JP6968489B1 - 歩行練習器 - Google Patents

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【課題】薬効が切れた状況下でも階段を昇ることは比較的容易に出来、且つその後にはすくみ足が改善するというパーキンソン病患者の行動特性を利用したパーキンソン病患者用歩行練習器を提供する。【解決手段】ベース枠体3と2対のクランク回転体40及び50、2対の踏み板9、手摺フレーム2で歩行練習器を構成する。各クランク回転体は同位相、平行かつ回転可能に該ベース枠体3に取り付ける。また該踏み板9も回転可能に各クランク回転体に取り付ける。この構成により、使用者が踏み板9の上で上下足踏み運動を行うと、歩行練習器は停止した状態で、踏み板9は地面と平行を維持したままクランク回転体を回転させながら自身は上下前後にスライド移動を繰り返すことにより、階段を昇る動作が再現される。【選択図】図1

Description

本発明は、特にパーキンソン病患者の歩行練習に使用される器具に関するものである。
パーキンソン病患者は、薬効が切れた時の自立歩行において、第一歩が出にくい状況(すくみ足)になることが顕著であり、そのため、平地において前進歩行を行うのが非常に困難である。
しかしながら、薬効が切れた状況下でも、階段を昇ることは比較的容易に出来る。
また、階段を昇る運動を繰り返すことにより、すくみ足が改善されることが多々ある。
本発明の発明者自身が同病の患者であり、このことは事実である。
特開2016−158970号公報
特許文献1においても、上記0003と同様な旨が記載されており(同文献の明細書段落0005)、そのことに対応した歩行補助具が開示されている。
しかしながら、特許文献1で開示された発明は歩行を補助することが目的であり、またその構成によれば、使用者の第一歩の着地位置は歩き初めと同じ高さレベルである地面前方向となっている。実際に階段を昇るときの第一歩の着地は歩き始めより前方かつ上方となるので、この歩行補助具は、階段を昇ることは比較的容易に出来るというパーキンソン病患者の特性を有効に利用したものとは言い難い。
本発明が解決しようとする課題は、階段を昇ることと同様な動作(以降、上下足踏み運動と言う)を使用者の足元で再現し、上下足踏み運動を行うことによりすくみ足が改善される歩行練習器を提供することにある。
なお、一般に公知されている自転車のペダルを漕ぐ動作は、足を乗せるペダル自体が回転するため、足の運び方が階段を昇る動作とは異なるものである。本発明の発明者自身が同病の患者であり、このことも事実である。
本発明の歩行練習器は、ベース枠体と2対のクランク回転体、2対の踏み板、手摺フレームで構成されていることを特徴とする。
一のクランク回転体は、縦長アーム、2つの縦短アーム、2つの横バー、2つの回転軸で構成されており、各クランク回転体は同位相、平行かつ回転可能にベース枠体に取り付けられている。
また、各踏み板も回転可能にクランク回転体に取り付けられている
この構成により、使用者が踏み板の上で前方に重心を置いて上下足踏み運動を行うと、歩行練習器は停止した状態で、踏み板は地面との平行を維持したままクランク回転体を回転させながら自身は上下前後にスライド移動を繰り返すため、階段を昇ることと同様な動作が使用者の足元で再現される。
特に、パーキンソン病患者において、薬効が切れた時にこの練習器を使用することにより、すくみ足の改善に資する。
は、本発明に係る歩行練習器の一実施例の斜視図である。 は、ベース枠体にクランク回転体を取り付けた状態の一実施例を説明する斜視図である。 は、図2の状態のクランク回転体に踏み板を取り付けた状態の一実施例を説明する斜視図である。 は、クランク回転体の構成を説明する図である。 は、ベース枠体と手摺フレームとの着脱方法の一実施例を説明する図である。 は、本発明に係る歩行練習器の一実施例の正面図及び使用状態を示す図である。 は、本発明に係る歩行練習器の一実施例の側面図及び使用状態を示す図である。
本発明に係る歩行練習器の一実施例について、図1〜図7に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る歩行練習器の一実施例の斜視図である。
本例の歩行練習器30は、木材、金属、合成樹脂等の部材で適宜構成されたベース枠体3にクランク回転体40、クランク回転体50、手摺フレーム2が取り付けられた構成になっている。さらに、各クランク回転体には踏み板9が取り付けられている。また、ベース枠体3からは4本のベース枠体脚部4が伸びる。
なお、本図ではクランク回転体の構成を分かりやすくするために、一のクランク回転体を引き出して表示してある。
本発明を理解しやすいよう、順を追って説明する。
図2は、ベース枠体にクランク回転体を取り付けた状態の一実施例を説明する斜視図である。
ベース枠体3とクランク回転体40、クランク回転体50とはベアリング10等の潤滑に回転する部材を介して取り付けられている。両クランク回転体は同位相かつ平行に位置し、各々が回転軸16を軸として容易に回転する。
また、両クランク回転体の軸間の距離すなわち回転軸16間の距離Lは、縦長アーム13の長さ以上とする。
図3は、図2の状態の各クランク回転体に踏み板を取り付けた状態の一実施例を説明する斜視図である。
各クランク回転体には踏み板9がベアリング11等の潤滑に回転する部材を介して取り付けられている。
この構成により、使用者が踏み板9の上で前方に重心を置いて上下足踏み運動を行うと、歩行練習器は停止した状態で、踏み板9は地面と平行を維持したままクランク回転体を回転させながら自身は上下前後にスライド移動を繰り返す。
図4は、クランク回転体40及び50の詳細を説明する図である。
図4(a)に示すように、一のクランク回転体は、それぞれ鉄、アルミ等の強固な部材で形成される縦長アーム13、2つの縦短アーム14、2つの横バー15、2つの回転軸16から構成される。
横バー15、回転軸16は円筒形で縦長アーム13、縦短アーム14と差し込み穴及びボルト等により強固に緊結される。
なお、クランク回転体すべてを丸鋼棒等の曲げ加工で一体として形成してもよい。
縦長アーム13と縦短アーム14の差し込み穴の芯々の距離比を2:1とすることによりクランク回転体は回転軸16を軸として回転することができる。
なお、図4(b)に示すように、縦長アーム13′と縦短アーム14′の差し込み穴の芯々の距離比が2:1に維持されれば各々の長さは任意であり、使用者の体格等により適切な長さとする。
図5は、手摺フレーム2とベース枠体3との取り付け方法の一実施例を示す図である。
本発明に係る歩行練習器30は、ベース枠体3と手摺フレーム2とが一体として構成されているか、または、ベース枠体3とフレーム型歩行器で車輪のないタイプのものを用いて構成される。
図5は、フレーム型歩行器で車輪のないタイプのものを本発明の手摺フレーム2として構成する場合の着脱方法の一実施例を説明する図である。
図5(a)に示すように、ベース枠体3の下部にフレーム型歩行器で車輪のないタイプのものの脚部22が隙間なく入りかつ貫通しない程度の欠き込みを入れた部材を渡して緊結する。
その後、図5(b)に示すように、フレーム型歩行器で車輪のないタイプのものの脚部22を欠き込み部に嵌め込む。
このことにより、フレーム型歩行器で車輪のないタイプのものが着脱容易に手摺フレーム2として構成される。
図6は、本発明に係る歩行練習器の一実施例の正面図及び使用状態を示す図である。
図7は、本発明に係る歩行練習器の一実施例の側面図及び使用状態を示す図である。
30 本発明に係る歩行練習器
40 クランク回転体
50 クランク回転体
2 手摺フレーム
3 ベース枠体
4 ベース枠体脚部
9 踏み板
10 ベアリング等の円滑に回転する部材
11 ベアリング等の円滑に回転する部材
13 縦長アーム
14 縦短アーム
15 横バー
16 回転軸
22 フレーム型歩行器で車輪のないタイプの脚部

Claims (3)

  1. ベース枠体と2対のクランク回転体(40)・(50)、2対の踏み板、手摺フレームで構成され、薬効が切れた状況下でも階段を昇ることは比較的容易に出来るという行動特性を利用したパーキンソン病患者用の歩行練習器において、前記各クランク回転体は同位相、平行かつ回転可能にベース枠体に取り付けられており、また前記各踏み板も回転可能にクランク回転体に取り付けられていることにより、使用者が踏み板の上で階段を昇ることと同様な動作(以降、上下足踏み運動という)を行うと、歩行練習器は停止した状態で、踏み板は地面と平行を維持したままクランク回転体を回転させながら自身は上下前後にスライド移動を繰り返すことを特徴とする歩行練習器。
  2. ベース枠体と手摺フレームとが一体として構成されているか、または、ベース枠体とフレーム型歩行器で車輪のないタイプのものを用いて構成されることを特徴とする、請求項1に記載の歩行練習器。
  3. フレーム型歩行器で車輪のないタイプのものを用いて構成する場合にはその着脱が行えることを特徴とする請求項2に記載の歩行練習器。
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CN114392142A (zh) * 2022-01-28 2022-04-26 陈浩 一种辅助病人行走机器人

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