JP6964535B2 - 面材 - Google Patents
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Description
1.凹凸模様を有する面材であって、
連続した面を形成してなる第1模様層と、
上記第1模様層の表面を部分的に覆う、凸状の第2模様層とを有し、
上記第1模様層及び上記第2模様層は、それぞれ、粒状無機質粒子を含む組成物によって形成されてなり、
上記第2模様層の厚みが0.5mm以上3mm以下であり、
下記式で表わされる上記第2模様層における粒状無機質粒子の粒度P 2 と、上記第1模様層における粒状無機質粒子の粒度P 1 において、P 1 −P 2 が0.2以上であることを特徴とする面材。
<式> P 1 =(第1模様層における粒径150μm以上の粒状無機質粒子の重量)/(第1模様層における粒状無機質粒子の総重量)
P 2 =(第2模様層における粒径150μm以上の粒状無機質粒子の重量)/(第2模様層における粒状無機質粒子の総重量)
2:第2模様層
A:模様領域A
B:模様領域B
3:透明被膜層
<式>P=(当該模様層における粒径150μm以上の粒状無機質粒子の重量)/(当該模様層における粒状無機質粒子の総重量)
(1)粒状無機質粒子と、樹脂と、必要に応じ添加剤とを常法により混合・攪拌することによって、第1模様層用組成物、第2模様層用組成物をそれぞれ製造する。
(2)内面に所望の凹凸模様を有する型枠を用意し、その凹部に第2模様層用組成物を充填し、次いで全体に第1模様層用組成物を充填し、硬化後に脱型する。
粒状着色無機質粒子の混合物(茶色珪砂と赤褐色珪砂の混合物、粒径32〜600μm、光透過率1%未満)80重量部、粒状透明性無機質粒子(寒水石;粒径106〜425μm、光透過率16%)20重量部、樹脂成分(アクリル樹脂エマルション、固形分50重量%)30重量部、及び添加剤(増粘剤、消泡剤等)を混合して、茶色系の模様層用組成物aを得た。この模様層用組成物aのP値は0.76である。
粒状着色無機質粒子の混合物(黄色珪砂と淡褐色珪砂の混合物、粒径32〜425μm、光透過率1%未満)80重量部、粒状透明性無機質粒子(寒水石;粒径32〜300μm、光透過率16%)20重量部、樹脂成分(アクリル樹脂エマルション、固形分50重量%)30重量部、及び添加剤(増粘剤、消泡剤等)を混合して、黄色系の模様層用組成物bを得た。この模様層用組成物bのP値は0.38である。
上記模様層用組成物bにおいて、粒状着色無機質粒子の粒度を調整し、P値が0.46である黄色系の模様層用組成物cを用意した。
上記模様層用組成物bにおいて、粒状着色無機質粒子の粒度を調整し、P値が0.25である黄色系の模様層用組成物dを用意した。
上記模様層用組成物bにおいて、粒状着色無機質粒子の粒度を調整し、P値が0.78である黄色系の模様層用組成物eを用意した。
型枠として、複数の筋状の凹凸を有する方形の型枠を用意した。この型枠を内面が上を向くように置き、型枠内面の凹部に模様層用組成物bを充填し、次いで全体に模様層用組成物aを充填し、硬化後に脱型することにより面材1を得た。この面材1は、模様層用組成物aが第1模様層(凹部)、模様層用組成物bが非連続で筋状の第2模様層(凸部)を形成し、第1模様層の厚みは2mm、第2模様層の厚みは0.5mm、第1模様層と第2模様層との色差は16であり、優れた立体感を有し、全体的な調和感、自然感にも優れるものであった。
上記実施例1と同じ型枠を用意し、型枠内面の凹部に模様層用組成物cを充填し、次いで全体に模様層用組成物aを充填し、硬化後に脱型することにより面材2を得た。この面材2は、模様層用組成物aが第1模様層(凹部)、模様層用組成物cが非連続で筋状の第2模様層(凸部)を形成し、第1模様層の厚みは2mm、第2模様層の厚みは0.5mm、第1模様層と第2模様層との色差は15であり、優れた立体感を有し、全体的な調和感、自然感にも優れるものであった。
上記実施例1と同じ型枠を用意し、型枠内面の凹部に模様層用組成物dを充填し、次いで全体に模様層用組成物aを充填し、硬化後に脱型することにより面材3を得た。この面材3は、模様層用組成物aが第1模様層(凹部)、模様層用組成物dが非連続で筋状の第2模様層(凸部)を形成し、第1模様層の厚みは2mm、第2模様層の厚みは0.5mm、第1模様層と第2模様層との色差は20であり、優れた立体感を有し、全体的な調和感、自然感にも優れるものであった。
上記実施例1と同じ型枠を用意し、型枠内面の凹部に模様層用組成物dを充填し、次いで全体に模様層用組成物aを充填し、硬化後に脱型した。次いで、その表面にアクリルシリコン樹脂系透明被覆材を塗付して透明被膜層(単位面積当たりの重量40g/m2)を設けることにより、面材4を得た。この面材4は、模様層用組成物aが第1模様層(凹部)、模様層用組成物dが非連続で筋状の第2模様層(凸部)を形成し、第1模様層の厚みは2mm、第2模様層の厚みは0.5mm、第1模様層と第2模様層との色差は19であり、優れた立体感を有し、全体的な調和感、自然感にも優れるものであった。
上記実施例1と同じ型枠を用意し、型枠内面の凹部に模様層用組成物eを充填し、次いで全体に模様層用組成物aを充填し、硬化後に脱型することにより面材5を得た。この面材5は、模様層用組成物aが第1模様層(凹部)、模様層用組成物eが非連続で筋状の第2模様層(凸部)を形成し、第1模様層の厚みは2mm、第2模様層の厚みは0.5mm、第1模様層と第2模様層との色差は18であった。この面材5は、実施例1〜4と比較すると、立体感に欠けるものであった。
Claims (1)
- 凹凸模様を有する面材であって、
連続した面を形成してなる第1模様層と、
上記第1模様層の表面を部分的に覆う、凸状の第2模様層とを有し、
上記第1模様層及び上記第2模様層は、それぞれ、粒状無機質粒子を含む組成物によって形成されてなり、
上記第2模様層の厚みが0.5mm以上3mm以下であり、
下記式で表わされる上記第2模様層における粒状無機質粒子の粒度P 2 と、上記第1模様層における粒状無機質粒子の粒度P 1 において、P 1 −P 2 が0.2以上であることを特徴とする面材。
<式> P 1 =(第1模様層における粒径150μm以上の粒状無機質粒子の重量)/(第1模様層における粒状無機質粒子の総重量)
P 2 =(第2模様層における粒径150μm以上の粒状無機質粒子の重量)/(第2模様層における粒状無機質粒子の総重量)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018027464A JP6964535B2 (ja) | 2018-02-20 | 2018-02-20 | 面材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018027464A JP6964535B2 (ja) | 2018-02-20 | 2018-02-20 | 面材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019143340A JP2019143340A (ja) | 2019-08-29 |
JP6964535B2 true JP6964535B2 (ja) | 2021-11-10 |
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ID=67771953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018027464A Active JP6964535B2 (ja) | 2018-02-20 | 2018-02-20 | 面材 |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3212315U (ja) * | 2017-05-25 | 2017-09-07 | 株式会社エフコンサルタント | 積層体 |
-
2018
- 2018-02-20 JP JP2018027464A patent/JP6964535B2/ja active Active
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---|---|
JP2019143340A (ja) | 2019-08-29 |
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