水分混入により硫化水素が発生し、電池内部への大気酸素成分の混入により電池材料の被毒(イオンの伝導する早さを損なう)が生じる問題がある。この問題に対し、本発明の全固体電池モジュールによれば、容器の内部を容器の外部の圧力外とすることで、容器の内部に密閉状態で収容した全固体電池の外周環境を非大気環境にするため、全固体電池への水分や酸素の混入を防止できる。この結果、全固体電池の信頼性および安全性を向上することができる。しかも、本発明の全固体電池モジュールによれば、圧力検出部により容器の内部の圧力を検出するため、容器の内部の圧力を常に監視でき、全固体電池の内部への水分や酸素の混入を防止できる状態を管理することができる。すなわち、容器の内部の圧力を常に監視し、当該圧力に異常変動が生じた場合、全固体電池の安全性を確保する為の対策を講じることができる。しかも、本発明の全固体電池モジュールによれば、全固体電池に対して水分や酸素の混入を防止する機能を持たせず、全固体電池を収容する容器に持たせることで、複数の全固体電池を扱う場合において機能を集約することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る全固体電池モジュールの断面図である。 図2は、本発明の実施形態に係る全固体電池モジュールの制御動作のフローチャート図である。 図3は、本発明の実施形態に係る全固体電池モジュールの制御動作のフローチャート図である。 図4は、本発明の実施形態に係る全固体電池モジュールの他の形態の断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係る全固体電池モジュールの断面図である。
本実施形態の全固体電池モジュール1は、複数の全固体電池2と、容器3と、圧力検出部4と、判定部5と、圧力調整部6と、電池調整部7と、制御部8と、を有する。
複数の全固体電池2は、本実施形態の全固体電池モジュール1において複数(8個)設けられている。なお、全固体電池モジュール1の全固体電池2の数は、8個に限定されない。全固体電池2は、面積の大きい面が他の全固体電池2と向き合って、1列に並んで配置されている。図1では、複数の全固体電池2のうちの1つを断面で示している。全固体電池2は、電池部12と、密閉筐体13とを有して構成されている。この全固体電池2の単体を素電池という。
電池部12は、正電極14と、負電極15と、全固体電解質16とを有する。電池部12は、正電極14の層と負電極15の層との間に全固体電解質16の層が挟まれて構成されている。正電極14および負電極15は、粉体を圧粉成形したり、導電性(例えば、導電性金属)の粉体を含むペーストを基材に塗布し乾燥したりすることで得られる。正電極14および負電極15は、導電性材料で作製される。
全固体電解質16は、無機の固体セラミックスであり、少なくともリチウム元素および硫黄元素を含む固体電解質が用いられている。全固体電解質16は、Li−A−S系の固体電解質であることが好ましい。Aは、P、Ga、B、Si、Sn、Cl、F、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一種とする。具体的に、Li−A−S系の固体電解質は、LiPS、LiS−P、LiGe0.250.75、Li10GeP12、Li9.54Si1.741.4411.7Cl0.3、Li9.612、LiS−B、LiS−SiS、あるいはこれらにLiIやLiPOなどを添加したものを用いることができる。
密閉筐体13は、上記電池部12を密閉した状態で収容するものであればよい。密閉筐体13は、例えば、金属薄膜13Aと熱可塑性樹脂膜13Bとを積層したラミネート材を用いることができる。密閉筐体13は、ラミネート材の金属薄膜13Aの内側に熱可塑性樹脂膜13Bが積層して形成される。そして、密閉筐体13は、正電極14および負電極15の一部を、正極タブ14Aおよび負極タブ15Aとして、その周縁から外部に延出して設けられている。本実施形態において、図1に示すように、正極タブ14Aおよび負極タブ15Aは、密閉筐体13の外部に、相反する方向に延出して設けられている。密閉筐体13が上述したラミネート材を用いて構成される場合、ラミネート材を構成する熱可塑性樹脂膜3Bの周縁が熱融着により固着されるシール部(ヒートシール部)131とされ、正極タブ14Aおよび負極タブ15Aが密閉筐体13から延出する部分を囲むように熱可塑性の融着部材17を設け、この融着部材17をシール部131と共に熱融着して固着することで、正極タブ14Aおよび負極タブ15Aを延出する部分にシール性を確保することができる。図1に例示する密閉筐体13は、上述したラミネート材を用いて構成され、矩形状の1枚のラミネート材を二つ折りにして重ねた間に電池部12を配置し、減圧した後、周縁の3辺を熱融着してシール部131とし、当該シール部131および融着部材17を介して正極タブ14Aおよび負極タブ15Aが外部に延出されている。なお、ラミネート材は、矩形状の2枚を重ねる構成でもよく、この場合は周縁の4辺を熱融着してシール部131とする。外形状は矩形状に限定されるものではない。
容器3は、全固体電池2を密閉状態で収容するものである。収容される全固体電池2は、単数であってもよいが、本実施形態では複数(図1では8個)である。各全固体電池2は、積層される形態で容器3の内部に配置され、それぞれ正極タブ14Aおよび負極タブ15Aを容器3の外部に延出するように設けられている。容器3は、その内部と外部との間での流体の流通を防ぐように気密性を有して形成された密閉容器であり、各全固体電池2の正極タブ14Aおよび負極タブ15Aが延出する部分の気密性を確保して構成されている。
また、容器3は、圧力設定手段3Aにより、その内部が外部の圧力と異なる圧力とされている。圧力設定手段3Aは、容器3の内部の圧力を容器3の外部の圧力よりも高くなるように設定するものと、容器3の内部の圧力を容器3の外部の圧力未満となるように設定するものとがある。
圧力設定手段3Aは、容器3の内部の圧力を外部の圧力よりも高くする場合、容器3の内部に疎水性流体として、不活性ガスまたは液体を充填することで実現できる。この場合に、圧力設定手段3Aは、図には明示しないが、容器3の内部に疎水性流体である不活性ガスを充填するために、不活性ガスを貯留するタンクや、タンクと容器3間を繋ぐ配管や、配管に設けられて不活性ガスを送ることができるポンプにより実現される。不活性ガスは、例えば、アルゴンや窒素がある。不活性ガスの純度としては、4N以上が好ましい。また、圧力設定手段3Aは、図には明示しないが、容器3の内部に疎水性流体である液体を充填するために、液体を貯留するタンクや、タンクと容器3間を繋ぐ配管や、配管に設けられて液体を送ることができるポンプにより実現される。疎水性流体である液体は、絶縁性および難燃性のもので、例えば、フロリナート(パーフルオロカーボン液体)がある。パーフルオロカーボン液体を主剤とした疎水性流体の沸点は、100℃以上のものが望ましく、さらには200℃未満のものが望ましい。本実施形態において、疎水性流体は、各全固体電池2の正極タブ14Aおよび負極タブ15Aの短絡を防ぐために絶縁性が高いことが望ましい。また、疎水性流体は、各全固体電池2の発熱などによる燃焼を防ぐために難燃性が高いことが望ましい。容器3の内部の圧力は、外部の圧力が大気圧である場合、0.1MPaより大きい圧力とする。容器3の内部の圧力の上限は、容器3の耐圧能力によるが、外部の圧力が大気圧である場合現実的に0.2MPa未満が望ましい。容器3の内部の圧力は、好ましくは0.1MPa以上0.15MPa未満、より好ましくは0.12MPaとする。内圧ゲージで0.01MPaは十分に検知可能である。容器3は、圧力設定手段3Aとして、疎水性流体を内部に充填する場合、内部と外部との圧力差により変形しない剛構造であることが望ましい。なお、容器3の内部の圧力を外部の圧力よりも高くなるように設定する圧力設定手段3Aとして、容器3を蛇腹形状など変形可能な構成とし、外部から圧縮した状態を維持することで内部の圧力を外部の圧力よりも高くなるようにすることも可能である。
圧力設定手段3Aは、容器3の内部の圧力を外部の圧力未満となるように設定する場合、容器3の内部に充填されている流体を容器3の外部に排出し、減圧することで実現できる。この場合に、圧力設定手段3Aは、図には明示しないが、容器3の内部を減圧するために、容器3に接続された配管や、配管に設けられて容器3の内部の空気を吸引できるポンプにより実現される。減圧した容器3の内部の圧力は、外部の圧力が大気圧である場合、0.01MPa以下の圧力とする。容器3は、圧力設定手段3Aとして、容器3の内部の圧力を減圧する場合、内部と外部との圧力差により変形しない剛構造であることが望ましい。なお、容器3の内部の圧力を外部の圧力以下となるように設定する圧力設定手段3Aとして、容器3を蛇腹形状など変形可能な構成とし、外部から膨張させた状態を維持することで内部の圧力を外部の圧力以下となるようにすることも可能である。
圧力検出部4は、容器3の内部の圧力を検出する。圧力検出部4は、一部が容器3に挿入された、圧力計である。なお、圧力検出部4は、容器3の内部の圧力を検出することができればよく、本実施形態に限定されない。
判定部5は、圧力設定手段3Aにより設定された容器3の内部の圧力と、圧力検出部4により検出された容器3の内部の圧力とを比較する。そして、これらの圧力の差が所定範囲を逸脱したか否かを判定する。判定部5は、後述する制御部8に接続されており、制御部8のメモリに予め記憶されている圧力設定手段3Aにより設定された容器3の内部の圧力を取得する一方で、圧力検出部4により検出された容器3の内部の圧力を取得する。そして、判定部5は、取得したこれらの圧力の差が所定範囲を逸脱したか否かを判定した結果を制御部8に出力する。なお、圧力の差の所定範囲は、制御部8において予め設定されメモリに記憶された範囲であり、容器3の内部の圧力として望ましいとされる範囲である。
圧力調整部6は、容器3の内部の圧力を調整するため圧力設定手段3Aを調整するものである。圧力調整部6は、圧力設定手段3Aにおいて疎水性流体である不活性ガスを容器3の内部に充填する場合、不活性ガスを容器3の内部に供給したり容器3の内部から排出したりするために不活性ガスを送るポンプを稼働させる。また、圧力調整部6は、圧力設定手段3Aにおいて疎水性流体である疎水性流体を容器3の内部に充填する場合、液体を容器3の内部に供給したり容器3の内部から排出したりするために液体を送るポンプを稼働させる。また、圧力調整部6は、圧力設定手段3Aにおいて容器3の内部を減圧する場合、容器3の内部の空気を吸引したり容器3の内部に空気を繰り込んだりするためにポンプを稼働させる。
電池調整部7は、全固体電池モジュール1において各全固体電池2による電力供給の負荷を調整するものである。例えば、電池調整部7は、複数の全固体電池モジュール1が並列に用いられている場合に、各全固体電池モジュール1のうちの選択した全固体電池モジュール1からの電力供給が少なくなるように、他の全固体電池モジュール1からの電力供給に切り替える調整を行う。これにより、選択した全固体電池モジュール1における電力供給の負荷を低減することができる。
制御部8は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)と、記憶手段であるメモリとを備え、これらのハードウェア資源を用いてプログラムを実行することによって圧力調整部6や電池調整部7を作動させる。制御部8は、判定部5における判定結果に基づいて、メモリに記憶されているプログラムに含まれる命令をCPUに実行させ、圧力調整部6や電池調整部7を作動させて、当該変化に応じて全固体電池2の状態を調整する。
図2は、本実施形態に係る全固体電池モジュールの制御動作のフローチャート図である。疎水性流体である不活性ガスを容器3の内部に充填する場合、図2に示すように、判定部5において、圧力検出部4により検出した容器3の内部の圧力と、圧力設定手段3Aにより予め設定した容器3の内部の圧力との差が所定範囲内であれば(ステップS1:Yes)、制御部8は、本制御を終了し、引き続き判定を行う。ステップS1において、所定範囲外であって(ステップS1:No)、判定部5において各圧力の差が所定範囲から下回っている場合、つまり圧力検出部4により検出した容器3の内部の圧力が下がっている場合(ステップS2:Yes)、制御部8は、圧力調整部6において圧力設定手段3Aのポンプを稼働させ、不活性ガスを容器3の内部に供給して容器3の内部の圧力を上げる(ステップS3)。すなわち、全固体電池2の状態を調整する。その後、ステップS1に戻り再び判定を行う。また、ステップS3において、制御部8は、電池調整部7において全固体電池モジュール1における電力供給の負荷を低減する。すなわち、全固体電池2の状態を調整する。一方、ステップS2において、判定部5において各圧力の差が所定範囲から上回っている場合、つまり圧力検出部4により検出した容器3の内部の圧力が上がっている場合(ステップS2:No)、制御部8は、圧力調整部6において圧力設定手段3Aのポンプを稼働させ、容器3の内部の不活性ガスを容器3の外部に排出して容器3の内部の圧力を下げる(ステップS4)。すなわち、全固体電池2の状態を調整する。その後、ステップS1に戻り再び判定を行う。また、ステップS4において、制御部8は、電池調整部7において全固体電池モジュール1における電力供給の負荷を低減する。すなわち、全固体電池2の状態を調整する。
また、疎水性流体である液体を容器3の内部に充填する場合、同様に図2に示すように、判定部5において、圧力検出部4により検出した容器3の内部の圧力と、圧力設定手段3Aにより予め設定した容器3の内部の圧力との差が所定範囲内であれば(ステップS1:Yes)、制御部8は、本制御を終了し、引き続き判定を行う。ステップS1において、所定範囲外であって(ステップS1:No)、判定部5において各圧力の差が所定範囲から下回っている場合、つまり圧力検出部4により検出した容器3の内部の圧力が下がっている場合(ステップS2:Yes)、制御部8は、圧力調整部6において圧力設定手段3Aのポンプを稼働させ、液体を容器3の内部に供給して容器3の内部の圧力を上げる(ステップS3)。すなわち、全固体電池2の状態を調整する。その後、ステップS1に戻り再び判定を行う。また、ステップS3において、制御部8は、電池調整部7において全固体電池モジュール1における電力供給の負荷を低減する。すなわち、全固体電池2の状態を調整する。一方、ステップS2において、判定部5において各圧力の差が所定範囲から上回っている場合、つまり圧力検出部4により検出した容器3の内部の圧力が上がっている場合(ステップS2:No)、制御部8は、圧力調整部6において圧力設定手段3Aのポンプを稼働させ、容器3の内部の液体を容器3の外部に排出して容器3の内部の圧力を下げる(ステップS4)。すなわち、全固体電池2の状態を調整する。その後、ステップS1に戻り再び判定を行う。また、ステップS4において、制御部8は、電池調整部7において全固体電池モジュール1における電力供給の負荷を低減する。すなわち、全固体電池2の状態を調整する。
図3は、本実施形態に係る全固体電池モジュールの制御動作のフローチャート図である。容器3の内部を減圧する場合、図3に示すように、判定部5において、圧力検出部4により検出した容器3の内部の圧力と、圧力設定手段3Aにより予め設定した容器3の内部の圧力との差が所定範囲内であれば(ステップS11:Yes)、制御部8は、本制御を終了し、引き続き判定を行う。ステップS11において、所定範囲外であって(ステップS11:No)、判定部5において各圧力の差が所定範囲から上回っている場合、つまり圧力検出部4により検出した容器3の内部の圧力が上がっている場合(ステップS12:Yes)、制御部8は、圧力調整部6において圧力設定手段3Aのポンプを稼働させ、容器3の内部の空気を排出して容器3の内部の圧力を下げる(ステップS13)。すなわち、全固体電池2の状態を調整する。その後、ステップS11に戻り再び判定を行う。また、ステップS13において、制御部8は、電池調整部7において全固体電池モジュール1における電力供給の負荷を低減する。すなわち、全固体電池2の状態を調整する。一方、ステップS12において、判定部5において各圧力の差が所定範囲から下回っている場合、つまり圧力検出部4により検出した容器3の内部の圧力が上がっている場合(ステップS12:No)、制御部8は、圧力調整部6において圧力設定手段3Aのポンプを稼働させ、容器3の内部に空気を供給して容器3の内部の圧力を上げる(ステップS14)。すなわち、全固体電池2の状態を調整する。その後、ステップS11に戻り再び判定を行う。また、ステップS14において、制御部8は、電池調整部7において全固体電池モジュール1における電力供給の負荷を低減する。すなわち、全固体電池2の状態を調整する。
このように、本実施形態の全固体電池モジュール1は、正電極14、負電極15、正電極14と負電極15の間に配置されて少なくともリチウム元素および硫黄元素を含む全固体電解質16を有する電池部12と電池部12が内部に収容された密閉筐体13とを備える全固体電池2と、全固体電池2を密閉状態で収容する容器3と、容器3の内部の圧力を検出する圧力検出部4と、圧力検出部4の検出結果に基づいて容器3の内部を容器3の外部の圧力と異なる圧力とする圧力設定手段3Aと、を備える。
硫化物材料を用いる全固体電池2では、電池内部への微量の水分混入により硫化水素が発生し、電池内部への大気酸素成分の混入により電池材料の被毒(イオンの伝導する早さを損なう)が生じる問題がある。この問題に対し、本実施形態の全固体電池モジュール1によれば、容器3の内部を容器3の外部の圧力と異なる圧力とすることで、容器3の内部に密閉状態で収容した全固体電池2の外周環境を非大気環境にするため、全固体電池2への水分や酸素の混入を防止できる。この結果、全固体電池2の信頼性および安全性を向上することができる。しかも、本実施形態の全固体電池モジュール1によれば、圧力検出部4により容器3の内部の圧力を検出するため、容器3の内部の圧力を常に監視でき、全固体電池2の内部への水分や酸素の混入を防止できる状態を管理することができる。すなわち、容器3の内部の圧力を常に監視し、当該圧力に異常変動が生じた場合、全固体電池2の安全性を確保する為の対策を講じることができる。しかも、本実施形態の全固体電池モジュール1によれば、全固体電池2に対して水分や酸素の混入を防止する機能を持たせず、全固体電池2を収容する容器3に持たせることで、複数の全固体電池2を扱う場合において機能を集約することができる。
また、本実施形態の全固体電池モジュール1では、圧力設定手段3Aは、容器3の内部に疎水性流体を充填することで容器3の内部を容器3の外部の圧力よりも高くすることが好ましい。
この全固体電池モジュール1によれば、容器3の内部の圧力に異常変動が生じた場合を圧力検出部4により検出がし易く、全固体電池2の安全性を確保する為の対策を早期に講じることができる。
また、本実施形態の全固体電池モジュール1では、疎水性流体は、不活性ガスであることが好ましい。すなわち、この全固体電池モジュール1によれば、万一、容器3から不活性ガスが漏れ出したとしても、容器3の外部には不活性ガスが放出されるのみであるため、安全である。しかも、容器3から不活性ガスが漏れ出したとしても、容器3の内部の圧力が外部の圧力相当になって直ぐに容器3の内部に外部の空気が侵入することを防ぐため、容器3に収容している全固体電池2の内部への水分や酸素の混入のリスクを軽減することができる。しかも、全固体電池2は反応界面が固体であるため、界面の密着性は全固体電池2の性能(出力)に影響するが、この全固体電池モジュール1によれば、容器3の内部を高圧に印加することにより、全固体電池2に対して外側からの加圧がかかるため、全固体電池2の内部での個々の界面の接触性が向上し、全固体電池2の性能を向上することができる。
また、本実施形態の全固体電池モジュール1では、疎水性流体は、液体であることが好ましい。すなわち、この全固体電池モジュール1によれば、容器3から流体が漏れ出したとしても、容器3の内部の圧力が外部の圧力相当になって直ぐに容器3の内部に外部の空気が侵入することを防ぐため、容器3に収容している全固体電池2の内部への水分や酸素の混入のリスクを軽減することができる。しかも、全固体電池2は反応界面が固体であるため、界面の密着性は全固体電池2の性能(出力)に影響するが、この全固体電池モジュール1によれば、容器3の内部を高圧に印加することにより、全固体電池2に対して外側からの加圧がかかるため、全固体電池2の内部での個々の界面の接触性が向上し、全固体電池2の性能を向上することができる。
また、本実施形態の全固体電池モジュール1では、圧力設定手段3Aは、容器3の内部を減圧することで容器3の内部を容器3の外部の圧力未満とすることが好ましい。
この全固体電池モジュール1によれば、容器3の内部の圧力に異常変動が生じた場合を圧力検出部4により検出がし易く、全固体電池2の安全性を確保する為の対策を早期に講じることができる。
また、本実施形態の全固体電池モジュール1では、圧力検出部4により検出する圧力が圧力設定手段3Aによって設定された圧力から変化したか否かを判定する判定部5と、判定部5により圧力設定手段3Aによって設定された圧力が変化したと判定した場合、当該変化に応じて全固体電池2の状態を調整する制御を行う制御部8と、をさらに備えることが好ましい。
この全固体電池モジュール1によれば、圧力検出部4により検出する圧力に基づき、異常変動が生じたかを判定部5で判定し、この判定結果に応じて全固体電池2の状態を調整することで、全固体電池2の安全性を確保することができる。しかも、圧力設定手段3Aによって容器3の内部を容器3の外部の圧力よりも高く設定している場合では、全固体電池2の長期使用により電池部12の抵抗が高まって性能が低下した場合に、容器3の内部の印加圧力を高めて全固体電池2の状態を調整することで電池部12の抵抗を低減させることができ、全固体電池2の性能を回復する事ができる。
図4は、本実施形態に係る全固体電池モジュールの他の形態の断面図である。
図4に示す全固体電池モジュール11は、上述した全固体電池モジュール1に対し、拘束部9を備える点が異なる。したがって、全固体電池モジュール11の以下の説明においては、上述した全固体電池モジュール1と同等部分には同一の符号得を付して説明を省略する。
拘束部9は、容器3の外側に設けられており、容器3の外部から内部に圧力を付与する態様で容器3を外側から拘束するものである。本実施形態では、容器3が相反する方向に向く側面3a,3aを有している。この容器3に対し、拘束部9は、各側面3a,3aに沿って設けられる各板状部材9A,9Aと、各板状部材9A,9Aを近づける方向(容器3を挟む方向)に拘束力を生じる拘束部材9Bと、を有して構成されている。また、本実施形態では、全固体電池2が複数積層された形態で容器3に収容されており、各板状部材9A,9Aは、全固体電池2の積層された方向で容器3を挟むように拘束部材9Bにより拘束されている。
圧力設定手段3Aにより容器3の内部を減圧することで容器3の内部を容器3の外部の圧力未満とする場合、容器3の内部を減圧環境とするため、全固体電池2の内部に斥力(広がろうとする力)が働く。全固体電池2は、電池部12を密閉筐体13の内部で減圧環境でシールすることが一般的であり、このため全固体電池2の膨張などを防止できるが、働く斥力により電池部12の各層が離れるような作用が生じることから電池部12の抵抗が高まって性能が低下する可能性がある。この点、拘束部9を備える全固体電池モジュール11によれば、容器3を外側から物理的な拘束力で圧力を印加するように、減圧環境下でも全固体電池2面圧を保持できるように調整する機構を有することで、全固体電池2の性能を確保することができる。
なお、圧力設定手段3Aにより容器3の内部を容器3の外部の圧力よりも高くする場合であっても、全固体電池2の長期使用により電池部12の抵抗が高まって性能が低下した場合に、容器3を外側から物理的な拘束力で圧力を印加するように、全固体電池2面圧を保持できるように調整する機構を有することで、全固体電池2の性能を確保することができる。
上述した全固体電池モジュール1,11は、様々な用途の二次電池として適用することができる。特に、全固体電池2を密閉状態で容器3に収容する構成であることから、例えば、空中を移動する飛行機や、宇宙空間を移動する宇宙船や、水上を移動する船舶や、水中を移動する潜水艦など、容器3の外部が様々な環境となることに適して用いることができる。
1,11 全固体電池モジュール
2 全固体電池
3 容器
3A 圧力設定手段
3a 側面
4 圧力検出部
5 判定部
6 圧力調整部
7 電池調整部
8 制御部
9 拘束部
9A 板状部材
9B 拘束部材
12 電池部
13 密閉筐体
13A 金属薄膜
13B 熱可塑性樹脂膜
131 シール部
14 正電極
14A 正極タブ
15 負電極
15A 負極タブ
16 全固体電解質
17 融着部材

Claims (6)

  1. 正電極、負電極、前記正電極と前記負電極の間に配置されて少なくともリチウム元素および硫黄元素を含む全固体電解質を有する電池部と前記電池部が内部に収容された密閉筐体とを備える全固体電池と、
    前記全固体電池を密閉状態で収容する容器と、
    前記容器の内部の圧力を検出する圧力検出部と、
    前記圧力検出部の検出結果に基づいて前記容器の内部を前記容器の外部の圧力と異なる圧力とする圧力設定手段と、
    前記圧力検出部により検出する圧力が前記圧力設定手段によって設定された圧力から変化したか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記圧力設定手段によって設定された圧力が変化したと判定した場合、当該変化に応じて前記容器の内部の圧力を調整し、かつ前記全固体電池による電力供給の負荷を調整することで前記全固体電池の状態を調整する制御を行う制御部と、
    を備える全固体電池モジュールであって、
    当該全固体電池モジュールが並列に複数用いられており、各前記全固体電池モジュールのうちの選択した前記全固体電池モジュールからの電力供給が少なくなるように、他の前記全固体電池モジュールからの電力供給に切り替える調整を行う、全固体電池モジュール。
  2. 前記圧力設定手段は、前記容器の内部に疎水性流体を充填することで前記容器の内部を前記容器の外部の圧力よりも高くする請求項1に記載の全固体電池モジュール。
  3. 前記疎水性流体は、不活性ガスである請求項2に記載の全固体電池モジュール。
  4. 前記疎水性流体は、液体である請求項2に記載の全固体電池モジュール。
  5. 前記圧力設定手段は、前記容器の内部を減圧することで前記容器の内部を前記容器の外部の圧力未満とする請求項1に記載の全固体電池モジュール。
  6. 前記容器の外部から内部に圧力を付与する態様で前記容器を外側から拘束する拘束部をさらに備える請求項1から5のいずれか1つに記載の全固体電池モジュール。
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