JP6964150B2 - スライドレールアセンブリ - Google Patents

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Description

本発明はスライドレールに関し、より具体的にはブラケットを備えるスライドレールアセンブリに関する。
一般に、ブラケットはスライドレールアセンブリをラックの対応するポストに取り付けるのに用いられる。例えば、特許文献1には、スライドレール機構21、第1の取り付けブラケット27、第2の取り付けブラケット47、バネ59及びノブ49が開示されている。第1の取り付けブラケット27は、外側レール23の第1の端部に隣接する位置でスライドレール機構21の外側レール23に固定的に取り付けされている。第2の取り付けブラケット47は、外側レール23の第2の端部に隣接する位置でスライドレール機構21の外側レール23に可動に取り付けられている。バネ59は、(特許文献1の図1〜図4に示されるように)第2の取り付けブラケット47が第1の取り付けブラケット27の方に又は(特許文献1の図5に示される代替的な取り付け方法において示されるように)第1の取り付けブラケット27から離れる方に付勢されるように第2の取り付けブラケット47に弾性力を加える。スライドレール機構21が、第1の取り付けブラケット27、第2の取り付けブラケット47及びバネ59を介してラックシステム10の対応するポスト13L及び15Lに取り付けられると、第2の取り付けブラケット47をスライドレール機構21の外側レール23にロックすることにより取り付け及び位置決めプロセスを完了するために、ノブ49を締めなければならない。ラックシステム10のポスト13L及び15Lからスライドレール機構21を取り外すことを望む場合、ノブ49を緩めることにより第2の取り付けブラケット47をスライドレール機構21の外側レール23から固定解除しなければならない。しかしながら、ノブ49を締める/緩める動作は非常に不便である。(特許文献1の図面に明確に示されているように)ノブ49がラックシステム10の内部に位置するとともに、スライドレール機構21がラックシステム10に取り付けられた後ラックシステム10のポスト13Lから離間しているだけでなく、サイドプレートは通常ラックシステム10のポスト13Lと15Lとの間に設けられているため、オペレータは小さな空間を介してラックシステム10内に自身の手を入れなければならない。前述の操作の不便さに対処する必要がある。
特許文献2にはスライドレールのためのブラケット位置決め構造が開示されている。ブラケット位置決め構造は複数のスタッド及び接続要素を含む。スタッドはブラケットに配置され、支持ポストの対応する孔にそれぞれ取り付けられるように構成されている。接続要素は支持ポストに係合するための少なくとも1つの歯を有し、それによりブラケットが特定の位置から特定の方向に変位するのを防止して、支持ポストの対応する孔からスタッドが係る方向に離れさせないようにする(特許文献2の図5を参照)。
特許文献3にはブラケットアセンブリが開示されている。ブラケットアセンブリは複数の取り付け部材及び固定アームを含む。取り付け部材は、ポストの対応する孔にそれぞれ取り付けられるように構成されている。固定アームは、ポストに引っ掛けられるように構成された固定部を有し、それによりブラケットが特定の位置から特定の方向に移動するのを防止して、取り付け部材がポストの対応する孔から係る方向に離れないようにしている(特許文献3の図8参照)。
米国特許第6230903号明細書 米国特許第7357362号明細書 米国特許第8371454号明細書
上記から、互いに関連する特許文献1及び2に記載の発明は、ブラケットが特定の位置から特定の方向に変位するのを防止するためにラックのポストに締結される接続要素又は締結アームのいずれかを有するものであることが分かる。しかしながら、スライドレールアセンブリのユーザーは、スライドレールアセンブリのブラケットをこのような形で固定することを望まない場合が時としてある。したがって、ブラケットの固定設計が異なるスライドレール製品を開発することには価値がある。
本発明は、ブラケットを有するスライドレールアセンブリを提供する。
本発明の一態様によれば、スライドレールアセンブリはレール部材及び第1のブラケットを含む。第1のブラケットとレール部材とは、互いに対して変位可能である。レール部材及び第1のブラケットのうちの一方はブロック部(以下では分かり易くするために第1のブロック部という)を備え、レール部材及び第1のブラケットのうちの他方はロック装置を備える。ロック装置はロック状態を有する。第1のブラケットがレール部材に対して所定の位置にあり且つロック装置がロック状態にある場合、ロック装置は、第1のブラケットが所定の位置から第1の方向に変位するのを防止するために、第1のブロック部をブロックするとともに第1のブロック部によってブロックされる。
レール部材及び第1のブラケットのうちの前記一方は第2のブロック部をさらに備え、第1のブラケットがレール部材に対して所定の位置にあり且つロック装置がロック状態にある場合に、第1のブラケットが所定の位置から第1の方向と反対方向である第2の方向に変位するのを防止するために、ロック装置は第2のブロック部をブロックするとともに第2のブロック部によってブロックされることが好ましい。
ロック装置はロック解除状態をさらに有し、第1のブラケットがレール部材に対して所定の位置にあり且つロック装置がロック解除状態にある場合、ロック装置は第1のブロック部をブロックせず且つ第1のブロック部によってもブロックされないため、第1のブラケットを所定の位置から第1の方向に変位させることができることが好ましい。
ロック装置はロック解除状態をさらに有し、第1のブラケットがレール部材に対して所定の位置にあり且つロック装置がロック解除状態にある場合、ロック装置は、第1のブロック部又は第2のブロック部をブロックせず且つ第1のブロック部又は第2のブロック部によってもブロックされないことが好ましい。
ロック装置はロック部材及び弾性部を含み、該ロック部材は、該弾性部の弾性力に対応してロック状態で留まることが好ましい。
ロック部材は第1のブラケットに枢結されることが好ましい。
レール部材は補助ベースを備えることが好ましい。補助ベースは通路を含み、第1のブラケットは、該通路を介してレール部材に対して変位可能であることが好ましい。
スライドレールアセンブリは第1のブラケットに第2の方向(即ち、第1の方向とは反対方向)に作用する弾性力を加える弾性部材をさらに含むことが好ましい。
ロック部材はロック部及び締結部を含み、ロック部材がロック状態にある場合に、締結部が第1のポストに締結された状態でロック部がブロック部をブロックするとともにブロック部によってブロックされることが好ましい。あるいは、ロック部は弾性部に配置さえ、ロック部材は、ロック状態にある場合に、弾性部のロック部を介してブロック部をブロックするとともにブロック部によってブロックされることが好ましい。
スライドレールアセンブリはラックの第1のポスト及び第2のポストに適合され、第2のブラケットをさらに含むことが好ましい。第2のブラケットはレール部材に配置される。第1のブラケット及び第2のブラケットはそれぞれ第1のポスト及び第2のポストにレール部材を取り付けるように構成されている。第1のブラケットは少なくとも1つの第1の取り付け部材を含み、少なくとも1つの第1の取り付け部材は、第1のブラケットがレール部材に対して所定の位置にある場合に第1のポストの少なくとも1つの第1の対応部に挿入される。ロック状態にある場合、ロック装置は第1のブラケットが所定の位置から第1の方向に変位するのを防止し、第1のブラケットの少なくとも1つの第1の取り付け部材が第1のポストの少なくとも1つの第1の対応部から分離しないようにするためにブロック部をブロックするとともにブロック部によってブロックされる。
第1のブラケットがレール部材に対して所定の位置にある場合、第1のポストは第1のブラケットが第1の方向の反対方向である第2の方向に変位するのをブロックすることが好ましい。
第2のブラケットは少なくとも1つの第2の取り付け部材を含み、少なくとも1つの第2の取り付け部材は第2のポストの少なくとも1つの第2の対応部に挿入されるように構成されていることが好ましい。
第1のブラケットはレール部材の端部に隣接し、第2のブラケットはレール部材に配置されるとともにレール部材の前記端部から離間されていることが好ましい。
第1のブラケットがレール部材に対して所定の位置にあり且つロック装置がロック解除状態にある場合、ロック装置は、第1のブラケットが所定の位置から第1の方向に変位して第1のブラケットの少なくとも1つの取り付け部材を第1のポストの少なくとも1つの第1の対応部から分離できるようにブロック部をブロックせず、ブロック部によってもブロックされないことが好ましい。
弾性部材は第1のブラケットに弾性力を加え、それにより第1のブラケットを第1のポストに対して第2の方向に押し付けるように構成されていることが好ましい。
本発明の別の態様によれば、スライドレールアセンブリはレール部材、第1のブラケット、第2のブラケット及び弾性部材を含む。第1のブラケットはレール部材の端部に隣接して配置され、少なくとも1つの取り付け部材を含み、レール部材に対して変位できる。第2のブラケットはレール部材の前記端部から離れた配置され、少なくとも1つの第2の取り付け部材を含む。弾性部材は第1のブラケットに弾性力を加える。
スライドレールアセンブリはロック装置をさらに含み、ロック装置はロック状態及びロック解除状態を有することが好ましい。第1のブラケットがレール部材に対して所定の位置にあり且つロック装置がロック状態にある場合、ロック装置及びレール部材は、ロック装置が第1の方向に変位されるのを防止する干渉関係にあり、その間、弾性部材は第1の方向の反対方向である第2の方向に作用する弾性力を第1のブラケットに加える。
第1のブラケットがレール部材に対して所定の位置にあり且つロック装置がロック解除状態にある場合、ロック装置及びレール部材は干渉関係になく、ロック装置は第1の方向に変位できる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るスライドレールアセンブリの斜視図であり、ラックに取り付けられたスライドレールアセンブリを示す。 図2は、本発明の第1の実施形態に係るスライドレールアセンブリの分解斜視図であり、第2のブラケットから分離された第1のブラケットを示す。 図3は、本発明の第1の実施形態に係るスライドレールアセンブリの組み立て斜視図であり、第1及び第2のブラケットが組み立てられた状態を示す。 図4は、本発明の第1の実施形態に係るスライドレールアセンブリを示し、第1のブラケットが(第2のブラケットを含む)スライドレールアセンブリの残りの部分から分離されるだけでなく分解図で示される。 図5は、本発明の第1の実施形態に係るスライドレールアセンブリの概略図であり、レール部材に対して所定の位置にある第1のブラケットを示す。 図6は、本発明の第1の実施形態に係るスライドレールアセンブリの概略図であり、操作されてロック状態からロック解除状態に切り換えられたロック装置を示す。 図7は、本発明の第1の実施形態に係るスライドレールアセンブリの概略図であり、レール部材に対して所定の位置から別の所定の位置に第1の方向に変位された第1のブラケットを示す。 図8は、本発明の第1の実施形態に係るスライドレールアセンブリの概略図であり、ロック装置がロック状態にある、ラックの第1のポスト及び第2のポストに取り付けられたスライドレールアセンブリを示す。 図9は、図8の丸で囲った領域Aの拡大図である。 図10は、本発明の第1の実施形態に係るスライドレールアセンブリの概略図であり、ロック装置がロック解除状態にある、ラックの第1のポスト及び第2のポストに取り付けられたスライドレールアセンブリを示す。 図11は、図10の丸で囲った領域Aの拡大図である。 図12は、本発明の第1の実施形態に係るスライドレールアセンブリの概略図であり、スライドレールアセンブリの第1のブラケットが第2の所定の位置にあり、第2のブラケットが第2のポストに取り付けられたままで第1のポストから取り外された状態を示す。 図13は、本発明の第1の実施形態に係るスライドレールアセンブリの概略図であり、スライドレールアセンブリの第1のブラケット及び第2のブラケットの双方がラックから取り外された状態を示す。 図14は、本発明の第2の実施形態に係るスライドレールアセンブリの概略図であり、第1のブラケットがレール部材に対して所定の位置にあり、第1のポストに取り付けられた状態を示す。 図15は、本発明の第2の実施形態に係るスライドレールアセンブリの概略図であり、操作されてロック解除状態に切り替えられたロック装置を示す。 図16は、本発明の第2の実施形態に係るスライドレールアセンブリの概略図であり、レール部材に対して所定の位置から別の所定の位置に第1の方向に変位された第1のブラケットを示す。 図17は、本発明の第3の実施形態に係るスライドレールアセンブリの概略斜視図であり、レール部材に対して所定の位置にあり、第1のポストに取り付けられた第1のブラケットを示す。 図18は、本発明の第3の実施形態に係るスライドレールアセンブリの概略斜視図であり、操作されてロック解除状態に切り替えられてロック装置を示す。 図19は、本発明の第3の実施形態に係るスライドレールアセンブリの概略斜視図であり、レール部材に対して所定の位置から別の所定の位置に第1の方向の変位された第1のブラケットを示す。 図20は、本発明の第4の実施形態に係るスライドレールアセンブリの概略図であり、レール部材に対して所定の位置にあり、第1のポストに取り付けられた第1のブラケットを示す。 図21は、本発明の第4の実施形態に係るスライドレールアセンブリの概略図であり、操作されてロック解除状態に切り替えられたロック装置を示す。 図22は、本発明の第4の実施形態に係るスライドレールアセンブリの概略図であり、レール部材に対して所定の位置から別の所定の位置に第1の方向の変位された第1のブラケットを示す。 図23は、本発明の第5の実施形態に係るスライドレールアセンブリの概略図であり、ロック装置がロック状態にある、ラックの第1のポスト及び第2のポストに取り付けられたスライドレールアセンブリを示す。
図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係るスライドレールアセンブリは、ラックの第1のポスト28a及び少なくとも1つの第2のポスト28bにそれぞれ第1のブラケット24及び少なくとも1つの第2のブラケット26を介して取り付けられるレール部材22を含む。本実施形態では、一例として、2つの第2のポスト28bと共にそれぞれ用いるための2つの第2のブラケット26がある。他の実施形態では、1つの第2のポスト28bと共に用いるための第2のブラケット26を1つだけ含み得る。本発明は第2のブラケット26及び第2のポスト28bの数の面で限定されない。
図2、図3及び図4を参照して、第1のブラケット24及びレール部材22は、お互いに対して変位させることができる。レール部材22は補助ベース22aを備えることが好ましい。本実施形態では、補助ベース22aはレール部材22に固定接続されるため、レール部材22の一部として見ることができる。補助ベース22aはレール部材22の第1の側に配置され、複数の可動レール(例えば、第1の可動レール29a及び第2の可動レール29b)はレール部材22の第2の側に配置され、レール部材22に対して変位させることができる。
補助ベース22aは通路30を含む。例えば、補助ベース22aは第1の壁32、第2の壁34及び補助ベース22aの第1の壁32と第2の壁34との間に接続される長手壁36を有し、通路30は、補助ベース22aの第1の壁32、第2の壁34及び長手壁36により共に定義される。第1のブラケット24は、補助ベース22aの通路30内に受容されて、レール部材22に対して第1のブラケット24を変位可能にする伸長支持部材24aを含むことが好ましい。伸長支持部材24aは第1のブラケット24に固定されているため、第1のブラケット24の一部として見ることができる。ここで、第1のブラケット24は、一例としてレール部材22の端部E1に隣接している。加えて、第1のブラケット24は少なくとも1つの第1の取り付け部材38を含む。他方、第2のブラケット26はレール部材22の端部E1から離れた位置でレール部材22に配置され(例えば、レール部材22の反対側の端部E2に配置される)、少なくとも1つの第2の取り付け部材40を含む。
レール部材22及び第1のブラケット24のうちの一方にはブロック部42が設けられ、レール部材22及び第1のブラケット24のうちの他方にはロック装置44が設けられる。ここでは、一例として、レール部材22にブロック部42が設けられ、第1のブラケット24にロック装置44が設けられている。
ブロック部42はレール部材22の端部E1に隣接して配置され、限定されないが突起又は壁等の所定の構造体である。ロック装置44はロック部材46及び弾性部48を含む。ロック部材46は、弾性部48によりロック部材46に加えられる弾性力に対応して特定の状態に留まる。この実施形態では、弾性部48は一例としてねじりバネであり、代替的な実施形態では、弾性部48は、限定されないが弾性プレート、可撓性物体又は同様の弾性部品であり得る。
ロック部材46は操作部46a及びロック部46bを含み、操作部46aとロック部46bとの間には、ロック部材46を第1のブラケット24に枢結するためにシャフト46cが配置されることが好ましい。
第1のブラケット24は側壁50と、側壁50に実質的に垂直に接続される端壁52とを含むことが好ましい。側壁50は、第1のブラケット24の両側を連通させる開口54を有し、ロック部材46は開口54と位置が対応する。少なくとも1つの第1の取り付け部材38が端壁52に配置される。
スライドレールアセンブリは、第1のブラケット24に弾性力を加えるための弾性部材56をさらに含むことが好ましい。ここで、弾性部材56は一例としてレール部材22の補助ベース22a及び第1のブラケット24の伸長支持部材24aにそれぞれ接続される2つの部分を有する。
図5を参照して、ロック装置44はロック状態S1を有する。例えば、ロック装置44のロック部材46は、弾性部48の弾性力に対応してロック状態S1に留まる。第1のブラケット24がレール部材22に対して所定の位置P1(例えば、伸長位置)にあり且つロック装置44がロック状態S1にある場合、ロック装置44は、第1のブラケット24が所定の位置P1から第1の方向D1(図6に示す方向)に変位しないようにするために、ブロック部42をブロックするとともにブロック部42によりブロックされる。より具体的には、ロック部材46がロック状態S1にある場合、ロック部材46のロック部46bはレール部材22のブロック部42と位置が対応する。その結果、レール部材22のブロック部42は、ロック部材46のロック部46bをブロックし、それにより第1のブラケット24がレール部材22に対して所定位置P1から第1の方向D1に変位するのが防止される。
図6及び図7を参照して、ロック装置44はさらにロック解除状態S2を有する。第1のブラケット24がレール部材22に対して所定の位置P1にある場合、ロック装置44とブロック部42とが互いをブロックし合わないようにするために、ロック装置44をロック解除状態S2に切り替えることができる。この目的は、第1のブラケット24を所定の位置P1から第1の方向D1に変位させることができるようにすることである。より具体的には、ロック部材46のロック部46bがレール部材22のブロック部42と位置がもはや対応せず、故にブロックされないようにするために、ロック装置44のロック部材46の操作部46aに力Fを加えて所定の角度ロック部材46を枢動させることができる。これにより、第1のブラケット24をレール部材22に対して所定の位置P1から他の所定の位置P2(例えば、引っ込め位置)へと第1の方向D1に変位させることができる。
なお、第1のブラケット24は位置制限部58をさらに含む。第1のブラケット24が所定の位置P1にある場合、ロック状態S1にあるロック部材46は、位置制限部58に対して押し付けられる。
図8及び図9を参照して、レール部材22は、第1のブラケット24及び第2のブラケット26のそれぞれを介して第1のポスト28a及び第2のポスト28bに取り付けられている。より具体的には、図8の第1のブラケット24はレール部材22に対して所定の位置P1にあり、少なくとも1つの第1の取り付け部材38は、第1のポスト28aの少なくとも1つの第1の対応部H1(例えば、少なくとも1つの第1の孔)に挿入されている。さらに、ロック装置44がロック状態S1にあることで、ロック装置44のロック部材46はブロック部42をブロックするとともにブロック部42によりブロックされて(ロック状態S1にあるロック装置44とレール部材22とは、ロック装置44が第1の方向D1に変位するのを防止する干渉関係にある)、第1のブラケット24が所定の位置P1から第1の方向D1に変位するのを維持して、第1のブラケット24の少なくとも1つの第1の取り付け部材38が第1のポスト28aの少なくとも1つの第1の対応部H1から離されないようにする。加えて、第1のポスト28aは、第1のブラケット24がレール部材22に対して所定の位置P1にある場合に、第1のブラケット24が第2の方向D2(第1の方向D1と反対の方向)に変位するのをブロックする。より具体的には、弾性部材56は、第2の方向D2に作用し、第1のブラケット24を第2の方向D2に付勢する弾性力を第1のブラケット24に加える。その結果、第1のブラケット24の端壁52は第1のポスト28aに対して第2の方向D2に押し付けられて、第1のブラケット24の少なくとも1つの第1の取り付け部材38を第1のポスト28aの少なくとも1つの第1の対応部H1に対してしっかりと又は確実に取り付けられるのに役立つ。例えば、弾性部材56の弾性力により、第1のブラケット24の少なくとも1つの第1の取り付け部材38を、第1のポスト28aの少なくとも1つの第1の対応部H1に挿入されたままにすることができる。図8の第2のブラケット26は、第2のポスト28bの少なくとも1つの第2の対応部H2(例えば、少なくとも1つの第2の孔)に挿入された少なくとも1つの第2の取り付け部材40を有する。
図10及び図11を参照して、レール部材22を第1のポスト28aから取り外すことが望ましい場合、ユーザーは、ロック装置44のロック部材46が所定の角度枢動されることによりロック状態S1からロック解除状態S2(図11参照)に切り換えられるように力Fを加えることができる。ロック解除状態S2では、ロック部材46のロック部46bのレール部材22のブロック部42と位置が対応していないため、ブロック部42によりブロックされていない(すなわち、ロック解除状態S2にあるロック装置44とレール部材22とは、ロック装置44が第1の方向D1に変位するのを防止する前述の干渉関係にない)。その結果、第1のブラケット24の少なくとも1つの第1の取り付け部材38を第1のポスト28aの少なくとも1つの第1の対応部H1から分離するために、第1のブラケット24をレール部材22に対して所定の位置P1から所定の位置P2(図12参照)へと第1の方向D1に変位させることができる。
図13を参照して、第1のブラケット24の少なくとも1つの第1の取り付け部材38が第1のポスト28aの少なくとも1つの第1の対応部H1から分離されると、第2のブラケット26の少なくとも1つの第2の取り付け部材40は、レール部材22がラックから取り外されるように第2のポスト28bの少なくとも1つの第2の対応部H2から分離できる。なお、レール部材22は、図8、図10、及び図12の工程を逆の順序で行うことによりラックに再度取り付けることができる。再取り付け工程については、簡略化のために説明を省略する。
図14は、本発明の第2の実施形態に係るスライドレールアセンブリのレール部材200を示す。1つのブロック部42を備える第1の実施形態のレール部材22とは異なり、第2の実施形態におけるレール部材200は2つのブロック部、例えば、第1のブロック部202及び第2のブロック部204を備える。
より具体的には、第1のブラケット206がレール部材200に対して所定の位置P1にあり且つロック装置208のロック部材210が弾性部205の弾性力に対応してロック状態S1にある場合、ロック部材210のロック部212は、第1のブラケット206が所定の位置P1から第1の方向D1に変位するのを防止するために、一方のブロック部(例えば、第1のブロック部202)をブロックするとともに一方のブロック部によりブロックされる。加えて、第1のブラケット206がレール部材200に対して所定の位置P1にあり且つロック装置208がロック状態S1にある場合、ロック部材210のロック部212は、第1のブラケット206が所定の位置P1から第2の方向D2に変位するのを防止するために、他のブロック部(例えば、第2のブロック部204)をブロックするとともに他のブロック部によりブロックされる。
上記から、第2の実施形態の第1のブラケット206は、レール部材200に対して所定の位置P1にある場合に、(第1の実施形態のように)1つの方向だけではなく2つの方向でブロックされることが分かる。この構成は、第1のブラケット206が所定の位置P1から第1の方向D1及び第2の方向D2のいずれかに任意に変位されるのを防止し、第1のブラケット206(より具体的には、第1のブラケット206の少なくとも1つの第1の取り付け部材38)を第1のポスト28aに(より具体的には、第1のポスト28aの少なくとも1つの第1の対応部H1)にしっかりと又は確実に取り付けることに寄与する。
図15及び図16を参照して、ロック装置208がロック状態S1からロック解除状態S2に切り替えられると、ロック装置208のロック部材210のロック部212(図14参照)と第1のブロック部202及び第2のブロック部204との相互干渉状態が解消されるため、第1のブラケット206をレール部材200に対して所定の位置P1から所定の位置P2に第1の方向D1に変位させることができ、それにより第1のブラケット206の少なくとも1つの第1の取り付け部材38を第1のポスト28aの少なくとも1つの第1の対応部H1から第1の方向D1に分離できる。
図17は、本発明の第3の実施形態に係るスライドレールアセンブリのレール部材300を示す。第1のブラケット206がレール部材200に対して所定の位置P1にあり且つロック装置208がロック状態S1にある場合に、ロック装置208のロック部212が第1のブロック部202及び第2のブロック部204によりそれぞれ2つの方向でブロックされる第2の実施形態と同様に、第3の実施形態も、ロック装置306がロック状態S1にある場合に、レール部材300の2つのブロック部(例えば、第1のブロック部302及び第2のブロック部304)とロック装置306のロック部材308のロック部310との協働を通じて2つの方向で干渉が生じる。しかしながら、第3の実施形態は、ロック部材308が締結部312をさらに含む点で第2の実施形態と異なる。
ロック部材308がロック状態S1にある場合、ロック部材308のロック部310は、第1の安全機構を提供するために2つのブロック部302及び304をブロックするとともに2つのブロック部302及び304にブロックされる。さらに、締結部312は第1のブラケット314の端壁に対応し、第2の安全機構を提供するために第1のポスト28aに締結される。2つの安全機構は、第1のブラケット314がレール部材300に対して所定の位置P1にある場合に、第1のブラケット314の少なくとも1つの第1の取り付け部材38が第1のポスト28aの少なくとも1つの第1の対応部H1から離れるのを防止する。これは、第1のブラケット314の少なくとも1つの第1の取り付け部材38を第1のポスト28aの少なくとも1つの第1の対応部H1にしっかりと又は確実に取り付けるのに寄与する。
図18及び図19を参照して、ロック装置306がロック状態S1からロック解除状態S2に切り替えられると、ロック装置306のロック部材308のロック部310(図17参照)と2つのブロック部302及び304との間の相互干渉状態が解消され、締結部312はもはや第1のブラケット314の端壁に対応せず、第1のポスト28Aに締結されていない(図18参照)。その結果、第1のブラケット314をレール部材300に対して所定の位置P1から所定の位置P2に第1の方向D1に変位させることができ(図19参照)、それにより第1のブラケット314の少なくとも1つの第1の取り付け部材38を第1のポスト28aの少なくとも1つの第1の対応部H1から分離できる。
図20は、本発明の第4の実施形態に係るスライドレールアセンブリのレール部材400を示す。第1〜第3の実施形態とは異なり、第4の実施形態では、ロック部410がロック装置404のロック部材406の一部ではなく、弾性部408の一部(すなわち、弾性部408はロック部410を有する)であるように設計され、第1のブラケット402がレール部材400に対して所定の位置P1にあり、ロック装置404がロック状態S1にある場合、ロック装置404のロック部材406は、弾性部408のロック部410を介して、レール部材400の第1のブロック部412及び第2のブロック部414をブロックし且つ第1のブロック部412及び第2のブロック部414によりブロックされる。それにより、第1のブラケット402が所定の位置P1から第1の方向D1及び第2の方向D2のいずれにも変位するのが防止される。本実施形態における弾性部408は、一例として弾性プレート又は可撓性物体であるが、本発明はこの点について何ら限定されない。ロック部材406は、第1のポスト28aに締結されるように構成された締結部416を有することが好ましい。
図21及び図22を参照して、ロック装置404がロック状態S1からロック解除状態S2に切り替わると、ロック装置404のロック部材406は、弾性部408のロック部410を介して2つのブロック部412及び414によってもはやブロックされておらず、締結部416は第1のポスト28a(図21参照)にもはや締結されていない。したがって、第1のブラケット402をレール部材400に対して所定の位置P1から所定の位置P2へと第1の方向D1に変位させることができるため、第1のブラケット402の少なくとも1つの第1の取り付け部材38を第1のポスト28aの少なくとも1つの第1の対応部H1から第1の方向D1に分離させることができる(図22参照)。
図23は、本発明の第5の実施形態に係るスライドレールアセンブリのレール部材500を示す。第1のブラケット24(206、314)の少なくとも1つの第1の取り付け部材38が第1のポスト28aの少なくとも1つの第1の対応部H1に第2の方向に取り付けられる(又は挿入される)第1〜第3の実施形態とは異なり、第5の実施形態における第1のブラケット502の少なくとも1つの第1の取り付け部材38は、第1のポスト28aの少なくとも1つの第1の対応部H1に第1の方向に取り付けられる(又は挿入される)。さらに、ロック部510は、ロック装置504のロック部材506の一部ではなく、弾性部508の一部(即ち、弾性部508がロック部510を有する)である。第1のブラケット502がレール部材500に対して所定の位置P1にあり且つロック装置504がロック状態S1にある場合、ロック装置504のロック部材506は、弾性部508のロック部510を介して、レール部材500の第1のブロック部512及び第2のブロック部514をブロックするとともに第1のブロック部512及び第2のブロック部514によりブロックされ、それにより第1のブラケット502が所定の位置P1から第1の方向D1及び第2の方向D2のいずれにも変位するのが防止される。加えて、弾性部材516は、第1の方向D1に作用し、故に第1のブラケット502を第1の方向D1に付勢させる弾性力を第1のブラケット502に加える。この弾性力は、第1のブラケット502の端壁518を第1のポスト28aに対して第1の方向D1に押し付けて、第1のブラケット502の少なくとも1つの第1の取り付け部材38が第1のポスト28aの少なくとも1つの第1の対応部H1にしっかりと又は確実に取り付けられることを確かなものにする。例えば、弾性部材516の弾性力は、第1のブラケット502の少なくとも1つの第1の取り付け部材38が第1のポスト28aの少なくとも1つの第1の対応部H1に挿入されたままにする。他方、第2のブラケット520は、第2のポスト28bの少なくとも1つの対応部H2に取り付けられる少なくとも1つの第2の取り付け部材522を有する。
上記によれば、前述の実施形態で開示したスライドレールアセンブリは以下の技術的特徴を有することが好ましい。
1)上述の実施形態における第1のブラケットは、ラックのポストに締結される接続要素又は締結アームにより特定の位置から特定の方向に変位しないようにされる従来のスライドレールブラケットとは異なるデザインを有する。本発明の第1の実施形態を例に取ると、第1の実施形態の第1のブラケット24がレール部材22に対して所定の位置P1にあり且つロック装置44がロック状態S1にある場合、ロック装置44は、第1のブラケット24がレール部材22に対して所定の位置P1から第1の方向D1に変位するのを防止するためにブロック部42をブロックするとともにブロック部42によりブロックされる。ロック装置44がロック状態S1から解除されると(例えば、ロック解除状態S2にされると)、第1のブラケット24はレール部材22に対して所定の位置P1から第1の方向D1に(例えば、所定の位置P2に)変位できる。
2)第1の実施形態の第1のブラケット24がレール部材22に対して所定の位置P1にある場合、ロック状態S1にあるロック装置44及びブロック部42は互いをブロックして第1のブラケット24がレール部材22に対して所定の位置P1から第1の方向D1に変位するのを防止するだけでなく、弾性部材56が、第2の方向D2(第1の方向D1と反対の方向)に作用して第1のブラケット24が第2の方向D2に付勢させる弾性力を第1のブラケット24に加える。この構成は、第1の実施形態のスライドレールアセンブリがラックポスト(例えば、第1のポスト28a)に適用された場合に、第1のブラケット24の少なくとも1つの第1の取り付け部材38が第1のポスト28aの少なくとも1つの第1の対応部H1にしっかりと又は確実に取り付けられるのを確かなものにするのに役立つ。
3)第1の実施形態の第1のブラケット24がレール部材22に対して所定の位置P1にあり且つロック装置44がロック状態S1にある場合、ロック装置44は、第1のブラケット24がレール部材22に対して所定の位置P1から第1の方向D1に変位するのを防止する、即ち、第1のブラケット24を1つの方向にブロックするためにブロック部42をブロックするとともにブロック部42によりブロックされる。第2(第3、第4又は第5)の実施形態の第1のブラケット206(314、402、502)がレール部材200(300、400、500)に対して所定の位置P1にあり且つロック装置208(306、404、504)がロック状態S1にある場合、ロック装置208(306、404、504)は、第1のブラケット206(314、402、502)がレール部材200(300、400、500)に対して所定の位置P1から第1の方向D1及び第2の方向D2のいずれにも変位するのを防止するために、即ち、第1のブラケット206(314、402、502)を2つの方向でブロックするために、2つのブロック部202及び204(302及び304、412及び414、512及び514)をブロックするとともに2つのブロック部202及び204(302及び304、412及び414、512及び514)にブロックされる。
4)第3の実施形態のロック部材308は、第1のブラケット314の少なくとも1つの第1の取り付け部材38が第1のポスト28aによりしっかりと又はより確実に取り付けることができるように締結部312をさらに含む。
5)第1(又は第2、第3)の実施形態の第1のブラケット24(206、314)がレール部材22(200、300)に対して所定の位置P1にあり且つロック装置44(208、306)のロック部材46(210、308)がロック状態S1にある場合、ロック部材46(210、308)のロック部46b(212、310)はブロック部42(202、302)をブロックするとともにブロック部42(202、302)にブロックされる。代替の実施形態、例えば第4(又は第5)の実施形態では、ロック装置404(504)のロック部材406(506)は、弾性部408(508)のロック部410(510)がロック状態S1にある場合にブロック部412(512)をブロックし且つブロックされる。
6)第1の実施形態の第1のブラケット24がレール部材22に対して所定の位置P1にあり且つロック装置44がロック状態S1にある場合、ロック装置44とレール部材22とは干渉関係にあり、ロック装置44は第1の方向D1に変位するのが防止される。一方、弾性部材56は第2の方向D2(第1の方向D1の反対方向)に作用する弾性力を第1のブラケット24に加える。第5の実施形態の第1のブラケット502がレール部材500に対して所定の位置P1にあり且つロック装置504がロック状態S1にある場合、ロック装置504とレール部材500とは干渉関係にあり、ロック装置504が第2の方向D2に変位するのが防止される(例えば、ロック装置504のロック部510がブロック部512によりブロックされる)。一方、弾性部材516は、第1の方向D1(第2の方向D2の反対方向)に作用する弾性力を第1のブラケット502に加える。前述の構成のいずれも、第1のブラケット24(502)をラックポスト(例えば、第1のポスト28a)にしっかりと又は確実に取り付けるのに役立つ。
上述の実施形態を通じて本発明を開示してきたが、これらの実施形態は本発明の範囲を制限することを意図したものではない。出願人が求める特許保護の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。
22 レール部材
22a 補助ベース
24 第1のブラケット
26 第2のブラケット
28a 第1のポスト
28b 第2のポスト
30 通路
38 第1の取り付け部材
40 第2の取り付け部材
42 ブロック部
44 ロック装置
46 ロック部材
48 弾性部
50 側壁
52 端壁
54 開口
56 弾性部材
58 位置制限部
312 締結部
310 ロック部

Claims (10)

  1. レール部材と、
    第1のブラケットであって、該第1のブラケットと前記レール部材とは、互いに対して変位可能である、第1のブラケットと、
    を含むスライドレールアセンブリであって、
    前記レール部材及び前記第1のブラケットのうちの一方はブロック部を備え、前記レール部材及び前記第1のブラケットのうちの他方はロック装置を備え、
    前記ロック装置は前記ブロック部に対してロック状態とロック解除状態との間で枢動可能なロック部材を含み、該ロック部材は、該ロック状態及び該ロック解除状態の双方にあるロック部材の自由端を定義する操作部を有し、該操作部の操作を通じて前記ロック装置と前記ブロック部とを係合させることができ
    前記第1のブラケットが前記レール部材に対して所定の位置にあり且つ前記ロック装置がロック状態にある場合、前記ロック装置は、前記第1のブラケットが前記所定の位置から第1の方向に変位するのを防止するために、前記ブロック部をブロックする、スライドレールアセンブリ。
  2. 前記レール部材及び前記第1のブラケットのうちの前記一方は別のブロック部をさらに備え、前記第1のブラケットが前記レール部材に対して前記所定の位置にあり且つ前記ロック装置がロック状態にある場合に、前記第1のブラケットが前記所定の位置から第2の方向に変位するのを防止するために、前記ロック装置は該別のブロック部をブロックし、該第2の方向と前記第1の方向とは反対方向である、請求項1に記載のスライドレールアセンブリ。
  3. 記第1のブラケットが前記レール部材に対して前記所定の位置にあり且つ前記ロック装置がロック解除状態にある場合、前記ロック装置は前記ブロック部をブロックしないため、前記第1のブラケットを前記所定の位置から前記第1の方向に変位させることができる、請求項1に記載のスライドレールアセンブリ。
  4. 記第1のブラケットが前記レール部材に対して前記所定の位置にあり且つ前記ロック装置がロック解除状態にある場合、前記ロック装置は、前記ブロック部又は前記別のブロック部をブロックしない、請求項2に記載のスライドレールアセンブリ。
  5. 前記ロック装置は弾性部を含み、前記ロック部材は、該弾性部の弾性力に対応してロック状態で留まる、請求項1に記載のスライドレールアセンブリ。
  6. 前記ロック部材はロック部及び締結部を含み、前記ロック部材がロック状態にある場合に、該締結部が前記第1のブラケットの端壁に対応した状態で前記ロック部が前記ブロック部をブロックする、請求項5に記載のスライドレールアセンブリ。
  7. 前記弾性部はロック部を含み、前記ロック部材は、前記ロック状態にある場合に、前記弾性部のロック部を介して前記ブロック部をブロックする、請求項5に記載のスライドレールアセンブリ。
  8. 前記ロック部材は前記第1のブラケットに枢結される、請求項5に記載のスライドレールアセンブリ。
  9. 前記レール部材は補助ベースを備え、該補助ベースは通路を含み、前記第1のブラケットは、該通路を介して前記レール部材に対して変位可能である、請求項1に記載のスライドレールアセンブリ。
  10. 前記第1のブラケットに第2の方向に作用する弾性力を加える弾性部材をさらに含み、該第2の方向と前記第1の方向とは反対方向である、請求項1に記載のスライドレールアセンブリ。
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