JP6980496B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、三次元空間上の仮想カメラの軌跡データ(カメラパス)を二次元平面に表示する技術に関する。
コンピュータグラフィックス(以下、CGとする。)においては、三次元空間上にモデリングされた三次元オブジェクトを任意視点から見た二次元映像としてレンダリングする。任意視点の位置及び視野範囲(画角)を表わすために、三次元空間上に仮想的に配置するカメラは、仮想カメラと呼ばれる。仮想カメラの操作者は、シーンの進行に合わせて仮想カメラの三次元空間上の位置や視野範囲を操作する。仮想カメラの三次元空間上の位置や視野範囲の軌跡は、一般に仮想カメラパス(または単に、カメラパス)と呼ばれる。またカメラパスに基づいて生成される二次元動画は自由視点映像と呼ばれる。そしてシーンの三次元オブジェクトデータとカメラパスデータがあれば、仮想カメラの位置や視野範囲の軌跡を再現して自由視点映像を再生することができる。
近年は、多数のカメラ(仮想カメラではなく実際のカメラ)で撮影した映像から、三次元オブジェクトを生成し、自由視点映像を再生する技術が開発され、様々なニーズに対して自由視点映像を用いることへの期待が高まっている。特に、スポーツ放送においては、一つのシーンをさまざまな視点から(実際のカメラが存在しない視点からも)リプレイしたいという大きなニーズがあるため、一つのシーンから多数のカメラパスが作成されるケースが多い。例えば、スポーツの生放送においては、得点シーンや好プレイのシーンで、それぞれ異なる視点から見た多数のカメラパスを作成して、次々と自由視点映像をリプレイする。また、得点シーンや好プレイのシーンは、試合中や試合後に何度もリプレイされるため、カメラパスを再利用することもある。
ここで、生放送では時間が限られているため、作成した多数のカメラパスから所望のカメラパスを素早く確実に見つけ出して、再生することが求められる。一方、後日放送されるハイライト番組においては、一つのプレイからさらに多くのカメラパスが作成され、さまざまな自由視点映像が再生される可能性がある。また、ハイライト番組の場合、試合から放送までに時間があるので、よりよいカメラパスを追求するため、実際に放送で使われるカメラパス以外にも、試行錯誤の過程でより多くのカメラパスが作られる。すなわち、ハイライト番組では、非常に多くのカメラパスが作られるので、その中から、再編集するカメラパスや自由視点映像再生を行うカメラパスを素早く見つけ出すことが求められる。このため、一つのシーンに対する複数のカメラパスの内容を確認して、所望のカメラパスを選ぶ技術として、特許文献1には、複数のカメラパスから再生されるそれぞれの自由視点映像を複数画面で同時に表示可能とする技術が開示されている。
特開2014−164685号公報
前述の特許文献1の技術によれば、ユーザ(操作者)は、再生される自由視点映像を見て、所望のカメラパスかどうかを判断することになる。しかしながら、類似するカメラパスが複数ある場合、自由視点映像において所望のカメラパスかどうかを判断できる場面が現れるまで時間がかかることが多い。また、多数の自由視点映像を同時に見ていると、所望のカメラパスかどうかを判断できる場面を見逃してしまう虞もあり、見逃してしまうとまた再生をやり直す必要がある。また、カメラパスが多数あって、自由視点映像を一度に表示しきれない場合、複数回に分けて自由視点映像を再生する必要があり、時間がかかる上に、比較もし難い。すなわち、従来技術では、多数のカメラパスの中から所望のカメラパスを素早く見つけ出すことが困難である。
そこで、本発明は、複数のカメラパスの中から所望のカメラパスを素早く見つけ出すことができるようにすることを目的とする。
本発明の情報処理装置は、三次元空間におけるオブジェクトに関するデータに基づいて生成される映像に係る仮想カメラの移動経路を特定するための情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得される情報に基づいて特定される複数の前記移動経路に対応する仮想カメラとは異なる所定の視点から見たときの複数の前記移動経路を表す画像を出力する出力手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、複数のカメラパスの中から所望のカメラパスを素早く見つけ出すことができるようになる。
本実施形態のカメラパス表示システムのブロック図である。 第1実施形態のカメラパス一覧表示処理のフローチャートである。 カメラパスのデータフォーマットを表わした図である。 カメラパス一覧表示の第1の画面例を示す図である。 カメラパス一覧表示の第1の画面例の変形例を示す図である。 カメラパス一覧表示の第2の画面例を示す図である。 カメラパス一覧表示の第3の画面例を示す図である。 カメラパス一覧表示の第4の画面例を示す図である。 カメラパス一覧表示の第4の画面例の変形例を示す図である。 カメラパス一覧表示の第4の画面例の他の変形例を示す図である。 第2実施形態のカメラパス一覧表示処理のフローチャートである。 第2実施形態のカメラパス一覧表示の画面例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
本実施形態では、複数のカメラの三次元空間上の位置や視野範囲(画角)の軌跡を、カメラパスとして二次元平面に表示するカメラパス表示システムに本発明の情報処理装置を適用した例を挙げて説明する。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態の情報処理装置20を備えたカメラパス表示システムのブロック図である。カメラパス表示システムは、操作部1と情報処理装置20と表示部11を有して構成されている。
情報処理装置20には、一例としてパーソナルコンピュータ(PCの本体)である。操作部1は、パーソナルコンピュータ等のキーボードやマウス、または専用のコントローラに相当し、ユーザからの操作入力を取得して情報処理装置20へ送る。表示部11は、一例として液晶ディスプレイ等の表示装置であり、情報処理装置20からの表示データを受け取って画面上に画像等を表示する。
本実施形態の情報処理装置20は、三次元オブジェクト記憶部2からカメラパス画像生成パラメータ設定部10までの構成を有している。
三次元オブジェクト記憶部2は、三次元平面上に配置される三次元オブジェクトに関するデータ(モデリングデータ、テクスチャデータ、レイアウトデータ)を時間の経過に対応付けて記憶する。
自由視点映像生成部3は、三次元オブジェクト記憶部2に記憶された三次元オブジェクトに関するデータと、仮想カメラの位置や視野範囲(画角)の軌跡に対応したカメラパスデータとに基づいて自由視点映像を生成し、二次元動画データとして出力する。
カメラパス編集部4は、操作部1を介したユーザからの操作入力に基づいて、カメラパスデータを編集する。具体的には、カメラパス編集部4は、動画のシーンの開始時点からシーンの終了時点までの各フレームについて、操作部1からの操作入力に基づき仮想カメラの位置と視野の設定や調整を行うことでカメラパスデータを編集する。また、カメラパス編集部4は、操作部1の操作入力を基に、幾つかの特定のフレームについて仮想カメラの位置と視野の設定や調整が行われた場合、それら特定のフレーム間の途中のフレームにおける仮想カメラの位置と視野を補間により求める機能も備えている。
カメラパス記憶部5は、カメラパス編集部4で編集されたカメラパスデータを、三次元オブジェクトデータの時間経過に対応付けて記憶する。
カメラパス画像生成部8は、前述したカメラパスデータと三次元オブジェクトデータと、後述するカメラパス画像生成パラメータとに基づいて、カメラパス画像を生成する。カメラパス画像の詳細については後述する。
カメラパス画像記憶部7は、カメラパス画像生成部8により生成されたカメラパス画像を記憶する。カメラパス画像記憶部7に記憶されるカメラパス画像は、そのカメラパス画像の生成に用いられたカメラパスおよびカメラパス画像生成パラメータと紐付けられて記憶される。
カメラパス画像生成パラメータ設定部10は、操作部1を介したユーザからの操作入力に基づいて、カメラパス画像生成パラメータを設定する。カメラパス画像生成パラメータは、カメラパスを俯瞰する位置や視野に対応したパラメータ、カメラパス画像内に描画するオブジェクトの表示有無、色や形状、表示間隔などに対応したパラメータを含む。
カメラパス画像生成パラメータ記憶部9は、カメラパス画像生成パラメータ設定部10により設定されたカメラパス画像生成パラメータを記憶する。
ここで、仮想カメラを俯瞰する位置や視野に対応したパラメータの設定や変更は、例えば、三次元空間の所定地点から当該仮想カメラを俯瞰する仮想俯瞰カメラの位置や視野を、ユーザが操作部1のコントローラ等を介して操作することにより行われる。この場合、カメラパス画像生成パラメータ設定部10は、ユーザから操作部1を介して仮想俯瞰カメラの位置や視野の設定や変更の操作がなされると、その仮想俯瞰カメラの位置や視野に基づき、仮想カメラを俯瞰する位置や視野のパラメータの設定や変更を行う。
また、オブジェクトの表示有無、色や形状、表示間隔などに対応したパラメータの設定や変更は、それらパラメータの操作画面を表示部11の画面上に表示させ、そのパラメータ操作画面を介したユーザからの操作入力に基づいて行われる。すなわちカメラパス画像生成パラメータ設定部10は、パラメータ操作画面に対し、操作部1を介してユーザから操作入力がなされると、その操作入力に基づいて、各描画オブジェクトの表示有無、色や形状、表示間隔などのパラメータの設定や変更を行う。
カメラパス一覧生成部6は、表示部11の画面上に表示されたウィンドウ内に、前述したカメラパス画像を一覧表示させる。また、カメラパス一覧生成部6は、一覧表示された各カメラパス画像と共に、それら一覧表示された各カメラパス画像のカメラパスのファイル名、更新日時、メタデータ(キーワード、評価点数など)などを表示部11に表示させる機能も有している。
また、カメラパス一覧生成部6は、操作部1を介してカメラパス画像の選択操作、及び処理メニュー(不図示)の選択操作が行われると、当該選択されたカメラパス画像に対応するカメラパスに関する処理の実行を開始(起動)する。例えば、カメラパス画像が表示部11に一覧表示されているときに、操作部1を介してユーザが一つのカメラパス画像を選択操作すると、カメラパス一覧生成部6は、表示部11に「カメラパス編集」、「自由視点映像表示」などのメニュー項目を表示させる。ここで、操作部1を介してユーザがいずれかのメニュー項目を選択した場合、カメラパス一覧生成部6は、その選択されたメニュー項目に対応した画面を表示部11に表示させる。例えば「カメラパス編集」のメニュー項目が選択された場合、表示部11には、カメラパスに対するカメラパス編集画面が表示される。また、例えば「自由視点映像表示」のメニュー項目が選択された場合、表示部11には、カメラパスに対する自由視点映像表示画面が表示される。
また、カメラパス一覧生成部6は、カメラパスファイルを含むフォルダを一つ以上、表示部11に表示させる機能も有する。ここで、操作部1を介してユーザにより一つのフォルダが選択操作されると、カメラパス一覧生成部6は、当該フォルダ内のカメラパス画像一覧を表示部11に表示させる。
また、カメラパス一覧生成部6は、操作部1を介したユーザからのメニュー(不図示)操作により、カメラパスを所定の検索条件が入力された場合、その検索条件で検索したカメラパスのカメラパス画像一覧を表示する機能も有する。カメラパスの検索条件としては、例えば、カメラパスのファイル名、更新日時、メタデータなどが挙げられる。
また、カメラパス一覧生成部6は、操作部1を介してユーザにより複数のカメラパス画像の選択操作がなされた場合、当該選択されたカメラパス画像のみの一覧を表示する機能を有する。これにより、多数のカメラパスの中からユーザが所望のカメラパスを見つける際に、似たカメラパスのみに絞り込んで表示することができ、ユーザは、それら絞りこまれた各カメラパス同士の差異を比較し易くなる。
また、カメラパス一覧生成部6は、一覧表示されたカメラパス、または、一覧表示された中から選択されたカメラパスに対して、ユーザからのメニュー(不図示)の操作や文字入力操作によって、共通のメタデータを付加して記憶する機能も有する。このようにカメラパスに対してメタデータが付加されることで、メタデータに基づく分類や検索によってカメラパスを絞り込むこともできるようになり、ユーザは所望のカメラパスをより効率良く見つけることができるようになる。
本実施形態のカメラパス表示システムの表示部11は、前述したような自由視点映像、カメラパス一覧表示ウィンドウ、前述した仮想俯瞰カメラの位置や視野、パラメータ操作画面等の各操作画面、メニューなどを、画面上に表示する。
図2は、第1実施形態の情報処理装置20において、前述したカメラパス画像の一覧を生成して表示させる際の処理の流れを示したフローチャートである。なお、以下の説明では、図2のフローチャートの各処理ステップS101〜ステップS111をS101〜S111と略記する。図2のフローチャートの処理は、ソフトウェア構成またはハードウェア構成により実行されてもよいし、一部がソフトウェア構成で残りがハードウェア構成により実現されてもよい。ソフトウェア構成により処理が実行される場合、例えばROM等に記憶されている本実施形態に係るプログラムをCPU等が実行することにより実現される。本実施形態に係るプログラムは、ROM等に予め用意されていてもよく、また着脱可能な半導体メモリ等から読み出されたり、不図示のインターネット等のネットワークからダウンロードされたりしてもよい。これらのことは、後述する他のフローチャートにおいても同様であるとする。
S101において、カメラパス一覧生成部6は、一覧表示対象のカメラパスのリストが更新されたか否かを判定する。カメラパス一覧生成部6は、リストが更新されていると判定した場合にはS103へ処理を進め、更新されていないと判定した場合にはS102へ処理を進める。ここで、カメラパス一覧生成部6は、例えばフォルダが開かれたときには当該フォルダ内のカメラパスファイルを一覧表示の対象とする。また、カメラパス一覧生成部6は、所定の検索条件(ファイル名、更新日時、メタデータなど)によってカメラパスを検索する場合には、その検索されたカメラパスファイルを一覧表示の対象とする。
S102に進むと、カメラパス一覧生成部6は、カメラパス画像生成パラメータが更新されたか否かを判定する。カメラパス一覧生成部6は、カメラパス画像生成パラメータが更新されたと判定した場合にはS103へ処理を進め、更新されていないと判定した場合にはS101へ処理を戻す。
S103に進むと、カメラパス一覧生成部6は、カメラパス画像生成部8に対して、カメラパス画像の元となる前景背景画像を生成させる。S103のときのカメラパス画像生成部8は、三次元オブジェクトの前景と背景を特定視点から俯瞰した画像を、前景背景画像として生成する。カメラパス画像生成部8は、前景背景画像を生成する際に用いる視点位置及び視野の情報についてはカメラパス画像生成パラメータから取得する。また、本実施形態の場合、一覧表示するカメラパス画像は、すべて同一の視点位置及び視野により俯瞰した画像とする。本実施形態において、S103で生成された前景背景画像は、一覧表示されるすべてのカメラパス画像で共通に使用される。なお、カメラパスを俯瞰する視点位置または視野が変更されたときには、S102ではカメラパス画像生成パラメータが更新さたと判定されることになるので、S103では前景背景画像が再生成されることになる。
次にS104に進むと、カメラパス一覧生成部6は、一覧表示の対象となる各カメラパス画像のカメラパスのうち、最初のカメラパスを着目カメラパスとする。
次にS105において、カメラパス一覧生成部6は、着目カメラパスに対して、現在のカメラパス画像生成パラメータによって生成したカメラパス画像が、カメラパス画像記憶部7に記憶されているか否かを判定する。カメラパス一覧生成部6は、記憶されていないと判定した場合にはS106へ処理を進め、記憶されていると判定した場合にはS108へ処理を進める。
S106に進むと、カメラパス一覧生成部6は、カメラパス画像生成部8に対して、カメラパス画像を生成させる。S106のときのカメラパス画像生成部8は、カメラパス記憶部5からカメラパスデータを読み出し、そのカメラパスの軌跡を、S103で生成した前景背景画像に重畳した画像をカメラパス画像として生成する。ここで、カメラパスを俯瞰する視点の位置や視野の情報、重畳する線の表示有無、色や線、表示間隔などの情報は、カメラパス画像生成パラメータ記憶部9より読み出したカメラパス画像生成パラメータから取得または生成する。
なお、一度生成されたカメラパス画像データは、カメラパスおよびカメラパス画像生成パラメータに紐付けるようにして記憶されるため、次回の表示時にはカメラパス画像生成処理はスキップされ、記憶されているカメラパス画像が再利用される。
次にS107において、カメラパス画像生成部8は、S106で生成したカメラパス画像をカメラパス画像記憶部7に記憶させる。
次にS108において、カメラパス一覧生成部6は、カメラパス画像記憶部7に記憶されているカメラパス画像を読み出す。
そして、S109において、カメラパス一覧生成部6は、カメラパス画像記憶部7から読み出したカメラパス画像を表示部11の画面上のウィンドウ内にレイアウトして、一覧表示させる。
その後、S110において、カメラパス一覧生成部6は、着目カメラパスが一覧表示対象のカメラパスのうちの最後のカメラパスであるか否かを判定する。カメラパス一覧生成部6は、S110において最後のカメラパスであると判定した場合にはS101に処理を戻してカメラパスリストが更新されたか否かを判定する。一方、S110において最後のカメラパスでないと判定した場合、カメラパス一覧生成部6は、S111へ処理を進める。
S111に進むと、カメラパス一覧生成部6は、S101で一覧表示の対象として選択されているカメラパスのうち、現在の着目カメラパスの次のカメラパスを着目カメラパスとし、S105に処理を戻し、S105以降の処理を繰り返す。
以上説明した図2の処理を行うことで、本実施形態のカメラパス表示システムにおいては、一覧表示対象のカメラパスのリストが更新されたとき、または、カメラパス画像生成パラメータが更新されたときには、新たなカメラパス画像一覧が表示される。
図3(A)と図3(B)は、カメラパスのデータフォーマットを表わした図である。
図3(A)は、カメラパスを生成する際に、動画シーンの各フレームに対して、仮想カメラの三次元座標と仮想カメラ注視点の三次元座標と画角とを指定する場合のデータ例である。仮想カメラの注視点とは、仮想カメラが向く方向を決める点である。仮想カメラの三次元座標と仮想カメラ注視点の三次元座標はそれぞれ独立に制御でき、例えば仮想カメラの位置と仮想カメラ注視点のいずれか、または両方が移動しても、仮想カメラは常に仮想カメラ注視点を向くように制御される。また、仮想カメラの画角は、水平画角及び垂直画角をそれぞれ角度(度またはラジアン)で指定する。または、仮想カメラ映像のアスペクト比(縦横比)と水平画角、垂直画角、対角線画角のいずれかの値を指定する。あるいは、一般のカメラレンズの画角を表わすときのように、35mmフィルム換算の焦点距離(mm)で指定してもよい。
図3(B)は、カメラパスを作成する際に、動画シーンの各フレームに対して、仮想カメラの三次元座標と仮想カメラが向く三次元方向と画角とを指定する場合の他のデータ例である。操作部1の仮想カメラを操作するコントローラが仮想カメラ注視点の位置を操作できる機能を有さない場合に、この図3(B)のデータフォーマットが使用される。三次元方向を表わすベクトルの長さとしては、何らかの情報を定義してもよいが、何も情報も定義しない場合には、単位ベクトル(長さ1のベクトル)とする。
図4(A)と図4(B)は、カメラパス一覧生成部6により生成されて表示部11に表示されたカメラパス一覧表示の第1の画面例である。
図4(A)には、ウィンドウ101内に、四つのカメラパス画像201,202,203,204が一覧表示されている。それぞれのカメラパス画像の表示サイズは、カメラパス画像生成パラメータによって設定される。また、カメラパス画像201,202,203,204の近傍には、それら各カメラパス画像のカメラパスのファイル名211,212,213,214が対応付けられて表示されている。
カメラパス画像201,202,203,204内には、それぞれ三次元オブジェクトデータに基づく前景401及び背景411が表示されている。前景401や背景411の三次元オブジェクトは、例えば多数のカメラ(仮想カメラではなく実際のカメラ)でスポーツの試合を撮影した映像から、画像処理により前景(選手、ボールなど)と背景(フィールド、観客席など)とを分離することで生成される。なお、全部または一部の三次元オブジェクトは、コンピュータグラフィックスで生成されてもよい。前景や背景の表示有無は、カメラパス画像生成パラメータによって設定される。前景や背景はシーンの進行によって変化する場合があるが、ここでは特定のフレームの前景と背景を代表として使用する。
特定のフレームは、カメラパス画像生成パラメータに基づいて設定される。特定のフレームとしては、例えば動画のシーンの開始フレームや終了フレームを用いてもよいし、途中の任意のフレームを用いてもよい。カメラパス画像には、特定フレームにおける仮想カメラの状態、三次元空間の前景及び背景の少なくともいずれかが含まれる。
また、特定のフレームとしては複数のフレームが指定されてもよい。特定フレームとして複数のフレームが指定された場合、カメラパス画像生成部8は、それら指定された複数のフレームの前景を多重化してカメラパス画像を生成してもよい。その際には、例えば、シーンの開始から終了に向かって、前景の不透明度を徐々に変更(例えば高く)することで、時間の経過がわかりやすくしてもよい。あるいは、複数のフレームを重要度に応じてランク付けし、ランクが高いフレームの前景ほど不透明度を高くして鮮明に表示されるようにしてもよい。例えば、サッカーのゴールシーンであれば、シュートした瞬間の前景画像を最も鮮明に表示させると、その瞬間の視点が特に重要であることがわかりやすい。
カメラパス画像生成部8において、前景401と背景411は、三次元空間を特定の視点から俯瞰した二次元画像としてレンダリングされる。俯瞰する視点位置及び視野の範囲は、カメラパス画像生成パラメータによって設定される。俯瞰の視点としては、例えば競技場の中心点を真上から見るような視点が設定されてもよいし、あるいは、図4(A)のように、当該シーンにおける重要な地点を斜め上から見るような視点が設定されてもよい。
図5は、図4(A)の四つのカメラパス画像201〜204の各画面に対し、俯瞰の視点位置を一斉に変える操作が行われて更新された後に、カメラパス一覧生成部6により一覧表示される四つのカメラパス画像201〜204の画面例を示した図である。図5の前景401や背景411の表示有無は、カメラパス画像生成パラメータによって設定される。
また、図5、図4(A)に示したように、各カメラパス画像201,202,203,204には、仮想カメラの位置の軌跡を表す図形(以下、軌跡301,302,303,304とする。)それぞれ表示されている。また軌跡表示では、特定フレーム間隔で印をプロットし、それらプロットされた各印の疎密によって仮想カメラの移動速度を表わすことができる。あるいは、前述のように、特定の複数フレームの前景を多重化して表示させた場合、当該複数フレームにおける仮想カメラの位置に印をプロットするようにしてもよい。また、前述した特定の複数フレームにおける前景の不透明度を変えて表示させた場合、前景の不透明度に合わせて、プロットする印の不透明度を変えて表示してもよい。
軌跡を表す図形としての線の表示有無、線の色や形状、印の表示間隔等は、カメラパス画像生成パラメータによって設定される。なお、軌跡表示では、三次元の軌跡を二次元平面に投影しているので、高さや遠近感がわかり難くなる場合がある。高さや遠近感がわかり難い場合には、軌跡を表す図形として適宜、補助線を表示するようにしてもよい。補助線としては、例えば軌跡上の点から地面(仮想的な地面)に向かって垂線を引いてもよい。また、垂線と地面との交点の軌跡を補助線として表示してもよい。これらの補助線を引くことによって、高さや遠近感がわかりやすくなる。補助線の表示有無、補助線の色や形状、補助線の表示間隔は、カメラパス画像生成パラメータによって設定される。
また、図4(A)、図5に示したように、画面上には操作部1の操作に応じてスライド操作されるスクロールバー501が表示される。操作部1の操作によりスクロールバー501が例えば下方向へスライド操作されると、カメラパス一覧生成部6は、ウィンドウ101をスクロール表示させ、図4(B)のようにさらに四つのカメラパス画像205,206,207,208を一覧表示させる。
図4(B)の例においても、図4(A)と同様に、四つのカメラパス画像205〜208の表示サイズはカメラパス画像生成パラメータによって設定される。また、カメラパス画像205,206,207,208の近傍には、それぞれカメラパスのファイル名215,216,217,218が対応付けられて表示される。また前述同様に、各カメラパス画像205〜208内には、それぞれ三次元オブジェクトデータに基づく前景及び背景、仮想カメラの位置の軌跡を表す図形(軌跡305,306,307,308)がそれぞれ表示される。また前述同様に、図4(B)の例においても、画面上には操作部1の操作に応じてスライド操作されるスクロールバー501が表示され、そのスライド操作に応じてウィンドウ101のスクロール表示がなされる。
図6は、カメラパス一覧生成部6によって生成されて表示部11に表示されたカメラパス一覧表示の第2の画面例である。
第2の画面例の場合、カメラパス一覧生成部6は、カメラパス画像生成部8に対し、図4(A)に挙げた第1の画面例の各表示内容に、仮想カメラ注視点の位置の軌跡を表す図形(軌跡321,322,323,324)を加えたカメラパス画像を生成させる。この図6の画面例の表示は、カメラパスのデータフォーマットが、仮想カメラ注視点の三次元座標を含む場合(図3(A)参照)に可能である。当該仮想カメラ注視点位置の軌跡321〜324の表示の場合も前述した仮想カメラ位置の軌跡表示の例と同様に、特定フレーム間隔で印をプロットし、それら印の疎密によって仮想カメラ注視点の移動速度を表すことができる。仮想カメラ注視点位置の軌跡を表す図形である線の表示有無、線の色や形状、印の表示間隔等は、カメラパス画像生成パラメータによって設定される。
図7(A)、図7(B)は、カメラパス一覧生成部6によって生成されて表示部11に表示されたカメラパス一覧表示の第3の画面例である。図7(B)は、図7(A)の一部(例えばカメラパス画像201)を拡大した図である。
第3の画面例の場合、カメラパス一覧生成部6は、カメラパス画像生成部8に対し、図4(A)の各表示内容に、仮想カメラの向く三次元方向を表す図形(矢印線331,332,333,334,335,336)を加えたカメラパス画像を生成させる。当該仮想カメラの向く三次元方向を表す矢印線331〜336の表示は、カメラパスのデータフォーマットが、仮想カメラ注視点の三次元座標を含まない場合(図3(B)参照)でも可能である。これら仮想カメラの向く三次元方向を表す図形である当該矢印線の表示有無、線の色や形状、線の表示間隔は、カメラパス画像生成パラメータによって設定される。
図8は、カメラパス一覧生成部6によって生成されて表示部11に表示されたカメラパス一覧表示の第4の画面例である。なお、図8は、図7(A)と同様のカメラパス一覧表示の一部(例えばカメラパス画像201)を拡大した図である。
図8の第4の画面例は、図7(B)の画面例に対して、仮想カメラの向く三次元方向を表わす矢印線341,342,343,344,345,346の太さを変えた表示例である。第4の画面例において、それら矢印線341〜346の線の太さは、仮想カメラの画角を表わしており、矢印の線が太いほど、画角が広いことを表わしている。なお、図8の変形例として、矢印線の色の濃さ、矢印の先端の大きさなどで、仮想カメラの画角が表されてもよい。矢印線の太さ(または矢印線の色の濃さ、矢印の先端の大きさ)と仮想カメラの画角との対応付けは、カメラパス画像生成パラメータによって設定される。
図9は、図8のさらなる変形例であり、2本の線の開く角度によって、仮想カメラの画角351,352,353,354,355,356が表される画面例である。この図9の画面例においても、2本の線の開く角度と仮想カメラの画角との対応付けは、カメラパス画像生成パラメータによって設定される。
図10は、図8のさらなる変形例であり、四角錐361,362,363によって、水平画角と垂直画角が表される画面例である。これら四角錐361,362,363の底辺の中心は仮想カメラ注視点を表している。この図10に示す画面例の表示は、カメラパスのデータフォーマットが、仮想カメラ注視点の三次元座標を含む場合(図3(A)参照)に可能である。
なお、図9や図10の画面例は、図8の画面例と比較して、より直観的に画角を表わすことができるが、画角を表すための線が増えるため表示が煩雑になる可能性はある。
画角の表示方法の切り替えは、カメラパス画像生成パラメータによって設定されるので、ユーザは、操作部1を介した操作により、見やすい表示方法に適宜切り替えることができる。この場合、カメラパス一覧生成部6は、操作部1を介した操作に応じて、それらの表示を切り替える。
なお、前述した画面例の説明では、三次元オブジェクトから前景背景画像を生成し、その前景背景画像にカメラパスの軌跡を表す図形を重畳する例を挙げている。他の例として、実際のカメラ(被写体の存在する範囲全体を俯瞰することが望ましい)の映像にカメラパスの軌跡を表す図形を重畳してカメラパス画像を生成してもよい。この場合、カメラパスを俯瞰する視点位置や視野に制約があるが、三次元オブジェクト記憶部2が不要になるとともに、カメラパス画像生成部8において三次元オブジェクトから前景背景画像を生成する画像処理が不要になり、システムの簡素化が可能となる。カメラパス一覧表示画面でカメラパス画像を選択して自由視点映像を表示する際には、予め当該カメラパスによって生成した自由視点映像を動画ファイルとして記憶しておき、それを再生すればよい。
また、前述した実際のカメラが複数あって、それぞれ俯瞰する視点位置や視野が異なる場合には、カメラパス画像生成パラメータで指定したカメラを使用して、カメラパス画像を生成するようにしてもよい。また例えば、スポーツ放送のカメラパス画像生成においては、トラッキングデータを取得して選手やボール等の位置や動きをグラフィックス(線、図形、番号など)で表示させてもよい。
以上述べたように、第1実施形態によれば、カメラパスの軌跡を俯瞰した画像(カメラパス画像)を一覧表示することにより、ユーザは、多数のカメラパスの中から所望のカメラパスを素早く見つけ出すことができる。特に、似たようなカメラパスが多数ある場合、ユーザは、先ずカメラパス画像を見て候補を絞り込み、さらにカメラパスを俯瞰する視点位置や視野を変えてみることで、似たカメラパスを区別しやすくなる。さらに、それでも似たカメラパスの区別がつき難い場合、ユーザは、候補のカメラパス画像を選択して、実際に自由視点映像を再生してみればよい。このように、第1実施形態によれば、ユーザは、多数のカメラパスに対する自由視点映像をその都度再生するよりも、カメラパス画像を見て候補を絞り込んでから自由視点映像を再生することで、所望のカメラパスを効率的に見つけることができる。
また、本実施形態の場合、カメラパス画像生成パラメータを変更する操作が行われると、一覧表示対象のすべてのカメラパス画像に一斉に変更が適用される。このため、ユーザは、複数のカメラパスを同じ条件で比較して、所望のカメラパスを見つける作業を容易に行うことができる。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態として、カメラパスごとにカメラパス画像生成パラメータを設定可能にする例について説明する。第2実施形態のカメラパス表示システムの構成は図1と同様であるためその図示と説明は省略する。第2実施形態のカメラパス一覧生成部6は、一つないし複数のカメラパス画像が選択され、メニュー(不図示)操作によりカメラパス画像生成パラメータの設定が行われると、当該選択されたカメラパスに対応するカメラパス画像生成パラメータのみを変更する。
図11は、第2実施形態において、カメラパス画像を一覧表示する処理の流れを示したフローチャートである。
図11のS201、S202は図2のS101、S102と同様の処理であり、S203はS104、S204はS105、S206〜S211はS106〜S111の処理と同様であるため、それらの説明は適宜省略する。
図11のフローチャートの場合、S201においてカメラパスリストの更新がなされたと判定された場合、または、S202においてカメラパス画像生成パラメータの更新がなされたと判定された場合、S203に処理が進められる。また、S204においてカメラパス画像が記憶されていないと判定された場合、S205に処理が進められる。
S205では、カメラパス画像生成部8によるカメラパスごとの前景背景画像生成処理が行われ、その後、S206に処理が進められる。そして、S206においてカメラパス軌跡を重畳する際にも、カメラパスごとのカメラパス画像生成パラメータに基づいて、軌跡の表示有無、線の色や形状、表示間隔などが決定される。
すなわち、第1実施形態の図2に示したフローチャートの場合、カメラパス一覧生成部6は、カメラパス画像生成部8に対し、S103の前景背景画像生成処理を全カメラパス共通で行わせる。これに対し、第2実施形態の図11のフローチャートの場合、カメラパス一覧生成部6は、S205において、カメラパス画像生成部8に対し、前景背景画像生成処理をカメラパスごとに行わせる。また、カメラパス一覧生成部6は、S206において、カメラパス画像生成部8に対し、カメラパスごとのカメラパス画像生成パラメータに基づいて、軌跡を表す図形を前景背景画像に重畳させる。
なお、前述した図2のフローチャートでは、共通のカメラパス画像を予めS103で作成しておくことによって同一処理の重複を避ける狙いがあった。図11のフローチャートでも、S205で前景背景画像を生成する際には、同一のカメラパス画像生成パラメータによるカメラパス画像が記憶されているか否かを判定し、記憶されていたら流用することによって、同一処理の重複を避けることができる。
図12は、ユーザにより、図4(A)の画面例のカメラパス画像201とカメラパス画像204について、俯瞰する視点の位置を変える操作が行われた更新後の画面例を示した図である。図12のカメラパス画像201aは図4(A)のカメラパス画像201について俯瞰する視点の位置を変える操作が行われた後の画像である。図12のカメラパス画像204aは図4(A)のカメラパス画像204について俯瞰する視点の位置を変える操作が行われた後の画像である。俯瞰する視点の位置が変更された場合、図12のカメラパス画像201a,204aに示すように、前景401と背景411だけでなく、仮想カメラの位置の軌跡301,304についても、変更後の俯瞰する視点の位置に応じて変更される。
また、第2実施形態において、画像生成パラメータの設定を基にカメラパスの特徴をよく表わすカメラパス画像が生成されたとき、当該カメラパス画像をカメラパスのデフォルトのカメラパス画像として記憶させてもよい。これによって、最初にカメラパス一覧を表示したとき、カメラパスの特徴をよく表わすカメラパス画像を表示させることができるので、ユーザは、カメラパス画像一覧を見たときに、カメラパスの絞り込みが容易になる。
例えば、スポーツの同一のシーンにおいて、ある選手Aに注目したカメラパス群は選手Aを中心に俯瞰したカメラパス画像をデフォルトとし、選手Bに注目したカメラパス群は選手Bを中心に俯瞰したカメラパス画像をデフォルトとする。これにより、ユーザは、当該シーンのカメラパス画像一覧を見たときに、例えば選手Aに注目したカメラパスに絞り込むようなことが容易になる。
また、例えば、スポーツの同一のシーンにおいて、攻撃側チームに着目したカメラパス群と守備側チームに着目したカメラパス群とで、デフォルトの俯瞰方向を変えてもよい。これにより、ユーザは、当該シーンのカメラパス画像一覧を見たときに、どちらかのチームに注目したカメラパスに絞り込むようなことが容易になる。
前述したように、第2実施形態においては、カメラパスごとにカメラパス画像生成パラメータを設定可能にすることによって、ユーザがカメラパス画像一覧表示を見たときにカメラパスごとの特徴を把握しやすくなる。
以上説明したようの、第1、第2実施形態によれば、カメラパスの軌跡を俯瞰した画像の表示や更新が行われるので、ユーザは、個々のカメラパスの内容を素早く確認できるようになる。したがって、ユーザは、多数のカメラパスの中から所望のカメラパスを素早く見つけ出すことができるようになる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
上述の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明は、その技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1:操作部、2:三次元オブジェクト記憶部、3:自由視点映像生成部、4:カメラパス編集部、5:カメラパス記憶部、6:カメラパス一覧生成部、7:カメラパス画像記憶部、8:カメラパス画像生成部、9:カメラパス画像生成パラメータ記憶部、10:カメラパス画像生成パラメータ設定部、11:表示部、20:情報処理装置

Claims (13)

  1. 三次元空間におけるオブジェクトに関するデータに基づいて生成される映像に係る仮想カメラの移動経路を特定するための情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得される情報に基づいて特定される複数の前記移動経路に対応する仮想カメラとは異なる所定の視点から見たときの複数の前記移動経路を表す画像を出力する出力手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記出力手段は、前記情報に基づいて特定される複数の前記移動経路の中から移動経路を選択するためのユーザ操作に基づいて、前記ユーザ操作により選択される移動経路に対応する映像が出力されるように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. ユーザ操作に基づいて、前記移動経路を変更する変更手段を有し、
    前記出力手段は、前記変更手段により変更された移動経路を含む複数の移動経路を表す画像を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得手段により取得される情報は、前記三次元空間における前記仮想カメラの位置、及び、仮想カメラが向けられる方向のうち少なくとも一つの変化を表す情報であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記取得手段により取得される情報は、前記三次元空間における前記仮想カメラの画角をさらに表すことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記取得手段により取得される情報は、前記三次元空間における前記仮想カメラが向けられる注視点の位置をさらに表すことを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 前記出力手段により出力される画像は、前記移動経路における仮想カメラの高さ、及び、仮想カメラの遠近感のうち少なくとも一つを表す画像であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記出力手段により出力される画像は、複数の前記移動経路を表す図形を含む画像であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記出力手段は、前記画像に含まれる図形の表示有無、色、形状、及び、表示間隔のうち少なくとも一つを決定することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記出力手段により出力される画像は、前記データに対応するオブジェクトを含む画像であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記出力手段は、前記画像に含まれるオブジェクトに対応付けられた時刻に応じて、前記画像に含まれるオブジェクトの透明度を決定することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 三次元空間におけるオブジェクトに関するデータに基づいて生成される映像に係る仮想カメラの移動経路を特定するための情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得される情報に基づいて特定される複数の前記移動経路に対応する仮想カメラとは異なる所定の視点から見たときの複数の前記移動経路を表す画像を出力する出力工程と
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  13. コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
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