JP6973159B2 - 溶接補修方法及び容器 - Google Patents
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Description
また、本発明の溶接補修方法は、第一シートメタルのエッジを第二シートメタルのエッジに対して溶接することにより溶接継手を形成する第一ステップと、第一シートメタルと第二シートメタルとの間の溶接継手の欠陥を補修する溶接を行うことにより補修溶接ビード部を形成する第二ステップと、補修溶接ビード部に少なくとも一つの別部品が隣り合うように、第一シートメタルの表面と第二シートメタルの表面との少なくとも一方の表面に対して少なくとも一つの別部品を溶接する第三ステップとを備え、第三ステップでは、少なくとも一つの別部品が溶接された面の反対側の面に溶接ビードが発生しないように溶接する溶接補修方法であって、第一シートメタル及び第二シートメタルのうち、板厚が薄い方のシートメタルに少なくとも一つの別部品を溶接し、板厚が厚い方のシートメタルには少なくとも一つの別部品を溶接しないものである。
本発明の容器は、第一シートメタルにより形成された第一部分と、第二シートメタルにより形成された第二部分と、第一シートメタルのエッジが第二シートメタルのエッジに対して溶接された溶接継手と、溶接継手の一部を含む領域に、溶加材を用いて形成された補修溶接ビード部と、第一シートメタルの表面と第二シートメタルの表面との少なくとも一方の表面に対して溶接され、補修溶接ビード部に隣り合う少なくとも一つの別部品とを備え、少なくとも一つの別部品が溶接された面の反対側の面に溶接ビードが発生していない容器であって、補修溶接ビード部の幅は、溶接継手のビード部の幅よりも大きいものである。
また、本発明の容器は、第一シートメタルにより形成された第一部分と、第二シートメタルにより形成された第二部分と、第一シートメタルのエッジが第二シートメタルのエッジに対して溶接された溶接継手と、溶接継手の一部を含む領域に形成された補修溶接ビード部と、第一シートメタルの表面と第二シートメタルの表面との少なくとも一方の表面に対して溶接され、補修溶接ビード部に隣り合う少なくとも一つの別部品とを備え、少なくとも一つの別部品が溶接された面の反対側の面に溶接ビードが発生していない容器であって、第一シートメタル及び第二シートメタルのうち、板厚が薄い方のシートメタルに少なくとも一つの別部品が溶接され、板厚が厚い方のシートメタルには少なくとも一つの別部品が溶接されていないものである。
図1は、実施の形態1による第一シートメタル1、第二シートメタル2、及びそれらの間の溶接継手3を示す図である。図1は、第一シートメタル1及び第二シートメタル2の表面に垂直な方向から見た図である。第一シートメタル1のエッジを、第二シートメタル2のエッジに対して溶接することにより、溶接継手3が形成される。溶接継手3は、溶融した金属が凝固した部分であるビードと、溶融していないが溶接熱により変性した熱影響部とを含む。
次に、図8を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。
次に、図9及び図10を参照して、実施の形態3について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。
Claims (12)
- 第一シートメタルのエッジを第二シートメタルのエッジに対して溶接することにより溶接継手を形成する第一ステップと、
前記第一シートメタルと前記第二シートメタルとの間の前記溶接継手の欠陥を補修する溶接を行うことにより補修溶接ビード部を形成する第二ステップと、
前記補修溶接ビード部に少なくとも一つの別部品が隣り合うように、前記第一シートメタルの表面と前記第二シートメタルの表面との少なくとも一方の表面に対して前記少なくとも一つの別部品を溶接する第三ステップとを備え、
前記第三ステップでは、前記少なくとも一つの別部品が溶接された面の反対側の面に溶接ビードが発生しないように溶接する溶接補修方法であって、
前記第二ステップでは、溶加材を用いて前記補修溶接ビード部を形成し、
前記補修溶接ビード部の幅は、前記溶接継手のビード部の幅よりも大きい溶接補修方法。 - 第一シートメタルのエッジを第二シートメタルのエッジに対して溶接することにより溶接継手を形成する第一ステップと、
前記第一シートメタルと前記第二シートメタルとの間の前記溶接継手の欠陥を補修する溶接を行うことにより補修溶接ビード部を形成する第二ステップと、
前記補修溶接ビード部に少なくとも一つの別部品が隣り合うように、前記第一シートメタルの表面と前記第二シートメタルの表面との少なくとも一方の表面に対して前記少なくとも一つの別部品を溶接する第三ステップとを備え、
前記第三ステップでは、前記少なくとも一つの別部品が溶接された面の反対側の面に溶接ビードが発生しないように溶接する溶接補修方法であって、
前記第一シートメタル及び前記第二シートメタルのうち、板厚が薄い方のシートメタルに前記少なくとも一つの別部品を溶接し、板厚が厚い方のシートメタルには前記少なくとも一つの別部品を溶接しない溶接補修方法。 - 前記少なくとも一つの別部品を前記第一シートメタル及び前記第二シートメタルの双方に溶接する請求項1に記載の溶接補修方法。
- 前記少なくとも一つの別部品が溶接された面の反対側の面に溶接ビードが発生しないように、前記第一シートメタル及び前記第二シートメタルのうち当該別部品が溶接されるシートメタルの厚さを選定するステップを備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の溶接補修方法。
- 前記第三ステップでは、前記少なくとも一つの別部品が溶接された面の反対側の面に溶接ビードが発生しないように、溶接機の出力を調整する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の溶接補修方法。
- 前記少なくとも一つの別部品の引張強さは、前記第一シートメタル及び前記第二シートメタルのうち当該別部品が溶接されるシートメタルの引張強さよりも高い請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の溶接補修方法。
- 前記少なくとも一つの別部品は、前記第一シートメタル及び前記第二シートメタルのうち当該別部品が溶接されるシートメタルと共金系の材料で作られている請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の溶接補修方法。
- 前記第一シートメタルは、容器の第一部分を形成しており、
前記第二シートメタルは、前記容器の第二部分を形成している請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の溶接補修方法。 - 前記容器の内部が加圧された状態で前記少なくとも一つの別部品を溶接する請求項8に記載の溶接補修方法。
- 第一シートメタルにより形成された第一部分と、
第二シートメタルにより形成された第二部分と、
前記第一シートメタルのエッジが前記第二シートメタルのエッジに対して溶接された溶接継手と、
前記溶接継手の一部を含む領域に、溶加材を用いて形成された補修溶接ビード部と、
前記第一シートメタルの表面と前記第二シートメタルの表面との少なくとも一方の表面に対して溶接され、前記補修溶接ビード部に隣り合う少なくとも一つの別部品とを備え、
前記少なくとも一つの別部品が溶接された面の反対側の面に溶接ビードが発生していない容器であって、
前記補修溶接ビード部の幅は、前記溶接継手のビード部の幅よりも大きい容器。 - 第一シートメタルにより形成された第一部分と、
第二シートメタルにより形成された第二部分と、
前記第一シートメタルのエッジが前記第二シートメタルのエッジに対して溶接された溶接継手と、
前記溶接継手の一部を含む領域に形成された補修溶接ビード部と、
前記第一シートメタルの表面と前記第二シートメタルの表面との少なくとも一方の表面に対して溶接され、前記補修溶接ビード部に隣り合う少なくとも一つの別部品とを備え、
前記少なくとも一つの別部品が溶接された面の反対側の面に溶接ビードが発生していない容器であって、
前記第一シートメタル及び前記第二シートメタルのうち、板厚が薄い方のシートメタルに前記少なくとも一つの別部品が溶接され、板厚が厚い方のシートメタルには前記少なくとも一つの別部品が溶接されていない容器。 - 前記少なくとも一つの別部品は、前記容器の外側にある請求項10または請求項11に記載の容器。
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