JP6983803B2 - デュアルモード関節運動駆動部を有する手術器具 - Google Patents
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Description
図1は、例示的な超音波手術器具(10)を示す。器具(10)の少なくとも一部は、本明細書で引用する種々の特許、特許出願公開、及び特許出願のうちのいずれかの教示の少なくともいくつかに従って、構築され得、かつ動作可能であり得る。本明細書に記載されるように、また以下にて更に詳細に記載するように、器具(10)は、実質的に同時に、組織を切断し、かつ組織(例えば、血管など)を封止又は接合するように動作可能である。
図2〜4で最も良く分かるように、本実施例のエンドエフェクタ(40)は、クランプアーム(44)と超音波ブレード(160)とを含む。クランプアーム(44)は、ブレード(160)に対向してクランプアーム(44)の下側に固定されるクランプパッド(46)を含む。クランプパッド(46)は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)及び/又は任意の他の好適な材料を含んでもよい。クランプアーム(44)は、遠位外部シース(33)の遠位部分内に固定して取り付けられた上部遠位シャフト要素(172)の遠位突出舌部(43)に枢動可能に固定される。クランプアーム(44)は、クランプアーム(44)とブレード(160)との間に組織を選択的にクランプするために、ブレード(160)に向かって及びブレード(160)から離れる方向に選択的に枢動するように動作可能である。一対のアーム(156)は、クランプアーム(44)から横方向に延在し、遠位外部シース(33)の遠位部分内にスライド可能に配設された、下部遠位シャフト要素(170)に枢動可能に固定される。
本実施例のシャフトアセンブリ(30)は、ハンドルアセンブリ(20)から遠位に延在する。図2〜7で示されるように、シャフトアセンブリ(30)は、クランプアーム(44)駆動機構及び上記の音響伝送機構を囲む、遠位外部シース(33)及び近位外部シース(32)を含む。シャフトアセンブリ(30)は、シャフトアセンブリ(30)の遠位部分に位置する関節運動セクション(130)を更に含み、エンドエフェクタ(40)は関節運動セクション(130)より遠位に位置する。図1に示すように、回転制御アセンブリ(102)は、回転制御ノブ(31)の形態の回転制御部材を有し、この回転制御ノブ(31)は、近位外部シース(32)の近位部分に固定される。ノブ(31)は本体(22)に対して回転可能であるので、シャフトアセンブリ(30)は、外部シース(32)によって画定される長手方向軸線を中心に、ハンドルアセンブリ(20)に対して回転可能である。かかる回転は、エンドエフェクタ(40)、関節運動セクション(130)、及びシャフトアセンブリ(30)の一体的回転を提供することができる。当然のことながら、回転可能特徴部は、所望により、単に省略されてもよい。
関節運動セクション(130)の関節運動を様々な入力感度で駆動するように動作可能なデュアルモード関節運動制御アセンブリを提供することが望ましい場合がある。いくつかの例において、操作者は、比較的大きな程度の関節運動セクション(130)の関節運動を、比較的低い入力感度で迅速にもたらすことを望む場合がある(例えば、エンドエフェクタ(40)の位置決めの精度及び/又は正確さが低くなる)。いくつかの他の例では、操作者は、関節運動の微調整を、比較的高い入力感度でもたらすことを望む場合がある(例えば、エンドエフェクタ(40)の位置決めの精度及び/又は正確さがより高くなる)。以下の説明は、デュアルモード関節運動制御アセンブリ(218)を有する例示的な超音波手術器具(210)に関し、このデュアルモード関節運動制御アセンブリ(218)は、シャフトアセンブリ(216)の関節運動の制御を改善するために、異なる高変速比及び低変速比を有する少なくとも2つの関節運動制御部材(222、223)を含む。以下に記載する違いを除き、この実施例の器具(210)は、上記に述べた器具(10)と同様に構成され、動作可能である。
以下の実施例は、本明細書の教示を組み合わせるか又は適用することができる、種々の非網羅的な方法に関する。以下の実施例は、本出願における又は本出願の後の出願におけるどの時点でも提示され得る、いずれの請求項の適用範囲をも限定することを目的としたものではない、と理解すべきである。一切の棄権をも意図するものではない。以下の実施例は、単なる例示の目的で与えられるものにすぎない。本明細書の様々な教示は、その他の多くの方法で構成及び適用が可能であると考えられている。また、いくつかの変形形態では、以下の実施例において言及される特定の特徴を省略してよいことも、考えられる。したがって、本発明者又は本発明者の利益の継承者により、後日、そうである旨が明示的に示されない限り、以下に言及される態様又は特徴のいずれも重要なものとして見なされるべきではない。以下に言及される特徴以外の更なる特徴を含む請求項が本出願において、又は本出願に関連する後の出願において示される場合、これらの更なる特徴は、特許性に関連するいずれかの理由により追加されたものとしても、仮定されるべきではない。
手術器具であって、
(a)長手方向軸線を画定するシャフトアセンブリであって、
(i)近位端部分と、
(ii)エンドエフェクタを有する遠位端部分と、
(iii)エンドエフェクタを長手方向軸線から偏向させるように構成された関節運動セクションと、を含む、シャフトアセンブリと、
(b)シャフトアセンブリの近位端部分に接続された関節運動制御アセンブリであって、
(i)第1の関節運動制御部材と、
(ii)第2の関節運動制御部材と、
(iii)変速機アセンブリであって、
(A)高いギヤ比の駆動部であって、第1の関節運動制御部材の作動に応答して、エンドエフェクタを高速の関節運動で偏向させるように関節運動セクションを駆動するように構成された、高いギヤ比の駆動部と、
(B)低いギヤ比の駆動部であって、第2の関節運動制御部材の作動に応答して、エンドエフェクタを低速の関節運動で偏向させるように関節運動セクションを駆動するように構成された、低いギヤ比の駆動部と、を含む、変速機アセンブリと、を含む、関節運動制御アセンブリと、を含む、手術器具。
第1の関節運動制御部材は、シャフトアセンブリに対して回転可能に取り付けられ、かつ、回転可能に操作されるように構成されており、第2の関節運動制御部材は、シャフトアセンブリに対して回転可能に取り付けられ、かつ、回転可能に操作されるように構成されている、実施例1に記載の手術器具。
変速機アセンブリは、関節運動セクションに動作可能に接続され、かつ高いギヤ比の駆動部及び低いギヤ比の駆動部のそれぞれと係合する駆動部材を更に有し、駆動部材は、高いギヤ比の駆動部及び低いギヤ比の駆動部のそれぞれによって駆動されて、高いギヤ比の駆動部及び低いギヤ比の駆動部からの運動を、関節運動セクションに向けて伝達し、遠位端部分を長手方向軸線から偏向させるように構成されている、実施例1又は2に記載の手術器具。
駆動部材は、長手方向軸線に沿って延在する駆動ドラムを含み、駆動ドラムは、高いギヤ比の駆動部及び低いギヤ比の駆動部のそれぞれによって長手方向軸線の周りで回転可能に駆動されるように構成されている、実施例3に記載の手術器具。
低いギヤ比の駆動部は第1のフェースギヤを含み、高いギヤ比の駆動部は平歯車を含み、第1のフェースギヤは、駆動ドラムに剛接続され、かつ長手方向軸線の周りに延在し、平歯車は、駆動ドラムに剛接続され、かつ長手方向軸線の周りに延在し、第1のフェースギヤ及び平歯車は、駆動ドラムと共に長手方向軸線の周りを同時に回転するように構成されている、実施例4に記載の手術器具。
第1のフェースギヤは、第2の関節運動制御部材によって回転可能に駆動されるように構成されており、平歯車は、第1の関節運動制御部材によって回転可能に駆動されるように構成されている、実施例5に記載の手術器具。
第2の関節運動制御部材は低位の関節運動制御ノブを含み、第1の関節運動制御部材は高位の関節運動制御ノブを含む、実施例6に記載の手術器具。
低位及び高位の関節運動制御ノブは、それぞれ、低位の横軸線及び高位の横軸線の周りを回転するように構成されており、低位の横軸線及び高位の横軸線のそれぞれは、長手方向軸線に垂直な向きである、実施例7に記載の手術器具。
低いギヤ比の駆動部は、低位の駆動かさ歯車を更に含み、低位の関節運動制御ノブは、低位の駆動シャフトを介して低位の駆動かさ歯車に剛接続され、低位の駆動かさ歯車及び低位の駆動シャフトのそれぞれは、低位の横軸線の周りを回転するように構成されており、第1のフェースギヤは第1のベベルフェースギヤを含み、第1のベベルフェースギヤは、低位の駆動かさ歯車に係合して、低位の駆動かさ歯車によって回転可能に駆動される、実施例8に記載の手術器具。
高いギヤ比の駆動部は、第2のフェースギヤを更に含み、第2のフェースギヤは、高位の関節運動制御ノブから堅固に延在し、第2のフェースギヤは、高位の横軸線の周りを回転するように構成されている、実施例7〜9のいずれか1つ又は2つ以上に記載の手術器具。
高いギヤ比の駆動部は、駆動連結部を更に含み、駆動連結部は、第2のフェースギヤ及び平歯車のそれぞれと係合し、かつ、第2のフェースギヤによって回転可能に駆動され、それによって平歯車を回転可能に駆動するように構成されている、実施例10に記載の手術器具。
変速機アセンブリは、
(A)長手方向軸線の周りを回転するように構成された関節運動ドラムであって、長手方向軸線の周りに複数の内ネジ山を有する、関節運動ドラムと、
(B)複数の内ネジ山と係合する少なくとも1つのリードスクリューであって、関節運動ドラムが回転すると長手方向軸線に沿って並進して、関節運動セクショを屈曲させるように構成されている、少なくとも1つのリードスクリューと、を更に含み、
高いギヤ比の駆動部及び低いギヤ比の駆動部は、関節運動ドラムに動作可能に接続され、これにより、高位及び第2の関節運動制御部材の選択的操作は、関節運動ドラムを回転させて、少なくとも1つのリードスクリューを介して関節運動セクションを屈曲させるように構成されている、実施例3〜11のいずれか1つ又は2つ以上に記載の手術器具。
少なくとも1つのリードスクリューは、高位及び第2の関節運動制御部材が選択的に操作されなければ自己ロックし、それによって、関節運動セクションの屈曲を阻止し、かつ、高位及び第2の関節運動制御部材を選択的に操作することによってロック解除し、それによって、関節運動セクションを屈曲させるように構成されている、実施例12に記載の手術器具。
シャフトアセンブリの遠位端部分に位置するエンドエフェクタを更に含み、エンドエフェクタは超音波ブレードを含み、シャフトアセンブリは音響導波管を更に含み、音響導波管は超音波ブレードと連結され、音響導波管は、近位端部分、関節運動セクション、及び遠位端部分を通って延在する、実施例1〜13のいずれか1つ又は2つ以上に記載の手術器具。
使い捨てアセンブリとハンドルアセンブリ部分とを更に含み、使い捨てアセンブリは、シャフトアセンブリと関節運動制御アセンブリとを含み、使い捨てアセンブリは、ハンドルアセンブリ部分に取り外し可能に接続するように構成されている、実施例1〜14のいずれか1つ又は2つ以上に記載の手術器具。
手術器具のための関節運動制御アセンブリであって、(a)本体と、(b)本体から遠位に延在するシャフトアセンブリであって、シャフトアセンブリは関節運動セクションを含み、シャフトアセンブリは長手方向軸線を画定する、シャフトアセンブリと、(c)シャフトアセンブリの遠位端に位置するエンドエフェクタであって、関節運動セクションは、エンドエフェクタを長手方向軸線から離れるように選択的に偏向させるように動作可能である、エンドエフェクタと、((d)第1の関節運動制御部材と、(e)第2の関節運動制御部材と、(f)本体に動作可能に接続された変速機アセンブリであって、(i)高いギヤ比の駆動部であって、第1の関節運動制御部材の作動に応答して、高速の関節運動でエンドエフェクタを長手方向軸線から偏向させるように関節運動セクションを駆動するように構成されている、高いギヤ比の駆動部と、(ii)低いギヤ比の駆動部であって、第2の関節運動制御部材の作動に応答して、低速の関節運動でエンドエフェクタを長手方向軸線から偏向させるように関節運動セクションを駆動するように構成されている、低いギヤ比の駆動部と、を含む、変速機アセンブリと、を含む、手術器具のための関節運動制御アセンブリ。
関節運動セクションは、屈曲し、それによって、エンドエフェクタを長手方向軸線から離れる方向に偏向させるように構成されている、実施例16に記載の関節運動制御アセンブリ。
第1の関節運動制御部材は第1の回転可能部材を含み、第2の関節運動制御部材は第2の回転可能部材を含み、第1の回転可能部材及び第2の回転可能部材は、互いに独立して回転可能である、実施例16〜17のいずれか1つ又は2つ以上に記載の関節運動制御アセンブリ。
第1の回転可能部材及び第2の回転可能部材は、それぞれ長手方向軸線に垂直なそれぞれの軸線の周りで回転可能である、実施例18に記載の関節運動制御アセンブリ。
器具の操作方法であって、器具は、(a)長手方向軸線を画定するシャフトアセンブリであって、関節運動セクションを有する、シャフトアセンブリと、(b)シャフトアセンブリに固定されたエンドエフェクタと、(c)第1の関節運動制御部であって、関節運動セクションを作動させ、それによって、第1の関節運動速度でエンドエフェクタを長手方向軸線から離れるよう偏向させるように動作可能である、第1の関節運動制御部と、(d)第2の関節運動制御部であって、関節運動セクションを作動させ、それによって、第2の関節運動速度でエンドエフェクタを長手方向軸線から離れるよう偏向させるように動作可能である、第2の関節運動制御部と、を含み、方法は、(a)関節運動セクションが非関節運動状態にあり、これによりエンドエフェクタが長手方向軸線と整列している間に、シャフトアセンブリの遠位端を患者に挿入することと、(b)第1の関節運動制御部を操作して関節運動セクションの粗調整を行い、それによって、第1の関節運動速度でエンドエフェクタを長手方向軸線から離れる方向に偏向させることと、(c)第2の関節運動制御部を操作して関節運動セクションの微調整を行い、それによって、第2の関節運動速度でエンドエフェクタを長手方向軸線から離れるよう偏向させることと、を含み、第2の関節運動速度は第1の関節運動速度よりも遅い、器具の操作方法。
本明細書に記載される器具のいずれの変形形態も、上述されるものに加えて、又はそれらの代わりに、種々のその他の特徴を含んでもよい、と理解すべきである。実施例のみの目的で、本明細書に記載される器具のいずれもが、本明細書に参考として組み込まれる種々の参考文献のいずれかにおいて開示される種々の特徴のうちの、1つ以上を含むことができる。また、多数の方法にて、本明細書の引用文献のいずれかの教示と本明細書の教示とを容易に組み合わせ得るように、本明細書の教示は、本明細書のその他の引用文献のいずれかに記載される器具のいずれにも容易に適用され得る、とも理解すべきである。更に、当業者は、本明細書の種々の教示が電気外科器具、ステープル留め器具、及び他の種類の外科器具に容易に適用され得ることを認識するであろう。本明細書の教示が組み込まれ得るその他の種類の器具が、当業者に明らかであろう。
(1) 手術器具であって、
(a)長手方向軸線を画定するシャフトアセンブリであって、
(i)近位端部分と、
(ii)エンドエフェクタを有する遠位端部分と、
(iii)前記エンドエフェクタを前記長手方向軸線から偏向させるように構成された関節運動セクションと、を含む、シャフトアセンブリと、
(b)前記シャフトアセンブリの前記近位端部分に接続された関節運動制御アセンブリであって、
(i)第1の関節運動制御部材と、
(ii)第2の関節運動制御部材と、
(iii)変速機アセンブリであって、
(A)高いギヤ比の駆動部(high ratio drive)であって、前記第1の関節運動制御部材の作動に応答して、前記エンドエフェクタを高速の関節運動で偏向させるように前記関節運動セクションを駆動するように構成された、高いギヤ比の駆動部と、
(B)低いギヤ比の駆動部(low ratio drive)であって、前記第2の関節運動制御部材の作動に応答して、前記エンドエフェクタを低速の関節運動で偏向させるように前記関節運動セクションを駆動するように構成された、低いギヤ比の駆動部と、を含む、変速機アセンブリと、を含む、関節運動制御アセンブリと、を含む、手術器具。
(2) 前記第1の関節運動制御部材は、前記シャフトアセンブリに対して回転可能に取り付けられ、かつ、回転可能に操作されるように構成されており、前記第2の関節運動制御部材は、前記シャフトアセンブリに対して回転可能に取り付けられ、かつ、回転可能に操作されるように構成されている、実施態様1に記載の手術器具。
(3) 前記変速機アセンブリは、前記関節運動セクションに動作可能に接続され、かつ前記高いギヤ比の駆動部及び前記低いギヤ比の駆動部のそれぞれと係合する駆動部材を更に有し、前記駆動部材は、前記高いギヤ比の駆動部及び前記低いギヤ比の駆動部のそれぞれによって駆動されて、前記高いギヤ比の駆動部及び前記低いギヤ比の駆動部からの運動を、前記関節運動セクションに向けて伝達し、前記遠位端部分を前記長手方向軸線から偏向させるように構成されている、実施態様1に記載の手術器具。
(4) 前記駆動部材は、前記長手方向軸線に沿って延在する駆動ドラムを含み、前記駆動ドラムは、前記高いギヤ比の駆動部及び前記低いギヤ比の駆動部のそれぞれによって前記長手方向軸線の周りで回転可能に駆動されるように構成されている、実施態様3に記載の手術器具。
(5) 前記低いギヤ比の駆動部は第1のフェースギヤを含み、前記高いギヤ比の駆動部は平歯車を含み、前記第1のフェースギヤは、前記駆動ドラムに剛接続され、かつ前記長手方向軸線の周りに延在し、前記平歯車は、前記駆動ドラムに剛接続され、かつ前記長手方向軸線の周りに延在し、前記第1のフェースギヤ及び前記平歯車は、前記駆動ドラムと共に前記長手方向軸線の周りを同時に回転するように構成されている、実施態様4に記載の手術器具。
(7) 前記第2の関節運動制御部材は低位の関節運動制御ノブを含み、前記第1の関節運動制御部材は高位の関節運動制御ノブを含む、実施態様6に記載の手術器具。
(8) 前記低位及び高位の関節運動制御ノブは、それぞれ、低位の横軸線及び高位の横軸線の周りを回転するように構成されており、前記低位の横軸線及び前記高位の横軸線のそれぞれは、前記長手方向軸線に垂直な向きである、実施態様7に記載の手術器具。
(9) 前記低いギヤ比の駆動部は、低位の駆動かさ歯車を更に含み、前記低位の関節運動制御ノブは、低位の駆動シャフトを介して前記低位の駆動かさ歯車に剛接続され、前記低位の駆動かさ歯車及び前記低位の駆動シャフトのそれぞれは、前記低位の横軸線の周りを回転するように構成されており、前記第1のフェースギヤは第1のベベルフェースギヤを含み、前記第1のベベルフェースギヤは、前記低位の駆動かさ歯車に係合して、前記低位の駆動かさ歯車によって回転可能に駆動される、実施態様8に記載の手術器具。
(10) 前記高いギヤ比の駆動部は、第2のフェースギヤを更に含み、前記第2のフェースギヤは、前記高位の関節運動制御ノブから堅固に延在し、前記第2のフェースギヤは、前記高位の横軸線の周りを回転するように構成されている、実施態様7に記載の手術器具。
(12) 前記変速機アセンブリは、
(A)前記長手方向軸線の周りを回転するように構成された関節運動ドラムであって、前記長手方向軸線の周りに複数の内ネジ山を有する、関節運動ドラムと、
(B)前記複数の内ネジ山と係合する少なくとも1つのリードスクリューであって、前記関節運動ドラムが回転すると前記長手方向軸線に沿って並進して、前記関節運動セクショを屈曲させるように構成されている、少なくとも1つのリードスクリューと、を更に含み、
前記高いギヤ比の駆動部及び前記低いギヤ比の駆動部は、前記関節運動ドラムに動作可能に接続され、これにより、前記高位及び第2の関節運動制御部材の選択的操作は、前記関節運動ドラムを回転させて、前記少なくとも1つのリードスクリューを介して前記関節運動セクションを屈曲させるように構成されている、実施態様3に記載の手術器具。
(13) 前記少なくとも1つのリードスクリューは、前記高位及び第2の関節運動制御部材が選択的に操作されなければ自己ロックし、それによって、前記関節運動セクションの屈曲を阻止し、かつ、前記高位及び第2の関節運動制御部材を選択的に操作することによってロック解除し、それによって、前記関節運動セクションを屈曲させるように構成されている、実施態様12に記載の手術器具。
(14) 前記シャフトアセンブリの前記遠位端部分に位置するエンドエフェクタを更に含み、前記エンドエフェクタは超音波ブレードを含み、前記シャフトアセンブリは音響導波管を更に含み、前記音響導波管は前記超音波ブレードと連結され、前記音響導波管は、前記近位端部分、前記関節運動セクション、及び前記遠位端部分を通って延在する、実施態様1に記載の手術器具。
(15) 使い捨てアセンブリとハンドルアセンブリ部分とを更に含み、前記使い捨てアセンブリは、前記シャフトアセンブリと前記関節運動制御アセンブリとを含み、前記使い捨てアセンブリは、前記ハンドルアセンブリ部分に取り外し可能に接続するように構成されている、実施態様1に記載の手術器具。
(a)本体と、
(b)前記本体から遠位に延在するシャフトアセンブリであって、前記シャフトアセンブリは関節運動セクションを含み、前記シャフトアセンブリは長手方向軸線を画定する、シャフトアセンブリと、
(c)前記シャフトアセンブリの遠位端に位置するエンドエフェクタであって、前記関節運動セクションは、前記エンドエフェクタを前記長手方向軸線から離れるように選択的に偏向させるように動作可能である、エンドエフェクタと、
(d)第1の関節運動制御部材と、
(e)第2の関節運動制御部材と、
(f)前記本体に動作可能に接続された変速機アセンブリであって、
(i)高いギヤ比の駆動部であって、前記第1の関節運動制御部材の作動に応答して、高速の関節運動で前記エンドエフェクタを前記長手方向軸線から偏向させるように前記関節運動セクションを駆動するように構成されている、高いギヤ比の駆動部と、
(ii)低いギヤ比の駆動部であって、前記第2の関節運動制御部材の作動に応答して、低速の関節運動で前記エンドエフェクタを前記長手方向軸線から偏向させるように前記関節運動セクションを駆動するように構成されている、低いギヤ比の駆動部と、を含む、変速機アセンブリと、を含む、手術器具のための関節運動制御アセンブリ。
(17) 前記関節運動セクションは、屈曲し、それによって、前記エンドエフェクタを前記長手方向軸線から離れる方向に偏向させるように構成されている、実施態様16に記載の関節運動制御アセンブリ。
(18) 前記第1の関節運動制御部材は第1の回転可能部材を含み、前記第2の関節運動制御部材は第2の回転可能部材を含み、前記第1の回転可能部材及び前記第2の回転可能部材は、互いに独立して回転可能である、実施態様16に記載の関節運動制御アセンブリ。
(19) 前記第1の回転可能部材及び前記第2の回転可能部材は、それぞれ前記長手方向軸線に垂直なそれぞれの軸線の周りで回転可能である、実施態様18に記載の関節運動制御アセンブリ。
(20) 器具の操作方法であって、前記器具は、
(a)長手方向軸線を画定するシャフトアセンブリであって、関節運動セクションを有する、シャフトアセンブリと、
(b)前記シャフトアセンブリに固定されたエンドエフェクタと、
(c)第1の関節運動制御部であって、前記関節運動セクションを作動させ、それによって、第1の関節運動速度で前記エンドエフェクタを前記長手方向軸線から離れるように偏向させるように動作可能である、第1の関節運動制御部と、
(d)第2の関節運動制御部であって、前記関節運動セクションを作動させ、それによって、第2の関節運動速度で前記エンドエフェクタを前記長手方向軸線から離れるように偏向させるように動作可能である、第2の関節運動制御部と、を含み、
前記方法は、
(a)前記関節運動セクションが非関節運動状態にあり、これにより前記エンドエフェクタが前記長手方向軸線と整列している間に、前記シャフトアセンブリの前記遠位端を患者に挿入することと、
(b)前記第1の関節運動制御部を操作して前記関節運動セクションの粗調整を行い、それによって、第1の関節運動速度で前記エンドエフェクタを前記長手方向軸線から離れるように偏向させることと、
(c)前記第2の関節運動制御部を操作して前記関節運動セクションの微調整を行い、それによって、第2の関節運動速度で前記エンドエフェクタを前記長手方向軸線から離れるように偏向させることと、を含み、前記第2の関節運動速度は前記第1の関節運動速度よりも遅い、器具の操作方法。
Claims (19)
- 手術器具であって、
(a)長手方向軸線を画定するシャフトアセンブリであって、
(i)近位端部分と、
(ii)エンドエフェクタを有する遠位端部分と、
(iii)前記エンドエフェクタを前記長手方向軸線から偏向させるように構成された関節運動セクションと、を含む、シャフトアセンブリと、
(b)前記シャフトアセンブリの前記近位端部分に接続された関節運動制御アセンブリであって、
(i)第1の関節運動制御部材と、
(ii)第2の関節運動制御部材と、
(iii)変速機アセンブリであって、
(A)高いギヤ比の駆動部であって、前記第1の関節運動制御部材の作動に応答して、前記エンドエフェクタを高速の関節運動で偏向させるように前記関節運動セクションを駆動するように構成された、高いギヤ比の駆動部と、
(B)低いギヤ比の駆動部であって、前記第2の関節運動制御部材の作動に応答して、前記エンドエフェクタを低速の関節運動で偏向させるように前記関節運動セクションを駆動するように構成された、低いギヤ比の駆動部と、を含む、変速機アセンブリと、を含む、関節運動制御アセンブリと、を含む、手術器具。 - 前記第1の関節運動制御部材は、前記シャフトアセンブリに対して回転可能に取り付けられ、かつ、回転可能に操作されるように構成されており、前記第2の関節運動制御部材は、前記シャフトアセンブリに対して回転可能に取り付けられ、かつ、回転可能に操作されるように構成されている、請求項1に記載の手術器具。
- 前記変速機アセンブリは、前記関節運動セクションに動作可能に接続され、かつ前記高いギヤ比の駆動部及び前記低いギヤ比の駆動部のそれぞれと係合する駆動部材を更に有し、前記駆動部材は、前記高いギヤ比の駆動部及び前記低いギヤ比の駆動部のそれぞれによって駆動されて、前記高いギヤ比の駆動部及び前記低いギヤ比の駆動部からの運動を、前記関節運動セクションに向けて伝達し、前記遠位端部分を前記長手方向軸線から偏向させるように構成されている、請求項1に記載の手術器具。
- 前記駆動部材は、前記長手方向軸線に沿って延在する駆動ドラムを含み、前記駆動ドラムは、前記高いギヤ比の駆動部及び前記低いギヤ比の駆動部のそれぞれによって前記長手方向軸線の周りで回転可能に駆動されるように構成されている、請求項3に記載の手術器具。
- 前記低いギヤ比の駆動部は第1のフェースギヤを含み、前記高いギヤ比の駆動部は平歯車を含み、前記第1のフェースギヤは、前記駆動ドラムに剛接続され、かつ前記長手方向軸線の周りに延在し、前記平歯車は、前記駆動ドラムに剛接続され、かつ前記長手方向軸線の周りに延在し、前記第1のフェースギヤ及び前記平歯車は、前記駆動ドラムと共に前記長手方向軸線の周りを同時に回転するように構成されている、請求項4に記載の手術器具。
- 前記第1のフェースギヤは、前記第2の関節運動制御部材によって回転可能に駆動されるように構成されており、前記平歯車は、前記第1の関節運動制御部材によって回転可能に駆動されるように構成されている、請求項5に記載の手術器具。
- 前記第2の関節運動制御部材は低位の関節運動制御ノブを含み、前記第1の関節運動制御部材は高位の関節運動制御ノブを含む、請求項6に記載の手術器具。
- 前記低位及び高位の関節運動制御ノブは、それぞれ、低位の横軸線及び高位の横軸線の周りを回転するように構成されており、前記低位の横軸線及び前記高位の横軸線のそれぞれは、前記長手方向軸線に垂直な向きである、請求項7に記載の手術器具。
- 前記低いギヤ比の駆動部は、低位の駆動かさ歯車を更に含み、前記低位の関節運動制御ノブは、低位の駆動シャフトを介して前記低位の駆動かさ歯車に剛接続され、前記低位の駆動かさ歯車及び前記低位の駆動シャフトのそれぞれは、前記低位の横軸線の周りを回転するように構成されており、前記第1のフェースギヤは第1のベベルフェースギヤを含み、前記第1のベベルフェースギヤは、前記低位の駆動かさ歯車に係合して、前記低位の駆動かさ歯車によって回転可能に駆動される、請求項8に記載の手術器具。
- 前記高いギヤ比の駆動部は、第2のフェースギヤを更に含み、前記第2のフェースギヤは、前記高位の関節運動制御ノブから堅固に延在し、前記第2のフェースギヤは、前記高位の横軸線の周りを回転するように構成されている、請求項7に記載の手術器具。
- 前記高いギヤ比の駆動部は、駆動連結部を更に含み、前記駆動連結部は、前記第2のフェースギヤ及び前記平歯車のそれぞれと係合し、かつ、前記第2のフェースギヤによって回転可能に駆動され、それによって前記平歯車を回転可能に駆動するように構成されている、請求項10に記載の手術器具。
- 前記変速機アセンブリは、
(A)前記長手方向軸線の周りを回転するように構成された関節運動ドラムであって、前記長手方向軸線の周りに複数の内ネジ山を有する、関節運動ドラムと、
(B)前記複数の内ネジ山と係合する少なくとも1つのリードスクリューであって、前記関節運動ドラムが回転すると前記長手方向軸線に沿って並進して、前記関節運動セクションを屈曲させるように構成されている、少なくとも1つのリードスクリューと、を更に含み、
前記高いギヤ比の駆動部及び前記低いギヤ比の駆動部は、前記関節運動ドラムに動作可能に接続され、これにより、前記第1及び第2の関節運動制御部材の選択的操作は、前記関節運動ドラムを回転させて、前記少なくとも1つのリードスクリューを介して前記関節運動セクションを屈曲させるように構成されている、請求項3に記載の手術器具。 - 前記少なくとも1つのリードスクリューは、前記第1及び第2の関節運動制御部材が選択的に操作されなければ自己ロックし、それによって、前記関節運動セクションの屈曲を阻止し、かつ、前記第1及び第2の関節運動制御部材を選択的に操作することによってロック解除し、それによって、前記関節運動セクションを屈曲させるように構成されている、請求項12に記載の手術器具。
- 前記シャフトアセンブリの前記遠位端部分に位置するエンドエフェクタを更に含み、前記エンドエフェクタは超音波ブレードを含み、前記シャフトアセンブリは音響導波管を更に含み、前記音響導波管は前記超音波ブレードと連結され、前記音響導波管は、前記近位端部分、前記関節運動セクション、及び前記遠位端部分を通って延在する、請求項1に記載の手術器具。
- 使い捨てアセンブリとハンドルアセンブリ部分とを更に含み、前記使い捨てアセンブリは、前記シャフトアセンブリと前記関節運動制御アセンブリとを含み、前記使い捨てアセンブリは、前記ハンドルアセンブリ部分に取り外し可能に接続するように構成されている、請求項1に記載の手術器具。
- 手術器具のための関節運動制御アセンブリであって、
(a)本体と、
(b)前記本体から遠位に延在するシャフトアセンブリであって、前記シャフトアセンブリは関節運動セクションを含み、前記シャフトアセンブリは長手方向軸線を画定する、シャフトアセンブリと、
(c)前記シャフトアセンブリの遠位端に位置するエンドエフェクタであって、前記関節運動セクションは、前記エンドエフェクタを前記長手方向軸線から離れるように選択的に偏向させるように動作可能である、エンドエフェクタと、
(d)第1の関節運動制御部材と、
(e)第2の関節運動制御部材と、
(f)前記本体に動作可能に接続された変速機アセンブリであって、
(i)高いギヤ比の駆動部であって、前記第1の関節運動制御部材の作動に応答して、高速の関節運動で前記エンドエフェクタを前記長手方向軸線から偏向させるように前記関節運動セクションを駆動するように構成されている、高いギヤ比の駆動部と、
(ii)低いギヤ比の駆動部であって、前記第2の関節運動制御部材の作動に応答して、低速の関節運動で前記エンドエフェクタを前記長手方向軸線から偏向させるように前記関節運動セクションを駆動するように構成されている、低いギヤ比の駆動部と、を含む、変速機アセンブリと、を含む、手術器具のための関節運動制御アセンブリ。 - 前記関節運動セクションは、屈曲し、それによって、前記エンドエフェクタを前記長手方向軸線から離れる方向に偏向させるように構成されている、請求項16に記載の関節運動制御アセンブリ。
- 前記第1の関節運動制御部材は第1の回転可能部材を含み、前記第2の関節運動制御部材は第2の回転可能部材を含み、前記第1の回転可能部材及び前記第2の回転可能部材は、互いに独立して回転可能である、請求項16に記載の関節運動制御アセンブリ。
- 前記第1の回転可能部材及び前記第2の回転可能部材は、それぞれ前記長手方向軸線に垂直なそれぞれの軸線の周りで回転可能である、請求項18に記載の関節運動制御アセンブリ。
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