JP6967005B2 - キャパシタの製造方法及びキャパシタ内蔵基板の製造方法並びにキャパシタ内蔵基板及び半導体装置実装部品 - Google Patents

キャパシタの製造方法及びキャパシタ内蔵基板の製造方法並びにキャパシタ内蔵基板及び半導体装置実装部品 Download PDF

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Description

本発明は、キャパシタの製造方法及びキャパシタ内蔵基板の製造方法並びにキャパシタ内蔵基板及び半導体装置実装部品に関する。
LSIやWLP(Wafer Level Package)などに代表される半導体装置の高速化に伴い、電圧降下が生じるが、装置の安定性を確保するために、電圧降下を補填するキャパシタを設ける技術がある。このような電圧降下を防止するキャパシタとしては、比較的大容量のキャパシタを設けて対応する技術が一般的であるが、高速化された装置の信頼性を確保するためには、電圧降下の際の電圧が補填されるまでの時間が重要となり、キャパシタを内蔵したパッケージ基板を用いてLSIなどの部品の近くに配置して時間を短縮する工夫がされてきた(特許文献1、2参照)。
しかしながら、キャパシタ内蔵基板は、LSIの実装部の周囲にキャパシタを内蔵するものであり、製造工程が複雑となるという課題がある。
また、今後のさらなる高速化に対応するためには、キャパシタの容量は小さくても、できるだけ近接してキャパシタを内蔵する必要がある。そこで、LSIの実装部にビア配線とキャパシタを内蔵したキャパシタ内蔵ビア配線とを隣接して設け、この上にLSIを実装する技術が提案されている(特許文献3など参照)。
このようなキャパシタ内蔵ビアを具備するキャパシタ内蔵基板を製造するためには、導電体層で高誘電体層をサンドイッチにしたシートが用いられるが、誘電体層を基板一面に設けてあるため、非常に高価であるという課題がある。また、高誘電体層に発生するピンホールの問題から、製造歩留まりが非常に低くなるという課題もある。
このようなキャパシタ内蔵基板を安価に製造する技術が望まれているが、このようなキャパシタ内蔵基板を安価に製造できる技術が存在しないのが現状である。
また、LSIの電源端子及び信号端子に接続されるビア配線の全てに、必ずキャパシタ内蔵ビア配線を設ける必要がない場合もあり、この場合には、基板全体に高誘電体層を設けたシートを設けると、さらに無駄が多くなるという問題がある。
そこで、キャパシタ内蔵基板の製造プロセスにおいて、必要な箇所だけ、スパッタリング法やメッキ法などにより、無機高誘電体膜や有機薄膜を設けることが考えられるが、非常に微細な領域に薄膜を形成することから、ピンホールによる絶縁破壊の可能性がさらに上昇するという問題がある。
また、薄膜キャパシタに好適な材料として、トリアジンジスルフィドポリマーが提案されている(特許文献4参照)が、無機薄膜と同様にピンホールの問題があり、さらに膜の耐薬品性が低く、メッキ法による上部電極の形成が困難であるという問題点もある。
特開2005−101075号公報 特開2014−127716号公報 特表2008−529309号公報 特開2005−251932号公報
本発明は、上述した事情に鑑み、上述したような高速化に対応できるキャパシタ内蔵基板を比較的安価に製造できるキャパシタの製造方法及びキャパシタ内蔵基板の製造方法並びにキャパシタ内蔵基板及び半導体装置実装部品を提供することを目的とする。
前記目的を達成する第1の態様は、第1電極を形成する工程(1)と、前記第1電極上に高誘電体薄膜を形成する工程(2)と、前記高誘電体薄膜上に樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物を設けて脱泡して前記高誘電体薄膜のピンホールに前記樹脂を充填する工程(3)と、前記溶融温度遷移型はんだを沈降させて前記高誘電体薄膜上に溶融温度遷移型はんだ層を形成する工程(4)と、前記溶融温度遷移型はんだ層を溶融、合金化して再溶融温度がMPの導電体層とする工程(5)と、前記導電体層の溶融温度MPより低い温度で前記樹脂成分を硬化して樹脂硬化層とする工程(6)と、前記樹脂硬化層に貫通孔を形成して前記導電体層を露出するとともに当該導電体層に接続する第2電極を形成する工程(7)と、を具備することを特徴とするキャパシタの製造方法にある。
本発明の第2の態様は、第1電極を形成する工程(1)と、前記第1電極上に高誘電体薄膜を形成する工程(2)と、前記高誘電体薄膜上に第1樹脂成分を含む樹脂組成物層を設けて脱泡して前記高誘電体薄膜のピンホールに前記第1樹脂成分を充填する工程(3−1)と、第2樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物を前記樹脂組成物層上に設ける工程(3−2)と、前記溶融温度遷移型はんだを前記樹脂組成物層中まで沈降させて前記高誘電体薄膜上に溶融温度遷移型はんだ層を形成する工程(4)と、前記溶融温度遷移型はんだ層を溶融、合金化して再溶融温度がMPの導電体層とする工程(5)と、前記導電体層の溶融温度MPより低い温度で前記第1樹脂成分及び前記第2樹脂成分を硬化して樹脂硬化層とする工程(7)と、前記樹脂硬化層に貫通孔を形成して前記導電体層を露出するとともに当該導電体層に接続する第2電極を形成する工程(8)と、を具備することを特徴とするキャパシタの製造方法にある。
本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様において、前記脱泡を室温以上160℃以下の温度で行うことを特徴とするキャパシタの製造方法にある。
本発明の第4の態様は、絶縁体からなる第1層に貫通して設けられた複数のビア導電体を形成する工程(11)と、前記複数のビア導電体のうちのキャパシタを設けるビア導電体を第1電極として他のビア導電体を絶縁体からなる第2層で覆い、前記第1電極上に高誘電体薄膜を形成する工程(12)と、前記高誘電体薄膜上に樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物を設けて脱泡する工程(13)と、前記溶融温度遷移型はんだを沈降させて前記高誘電体薄膜上に溶融温度遷移型はんだ層を形成する工程(14)と、前記溶融温度遷移型はんだ層を溶融、合金化して再溶融温度がMPの導電体層とする工程(15)と、前記導電体層の溶融温度MPより低い温度で前記樹脂成分を硬化して樹脂硬化層とする工程(16)と、前記樹脂硬化層に貫通孔を形成して前記導電体層を露出するとともに当該導電体層に接続する第2ビア導電体からなる第2電極を形成する工程(17)と、前記第2層に貫通孔を形成して前記ビア導電体を露出するとともに当該ビア導電体に接続する第3ビア導電体を設ける工程(18)とを具備することを特徴とするキャパシタ内蔵基板の製造方法にある。
本発明の第5の態様は、絶縁体からなる第1層に貫通して設けられた複数のビア導電体を形成する工程(11)と、前記複数のビア導電体のうちのキャパシタを設けるビア導電体を第1電極として他のビア導電体を絶縁体からなる第2層で覆い、前記第1電極上に高誘電体薄膜を形成する工程(12)と、前記高誘電体薄膜上に第1樹脂成分を含む樹脂組成物層を設けて脱泡する工程(13−1)と、第2樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物を前記樹脂組成物層上に設ける工程(13−2)と、前記溶融温度遷移型はんだを前記樹脂組成物層中まで沈降させて前記高誘電体薄膜上に溶融温度遷移型はんだ層を形成する工程(14)と、前記溶融温度遷移型はんだ層を溶融、合金化して再溶融温度がMPの導電体層とする工程(15)と、前記導電体層の溶融温度MPより低い温度で前記第1樹脂成分及び前記第2樹脂成分を硬化して樹脂硬化層とする工程(16)と、前記樹脂硬化層に貫通孔を形成して前記導電体層を露出するとともに当該導電体層に接続する第2ビア導電体からなる第2電極を形成する工程(17)と、前記第2層に貫通孔を形成して前記ビア導電体を露出するとともに当該ビア導電体に接続する第3ビア導電体を設ける工程(18)とを具備することを特徴とするキャパシタ内蔵基板の製造方法にある。
本発明の第6の態様は、第4又は第5の態様において、前記脱泡を室温以上160℃以下の温度で行うことを特徴とするキャパシタ内蔵基板の製造方法にある。
本発明の第7の態様は、金属層を複数層積層した積層金属シートの第1金属層をエッチングして複数の配線端子を形成する工程(21)と、前記配線端子を埋め込む絶縁層を形成する工程(22)と、前記複数の配線端子のうちのキャパシタを設けるキャパシタ端子を形成する箇所の配線端子を除去して当該配線端子の下層の第2金属層を第1電極として露出する凹部を形成する工程(23)と、少なくとも前記凹部内の前記第1電極を覆う高誘電体薄膜を形成する工程(24)と、前記高誘電体薄膜上に樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物を設けて脱泡する工程(25)と、前記溶融温度遷移型はんだを沈降させて前記高誘電体薄膜上に溶融温度遷移型はんだ層を形成する工程(26)と、前記溶融温度遷移型はんだ層を溶融、合金化して再溶融温度がMPの導電体層とする工程(27)と、前記導電体層の溶融温度MPより低い温度で前記樹脂成分を硬化して樹脂硬化層とする工程(28)と、前記樹脂硬化層に貫通孔を形成して前記導電体層を露出するとともに当該導電体層に接続する第2導電体からなる第2電極を形成する工程(29)とを具備することを特徴とするキャパシタ内蔵基板の製造方法にある。
本発明の第8の態様は、金属層を複数層積層した積層金属シートのキャパシタを設けるキャパシタ端子を形成する箇所の第1金属層をエッチングして前記第1金属層の下層の第2金属層を第1電極として露出する凹部を形成する工程(31)と、少なくとも前記凹部内の前記第1電極を覆う高誘電体薄膜を形成する工程(32)と、前記高誘電体薄膜上に樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物を設けて脱泡する工程(33)と、前記溶融温度遷移型はんだを沈降させて前記高誘電体薄膜上に溶融温度遷移型はんだ層を形成する工程(34)と、前記溶融温度遷移型はんだ層を溶融、合金化して再溶融温度がMPの導電体層とする工程(35)と、前記導電体層の溶融温度MPより低い温度で前記樹脂成分を硬化して樹脂硬化層とする工程(36)と、前記凹部内の前記導電体層及び前記樹脂硬化層と、前記キャパシタ端子以外の配線端子を残して前記第1金属層をエッチングする工程(37)と、前記導電体層及び前記樹脂硬化層と、前記配線端子を埋め込む絶縁層を形成する工程(38)と、前記樹脂硬化層に貫通孔を形成して前記導電体層を露出するとともに当該導電体層に接続する第2導電体からなる第2電極を形成する工程(38)とを具備することを特徴とするキャパシタ内蔵基板の製造方法にある。
本発明の第9の態様は、第7又は8の態様において、前記脱泡を室温以上160℃以下の温度で行うことを特徴とするキャパシタ内蔵基板の製造方法にある。
本発明の第10の態様は、半導体パッケージと半導体パッケージが実装される基板との間に設けられるキャパシタ内蔵基板であって、前記半導体パッケージと前記基板とを接続する複数のビア端子と、前記ビア端子に隣接して設けられ且つキャパシタが内蔵されたキャパシタ内蔵端子とを具備し、前記キャパシタ内蔵端子は、第1電極と、前記第1電極上に設けられた高誘電体薄膜と、前記高誘電体薄膜上に設けられた溶融遷移型はんだからなる導電体層と、前記導電体層の上に設けられた樹脂硬化層と、前記樹脂硬化層に設けられ前記導電体層を露出するまで貫通した貫通孔内に設けられた第2ビア導電体からなる第2電極とを具備し、前記導電体層は、樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物を沈降して形成した溶融遷移型はんだからなり、前記樹脂硬化層は、前記はんだ含有樹脂組成物の樹脂成分の硬化物であり、前記高誘電体薄膜のピンホール内には前記はんだ含有樹脂組成物の樹脂成分が充填されていることを特徴とするキャパシタ内蔵基板にある。
本発明の第11の態様は、第10の態様において、前記ビア端子は、絶縁体からなる第1層を貫通するビア導電体と、前記第1層上に設けられた前記樹脂硬化層からなる第2層を貫通して前記ビア導電体と接続された第2ビア導電体とからなることを特徴とするキャパシタ内蔵基板にある。
本発明の第12の態様は、第10又は11の態様において、前記第1電極は、絶縁体からなる第1層を貫通して設けられた前記ビア導電体を具備することを特徴とするキャパシタ内蔵基板にある。
本発明の第13の態様は、第10又は11の態様において、前記第2電極は、絶縁体からなる前記第1層上に設けられた前記樹脂硬化層を貫通して設けられた前記ビア導電体を具備することを特徴とするキャパシタ内蔵基板にある。
本発明の第14の態様は、信号用配線端子と、この信号用配線端子に隣接して設けられキャパシタ内蔵端子とを有するキャパシタ内蔵基板であって、前記キャパシタ内蔵端子は、第1電極と、前記第1電極上に設けられた高誘電体薄膜と、前記高誘電体薄膜上に設けられ且つ樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物を沈降して形成した溶融遷移型はんだからなる導電体層と、前記導電体層の上に設けられ且つ前記はんだ含有樹脂組成物の樹脂成分が硬化した樹脂硬化層と、前記樹脂硬化層に設けられ前記導電体層を露出するまで貫通した貫通孔内に設けられた第2ビア導電体からなる第2電極とを具備し、前記高誘電体薄膜のピンホール内には前記はんだ含有樹脂組成物の樹脂成分が充填されていることを特徴とするキャパシタ内蔵基板にある。
本発明の第15の態様は、第10〜14の何れか一つの態様に記載のキャパシタ内蔵基板と、このキャパシタ内蔵基板に実装された前記半導体パッケージとを具備することを特徴とする半導体装置実装部品にある。
本発明の第16の態様は、第15の態様に記載の半導体装置実装部品において、前記キャパシタ内蔵基板が前記基板に実装されていることを特徴とする半導体装置実装部品にある。
実施形態1に係る製造方法を示す模式的に示す断面図である。 実施形態2に係る製造方法を示す模式的に示す断面図である。 実施形態のキャパシタの変形例を模式的に示す断面図である。 本発明の作用効果を模式的に示す断面図である。 本発明の半導体実装部品の一例を模式的に示す断面図である。 実施形態のキャパシタを比較例と比較する断面図である。 本発明のキャパシタ内蔵基板の基本構成の他の例を示す平面図及び断面図である。 他の例に係る製造方法を示す模式的に示す断面図である。 他の例に係る製造方法を示す模式的に示す断面図である。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
(実施形態1)
本実施形態では、本発明のキャパシタ内蔵基板に適用できるキャパシタの製造方法の一例を説明する。
図1(a)に示すように、導電体層1と、絶縁体層2とからなるプリント基板の絶縁体層2に貫通孔であるビア2aを、レーザー加工などにより形成し、ビア2aをめっき法により銅などのビア導電体で埋め込み、ビア導電体3を形成する。
ここで、プリント基板としては、ガラスエポキシ基板、ガラスコンポジット基板、セラミックス基板、テフロン(登録商標)基板などのリジット基板や、フレキシブル基板を用いることができる。また、ビア導電体3を形成した基板を用いてもよい。
次に、図1(b)に示すように、絶縁体層4を形成し、キャパシタを形成する部位にビア4aを形成し、ビア導電体3を露出させて第1電極3Aとする。
ここで、絶縁体層4は、樹脂成分と、シリカなどの無機フィラーやアクリルゴム粒子などのフィラーとを含有する樹脂組成物(プレプリグ)を用いて形成すればよく、できるだけ低熱膨張率(CTE;coefficient of thermal expansion)のものが好ましい。
絶縁体層4を形成する樹脂組成物としては、市販のプリプレグなどを用いればよいが、樹脂成分とフィラーとを適宜配合してもよい。樹脂成分には、熱硬化性樹脂と硬化剤と、必要に応じて溶剤とが含有されるが、熱硬化性樹脂としては、代表的には各種エポキシ樹脂を用いることができ、エポキシ樹脂に、多官能シアン酸エステル樹脂、多官能マレイミド−シアン酸エステル樹脂、多官能性マレイミド樹脂、不飽和ポリフェニレンエーテル樹脂、ビニルエステル樹脂、尿素樹脂、ジアリルフタレート樹脂、メラニン樹脂、グアナミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、メラミン−尿素共縮合樹脂等を配合してもよい。
また、絶縁体層4にビア4aを形成する方法は特に限定されないが、レーザー加工などにより行えばよい。
次に、図1(c)に示すように、ビア4a内の第1電極3Aを覆うように、高誘電体薄膜5を設ける。
高誘電体薄膜5は、チタン酸バリウム(BTO)、チタン酸ストロンチウム(BST)などの無機高誘電体薄膜、ヒドラジン、ヒドラジン誘導体、トリアジンチオール誘導体などの有機高誘電体薄膜からなる。
このような高誘電体薄膜5は、スパッタリング、CVD、イオンプレーティングなどの気相法、溶液塗布法などの液相法、印刷法、めっき法などにより形成することができる。高誘電体薄膜5の膜厚は材料の比誘電率や用途によって適宜選定されるが、例えば、0.5μm〜1.0μmの範囲の厚さとすればよい。
このようなキャパシタとしては、例えば、30pF〜80pF、好ましくは、50pF〜80pFの容量のキャパシタを挙げることができる。
例えば、有効な高誘電体薄膜5の直径を100μm〜200μmとした場合、チタン酸バリウム(BTO)、チタン酸ストロンチウム(BST)、五酸化タンタル(Ta)などの無機高誘電体薄膜では、0.5μm〜1.0μm、ヒドラジン、ヒドラジン誘導体、トリアジンチオール誘導体などの有機高誘電体薄膜の場合、120nm〜150nmの厚さとすればよい。BTOなどの無機高誘電体薄膜は、スパッタリング等の気相法の他、溶液塗布法などの液相法や印刷法など成膜することができる。また、五酸化タンタル膜などは陽極酸化成膜法により成膜することも可能である。また、有機高誘電体薄膜は、溶液塗布法などの液相法や印刷法で成膜することができる。気相法や液相法では、場合によっては高温環境が供給される場合があるが、印刷用や陽極酸化成膜法は、低温環境での成膜が可能であるという利点がある。
本実施形態では、スパッタリング法により、0.6μmの厚さのチタン酸バリウム薄膜を形成し、高誘電体薄膜5とした。
なお、高誘電体薄膜5は、レジストなどマスクを介してビア4a内のみに設けてもよい。
次に、図1(d)に示すように、樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物6をビア4a内の高誘電体薄膜5上に充填した後、脱泡し、高誘電体薄膜5に存在するピンホール内に樹脂を充填する。
ここで、はんだ含有樹脂組成物6に含有される溶融温度遷移型はんだとは、合金又は金属微粒子からなり、例えば、160〜260℃、好ましくは、160〜200℃、さらに好ましくは160〜180℃の温度で焼結又はメタライズ化により導電体となるものであり、その後の再溶融温度(MP)は、260℃以上、好ましくは400℃以上となるものである。
溶融温度遷移型はんだは、例えば、低融点金属粉と、高融点金属粉とを含有する。低金属金属粉は、インジウム、スズ、鉛、インジウム、ビスマスなどの一種以上の合金などからなり、例えば、融点が180℃以下のものである。高融点金属粉は、銀、銅、銀コート銅などで、融点が800℃以上のものである。金属粉の形状は特に限定されず、平均粒径で1μm〜25μm程度のものであればよいが、ピンホールに入り込む大きさの金属粉を含まないようにするのが好ましい。
このような低融点金属粉と高融点金属粉とからなる溶融温度遷移型はんだは、溶融し、焼結又はメタライズ化により合金化して、再溶融温度が高温に遷移した導電体となるが、このような合金化(以下、単にメタライズ化ともいう)はフラックスの存在化で促進される。よって、フラックスを含有させるのが好ましい。
フラックスとしては、塩化亜鉛、乳酸、クエン酸、オレイン酸、ステアリン酸、グルタミン酸、安息香酸、シュウ酸、グルタミン酸塩酸塩、アニリン塩酸塩、臭化セチルピリジン、尿素、ヒドロキシエチルラウリルアミン、ポリエチレングリコールラウリルアミン、オレイルプロピレンジアミン、トリエタノールアミン、グリセリン、ヒドラジン、ロジン等が挙げられる。
はんだ含有樹脂組成物6に含有される樹脂成分としては、熱硬化性樹脂と硬化剤とが含有される。
熱硬化性樹脂としては、各種エポキシ樹脂と、その他の樹脂とを挙げることができる。
エポキシ樹脂としては、ナフタレン型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、脂肪族鎖状エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、アルキルフェノールノボラック型エポキシ樹脂、アラルキル型エポキシ樹脂、ビフェノール型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、トリスヒドロキシフェニルメタン型エポキシ化合物、フェノール類とフェノール性水酸基を有する芳香族アルデヒドとの縮合物のエポキシ化物、ビスフェノールのジグリシジルエーテル化物、ナフタレンジオールのジグリシジルエーテル化物、フェノール類のグリシジルエーテル化物、アルコール類のジグリシジルエーテル化物、トリグリシジルイソシアヌレート等が挙げられる。
また、その他の樹脂としては、多官能シアン酸エステル樹脂、多官能マレイミド−シアン酸エステル樹脂、多官能性マレイミド樹脂、不飽和ポリフェニレンエーテル樹脂、ビニルエステル樹脂、尿素樹脂、ジアリルフタレート樹脂、メラニン樹脂、グアナミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、メラミン−尿素共縮合樹脂等が挙げられる。
特に、好ましい熱硬化性樹脂としては、例えば、エポキシ当量が200〜600の範囲内であり、かつ加水分解性塩素濃度が200ppm未満であるエポキシ樹脂20重量部以上とこのエポキシ樹脂以外の樹脂80重量部以下とからなり、エチレングリコール変性エポキシ樹脂を含まず、かつ全体の加水分解性塩素濃度が1000ppm未満である樹脂を挙げることができる。
エポキシ当量が200〜600の範囲内であり、かつ加水分解性塩素濃度が200ppm未満であるエポキシ樹脂としては、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、臭素化エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、グリシジルエーテル型エポキシ樹脂、複素環式エポキシ樹脂などを挙げることができる。
上記エポキシ当量と加水分解性塩素濃度の要件を満たすエポキシ樹脂以外の樹脂成分の好ましい例としては、上記要件を満たさないエポキシ樹脂、アルキド樹脂、メラミン樹脂、キシレン樹脂等が挙げられる。
いずれの場合も、硬化剤は、所望の特性が得られるように適宜選択され、使用可能な例としてはイミダゾール系硬化剤、フェノールノボラック系硬化剤、ナフトール系硬化剤が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
イミダゾール系硬化剤とはイミダゾール及びその誘導体のうち硬化剤として使用可能なものであり、誘導体の例としては、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール、2−エチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダゾール、1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダゾリウムトリメリテイト等が挙げられる。
フェノールノボラック系硬化剤とは、フェノールノボラック及びその誘導体のうち硬化剤として使用可能なものであり、ナフトール系硬化剤とは、ナフトール及びその誘導体のうち硬化剤として使用可能なものである。
本発明では、はんだ含有樹脂組成物6を充填した後、脱泡する。
ここで、脱泡とは、減圧環境とし、高誘電体薄膜5に存在するピンホール内の気泡が脱離し、代わりに樹脂が充填されることをいう。かかる脱泡工程は、−30kPa〜−100kPaの真空下で、室温〜160℃の温度下で行う。これにより、高誘電体薄膜5に存在するピンホール内の気泡が脱離し、代わりに樹脂成分が充填される。
次に、図1(e)に示すように、温度を、例えば、50℃〜160℃に上昇し、必要に応じて超音波振動などを付与してはんだ含有樹脂組成物6中の金属粉を沈降させ、高誘電体薄膜5上に溶融温度遷移型はんだ層7を形成する。
そして、この状態で、図1(f)に示すように、溶融温度遷移型はんだ層7をメタライズ化し、導電体層8を形成する。
ここで、溶融温度遷移型はんだ層7のメタライズ化は、溶融温度遷移型はんだ層7の成分に応じた温度で行えばよいが、例えば、160℃〜260℃の温度で行う。これにより形成された導電体層8の再溶融温度MPは、例えば、260℃以上、好ましくは400℃以上となる。
このように本実施形態では、はんだ含有樹脂組成物6を設けて脱泡工程を実行した後、沈降工程を実施して溶融遷移型はんだ層7を形成してこれをメタライズ化して導電体層8とするので、はんだ含有樹脂組成物6の組成は、含有される溶融温度遷移型はんだが沈降させることができるように選定する必要がある。また、溶融温度遷移型はんだの含有量も、沈降して溶融温度遷移型はんだ層7となり、導電体層8を形成するに十分な量が含有されればよい。
はんだ含有樹脂組成物6中の溶融温度遷移型はんだの含有量は、例えば、40vol%以下が好ましく、20〜40vol%がさらに好ましい。
また、沈降後に形成される溶融遷移型はんだ層7には、樹脂成分が混在することになるが、溶融遷移型はんだ層7は、溶融温度遷移型はんだの含有量が60vol%以上、例えば、60〜80vol%となればよい。
これにより、導電体層8の体積抵抗率を1×10−5以上、好ましくは、1×10−6〜1×10−7とすることができる。
また、はんだ含有樹脂組成物6の樹脂成分は、溶融温度遷移型はんだを沈降させることができるように調製する必要があり、沈降工程の温度、例えば、50℃〜160℃の温度では実質的に硬化しないことが前提であるが、低粘度化する性質を有するものが好ましい。また、樹脂成分は、溶剤を含有しないものが望ましい。
また、はんだ含有樹脂組成物6の樹脂成分は、溶融温度遷移型はんだ層7をメタライズ化する際に硬化しないのが好ましい。ここで、硬化しないとは、実質的に硬化しないことであり、例えば、160〜260℃でメタライズ化する場合、樹脂成分の硬化温度(プロセス温度)が130〜230℃のものを用いても問題ない。
このように樹脂成分の硬化は、沈降工程ではできるだけ開始しないのが好ましいが、メタライズ化工程では、同時に硬化反応が開始しても問題ない。
なお、本実施形態では、このようなはんだ含有樹脂組成物6を充填した後、脱泡するが、脱泡工程までで沈降する可能性があるので、はんだ含有樹脂組成物6を充填した後、時間をおかないで脱泡するのが好ましい。
このように焼結又はメタライズ化して形成された導電体層8は、溶融温度MPが、例えば、260℃以上の高温となる。
よって、その後、導電体層8の溶融温度MPより低い温度で樹脂成分を硬化させ、樹脂硬化層9を形成するとともに、絶縁体層4の表面の高誘電体薄膜5を除去するとともに樹脂硬化層9を平坦化する(図1(g))。
次に、図1(h)に示すように、表面に絶縁体層10を設け、図1(i)に示すように、絶縁体層10及び樹脂硬化層9にビア9aをレーザー加工などにより形成して導電体層8を露出する。また、同時に、絶縁体層10及び絶縁体層4にビア4bを形成し、ビア導電体3を露出させる。
そして、図1(j)に示すように、めっき法などによりビア9a及びビア4bにビア導電体11を埋め込む。これにより、第2電極11A及びビア端子11Bが形成される。
次に、図1(k)に示すように、裏面側の導電体層1をエッチングなどによりパターニングして外部端子を形成し、第1電極3Aとビア端子3Bとを分離する。
これにより、高誘電体薄膜5を第1電極3A及び第2電極11Aとで挟持したキャパシタを内蔵するキャパシタ端子と、ビア端子3B及びビア端子11Bからなるキャパシタを有さないビア端子とが形成される。
ここで、例えば、ビア端子3B及びビア端子11Bからなるビア端子は、信号線に使用され、高誘電体薄膜5を第1電極3A及び第2電極11Aとで挟持したキャパシタを内蔵するキャパシタ端子は、電源に接続されるグランドとして使用される。
(実施形態2)
本実施形態は、はんだ含有樹脂組成物6を充填する前に、はんだを含有しない樹脂組成物を充填し、その状態で脱泡工程を行う以外は、実施形態1と同様であるので、重複する説明は省略する。
本実施形態では、図2(a)〜図2(c)までは、実施形態1と同様であり、図2(d)に示す工程では、ビア4a内の高誘電体薄膜5を覆うように樹脂組成物12を設け、脱泡工程を実施し、高誘電体薄膜5に存在するピンホール内の気泡を脱離し、ピンホール内に樹脂組成物12を形成する樹脂成分を充填する。
その後、実施形態1と同様にビア4a内にはんだ含有樹脂組成物6を充填し、沈降工程を行う(図2(e))。この沈降工程では、はんだ含有樹脂組成物6内の溶融温度遷移型はんだは、樹脂組成物12内にまで沈降し、高誘電体薄膜5の直上に溶融温度遷移型はんだ層7を形成するようにする(図2(f))。そして、溶融温度遷移型はんだ層7をメタライズ化し、導電体層8とする(図2(g))。
ここで、樹脂組成物12は、熱硬化性樹脂と硬化剤とを含有するものである。熱硬化性樹脂は、実施形態1で説明したはんだ含有樹脂組成物6の樹脂成分と同様なものを用いることができる。
樹脂組成物12の樹脂成分と、はんだ含有樹脂組成物6の樹脂成分とは、同じでも、異なるものでもよいが、はんだ含有樹脂組成物6の樹脂成分と同様に溶融温度遷移型はんだを沈降させることができるように調製する必要があり、沈降工程の温度、例えば、50℃〜160℃の温度では実質的に硬化しないことが前提であるが、低粘度化する性質を有するものが好ましい。また、樹脂組成物12は、溶剤を含有しないものが望ましい。
また、樹脂組成物12も、はんだ含有樹脂組成物6の樹脂成分と同様に溶融温度遷移型はんだ層7をメタライズ化する際に硬化しないのが好ましい。ここで、硬化しないとは、実質的に硬化しないことであり、例えば、160〜260℃でメタライズ化する場合、樹脂成分の硬化温度(プロセス温度)が130〜230℃のものを用いても問題ない。
このように樹脂成分の硬化は、沈降工程ではできるだけ開始しないのが好ましいが、メタライズ化工程では、同時に硬化反応が開始しても問題ない。
このようにメタライズ化して形成された導電体層8は、溶融温度MPが、例えば、260℃以上の高温となる。
よって、その後、樹脂組成物12およびはんだ含有樹脂組成物6の樹脂成分を導電体層8の溶融温度MPより低い温度で樹脂成分を硬化させ、樹脂硬化層9を形成し、さらに、絶縁体層4の表面の高誘電体薄膜5を除去するとともに樹脂硬化層9を平坦化する(図2(h))。
以下同様に、図2(i)及び図2(j)に示すように、表面に絶縁体層10を設け、絶縁体層10及び樹脂硬化層9にビア9aをレーザー加工などにより形成して導電体層8を露出する。また、同時に、絶縁体層10及び絶縁体層4にビア4bを形成し、ビア導電体3を露出させる。
そして、図2(k)に示すように、めっき法などによりビア9a及びビア4bにビア導電体11を埋め込む。これにより、第2電極11A及びビア端子11Bが形成される。
次に、裏面側の導電体層1をエッチングなどによりパターニングして外部端子を形成し、第1電極3Aとビア端子3Bとを分離する(図2(l))。
これにより、高誘電体薄膜5を第1電極3A及び第2電極11Bとで挟持したキャパシタを内蔵するキャパシタ端子と、ビア端子3B及びビア端子11Bからなるキャパシタを有さないビア端子とが形成される。
ここで、例えば、ビア端子3B及びビア端子11Bからなるビア端子は、信号線に使用され、高誘電体薄膜5を第1電極3A及び第2電極11Aとで挟持したキャパシタを内蔵するキャパシタ端子は、電源に接続されるグランドとして使用される。
(変形例)
図3には、いくつかの変形例の要部拡大図を示す。
実施形態1、2では、高誘電体薄膜をスパッタリング法により形成したので、図3(a)に示すように、高誘電体薄膜5は、ビア4a内の側壁まで覆うように形成されたが、例えば、溶液塗布法や印刷法などによりビア4aの底部のみに設けることも可能である。この場合、図3(b)に示すように、高誘電体薄膜5Aは、第1電極3Aを覆う部分だけ設ければよい。
また、実施形態1、2では、基板を貫通するビア導電体に隣接して本発明のキャパシタを設け、キャパシタの第1電極と第2電極とは、基板の表面と裏面とに設けたが、図3(c)に示すように、キャパシタの第1電極3Aを、第2電極11Aに隣接して表面側に設ける構造としてもよく、種々の変形例が考えられる。
(発明の作用効果)
発明の作用効果を、図4を参照しながら説明する。
本発明の本質は、低容量であるが小型のキャパシタの歩留まりを飛躍的に向上させ、高歩留まりで、低容量であるが小型のキャパシタを配線に隣接して自由に設けられるようにした点にある。
これを実現するために、高誘電体薄膜のピンホールに起因する絶縁破壊を防止する点にある。すなわち、図4(a)に示すように、高誘電体薄膜5にピンホール51が存在しても、図4(b)に示すように、高誘電体薄膜5上に樹脂組成物12を設けた後、脱泡処理を行うことにより、ピンホール51内に樹脂成分を充填し、後に硬化させることで、ピンホール51に起因する絶縁破壊を防止することができる。
なお、高誘電体薄膜5としては、チタン酸バリウム(BTO)、チタン酸ストロンチウム(BST)などの無機高誘電体薄膜、ヒドラジン、ヒドラジン誘導体、トリアジンチオール誘導体などの有機高誘電体薄膜を挙げることができる。
また、このように樹脂組成物12により絶縁破壊を防止しても、高誘電体薄膜5の直上に第2電極を設けなければならないが、本発明では、これをメタライズ化した導電体層を第2電極の一部とすることにより解決している。
すなわち、図4(c)に示すように、樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物6を用い、これを樹脂組成物12上に設けた後、溶融温度遷移型はんだを樹脂組成物12内まで沈降させて溶融温度遷移型はんだ層7を高誘電体薄膜5の直上に設け(図4(d))、これをメタライズ化して合金化し、再溶融温度が高温化した導電体層8とする(図4(e))。これにより、高誘電体薄膜5に密着して第2電極となる導電体層8を設けることができる。また、この導電体層8は、再溶融温度MPが高温化しているので、樹脂組成物12やはんだ含有樹脂組成物6の樹脂成分をその後硬化させる工程で、再溶融することなく、導電体層8が保持できる点が重要となる。
また、この技術は、従来、ヒドラジン、ヒドラジン誘導体、トリアジンチオール誘導体などの有機高誘電体薄膜上に有効に電極を設けられなかったという課題をも解決するものである。すなわち、有機高誘電体薄膜は、めっき耐性が低く、上部電極を有効に設けられないという課題を抱えていたが、沈降させた融点遷移型薄膜をメタライズ化して上部電極とすることにより、かかる課題を解決している。
以上の説明は、上述した実施形態2に基づいて説明したが、実施形態1に示したように、樹脂組成物12を設けずに、はんだ含有樹脂組成物6を高誘電体薄膜5上に設けて脱泡しても、同様にピンホールによる絶縁破壊を防止できる。
(半導体実装部品の実施形態)
上述した実施形態で製造されたキャパシタ内蔵基板は、例えば、半導体パッケージと半導体パッケージが実装される基板との間に設けられる。
このような半導体実装部品の一例を図5に示す。図5に示すように、キャパシタ内蔵基板50は、マザーボード100上に設けられたパッケージ基板200と、実装される半導体パッケージであるLSI300との間に配置される。図5(a)は、半導体実装部品の模式図であり、図5(b)は、キャパシタ内蔵基板とLSIとを示す拡大図である。
このようなキャパシタ内蔵基板50を用いることにより、LSI300の高速信号端子の直下にキャパシタを配置することが可能となる。このように直下に設けるキャパシタの機能としては、高容量であることは求められず、電圧降下の補填をするまでの時間が重要となり、すなわち、出来るだけ直下に設けられることが重要となる。
このようなキャパシタとしては、例えば、30pF〜80pF、好ましくは、50pF〜80pFの容量で十分である。
このようなキャパシタの拡大図を図6に示す。図6(a)に示すように、絶縁体層4に設けたビア4aの径φ1は、例えば、150μm〜250μm、一例としては、200μm、第2電極11Aの直径φ2は、例えば、100μm〜150μm、一例としては、125μm、第1電極3Aの直径φ3は、100μm〜200μm、一例として150μmとした。
また、絶縁体層4の厚さd1は、例えば、0.04mm〜0.10mm、一例として、0.05mm、絶縁体層2の厚さd2は、例えば、0.06mm〜0.30mm、一例としては、0.06mmとした。
このようなキャパシタで、高誘電体薄膜5として、厚さ0.06μm〜1.0μmのBTO薄膜を用いた場合、50〜80pFのキャパシタが、歩留まり70%程度で実現できる。ここでも歩留まりは、5V以下により絶縁破壊しなかったものの歩留まりである。この例では、ピンホールに起因する絶縁破壊は排除されているが、それ以外のプロセス上の要因で70%の歩留まりとなる。
一方、比較例として、従来構造のキャパシタを図6(b)に示す。このキャパシタは、同じく、直径150μmの第1電極01上に、スパッタリングにより同様な高誘電体薄膜02を設け、その上にスパッタリングにより銅のシード層を設けた後、銅メッキを施し、パターニングして、直径200μmの第2電極03を設けたものである。
この場合、5V印加での歩留まりは、30%となる。絶縁破壊されたもののうち、約40%分はピンホールによる絶縁破壊である。
(変形例2)
以上説明した実施形態1、2のキャパシタ内蔵基板では、装置の安定性を確保するために、電圧降下を補填するためのキャパシタを内蔵するキャパシタ端子を、実装部品の配線に使用する通常のビア端子に隣接して設けた基本構成を示したものであり、図5の半導体実装部品は、上述したキャパシタ内蔵基板を用いた半導体実装部品の一例を模式的に示したものであり、図示の構造は、実際の端子構造を正確に示しているものとはいえない。
キャパシタ内蔵基板の基本構成は、例えば、図7に示す構造となる場合が考えられる。
図7に示す構造は、実施形態1,2と同様な構造のキャパシタ端子21を具備する。キャパシタ端子21は、第1電極21Aと、高誘電体薄膜5と、溶融温度遷移型はんだ層7と、第2電極21Bとを具備し、これに隣接してグランド用配線となるビア端子22と、電源用配線となるビア端子23とを具備する。そして、グランド用配線となるビア端子22は第1ビア端子22Aと第2ビア端子22Bとで構成され、第1ビア端子22Aがキャパシタ端子21の第1電極21Aと接続されている。また、電源用配線となるビア端子23は、第1ビア端子23Aと第2ビア端子23Bとで構成されるが、第2ビア端子23Bは、キャパシタ端子21の第2電極21Bに接続されている。
また、信号用配線となるビア端子25は、グランド用配線に隣接して設けられ、第1ビア端子25Aと第2ビア端子25Bとで構成されている。
このような構成とすることにより、電圧降下が生じた場合でも、キャパシタ端子21の存在により瞬時に電圧降下を補填することができ、LSIやWLP(Wafer Level Package)などに代表される半導体装置の高速化にも対応できるものである。
これは、実施形態1,2で説明した本発明のキャパシタ端子を内蔵したキャパシタ内蔵基板を用いることにより、高誘電体薄膜の小型化、薄膜化が可能であり、且つこの場合にも高誘電体薄膜のピンホールに起因する絶縁破壊を防止することができ、信号用配線にできるだけ隣接する箇所にキャパシタを内蔵させることができるためである。よって、本発明のキャパシタ内蔵基板は、このような本発明のキャパシタを内蔵するキャパシタ内蔵基板であれば、キャパシタの配置やキャパシタ端子の接続構造などは特に限定されるものではない。
また、端子構造についても特に限定されるものではなく、積層セラミックスキャパシタを内蔵した端子を用いたものとすることもできる。例えば、図7に示すキャパシタ内蔵基板では、信号用配線となるビア端子25と、電源用配線となるビア端子23を積層セラミックスキャパシタを内蔵した端子とした構造にすればよい。
なお、以上説明した実施形態では、ビアの断面をテーパー状に表示したが、テーパー状ではなく、垂直に近い形状に形成することもでき、これには限定されない。また、上述したキャパシタ内蔵基板は、プロセスを変更して上面側から下面側へ製造することも可能であり、このように製造したキャパシタ内蔵基板も本発明のキャパシタ内蔵基板である。なお、この場合、例えば、図7のビア端子の断面は逆方向のテーパーに見えることになる。
(変形例3)
また、以上説明した実施形態では、ビア端子を導電体を少なくとも二層積層して形成した例を説明したが、金属層を複数層積層した積層金属シートを用いてビア端子構造を形成することが可能である。
以下、積層金属シートを用いた製造例を示す。出発材料が異なることにより構造上の相違点はあるが、基本構成は上述した実施形態と同様であるので、同一部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。
図8は、積層金属シートを用いた製造例の一例を示す。
図8(a)に示すように、銅からなる第1金属層61、ニッケルからなる第2金属層62、及び銅からなる第3金属層63からなる積層金属層60を用意する。この場合、第1金属層61は、第3金属層63と比較して厚い層となっているが、これに限定されない。また、ニッケルからなる第2金属層62は、銅とエッチング特性が異なる導電体であれば、ニッケルに限定されない。
まず、図8(b)に示すように、第1金属層61をエッチングして、複数の配線用端子を形成するが、この場合、キャパシタ形成用の端子61Aと、グランド用配線となる端子61Bと、電源用配線となる端子61Cと、信号用配線となる配線端子61Dとを図示する。
次に、端子31及び配線端子32A〜34Aを絶縁体層41で埋め込む(図8(c))。ここで、絶縁体層41は、特に限定されないが、例えば、樹脂成分と、シリカなどの無機フィラーやアクリルゴム粒子などのフィラーとを含有する樹脂組成物(プレプリグ)を用いて形成すればよく、できるだけ低熱膨張率(CTE;coefficient of thermal expansion)のものが好ましい。
次いで、端子31をエッチングにより除去して第2金属層62を露出する凹部42を形成する(図8(d))。
この後、凹部42内の第2金属層62を覆うように、高誘電体薄膜5を設け(図8(e))、凹部42内の高誘電体薄膜5を覆うように樹脂組成物12を設け、脱泡工程を実施し、高誘電体薄膜5に存在するピンホール内の気泡を脱離し、ピンホール内に樹脂組成物12を形成する樹脂成分を充填し(図8(f))、その後、凹部42内にはんだ含有樹脂組成物6を充填し、沈降工程を行って溶融温度遷移型はんだ層7を形成し(図8(g))、溶融温度遷移型はんだ層7をメタライズ化して導電体層8とし、その後、樹脂組成物12およびはんだ含有樹脂組成物6の樹脂成分を導電体層8の溶融温度MPより低い温度で樹脂成分を硬化させ、樹脂硬化層9を形成し(図8(h))、さらに、絶縁体層4の表面の高誘電体薄膜5を除去するとともに樹脂硬化層9を平坦化する(図8(i))点は実施形態2と同様である。
次に、図8(j)に示すように、凹部42内の樹脂硬化層9にビア9aをレーザー加工などにより形成して導電体層8を露出する。そして、図8(k)に示すように、めっき法などによりビア9aにビア導電体11を埋め込み、同時に配線を形成する。これにより、上部配線となる、第1電極31Aと、配線端子32A〜34Aが形成される。
次に、図8(l)に示すように、裏面側の第2金属層62及び第3金属層63をパターニングし、導電体層1をエッチングなどによりパターニングして外部端子を形成し、第2電極31Bと、配線端子32B〜34Bが形成される。
これにより、高誘電体薄膜5を第1電極31A及び第2電極31Bとで挟持したキャパシタを内蔵するキャパシタ端子31と、配線端子32A及び配線端子32Bからなる配線端子32〜34とが形成される。ここで、配線端子32は、グランド配線となり、配線端子33は、電源用配線となり、配線端子34は、信号用配線となる。
図9は、積層金属シートを用いた製造例の他の例を示す。
図9(a)に示すように、銅からなる第1金属層61、ニッケルからなる第2金属層62、及び銅からなる第3金属層63からなる積層金属層60を用意し、まず、図9(b)に示すように、第1金属層61をエッチングして、キャパシタを形成するための凹部42を形成する。
この後、凹部42内の第2金属層62を覆うように、高誘電体薄膜5を設け(図9(c))、凹部42内の高誘電体薄膜5を覆うように樹脂組成物12を設け、脱泡工程を実施し、高誘電体薄膜5に存在するピンホール内の気泡を脱離し、ピンホール内に樹脂組成物12を形成する樹脂成分を充填し(図9(d))、その後、凹部42内にはんだ含有樹脂組成物6を充填し、沈降工程を行って溶融温度遷移型はんだ層7を形成し(図9(e))、溶融温度遷移型はんだ層7をメタライズ化して導電体層8とし、その後、樹脂組成物12およびはんだ含有樹脂組成物6の樹脂成分を導電体層8の溶融温度MPより低い温度で樹脂成分を硬化させ、樹脂硬化層9を形成し(図9(f))、さらに、絶縁体層4の表面の高誘電体薄膜5を除去するとともに樹脂硬化層9を平坦化する(図9(g))点は実施形態2及び図8の方法と同様である。
なお、この方法では、高誘電体薄膜5を設けるプロセスでは、積層金属シート60のみ存在するので、例えば、400℃程度の高温プロセスのスパッタリングなどを容易に利用できるという利点がある。
次に、図9(h)に示すように、第1金属層61をエッチングして、凹部42内の構造を残し、キャパシタ形成用の端子以外の端子を形成する。この場合、グランド用配線となる端子61Bと、電源用配線となる端子61Cと、信号用配線となる配線端子61Dとを図示する。
次に、エッチングで除去した部分を絶縁体層41で埋め込み(図9(i))、次に、図9(j)に示すように、凹部42内の樹脂硬化層9にビア9aをレーザー加工などにより形成して導電体層8を露出する。そして、図9(k)に示すように、めっき法などによりビア9aにビア導電体31を埋め込み、同時に配線を形成する。これにより、上部配線となる、第1電極31Aと、配線端子32A〜34Aが形成される。
次に、図9(l)に示すように、裏面側の第2金属層62及び第3金属層63をパターニングし、導電体層1をエッチングなどによりパターニングして外部端子を形成し、第2電極31Bと、配線端子32B〜34Bが形成される。
これにより、高誘電体薄膜5を第1電極31A及び第2電極31Bとで挟持したキャパシタを内蔵するキャパシタ端子31と、配線端子32A及び配線端子32Bからなる配線端子32〜34とが形成される。ここで、配線端子32は、グランド配線となり、配線端子33は、電源用配線となり、配線端子34は、信号用配線となる。
なお、図8及び図9で説明した実施形態において、プロセスを変更して上面側から下面側へ製造することも可能であり、このように製造したキャパシタ内蔵基板も本発明のキャパシタ内蔵基板である。
1 導電体層
2 絶縁体層
3 ビア導電体
3A 第1電極
3B ビア端子
4 絶縁体層
5、5A、5B 高誘電体薄膜
6 はんだ含有樹脂組成物
7 溶融温度遷移型はんだ層
8 導電体層
9 樹脂硬化層
10 絶縁体層
11 ビア導電体
11A 第2電極
11B ビア端子
12 樹脂組成物
50 キャパシタ内蔵基板
51 ピンホール
100 マザーボード
200 パッケージ基板
300 LSI(半導体実装部品)

Claims (16)

  1. 第1電極を形成する工程(1)と、
    前記第1電極上に高誘電体薄膜を形成する工程(2)と、
    前記高誘電体薄膜上に樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物を設けて脱泡して前記高誘電体薄膜のピンホールに前記樹脂を充填する工程(3)と、
    前記溶融温度遷移型はんだを沈降させて前記高誘電体薄膜上に溶融温度遷移型はんだ層を形成する工程(4)と、
    前記溶融温度遷移型はんだ層を溶融、合金化して再溶融温度がMPの導電体層とする工程(5)と、
    前記導電体層の溶融温度MPより低い温度で前記樹脂成分を硬化して樹脂硬化層とする工程(6)と、
    前記樹脂硬化層に貫通孔を形成して前記導電体層を露出するとともに当該導電体層に接続する第2電極を形成する工程(7)と、を具備することを特徴とするキャパシタの製造方法。
  2. 第1電極を形成する工程(1)と、
    前記第1電極上に高誘電体薄膜を形成する工程(2)と、
    前記高誘電体薄膜上に第1樹脂成分を含む樹脂組成物層を設けて脱泡して前記高誘電体薄膜のピンホールに前記第1樹脂成分を充填する工程(3−1)と、
    第2樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物を前記樹脂組成物層上に設ける工程(3−2)と、
    前記溶融温度遷移型はんだを前記樹脂組成物層中まで沈降させて前記高誘電体薄膜上に溶融温度遷移型はんだ層を形成する工程(4)と、
    前記溶融温度遷移型はんだ層を溶融、合金化して再溶融温度がMPの導電体層とする工程(5)と、
    前記導電体層の溶融温度MPより低い温度で前記第1樹脂成分及び前記第2樹脂成分を硬化して樹脂硬化層とする工程(7)と、
    前記樹脂硬化層に貫通孔を形成して前記導電体層を露出するとともに当該導電体層に接続する第2電極を形成する工程(8)と、を具備することを特徴とするキャパシタの製造方法。
  3. 請求項1又は2において、
    前記脱泡を室温以上160℃以下の温度で行うことを特徴とするキャパシタの製造方法。
  4. 絶縁体からなる第1層に貫通して設けられた複数のビア導電体を形成する工程(11)と、
    前記複数のビア導電体のうちのキャパシタを設けるビア導電体を第1電極として他のビア導電体を絶縁体からなる第2層で覆い、前記第1電極上に高誘電体薄膜を形成する工程(12)と、
    前記高誘電体薄膜上に樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物を設けて脱泡する工程(13)と、
    前記溶融温度遷移型はんだを沈降させて前記高誘電体薄膜上に溶融温度遷移型はんだ層を形成する工程(14)と、
    前記溶融温度遷移型はんだ層を溶融、合金化して再溶融温度がMPの導電体層とする工程(15)と、
    前記導電体層の溶融温度MPより低い温度で前記樹脂成分を硬化して樹脂硬化層とする工程(16)と、
    前記樹脂硬化層に貫通孔を形成して前記導電体層を露出するとともに当該導電体層に接続する第2ビア導電体からなる第2電極を形成する工程(17)と、
    前記第2層に貫通孔を形成して前記ビア導電体を露出するとともに当該ビア導電体に接続する第3ビア導電体を設ける工程(18)とを具備することを特徴とするキャパシタ内蔵基板の製造方法。
  5. 絶縁体からなる第1層に貫通して設けられた複数のビア導電体を形成する工程(11)と、
    前記複数のビア導電体のうちのキャパシタを設けるビア導電体を第1電極として他のビア導電体を絶縁体からなる第2層で覆い、前記第1電極上に高誘電体薄膜を形成する工程(12)と、
    前記高誘電体薄膜上に第1樹脂成分を含む樹脂組成物層を設けて脱泡する工程(13−1)と、
    第2樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物を前記樹脂組成物層上に設ける工程(13−2)と、
    前記溶融温度遷移型はんだを前記樹脂組成物層中まで沈降させて前記高誘電体薄膜上に溶融温度遷移型はんだ層を形成する工程(14)と、
    前記溶融温度遷移型はんだ層を溶融、合金化して再溶融温度がMPの導電体層とする工程(15)と、
    前記導電体層の溶融温度MPより低い温度で前記第1樹脂成分及び前記第2樹脂成分を硬化して樹脂硬化層とする工程(16)と、
    前記樹脂硬化層に貫通孔を形成して前記導電体層を露出するとともに当該導電体層に接続する第2ビア導電体からなる第2電極を形成する工程(17)と、
    前記第2層に貫通孔を形成して前記ビア導電体を露出するとともに当該ビア導電体に接続する第3ビア導電体を設ける工程(18)とを具備することを特徴とするキャパシタ内蔵基板の製造方法。
  6. 請求項4又は5において、
    前記脱泡を室温以上160℃以下の温度で行うことを特徴とするキャパシタ内蔵基板の製造方法。
  7. 金属層を複数層積層した積層金属シートの第1金属層をエッチングして複数の配線端子を形成する工程(21)と、
    前記配線端子を埋め込む絶縁層を形成する工程(22)と、
    前記複数の配線端子のうちのキャパシタを設けるキャパシタ端子を形成する箇所の配線端子を除去して当該配線端子の下層の第2金属層を第1電極として露出する凹部を形成する工程(23)と、
    少なくとも前記凹部内の前記第1電極を覆う高誘電体薄膜を形成する工程(24)と、
    前記高誘電体薄膜上に樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物を設けて脱泡する工程(25)と、
    前記溶融温度遷移型はんだを沈降させて前記高誘電体薄膜上に溶融温度遷移型はんだ層を形成する工程(26)と、
    前記溶融温度遷移型はんだ層を溶融、合金化して再溶融温度がMPの導電体層とする工程(27)と、
    前記導電体層の溶融温度MPより低い温度で前記樹脂成分を硬化して樹脂硬化層とする工程(28)と、
    前記樹脂硬化層に貫通孔を形成して前記導電体層を露出するとともに当該導電体層に接続する第2導電体からなる第2電極を形成する工程(29)とを具備することを特徴とするキャパシタ内蔵基板の製造方法。
  8. 金属層を複数層積層した積層金属シートのキャパシタを設けるキャパシタ端子を形成する箇所の第1金属層をエッチングして前記第1金属層の下層の第2金属層を第1電極として露出する凹部を形成する工程(31)と、
    少なくとも前記凹部内の前記第1電極を覆う高誘電体薄膜を形成する工程(32)と、
    前記高誘電体薄膜上に樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物を設けて脱泡する工程(33)と、
    前記溶融温度遷移型はんだを沈降させて前記高誘電体薄膜上に溶融温度遷移型はんだ層を形成する工程(34)と、
    前記溶融温度遷移型はんだ層を溶融、合金化して再溶融温度がMPの導電体層とする工程(35)と、
    前記導電体層の溶融温度MPより低い温度で前記樹脂成分を硬化して樹脂硬化層とする工程(36)と、
    前記凹部内の前記導電体層及び前記樹脂硬化層と、前記キャパシタ端子以外の配線端子を残して前記第1金属層をエッチングする工程(37)と、
    前記導電体層及び前記樹脂硬化層と、前記配線端子を埋め込む絶縁層を形成する工程(38)と、
    前記樹脂硬化層に貫通孔を形成して前記導電体層を露出するとともに当該導電体層に接続する第2導電体からなる第2電極を形成する工程(38)とを具備することを特徴とするキャパシタ内蔵基板の製造方法。
  9. 請求項7又は8において、
    前記脱泡を室温以上160℃以下の温度で行うことを特徴とするキャパシタ内蔵基板の製造方法。
  10. 半導体パッケージと半導体パッケージが実装される基板との間に設けられるキャパシタ内蔵基板であって、前記半導体パッケージと前記基板とを接続する複数のビア端子と、前記ビア端子に隣接して設けられ且つキャパシタが内蔵されたキャパシタ内蔵端子とを具備し、
    前記キャパシタ内蔵端子は、第1電極と、前記第1電極上に設けられた高誘電体薄膜と、前記高誘電体薄膜上に設けられた溶融遷移型はんだからなる導電体層と、前記導電体層の上に設けられた樹脂硬化層と、前記樹脂硬化層に設けられ前記導電体層を露出するまで貫通した貫通孔内に設けられた第2ビア導電体からなる第2電極とを具備し、
    前記導電体層は、樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物を沈降して形成した溶融遷移型はんだからなり、前記樹脂硬化層は、前記はんだ含有樹脂組成物の樹脂成分の硬化物であり、前記高誘電体薄膜のピンホール内には前記はんだ含有樹脂組成物の樹脂成分が充填されていることを特徴とするキャパシタ内蔵基板。
  11. 請求項10において、
    前記ビア端子は、絶縁体からなる第1層を貫通するビア導電体と、前記第1層上に設けられた前記樹脂硬化層からなる第2層を貫通して前記ビア導電体と接続された第2ビア導電体とからなることを特徴とするキャパシタ内蔵基板。
  12. 請求項10又は11において、
    前記第1電極は、絶縁体からなる第1層を貫通して設けられた前記ビア導電体を具備することを特徴とするキャパシタ内蔵基板。
  13. 請求項10又は11において、
    前記第2電極は、絶縁体からなる前記第1層上に設けられた前記樹脂硬化層を貫通して設けられた前記ビア導電体を具備することを特徴とするキャパシタ内蔵基板。
  14. 信号用配線端子と、この信号用配線端子に隣接して設けられキャパシタ内蔵端子とを有するキャパシタ内蔵基板であって、
    前記キャパシタ内蔵端子は、第1電極と、前記第1電極上に設けられた高誘電体薄膜と、前記高誘電体薄膜上に設けられ且つ樹脂成分と溶融温度遷移型はんだとを含むはんだ含有樹脂組成物を沈降して形成した溶融遷移型はんだからなる導電体層と、前記導電体層の上に設けられ且つ前記はんだ含有樹脂組成物の樹脂成分が硬化した樹脂硬化層と、前記樹脂硬化層に設けられ前記導電体層を露出するまで貫通した貫通孔内に設けられた第2ビア導電体からなる第2電極とを具備し、前記高誘電体薄膜のピンホール内には前記はんだ含有樹脂組成物の樹脂成分が充填されていることを特徴とするキャパシタ内蔵基板。
  15. 請求項10〜14の何れか一項に記載のキャパシタ内蔵基板と、このキャパシタ内蔵基板に実装された前記半導体パッケージとを具備することを特徴とする半導体装置実装部品。
  16. 請求項15に記載の半導体装置実装部品において、前記キャパシタ内蔵基板が前記基板に実装されていることを特徴とする半導体装置実装部品。
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