JP6976817B2 - 殺黴剤組成物 - Google Patents

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本発明は硬質表面用殺黴剤組成物に関する。
日本は高温多湿であるので、浴室などの水周りの環境は湿度が高く、しかも石鹸かす汚れや皮脂汚れが存在するため菌などの微生物の繁殖が助長され、ピンク汚れ、黴汚れなどの菌に由来する汚れが発生しやすい。これらの汚れは次亜塩素酸塩などの強力な殺菌剤で死滅させることが一般的に行われているが、塩素などの発生が危惧され、独特の臭いが伴うため、手軽に用いることが難しい。このため、一般的には、これらの菌由来の汚れの発生をできるだけ回避するためには、日常からこまめな掃除を行うか、長時間の掃除を行うことで対応している。またイソチアゾリン系化合物、ニトロアルコール系化合物、ニトリル系化合物、ジチオール系化合物、フェノール系化合物、フェニルウレア系化合物、カーバメート系化合物、スルファミド系化合物、フタルイミド系化合物、ピリジン系化合物、グアニジン系化合物、トリアゾール系化合物、チアゾール系化合物、ベンゾイミダゾール系化合物等の防黴剤を用いることも行われているが、防黴剤の効果は一時的なものであり、黴の繁殖を恒久的に防止することは出来ない。
そのため繁殖が進む前の黴菌を殺菌する方法が研究されている。特許文献1にはベンジルアルコールなどの芳香族アルコールにΔSが0以上となる物質を併用することで抗菌効果を向上させる技術が開示されており、ΔSが0以上となる物質として、硫酸アンモニウム、硫酸カリウムが例示されている。
特開2015−225036号公報
本発明は、浴室等の生活環境に存在する黴に対して優れた殺黴効果を発揮できる硬質表面用殺黴用組成物を提供する。
本発明は、(a)殺菌剤[以下、(a)成分という]、(b)硫酸ナトリウム[以下(b)成分という]、及び水を含有する硬質表面用殺黴剤組成物に関する。
また本発明は、前記硬質表面用殺黴剤組成物を、黴菌が存在する硬質表面に30秒以上接触させる殺黴方法に関する。
本発明によれば、浴室等の生活環境に存在する黴に対して優れた殺黴効果を発揮できる硬質表面用殺黴剤組成物が提供される。
〔硬質表面用殺黴剤組成物〕
本発明の硬質表面用殺黴剤組成物が、黴に対して優れた殺黴効果を発揮できる理由は必ずしも定かではないが、以下のように推定される。黴は細胞膜より外側に厚い細胞壁を有する。黴の細胞壁はグルカン・キチン等で構成される多糖層、メラニン層、ハイドロフォービン層等により構成される。この細胞壁の存在により、大腸菌等の一般細菌と比較して、黴は細胞内部への殺菌剤の浸透性が低く、短時間で十分な殺黴効果が得られないことが課題であると考えられる。しかしながら、本発明の硬質表面用殺黴剤組成物は、ハイドロフォービン等のタンパク質に作用することが期待される(b)成分との併用で、殺菌剤である(a)成分の浸透性を高めることにより短時間で殺黴効果を得ることを可能にしたと推定される。
<(a)成分>
本発明の(a)成分は、殺菌剤である。
殺菌剤としては、従来公知の任意の殺菌剤を用いることができる。例えば、ハロゲノ基を有しない芳香族系殺菌剤、ビグアナイド系殺菌剤、アミノ酸系殺菌剤、ハロゲン酸塩系殺菌剤、及び酸化性ハロゲン酸塩系殺菌剤から選ばれる1種以上の殺菌剤を用いることができる。これらの中でも、取扱いの容易さと配合安定性の観点から、非塩素系殺菌剤が好ましく、ハロゲノ基を有しない芳香族系殺菌剤がより好ましい。
(a)成分は、殺黴効果と配合安定性の観点から、芳香族基及びヒドロキシ基を有し、且つ分子量が106以上140以下の殺菌剤が好ましい。芳香族基は、芳香族炭化水素基であり、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基が挙げられる。
(a)成分は、殺黴効果と配合安定性の観点から、下記一般式(a−1)で表される殺菌剤が好ましい。
1aO−(R2aO)−H (a−1)
(式中、R1aは、芳香族基を有し、且つ総炭素数6以上10以下の炭化水素基であり、lは0又は1の整数であり、R2aは炭素数2以上4以下のアルキレン基である。但し、該化合物の分子量は106以上140以下である。)
1aの総炭素数は、芳香族基を含めた炭素数であり、R1aの総炭素数は、殺黴効果の観点から、6以上、そして、配合安定性の観点から、10以下、好ましくは9以下、より好ましくは8以下である。R1aは、芳香族炭化水素基であり、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基が挙げられる。
lは、殺黴効果の観点から、0が好ましい。
(a)成分としては、具体的には、ベンジルアルコール(分子量:108)、フェノキシエタノール(分子量:138)、2−フェニルエタノール(分子量:122)、3−フェニル−1−プロパノール(分子量:136)、シンナミルアルコール(分子量:134)等が挙げられ、これらは1種又は2種以上を用いることができる。
これらの中でも、(a)成分は、殺黴効果の観点から、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、2−フェニルエタノール、3−フェニル−1−プロパノール、及びシンナミルアルコールから選ばれる1種以上が好ましく、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、2−フェニルエタノール、及び3−フェニル−1−プロパノールから選ばれる1種以上がより好ましく、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、及び2−フェニルエタノールから選ばれる1種以上が更に好ましく、ベンジルアルコール、及び2−フェニルエタノールから選ばれる1種以上がより更に好ましく、また殺黴効果と配合安定性の両立の観点から、ベンジルアルコールが特に好ましい。
<(b)成分>
本発明の(b)成分は、硫酸ナトリウムである。
<組成等>
本発明の硬質表面用殺黴剤組成物は、(a)成分を、殺黴効果の観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、更に好ましくは1質量%以上、より更に好ましくは1.5質量%以上、そして、配合安定性の観点から、好ましくは10質量%以下、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは2質量%以下含有する。
本発明の硬質表面用殺黴剤組成物は、(b)成分を、殺黴効果の観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、更に好ましくは1質量%以上、そして、配合安定性の観点から、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下含有する。
本発明の殺黴剤組成物において、(a)成分の含有量と(b)成分の含有量との合計は、殺黴効果の観点から、好ましくは1.0質量%以上、より好ましくは3.0質量%以上、更に好ましくは5.0質量%以上、そして、配合安定性の観点から、好ましくは15質量%以下、より好ましくは10質量%以下、更に好ましくは8質量%以下である。
本発明の硬質表面用殺黴剤組成物において、(a)成分の含有量と(b)成分の含有量との質量比(a)/(b)は、0.1以上、更に0.2以上、更に0.5以上、そして、10以下、更に7以下、更に5以下、更に3以下、更に2以下から選択できる。
本発明の硬質表面用殺黴剤組成物において、(a)成分の含有量と(b)成分の含有量とのモル比(a)/(b)は、0.1以上、更に0.2以上、更に0.4以上、更に0.5以上、更に0.6以上、更に0.7以上、更に0.8以上、そして、10以下、更に7以下、更に4以下、更に3以下、更に2以下から選択できる。
本発明の硬質表面用殺黴剤組成物は、殺黴効果の観点から、(c)成分として、下記の(c1)〜(c4)の化合物から選ばれる1種以上〔以下、(c)成分という〕を含有することができる。
(c1):分子量が60以上500以下の脂肪族アルコール
(c2):分子量が60以上500以下の脂肪族グリコールエーテル
(c3):分子量が60以上500以下の脂肪族ジオール
(c4):芳香族基及びヒドロキシ基を有し、且つ分子量が150以上500以下の芳香族化合物
(c)成分は、殺黴効果及び水相から菌体への分配の観点から、logP値が、好ましくは0以上、より好ましくは0.5以上、そして、殺黴効果及び配合安定性の観点から、好ましくは3以下、より好ましくは2以下である化合物が好適である。
本発明において、logP値とは、水と1−オクタノールに対する有機化合物の親和性を示す係数である。1−オクタノール/水分配係数Pは、1−オクタノールと水の2液相の溶媒に微量の化合物が溶質として溶け込んだときの分配平衡で、それぞれの溶媒中における化合物の平衡濃度の比であり、底10に対するそれらの対数logPの形で示すのが一般的である。多くの化合物のlogP値が報告されており、Daylight Chemical Information Systems, Inc. (Daylight CIS)等から入手しうるデータベースには多くの値が掲載されているので参照できる。実測のlogP値がない場合には、Daylight CISから入手できるプログラム「CLOGP」等で計算することができる。このプログラムは、実測のlogP値がある場合にはそれと共に、Hansch, Leoのフラグメントアプローチにより算出される「計算logP(ClogP)」の値を出力する。
フラグメントアプローチは化合物の化学構造に基づいており、原子の数及び化学結合のタイプを考慮している(cf. A. Leo, Comprehensive Medicinal Chemistry, Vol.4, C. Hansch,P.G. Sammens, J.B. Taylor and C.A. Ramsden, Eds., p.295, Pergamon Press, 1990)。このClogP値を、化合物の選択に際して実測のlogP値の代わりに用いることができる。本発明では、logPの実測値があればそれを、無い場合はプログラムCLOGP v4.01により計算したClogP値を用いる。
(c1)である、分子量が60以上500以下の脂肪族アルコールとしては、1−プロパノール(分子量:60、logP:0.55)、2−プロパノール(分子量:60、logP:0.38)、1−ヘキサノール(分子量:102、logP:1.80)、1−ペンタノール(分子量:88、logP:1.39)、3−ペンタノール(分子量:88、logP:1.36)、1−ブタノール(分子量:74、logP:0.97)、2−ブタノール(分子量:74、logP:0.87)、tert−ブタノール(分子量:74、logP:0.60)、シクロペンタノール(分子量:86、logP:0.86)、1−ヘプタノール(分子量:116、logP:2.22)、及び1-オクタノール(分子量:130、logP:2.64)から選ばれる1種以上が挙げられ、殺黴効果と配合安定性の両立という観点から、1−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、1−ペンタノール、3−ペンタノール、シクロペンタノール、1−ヘキサノール、及び1−ヘプタノールから選ばれる1種以上が好ましく、1−ブタノール、2−ブタノール、1−ペンタノール、3−ペンタノール、及びシクロペンタノールから選ばれる1種以上がより好ましく、1−ブタノール、1−ペンタノール、3−ペンタノール、及びシクロペンタノールから選ばれる1種以上が更に好ましく、1−ブタノール、1−ペンタノール、及び3−ペンタノールから選ばれる1種以上がより更に好ましい。
(c2)である、分子量が60以上500以下の脂肪族グリコールエーテルとしては、下記一般式(c−2)で表される化合物が好ましい。
1cO−(R2cO)−H (c−2)
(式中、R1cは炭素数1以上8以下の脂肪族炭化水素基であり、R2cは炭素数2又は3のアルキレン基であり、nは1以上4以下の整数である。)
1cは、殺黴効果の観点から、炭素数3以上6以下のアルキル基又はアルケニル基が好ましい。
nは、殺黴効果の観点から、好ましくは3以下、より好ましくは2以下である。
(c2)は、具体的には、2−エチルヘキシルグリコール(分子量:174、logP:2.46)、ヘキシルグリコール(分子量:146、logP:1.65)、ヘキシルジグリコール(分子量:190、logP:1.49)、ブチルプロピレンジグリコール(分子量:190、logP:1.29)、ブチルプロピレングリコール(分子量:132、logP:1.13)、プロピルプロピレンジグリコール(分子量:176、logP:0.88)、ブチルグリコール(分子量:118、logP:0.81)、プロピルプロピレングリコール(分子量:118、logP:0.71)、ブチルジグリコール(分子量:162、logP:0.66)、2−tert−ブトキシエタノール(分子量:118、logP:0.45)、イソブチルジグリコール(分子量:118、logP:0.07)、メチルプロピレングリコール(分子量:90、logP:−0.11)、及びメチルグリコール(分子量:76、logP:−0.43)から選ばれる1種以上が挙げられ、殺黴効果の観点から、ヘキシルグリコール、ヘキシルジグリコール、ブチルプロピレングリコール、ブチルプロピレンジグリコール、ブチルグリコール、ブチルジグリコール、プロピルプロピレンジグリコール及びプロピルプロピレングリコールから選ばれる1種以上が好ましく、ヘキシルジグリコール、ブチルプロピレングリコール、プロピルプロピレンジグリコール、ブチルグリコール及びブチルジグリコールから選ばれる1種以上がより好ましく、ヘキシルジグリコール、ブチルプロピレングリコール、及びブチルグリコールから選ばれる1種以上が更に好ましく、ブチルプロピレングリコール、及びブチルグリコールから選ばれる1種以上がより更に好ましい。
(c3)である、分子量が60以上500以下の脂肪族ジオールとしては、下記一般式(c−3)で表される化合物が好ましい。尚、(c3)には、(c2)は含まれない。
3c−CH(OH)−(CH−CHOH (c−3)
[式中、R3cは水素原子、炭素数1以上8以下の脂肪族炭化水素基、又はR4cOであり、R4cは炭素数1以上8以下の脂肪族炭化水素基であり、mは0又は1以上6以下の整数である。但し、化合物中の総炭素数が4以上10以下である。]
3cは、殺黴効果の観点から、水素原子又は炭素数2以上8以下のアルキル基又はアルケニル基が好ましく、炭素数3以上8以下のアルキル基又はアルケニル基がより好ましく、炭素数4以上8以下のアルキル基又はアルケニル基が更に好ましい。
4cは、炭素数2以上8以下のアルキル基又はアルケニル基が好ましく、炭素数3以上8以下のアルキル基又はアルケニル基がより好ましく、炭素数4以上8以下のアルキル基又はアルケニル基が更に好ましい。
mは、殺黴効果の観点から、好ましくは1以下である。
(c3)は、具体的には、1,2−ヘキサンジオール(分子量:118、logP:0.85)、1,2−ペンタンジオール(分子量:104、logP:0.43)、プロピレングリコール(分子量:76、logP:0.40)、1,6−ヘキサンジオール(分子量:118、logP:0.60)、1,2−ブタンジオール(分子量:90、logP:0.01)、1,4−ブタンジオール(分子量:90、logP:−0.23)、1,3−ブタンジオール(分子量:90、logP:0.−0.37)、1,5−ペンタンジオール(分子量:104、logP:0.19)、1,2−オクタンジオール(分子量:146、logP:1.68)、ペンチルグリセリルエーテル(分子量:162、logP:0.69)、及び1,8−オクタンジオール(分子量:146、logP:1.44)から選ばれる1種以上が挙げられ、殺黴効果と配合安定性の両立という観点から、1,2−ヘキサンジオール、1,2−ペンタンジオール、プロピレングリコール、ペンチルグリセリルエーテル及び1,6−ヘキサンジオールから選ばれる1種以上が好ましく、1,2-ヘキサンジオール、ペンチルグリセリルエーテル及び1,2-ペンタンジオールから選ばれる1種以上がより好ましく、1,2-ヘキサンジオール、及びペンチルグリセリルエーテルから選ばれる1種以上が更に好ましい。
(c4)である、芳香族基及びヒドロキシ基を有し、且つ分子量が150以上500以下の芳香族化合物としては、ベンジルグリコール(分子量:152、logP:1.30)、フェニルジグリコール(分子量:182、logP:1.23)、ベンジルジグリコール(分子量:196、logP:1.15)、及び4−フェニル−1−ブタノール(分子量:150、logP:2.57)から選ばれる1種以上が挙げられ、殺黴効果の観点から、ベンジルグリコール、フェニルジグリコール及びベンジルジグリコールから選ばれる1種以上が好ましい。
(c)成分は、殺黴効果の観点から、(c2)、(c3)及び(c4)の化合物から選ばれる1種以上が好ましい。更に(c2)が、一般式(c−2)で表される化合物、(c3)が一般式(c−3)で表される化合物であることがより好ましい。
本発明の硬質表面用殺黴剤組成物は、(c)成分を、殺黴効果の観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、更に好ましくは1質量%以上、そして、配合安定性の観点から、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下、更に好ましくは3質量%以下含有する。
本発明の硬質表面用殺黴剤組成物において、(a)成分の含有量と(c)成分の含有量との質量比(a)/(c)は、0.1以上、更に0.3以上、更に0.5以上、そして、20以下、更に10以下、更に5以下、更に3以下から選択できる。
本発明の硬質表面用殺黴剤組成物において、(a)成分の含有量と(c)成分の含有量とのモル比(a)/(c)は、0.1以上、更に0.3以上、更に0.5以上、そして、20以下、更に12以下、更に8以下、更に4以下から選択できる。
本発明の硬質表面用殺黴剤組成物において、(b)成分の含有量と(c)成分の含有量との質量比(c)/(b)は、0.1以上、更に0.3以上、更に0.5以上、そして、10以下、更に6以下、更に4以下から選択できる。
本発明の硬質表面用殺黴剤組成物において、(b)成分の含有量と(c)成分の含有量とのモル比(c)/(b)は、0.05以上、更に0.1以上、更に0.2以上、そして、8以下、更に5以下、更に3以下から選択できる。
本発明の硬質表面用殺黴剤組成物は、(d)成分として、界面活性剤〔(a)成分及び(c)成分を除く〕〔以下、(d)成分という〕を含有することができる。
(d)成分は、洗浄性能の付与の観点から用いられるが、殺黴効果の観点から、殺黴剤組成物中の含有量は、好ましくは10質量%以下、より好ましくは8質量%以下、更に好ましくは6質量%以下が望ましい。
(d)成分としては、非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、及び両性界面活性剤から選ばれる界面活性剤が挙げられる。
非イオン界面活性剤としては、炭素数10以上18以下のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテル、炭素数10以上18以下のアルケニル基を有するポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、炭素数10以上、18以下の脂肪酸基を有するポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、炭素数8以上18以下のアルキル基を有するアルキルグリコシド、炭素数8以上18以下のアルキル基を有するアルキルポリグリコシド、炭素数8以上18以下の脂肪酸基を有するショ糖脂肪酸エステル、炭素数8以上18以下のアルキル基を有するアルキルポリグリセリルエーテル等が挙げられる。中でも洗浄性の観点から、炭素数10以上16以下のアルキル基を有しエチレンオキサイド平均付加モル数が1以上15以下であるポリオキシエチレンアルキルエーテルが好ましい。
陰イオン界面活性剤としては、炭化水素基を1つ以上と、スルホン酸基、硫酸エステル基及びカルボン酸基からなる群から選ばれる基の1つ以上とを有する陰イオン界面活性剤が挙げられる。陰イオン界面活性剤としては、アルキル又はアルケニルベンゼンスルホン酸又はその塩、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル硫酸エステル又はその塩、アルキル又はアルケニル硫酸エステル又はその塩、及び脂肪酸又はその塩等が挙げられる。洗浄力の観点から、陰イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル硫酸エステル又はその塩及び脂肪酸又はその塩からなる群から選択される1以上が好ましい。ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル硫酸エステル又はその塩のオキシアルキレン基は、オキシエチレン基が好ましい。また、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル硫酸エステル塩のオキシアルキレン基の平均付加モル数は、1以上10以下が好ましい。脂肪酸又はその塩としては、炭素数10以上18以下の脂肪酸又はその塩が挙げられる。陰イオン界面活性剤のアルキル基又はアルケニル基は、炭素数10以上18以下が好ましい。また、塩は、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩が好ましい。
陽イオン界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩型陽イオン界面活性剤が挙げられる。第4級アンモニウム塩型陽イオン界面活性剤としては、窒素原子に結合する基のうち、1つ又は2つが炭素数8以上16以下の炭化水素基であり、残りが炭素数1以上3以下のアルキル基、炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基及びアリールアルキル基(ベンジル基等)からなる群から選ばれる基である4級アンモニウム塩型陽イオン界面活性剤が挙げられる。なかでも、殺菌性能を有する4級アンモニウム塩型陽イオン界面活性剤が好ましく、殺菌性能の点から、ベンジル基を有する4級アンモニウム塩型陽イオン界面活性剤が好ましい。
両性界面活性剤としては、泡立ちの観点から、炭素数8以上22以下のアルキル基を有する両性界面活性剤が好ましい。更に、この両性界面活性剤では、アルキル基の炭素数は、10以上、更に11以上が好ましく、そして、18以下、更に13以下が好ましい。両性界面活性剤としては、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、アルキルスルホベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン、アルキルアミドヒドロキシスルホベタイン、アルキルアミノ脂肪酸塩からなる群から選ばれる1以上の両性界面活性剤を用いることが洗浄力、泡立ちの点から好ましい。中でも、アルキル(炭素数8以上、22以下)アミドプロピルベタイン及びアルキル(炭素数8以上、22以下)ヒドロキシスルホベタインからなる群から選ばれる両性界面活性剤が好ましく、更には(3−ラウラミドプロピル)ジメチルベタイン及びラウリルジメチルヒドロキシスルホベタインからなる群から選ばれる両性界面活性剤がより好ましい。また、ここに列挙した両性界面活性剤の2種以上を混合して用いても良い。
(d)成分は、洗浄力と泡立ちの観点から、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、及び両性界面活性剤から選ばれる1種以上が好ましい。また(d)成分は、殺黴効果の観点から、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、及び両性界面活性剤から選ばれる1種以上が好ましく、ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数10以上18以下)若しくはアルケニル(炭素数10以上18以下)エーテル硫酸エステル又はその塩、脂肪酸(炭素数10以上18以下)又はその塩、アルキル(炭素数8以上18以下)グリコシド、ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数10以上18以下)又はアルケニル(炭素数10以上18以下)エーテル、及びアルキル(炭素数8以上22以下)アミドプロピルベタインから選ばれる1種以上がより好ましく、ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数10以上18以下)若しくはアルケニル(炭素数10以上18以下)エーテル硫酸エステル又はその塩、アルキル(炭素数8以上18以下)グリコシド、及びアルキル(炭素数8以上22以下)アミドプロピルベタインから選ばれる1種以上が更に好ましく、更に配合安定性の観点から、ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数10以上18以下)若しくはアルケニル(炭素数10以上18以下)エーテル硫酸エステル又はその塩、及びアルキル(炭素数8以上22以下)アミドプロピルベタインから選ばれる1種以上がより更に好ましい。
本発明の硬質表面用殺黴剤組成物は、(d)成分を含有する場合、(d)成分を、洗浄性能の観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、更に好ましくは1.0質量%以上、そして、好ましくは10質量%以下、より好ましくは8質量%以下、更に好ましくは6質量%以下含有する。
本発明の硬質表面用殺黴剤組成物には、製品の付加価値を増大させるために、香料、色素、防腐剤、酸化防止剤等を任意に配合することができる(但し、前記(a)〜(d)成分を除く)。
本発明の硬質表面用殺黴剤組成物は、水を含有する。すなわち、前記(a)〜(b)成分及び任意成分以外の残部が水である。本発明の硬質表面用殺黴剤組成物は、水を、好ましくは50質量%以上、より好ましくは60質量%以上、更に好ましくは70質量%以上、より更に好ましくは80質量%以上、そして、好ましくは99質量%以下、より好ましくは95質量%以下含有する。水は、イオン交換水、滅菌イオン交換水等を使用することが好ましい。
本発明の硬質表面用殺黴剤組成物は、強アルカリもしくは強酸を必要としない殺黴組成物である。すなわち、本発明の殺黴剤組成物は、中性近傍の液性であっても良好な殺黴効果が得られる。本発明の硬質表面用殺黴剤組成物は、25℃におけるpHが、取扱いの容易さ及び手肌への刺激性の観点から、好ましくは2以上、より好ましくは4以上、更に好ましくは6以上、そして、好ましくは12未満、より好ましくは10未満、更に好ましくは8未満である。
本発明の硬質表面用殺黴剤組成物は、浴室、浴槽、洗面器、タイル、化粧室、洗面台、鏡、台所まわりのシンク、カウンタートップ、水道まわり等の硬質表面の洗浄に好適に用いられる。浴室用として好適に用いられる。ここで、浴室用とは、浴室のみならず、浴槽、洗面器など、浴室内に存在する他の硬質表面を有する物品をも対象とするものである。
本発明の殺黴剤組成物は、黴に対して優れた殺黴作用を有する。例えば、クラドスポリウム(Cladosporium)属、アスペルギルス(Aspergillus)属、キャンディダ(Candida)属、ペニシリウム(Penicillium)属、アルタナリア(Alternaria)属、フォーマ(Phoma)属、アウレオバシジウム(Aureobasidium)属真菌に代表される黴について高い殺黴効果を示す。
またサッカロマイセス(Saccharomyces)属、ロドトルラ(Rhodotorula)属、ピキア(Pichia)属真菌、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、Pseudomonas putida等のシュードモナス(Pseudomonas)属細菌、大腸菌(Escherichia coli)、アルカリジェネス(Alcaligenes faecalis)、クレブシエラ(Klebsiellapneumoniae)、プロテウス(Proteus vulgaris)、セラチア(Serratia marcescense)、メチロバクテリウム(Methylobacterium)等のグラム陰性菌;黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)に代表されるグラム陽性菌に対しても高い殺菌作用効果を示す。
〔殺黴方法〕
本発明の殺黴方法は、本発明の硬質表面用殺黴剤組成物を、黴菌が存在する硬質表面に30秒以上接触させる殺黴方法である。
本発明では、本発明の硬質表面用殺黴剤組成物を硬質表面に接触させた後、該表面を洗浄することができる。また本発明では、本発明の硬質表面用殺黴剤組成物を基体に担持させた清掃用物品により硬質表面を洗浄することができる。
硬質表面としては、浴室、浴槽、洗面器、タイル、化粧室、洗面台、鏡、台所まわりのシンク、カウンタートップ、水道まわり等の硬質表面が好適である。
本発明の殺黴方法は、具体的には、本発明の硬質表面用殺黴剤組成物を、原液で、硬質表面に接触させる、又は前記殺黴剤組成物を、原液で、希釈せずに硬質表面に接触させる、つまり、前記殺黴剤組成物を、希釈することなく、硬質表面に接触させる殺黴方法が好ましく挙げられる。更に、前記殺黴剤組成物を、希釈することなく、黴菌が付着した硬質表面に接触させる洗浄方法が挙げられる。尚、硬質表面と接触させる方法としては、硬質表面に塗布する方法が好ましい。
前記殺黴剤組成物を希釈せずに硬質表面に接触させるとは、該殺黴剤組成物を、意図的に水などで希釈した後、硬質表面と接触させないことである。例えば、前記殺黴剤組成物を水滴等が付着した硬質表面と接触させたり、前記殺黴剤組成物を硬質表面に接触させた後、硬質表面に水滴が付着したりする場合は、前記殺黴剤組成物を希釈せずに、硬質表面に接触させると理解できる。
本発明の殺黴方法は、前記殺黴剤組成物を、原液で、硬質表面に接触させるには、ボトルから直接塗布又は噴霧してもよく、ボトルとしては、例えば、スクイズボトル、スプレーボトル等が挙げられる。
また本発明の硬質表面用殺黴剤組成物を含浸させた清掃用物品使用時に、別途本発明の硬質表面用殺黴剤組成物を、被清掃物又は前記清掃用物品に、噴霧しながら使用してもよい。当該使用方法によって、より広い面積を清掃する。
また本発明の(a)成分、(b)成分、及び任意成分を含む濃厚組成物を調製しておき、該濃厚組成物を水で希釈して本発明の硬質表面用殺黴剤組成物を調製し、硬質表面に接触させてもよい。すなわち、本発明の(a)成分、(b)成分、及び任意成分を含有する濃厚組成物を水で希釈して本発明の硬質表面用殺黴剤組成物に調製し、該殺黴剤組成物を希釈せずに硬質表面に接触させる殺黴方法であってもよい。
黴菌が存在する対象表面に接触した後、黴菌に接触させる放置時間は、殺黴効果の観点から、好ましくは30秒以上、好ましくは1分以上、より好ましくは2分以上、更に好ましくは3分以上、より更に好ましくは4分以上、より更に好ましくは5分以上であり、そして、効率的に洗浄する観点から、好ましくは30分以下、より好ましくは20分以下、更に好ましくは10分以下である。
放置した後は、通常、水ですすぐ。すすぐ際は、手などで機械力(物理的力)を掛けてもよく、単に水流ですすいでもよい。
なお、放置する際の温度は、室温でよく、例えば、10℃以上30℃以下が挙げられる。
下記配合成分を用いて、表1に示す硬質表面用殺黴剤組成物を調製し、以下の項目について評価を行った。結果を表1に示す。表1の硬質表面用殺黴剤組成物は、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウムをそれぞれイオン交換水に添加することで調製した10mMリン酸緩衝水溶液(pH7.8)に(a)成分、(b)成分、(b’)成分を表中の配合量で添加し、室温(25℃)で溶解させることにより調製した。なお、表1中の配合成分の質量%は、全て有効分に基づく数値である。また実施例7は、各成分の添加後、塩酸を添加してpHを6.3に調整した。
<配合成分>
(a)成分
・ベンジルアルコール:和光純薬工業(株)製、分子量108
・フェノキシエタノール:和光純薬工業(株)製、分子量138
・2−フェニルエタノール:和光純薬工業(株)製、分子量122
・3−フェニル−1−プロパノール:和光純薬工業(株)製、分子量136
・シンナミルアルコール:東京化成工業(株)製、分子量134
(b)成分
・NaSO:硫酸ナトリウム、和光純薬工業(株)製、分子量142
(b’)成分((b)成分の比較成分)
・(NHSO:硫酸アンモニウム、和光純薬工業(株)製、分子量132
<殺黴性評価方法>
住環境優先糸状菌Cladosporium属の環境分離株Cladsporium sp. PA-4を、ポテトデキストロース平板寒天培地(BectonDickinson社製のPotato Dextrose Agar試薬を能書どおりに調製)上で25℃/7日間培養後、同寒天プレート上に胞子回収液((株)大塚製薬工場製の生理食塩水で調製した和光純薬工業(株)製の0.05%Tween80溶液)を4mL滴下して、コンラージ棒(日水製薬(株)製)でなでるように軽くこすることで菌液を回収した。その後回収した菌液を、ミラクロス(CALBIOCHEM社製)を用いて濾過することで菌糸を除去し、得られた液を遠心処理(10,000rpm,25℃,5min)し、上澄みを除去した。これらの操作を2、3回繰り返し、菌濃度を3.0〜7.0×10CFU/mLに調製して試験胞子液とした。
表1の硬質表面用殺黴剤組成物を試験液として用い、試験液1mLに対して調製した試験胞子液10μLを混合して、25℃で5分間接触させた後に、その100μLを分取して900μLのLP希釈液(日水製薬社製のものを能書通りに調製したもの)に懸濁することで試験液を不活化した。これをさらにLP希釈液で希釈した後に、ポテトデキストロース平板寒天培地(BectonDickinson社製のPotato Dextrose Agar試薬を能書どおりに調製)に塗布して4日間25℃で培養して得られたコロニー数から生残菌数を算出した。
また、試験液の代わりに生理食塩水((株)大塚製薬工場製)を用いて同じ操作(試験液1mLに対して菌液10μLを混合し、5分間接触させた後に、LP希釈液と混合)を行ったものを対象操作として、対象操作後の生残菌数と試験液接触後の生残菌数との菌数の対数差を計算して殺菌性能の指標とした。結果を表1に示す。
<外観評価>
調製直後の表1の各殺黴剤組成物について、20℃で12時間放置した後の外観を下記の基準で評価した。結果を表1に示す。
透明:組成物が、濁りがなく、透明な溶液である。
分離:組成物が、二層に分離した液体である。
白濁:組成物が、濁りのある白濁した液体である。
Figure 0006976817
表中、ΔLog減少菌数が4.5以上のものは、検出限界値を示し、殺黴剤組成物により殺黴されて、生残菌数が極わずかであることを意味する。

Claims (2)

  1. (a)下記一般式(a−1)で表される殺菌剤[以下、(a)成分という]、(b)硫酸ナトリウム[以下(b)成分という]、及び水を含有する硬質表面用殺黴剤組成物であって、
    (a)成分を、0.1質量%以上10質量%以下含有し、(b)成分を、0.1質量%以上10質量%以下含有する硬質表面用殺黴剤組成物。
    1aO−(R2aO)−H (a−1)
    (式中、R 1a は、芳香族基を有し、且つ総炭素数6以上9以下の炭化水素基であり、lは0又は1の整数であり、R 2a は炭素数2以上3以下のアルキレン基である。但し、該化合物の分子量は106以上140以下である。)
  2. 請求項1に記載の硬質表面用殺黴剤組成物を、黴菌が存在する硬質表面に30秒以上接触させる殺黴方法。
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