JP6968267B2 - ケラチン繊維に化粧製品を塗布するためのデバイス、関連するパッケージングおよび塗布アセンブリ、並びに、化粧製品の塗布方法 - Google Patents

ケラチン繊維に化粧製品を塗布するためのデバイス、関連するパッケージングおよび塗布アセンブリ、並びに、化粧製品の塗布方法 Download PDF

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Description

本発明は、長手方向軸に従って整列した把持デバイスおよび加熱要素を含む加熱支持体であり、加熱要素は金属シースを含む、加熱支持体と、長手方向軸に沿って延在しているスリーブを含む塗布部材であり、スリーブは加熱支持体の金属シースの周囲に装着することができ、前記スリーブは、化粧製品を前記金属シースと接触して配置することを目的としている複数の貫通開口部を画定している、塗布部材とを含み、塗布部材は、スリーブから径方向に延在している複数の分離/コーミング要素をさらに含み、貫通開口部は複数の第1の列に従って整列しており、分離/コーミング要素は複数の第2の列に従って整列しており、第1の列および第2の列の各1つはスリーブの母線に従って延在しているタイプの、ケラチン繊維用の化粧製品を塗布するためのデバイスに関する。
特に、加熱支持体の加熱要素は、シースの内部にかつシースの内壁と熱的接触して配置されている抵抗線を含む。変形形態としてまたはさらに、加熱要素は、長手方向軸に沿ってそれを中心として、かつシースの内壁と熱的接触して分布する複数の個別の加熱抵抗器を含み得る。
本発明の目的のために、「化粧製品」という用語は、非特許文献1において定義されている製品を指す。
塗布のための上述のデバイスにより塗布されることを目的としている化粧製品は、睫毛などの、ユーザのケラチン繊維に配置されることが可能である。この製品は、たとえば、マスカラなどのメイクアップ製品である。
化粧製品は流体形態であること、すなわち多かれ少なかれ粘性液体または粉末から成ることが有利である。
マスカラなどのメイクアップ製品が、睫毛を湾曲させかつ/または伸ばすことを目的とする加熱塗布デバイスを使用して塗布され得ることが知られている。特許文献1が、塗布部材がコームの形で締まり嵌めされる、前述されているタイプの加熱塗布デバイスを記載している。
この種の加熱デバイスの改良における技術的制約および安全制約のうちの1つが、マスカラと接触することを目的としている金属シースおよび睫毛が、約65℃〜70℃の温度にされなければならないことである。この温度範囲内で、化粧製品は十分に加熱されて、睫毛を効果的にライニンングし、しかしながらユーザの火傷のリスクは限定されている。
化粧製品を、金属シースの温度に可能な限り近い温度にするために、本明細書に前述されている特許文献1が、塗布部材の側に配置されている、前記シースへのアクセス開口部の存在を記載している。
しかし、この種の塗布デバイスはさらに改良されることが可能である。非対称塗布部材の存在は、睫毛に対する最良の位置に塗布デバイスを置いて化粧製品の塗布を最適化する、ユーザによる巧妙さを必要とする。また、塗布デバイスは、より多くの化粧製品を捕捉するために、非常に頻繁にリザーバ内に浸されなければならない。
この趣旨で、まだ公開されていない特許文献2が、塗布部材の外面全体にわたって一定の間隔で離間されている貫通開口部と分離/コーミング要素とを含む前記塗布部材を記載している。
国際公開第2016/174102号 仏国特許出願第1662539号
化粧品に関する欧州議会および2009年11月30日欧州理事会の規則(EC)No.1223/2009
本発明の1つの目的が、睫毛上への化粧製品の最適化された塗布を可能にする加熱塗布デバイスを得ることである。
この趣旨で、本発明は、目的として、第1の列および第2の列が長手方向軸を中心として交互に分布しており、各第1の列が各隣接した第2の列とともに、前記長手方向軸に関して非ゼロ角度を形成する、上述されているタイプの塗布デバイスを有する。
そのような構成は、特に、睫毛の分離の所望の効果に基づき、スリーブの分離/コーミング要素の数におけるより制限的でない選択を可能にする。
本発明のさらなる有利な態様によれば、塗布デバイスは、単独でまたは任意の技術的に可能な組合せで採用される以下の特徴のうちの1つまたはいくつかを含む:
− 貫通開口部は、長手方向軸に実質的に平行に延在している細長い形状を有し、
− 少なくとも1つの第1の列はいくつかの整列した貫通開口部を含み、2つの隣接した開口部は材料ブリッジ(bridge of material)により分離されており、前記第1の列の材料ブリッジにより形成されている全長が、前記第1の列の貫通開口部により形成されている全長の30%以下、好ましくは20%以下、より好ましくは10%以下である。
− 前記少なくとも1つの第1の列は、2つから5つの間のいくつかの整列した貫通開口部を含み、
− 各第2の列の分離/コーミング要素は、各隣接した第2の列の分離/コーミング要素とは軸方向にオフセットされて配置されており、
− 分離/コーミング要素は第1の群と第2の群とを含み、第1の群の分離/コーミング要素の径方向寸法が第2の群の分離/コーミング要素の径方向寸法より大きく、
− 各第2の列は、第1の群からのみまたは第2の群からのみ選択される分離/コーミング要素を含み、
− 第1の群の分離/コーミング要素と第2の群の分離/コーミング要素とは長手方向軸を中心として交互に分布している。
本発明は、化粧製品のリザーバと本明細書に前述されているものなどの塗布デバイスとを含む、パッケージングおよび塗布アセンブリにさらに関し、前記塗布デバイスの塗布部材は、化粧製品を集め取るために、リザーバ内に押し込まれることが可能である。
また、本発明は、化粧製品をケラチン繊維、特に睫毛に塗布するための方法であって、以下のステップ、すなわち、本明細書に前述されているものなどの塗布デバイスの塗布部材を、貫通開口部に流体化粧製品を装填するようにして前記流体化粧製品と接触させるステップと、加熱要素を作動させるステップと、塗布デバイスを、長手方向軸を中心とした回転運動および/または長手方向軸に対して垂直な並進運動により変位させるステップと、ケラチン繊維を貫通開口部内に通し、ケラチン繊維に化粧製品を装填するステップと、貫通開口部の両側に配置されている分離/コーミング要素により、ケラチン繊維をコーミングし、引っ張るステップと、を含む方法に関する。
本発明は、単に非制限的な例として、図面を参照して与えられている以下の説明を考慮して、より容易に理解される。
化粧製品塗布部材を含む、本発明の第1の実施形態によるパッケージングおよび塗布アセンブリの側面部分断面図である。 図1の塗布部材の側面図である。 図1の塗布部材の長手方向断面図である。 図1の塗布部材の横断面図である。
図1は、化粧製品のためのパッケージングおよび分配アセンブリ10を示す。アセンブリ10は化粧製品、特に、メイクアップおよび/または手入れのための化粧製品、特に、マスカラをパッケージングすることを目的としている。また、アプリケータ10は、ユーザのケラチン繊維、特に、睫毛または瞼上に、前記化粧製品を塗布することを目的としている。
アセンブリ10はリザーバ12と塗布デバイス13とを含む。前記リザーバ12および前記塗布デバイス13は、たとえばねじ切り/ねじ立てタイプの、互いに組み立てるための手段(図示せず)を設けられていることが好ましい。リザーバ12は、多量の化粧製品を受容することができる内部容積(図示せず)を画定している。
塗布デバイス13は、加熱支持体14と、前記加熱支持体に永久的にまたは取外し可能に組み立てられている塗布部材16とを含む。塗布部材16は図1に断面図として示されている。
加熱支持体14は、長手方向軸Xに実質的に沿って延在している細長い形状を有する。加熱支持体14は、特に、軸Xに従って整列したスリーブ18と加熱要素20とを含む。スリーブ18は図1に断面図として示されている。スリーブ18のいわゆる遠位端22が加熱要素20のいわゆる近位端24に組み立てられている。
アプリケータ20は、化粧製品および/またはユーザのケラチン繊維、特に睫毛または瞼を加熱することができる。特に、加熱要素20は、実質的に円筒形状の、優先的には回転円筒形の、管状金属シース26を含む。シース26は、それぞれ、加熱要素20の近位端24で開放され、反対側の遠位端28で閉鎖されている。
加熱要素20は、前記シースの内壁と熱的接触しているようにシース26の内部に配置されている抵抗線30をさらに含む。抵抗線30はスリーブ18内へ延在しており、たとえばバッテリタイプの、電気エネルギー源(図示せず)に接続されている。前記バッテリはスリーブ18内に収容されていることが好ましい。バッテリは、スリーブ18により担持されているスイッチ(図示せず)に接続されており、それにより抵抗線30にエネルギーを用いて電力を供給することが可能になることが好ましい。
加熱支持体14は、特許文献1に記載されている加熱支持体に類似していることが好ましい。
塗布部材16は図2から図4までにより詳細に示されている。
塗布部材16は一体成形で形成されていることが有利である。塗布部材は熱可塑性プラスチック材料または金属材料から作製される。たとえば、塗布部材16は、以下の列挙から選択される1つまたはいくつかの材料から作製される: シリコーン、ラテックス、補強摺動材料、ブチル、EPDM、ニトリル、熱可塑性エラストマー、ポリエステルエラストマー、ポリアミド、ポリエチレンまたはビニル、PEもしくはPP、PVC、EVA、PS、SEBS、SIS、PET、POM、PU、SAM、PA、PMMAなどのポリオレフィン。たとえば、塗布部材16は、テフロン(登録商標)、ハイトレル(登録商標)、 キャリフレックス(登録商標)、アリキシン(登録商標)、サントプレーン(登録商標)、ペバックス(登録商標)、Pollobas(登録商標)の名で既知の材料から作製され得る。
塗布部材16は、実質的に円筒形のスリーブ40と、スリーブ40から径方向に突出して延在している複数の分離/コーミング要素42、44とを含む。
スリーブ40は近位取付け部分50と丸い遠位部分52との間の長手方向軸Xに沿って延在している。スリーブ40は、近位取付部分50と遠位部分52との間に配置されている、円筒形状の中間部分54をさらに含む。
スリーブ40は長手方向軸Xに沿って延在している内部空洞部56を画定している。内部空洞部56は、近位取付部分50に配置されている開放端部と、遠位部分52に配置されている閉鎖端部とをそれぞれ含む。
近位取付部分50において、内部空洞部56は、前記遠位端22上で入れ子にされ得るように、スリーブ18の遠位端22と補完する形状58を有する。
遠位部分52および中間部分54において、内部空洞部56は加熱要素20のシース26の形状と実質的に補完する形状を有する。図1に示されている通り、スリーブ40は、したがって、前記シース上に装着されることが可能である。
スリーブ40の中間部分54は、内部空洞部56をスリーブ40の外面と径方向に連通して配置されている複数の貫通開口部60を含む。
貫通開口部60は、化粧製品を、内部空洞部56内に受容される、加熱要素20のシース26と接触して配置することを目的としている。特に、貫通開口部60は、塗布部材16がリザーバ12内に押し込まれると、化粧製品を装填されるように構成されている。したがって、適切な化粧製品が、貫通開口部60内に流入することにより収容されるように、流体形態を有する。
貫通開口部60は、長手方向軸Xを中心として配置されている複数の第1の列62に従って整列されている。各第1の列62は、スリーブ40の中間部分54により形成されているシリンダの母線に従って延在している。
第1の列62は、長手方向軸Xを中心として一定の間隔で分布しており、2つの隣接した第1の列が前記長手方向軸に関して同じ角度α(図4)を形成していることが好ましい。第1の列62の数は6から14の間であることが好ましい。図1から図4までの実施形態では、貫通開口部60は10の第1の列62を形成し、角度αは36°に等しい。
同じ第1の列62の貫通開口部60のすべては長手方向軸Xに実質的に平行に延在している細長い形状を有することが好ましい。
ある実施形態(図示せず)によれば、少なくとも1つの第1の列62が、中間部分54の実質的に全長にわたって延在している単一の貫通開口部60から形成されている。別の実施形態によれば、図1から図4までの1つなどの、少なくとも1つの第1の列62がいくつかの整列した貫通開口部60を含み、2つの隣接した開口部が材料ブリッジ64により分離されている。そのような実施形態は塗布部材16の製造を容易にし、その固体性を向上させる。
少なくとも1つの第1の列62が、2つから5つの間のいくつかの整列した貫通開口部60から形成されることが好ましい。たとえば、前記第1の列は、2つの材料ブリッジ64により分離された3つの開口部60を含む。
同じ第1の列62の貫通開口部60のすべては同一寸法を有することが好ましい。同様に、同じ第1の列62の材料ブリッジ64のすべては同一寸法を有することが好ましい。図1から図4までの実施形態では、同じ第1の列62の貫通開口部60はXに沿って同じ第1の長さd(図3)を、同じ第1の列62の材料ブリッジ64はXに沿って同じ第1の長さd(図3)を、それぞれ有する。
材料ブリッジ64は、化粧製品の装填量を最適化するように、貫通開口部60により占められる全長より大幅に小さい全長を占めることが有利である。したがって、同じ第1の列62の材料ブリッジの長さの合計は、前記第1の列の貫通開口部の長さの合計の好ましくは30%以下、より好ましくは20%以下、さらに好ましくは10%以下である。図1から図4までの実施形態では、したがって、おおよそ(2)/(3)=18.3%である。
貫通開口部60の縁部は、前記貫通開口部が内部空洞部56からスリーブ40の外面まで広がった形状を有するように面取りされていることが好ましい。面取りは、加熱要素20に可能な限り近接して、ケラチン繊維に化粧製品を装填することに有利に働く。
図1から図4までの実施形態の場合と同様に、第1の列62のすべては同一構造を有する、すなわち各第1の列62は、長手方向軸Xを中心とした角度回転nαによる他の第1の列のいずれかの形象であることが好ましく、nは整数である。
分離/コーミング要素42、44は、長手方向軸Xを中心として配置されている複数の第2の列70に従って整列している。各第2の列70は、スリーブ40の中間部分54により形成されているシリンダの母線に従って延在している。
第1の列62および第2の列70は長手方向軸Xを中心として交互に分布している。各第1の列は各隣接した第2の列とともに、前記長手方向軸に関して非ゼロ角度β(図4)を形成している。特に、特許文献2に記載されているデバイスに反して、分離/コーミング要素42、44は、開口部60により形成されている第1の列62からある距離の所に配置されている。
第1の列62および第2の列70は、角度βがα/2に等しいように、長手方向軸Xを中心として一定の間隔で分布していることが好ましい。
第2の列70の数は第1の列62の数に等しく、6から14の間であることが好ましい。図1から図4までの実施形態では、第2の列70の数は10に等しい。
分離/コーミング要素42、44は、たとえば、スリーブ40から外向きに突出しているピンから形成されていてもよい。これらのピンの各々は自由端に向かって先細になっている。
少なくとも1つの第2の列70が、15から30の間のいくつかの分離/コーミング要素42、44から形成されることが好ましい。図1から図4までの実施形態の場合と同様に、同じ第2の列70の分離/コーミング要素42、44のすべては同一の距離dにより離間されていることが好ましい。
分離/コーミング要素42、44は第1の群および第2の群を含むことが好ましい。第1の群の分離/コーミング要素42の径方向寸法rが第2の群の分離/コーミング要素44の径方向寸法rより大きい(図4)。たとえば、比率r/rは40%から60%の間である。そのような構造に関連する利点が、それが、ユーザが塗布部材16を用いて睫毛を良好に圧迫し、スパチュラ効果を生み出すことを促進することである。
各第2の列70は、第1の群からのみまたは第2の群からのみ選択される分離/コーミング要素42または44を含むことが好ましい。同じ第2の列70の分離/コーミング要素のすべては、したがって、同一であることが好ましい。
第1の群の分離/コーミング要素42および第2の群の分離/コーミング要素44は長手方向軸Xを中心として交互に分布していることが好ましい。
図1から図4までの実施形態では、同じ群の分離/コーミング要素42または44は軸方向に整列している。より正確には、各第2の列70は、長手方向軸Xを中心とした角度回転2nαに沿って、同じ群の分離/コーミング要素42または44で形成されている他の第2の列のいずれかの形象であり、nは整数である。
他方、各第2の列70の分離/コーミング要素42または44は、前記分離/コーミング要素が同じ群に属さない、各隣接した第2の列の分離/コーミング要素44または42との軸方向のオフセットdに従って並べられている。軸方向のオフセットdはたとえばd/3からd/2の間である。
分離/コーミング要素42、44のこの軸方向のオフセットは、塗布中にケラチン繊維がその周辺を通過する連続バッフルを形成する。したがって、ケラチン繊維は湾曲して、分離/コーミング要素42、44間を通過する。また、最適温度の化粧製品を含有している貫通開口部60内へケラチン繊維が浸る時にそれらが化粧製品を捕捉するように、ケラチン繊維は分離/コーミング要素42、44により減速する。
ここで、前述されているものなどの化粧製品の塗布アセンブリ10を使用するための方法を説明する。ユーザは図1に示されているものなどの塗布デバイス13のスリーブ18を把持し、塗布部材16をリザーバ12内に含有されている化粧製品中に浸す。化粧製品は、毛管現象により、塗布部材16の貫通開口部60を満たす。
ユーザは、エネルギーを用いて加熱要素20に電力を供給するために、塗布デバイス13のスイッチを作動させる。シース26の温度は、次いで、好ましくは最大50℃から70℃の間の値まで上昇する。貫通開口部60内に受容される化粧製品は、したがって、所望の温度まで加熱される。
次に、ユーザは、次いで、ケラチン繊維において塗布デバイスを回転させかつ/または塗布デバイスを平行移動させる。各ケラチン繊維は、貫通開口部60内の最適温度の化粧製品を装填され、次いで、長手方向軸Xに対して実質的に垂直な方向に沿ってコーミングされ、引っ張られる。
塗布方法はユーザにより連続的に反復され得る。ユーザは、各反復間にまたは行程の何回かの反復後に、塗布デバイスを製品リザーバ12内へ浸すことにより、化粧製品を塗布デバイス13上に再装填することができる。
本明細書に前述されているものなどの塗布デバイス13は、簡単に使える塗布部材16を含む。化粧製品は、ケラチン繊維に対する塗布部材16の特別な角度位置を探す必要なく、塗布され得る。また、塗布部材16はより効率的に化粧製品を再装填する。したがって、塗布デバイス13の耐久性は改善され、ユーザは前記塗布デバイス上に化粧製品を頻繁に再装填する必要がない。
さらに、塗布デバイス13は、塗布部材16の表面全体にわたって分布している貫通開口部60を有する。化粧製品は、したがって、加熱要素20のシース26の温度に可能な限り近い温度で塗布され得る。
さらに、分離/コーミング要素42、44の配置は、ケラチン繊維の最適な分離、コーミング、および引っ張りを可能にする。
10 パッケージングおよび塗布アセンブリ、パッケージングおよび分配アセンブリ、アプリケータ、塗布アセンブリ
12 リザーバ、製品リザーバ
13 塗布デバイス
14 加熱支持体
16 塗布部材
18 スリーブ、把持デバイス
20 加熱要素、アプリケータ
22 (スリーブ18の)遠位端
24 (加熱要素20の)近位端
26 金属シース、シース
28 (加熱要素20の)遠位端
30 抵抗線
40 スリーブ
42、44 分離/コーミング要素
50 近位取付部分
52 遠位部分
54 中間部分
56 内部空洞部
58 (スリーブ18の遠位端22と)補完する形状
60 貫通開口部
62 第1の列、第1の長手方向列
64 材料ブリッジ
70 第2の列、第2の長手方向列

Claims (10)

  1. ケラチン繊維用の化粧製品のための塗布デバイス(13)であって、
    − 長手方向軸(X)に沿って整列した把持デバイス(18)および加熱要素(20)を含む加熱支持体(14)であり、前記加熱要素(20)は金属シース(26)を含む、加熱支持体(14)と、
    − 前記長手方向軸(X)に沿って延在しているスリーブ(40)を含む塗布部材(16)であり、前記スリーブは前記加熱支持体の前記金属シース(26)の周囲に嵌合するように設計されており、前記スリーブは、前記化粧製品を前記金属シースと接触させるように設計されている複数の貫通開口部(60)を画定している、塗布部材(16)と、
    を含み、
    前記塗布部材は、前記スリーブから径方向に延在している複数の分離/コーミング要素(42、44)をさらに含み、
    前記貫通開口部(60)は複数の第1の列(62)に従って整列しており、前記分離/コーミング要素(42、44)は複数の第2の列(70)に従って整列しており、前記第1の列および第2の列の各1つは前記スリーブの母線に従って延在しており、
    前記第1の列(62)および前記第2の列(70)は前記長手方向軸(X)を中心として交互に分布しており、前記複数の第1の列の数は、前記複数の第2の列の数に等しく、各第1の列(62)は各隣接した第2の列(70)とともに、前記長手方向軸に関して非ゼロ角度β(図4)を形成していることを特徴とする、
    塗布デバイス。
  2. − 前記貫通開口部(60)は、前記長手方向軸(X)に実質的に平行に延在している細長い形状を有する、請求項1に記載の塗布デバイス。
  3. − 少なくとも1つの第1の列(62)はいくつかの整列した貫通開口部(60)を含み、2つの隣接した開口部は材料ブリッジ(64)により分離されており、前記第1の列の前記材料ブリッジにより形成されている全長(2*d)が、前記第1の列の貫通開口部により形成されている全長(3*d)の20%以下、好ましくは10%以下、より好ましくは10%以下である、請求項2に記載の塗布デバイス。
  4. − 前記少なくとも1つの第1の列(62)は、2つから5つの間のいくつかの整列した貫通開口部(60)を含む、請求項3に記載の塗布デバイス。
  5. − 各第2の列(70)の前記分離/コーミング要素(42、44)は、各隣接した第2の列の前記分離/コーミング要素とは軸方向にオフセットされて(d)配置されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の塗布デバイス。
  6. − 前記分離/コーミング要素(42、44)は第1の群と第2の群とを含み、前記第1の群の前記分離/コーミング要素(42)の径方向寸法(r)が前記第2の群の前記分離/コーミング要素(44)の径方向寸法(r)より大きい、請求項1から5のいずれか一項に記載の塗布デバイス。
  7. − 各第2の列(70)は、前記第1の群からのみまたは前記第2の群からのみ選択される前記分離/コーミング要素(42、44)を含む、請求項6に記載の塗布デバイス。
  8. − 前記第1の群(42)の前記分離/コーミング要素と前記第2の群(44)の前記分離/コーミング要素とは前記長手方向軸(X)を中心として交互に分布している、請求項6または7に記載の塗布デバイス。
  9. パッケージングおよび塗布アセンブリ(10)であって、
    − 化粧製品のリザーバ(12)と、
    − 請求項1から8のいずれか一項に記載の塗布デバイス(13)と、
    を含み、
    前記塗布デバイスの前記塗布部材(16)は前記リザーバ(12)内に浸されて、前記化粧製品を集め取るように設計されている、パッケージングおよび塗布アセンブリ(10)。
  10. 化粧製品をケラチン繊維、特に睫毛に塗布するための方法であって、
    − 請求項1から8のいずれか一項に記載の塗布デバイス(13)の前記塗布部材(16)を、前記貫通開口部(60)に流体化粧製品を装填するようにして前記流体化粧製品と接触させるステップと、
    − 前記加熱要素(20)を作動させるステップと、
    − 前記塗布デバイス(13)を前記長手方向軸(X)を中心として変位させること、および/または前記長手方向軸(X)に対して垂直に並進運動させることを行うステップと、
    − 前記ケラチン繊維を貫通開口部(60)内に通し、前記ケラチン繊維に前記化粧製品を装填するステップと、
    − 前記貫通開口部(60)の各側の前記分離/コーミング要素(42、44)を使用して、前記ケラチン繊維をコーミングし、引っ張るステップと、
    を含む、方法。
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