JP6986475B2 - 回転電機用のコイル及びその挿入方法 - Google Patents
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Description
2 ステータ
2a スロット
10 コイル部材
10A コイル要素
10B コイル要素
10C コイル要素
10D コイル要素
10a 導線
10b 導線
10c 導線
10d 導線
11 基部(第1基部,第2基部)
12 腕部(第1接続部,第2接続部)
13 カール部(第1接続部,第2接続部)
14 結線部
Claims (5)
- 複数のコイル部材で環状に形成され、回転電機の環状のステータのスロットに挿入される回転電機用のコイルにおいて、
前記複数のコイル部材の各々は、複数のコイル要素で構成され、
当該複数のコイル要素は、前記スロット内に挿入され、前記コイルの軸線方向に延びるとともに前記コイルの周方向に間隔を存する第1基部及び第2基部と、当該第1基部の一端部と当該第2基部の一端部との間を接続する第1接続部と、当該第2基部の他端部から延びる第2接続部とを1組のコイル要素構造として複数組のコイル要素構造を一体に備えており、
当該複数組のコイル要素構造における隣り合う各2組の前記コイル要素構造の一方の前記第1基部の他端部が、前記第2接続部を介して他方のコイル要素構造の前記第1基部の他端部に接続されていることによって、当該複数組のコイル要素構造は環状に構成されており、
前記複数のコイル要素は、前記第1基部及び前記第2基部の各々において前記コイルの径方向に互いに重なるように配置されているとともに、当該複数のコイル要素のうちの少なくとも1つのコイル要素の各々は、複数の導線で構成されており、
当該複数の導線は、前記第1基部及び前記第2基部の各々において前記コイルの周方向に沿って並ぶように配置されており、
前記第1接続部及び前記第2接続部の各々は、前記第1基部及び前記第2基部から前記コイルの周方向側に折れ曲がりながら、互いに近づくように延びる2つの腕部と、当該2つの腕部の一方からねじれながら1回転して当該2つの腕部の他方に連続するカール部とを備えており、
前記2つの腕部の一方は、他方の腕部に対して前記コイルの径方向に当該腕部の径方向の長さ分ずれた状態で設けられていることを特徴とする回転電機用のコイル。 - 前記複数のコイル要素の両端部は、結線部になっており、
当該結線部では、前記複数のコイル要素のうちの前記コイルの径方向に重なり合う各2つのコイル要素において、当該各2つのコイル要素の一方の一端部と、当該各2つのコイル要素の他方の一端部とが一体に結線され、前記複数のコイル要素のうちの、前記コイルの径方向の最も外側に配置された1つのコイル要素の他端部が一体に結線され、前記コイルの径方向の最も内側に配置された1つのコイル要素の他端部が一体に結線されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機用のコイル。 - 前記複数のコイル要素の各々は、互いに同数の前記複数の導線で構成されており、
当該複数の導線は、前記コイルの径方向の内側に配置されているものほど、断面積がより小さくなるように構成されているとともに、当該断面積は、前記各コイル要素における前記コイルの軸心からの径方向の距離に応じて設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機用のコイル。 - 前記複数のコイル要素の各々は、互いに同数の複数の平角導線で構成されており、
当該複数の平角導線は、前記第1〜第2基部及び前記第1〜第2接続部において、前記複数の平角導線の各々の断面における短辺側が径方向に互いに重なる状態で配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の回転電機用のコイル。 - 複数のコイル部材で環状に形成されたコイルを回転電機の環状のステータのスロットに挿入する回転電機用のコイルの挿入方法において、
前記複数のコイル部材の各々を、複数のコイル要素で構成し、
当該複数のコイル要素を、前記コイルの軸線方向に延びるとともに前記コイルの周方向に間隔を存する第1基部及び第2基部と、当該第1基部の一端部と当該第2基部の一端部との間を接続する第1接続部と、当該第2基部の他端部から延びる第2接続部とを1組のコイル要素構造として複数組のコイル要素構造を一体に備えるように構成し、
当該複数組のコイル要素構造における隣り合う各2組の前記コイル要素構造の一方の前記第1基部の他端部を、前記第2接続部を介して他方のコイル要素構造の前記第1基部の他端部に接続することによって、当該複数組のコイル要素構造を環状に構成し、
前記複数のコイル要素を、前記第1基部及び前記第2基部の各々において前記コイルの径方向に互いに重なるように配置するとともに、当該複数のコイル要素のうちの少なくとも1つのコイル要素の各々を、複数の導線で構成し、
当該複数の導線を、前記第1基部及び前記第2基部の各々において前記コイルの周方向に沿って並ぶように配置し、
前記複数組のコイル要素構造における前記第1基部及び前記第2基部を前記スロット内に挿入し、
前記第1接続部及び前記第2接続部の各々は、前記第1基部及び前記第2基部から前記コイルの周方向側に折れ曲がりながら、互いに近づくように延びる2つの腕部と、当該2つの腕部の一方からねじれながら1回転して当該2つの腕部の他方に連続するカール部とを備えており、
前記2つの腕部の一方は、他方の腕部に対して前記コイルの径方向に当該腕部の径方向の長さ分ずれた状態で設けられていることを特徴とする回転電機用のコイルの挿入方法。
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