JP6971687B2 - 制御装置及び方法、通信システム、並びにプログラム及び記録媒体 - Google Patents
制御装置及び方法、通信システム、並びにプログラム及び記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6971687B2 JP6971687B2 JP2017149712A JP2017149712A JP6971687B2 JP 6971687 B2 JP6971687 B2 JP 6971687B2 JP 2017149712 A JP2017149712 A JP 2017149712A JP 2017149712 A JP2017149712 A JP 2017149712A JP 6971687 B2 JP6971687 B2 JP 6971687B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- voltage
- value
- signal transmission
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
- Y02B20/40—Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection
Landscapes
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
通信線を介して親機から供給される電圧の値を検出する電圧検出回路と、
前記通信線を介して前記親機から電流を引き込むことにより、前記親機に電流信号を送信する電流信号送信回路と、
前記通信線のインピーダンス情報と、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流の値と、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流による、前記通信線における電圧降下とに基づいて、前記親機からの配線長を算出して、算出した配線長に関する情報を出力する処理部と
を備え、
前記電流信号送信回路が電流を引き込む処理を行っているときに前記電圧検出回路が検出した電圧の値が予め定められた閾値よりも低くなった場合には、前記処理部が、前記電流信号送信回路に引き込まれる電流をより小さくする。
本発明の他の態様の通信システムは、
1個又は複数個の制御装置と、親機と、情報処理端末とを備え、
前記親機が、前記制御装置に前記通信線を介して給電を行い、前記制御装置が前記親機に対して電流信号で情報を送信し、
前記情報処理端末は、前記親機に対して前記通信線のインピーダンス情報を供給し、
前記制御装置の各々は、
前記通信線を介して前記親機から供給される電圧の値を検出する電圧検出回路と、
前記通信線を介して前記親機から電流を引き込むことにより、前記親機に電流信号を送信する電流信号送信回路と、
前記インピーダンス情報と、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流の値と、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流による、前記通信線における電圧降下とに基づいて、前記親機からの配線長を算出して、算出した配線長に関する情報を出力する処理部と
を備え、
前記情報処理端末は、ユーザーにより入力される通信線情報に基づいて前記インピーダンス情報を生成し、
前記通信線情報が、前記通信線の線種及び線径を表す情報である。
図1は、本発明の実施の形態1に係る子機と親機とを含む通信システム1の構成を示す図である。
親機3は、例えば図2に示すように、±24Vのパルスを子機4に送信する。
配線長測定モードにおいても、親機3は、複数の子機4が同時に電流の引き込みを行わないようにするための制御を行う。例えば、同期信号SYNによって区切られる複数の送信周期の各々が各子機に割り当てられ、各子機は割り当てられた送信周期内の待機パルスRTMの期間中に電流の引き込みを行う。配線長測定モードにおいても待機パルスRTMは各送信周期中に1回だけ発生されても良く2回以上発生されても良い。
算出した配線長が仕様範囲外であるときに点灯する第1の表示灯と、配線長が仕様範囲内であるときに点灯する第2の表示灯とを設けても良い。
同様に、ブザーは、算出した配線長が仕様範囲外であるときに鳴動し、そうでなければ鳴動しないものであってもよく、逆に算出した配線長が仕様範囲内であるときに鳴動し、そうでなければ鳴動しないものであってもよい。算出した配線長が仕様範囲外であるときと、算出した配線長が仕様範囲内であるときとで異なる音を発するブザーであっても良い。
整流回路431は、図示の例では、ダイオードブリッジ431aから成る全波整流回路で構成されている。しかしながら、本発明は図示の例に限定されず、整流回路431は、半波整流回路で構成されていてもよい。要するに整流回路431は、通信線5を介して親機3から供給される電圧を受けて直流電圧を出力する回路であれば良く、どのような回路又は素子から構成されていてもよい。
受信回路432は、図示の例では、ツェナーダイオード432aと、抵抗432b、432cとを備え、通信線5を介して親機3から送信される電圧信号Saをツェナーダイオード432aのツェナー電圧で決まる一定の電圧に降圧し、処理部410に出力する。
しかしながら、本発明は図示の例に限定されない。要するに、受信回路432は、親機3からの電圧信号Saを処理部410に伝達できれば、どのような回路又は素子から構成されていてもよい。
親機3からの電圧信号Saには、通信線5のインピーダンス情報を示す信号、及び親機3から出力されるパルスの電圧の値Vmを示す信号が含まれる。
電流検出回路433は、図示の例では、検出抵抗433aと、検出IC(集積回路)433bと、抵抗433cとを備え、検出抵抗433aに流れる電流を検出IC433bで検出し、検出IC433bが検出結果を示す信号Sbを処理部410に出力する。検出結果を示す信号Sbはアナログ信号である。しかしながら、本発明は図示の例に限定されない。要するに、電流検出回路433は、通信回路430に流れ込む電流の値Iを示す信号Sbを処理部410に出力できれば、どのような回路又は素子から構成されていてもよい。
電圧検出回路434は、図示の例では、抵抗434a及び434bから成る分圧回路を備え、子機4の入力電圧Vを抵抗434a及び434bで分圧して検出し、検出結果を示す信号Scを処理部410に出力する。検出結果を示す信号Scはアナログ信号である。しかしながら、本発明は図示の例に限定されない。要するに、電圧検出回路434は、子機4の入力電圧の値Vを示す信号Scを処理部410に出力できれば、どのような回路又は素子から構成されていてもよい。
電流信号送信モードでは、各子機4において、当該子機に割り当てられた送信周期中の待機パルスRTMの期間中に、トランジスタ435aがON、OFFすることによる、通信線5の電流の変化を、親機3が当該子機4からの電流信号として受信する。
配線長測定モードにおいて、各子機4の電流信号送信回路435は、通信線5を介して親機3から電流を、短い期間(待機パルスRTMの期間よりも短い期間)にわたり引き込み、引き込みを行っているとき(トランジスタ435aがONであるとき)の当該子機4の入力電流の値Ib及び入力電圧の値Vbに基づいて、当該子機4の処理部410が配線長の算出を行う。入力電流の値Ibは、電流検出回路433で検出される。入力電圧の値Vbは、電圧検出回路434で検出される。
後述のように、電流信号送信回路435が電流を引き込む処理を行っているときに、電圧検出回路434で検出された電圧値が予め定められた閾値よりも低くなった場合には、引き込む電流の値をより小さくする。
駆動回路用電源回路437は、図示の例では、整流回路431から出力される直流電圧により充電されるコンデンサ437aを備え、該コンデンサ437aにより安定化された電圧を駆動回路用電源電圧Vcc1として負荷に供給する。
しかしながら、本発明は図示の例に限定されず、要するに、駆動回路用電源回路437は、駆動回路用電源電圧Vcc1を生成できれば、どのような回路又は素子から構成されていてもよい。
処理部用電源回路438は、図示の例では、抵抗438aと、ツェナーダイオード438bと、トランジスタ438cと、コンデンサ438dとを備える。トランジスタ438cはコレクタが駆動回路用電源線405に接続され、エミッタが処理部用電源線407に接続されている。コンデンサ438dは一方の電極が処理部用電源線407に接続され、他方の電極がグランド線404に接続されている。ツェナーダイオード438bはアノードがグランド線404に接続され、カソードがトランジスタ438cのベースに接続されている。抵抗438aは一端がトランジスタ438cのコレクタに接続され、他端がトランジスタ438cのベースに接続されている。
しかしながら、本発明はこれに限定されず、要するに、処理部用電源回路438は処理部用電源電圧Vcc2を生成できれば、どのような回路又は素子から構成されていてもよい。
処理部用電源電圧Vcc2は、処理部410及び検出IC433bに供給されて、これらの回路の駆動に用いられる。
例えば、整流回路431から供給される電圧が、コンデンサ437aの電圧よりも低いときに、逆流防止回路436は、駆動回路用電源回路437から電流信号送信回路435等へ電流が流れるのを防止する。
図示の例では、逆流防止回路436は、アノードが正側電源線403に接続され、カソードが駆動回路用電源線405に接続されたダイオード436aで構成される整流素子を備える。しかしながら、本発明は図示の例に限定されず、上記の逆流を防止できれば、どのような回路又は素子から構成されていてもよい。
このとき他のすべての子機4−j(j≠i)において、トランジスタ435aがONとはならないように制御されている。
他の子機においてもダイオード436aのアノード側電位がカソード側電位Vcc1よりも低くなり、電源回路437へ電流が流れなくなる。
Vd=Vm−Vb (1)
VdとIbとの間には以下の関係がある。
Vd=Ib×L×Z (2)
Z(Ω/m)は、通信線5の単位長さ当たりの抵抗であり、インピーダンス情報として親機3から伝達されている。
L(m)は、親機3から当該子機4−iまでの配線長である。
式(2)を変形すると、
L=Vd/(Ib×Z) (3)
式(1)と式(3)とを組み合わせると、
L=(Vm−Vb)/(Ib×Z) (4)
図6及び図7は、本発明の実施の形態1に係る通信システム1の処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ユーザーは、情報処理端末2に通信線5の(通信線情報の一例として)線種及び線径を入力する(ステップST11)。
この状態で、親機3は、インピーダンス情報を表す電圧信号Saを、通信線5を介して、子機4に送信する(ステップST14)。
各子機4−iの処理部410は、各送信周期において、当該送信周期が当該子機4−iに割り当てられたものか否かの判定をする(ST21)。
低ければ、ステップST24に進み、そうでなければステップST25に進む。
ステップST24の次に、ステップST21に戻り、次の、当該子機4−iに割り当てられた送信周期となるのを待ち、当該子機4−iに割り当てられた送信周期になったら、再びステップST22以降の処理を行う。
Zとしては、記憶部410bに記憶されているインピーダンス情報で示される値を用いる。
Vmとしては、記憶部410bに記憶されている値を用いる。
Ib及びVbとしては、ステップST22で検出された電流値Ib及び電圧値Vbを用いる。ステップST23で電圧値Vbが閾値Vthよりも低いためにステップST24及びST22を繰り返した場合には、最後に(ステップST25に移行する直前に)ステップST22で検出された電流値Ib及び電圧値Vbを用いる。
ステップST26が終わったら、当該子機における配線長測定の処理を終了する。
配線長Lに関する情報として配線長が仕様範囲内のものかどうかを示す(仕様範囲内であることを示す、或いは仕様範囲外であることを示す)情報が通知される場合には、ユーザーは、通知された情報から配線長が仕様を満たしているか否かを直ちに判断することができる。
このようにする代わりに、入力電圧Vbを検出し、検出された入力電圧Vbが閾値Vthよりも低いか否かの判定を行い、低ければ可変抵抗435cの抵抗値を大きくし、抵抗値を大きくした後に再び入力電圧Vbを検出し、検出した入力電圧Vbが閾値よりも低いか否かを判定する処理を、制御信号SdがHighである期間中に繰り返すこととしても良い。このようにすれば、配線長の測定に要する期間を短くすることができる。
このようにすることで、配線長の測定に要する期間を短くすることができる。
また、情報処理端末2にインピーダンス情報を入力し、情報処理端末2は入力されたインピーダンス情報を親機3に送信することとしても良い。
以下、本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2の通信システムは、概して実施の形態1の通信システムと同じであり、実施の形態2の子機4は、図3の子機4と概して同じである。しかし、通信回路430の代わりに通信回路430Bを有する。
図8は、実施の形態2に係る子機4の通信回路430Bを示す図である。図8において、図4と同一又は類似の部分には同一の符号を付す。
図8に示される通信回路430Bは、図4の通信回路430と概して同じである。しかし、以下の点で異なる。
L=(Vm−Vb)/(Ik×Z) (5)
式(5)は、実施の形態1で用いた式(4)において、IbをIkで置き換えたものである。
以下、実施の形態2の通信システムの子機4における処理の手順を、図9を参照して説明する。図9において、図7と同じ符号は、図7と同一又は類似の処理を示す。
即ち、図7のステップST22及びST25の代わりに、ステップST22b及びST25bが行われ、ステップST31が追加されている。
ステップST31はステップST21の次に行われる。
低ければ、ステップST24に進み、そうでなければステップST25bに進む。
ステップST24の次に、ステップST21に戻り、次の、当該子機4−iに割り当てられた送信周期となるのを待ち、当該子機4−iに割り当てられた送信周期になったら、再びステップST31以降の処理を行う。
Zとしては、記憶部410bに記憶されているインピーダンス情報で示される値を用いる。
Vmとしては、記憶部410bに記憶されている値を用いる。
Ikとしては、ステップST31で取得した情報で表される電流値Ikを用いる。ステップST23で電圧値Vbが閾値Vthよりも低いためにステップST31以降の処理を繰り返した場合には、最後に(ステップST25bに移行する直前に)ステップST31で取得した情報で表される電流値Ikを用いる。
Vbとしては、ステップST22bで検出された電圧値Vbを用いる。ステップST23で電圧値Vbが閾値Vthよりも低いためにステップST31以降の処理を繰り返した場合には、最後に(ステップST25bに移行する直前に)ステップST22bで検出された電圧値Vbを用いる。
ステップST26が終わったら、当該子機における配線長測定の処理を終了する。
以下、本発明の実施の形態3について説明する。実施の形態3の通信システムは、概して実施の形態1の通信システムと同じであり、実施の形態3の子機4は、図3の子機4と概して同じである。しかし、通信回路430の代わりに通信回路430Cを有する。
図10は、実施の形態3に係る子機4の通信回路430Cを示す図である。図10において、図4と同一又は類似の部分には同一の符号を付す。
図10に示される通信回路430Cは、図4の通信回路430と概して同じである。しかし、以下の点で異なる。
図4の駆動回路用電源回路437は、コンデンサ437aのみで構成されているが、図10の駆動回路用電源回路437Cは、コンデンサ437aのほか、抵抗437bと、ツェナーダイオード437cと、トランジスタ437dとを備える。トランジスタ437dはコレクタが正側電源線403に接続され、エミッタが駆動回路用電源線405に接続されている。コンデンサ437aは一方の電極が駆動回路用電源線405に接続され、他方の電極がグランド線404に接続されている。ツェナーダイオード437cはアノードがグランド線404に接続され、カソードがトランジスタ437dのベースに接続されている。抵抗437bは一端がトランジスタ437dのコレクタに接続され、他端がトランジスタ437dのベースに接続されている。
これに対して、図10の構成では、コンデンサ437aの電圧はツェナーダイオード437cのツェナー電圧Vzbにほぼ等しい値に保たれ、入力電圧がツェナー電圧Vzbよりも高ければ、電源回路437Cへ電流が流れ続ける。
この電流は、トランジスタ435aがOFFであってもONであっても大きな差がなく、同じであると見ることができる。この電流を図11(c)に符号Iaで示す。
ΔV=Va−Vb (6)
の関係がある。
Vaはトランジスタ435aがOFFであるときの入力電圧、
Vbはトランジスタ435aがONであるときの入力電圧であり、
これらは、電圧検出回路434で検出される。
It=Ib−Ia (7)
で与えられる。
ここで、
Iaはトランジスタ435aがOFFであるときの入力電流、
Ibはトランジスタ435aがONであるときの入力電流であり、
これらは、電流検出回路433で検出される。
また、この増加分ΔVは、電流It(通信線5(のうちの当該子機4−iまでの部分)における電流の増加分、即ちトランジスタ435aに流れる電流)と、通信線5(のうちの当該子機4−iまでの部分)のインピーダンス(抵抗)との積に等しい。即ち、
ΔV=It×Z×L (8)
の関係がある。
Lは親機3から当該子機4−iまでの配線長である。
L=(Vb−Va)/{(Ib−Ia)×Z} (9)
の関係が得られる。
以下、実施の形態3の通信システムの子機4における処理の手順を、図11を参照して説明する。図12において、図7と同じ符号は、図7と同一又は類似の処理を示す。
即ち、図7のステップST22及びST25の代わりに、ステップST22c及びST25cが行われ、ステップST41が追加されている。
ステップST41はステップST21の次に行われる。
低ければ、ステップST24に進み、そうでなければステップST25cに進む。
ステップST24の次に、ステップST21に戻り、次の、当該子機4−iに割り当てられた送信周期となるのを待ち、当該子機に割り当てられた送信周期になったら、再びステップST41以降の処理を行う。
Zとしては、記憶部410bに記憶されているインピーダンス情報で示される値を用いる。
Ia及びVaとしては、ステップST41で検出された電流値Ia及び電圧値Vaを用いる。ステップST23で電圧値Vbが閾値Vthよりも低いためにステップST41以降の処理を繰り返した場合には、最後に(ステップST25cに移行する直前に)ステップST41で検出された電流値Ia及び電圧値Vaを用いる。
Ib及びVbとしては、ステップST22cで検出された電流値Ib及び電圧値Vbを用いる。ステップST23で電圧値Vbが閾値Vthよりも低いためにステップST41以降の処理を繰り返した場合には、最後に(ステップST25cに移行する直前に)ステップST22cで検出された電流値Ib及び電圧値Vbを用いる。
ステップST26が終わったら、当該子機における配線長測定の処理を終了する。
要するに、期間Tt以外における電流Ia及び電圧Vaを検出すれば良い。
以下、本発明の実施の形態4について説明する。尚、実施の形態1と同様の構成については説明を省略し、実施の形態1との差異について説明する。
子機4から親機3への配線長に関する情報の送信は電流信号により行い得る。
以下、本発明の実施の形態5について説明する。尚、実施の形態1と同様の構成については説明を省略し、実施の形態1との差異について説明する。
「予めインピーダンス情報を記憶させておく」とは、例えば、工事開始に先立ち、インピーダンス情報を入力し、記憶させておくことを意味する。
以下、本発明の実施の形態6について説明する。尚、実施の形態1と同様の構成については説明を省略し、実施の形態1との差異について説明する。
配線長に関する情報は、配線長を表す情報であってもよく、配線長が仕様範囲内か否かを表す情報であっても良い。
Claims (34)
- 通信線を介して親機から供給される電圧の値を検出する電圧検出回路と、
前記通信線を介して前記親機から電流を引き込むことにより、前記親機に電流信号を送信する電流信号送信回路と、
前記通信線のインピーダンス情報と、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流の値と、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流による、前記通信線における電圧降下とに基づいて、前記親機からの配線長を算出して、算出した配線長に関する情報を出力する処理部と
を備え、
前記電流信号送信回路が電流を引き込む処理を行っているときに前記電圧検出回路が検出した電圧の値が予め定められた閾値よりも低くなった場合には、前記処理部が、前記電流信号送信回路に引き込まれる電流をより小さくする
制御装置。 - 前記処理部により出力された前記配線長に関する情報をユーザーに通知する通知手段をさらに備える請求項1に記載の制御装置。
- 前記通知手段が、1又は2以上の表示灯又はブザーを備える請求項2に記載の制御装置。
- 前記配線長に関する情報が、前記配線長が予め定められた仕様の範囲内か否かを示す情報である請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
- 前記配線長に関する情報が、前記配線長が予め定められた仕様の範囲外であることを示す情報又は前記配線長が前記仕様の範囲内であることを示す情報である請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
- 前記通知手段が、表示器を備える請求項2に記載の制御装置。
- 前記配線長に関する情報が、前記配線長を示す情報である請求項1、2、又は6に記載の制御装置。
- 前記電流信号送信回路が、電流を引き込む際に、既知の値の定電流を流すものであり、
前記処理部が、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流の値として、前記既知の値を用いて前記配線長を算出する
請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置。 - 前記通信線を介して前記親機から供給される電圧により充電されるコンデンサを含み、該コンデンサの電圧を駆動用電源電圧として負荷に供給する駆動回路用電源回路と、
前記通信線を介して前記親機から供給される電圧が、前記コンデンサの電圧よりも低いときには、前記駆動回路用電源回路から前記電流信号送信回路へ電流が流れるのを防止する逆流防止回路と、
前記通信線を介して前記親機から流れ込む電流の値を検出し、検出結果を前記処理部に出力する電流検出回路と
をさらに備え、
前記処理部は、
前記電流信号送信回路が電流を引き込むときに、前記電流検出回路で検出される電流の値を、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流の値として用い、予め記憶している、前記親機の出力電圧の値と、前記電流信号送信回路が電流を引き込むときに、前記電圧検出回路で検出される電圧の値との差を、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流による、前記通信線における電圧降下として用いて、前記配線長を算出する
請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置。 - 前記通信線を介して前記親機から供給される電圧を受けて、一定電圧を生成し、該一定電圧を駆動用電源電圧として負荷に供給する駆動回路用電源回路と、
前記通信線を介して前記親機から流れ込む電流の値を検出する電流検出回路とをさらに備え、
前記処理部は、
前記電流信号送信回路が電流を引き込まないときに、前記電流検出回路で検出される電流の値と、前記電流信号送信回路が電流を引き込むときに、前記電流検出回路で検出される電流の値との差を、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流の値として用い、前記電流信号送信回路が電流を引き込まないときに、前記電圧検出回路で検出される電圧の値と、前記電流信号送信回路が電流を引き込むときに、前記電圧検出回路で検出される電圧の値との差を、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流による、前記通信線における電圧降下として用いて、前記配線長を算出する
請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置。 - 前記電流信号送信回路は、複数の既知の値のいずれかの定電流を引き込むものであり、
前記電流信号送信回路が電流を引き込む処理を行っているときに前記電圧検出回路が検出した電圧の値が予め定められた閾値よりも低くなった場合には、前記処理部が、前記電流信号送信回路に引き込まれる電流を、前記複数の既知の値のうちのより小さい値に変更する
請求項1に記載の制御装置。 - 前記電流信号送信回路は、引き込む電流の値を調整する可変抵抗を有し、
前記電流信号送信回路が電流を引き込む処理を行っているときに前記電圧検出回路が検出した電圧の値が予め定められた閾値よりも低くなった場合には、前記処理部が、前記可変抵抗の抵抗値をより大きくし、これにより前記電流信号送信回路により引き込まれる電流をより小さくする
請求項1に記載の制御装置。 - 前記電流信号送信回路は、前記電流信号送信回路が電流を引き込むために制御信号によってON状態にされるトランジスタを有し、前記電流を引き込むための処理が、前記制御信号を、前記トランジスタをONさせるためのレベルにすることを含む請求項1、11又は12に記載の制御装置。
- 前記通信線のインピーダンス情報が、前記親機から送信されることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の制御装置。
- 請求項1から14のいずれか1項に記載の制御装置を1個又は複数個備え、さらに前記親機を備える通信システムであって、前記親機が、前記制御装置に前記通信線を介して給電を行い、前記制御装置が前記親機に対して電流信号で情報を送信する通信システム。
- 前記親機に対して前記インピーダンス情報を供給する情報処理端末をさらに備え、
前記情報処理端末は、ユーザーにより入力される通信線情報に基づいて前記インピーダンス情報を生成し、
前記通信線情報が、前記通信線の線種及び線径を表す情報である請求項15に記載の通信システム。 - 1個又は複数個の制御装置と、親機と、情報処理端末とを備え、
前記親機が、前記制御装置に通信線を介して給電を行い、前記制御装置が前記親機に対して電流信号で情報を送信し、
前記情報処理端末は、前記親機に対して前記通信線のインピーダンス情報を供給し、
前記制御装置の各々は、
前記通信線を介して前記親機から供給される電圧の値を検出する電圧検出回路と、
前記通信線を介して前記親機から電流を引き込むことにより、前記親機に電流信号を送信する電流信号送信回路と、
前記インピーダンス情報と、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流の値と、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流による、前記通信線における電圧降下とに基づいて、前記親機からの配線長を算出して、算出した配線長に関する情報を出力する処理部と
を備え、
前記情報処理端末は、ユーザーにより入力される通信線情報に基づいて前記インピーダンス情報を生成し、
前記通信線情報が、前記通信線の線種及び線径を表す情報である
通信システム。 - 前記制御装置は、前記処理部により出力された前記配線長に関する情報をユーザーに通知する通知手段をさらに備える請求項17に記載の通信システム。
- 前記通知手段が、1又は2以上の表示灯又はブザーを備える請求項18に記載の通信システム。
- 前記配線長に関する情報が、前記配線長が予め定められた仕様の範囲内か否かを示す情報である請求項17から19のいずれか1項に記載の通信システム。
- 前記配線長に関する情報が、前記配線長が予め定められた仕様の範囲外であることを示す情報又は前記配線長が前記仕様の範囲内であることを示す情報である請求項17から19のいずれか1項に記載の通信システム。
- 前記通知手段が、表示器を備える請求項18に記載の通信システム。
- 前記配線長に関する情報が、前記配線長を示す情報である請求項17、18、又は22に記載の通信システム。
- 前記電流信号送信回路が、電流を引き込む際に、既知の値の定電流を流すものであり、
前記処理部が、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流の値として、前記既知の値を用いて前記配線長を算出する
請求項17から23のいずれか1項に記載の通信システム。 - 前記制御装置は、
前記通信線を介して前記親機から供給される電圧により充電されるコンデンサを含み、該コンデンサの電圧を駆動用電源電圧として負荷に供給する駆動回路用電源回路と、
前記通信線を介して前記親機から供給される電圧が、前記コンデンサの電圧よりも低いときには、前記駆動回路用電源回路から前記電流信号送信回路へ電流が流れるのを防止する逆流防止回路と、
前記通信線を介して前記親機から流れ込む電流の値を検出し、検出結果を前記処理部に出力する電流検出回路と
をさらに備え、
前記処理部は、
前記電流信号送信回路が電流を引き込むときに、前記電流検出回路で検出される電流の値を、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流の値として用い、予め記憶している、前記親機の出力電圧の値と、前記電流信号送信回路が電流を引き込むときに、前記電圧検出回路で検出される電圧の値との差を、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流による、前記通信線における電圧降下として用いて、前記配線長を算出する
請求項17から23のいずれか1項に記載の通信システム。 - 前記制御装置は、
前記通信線を介して前記親機から供給される電圧を受けて、一定電圧を生成し、該一定電圧を駆動用電源電圧として負荷に供給する駆動回路用電源回路と、
前記通信線を介して前記親機から流れ込む電流の値を検出する電流検出回路とをさらに備え、
前記処理部は、
前記電流信号送信回路が電流を引き込まないときに、前記電流検出回路で検出される電流の値と、前記電流信号送信回路が電流を引き込むときに、前記電流検出回路で検出される電流の値との差を、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流の値として用い、前記電流信号送信回路が電流を引き込まないときに、前記電圧検出回路で検出される電圧の値と、前記電流信号送信回路が電流を引き込むときに、前記電圧検出回路で検出される電圧の値との差を、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流による、前記通信線における電圧降下として用いて、前記配線長を算出する
請求項17から23のいずれか1項に記載の通信システム。 - 前記電流信号送信回路が電流を引き込む処理を行っているときに前記電圧検出回路が検出した電圧の値が予め定められた閾値よりも低くなった場合には、前記処理部が、前記電流信号送信回路に引き込まれる電流をより小さくする請求項17から26のいずれか1項に記載の通信システム。
- 前記電流信号送信回路は、複数の既知の値のいずれかの定電流を引き込むものであり、
前記電流信号送信回路が電流を引き込む処理を行っているときに前記電圧検出回路が検出した電圧の値が予め定められた閾値よりも低くなった場合には、前記処理部が、前記電流信号送信回路に引き込まれる電流を、前記複数の既知の値のうちのより小さい値に変更する
請求項27に記載の通信システム。 - 前記電流信号送信回路は、引き込む電流の値を調整する可変抵抗を有し、
前記電流信号送信回路が電流を引き込む処理を行っているときに前記電圧検出回路が検出した電圧の値が予め定められた閾値よりも低くなった場合には、前記処理部が、前記可変抵抗の抵抗値をより大きくし、これにより前記電流信号送信回路により引き込まれる電流をより小さくする
請求項27に記載の通信システム。 - 前記電流信号送信回路は、前記電流信号送信回路が電流を引き込むために制御信号によってON状態にされるトランジスタを有し、前記電流を引き込むための処理が、前記制御信号を、前記トランジスタをONさせるためのレベルにすることを含む請求項27から29のいずれか1項に記載の通信システム。
- 前記通信線のインピーダンス情報が、前記親機から前記制御装置に送信されることを特徴とする請求項17から30のいずれか1項に記載の通信システム。
- 通信線を介して親機から供給される電圧の値を検出する電圧検出回路と、
前記通信線を介して前記親機から電流を引き込むことにより、前記親機に電流信号を送信する電流信号送信回路と
を備える制御装置における制御方法であって、
前記通信線のインピーダンス情報と、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流の値と、前記電流信号送信回路により引き込まれる電流による、前記通信線における電圧降下とに基づいて、前記親機からの配線長を算出して、算出した配線長に関する情報を出力し、
前記電流信号送信回路が電流を引き込む処理を行っているときに前記電圧検出回路が検出した電圧の値が予め定められた閾値よりも低くなった場合には、前記電流信号送信回路に引き込まれる電流をより小さくする
制御方法。 - 請求項32に記載の制御方法における処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項33に記載のプログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017149712A JP6971687B2 (ja) | 2017-08-02 | 2017-08-02 | 制御装置及び方法、通信システム、並びにプログラム及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017149712A JP6971687B2 (ja) | 2017-08-02 | 2017-08-02 | 制御装置及び方法、通信システム、並びにプログラム及び記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019029275A JP2019029275A (ja) | 2019-02-21 |
JP6971687B2 true JP6971687B2 (ja) | 2021-11-24 |
Family
ID=65478740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017149712A Active JP6971687B2 (ja) | 2017-08-02 | 2017-08-02 | 制御装置及び方法、通信システム、並びにプログラム及び記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6971687B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021113732A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | 三菱重工業株式会社 | 計測装置、計測システムおよび計測方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2067384B1 (en) * | 2006-09-22 | 2009-12-16 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Illumination system |
JP4869193B2 (ja) * | 2007-09-18 | 2012-02-08 | 三菱電機株式会社 | 機器制御システムおよび照明制御システム |
JP5921279B2 (ja) * | 2012-03-26 | 2016-05-24 | 三菱電機株式会社 | 制御装置、制御方法およびプログラム |
US9374855B2 (en) * | 2013-10-24 | 2016-06-21 | Osram Sylvania Inc. | Power line communication for lighting systems |
-
2017
- 2017-08-02 JP JP2017149712A patent/JP6971687B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019029275A (ja) | 2019-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101659719B1 (ko) | Led 조명 장치의 상대 위치를 결정하는 방법 및 장치 | |
KR20080009567A (ko) | 배터리를 이용하는 장치 및 이 장치의 배터리 교체 또는재충전 시기 검출 방법 | |
JP2009076956A (ja) | 機器制御システムおよび照明制御システム | |
JP6971687B2 (ja) | 制御装置及び方法、通信システム、並びにプログラム及び記録媒体 | |
KR20120039658A (ko) | 마이크로컨트롤러를 프로그래밍하기 위한 방법 및 장치 | |
US20120268013A1 (en) | Dynamic-headroom led power supply | |
JP2001264454A (ja) | 光電スイッチ | |
CN103782657A (zh) | 电设备和电网系统 | |
US9729050B2 (en) | Power supply device | |
JP6276679B2 (ja) | 標準信号発生器 | |
CN102415213A (zh) | 用于led灯的驱动器 | |
US10980097B2 (en) | Power source equipment device for a power over ethernet lighting system | |
JP2015502010A (ja) | 無線ランプ電源検出システム及び方法 | |
KR101362453B1 (ko) | 조명기구의 램프 고장 유/무 모니터링 방법 | |
JP5262263B2 (ja) | 照明制御システム | |
JP5763423B2 (ja) | 省エネルギー制御装置 | |
JP6883781B2 (ja) | 照明制御装置及び照明システム | |
EP3657911B1 (en) | Dynamic current limitation for dali power supply | |
US10094697B2 (en) | Standard signal generator | |
WO2020022117A1 (ja) | 負荷制御システム、及びプログラム | |
US20160005294A1 (en) | Monitoring system and method | |
JP2018206741A (ja) | 点灯制御装置、照明器具、照明システム | |
JP7059800B2 (ja) | 照明制御システム | |
KR101619885B1 (ko) | 복수의 센서를 사용할 수 있는 측정장치 | |
EP4048031A1 (en) | Driver for lighting means |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200709 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210415 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210525 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211005 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6971687 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |