JP6970878B2 - 送風機 - Google Patents

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Description

本発明は、モータと、モータの回転軸に固定された羽根車と、モータ及び羽根車を収容するファンケースと、ファンケースから延伸されたワイヤーハーネスを保持する保持部と、を備えて構成される送風機に関する。
ハイブリッド自動車等には、走行用モータへ給電する電力を蓄えた電池や、当該電池から交流電力を生成して走行用モータに出力するインバータ回路等が搭載されている。そして、高温に発熱するこのようなデバイスに冷却風を送るため、この種の自動車には送風機が搭載されている。
車載用の送風機は、ファンケースのみならず、送風機のモータに接続されファンケースの背面から延伸された電源供給及び信号伝送用のワイヤーハーネスを含めて、予め設定された搭載スペースにコンパクトに設置される必要がある。
特許文献1に開示されているように、従来、ワイヤーハーネスが他の部品と干渉するなどして絶縁被覆に傷が付いたり、高温デバイスと接触して絶縁被覆が熱損傷したりすることを防止する技術が提案されている。すなわち、このような不具合を防止するため、この従来の技術では、ワイヤーハーネスの先端に備えたコネクタを、コネクタクランプを介して、ファンケースに備えたコネクタ取付座に固定している。そして、ファンケース表面から突出して一方向に屈曲形成されたフック状の保持部に、ワイヤーハーネスの一部を係止している。従来の技術では、このような保持部に、ワイヤーハーネスの一部が係止されることで、ケーシングの近傍にワイヤーハーネスをコンパクトに固定している。
しかし、コスト低減などのため、部品標準化の強い要請下では、機種毎にワイヤーハーネスの長さを最適に調整することが困難である。そこで、標準化されたワイヤーハーネスを小型の送風機に適用する際には、インシュロック等の別部品を用いて余剰のワイヤーハ
ーネスの遊びを抑制する作業が必要になる。
図6に示すような従来技術による構成では、上述したファンケース2に保持部50が設けられている。そして、その保持部50で保持されたワイヤーハーネス40の余剰部位が、インシュロック60で固定された状態となる。この従来技術のように、ワイヤーハーネス40を固定するインシュロック60などの別部品を用いると、標準化の狙いに反して、備品費のみならず組み付け工程の増加による製造費の上昇を来すという問題がある。
また、上述した従来の保持部の構造によれば、単にワイヤーハーネスの一部をファンケースの外周に備えた保持部に引掛けているだけである。このため、モータの回転軸に沿う方向やファンケースの周方向へワイヤーハーネスが動くことを抑制しきれず、保持部からワイヤーハーネスがずれたり離脱したりする虞があった。このような問題は、車載用の送風機に限るものではなく、限られた設置スペースに送風機を設置する必要がある場合に共通する問題でもある。
特開2013−104365号公報
本発明に係る送風機は、モータと、モータの回転軸に固定された羽根車と、モータ及び羽根車が収容されるとともに、吸引された外気を案内する空気通路が内部に形成されたファンケースと、ファンケースの内部から外部に延伸されたワイヤーハーネスと、ワイヤーハーネスを保持する保持部と、を備える。保持部は、ファンケースの周壁部に突出形成されたリブと、リブの一端側及び他端側にリブと交差する方向で互いに反対方向に延出形成された一対の係止片と、を備える。そして、ファンケースは、樹脂で保持部と一体成型される。ワイヤーハーネスは、リブを介して捩れるように、一端側の係止片と他端側の係止片とに係止される。
また、本送風機は、ワイヤーハーネスがその端部にコネクタを有し、ファンケースには、そのコネクタを取り付けるコネクタクランプを設けている。そして、他端側の係止片を、リブを挟んでコネクタクランプとは反対方向に延出形成することが好ましい。また、少なくとも他端側の係止片の先端側に周壁部に向けて屈曲する爪部を形成することがさらに好ましい。
また、本送風機は、ファンケースを、樹脂で回転軸方向に沿って周壁部で二分割構成し、リブが回転軸と平行となるように形成することがさらに好ましい。
さらに、本送風機は、ワイヤーハーネスが保護チューブで被覆されていることが好ましい。
このように、本発明によれば、標準化されたワイヤーハーネスであっても、別部品を用いることなく、ワイヤーハーネスをファンケース近傍に確実に固定可能な送風機を提供できる。
図1Aは、本発明の実施の形態に係る送風機の正面側から見た全体構成を示す斜視図である。 図1Bは、同送風機の背面側から見た全体構成を示す斜視図である。 図2Aは、同送風機の正面図である。 図2Bは、同送風機の背面図である。 図3Aは、同送風機の左側面図である。 図3Bは、同送風機の平面図である。 図4は、同送風機の断面図である。 図5Aは、同送風機に備えた保持部の要部拡大図である。 図5Bは、同保持部の説明図である。 図5Cは、同保持部を別方向から見た説明図である。 図6は、従来送風機の斜視図である。
以下、本発明に係る送風機の実施の形態を、図面を用いて説明する。
(実施の形態)
図1Aは、本発明の実施の形態に係る送風機1の正面側から見た全体構成を示す斜視図であり、図1Bは、送風機1の背面側から見た全体構成を示す斜視図である。図2Aは、送風機1の正面図であり、図2Bは、送風機1の背面図である。また、図3Aは、送風機1の左側面図であり、図3Bは、送風機1の平面図である。これら図面により送風機1の外観を示すとともに、図4には、送風機1の断面構造が示されている。
上述したように、ハイブリッド自動車等には、走行用モータへ電力を給電するため、例えば給電電力を蓄えた車載電池ユニットが搭載されている。本実施の形態では、このような車載電池ユニットを冷却するための送風機の一例を挙げて説明する。送風機1は、例えば、車載電池ユニットが収容された基台としての電池カバーに取り付けられる。そして、電池カバーの内部に収容された複数の電池に対して、吸引した外気を冷却風として送風する。送風機1は、このようにして車載電池ユニットを冷却する。
送風機1は、所謂遠心ファンであり、図1A及び図1Bに示すようなファンケース2と、図4に示すように、ファンケース2の内部に収容された羽根車20及び羽根車20を回転駆動するモータ10などを備えている。
ファンケース2は、例えばポリプロピレンなどの樹脂を用いて、上部ファンケース2aと下部ファンケース2bに分割して成型されている。そして、上部ファンケース2a及び下部ファンケース2bの互いが、フック機構7を介して連結可能に構成されている。
下部ファンケース2bの略円筒面状の周壁には、一対の取付脚部30が、モータの回転軸心Pに沿う方向に延出形成されている。なお、以下、適宜、モータの回転軸心Pに沿う方向を軸方向とし、この軸方向に直交する面において、回転軸心Pから広がる方向を径方向、回転軸心Pを周回する方向を周方向として説明する。
羽根車20は、図2Aに示すように平面視が円形形状の羽根ボス22と、羽根ボス22の外周部に同心円状に立設形成された複数枚の羽根21と、羽根ボス22の中心に突出形成された取付凹部23とを含み構成されている。
取付凹部23には、図4に示すように、モータ10の回転軸12の先端が嵌入固定されている。また、羽根ボス22は、中央部にある取付凹部23から周部に向けて、次第に下方に傾斜するように形成され、略円錐形状を成している。そして、上部ファンケース2aに形成された円形の開口部2fの周囲に羽根21が並ぶように、羽根ボス22の外周部には、それぞれの羽根21が周方向に等間隔で配置されている。当該開口部2fの周部と羽根ボス22との間隙が、給気孔3となる。
モータ10により回転駆動された羽根車20によって、上部ファンケース2aに形成された給気孔3から、外気が吸引される。また、ファンケース2の内部には、羽根車20の外周に沿うように、空気通路4が形成されている。そして、給気孔3から吸引された外気は、この空気通路4を通って、図1Aなどに示す排気口5から冷却風として排気される。つまり、羽根車20の回転軸心Pに沿う方向からファンケース2に吸引された外気は、当該回転軸心Pと直交する方向に排気される。
排気口5から排気された冷却風は、必要に応じて設置された通風路を介して、或いは直接に電池カバーの内部に送風されて、電池カバー内部の電池ユニットが冷却される。
また、図4に示すように、上部ファンケース2aの開口部には、その開口に沿って突出する凸縁部2cが形成され、下部ファンケース2bの開口部には、凸縁部2cと合致する溝を有した凹縁部2dが形成されている。さらに、上部ファンケース2aの凸縁部2cに沿って複数の係止部7aが形成され、下部ファンケース2bの凹縁部2dに沿って複数の爪部7bが形成されている。そして、突出する凸縁部2cを凹縁部2dの溝に挿入して嵌入し、複数の係止部7aと複数の爪部7bとを互いに係合させる。これにより、上部ファンケース2aと下部ファンケース2bとが一体に結合され、ファンケース2が構成される。すなわち、係止部7aと爪部7bが、上下のファンケース2a、2bを結合するフック機構7として機能する。
次に、モータ10は、図4に示すように、亜鉛メッキされたアルミニウムなどの軽量の金属で構成されたモータケース11と、軸方向に延伸する回転軸12と、回転軸12を駆動するロータ14と、ステータ16と、回路基板18とを備えている。
モータケース11は、モータケース本体11aと、モータケース蓋体11bとで構成されている。モータケース本体11aは、天面を備えるとともに側壁が階段状に拡径形成された筒状を成している。モータケース蓋体11bは、そのようなモータケース本体11aを閉塞する。また、回転軸12は、モータケース本体11aの天面に形成された開口から、その先端側が上方に突出するように配置されている。当該回転軸12の先端側に、羽根車20の羽根ボス22が、取付凹部23を介して取り付けられている。
回転軸12は、モータケース11に備えた軸受によって軸支され、モータケース蓋体11bの中央部に配置されたスラスト板19で回転自在に支承されている。
回転軸12には、ロータ14が、回転軸12と一体で回転可能に固定されている。また、このロータ14の周囲を囲繞するように、ステータ16が、モータケース本体11aに固定されている。すなわち、本実施の形態では、モータ10として、ロータ14がステータ16の内周側に回転自在に配置されたインナーロータ型のブラシレスモータが用いられている。なお、送風機1に組み込まれるモータはブラシレスモータに限るものではなく、他の形式の直流モータや交流モータであってもよい。
ロータ14は、回転軸12に固定された中空のロータフレームと、ロータフレームの外周に配置された円筒形状の永久磁石とで構成されている。この永久磁石には、S極とN極とが周方向に等間隔で着磁されている。なお、ロータ14は、複数の永久磁石を周方向に配置する構成であってもよい。
一方、ステータ16は、積層された珪素鋼板で構成されるステータコアと、ステータコアに巻回された巻線とで構成されている。モータ10は、このステータコアの突極の先端面が、永久磁石と対向するように構成されている。
回路基板18には、モータ10を駆動制御する駆動回路や制御回路が搭載され、当該駆動回路により各巻線に供給される駆動電流が制御される。
回路基板18には、ワイヤーハーネス40が接続されている。このワイヤーハーネス40を介して、外部から回路基板18に対し、制御信号や電源電圧が供給される。この制御信号や供給電源に基づいて、巻線に駆動電流が供給され、ステータコアから所定の周波数の交番磁界が発生する。
ステータコアからの交番磁界とロータ14に備えた永久磁石の磁界とにより吸引力及び反発力が生じ、これらの力によってロータ14とともに回転軸12が回転する。
図1B及び図2Bに示すように、下部ファンケース2bの端面には、モータ10の底部が露出する開口2gが形成されている。また、この開口2gの周囲三か所には、取付孔2hが形成されている。モータ10は、これらの取付孔2hを介して、ネジ32で締付固定されている。
モータ10から延伸した給電線や信号線は、ワイヤーハーネス40として保護チューブ40aで束ねられている。本実施の形態では、このようなワイヤーハーネス40が、下部ファンケース2bの内部から外部へと延伸している。具体的には、ワイヤーハーネス40は、図1B及び図2Bに示すように、下部ファンケース2bの端面から外部に導き出され、保持部50で保持されている。また、下部ファンケース2bと一体形成された取付脚部30は、図1Bに示すようなコネクタ取付座34を備えている。さらに、このコネクタ取付座34には、コネクタクランプ36が取り付けられている。そして、ワイヤーハーネス40の先端に備えたコネクタ41が、このコネクタクランプ36に固定されている。
また、図1A、図1B、図3A及び図3Bに示すように、下部ファンケース2bの周壁部にワイヤーハーネス40を保持する保持部50が設けられている。
保持部50は、リブ52と、一対の係止片54、56と、爪部57とを備えている。リブ52は、下部ファンケース2bの周壁部に突出形成されている。そのリブ52の一端側及び他端側において、係止片54、56が、リブ52と交差する方向で互いに反対方向に、延出形成されている。本実施の形態では、リブ52は、下部ファンケース2bの略円筒面状の周壁部から垂直方向に立ち上がり、モータ10の回転軸心Pに沿う方向に延出形成されている。
係止片56の上端部には、下部ファンケース2bの周壁部側に向けて屈曲する爪部57が形成されている。爪部57の先端と下部ファンケース2bの周壁部との隙間は、ワイヤーハーネス40の径よりも少し小さな値に設定され、ワイヤーハーネス40を少し押し潰して挿入するように構成されている。
図5Aは、送風機1に備えた保持部50の要部拡大図であり、図5B及び図5Cは、保持部50を説明するための図である。図5A、図5B及び図5Cに示すように、リブ52は、下部ファンケース2bの周壁部の表面から径方向に突出するとともに、軸方向に長い板状となっている。また、係止片54は、リブ52から取付脚部30やコネクタクランプ36のある下方へと延び、係止片56は、係止片54の延びる方向とは逆の上方へと延びている。
このような保持部50の構成に対して、開口2gが形成されている下部ファンケース2b端面から延伸したワイヤーハーネス40は、端面と周壁部の境界で、周壁部に沿って軸方向に折り曲げられる。そして、ワイヤーハーネス40は、このように折り曲げられた後
に、リブ52から下方に延びる係止片54と周壁部との隙間に挟み込まれる。さらに、ワイヤーハーネス40は、リブ52を境にして上方に捻られた後に、さらにリブ52から上方に延びる係止片56と周壁部との隙間に挟み込まれる。この状態は、爪部57によって維持されるため、ワイヤーハーネス40が容易に上方へ離脱することはない。
このような保持部50で保持されたワイヤーハーネス40は、回転軸心Pに沿って逆方向にUターンして、その端部に備えたコネクタ41が、コネクタクランプ36に固定される。
つまり、ワイヤーハーネス40は、リブ52を介して捩れるように一端側の係止片54に係止された後に、他端側の係止片56に係止される。このため、ファンケース2の周方向及び径方向の何れの方向にも強固に固定される。しかも、モータ10の回転軸心Pに沿う軸方向においても、容易に移動することなく安定的に固定される。
従って、下部ファンケース2b端面のワイヤーハーネス40延伸起点からコネクタ取付座34までの距離に比べて、十分に長いワイヤーハーネス40であっても、保持部50によって確実に保持される。このため、標準化されたワイヤーハーネス40を比較的小型の送風機に用いる場合でも、インシュロックなどの別途の固定部材を装着する必要が無い。しかも、部品コストのみならず組立コストも安価に抑えることもできる。このように、本実施の形態によれば、ワイヤーハーネス40をファンケース2の近傍に確実に固定できるため、ワイヤーハーネス40が周辺の機器や設備と干渉して破損するような不測の事態が発生することが未然に回避される。
上述した保持部50は、ファンケースと同じ樹脂材で一体成型されていることが好ましく、これにより組立工程が少なくなり、別段の部品管理が不要となる。
例えば、上述したリブ52の両面が平坦面で構成され、また係止片54、56の両面が平坦面で構成されている場合には、金型に特殊なスライド型を用いることなく、キャビティとコアの上下型のみでファンケースと保持部とを一体成型することができる。このため、製造コストも安価に抑えることができるようになる。
以下、本発明による送風機の別の実施の形態を説明する。
上述した実施の形態では、コネクタクランプ36が、下部ファンケース2bと一体の取付脚部30に設けられた構成例を挙げて説明したが、ファンケース2の何れに設けられていてもよい。その場合、リブ52の他端側に形成された係止片56はリブ52を挟んでコネクタクランプ36とは反対方向に延出形成されていることが好ましい。係止片56とファンケース2の周壁部とで挟まれたワイヤーハーネス40が、リブ52を挟んで反対側に曲げられ、離脱し難くなるからである。
上述した実施の形態では、リブ52の他端側の係止片56の先端側において、ファンケース2の周壁部側に屈曲する爪部57が形成された例を挙げて説明したが、リブ52の一端側の係止片54の先端側において、ファンケース2の周壁部側に屈曲する爪部が設けられていてもよい。
上述した実施の形態では、リブ52が下部ファンケース2bの周壁部から垂直方向に立ち上がり、軸方向に延出形成された例を挙げて説明したが、必ずしも周壁部から垂直方向に立ち上がる必要はなく、軸方向に延出形成されていなくてもよい。例えば、コネクタクランプ36との位置関係に基づいて、下部ファンケース2b端面から延伸したワイヤーハーネス40の余剰長さに対し、保持部50で吸収できるような位置及び姿勢となるように
、保持部50の設置姿勢や設置位置を決定すればよい。
上述した実施の形態では、ワイヤーハーネス40が保護チューブ40aで束ねられた態様を挙げて説明したが、保護チューブ40aに代えてインシュロックなどで束ねられた態様であってもよい。
上述した実施の形態では、ファンケースの周壁部に突出形成されたリブと、リブの一端側及び他端側に延出形成された係止片とを含む単一の保持部を備えた送風機の構成例を挙げて説明したが、当該保持部が場所を異ならせてファンケースに複数設けられていてもよい。
上述した実施形の態では、単一のリブと、そのリブの一端側及び他端側に延出形成された係止片とを備えた保持部を説明したが、複数のリブに分割形成してもよい。すなわち、一方のリブに当該リブと交差する方向に第一の係止片を延出形成するとともに、他方のリブに当該リブと交差する方向で第一のリブとは反対方向に第一の係止片を延出形成してもよい。さらに、一つのリブに当該リブと交差する方向で互いに反対方向に複数の係止片を延出形成してもよい。
何れの態様であっても、本発明の保持部によれば、モータの回転軸方向及び径方向へのワイヤーハーネスの動きを抑制しつつ固定することができる。また、保持部へのワイヤーハーネスの脱着操作が容易となり、組み直しの際であっても部品交換が不要になる。
本発明の送風機によれば、ファンケースに備えた保持部でワイヤーハーネスを固定することが可能となり、周辺部品との接触による傷を効果的に防ぐことができ、搭載スペースが限られた車載用の送風機などに活用できる。
1 送風機
2 ファンケース
2a 上部ファンケース
2b 下部ファンケース
2c 凸縁部
2d 凹縁部
2f 開口部
2g 開口
2h 取付孔
3 給気孔
4 空気通路
5 排気口
7 フック機構
7a 係止部
7b 爪部
10 モータ
11 モータケース
11a モータケース本体
11b モータケース蓋体
12 回転軸
14 ロータ
16 ステータ
18 回路基板
19 スラスト板
20 羽根車
21 羽根
22 羽根ボス
23 取付凹部
30 取付脚部
32 ネジ
34 コネクタ取付座
36 コネクタクランプ
40 ワイヤーハーネス
40a 保護チューブ
41 コネクタ
50 保持部
52 リブ
54,56 係止片
57 爪部

Claims (5)

  1. モータと、
    前記モータの回転軸に固定された羽根車と、
    前記モータ及び前記羽根車が収容されるとともに、吸引された外気を案内する空気通路が内部に形成されたファンケースと、
    前記ファンケースの内部から外部に延伸されたワイヤーハーネスと、
    前記ワイヤーハーネスを保持する保持部と、を備えた送風機であって、
    前記保持部は、前記ファンケースの周壁部に突出形成されたリブと、前記リブの一端側及び他端側に前記リブと交差する方向で互いに反対方向に延出形成された一対の係止片と、を備え、
    前記ファンケースが、樹脂で前記保持部と一体成型され、
    前記ワイヤーハーネスは、前記リブを介して捩れるように、前記一端側の係止片と前記他端側の係止片とに係止される送風機。
  2. 前記ワイヤーハーネスは、一端部にコネクタを有し、
    前記ファンケースには、前記コネクタを取り付けるコネクタクランプが設けられ、
    前記他端側の係止片は、前記リブを挟んで前記コネクタクランプとは反対方向に延出形成されている請求項1に記載の送風機。
  3. モータと、
    前記モータの回転軸に固定された羽根車と、
    前記モータ及び前記羽根車が収容されるとともに、吸引された外気を案内する空気通路が内部に形成されたファンケースと、
    前記ファンケースの内部から外部に延伸されたワイヤーハーネスと、
    前記ワイヤーハーネスを保持する保持部と、を備えた送風機であって、
    前記保持部は、前記ファンケースの周壁部に突出形成されたリブと、前記リブの一端側及び他端側に前記リブと交差する方向で互いに反対方向に延出形成された一対の係止片と、を備え、
    前記ワイヤーハーネスは、前記リブを介して捩れるように、前記一端側の係止片と前記他端側の係止片とに係止されるとともに、
    少なくとも前記他端側の係止片の先端側に、前記周壁部に向けて屈曲する爪部が形成されている送風機。
  4. モータと、
    前記モータの回転軸に固定された羽根車と、
    前記モータ及び前記羽根車が収容されるとともに、吸引された外気を案内する空気通路が内部に形成されたファンケースと、
    前記ファンケースの内部から外部に延伸されたワイヤーハーネスと、
    前記ワイヤーハーネスを保持する保持部と、を備えた送風機であって、
    前記保持部は、前記ファンケースの周壁部に突出形成されたリブと、前記リブの一端側及び他端側に前記リブと交差する方向で互いに反対方向に延出形成された一対の係止片と、を備え、
    前記ワイヤーハーネスは、前記リブを介して捩れるように、前記一端側の係止片と前記他端側の係止片とに係止されるとともに、
    前記ファンケースが、樹脂で前記回転軸方向に沿って前記周壁部で二分割構成され、前記リブが、前記回転軸と平行に形成されている送風機。
  5. 前記ワイヤーハーネスが、保護チューブで被覆されている請求項1に記載の送風機。
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