JP6968692B2 - 媒体処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現金自動取引装置などの媒体処理装置に関し、特に、複数枚の紙幣束から紙幣を1枚ずつ繰出すためのいわゆるオーバーラップ分離方式の分離繰出機構を搭載する媒体処理装置に適用して好適なものである。
近年、現金自動取引装置などの媒体処理装置では、多様な物性(素材、印刷、流通度合い、しわ、折れ)を持つ紙幣等の媒体(以下、紙幣と総称する)の取扱が求められている。その媒体処理装置において、複数枚の紙幣束から紙幣を一枚ずつ繰出すための分離繰出機構が備わっている。この分離繰出機構は、一般的に、フィードローラ及びゲートローラと呼ばれるローラが互いに入れ子状にオーバーラップするように配置されているオーバーラップ分離方式を採用している。なお、両ローラのラップ量をオーバーラップ量と呼ぶ。
このオーバーラップ分離方式では、分離繰出しする際に、紙幣を上述のフィードローラとゲートローラとの間で微小変形させる。ここで、フィードローラはモータ等で回転する一方、ゲートローラは繰出し方向に固定されており回転しない。そのため、最上部の紙幣は、フィードローラから搬送力を受けるためその回転方向へ繰り出されるが、後続の紙幣は、ゲートローラの突入抵抗力が作用するため繰り出されない。この結果、紙幣を1枚だけ通し、2枚以上通過することを防止することが可能となっている。
本方式では、上記フィードローラによる搬送力とゲートローラによる抵抗力は、上述の微小変形の状態によるものであり、オーバーラップ量が紙幣の分離性能を決定するので、その管理は非常に重要である。
そこで、従来、例えば、環境温度によるフィードローラ用樹脂及びゲートローラ用樹脂の膨張ないし収縮の影響によって、フィードローラとゲートローラとの間のオーバーラップ量が不所望に変化することを防止する工夫が為されている(特許文献1参照)。
特表2015−507585号公報
上記オーバーラップ分離方式においては、上述したような環境温度変化以外でも、次のようにオーバーラップ量の調整が必要となる場合がある。
1)物性の異なる多様な紙幣(媒体)を扱う際に、紙幣(媒体)毎に調整する場合
2)運用中にフィードローラや及びゲートローラが摩耗してオーバーラップ量が変化した場合、メンテナンス時に再調整する場合
3)部品公差によるオーバーラップ量のばらつきを抑制するために組立時に調整する場合
しかしながら、上述のケースでは、そのオーバーラップ量の調整レンジはそれぞれ大きく異なる。そのため、同一の調整機構によって調整しようとした場合、その調整量によって操作量が大きく違うため、作業員がその調整量の判定や判断が困難であるという課題があった。特に、運用時には、装置に関して専門的な知識が無い作業員が調整作業を行うことがある。この場合、作業員が誤った調整操作を実施すると、工場出荷時に調整済のオーバーラップ量の絶対値が分からなくなり、再度計測して調整し直す必要が生じうる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、媒体処理装置の運用時に、オーバーラップ分離方式におけるオーバーラップ量を調整する際に、調整目的が異なり調整量が大きく異なる場合でも、作業員が操作を誤ることなく調整作業を実施可能な媒体処理装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため、本発明においては、複数枚の媒体を収納する収納部と、前記収納部に収納されている媒体を前記収納部外へ繰出すフィードローラと、前記フィードローラと対向配置された、繰出対象外の媒体の連出しを阻止するためのゲートローラと、前記フィードローラと前記ゲートローラとの間における隙間の量を変化させるための操作可能な調整手段と、を備え、前記調整手段として、同一機構内に、第一の調整手段及び第二の調整手段の二種類が備えられていることを特徴とする。
本発明によれば、媒体処理装置の運用時に、オーバーラップ分離方式におけるオーバーラップ量を調整する際に、調整目的が異なり調整量が大きく異なる場合でも、作業員が操作を誤ることなく調整作業を実施することができる。
第1の実施の形態に係る媒体処理装置の構成例を示す部分断面図である。 図1に示す分離繰出機構の構成例を示す側面部分断面図である。 図1及び図2に示すホッパ部の構成例を示す正面図である。 作業員がオーバーラップ量を調整するためのノブ部の構成例を示す正面図である。 図1に示すオーバーラップ調整機構の構成例を拡大して示した側面部分断面図である。 第1の実施の形態における分離繰出機構の構成例を示す正面図である。 第1の実施の形態におけるオーバーラップ調整動作の一例を示す側面図である。 第1の実施の形態における調整機構の詳細構造の一例を示した断面図である。 第1の実施の形態における第一の調整手段による調整方法の一例を示した図である。 第1の実施の形態における第二の調整手段による調整方法の一例を示した図である。 第一及び第二の調整手段が独立移動可能な構成に関する課題を説明するための図である。 第2の実施の形態における調整機構の構成例を示す側面図である。 第2の実施の形態における分離繰出機構の構成例を示す背面図である。 第2の実施の形態における第一の調整手段による調整方法を示した図である。 第2の実施の形態における第二の調整手段による調整方法を示した図である。 第3の実施の形態における調整機構の構成例を示す側面図である。 第3の実施の形態における第一の調整手段の外観の一例を示す図である。 第3の実施の形態における分離繰出機構の構成例を示す側面図である。 第3の実施の形態における第一の調整手段による調整方法を示した図である。 第3の実施の形態における第二の調整手段による調整方法を示した図である。 第3の実施の形態に係る媒体処理装置の変形例を示す図である。 第4の実施の形態における調整機構の構成例を示す側面図である。
以下、図面について、本発明の一実施の形態について詳述する。
(1)第1の実施の形態
図1は、第1の実施の形態に係る媒体処理装置1の構成例を示す部分断面図である。
媒体処理装置1は、操作者による処理対象の紙幣をセットするホッパ部10と、種別、真偽、搬送状態等に関して紙幣の状態の識別を行う識別部20と、紙幣を収納するポケット30と、主に操作者へ返却する紙幣を収納する取出部40と、それらを各々連結する搬送路50と、後述する分離繰出機構と、を備える。この分離繰出機構は、主としてフィードローラ111及びゲートローラ121等で構成されている。
媒体処理装置1においては、ホッパ部10に紙幣がセットされる。このホッパ部10にセットされた紙幣は、フィードローラ111とゲートローラ121とがいわゆる入れ子状に互いにオーバーラップするように配置された分離繰出機構によって一枚ずつ分離して繰出され、媒体処理装置1内へ搬送される。
搬送された紙幣は、識別部20によって紙幣の処理内容が判定され、その結果及び通過枚数に基づいて、複数備えられているポケット30に分配される。一方、ポケット30に分配されない紙幣は、操作者が直接取り出し可能な取出部40に送られる。
図2及び図3は、操作者が紙幣をセットするホッパ部10の構成を説明する図である。図2は、図1に示すホッパ部10の分離繰出機構110の構成例を示す側面部分断面図であり、図3は、ホッパ部10の構成例を示す正面図である。
ホッパ部10には、底板153及び幅規制板152によって、紙幣BNをセットする収納空間が構成されている。そして、セットされた紙幣BNは、ピックローラ171と接触する位置に収納される。
ホッパ部10には、セットされた紙幣を一枚ずつ分離繰出すための分離繰出機構110が備えられている。分離繰出機構110は、互いに入れ子状にオーバーラップするように配置された、フィードローラ111、ゲートローラ121及びピックローラ171で構成される。ここで、フィードローラ111とゲートローラ121とのオーバーラップ量をδとする。
上述のようにセットされた紙幣は、ピックローラ171に接触した状態でフィードローラ111及びピックローラ171が回転することにより、図示の破線の矢印で示す方向に搬送される。この時、ゲートローラ121は、回転せず停止している。そのため、突入時に紙幣は、ゲートローラ121から突入抵抗力を受けるため、複数枚の紙幣が同時に繰出されることが無く、一枚ずつ紙幣を繰出すことが可能となっている。この紙幣が受ける抵抗力は、フィードローラ111とゲートローラ121とのオーバーラップ量δによって変化する。このオーバーラップ量δの最適値は、取扱紙幣の厚さや剛性によって異なる。
図4は、ホッパ部10の側部に備えられているノブ部101の構成例を示す図である。このノブ部101は、作業員がオーバーラップ量を調整するために操作される。
詳細は後述するが、ノブ部101を図示の矢印方向Aに回すことにより、フィードローラ111とゲートローラ121とのオーバーラップ量δを変えることが可能となっている。
ここで、ノブ部101には位置マーク101Aが設けられており、側部カバー154には目盛154Aが設けられている。これにより、作業員は、ノブ部101の回転位置(すなわちオーバーラップ量δ)を容易に把握することが可能である。
図5は、調整機構100の構成例を示す側面図であり、図6は、上記分離繰出機構110の構成例を示す正面図であり、図7は、上記分離繰出機構110によるオーバーラップ調整方法の一例を示す側面図である。
ホッパ部10は、フィードローラ111とゲートローラ121とのオーバーラップ量δを調整するための調整機構100を備えている。調整機構100には、作業員が操作するためのノブ部101が設けられている。
分離繰出機構110では、ゲートローラ121とゲートローラ軸122とが、ゲートローラブラケット131に取付けられている。さらにゲートローラブラケット131は、ブラケット取付けネジ133によって回転軸132に取付けられている。
この回転軸132は、図示しない軸受等によって側壁151に取り付けられており、回転軸132の回転に合わせてゲートローラブラケット131が回動する。このようにゲートローラブラケット131が回動することにより、ゲートローラ121は、図7に示す方向C1に沿って移動する。このようにゲートローラ121が移動することにより、オーバーラップ量δが変化する。
回転軸132には、突当部材161が固定されるように取付けられている。この突当部材161は、図示しないバネによって微調整ネジ102に押付けられた状態で接触している。この突当部材161は、微調整ネジ102及び大調整ネジ103の併進移動により、回転軸132を中心に回動する。
図8は、上記調整機構100の詳細な構造例を示す断面図である。調整機構100においては、操作者が操作するためのノブ部101は、操作者が触ることができるようにその先端部が側部カバー154から突出している。
調整機構100には、回転して図5の矢印方向Bに併進する第1のオーバーラップ調整手段としての微調整ネジ102(本ネジのピッチをP1とする)が備えられている。さらに、調整機構100には、第2のオーバーラップ調整手段としての大調整ネジ103(本ネジのピッチをP2とする)が備えられている。ここで、各ネジのピッチはP2>P1の関係となっている。
この調整機構100には、微調整ネジ102と接触することで、回転軸132を中心に回動可能な突当部材161が設けられている。本実施の形態では、微調整ネジ102は大調整ネジ103の内部に取り付けられており、微調整ネジ102の雄ネジ部102Mと大調整ネジ103の雌ネジ部103Nとが連結されている。
大調整ネジ103は、支持部材141に取り付けられており、大調整ネジ103の雄ネジ部103Mと支持部材141の雌ネジ部141Nとが連結されている。さらに、大調整ネジ103は、固定ネジ101Bによってノブ部101と固定されている。このため、ノブ部101を回すと、大調整ネジ103が回転する。
また、微調整ネジ102は固定ネジ103Bによって大調整ネジ103と固定することが可能となっている。ここで、大調整ネジ103を使用し、オーバーラップ量を調整する際は、固定ネジ103Bを締め、大調整ネジ103と微調整ネジ102とを固定する。このようにすることで、大調整ネジ103を回転させた際に微調整ネジ102も同時に回転する。この微調整ネジ102を使用し、オーバーラップ量を調整する際は、固定ネジ103Bを緩めることで、大調整ネジ103は回転せず、微調整ネジ102単体で回すことが可能となる。
図9は、第一の調整手段である微調整ネジ102によるオーバーラップ量を調整する様子の一例を示す断面図である。微調整ネジ102は、例えば生産時の部品公差によるオーバーラップ量のばらつきを抑制する場合等、比較的細かい分解能での調整が必要な際に使用される。
ここで、作業員が直接操作するノブ部101と微調整ネジ102との間に段差sを設けることで、作業員が誤って微調整ネジ102には触れないようになっている。そのため、この微調整ネジ102を操作する際は、工具181等を利用する。
微調整ネジ102を図中矢印D1方向に回す(ここで回転角度をθ1とする)。この時、固定ネジ103Bは微調整ネジ102とは接触しないように緩めた状態とし、大調整ネジ103は同時に回転しない。また、ここで大調整ネジ103は、図示しない固定手段によって回転が規制されることが望ましい。
微調整ネジ102が、そのピッチP1に比例する量だけ図中矢印D2方向へ併進し、突当部材161を押すことにより、回転軸132が回転する。それにより、図7に示す構成によってオーバーラップ量が変化する。ここでのオーバーラップの変化量をδ1とする。
ここで、作業員の操作量としての回転角度θ1とオーバーラップの変化量δ1との比を調整感度(δ1/θ1)とすると、本操作での調整感度は、フィードローラ111やゲートローラ121の外径などの部品公差量を鑑み、決定される。
図10は、第二の調整手段である大調整ネジ103によるオーバーラップ量の調整方法を示した部分断面図である。
大調整ネジ103は、例えば、作業員が物性の大きく異なる様々な紙幣を取扱う際に、その紙幣毎に任意にオーバーラップ量に調整する場合など、その調整値が比較的大きなレンジで変化する場合に使用される。ここで、大調整ネジ103は作業員が直接手で触れることで操作可能となっているが、その操作に特別な工具等を利用しても構わない。
作業員がノブ部101を図中矢印D3方向に回す(ここで回転角度をθ2とする)ことで、ノブ部101に取り付けられている大調整ネジ103が回転する。この時、固定ネジ103Bは固定されており、微調整ネジ102も同時に回転する。大調整ネジ103の回転に伴い、大調整ネジ103のピッチP2に比例する量分、大調整ネジ103及び微調整ネジ102が図中矢印D4方向へ併進し、突当部材161を押すことにより、回転軸132が回転する。それにより、図7に示す構成でオーバーラップ量が変化する。ここでのオーバーラップの変化量をδ2とする。
ここで、作業員の操作量としての回転角度θ2とオーバーラップの変化量δ2との比を調整感度(δ2/θ2)とすると、本操作での調整感度は、使用する紙幣の剛性等の物性の範囲に応じて設定される。
ここで、第2のオーバーラップ調整手段には、図4に示すような、調整手段の位置を判別するための位置表示手段が設けられている。そのため、ここでは、作業員の操作量としての回転角度θ2は、その位置表示手段が示す位置で、取扱う紙幣の分離性能が確保されるオーバーラップ量になるように設定される。
以上のように本実施の形態における媒体処理装置1では、上述した分離繰出機構におけるオーバーラップ量を調整するため、その調整目的に合わせて、互いに調整感度が異なる第一の調整手段と第二の調整手段という2種類の調整手段が設けられている。そして、調整目的に合わせ、各調整手段の調整感度オーバーラップを変えることで、作業員が調整作業を実施する際に誤った調整を実施することを防ぐことができる。なお、上述した調整感度は、調整手段による隙間の変化量(オーバーラップ変化量)を調整手段の操作量で除した値で表されている。
本実施の形態では、上述のように、第一の調整手段としての微調整ネジ102(ピッチP1)と、第二の調整手段としての大調整ネジ103(ピッチP2)とに関して、各ネジピッチはP2>P1の関係としている。これにより、第二の調整の目的である紙幣の物性に合わせた調整では、オーバーラップ量の調整レンジが広いため、操作量に対してオーバーラップ量の変化を比較的大きく(感度を高く)設定することが可能である。
逆に、第一の調整の目的である生産時の部品公差によるオーバーラップ量のばらつきを抑制のための調整では、オーバーラップ量の調整レンジが狭いため、操作量に対してオーバーラップ量の変化を比較的小さく(感度を低く)設定することが可能である。
ここで、第一の調整及び第二の調整の目的は任意に変えることが可能であり、それに応じて調整感度を設定すれば良い。本実施の形態では、第一のオーバーラップ調整手段の調整感度を第二のオーバーラップ調整手段の調整感度よりも低く設定したが、調整目的によってはそれを逆に設定しても良い。
また、本実施の形態では、第二のオーバーラップ調整手段である大調整ネジ103による調整位置が判断可能な位置表示手段を設けたが、調査目的によっては、第一のオーバーラップ調整手段に位置表示手段を設けてもよい。このように、少なくとも一方の調整手段に作業員が目視可能な位置指示手段を設けることにより、オーバーラップ量の絶対値を判断することが可能である。さらに、本実施の形態においては、第二の調整手段によるオーバーラップ調整時に、第一の調整手段の位置も移動する構成となっている。
図11は、第一の調整手段902と第二の調整手段903が独立に移動可能な構成に関する課題を説明するための図である。本図に示すように、第一の調整手段902と第二の調整手段903とが独立して移動可能な構成の場合、例えば第一の調整手段902を距離x1だけ移動させた場合、突当部材961と第二の調整手段903との間に隙間が発生するため、一見すると、この隙間を埋めるため、第二の調整手段903を距離x2だけ移動させる必要があり、操作が煩雑となり誤調整の要因となりうるようにも思える。
しかしながら、本実施の形態では、第一の調整手段は、第二の調整手段によって移動可能としており、上記問題を回避することが可能となっている。さらに本実施の形態では、第一の調整手段としての微調整ネジ102は、第二の調整手段としての大調整ネジ103の内部で同軸上に取付けられている。本構成の場合、外径寸法が大調整ネジ103の大きさのみによるため、比較的簡素な機構とすることができる。
(2)第2の実施の形態
第2の実施の形態に係る媒体処理装置は、第1の実施の形態に係る媒体処理装置1とほぼ同様の構成であり同様の動作を実行するため、以下の説明では両実施の形態において同様な構成等については同一の符号等を用いてその説明を省略し、以下両者の相違点を中心として説明する。
第1の実施の形態では、第一の調整手段としての微調整ネジ102が、第二の調整手段としての大調整ネジ103の内部に備えられていたが、両手段は、本実施の形態のように別々の箇所に備えられいても良い。
図12は、第2の実施の形態における調整機構の構成例を示す側面図であり、図13は、第3の実施の形態における分離繰出機構の構成例を示す背面図である。
ホッパ部10Aは、フィードローラ111とゲートローラ121とのオーバーラップ量δを調整するための調整機構200を備えている。調整機構200には、操作者が操作するためのノブ部101が備えられている。ここで、ノブ部101には、第1の実施の形態と同様に、図4に示したような作業員が目視可能な調整位置表示手段が設けられている。
また、分離繰出機構210では、ゲートローラ121は、図示しない軸を介しゲートローラブラケット231に取付けられている。ゲートローラブラケット231は、回転軸232に図示しない軸受等により、回転可能な状態で取付けられている。さらに回転軸232は、図示しない軸受等によって側壁151に取り付けられており、回転が可能である。この回転軸232には、突当部材161が固定し取付けられている。
図14は、第2の実施の形態における、第一のオーバーラップ量調整手段としての微調整ネジ202によるオーバーラップ量の調整方法の一例を示した図である。微調整ネジ202によるオーバーラップ量の調整は、例えば、生産時の部品公差によるオーバーラップ量のばらつきを抑制する場合に実施される。
本実施の形態において、微調整ネジ202(本ネジのピッチをP1とする)はネジ支持部204に取り付けられている。このネジ支持部204は、回転軸232に固定し取り付けられており、回転軸232の回転により、回動可能となっている。
さらに微調整ネジ202とゲートローラブラケット231とは、図示しないバネによって接触面231Pで押し付けられた状態で接触している。ここで、ゲートローラブラケット231は、上述のように回転軸232に回転可能な状態で取付けられているため、微調整ネジ202を図中D5方向に回転させると(ここで回転角度をθ1とする)、ゲートローラ121がC2方向に移動する。このゲートローラ121の移動により、オーバーラップ量が変化する(ここでのオーバーラップの変化量をδ1とする)。
ここで、作業員の操作量としての回転角度θ1とオーバーラップの変化量δ1との比を調整感度(δ1/θ1)とすると、本操作での調整感度は、フィードローラ111やゲートローラ121の外径などの部品公差量を鑑み、決定される。
図15は、本実施の形態における第二のオーバーラップ調整手段としての大調整ネジ203による調整方法を示した図である。大調整ネジ203によるオーバーラップ量の調整は、例えば作業員が本実施の形態による装置を操作する際に、剛性等の物性が大きく異なる紙幣を取り扱う際に、任意にオーバーラップ量を調整する場合に利用する。作業員がノブ部101を矢印D6方向に回す(ここで回転角度をθ2とする)ことで、ノブ部101に取り付けられている大調整ネジ203が回転する。
突当部材161は、図示しないバネによって大調整ネジ203と接触している。そして、大調整ネジ203の併進移動により、突当部材161は押出され、回転軸232が回転する。
このような回転軸232の回転により、ゲートローラ121がC3方向に移動する。このゲートローラ121の移動により、オーバーラップ量が変化する。ここでのオーバーラップの変化量をδ2とする。
このとき、上述のように第一のオーバーラップ調整手段である微調整ネジ202は、回転軸232に固定されたネジ支持部204に取り付けられている。そのため、この第二のオーバーラップ調整手段によるオーバーラップ調整時には、第一のオーバーラップ調整手段である微調整ネジ202も同時に移動する。
ここで、作業員の操作量としての回転角度θ2とオーバーラップの変化量δ2の比を調整感度(δ2/θ2)とすると、本操作での調整感度は、使用する紙幣の剛性等の物性と、調整位置表示手段の目盛位置に合わせて設定される。
以上のような本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を発揮することができるとともに、さらに、ネジ構造によってより正確に微調整が可能であるとともにその内蔵構造によって小型化を図ることもできる。
(3)第3の実施の形態
第3の実施の形態に係る媒体処理装置は、第1の実施の形態に係る媒体処理装置1及び第2の実施の形態に係る媒体処理装置とほぼ同様の構成であり同様の動作を実行するため、以下の説明では両実施の形態において同様な構成等については同一の符号等を用いてその説明を省略し、以下両者の相違点を中心として説明する。
前述した第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、第一および第二のオーバーラップ調整手段としてネジを用いた構成であったが、第3の実施の形態のように他の手段を用いた構成でも良い。
図16は、第3の実施の形態における調整機構300の構成例を示す部分側面図である。ホッパ部10Bは、フィードローラ111とゲートローラ121とのオーバーラップ量δを調整するための調整機構300を備えている。
調整機構300には、操作者が操作するためのノブ部101が備えられている。ここで、ノブ部101には、第1の実施の形態と同様に図4に示したような作業員が目視可能な調整位置指示手段が設けられている。
図17は、第3の実施の形態において第一の調整手段として用いる微調整プレート302の外観の一例を示すものである。
この微調整プレート302は、軸を通すための軸受部302Hと、自身を取付けるための円形の嵌合部302Fと、所定の位相でネジ等により固定するための長穴部302Lとを備える。ここで、軸受部302Hの中心をHO、嵌合部302Fの中心をFOとすると、その間の距離aだけ偏心している。
本構成では、詳細は後述するが、微調整プレート302の取付け角度によって軸受部302Hに取付けられる軸の位置を微調整することが可能となる。
図18は、第3の実施の形態における分離繰出機構310の構成例を示す側面図である。第3の実施の形態における分離繰出機構310では、ゲートローラブラケット331に微調整プレート302が取付けられている。ここで、ゲートローラブラケット331には円形状の穴が開いており、その穴に微調整プレート302の嵌合部302Fが隙間なく嵌っている状態となっている。
また、微調整プレート302の軸受部302Hにゲートローラ軸322が取付けられている。そして、プレート固定ネジ302Bによって、所定の角度で微調整プレート302が固定されている。
図19は、第3の実施の形態における第一のオーバーラップ調整手段としての微調整プレート302によるオーバーラップ量の調整方法の一例を示した図である。微調整プレート302によるオーバーラップ量の調整は、例えば、生産時の部品公差によるオーバーラップ量のばらつきを抑制する場合に実施される。
プレート固定ネジ302Bを緩めた状態で、微調整プレート302をD7方向に回す。微調整プレート302は、嵌合部302Fの中心FOを中心に回転する。このときの回転量をθ1とする。その際に、微調整プレート302の軸受部302Hに取り付けられたゲートローラ軸322も移動する。本移動に関するオーバーラップ量の変化はδ1とし、この時の移動量はa(1−cosθ1)となる。そして、調整後にプレート固定ネジ302Bを締め、微調整プレート302を固定する。
図20は、第3の実施の形態における第二のオーバーラップ調整手段としての大調整ネジ203と突当て部材361とによるオーバーラップ量の調整方法を示した図である。
大調整ネジ203によるオーバーラップ量の調整は、例えば作業員が本実施の形態に係る媒体処理装置を操作する際に、剛性等の物性が大きく異なる紙幣を取り扱う際に、任意にオーバーラップ量を調整する場合に利用する。
本調整は、第2の実施の形態における調整と同じであるが、本実施の形態においても、第一のオーバーラップ調整手段である微調整プレート302は、第二のオーバーラップ調整手段によって移動される。
図21は、第3の実施の形態に係る媒体処理装置の変形例を示す部分側面図である。微調整プレート302は、ゲートローラ軸322の代わりに回転軸332を図中Y1方向に移動させるように取り付けても良い。この場合、微調整プレート302は側壁351に円形状の穴が開いており、その穴に微調整プレート302の嵌合部302Fが隙間なく嵌っている状態となっている。
第3の実施の形態に係る媒体処理装置の変形例においては、第一のオーバーラップ調整手段である微調整プレート302が、第二のオーバーラップ調整手段の一部である突当て部材361を移動させる構成となっている。
以上のように第3の実施の形態では、第一の調整手段としての微調整プレート302という薄型の部材を用いることによって、簡素な機構が実現されているとともに、製造コストを下げることもできる。
(4)第4の実施の形態
第4の実施の形態に係る媒体処理装置は、第1〜第3の実施の形態に係る媒体処理装置とほぼ同様の構成であり同様の動作を実行するため、以下の説明では両実施の形態において同様な構成等については同一の符号等を用いてその説明を省略し、以下両者の相違点を中心として説明する。
第1〜第3の実施の形態では、第一の調整手段及び第二の調整手段が直接オーバーラップ量を変化させる手段であったが、第4の実施の形態のように、一方の調整手段が他方の調整手段の調整感度を間接的に変化させる手段であってもよい。
図22は、第4の本実施の形態におけるオーバーラップ調整機構400の構成例を示す側面図である。
第4の実施の形態におけるオーバーラップ調整機構400は、第一の調整手段である第一の調整ネジ402と第二の調整手段である第二の調整ネジ403を備えている。この第一の調整ネジ402は第一の支持部材442に取り付けられており、第二の調整ネジ403は第二の支持部材441に取付けられている。
ここで、第一の支持部材442は側壁451に固定し取付けてあるのに対し、第二の支持部材441は側壁451に図示しないスイライド機構によって取付けられており、側壁451に対し上下動が可能となっている。また、第二の支持部材441は図示しないバネ等によって、第一の調整ネジ402に押し当てられ接触している。
本構成においては、オーバーラップ調整は、第二の調整ネジ403を使用して実施される。その動作に関しては、第1の実施の形態〜3と同様であるため、ここでは説明を省略する。
第一の調整手段である第一の調整ネジ402をD7方向へ回転させると、第一の調整ネジ402の併進移動に合わせて、第二の調整ネジ403及びそれを抱えている第二の支持部材441がY1方向へ移動する。
この第二の調整ネジ403のY1方向の位置により、第二の調整ネジ403を回転併進させる際の(ここでの併進量をX1とする)、突当て部材461が回動する角度(θ‘)が変わるため、調整感度(θ’/X1)が変化する。
本実施の形態によれば、前述した第1〜第3の実施の形態による構成とは多少異なるが、一方の調整手段が他方の調整手段の調整感度を間接的に変化させることで、前述した実施の形態とほぼ同様な効果を発揮することができる。
(5)その他の実施形態
上記実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。例えば、上記実施形態では、各種プログラムの処理をシーケンシャルに説明したが、特にこれにこだわるものではない。従って、処理結果に矛盾が生じない限り、処理の順序を入れ替え又は並行動作するように構成しても良い。また、上記実施形態における各処理ブロックを含むプログラムは、例えばコンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体に格納されている形態であっても良い。
本発明は、複数枚の紙幣束から紙幣を1枚ずつ繰出すためのいわゆるオーバーラップ分離方式の分離繰出機構を搭載する媒体処理装置に広く適用することができる。
1……媒体処理装置、10,10A,10B,10C,10D……ホッパ部、20……識別部、30……ポケット、40……取出部、50……搬送路、100……調整機構、101……ノブ部、102……微調整ネジ、103……大調整ネジ、110……分離繰出機構、111……フィードローラ、121……ゲートローラ、131……ゲートローラブラケット、132……回転軸、133……ブラケット取付けネジ、141……支持部材、151……側壁、152……幅規制板、153……底板、154……側部カバー、161……突当部材、171……ピックローラ。

Claims (6)

  1. 複数枚の媒体を収納する収納部と、
    前記収納部に収納されている媒体を前記収納部外へ繰出すフィードローラと、
    前記フィードローラと対向配置された、繰出対象外の媒体の連出しを阻止するためのゲートローラと、
    前記フィードローラと前記ゲートローラとの間における隙間の量を変化させるための操作可能な調整手段と、を備え、
    前記調整手段として、同一機構内に、第一の調整手段及び第二の調整手段の二種類が備えられており、
    前記第一の調整手段及び前記第二の調整手段のうち、少なくとも一方の調整手段は、略円形の取付け部及び略円形の穴部を有し、前記取付け部の中心と前記穴部の中心位置が偏心して為る偏心プレートを用いた調整手段である
    ことを特徴とする媒体処理装置。
  2. 前記調整手段による前記隙間の変化量を前記調整手段の操作量で除した値を調整感度とした際に、前記第一の調整手段と前記第二の調整手段とで前記調整感度が異なることを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
  3. 前記第一の調整手段及び前記第二の調整手段のうち、一方の調整手段が他方の調整手段によって動作されることを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
  4. 前記第一の調整手段及び前記第二の調整手段のうち、少なくとも一方の調整手段は、前記調整手段による調整位置が判別可能な位置表示手段を有することを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
  5. 前記第一の調整手段及び前記第二の調整手段のうち、少なくとも一方は、ネジを用いた調整手段であることを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
  6. 前記第一の調整手段及び前記第二の調整手段はネジ機構を有する調整手段であり、前記第一の調整手段として利用されているネジ機構は、前記第二の調整手段として利用されているネジ機構の内部に備えられていることを特徴とする請求項5に記載の媒体処理装置。
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