JP6967341B2 - アブソリュートエンコーダ - Google Patents

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Description

本発明は、アブソリュートエンコーダに関する。
回転装置のシャフトの回転位置(すなわち回転数および回転角)を特定するためのエンコーダが知られている。例えば特許文献1には、絶対的な回転位置を検出するアブソリュートエンコーダが提案されている。
実開平4−96016号公報
アブソリュートエンコーダには、誤った回転位置を検出しない信頼性が要求される。
本発明は、こうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、誤った回転位置を検出しない信頼性の高いアブソリュートエンコーダを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のアブソリュートエンコーダは、入力軸が連続回転するとき間欠回転する、着磁された少なくとも1つの従動軸と、少なくとも1つの従動軸の回転を検出するための複数のホール検出器と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、誤った回転位置を検出しない信頼性の高いアブソリュートエンコーダを提供できる。
実施の形態に係るアブソリュートエンコーダを示す模式図である。 図2(a)〜(c)はそれぞれ、図1の入力軸と、欠歯歯車と、第1従動軸〜第6従動軸と、を示す斜視図、上面図、下面図である。 図1の第3従動軸の回転角に対する、第4従動軸〜第6従動軸の間欠回転の一例を示す図である。 図1の各従動軸のマグネットMの磁極、各ホール検出器、および各ゼネバ従動車のスロットの位置関係を示す展開図である。 図1の対応関係テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図1の第3従動軸が0〜7回転するときの各ホール検出器が出力する信号の一例を示す図である。 実施の形態の変形例に係る各従動軸のマグネットMの磁極、各ホール検出器、および各ゼネバ従動車のスロットの位置関係を示す展開図である。 変形例に係る対応関係テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 変形例に係る第3従動軸が0〜7回転するときの各ホール検出器が出力する信号の一例を示す図である。
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、工程には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は、実施の形態に係るアブソリュートエンコーダ100を示す模式図である。アブソリュートエンコーダ100は、入力軸8と、欠歯歯車10と、第1従動軸11〜第6従動軸16と、第4ホール検出器24〜第7ホール検出器27と、第1角度センサ31〜第2角度センサ32と、制御部40と、5つのマグネットMと、を含む。
制御部40は、回転数特定部44と、対応関係テーブル45と、出力部46と、を含む。これら各ブロックは、ハードウエア的には、コンピュータのCPU(central processing unit)をはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウエア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウエア、ソフトウエアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、本明細書に触れた当業者には理解されるところである。
入力軸8は、モータ等の回転装置のシャフト(不図示)に連結され、シャフトと一体に回転する。なお、入力軸8は、回転装置のシャフトと一体に形成されてもよい。すなわち、入力軸8が回転装置のシャフトの一部であってもよい。アブソリュートエンコーダ100は、入力軸8の回転数および回転角を特定することにより、回転装置のシャフトの回転数および回転角を特定する。
第1角度センサ31と、マグネットMとは、入力軸8の回転角を特定する回転角特定機構70を構成する。マグネットMは、円板形状を有し、その中心を入力軸8の中心軸が通るよう入力軸8に固着されている。なお、マグネットMは、ディスク状、四角形などの多角形状、その他の形状であってもよい。マグネットMには、180°の角度でN極とS極が着磁されている。第1角度センサ31は、本実施の形態では磁気式の角度センサであり、マグネットMと隙間を介して対向配置される。第1角度センサ31は、マグネットMの磁界の回転に基づいてマグネットMひいては入力軸8の回転角を検出し、検出結果を制御部40に出力する。第1角度センサ31は、一例として、磁界を検出する検出素子と、この検出素子の出力に基づいて複数ビットのデジタル信号を出力する演算回路と、を含む。検出素子は、例えばホールエレメントやGMRエレメントなどの磁界検出要素を複数(例えば4つ)含んでもよい。演算回路は、例えば複数の検出素子の出力の差や比をキーとしてルックアップテーブルを用いてテーブル処理によって回転角を求めるようにしてもよい。この検出素子と演算回路とはひとつのICチップ上に集積されてもよい。このICチップは薄型の直方体形状を有する樹脂中に埋め込まれてもよい。この樹脂から露出する複数の出力端子に検出回転角に対応した並列デジタル信号や、あるいはアナログ信号が出力されてもよい。
欠歯歯車10と、第1従動軸11〜第6従動軸16と、第4ホール検出器24〜第7ホール検出器27と、第2角度センサ32と、制御部40の回転数特定部44と、対応関係テーブル45と、4つのマグネットMとは、入力軸8の回転数を特定する回転数特定機構80を構成する。
図2(a)〜(c)はそれぞれ、入力軸8と、欠歯歯車10と、第1従動軸11〜第6従動軸16と、を示す斜視図、上面図、下面図である。欠歯歯車10は、入力軸8と実質的に同軸に一体に形成され、入力軸8と同時に回転する。欠歯歯車10は、所定の角度範囲に、1つまたは複数の歯を有する。
第1従動軸11、第2従動軸12、第3従動軸13、第4従動軸14、第5従動軸15、第6従動軸16は、軸方向(すなわち、入力軸8の回転軸と平行な方向)から見て入力軸8を環囲するように、この順に螺旋状に並ぶように配置される。
第1従動軸11は、第1平歯車11aと、第2平歯車11bと、を含む。
第2従動軸12は、第3平歯車12aと、第4平歯車12bと、を含む。
第3従動軸13は、第5平歯車13aと、第1ゼネバ原動車13bと、を含む。
第4従動軸14は、第1ゼネバ従動車14aと、第2ゼネバ原動車14bと、を含む。
第5従動軸15は、第2ゼネバ従動車15aと、第3ゼネバ原動車15bと、を含む。
第6従動軸16は、第3ゼネバ従動車16aを含む。
第1従動軸11の第1平歯車11aと第2平歯車11bとは実質的に同軸に一体に形成され、同時に回転する。第1平歯車11aは、欠歯歯車10と間欠的に噛み合う。第2平歯車11bは、第1平歯車11aよりもピッチ円直径が小さく形成され、第2従動軸12の第3平歯車12aと噛み合う。
第2従動軸12の第3平歯車12aと第4平歯車12bとは実質的に同軸に一体に形成され、同時に回転する。第3平歯車12aは、第2平歯車11bと噛み合う。第4平歯車12bは、第3平歯車12aよりもピッチ円直径が小さく形成され、第3従動軸13の第5平歯車13aと噛み合う。
欠歯歯車10、第1従動軸11の第1平歯車11a、第2平歯車11b、第2従動軸12の第3平歯車12a、第4平歯車12b、および第3従動軸13の第5平歯車13aは、減速機構を構成し、入力軸8の回転を減速して第3従動軸13に伝達する。また、減速機構は、欠歯歯車10を含むことから明らかなように、入力軸8の連続回転を間欠回転に変換して第3従動軸13に伝達する。
第3従動軸13の第1ゼネバ原動車13bと第4従動軸14の第1ゼネバ従動車14a、第4従動軸14の第2ゼネバ原動車14bと第5従動軸15の第2ゼネバ従動車15a、第5従動軸15の第3ゼネバ原動車15bと第6従動軸16の第3ゼネバ従動車16aは、それぞれゼネバ機構を構成する。
第1ゼネバ原動車13bは、第5平歯車13aと一体に形成され、第5平歯車13aと同時に回転する。第1ゼネバ原動車13bは、180°位相をずらした位置に配置された、軸方向に伸びる2つ(図2では1つのみ図示)のピン13dを有する。
第1ゼネバ従動車14aと第2ゼネバ原動車14bは、一体に形成され、同時に回転する。第1ゼネバ従動車14aは、4つのスロット(溝)14cを有する。4つのスロット14cは、径方向に延在するように、第1ゼネバ従動車14aの回転軸の周りに90°間隔で設けられる。第1ゼネバ従動車14aは、このスロット14cに第3従動軸13の第1ゼネバ原動車13bのピン13dが入り込むことにより、第3従動軸13とは反対方向に90°ずつ間欠回転する。第2ゼネバ原動車14bは、第1ゼネバ原動車13bと同様に、180°位相をずらした位置に配置された、軸方向に伸びる2つ(図2では1つのみ図示)のピン14dを有する。
第2ゼネバ従動車15aと第3ゼネバ原動車15bは、一体に形成され、同時に回転する。第2ゼネバ従動車15aは、第1ゼネバ従動車14aと同様に4つのスロット(溝)15cを有し、このスロット15cに第4従動軸14の第2ゼネバ原動車14bのピン14dが入り込むことにより、第4従動軸14とは反対方向に90°ずつ間欠回転する。第3ゼネバ原動車15bは、第1ゼネバ原動車13bと同様に、180°位相をずらした位置に配置された、軸方向に伸びる2つ(図2では1つのみ図示)のピン15dを有する。
第3ゼネバ従動車16aは、第1ゼネバ従動車14aと同様に4つのスロット(溝)16cを有し、このスロット16cに第5従動軸15の第3ゼネバ原動車15bのピン15dが入り込むことにより、第5従動軸15とは反対方向に90°ずつ間欠回転する。
図3は、第3従動軸13の回転角に対する、第4従動軸14〜第6従動軸16の間欠回転の一例を示す。図3において、横軸は第3従動軸13の回転角を示す。図3に示すように、第4従動軸14は第3従動軸13に対して1/2の角度回転量で間欠回転し、第5従動軸15は第4従動軸14に対して1/2の角度回転量で間欠回転し、第6従動軸16は第5従動軸15に対して1/2の角度回転量で間欠回転する。各ゼネバ従動車の4つのスロットおよび各ゼネバ原動車の2つのピンを適確な位置に設けることにより、これが実現される。なお、スロットおよびピンの位置は、実験やシミュレーションに基づき定めればよい。
図4は、各従動軸のマグネットMの磁極、各ホール検出器、および各ゼネバ従動車のスロットの位置関係を示す展開図である。ここでは、入力軸8の回転数および回転角がいずれも「0」のときを示す。
第3従動軸13〜第6従動軸16のそれぞれには、マグネットMが固着されている。マグネットMは、円板形状を有し、その中心を従動軸の中心軸が通るよう従動軸に固着されている。なお、マグネットMは、ディスク状、四角形などの多角形状、その他の形状であってもよい。マグネットMには、180°の角度でN極とS極が着磁されている。
第4ホール検出器24は、第4従動軸14の回転を検出するためのホール検出器である。第5ホール検出器25は、第5従動軸15の回転を検出するためのホール検出器である。第6ホール検出器26および第7ホール検出器27は、互いに異なる位置で第6従動軸16の回転を検出するためのホール検出器である。
各ホール検出器は、対応するマグネットMの磁極(すなわちN極かS極)を検出する。本実施の形態では、各ホール検出器は、N極を検出したときにハイレベル(Hレベル)の信号を制御部40に出力し、S極を検出したときにローレベル(Lレベル)の信号を制御部40に出力する。上述のように各従動軸には回転軸を中心に180°の角度でS極とN極が着磁されているため、各従動軸の回転に伴い、対応するホール検出器によって検出される信号がHレベルからLレベルにまたはLレベルからHレベルに切り替わる。
各ホール検出器は、第1ゼネバ原動車13bのピン13dが第1ゼネバ従動車14aのスロット14cの外にあるとき、すなわち第3従動軸13が第4従動軸14に動力を伝達せず、したがって第4従動軸14も第5従動軸15に動力を伝達せず、第5従動軸15も第6従動軸16に動力を伝達していないとき(以下、このような状態を「動力非伝達状態」と呼ぶ)、対応するマグネットMの磁極の境界およびその近傍(例えば±15°の角度範囲)を避けた領域の磁極を検出するよう配置されている。これは、マグネットMの磁極の境界およびその近傍の領域では、従動軸とホール検出器との位置関係が同じであっても、例えば周辺温度などの影響によりホール検出器によって検出される信号がそのときどきで異なることがあるためである。以降、マグネットMの磁極の境界およびその近傍の領域を「不確定領域」と呼ぶ。
図4の例では、各ホール検出器は、各従動軸が動力非伝達状態にあるときに、対応するマグネットMの磁極の境界から周方向にスロット間隔の1/2の角度離れた領域、すなわち磁極の境界から周方向に45°離れた領域であって不確定領域を避けた領域の磁極を検出するよう配置されている。ここで、本実施の形態では、第4従動軸14〜第6従動軸16はそれぞれ、ゼネバ従動車の4つのスロットが90°間隔で設けられているため、90°ずつ間欠回転する。また、ゼネバ従動車の4つのスロットのうちの周方向に180°離間した2つのスロットが対応するマグネットMの磁極の境界上に位置する。したがって、各従動軸が動力非伝達状態にある所定のタイミングにおいてマグネットMの磁極の境界から周方向に45°(すなわちスロット間隔である90°の1/2)離れた領域の磁極を検出するよう各ホール検出器が配置されることにより、各従動軸が動力非伝達状態にある他のタイミング(すなわち図4以外の動力非伝達状態)においても各ホール検出器はマグネットMの磁極の境界から周方向に45°離れた領域の磁極を検出する。すなわち、図4の例では、各ホール検出器は、各従動軸が動力非伝達状態にあるときには、常に、磁極の境界から45°周方向に離れた(すなわち境界から十分離れた)領域の磁極を検出する。
また、各ホール検出器は、あるホール検出器が対応する従動軸の回転を検出する瞬間に、他のホール検出器が対応する従動軸の回転を検出しないように配置されている。言い換えると、各ホール検出器は、あるホール検出器がそのホール検出器に対応する回転している従動軸のマグネットMの不確定領域の磁極を検出する瞬間に、他のホール検出器がそのホール検出器に対応する従動軸のマグネットMの不確定領域の磁極を検出しないように(すなわち不確定領域を避けて非不確定領域の磁極を検出するように)配置されている。つまり、各ホール検出器は、2つ以上のホール検出器が実質的に同時に不確定領域の磁極を検出しないように、配置されている。
具体的には、各ホール検出器は、第4ホール検出器24が第4従動軸14の回転(すなわちLレベルからHレベルまたはHレベルからLレベルへの切り替わり)を検出する瞬間に、第5ホール検出器25、第6ホール検出器26、第7ホール検出器27がそれぞれ、第5従動軸15、第6従動軸16、第6従動軸16の回転(すなわちHレベルからLレベルまたはLレベルからHレベルへの切り替わり)を検出しないように配置されている。
また、各ホール検出器は、第5ホール検出器25が第5従動軸15の回転を検出する瞬間に、第4ホール検出器24、第6ホール検出器26、第7ホール検出器27がそれぞれ、第4従動軸14、第6従動軸16、第6従動軸16の回転を検出しないように配置されている。
また、各ホール検出器は、第6ホール検出器26が第6従動軸16の回転を検出する瞬間に、第4ホール検出器24、第5ホール検出器25、第7ホール検出器27がそれぞれ、第4従動軸14、第5従動軸15、第6従動軸16の回転を検出しないように配置されている。
また、各ホール検出器は、第7ホール検出器27が第6従動軸16の回転を検出する瞬間に、第4ホール検出器24、第5ホール検出器25、第6ホール検出器26がそれぞれ、第4従動軸14、第5従動軸15、第6従動軸16の回転を検出しないように配置されている。
なお、本実施の形態では、各ホール検出器は、あるホール検出器がそのホール検出器に対応する回転している従動軸のマグネットMの不確定領域の磁極を検出する瞬間に、他のホール検出器がそのホール検出器に対応する従動軸のマグネットMの磁極の境界から周方向に45°離れた領域の磁極を検出するように配置されている。
図1に戻り、第2角度センサ32は、第1角度センサ31と同様に構成され、第3従動軸13に固着されたマグネットMの磁界の回転に基づいてマグネットMひいては第3従動軸13の回転角を検出し、検出結果を制御部40に出力する。
図5は、対応関係テーブル45のデータ構造の一例を示す。対応関係テーブル45は、第3従動軸13の回転角と、各ホール検出器から出力される信号の組み合わせと、そのときの第3従動軸13の回転数と、を対応付けて記憶する。図5において、「H」の表示はホール検出器が出力した信号がHレベルであることを示し、「L」の表示はホール検出器が出力した信号がLレベルであることを示す。また、「−」の表示は、ホール検出器が出力した信号がHレベルであるかLレベルであるかを問わないことを示している。
図1に戻り、回転数特定部44は、第2角度センサ32が検出した第3従動軸13の回転角と、各ホール検出器が出力した信号と、対応関係テーブル45とに基づき、入力軸8の回転数を特定する。回転数特定部44はまず、第3従動軸13の回転数を特定する。そして、回転数特定部44は、特定された第3従動軸13の回転数と、第3従動軸13の回転角とに基づき、入力軸8の回転数を特定する。
上述のように減速機構により入力軸8の回転は減速して第3従動軸13に伝達され、その減速比をNとすると、入力軸8が1回転するとき第3従動軸13は1/N回転((360/N)°回転)する。したがって、第3従動軸13の回転数および回転角が特定できれば、次の式1により入力軸8の回転数を特定できる。
(式1)入力軸8の回転数=(第3従動軸13の回転数×360°+第3従動軸13の回転角)÷(360/N)°
続いて回転数特定部44による第3従動軸13の回転数の特定方法について説明する。
図6は、各従動軸のマグネットMの磁極、各ホール検出器、および各ゼネバ従動車のスロットの位置関係が図4のようになるよう構成された場合において、第3従動軸13が0〜7回転するときの各ホール検出器が出力する信号を示す。
図6において、「H」の表示はホール検出器が出力する信号がHレベルであることを示し、「L」の表示はホール検出器が出力する信号がLレベルであることを示す。また、「?」の表示は、ホール検出器が出力する信号がHレベルの場合もあれば、Lレベルの場合もあることを示している。このタイミングでは、ホール検出器が不確定領域の磁極を検出している場合があるためである。
回転数特定部44は、図6のように出力される各ホール検出器からのHレベルまたはLレベルの信号の組み合わせと、対応関係テーブル45とに基づいて、第3従動軸13の回転数を特定する。ここで、各ホール検出器はHレベルまたはLレベルの信号を出力するため、第4ホール検出器24〜第6ホール検出器26の3つのホール検出器からの出力による8(=2×2×2)通りの信号の組み合わせにより、第3従動軸13が0〜7回転するときの第3従動軸13の回転数が定まるようにも思われる。しかしながら、「?」が表示されているタイミングのホール検出器からの信号はそのときどきで異なることがあって回転数の特定に用いることができないため、3つのホール検出器からの出力による信号の組み合わせでは第3従動軸13の回転数が定まらない場合がある。そこで本実施の形態では、回転数特定機構80は、上述のように第4ホール検出器24〜第7ホール検出器27の4つのホール検出器を備える。そして各ホール検出器は、上述のように、あるホール検出器がそのホール検出器に対応する回転している従動軸のマグネットMの不確定領域の磁極を検出する瞬間に、他のホール検出器がそのホール検出器に対応する従動軸のマグネットMの不確定領域の磁極を検出しないように(すなわち不確定領域を避けて非不確定領域の磁極を検出するように)配置される。つまり、ホール検出器は、図6において同じタイミングに「?」が2つ以上表示されないように配置される。そして回転数特定部44は、対応関係テーブル45に基づいて、第3従動軸13の回転数を特定する。
具体的には、回転数特定部44は、対応関係テーブル45を参照して、第3従動軸13の回転角が270°未満の場合、第5ホール検出器25、第6ホール検出器26、第7ホール検出器27からの出力信号に基づいて第3従動軸13の回転数を特定する。例えば、回転数特定部44は、第3従動軸13の回転角が270°未満の場合、第5ホール検出器25、第6ホール検出器26、第7ホール検出器27からの出力信号がLレベル、Lレベル、Hレベルであれば、第3従動軸13の回転数を0と特定する。また例えば、回転数特定部44は、第3従動軸13の回転角が270°未満の場合、第5ホール検出器25、第6ホール検出器26、第7ホール検出器27からの出力信号がLレベル、Hレベル、Hレベルであれば、第3従動軸13の回転数を3と特定する。
また、回転数特定部44は、対応関係テーブル45を参照して、第3従動軸13の回転角が270°以上で、かつ、第4ホール検出器24からの出力信号がHレベルであれば、第4ホール検出器24、第6ホール検出器26、第7ホール検出器27からの出力信号に基づいて第3従動軸13の回転数を特定する。例えば、回転数特定部44は、第3従動軸13の回転角が270°以上で、かつ、第4ホール検出器24からの出力信号がHレベルの場合、第4ホール検出器24、第6ホール検出器26、第7ホール検出器27からの出力信号がHレベル、Hレベル、Hレベルであれば、第3従動軸13の回転数を2と特定する。
また、回転数特定部44は、対応関係テーブル45を参照して、第3従動軸13の回転角が270°以上で、かつ、第4ホール検出器24からの出力信号がLレベルの場合、第5ホール検出器25からの出力信号がHレベルであれば、第4ホール検出器24、第5ホール検出器25、第7ホール検出器27からの出力信号に基づいて第3従動軸13の回転数を特定する。
また、回転数特定部44は、対応関係テーブル45を参照して、第3従動軸13の回転角が270°以上で、かつ、第4ホール検出器24からの出力信号がLレベルの場合、第5ホール検出器25からの出力信号がLレベルであれば、第4ホール検出器24、第5ホール検出器25、第6ホール検出器26からの出力信号に基づいて第3従動軸13の回転数を特定する。
回転数特定部44は、このようにして特定した第3従動軸13の回転数と、第2角度センサ32が検出した第3従動軸13の回転角とに基づき、上述の式1により入力軸8の回転数を特定する。
出力部46は、回転数特定機構80により特定された入力軸8の回転数と、回転角特定機構70により特定された入力軸8の回転角とを、所定の形式で出力する。
以上説明した本実施の形態に係るアブソリュートエンコーダ100によると、入力軸8が連続回転するとき第4従動軸14〜第6従動軸16は間欠回転する。したがって、ホール検出器が不確定領域の磁極を検出している可能性があるタイミングを明確に区別することが可能となる。このように、第4ホール検出器24〜第7ホール検出器27の特性にバラつきがあったとしても、その影響を受けずに回転数を特定することができる。
また、本実施の形態に係るアブソリュートエンコーダ100によると、各ホール検出器は、各従動軸が動力非伝達状態にあるときに、その従動軸に対応するマグネットMの不確定領域を避けた領域の磁極を検出するように、好ましくは磁極の境界から周方向にスロット間隔の1/2の角度離れた(すなわち本実施の形態では45°離れた)領域の磁極を検出するように配置されている。これにより、入力軸8の回転数および回転角を適確に特定できる。
また、本実施の形態に係るアブソリュートエンコーダ100によると、回転数特定機構80は、それぞれが第4従動軸14〜第6従動軸16の回転を検出する第4ホール検出器24〜第6ホール検出器26と、第6ホール検出器26とは異なる位置で第6従動軸16の回転を検出する第7ホール検出器27と、を含む。これにより、いずれかのホール検出器が不確定領域の磁極を検出している可能性があるタイミングであっても、入力軸8の回転数および回転角を適確に特定できる。
また、本実施の形態に係るアブソリュートエンコーダ100によると、あるホール検出器が対応する従動軸の回転を検出する瞬間に、他のホール検出器が対応する従動軸の回転を検出しないように配置されている。つまり、各ホール検出器は、2つ以上のホール検出器が実質的に同時に不確定領域の磁極を検出しないように、配置されている。これにより、入力軸8の回転数および回転角を確実に特定できる。
また、実施の形態に係るアブソリュートエンコーダ100によると、第1従動軸11〜第6従動軸16は、螺旋状に配置される。これにより、軸方向に直交する方向におけるアブソリュートエンコーダ100の幅を小さくできる。
以上、実施の形態に係るアブソリュートエンコーダ100について説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下変形例を示す。
(変形例1)
実施の形態では、アブソリュートエンコーダ100が、第1従動軸11〜第6従動軸16の6つの従動軸を備える場合について説明したが、これに限られない。
例えば、欠歯歯車10と第3従動軸13との間の従動軸の数は2つに限られず、1つであっても、3つ以上であってもよい。なお、欠歯歯車10と第3従動軸13との間に従動軸がない構成、すなわち欠歯歯車10と第3従動軸13とが噛み合う構成も考えられる。
また例えば、欠歯歯車10、第1従動軸11〜第3従動軸13および第1角度センサ31がない構成も考えられる。この場合、第1ゼネバ原動車13bに相当するゼネバ原動車が入力軸8と実質的に同軸に一体に形成され、このゼネバ原動車が第1ゼネバ従動車14aひいては第4従動軸14を間欠回転させてもよい。この場合、回転数特定機構80は、入力軸8の回転数を特定する。
また例えば、第3従動軸13の回転数を特定するための従動軸は、第4従動軸14〜第6従動軸16の3つに限らず、1つであっても、2つであっても、4つ以上であってもよい。いずれの場合も、アブソリュートエンコーダ100は、第3従動軸13の回転数を特定するための従動軸の数よりも1つ多い数のホール検出器を備える。例えば、アブソリュートエンコーダ100は、第3従動軸13の回転数を特定するための従動軸を5つ備える場合、6つのホール検出器を備えていればよい。具体的には、アブソリュートエンコーダ100は、第4従動軸14〜第6従動軸16に加えて、第6従動軸16の後段に接続される第7従動軸と第7従動軸の後段に接続される第8従動軸とを備える場合、第8従動軸の回転を検出する2つのホール検出器と、それぞれ第4従動軸14〜第7従動軸の回転を検出する4つのホール検出器の合わせて6つのホール検出器を備えていればよい。
(変形例2)
実施の形態では、第4従動軸14、第5従動軸15、第6従動軸16がゼネバ歯車である場合について説明したが、これに限られない。これらは、前段の従動軸に対して間欠動作するよう構成されていればよい。したがって、これらは、例えば180°だけ歯車がある間欠歯車であってもよい。
(変形例3)
第1従動軸11、第2従動軸12、第3従動軸13、第4従動軸14、第5従動軸15、第6従動軸16は、軸方向から見て入力軸8を環囲するように、この順に螺旋状に並ぶように配置される場合について説明したが、これに限られない。
例えば、これらは、円弧状に並ぶよう配置されてもよい。すなわち、実施の形態では、第1従動軸11から第6従動軸16に向かうにつれて軸方向における位置が第1従動軸11から遠くなるよう配置されたが、各従動軸の軸方向における位置が略同一となるよう配置されてもよい。この場合、軸方向におけるアブソリュートエンコーダの厚みを比較的薄くできる。
また例えば、各従動軸は、直線状に並ぶよう配置されてもよい。この場合、2つのピン14dは、軸方向においてスロット14cと重なるように配置される。また、2つのピン15dは、軸方向においてスロット15cと重なるように配置される。なお、各従動軸は、例えば、第1従動軸11から第6従動軸16に向かうにつれて第1従動軸11から遠くなるよう配置される。
(変形例4)
実施の形態では、第4従動軸14〜第6従動軸16のそれぞれには、180°の角度でN極とS極が着磁されたマグネットMが固着されている場合について説明したが、これに限られない。第4従動軸14〜第6従動軸16には、例えば半円板形状のマグネットが固着されてもよい。すなわち、第4従動軸14〜第6従動軸16は、中心軸に対して半分の領域はマグネットが固着された着磁領域とされ、残りの半分の領域はマグネットの無い非着磁領域とされてもよい。この場合、各ホール検出器は、N極またはS極を検出したときにHレベル(またはLレベル)の信号を出力し、N極またはS極を検出しないときにLレベル(またはHレベル)の信号を出力してもよい。
(変形例5)
実施の形態では、第4従動軸14〜第6従動軸16の各ゼネバ従動車はそれぞれ、90°間隔で設けられた4つのスロットを有し(すなわち、第4従動軸14〜第6従動軸16はそれぞれ、90°ずつ間欠回転し)、それら4つのスロットのうちの周方向に180°離間した2つのスロットが対応するマグネットMの磁極の境界上に位置し、各ホール検出器が、各従動軸が動力非伝達状態にあるときに、対応するマグネットMの磁極の境界から周方向に45°離れた領域の磁極を検出するよう配置されている場合について説明した。しかしながら、各ゼネバ従動車のスロットの数は複数であればよく、4つに限定されない。より具体的には、各ゼネバ従動車のスロットの数は、周方向に等間隔に配置される複数のスロットのうちの周方向に180°離間した2つのスロットがマグネットMの磁極の境界上に配置できるように、2の倍数であればよい。
例えば、各ゼネバ従動車はそれぞれ、60°間隔で設けられた6つのスロットを有してもよい。すなわち、第4従動軸14〜第6従動軸16はそれぞれ、60°ずつ間欠回転するよう構成されてもよい。この場合、各ホール検出器は、各従動軸が動力非伝達状態にあり、かつ、対応する従動軸のマグネットMの磁極の境界との距離が最も近いときに、マグネットMの磁極の境界から周方向にスロット間隔の1/2の角度(すなわち30°)離れた領域の磁極を検出するよう各ホール検出器が配置されてもよい。これにより、各ホール検出器は、各従動軸が動力非伝達状態にあるときには、常に、磁極の境界から少なくとも周方向に30°離れた(すなわち境界から十分離れた)領域の磁極を検出できる。
(変形例6)
実施の形態では、ゼネバ従動車のスロットが対応するマグネットMの磁極の境界上に位置する場合について説明したが、これに限られず、スロットが対応するマグネットMの磁極の境界上に位置しない構成も考えられる。
図7は、実施の形態の変形例に係る各従動軸のマグネットMの磁極、各ホール検出器、および各ゼネバ従動車のスロットの位置関係を示す展開図である。図7は、図4に対応する。本変形例では、各従動軸は、ゼネバ従動車のスロットから周方向に45°(すなわちスロット間隔である90°の1/2)離れた位置にマグネットMの磁極の境界が位置する。また、各ホール検出器は、各従動軸が動力非伝達状態にあるときに、対応するマグネットMの磁極の境界から周方向に45°(すなわちスロット間隔の1/2の角度)離れた領域であって不確定領域を避けた領域の磁極を検出するよう配置されている。
図8は、各従動軸のマグネットMの磁極、各ホール検出器、および各ゼネバ従動車のスロットの位置関係が図7のようになるよう構成された場合の対応関係テーブル45のデータ構造の一例を示す。図8は、図5に対応する。
また、図9は、各従動軸のマグネットMの磁極、各ホール検出器、および各ゼネバ従動車のスロットの位置関係が図7のようになるよう構成された場合において、第3従動軸13が0〜7回転するときの各ホール検出器が出力する信号を示す。図9は、図6に対応する。
回転数特定部44は、図9のように出力される各ホール検出器からのHレベルまたはLレベルの信号の組み合わせと、対応関係テーブル45とに基づいて、第3従動軸13の回転数を特定する。例えば、回転数特定部44は、第3従動軸13の回転角が180°以上の場合、第5ホール検出器25、第6ホール検出器26、第7ホール検出器27からの出力信号がLレベル、Hレベル、Hレベルであれば、第3従動軸13の回転数を0と特定する。また例えば、回転数特定部44は、第3従動軸13の回転角が180°未満で、かつ、第4ホール検出器24からの出力信号がHレベルの場合、第4ホール検出器24、第6ホール検出器26、第7ホール検出器27からの出力信号がHレベル、Hレベル、Lレベルであれば、第3従動軸13の回転数を2と特定する。
本変形例によれば、実施の形態に係るアブソリュートエンコーダ100によって奏される作用効果と同様の作用効果が奏される。
上述した実施の形態と変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施の形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施の形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。
8 入力軸、 14 第4従動軸、 24 第4ホール検出器、 100 アブソリュートエンコーダ。

Claims (10)

  1. 入力軸が連続回転するとき間欠回転する、着磁された少なくとも1つの従動軸と、
    前記少なくとも1つの従動軸の回転を検出するための複数のホール検出器と、を備え、
    前記少なくとも1つの従動軸は、前記入力軸の回転が順次伝達される、それぞれが着磁された第1〜第N従動軸(Nは2以上の整数)を含み、
    前記複数のホール検出器は、それぞれが第1〜第N従動軸の回転を検出する第1〜第Nホール検出器と、第Nホール検出器とは異なる位置で第N従動軸の回転を検出する第(N+1)ホール検出器と、を含み、
    前記第iホール検出器(iは1以上N以下の任意の整数)が第i従動軸の回転を検出する瞬間に第jホール検出器(jは1以上N以下でiと異なる任意の整数)が第j従動軸の回転を検出しないように、前記第iホール検出器および前記第jホール検出器が配置されていることを特徴とするアブソリュートエンコーダ。
  2. 前記複数のホール検出器は、一のホール検出器が磁極の境界を検出するとき、他のホール検出器が磁極の境界を避けた領域の磁極を検出するよう配置されていることを特徴とする請求項1に記載のアブソリュートエンコーダ。
  3. 前記複数のホール検出器は、一のホール検出器が磁極の境界を検出するとき、他のホール検出器が磁極の境界から45°離れた領域の磁極を検出するよう配置されていることを特徴とする請求項2に記載のアブソリュートエンコーダ。
  4. 前記少なくとも1つの従動軸は1/2の角度回転量が伝達されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のアブソリュートエンコーダ。
  5. 当該アブソリュートエンコーダは複数の従動軸を備え、当該複数の従動軸がゼネバ機構を構成することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のアブソリュートエンコーダ。
  6. 前記複数のホール検出器は、前記複数の従動軸のそれぞれの回転を検出することを特徴とする請求項5に記載のアブソリュートエンコーダ。
  7. 前記複数の従動軸はそれぞれ、周方向に等間隔に配置される複数のスロットを有するゼネバ従動車と他の従動軸のゼネバ従動車を駆動するためのピンを有するゼネバ原動車とを含み、かつ、回転軸を中心にそれぞれ180度の角度でS極とN極が着磁され、
    前記複数のホール検出器はそれぞれ、各従動軸が動力非伝達状態にあり、かつ、対応する従動軸の磁極の境界との距離が最も近いときに、磁極の境界からスロット間隔の1/2の角度離れた領域の磁極を検出するよう配置されていることを特徴とする請求項5または6に記載のアブソリュートエンコーダ。
  8. 前記入力軸の回転角を検出する角度センサを備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のアブソリュートエンコーダ。
  9. 前記複数の従動軸は螺旋状または円弧状に配置されることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載のアブソリュートエンコーダ。
  10. 第N従動軸は回転軸を中心にそれぞれ180度の角度でS極とN極が着磁され、第Nホール検出器と第(N+1)ホール検出器は90°離して配置されることを特徴とする請求項1に記載のアブソリュートエンコーダ。
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