JP6973720B2 - ガードレール持ち上げ具 - Google Patents

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Description

本発明は、ガードレール持ち上げ具に関するものである。
例えば道路脇に間隔を介して並設されるガードレール支柱間にガードレール(2つの山部の間に谷部が形成された断面波形状のガードレール)を設置する場合、複数積層状態としたガードレールをユニック車で現場まで搬送し、この積層状態のガードレールのうち、最上段のガードレールをユニック車の吊り下げ部材を被嵌連結して吊り上げ、そのまま設置箇所まで移動させてガードレール支柱間に架設状態に設置する。
ところで、積層状態のガードレールに対しユニック車の吊り下げ部材を連結する際、吊り下げ部材の下端部を被嵌連結するためにガードレールの端部を持ち上げることになるが、従来、このガードレールの端部を持ち上げる場合、上下のガードレールの谷部同士間に生じる僅かな隙間(端部開口)にバールなどの棒材を刺し込んでこの隙間を広げ、この広げた隙間に指を入れて持ち上げているが、重量のあるガードレールを直接手で持ち上げるのは大変であり、しかも、誤って指を挟んでしまうなどの危険があった。
本発明は、前述した問題点を解消するもので、従来にない非常に便利で画期的なガードレール持ち上げ具を提供する。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
長尺方向に長い連結用長孔50aを有するガードレール50を持ち上げるための持ち上げ具であって、棒状本体1の先端部には、前記棒状本体1の長尺方向と交差する方向に突出する軸状部2aと、この軸状部2aの先端部に設けられ前記ガードレール50を積層した際に生じる該ガードレール50同士の隙間Sよりも薄い厚さの板状部2bとで構成された突状部2が設けられ、この突状部2は、前記連結用長孔50aに貫挿させ該突状部2を回動させた際、前記連結用長孔50aに対して抜け止め状態となる形状であることを特徴とするガードレール持ち上げ具に係るものである。
また、請求項記載のガードレール持ち上げ具において、前記突状部2は、前記連結用長孔50aに貫挿させ該突状部2を回動させた際、前記連結用長孔50aの裏側周縁に係止して抜け止め状態となる形状であることを特徴とするガードレール持ち上げ具に係るものである。
また、請求項1,2いずれか1項に記載のガードレール持ち上げ具において、前記軸状部2aは前記棒状本体1の外周面から突出する方形板体であり、また、前記軸状部2aに設けられる前記板状部2bも方形板体であることを特徴とするガードレール持ち上げ具に係るものである。
また、請求項1〜3いずれか1項に記載のガードレール持ち上げ具において、前記棒状本体1は断面円形状であることを特徴とするガードレール持ち上げ具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、梃子の原理を利用してガードレールを少ない力で楽に持ち上げることができ、しかも、ガードレールから離れた位置で持ち上げる為、指を挟むなどの危険は防止されるなど、従来にない非常に便利で画期的なガードレール持ち上げ具となる。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例の要部の説明図である。 本実施例の要部の説明図である。 本実施例の要部の動作説明図である。 本実施例の要部の動作説明図である。 本実施例の要部の動作説明図である。 本実施例の要部の動作説明図である。 本実施例の使用状態説明図である。 本実施例の使用状態説明図である。 本実施例の使用状態説明図である。 ガードレールの説明図である。 ガードレールの説明図である。 ガードレールの説明図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
ガードレール50の端部を持ち上げる場合、棒状本体1の先端部に設けられた貫挿連結部2を連結用長孔50aに貫挿連結する。
この状態で棒状本体1の基端部を持ち上げることで、ガードレール50の端部が持ち上げられる。
従って、梃子の原理を利用してガードレール50を少ない力で楽に持ち上げることができ、しかも、ガードレール50から離れた位置で持ち上げる為、指を挟むなどの危険は防止される。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、長尺方向に長い連結用長孔50aを有するガードレール50を持ち上げるための持ち上げ具であって、棒状本体1の先端部に前記連結用長孔50aに貫挿連結される貫挿連結部2が設けられたものである。
尚、本実施例で言うガードレール50は、図13に図示したように道路脇に間隔を介して並設されるガードレール支柱51間に架設されるもので、上下2つの山部50”の間に谷部50’が形成された断面波形状の板状体(ビーム)であり、その左右両端部には、ガードレール支柱51に止着するためのボルト51aが貫挿される連結用長孔50aが設けられ、この連結用長孔50aは、ガードレール50の長尺方向に長さを有する状態(細長形状)で設けられている。また、このガードレール50は、図11,12に図示したように保管時や現場への搬送時には裏面が上方を向く状態で積層されており、この積層状態の際、上下のガードレール50の中央部(谷部50’)同士間には隙間Sが生じる。
以下、本実施例に係る構成各部について説明する。
棒状本体1は、図1,2に図示したように適宜な金属製の部材で形成されたパイプ形状体であり、強度があって握り易い断面円形状(丸パイプ)に設けられている。
また、棒状本体1の先端部には、適宜な金属製の断面L字状の連結部材3(アングル材)が溶着されており、この連結部材3に貫挿連結部2が設けられている。
この貫挿連結部2は、図2,3に図示したように適宜な金属製の長尺部材2’を連結部材3に貫通状態に設け、この連結部材3の外面から突出される突状部2で構成されている。
具体的には、この突状部2は、棒状本体1の長尺方向と交差(直交)する方向に突出する軸状部2aと、この軸状部2aの先端部に設けられる板状部2bとで構成されている。
この板状部2は、図3に図示したように前述した連結用長孔50aに貫挿し得る正面視長方形状(細長形状)であり、この板状部2の長さは連結用長孔50aの横幅よりも長い長さに設定されている。
従って、この板状部2bを連結用長孔50aに貫挿し、この状態で連結用長孔50a内にて軸状部2aを支点に棒状本体1を旋回動させた際、板状部2bは連結用長孔50aの裏側周縁に係止して抜け止め状態となる。尚、軸状部2aは回動支点としての機能を考慮して断面円形の柱状でも良い。
また、板状部2bの厚さは、ガードレール50を積層した際に生じる該ガードレール50同士の隙間Sよりも薄い厚さに設定されている。
また、板状部2bは、正面から見た際の長尺方向が棒状本体1の長尺方向に対して所定角度(45度)回転した傾斜状態となるように設けられており、連結用長孔50aに突状部2を挿入し、棒状本体1を旋回転(約45度回転)させると、突状部2は連結用長孔50aに抜け止め係止されるとともに、棒状本体1とガードレール50が一直線状態となるように構成されている。
尚、貫挿連結部2は、前述した構造に限らず、例えば軸状部2aの先端部に径方向へ突没する係止爪を設けた構造など、連結用長孔50aに貫挿した後に径大となって該連結用長孔50aの裏側周縁に係止して抜け止め状態となる構造であったり、その他にも、ビール連結孔50aに貫挿させたボルトの裏面側突出部位に連結用長孔50aよりも径大なナットを螺着して抜け止め状態となる構造など、適宜採用し得るものである。
以上の構成から成る本実施例に係るガードレール持ち上げ具を使用し、ユニック車52に積層されたガードレール50を吊り下げる作業について説明する。
先ず、連結用長孔50aに対し突状部2(貫挿連結部)を挿入する(図4,5参照)。この際、棒状本体1はガードレール50の長尺方向に対して平面視方向から見て約45度傾いた状態となる。
続いて、棒状本体1を回転させると、突状部2(板状部2b)は連結用長孔50aの裏側周縁に係止して抜け止め状態となる(図6,7参照)。この際、棒状本体1とガードレール50は平面視方向から見て一直線状態となる。
続いて、この状態で棒状本体1の基端部を上方へ持ち上げることで、ガードレール50の他端部は接地し状態のまま一端部のみが持ち上げられる(図8参照)。
続いて、ガードレール50を支承部材53(台木)で支承して、このガードレール50にユニック車52の吊り下げ部材54(吊りバンド)の下端部を被嵌連結し、ガードレール50を吊り上げる(図9,10参照)。
本実施例は上述のように構成したから、梃子の原理を利用してガードレール50を少ない力で楽に持ち上げることができ、しかも、ガードレール50から離れた位置で持ち上げる為、指を挟むなどの危険は防止される。
また、本実施例は、突状部2は、連結用長孔50aに貫挿させ該突状部2を回動させた際、連結用長孔50aの裏側周縁に係止して抜け止め状態となる形状であるから、簡易構造でありながら確実にガードレール50を持ち上げることができる。
また、本実施例は、突状部2は、棒状本体1の長尺方向と交差する方向に突出する軸状部2aと、この軸状部2aの先端部に設けられる板状部2bとで構成されているから、この点においても簡易構造でありながら確実にガードレール50を持ち上げることができる。
また、本実施例は、板状部2bの厚さは、ガードレール50を積層した際に生じる該ガードレール50同士の隙間Sよりも薄い厚さに設定されているから、この点においても簡易構造でありながら確実にガードレール50を持ち上げることができる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
S 隙間
1 棒状本体
2 貫挿連結部・突状部
2a 軸状部
2b 板状部
50 ガードレール
50a 連結用長孔

Claims (4)

  1. 長尺方向に長い連結用長孔を有するガードレールを持ち上げるための持ち上げ具であって、棒状本体の先端部には、前記棒状本体の長尺方向と交差する方向に突出する軸状部と、この軸状部の先端部に設けられ前記ガードレールを積層した際に生じる該ガードレール同士の隙間よりも薄い厚さの板状部とで構成された突状部が設けられ、この突状部は、前記連結用長孔に貫挿させ該突状部を回動させた際、前記連結用長孔に対して抜け止め状態となる形状であることを特徴とするガードレール持ち上げ具。
  2. 請求項記載のガードレール持ち上げ具において、前記突状部は、前記連結用長孔に貫挿させ該突状部を回動させた際、前記連結用長孔の裏側周縁に係止して抜け止め状態となる形状であることを特徴とするガードレール持ち上げ具。
  3. 請求項1,2いずれか1項に記載のガードレール持ち上げ具において、前記軸状部は前記棒状本体の外周面から突出する方形板体であり、また、前記軸状部に設けられる前記板状部も方形板体であることを特徴とするガードレール持ち上げ具。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載のガードレール持ち上げ具において、前記棒状本体は断面円形状であることを特徴とするガードレール持ち上げ具。
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