JP6971550B2 - マヨネーズ様食品用油脂組成物及びマヨネーズ様食品 - Google Patents

マヨネーズ様食品用油脂組成物及びマヨネーズ様食品 Download PDF

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Description

本発明は、マヨネーズ様食品用油脂組成物及びマヨネーズ様食品に関する発明である。
マヨネーズ等のマヨネーズ様食品は、一般消費者のほとんどの家に存在するほど、広く使用されている調味料である。また、マヨネーズ様食品は、主としてサラダに使用される調味料であるが、炒め物等のサラダ以外の様々な用途にも使用されている。近年は冷凍食品が広く普及しており、マヨネーズ様食品が冷凍食品の調理に使用されることもある。
また、近年、食品が流通する形態は多様化している。例えば、コンビニエンスストア等で販売されている弁当のなかには、工場等で調理された後に冷凍された冷凍品が販売店舗に配送され、販売店舗で解凍後に販売されるものがある。このような冷凍品で流通する弁当は、年々販売量が増加している。弁当には、調味料としてポーションパックに入ったマヨネーズ様食品が付けられる場合があり、弁当が冷凍品で流通する場合、弁当に付けられたマヨネーズ様食品も一緒に冷凍される。
冷凍食品の調理に使用されるマヨネーズ様食品及び冷凍品で流通する弁当に付けられるマヨネーズ様食品は、両者共に冷凍された後に解凍される。しかしながら、マヨネーズ様食品が冷凍された後に解凍される場合、マヨネーズ様食品の乳化が冷凍時又は解凍時に破壊され、油が分離することがあった。マヨネーズ様食品の乳化が破壊され、油の分離が発生すると、外観、口溶け、食感が悪くなり、商品価値が失われる。従って、冷凍された後に解凍して使用されるマヨネーズ様食品には、冷凍及び解凍後の乳化安定性が良く、油の分離が起こりにくい(冷凍耐性を有する)ことが求められる。
乳化安定性が良いマヨネーズ様食品としては、例えば、特許文献1のマヨネーズ様食品が提案されている。しかしながら、特許文献1のマヨネーズ様食品は、冷凍及び解凍後の乳化安定性を期待するものではなかった。
以上のような背景から、冷凍及び解凍後の乳化安定性が良く、油の分離が起こりにくいマヨネーズ様食品の開発が求められていた。
特開2005−34012号公報
本発明の目的は、冷凍耐性を有するマヨネーズ様食品及び該マヨネーズ様食品の製造に使用されるマヨネーズ様食品用油脂組成物を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、特定の油脂組成物を使用することで、冷凍耐性を有するマヨネーズ様食品が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の第1の発明は、マヨネーズ様食品に含まれる油脂が、下記の(a)から(g)の条件を満たすマヨネーズ様食品用油脂組成物を3〜12質量%、下記の(h)の条件を満たす液状油を87〜97質量%含有するマヨネーズ様食品である。
(a)X3を5〜15質量%含有する。
(b)X2Uを50〜65質量%含有する。
(c)XUX/XXUの質量比が0.60〜0.75である。
(d)X2O/X2Uの質量比が0.75〜0.90である。
(e)XU2を15〜35質量%含有する。
(f)U3を6質量%以下含有する。
(g)構成脂肪酸として、Uを30〜50質量%含有する。
(h)構成脂肪酸として、不飽和脂肪酸を70質量%以上含有する。
上記の(a)から(g)の条件において、X、U、O、X3、X2U、XUX、XXU、X2O、XU2、U3はそれぞれ以下のものを示す。
X:炭素数16〜18の飽和脂肪酸
U:炭素数18の不飽和脂肪酸
O:オレイン酸
X3:Xが3分子結合しているトリグリセリド
X2U:Xが2分子、Uが1分子結合しているトリグリセリド
X2O:Xが2分子、Oが1分子結合しているトリグリセリド
XUX:1位及び3位にX、2位にUが結合しているトリグリセリド
XXU:1位及び2位にX、3位にUが結合しているトリグリセリド、又は2位及び3位にX、1位にUが結合しているトリグリセリド
XU2:Xが1分子、Uが2分子結合しているトリグリセリド
U3:Uが3分子結合しているトリグリセリド
本発明の第2の発明は、前記マヨネーズ様食品が、食酢又はかんきつ類の果汁を含有する第1の発明に記載のマヨネーズ様食品である。
本発明の第3の発明は、前記マヨネーズ様食品の粘度が、30Pa・s以上である第1の発明又は第2の発明に記載のマヨネーズ様食品である。
本発明の第4の発明は、前記マヨネーズ様食品が、冷凍された後に解凍して使用される第1の発明〜第3の発明の何れか1つの発明に記載のマヨネーズ様食品である。

本発明によると、冷凍耐性を有するマヨネーズ様食品該マヨネーズ様食品の製造に使用されるマヨネーズ様食品用油脂組成物を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、下記の(a)から(g)の条件を満たす。
(a)X3を20質量%以下含有する。
(b)X2Uを25〜75質量%含有する。
(c)XUX/XXUの質量比が0.40以上である。
(d)X2O/X2Uの質量比が0.40以上である。
(e)XU2を5〜60質量%含有する。
(f)U3を20質量%以下含有する。
(g)構成脂肪酸として、Uを20〜65質量%含有する。
本発明において、マヨネーズ様食品とは、水中油型に乳化した半固形状の調味料又は水中油型に乳化した液状の調味料のことであって、具体的には、マヨネーズ、マヨネーズタイプの調味料(サラダクリーミードレッシング、半固体状ドレッシング)、タルタルソース、サラダ用調味料、乳化液状ドレッシングのことである。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品は、好ましくは水中油型に乳化した半固形状の調味料である。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、X3を20質量%以下含有し、好ましくは1〜20質量%含有し、より好ましくは3〜18質量%含有し、更に好ましくは5〜15質量%含有する(条件(a))。
なお、本発明において、X3はXが3分子結合しているトリグリセリド(XXX)である(トリグリセリドとは、グリセロールに3分子の脂肪酸が結合したトリアシルグリセロールのことである。)。また、本発明において、Xは炭素数16〜18の飽和脂肪酸である。また、本発明において、冷凍耐性とは、冷凍及び解凍後の乳化安定性が良く、油の分離が起こりにくいことである。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、X2Uを25〜75質量%含有し、好ましくは45〜75質量%含有し、より好ましくは48〜72質量%含有し、更に好ましくは50〜65質量%含有する(条件(b))。
なお、本発明において、X2UはXが2分子、Uが1分子結合しているトリグリセリド(XXU+XUX+UXX)である。また、本発明において、Uは炭素数18の不飽和脂肪酸である。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、XUX/XXUの質量比が0.40以上であり、好ましくは0.50〜1.30であり、より好ましくは0.55〜1.00であり、更に好ましくは0.60〜0.75である(条件(c))。
なお、本発明において、XUX/XXUの質量比は、XXU含有量(質量%)に対するXUX含有量(質量%)の比のことである。また、本発明において、XUXは1位及び3位にX、2位にUが結合しているトリグリセリドである。また、本発明において、XXUは1位及び2位にX、3位にUが結合しているトリグリセリド(XXU)又は2位及び3位にX、1位にUが結合しているトリグリセリド(UXX)である。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、X2O/X2Uの質量比が0.40以上であり、好ましくは0.60以上であり、より好ましくは0.70以上であり、更に好ましくは0.75〜0.90である(条件(d))。
なお、本発明において、X2O/X2Uの質量比は、X2U含有量(質量%)に対するX2O含有量(質量%)の比のことである。また、本発明において、X2OはXが2分子、Oが1分子結合しているトリグリセリド(XXO+XOX+OXX)である。また、本発明において、Oはオレイン酸(炭素数18の1価の不飽和脂肪酸)である。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、XU2を5〜60質量%含有し、好ましくは10〜50質量%含有し、より好ましくは13〜40質量%含有し、更に好ましくは15〜35質量%含有する(条件(e))。
なお、本発明において、XU2はXが1分子、Uが2分子結合しているトリグリセリド(XUU+UXU+UUX)である。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、U3を20質量%以下含有し、好ましくは10質量%以下含有し、より好ましくは8質量%以下含有し、更に好ましくは6質量%以下含有する(条件(f))。
なお、本発明において、U3はUが3分子結合しているトリグリセリド(UUU)である。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、構成脂肪酸として、Uを20〜65質量%含有し、好ましくは20〜55質量%含有し、より好ましくは25〜53質量%含有し、更に好ましくは30〜50質量%含有する(条件(g))。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物が、X3含有量、X2U含有量、XUX/XXUの質量比、X2O/X2Uの質量比、XU2含有量、U3含有量、U含有量が前記範囲であると、冷凍耐性を有するマヨネーズ様食品が得られる。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、St2O/X2Oの質量比が好ましくは0.10以下であり、より好ましくは0.08以下であり、更に好ましくは0.05以下である。
なお、本発明において、St2O/X2Oの質量比は、X2O含有量(質量%)に対するSt2O含有量(質量%)の比のことである。また、本発明において、St2OはStが2分子、Oが1分子結合しているトリグリセリド(StStO+StOSt+OStSt)である。また、本発明において、Stはステアリン酸(炭素数18の飽和脂肪酸)のことである。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、構成脂肪酸としてStを好ましくは15質量%以下含有し、より好ましくは10質量%以下含有し、更に好ましくは8質量%以下含有する。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、St/Pの質量比が好ましくは0.40以下であり、より好ましくは0.30以下であり、更に好ましくは0.24以下であり、最も好ましくは0.20以下である。
なお、本発明において、St/Pの質量比は、構成脂肪酸中のP含有量(質量%)に対するSt含有量(質量%)の比のことである。また、本発明において、Pはパルミチン酸(炭素数16の飽和脂肪酸)のことである。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、XU2/U3の質量比が好ましくは3以上であり、より好ましくは5以上であり、更に好ましくは6〜10である
なお、本発明において、XU2/U3の質量比は、U3含有量(質量%)に対するXU2含有量(質量%)の比のことである。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、構成脂肪酸として、ラウリン酸を好ましくは5質量%以下含有し、より好ましくは2質量%以下含有し、さらに好ましくは1質量%以下含有する。なお、本発明において、ラウリン酸(炭素数12の飽和脂肪酸)はLaと記載することもある。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、構成脂肪酸として、トランス脂肪酸を好ましくは5質量%以下含有し、より好ましくは3質量%以下含有し、さらに好ましくは1質量%以下含有する。なお、本発明において、トランス脂肪酸はTFAと記載することもある。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、構成脂肪酸として、Pを好ましくは20〜70質量%含有し、より好ましくは30〜65質量%含有し、更に好ましくは40〜60質量%含有する。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、構成脂肪酸として、Xを好ましくは40〜70質量%含有し、より好ましくは42〜68質量%含有し、更に好ましくは45〜65質量%含有する。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、構成脂肪酸として、構成脂肪酸として、炭素数16〜18の脂肪酸を好ましくは90質量%以上含有し、より好ましくは92質量%以上含有し、更に好ましくは95質量%以上含有し、最も好ましくは95〜99質量%含有する。なお、本発明において、炭素数16〜18の脂肪酸はC16〜18FAと記載することもある。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、炭素数20以上の脂肪酸を好ましくは3質量%未満含有し、より好ましくは2質量%未満含有し、更に好ましくは1質量%未満含有する。なお、本発明において、炭素数20以上の脂肪酸はC20以上FAと記載することもある。
本実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、固体脂含有量(以下、SFCとする)が好ましくは20℃で40〜60%、25℃で15〜39%、30℃で5〜25%、35℃で15%以下であり、より好ましくは20℃で42〜58%、25℃で17〜37%、30℃で7〜23%、35℃で13%以下であり、さらに好ましくは20℃で45〜55%、25℃で20〜35%、30℃で10〜20%、35℃で10%以下である。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、油脂以外の成分を添加することもできる。油脂以外の成分の具体例としては、例えば、乳化剤、トコフェロール、茶抽出物(カテキン等)、ルチン等の酸化防止剤、香料等が挙げられる。本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、油脂以外の成分を好ましくは5質量%以下含有し、より好ましくは3質量%以下含有し、さらに好ましくは1質量%以下含有する。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、好ましくは乳化剤を含有する。本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、乳化剤を好ましくは0.01〜5質量%含有し、より好ましくは0.05〜4質量%含有し、更に好ましくは0.1〜3質量%含有する。乳化剤としては、レシチン、リゾレシチン、ソルビタン脂肪酸エステル(ソルビタントリステアリン酸エステル等)、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル(モノグリセライド)、グリセリン有機酸脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル等から選ばれる1種以上を使用することができる。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、トリグリセリドの組成、構成脂肪酸の組成等が前記範囲であれば、特に制限されることなく、通常の食用油脂を使用して製造することができる。本発明の実施の形態に係る油脂組成物の製造に使用される食用油脂としては、例えば、パーム油、パーム核油、ヤシ油、ココアバター、シア脂、サル脂、イリッペ脂、大豆油、菜種油、綿実油、サフラワー油、ひまわり油、米油、コーン油、ゴマ油、オリーブ油、乳脂等や、これらの加工油脂(水素添加油、分別油、エステル交換油)等が挙げられる。前記食用油脂は2種以上組み合せて使用することもできる。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物は、好ましくは下記のランダムエステル交換油Aと、下記の油脂Bとを、混合することで混合油を得る工程、該混合油を分別することで低融点部を得る工程を経て製造することができる。すなわち、本発明の実施の形態に係る油脂組成物の製造方法は、好ましくは下記のランダムエステル交換油Aと、下記の油脂Bとを、混合することで混合油を得る工程、該混合油を分別することで低融点部を得る工程を含む。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物の製造に使用されるランダムエステル交換油Aは、ランダムエステル交換することにより得られ、X3を20〜40質量%、X2Oを25〜50質量%含有し、St/Pの質量比が0.30以下である。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物の製造に使用されるランダムエステル交換油Aは、ランダムエステル交換後に、X3を20〜40質量%含有し、好ましくは23〜38質量%含有し、より好ましくは25〜35質量%含有する。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物の製造に使用されるランダムエステル交換油Aは、ランダムエステル交換後に、X2Oを25〜50質量%含有し、好ましくは28〜48質量%含有し、より好ましくは30〜45質量%含有する。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物の製造に使用されるランダムエステル交換油Aは、ランダムエステル交換後に、St/Pの質量比が0.30以下であり、好ましくは0.20以下であり、より好ましくは0.15以下である。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物の製造に使用されるランダムエステル交換油Aは、ランダムエステル交換後に、XOX/XXOの質量比が好ましくは0.40〜0.80であり、より好ましくは0.42〜0.70であり、更に好ましくは0.45〜0.60である。
なお、本発明において、XOX/XXOの質量比は、XXO含有量(質量%)に対するXOX含有量(質量%)の比のことである。また、本発明において、XOXは1位及び3位にX、2位にOが結合しているトリグリセリドである。また、本発明において、XXOは1位及び2位にX、3位にOが結合しているトリグリセリド(XXO)又は2位及び3位にX、1位にOが結合しているトリグリセリド(OXX)である。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物の製造に使用されるランダムエステル交換油Aは、好ましくはパーム中融点部とパームステアリンとの混合油をランダムエステル交換して得られる油脂である。前記パーム中融点部は、沃素価が好ましくは30〜50であり、より好ましくは40〜50である。前記パームステアリンは、沃素価が好ましくは8〜35であり、より好ましくは8〜20である。前記パーム中融点部とパームステアリンとの混合油の配合比(パーム中融点部:パームステアリン)は、好ましくは質量比75:25〜55:45であり、より好ましくは質量比73:27〜58:42であり、さらに好ましくは質量比70:30〜60:40である。
前記ランダムエステル交換油Aを製造するためのランダムエステル交換は、特に制限はなく、通常の方法で行うことができる。前記ランダムエステル交換油Aを製造するためのランダムエステル交換は、ナトリウムメトキシド等の合成触媒を使用した化学的エステル交換、リパーゼを触媒とした酵素的エステル交換のどちらの方法を用いてもよい。
化学的エステル交換は、例えば、原料油脂を十分に乾燥させ、ナトリウムメトキシドを原料油脂に対して0.1〜1質量%添加した後、減圧下、80〜120℃で0.5〜1時間攪拌しながら反応を行うことができる。化学的エステル交換終了後は、水洗等により触媒を除去した後、通常の食用油脂の精製工程で行われる脱色・脱臭処理を施すことができる。
酵素的エステル交換は、例えば、リパーゼ粉末又は固定化リパーゼを原料油脂に対して0.02〜10質量%(好ましくは0.04〜5質量%)添加した後、40〜80℃、好ましくは40〜70℃で0.5〜48時間(好ましくは0.5〜24時間)攪拌しながら反応を行うことができる。酵素的エステル交換終了後は、濾過等によりリパーゼを除去した後、通常の食用油脂の精製工程で行われる脱色・脱臭処理を施すことができる。ランダムエステル交換を行うことのできるリパーゼは、アルカリゲネス属由来リパーゼ(例えば、名糖産業株式会社製のリパーゼQLM、リパーゼPL等)、キャンディダ属由来リパーゼ(例えば、名糖産業株式会社製のリパーゼOF等)等が挙げられる。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物の製造に使用される油脂Bは、XOXを40〜60質量%含有し、St/Pの質量比が0.30以下である。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物の製造に使用される油脂Bは、XOXを40〜60質量%含有し、好ましくは42〜58質量%含有し、より好ましくは45〜55質量%含有する。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物の製造に使用される油脂Bは、St/Pの質量比が0.30以下であり、好ましくは0.20以下であり、より好ましくは0.15以下である。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物の製造に使用される油脂Bは、好ましくはパーム中融点部であり、好ましくは沃素価30〜50のパーム中融点部であり、更に好ましくは沃素価40〜50のパーム中融点部である。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物の製造方法のランダムエステル交換油Aと、油脂Bとを、混合することで混合油を得る工程において、ランダムエステル交換油Aと油脂Bとの混合油の配合比(ランダムエステル交換油A:油脂B)は、好ましくは質量比80:20〜99:1であり、より好ましくは質量比82:18〜97:3であり、さらに好ましくは質量比85:15〜97:3である。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物の製造方法のランダムエステル交換油Aと油脂Bとの混合油を分別することで低融点部を得る工程において、分別は、特に制限はなく、通常の方法で行うことができる。前記低融点部を得るための分別は、好ましくはドライ分別(自然分別)である。ドライ分別は、油脂を槽内で攪拌しながら冷却することで油脂の結晶を析出させた後、圧搾及び/又はろ過することで、高融点部(硬質部又は結晶画分とも言う。)と低融点部(軟質部又は液状画分とも言う。)に分けられる。油脂を分別する時の温度は、対象となる油脂の性状によっても異なるため、特に制限されることはない。ドライ分別する時の温度は、好ましくは33〜45℃であり、より好ましくは35〜43℃、さらに好ましくは37〜43℃である。
油脂に含まれるX3含有量、X2U含有量、XUX含有量、XXU含有量、X2O含有量、XOX含有量、XXO含有量、St2O含有量、XU2含有量及びU3含有量は、ガスクロマトグラフ法(JAOCS,vol70,11,1111−1114(1993)準拠)及び銀イオンカラム−HPLC法(J.High Resol.Chromatogr.,18,105−107(1995)準拠)を用いて測定することができる。
油脂を構成する脂肪酸の含有量は、ガスクロマトグラフィー法(AOCS Ce1f−96準拠)を用いて測定することができる。
油脂の沃素価は、「基準油脂分析試験法(社団法人日本油化学会編)」の「2.3.4.1−2013 ヨウ素価(ウィイス−シクロヘキサン法)」に準じて測定することができる。
油脂のSFCは、IUPAC 2.150固体脂含量(NMR法)に準じて測定することができる。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品は、マヨネーズ様食品に含まれる油脂が、本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物を2〜20質量%含有する。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品は、マヨネーズ様食品に含まれる油脂が、本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物を2〜20質量%含有し、好ましくは3〜15質量%含有し、より好ましくは3〜12質量%含有する。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品が、本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品用油脂組成物を前記範囲で含有すると、冷凍耐性を有するマヨネーズ様食品が得られる。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品は、マヨネーズ様食品に含まれる油脂が、好ましくは液状油を80〜99質量%含有し、好ましくは85〜98質量%含有し、より好ましくは87〜97質量%含有する。なお、本発明において、液状油とは、5℃で液状の油脂のことである。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品が、液状油を前記範囲で含有すると、冷凍耐性を有するマヨネーズ様食品が得られる。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品の製造に使用される液状油は、全構成脂肪酸に占める不飽和脂肪酸含有量が好ましくは70質量%以上であり、より好ましくは75質量%以上であり、更に好ましくは80〜95質量%である。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品の製造に使用される液状油は、例えば、大豆油、菜種油、コーン油、ハイオレイン種ひまわり油、ハイリノール種ひまわり油、ハイオレイン種サフラワー油、ハイリノール種サフラワー油、綿実油、米油、オリーブ油、落花生油、亜麻仁油や、エステル交換、分別、水素添加等によりこれらが加工処理された油脂等を使用することができる。本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品の製造に使用される液状油は、1種又は2種以上を使用することができる。本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品の製造に使用される液状油は、好ましくは大豆油、ハイリノール種サフラワー油である。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品は、油脂を好ましくは5〜85質量%含有し、より好ましくは10〜80質量%含有し、更に好ましくは50〜80質量%含有する。通常、マヨネーズ様食品は、油脂含有量が多いほど、乳化安定性が悪い。そのため、通常、マヨネーズ様食品の油脂含有量の高いと、冷凍耐性を有するマヨネーズ様食品はより得られにくい。しかしながら、本発明によると、油脂含有量が高くても、冷凍耐性を有するマヨネーズ様食品を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品は、好ましくは食酢又はかんきつ類の果汁を含有する。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品の製造に使用される食酢は、例えば、穀物酢(米酢、米黒酢、大麦黒酢等)、果実酢(りんご酢、ぶどう酢等)等の醸造酢、合成酢等を使用することができる。本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品の製造に使用される食酢は、1種又は2種以上を使用することができる。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品の製造に使用されるかんきつ類の果汁は、例えば、レモン果汁、オレンジ果汁、かぼす果汁、ゆず果汁等を使用することができる。本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品の製造に使用されるかんきつ類の果汁は、1種又は2種以上を使用することができる。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品の食酢又はかんきつ類の果汁の配合量は、食酢又はかんきつ類の果汁の酸度によって異なるため、特に制限されることはない。本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品は、マヨネーズ様食品の酸度が好ましくは0.3〜4質量%、より好ましくは0.4〜3質量%、更に好ましくは0.5〜2質量%となるように、食酢又はかんきつ類の果汁をマヨネーズ様食品に配合する。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品は、粘度が好ましくは30Pa・s以上であり、より好ましくは70〜300Pa・sであり、更に好ましくは100〜200Pa・sである。なお、本発明において、粘度とは、BH型粘度計で20℃の試料を測定した時の値である。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品は、油脂、食酢、かんきつ類の果汁以外に、通常マヨネーズ様食品の製造に使用されている原料を配合することができる。通常マヨネーズ様食品の製造に使用されている原料としては、例えば、食塩、砂糖類、香辛料、全卵、卵黄、卵白、たん白加水分解物、はつみつ、調味料(アミノ酸等)、酸味料、香辛料抽出物、でん粉、加工でん粉、糊料、着色料、乳化剤、ピクルス、野菜片等が挙げられる。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品は、従来公知のマヨネーズ様食品の製造方法により製造することができる。例えば、油相と水相を別々に調製した後、水相に油相を添加して乳化することで、本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品を製造することができる。
本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品は、冷凍耐性を有する。特に、本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品は、―20℃での冷凍耐性を有する。従って、本発明の実施の形態に係るマヨネーズ様食品は、冷凍された後に解凍して使用されるマヨネーズ様食品に適している。冷凍された後に解凍して使用されるマヨネーズ様食品の具体例は、冷凍食品の調理に使用されるマヨネーズ様食品、冷凍品で流通する弁当に付けられるマヨネーズ様食品等である。
次に実施例により本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
〔分析方法〕
油脂に含まれるX3含有量、X2U含有量、XUX含有量、XXU含有量、X2O含有量、XOX含有量、XXO含有量、St2O含有量、XU2含有量及びU3含有量は、ガスクロマトグラフ法(JAOCS,vol70,11,1111−1114(1993)準拠)及び銀イオンカラム−HPLC法(J.High Resol.Chromatogr.,18,105−107(1995)準拠)を用いて測定した。
油脂を構成する脂肪酸の含有量は、ガスクロマトグラフィー法(AOCS Ce1f−96準拠)を用いて測定した。
油脂の沃素価は、「基準油脂分析試験法(社団法人日本油化学会編)」の「2.3.4.1−2013 ヨウ素価(ウィイス−シクロヘキサン法)」に準じて測定した。
油脂のSFCは、IUPAC 2.150固体脂含量(NMR法)に準じて測定した。
〔ランダムエステル交換油A1の製造〕
パーム中融点部(沃素価:45)65質量部とパームステアリン(沃素価:11)35質量部を混合した。得られた混合油を、ランダムエステル交換することにより、エステル交換油A1(X3含有量:31.2質量%、X2O含量:36.3質量%、XOX/XXO質量比:0.53、St/P質量比:0.08)を得た。
エステル交換は、常法に従い、原料油脂を十分に乾燥させ、ナトリウムメトキシドを原料油脂に対して0.2質量%添加した後、減圧下、120℃で0.5時間攪拌しながら反応を行った。
〔実施例1の油脂組成物の製造〕
95質量部のランダムエステル交換油A1と5質量部のパーム中融点部(沃素価45、XOX含有量:51.1質量%、St/P質量比:0.11)を混合した。得られた混合油を42℃でドライ分別し、高融点部を除去することで低融点部を得た。該低融点部に脱臭処理を行ったものを実施例1の油脂組成物(X3含有量8.7質量%、X2U含有量57.5質量%、XUX含有量23.2質量%、XXU含有量34.3質量%、XUX/XXU質量比0.675、X2O含有量48.2質量%、X2O/X2U質量比0.838、St2O含有量0.5質量%、St2O/X2O質量比0.010、XU2含有量26.3質量%、U3含有量3.3質量%、XU2/U3質量比7.97、X含有量55.2質量%、La含有量0.1質量%、P含有量50.6質量%、St含有量4.5質量%、St/P質量比0.088、U含有量43.0質量%、C16〜18FA含有量98.3質量%、C20以上FA含有量0.6質量%、TFA含有量0.1質量%、20℃のSFC50.9%、25℃のSFC29.0%、30℃のSFC15.5%、35℃のSFC7.8%)とした。
〔液状油〕
液状油として、以下のものを使用した。
大豆油(不飽和脂肪酸含有量:84.3質量%、5℃での性状:液状)
〔マヨネーズ様食品の製造〕
実施例1の油脂組成物、大豆油を使用し、表1に示した配合で、マヨネーズ様食品を製造した。マヨネーズ様食品は、下記製造手順の1〜3に従って、製造した。得られたマヨネーズ様食品の20℃での粘度をBH型粘度計で測定した。粘度の測定結果を表1に示した。
<マヨネーズ様食品の製造手順>
1.製造容器に卵黄、食酢、食塩、マスタードを投入し、10秒間撹拌する。
2.撹拌しながら1分30秒間かけて油を投入する。
3.そのまま1分間撹拌することで乳化させる。
〔マヨネーズ様食品の冷凍耐性の評価〕
下記評価手順の1〜4に従って、得られたマヨネーズ様食品の冷凍耐性を評価した。冷凍耐性は、下記評価基準により評価した。評価は、◎又は○の場合を合格とした。評価結果を表1に示した。
<冷凍耐性の評価手順>
1.マヨネーズ様食品を100mLのガラスバイアルビンに入れる。
2.マヨネーズ様食品が入ったガラスバイアルビンを−20℃の冷凍庫に入れ、1週間
保存する。
3.マヨネーズ様食品が入ったガラスバイアルビンを20℃の恒温槽へ移し、解凍する。
4.目視にて油の分離の有無を確認する。
<冷凍耐性の評価基準>
◎:油の分離がみられない
○:油の分離がほとんどみられない
×:油が分離している
Figure 0006971550
表1から分かるように、実施例のマヨネーズ様食品は、−20℃での冷凍耐性を有していた。
一方、表1から分かるように、比較例のマヨネーズ様食品は、−20℃での冷凍耐性がなかった。

Claims (4)

  1. マヨネーズ様食品に含まれる油脂が、下記の(a)から(g)の条件を満たすマヨネーズ様食品用油脂組成物を3〜12質量%、下記の(h)の条件を満たす液状油を87〜97質量%含有するマヨネーズ様食品。
    (a)X3を5〜15質量%含有する。
    (b)X2Uを50〜65質量%含有する。
    (c)XUX/XXUの質量比が0.60〜0.75である。
    (d)X2O/X2Uの質量比が0.75〜0.90である。
    (e)XU2を15〜35質量%含有する。
    (f)U3を6質量%以下含有する。
    (g)構成脂肪酸として、Uを30〜50質量%含有する。
    (h)構成脂肪酸として、不飽和脂肪酸を70質量%以上含有する。
    上記の(a)から(g)の条件において、X、U、O、X3、X2U、XUX、XXU、X2O、XU2、U3はそれぞれ以下のものを示す。
    X:炭素数16〜18の飽和脂肪酸
    U:炭素数18の不飽和脂肪酸
    O:オレイン酸
    X3:Xが3分子結合しているトリグリセリド
    X2U:Xが2分子、Uが1分子結合しているトリグリセリド
    X2O:Xが2分子、Oが1分子結合しているトリグリセリド
    XUX:1位及び3位にX、2位にUが結合しているトリグリセリド
    XXU:1位及び2位にX、3位にUが結合しているトリグリセリド、又は2位及び3位にX、1位にUが結合しているトリグリセリド
    XU2:Xが1分子、Uが2分子結合しているトリグリセリド
    U3:Uが3分子結合しているトリグリセリド
  2. 前記マヨネーズ様食品が、食酢又はかんきつ類の果汁を含有する請求項1に記載のマヨネーズ様食品。
  3. 前記マヨネーズ様食品の粘度が、30Pa・s以上である請求項1又は請求項2に記載のマヨネーズ様食品。
  4. 前記マヨネーズ様食品が、冷凍された後に解凍して使用される請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のマヨネーズ様食品。
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