JP6963996B2 - 制御装置、バイタル検出方法、プログラム、およびバイタル検出装置 - Google Patents

制御装置、バイタル検出方法、プログラム、およびバイタル検出装置 Download PDF

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Description

本発明は、制御装置、バイタル検出方法、プログラム、およびバイタル検出装置に関する。
近年、種々のセンサを用いて被験者のバイタルサインを検出する装置が開発されている。また、マイクロ波などの電磁波を利用してバイタルサインを非接触式で検出する技術も存在する。例えば、特許文献1には、バイタルサインをなす略定常的な微動に応じて生じる信号の略周期的なピーク成分について、その信号強度が最大である位置を、電磁波の照射位置として決定する技術が開示されている。
国際公開第2012/115220号
しかし、特許文献1に記載の技術では、一度、電磁波の照射位置を決定した後は、当該照射位置は固定される。このため、特許文献1に記載の技術では、被験者の体動などにより、バイタルサインの検出に適した位置が変動した場合、バイタルサインの検出精度が低下する可能性がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、被験者の状態変化に対応した精度の高いバイタルサイン検出を実現することが可能な、新規かつ改良された制御装置、バイタル検出方法、プログラム、およびバイタル検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、被験者に対し照射された電磁波の反射波に係る信号強度に基づいて、上記被験者のバイタルサインが強く表れる特定部位を特定する特定部と、上記特定部により特定された上記特定部位に向けて上記電磁波が照射されるように上記電磁波の照射領域の走査を制御する制御部と、を備え、上記制御部は、上記反射波の信号強度が規定された閾値を超えた場合、上記特定部に上記特定部位の特定を再度実行させる、制御装置が提供される。
また、上記制御部は、バイタルサインの検出開始が行われた後、上記反射波の信号強度が規定された閾値を超えた場合、上記電磁波の照射領域の走査と、上記特定部による特定部位の特定と、を再度実行させてもよい。
また、上記特定部は、複数の測定部位のうち、信号強度に係るSN比が最大となる反射波が受信された測定部位を、上記特定部位として特定してもよい。
また、上記特定部は、上記反射波に含まれる上記バイタルサインを示す周波数成分の強度と他の周波数成分の強度との関係を測定部位ごとに算出し、上記バイタルサインを示す周波数成分の強度が最大となる測定部位を、上記特定部位として特定してもよい。
また、上記制御部は、少なくとも4つの上記測定部位を含む照射領域へと前記電磁波が照射されるように、前記電磁波の照射領域の走査を制御し、少なくとも4つの上記測定部位は、面を形成するよう設定されてもよい。
また、上記課題を解決するために、被験者に対して電磁波を照射することと、上記電磁波の反射波を受信することと、上記反射波の解析結果に基づいて、上記被験者のバイタルサインを検出することと、上記電磁波の照射領域を走査することと、上記反射波の信号強度に基づいて、上記被験者のバイタルサインが強く表れる特定部位を特定することと、上記特定部位に向けて上記電磁波が照射されるように上記走査を制御することと、を含み、上記制御することは、上記反射波の信号強度が規定された閾値を超えた場合、上記特定部位の特定を再度実行させること、をさらに含む、バイタル検出方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、被験者に対し照射された電磁波の反射波に係る信号強度に基づいて、上記被験者のバイタルサインが強く表れる特定部位を特定する特定部と、上記特定部により特定された上記特定部位に向けて上記電磁波が照射されるように上記電磁波の照射領域の走査を制御する制御部と、を備え、上記制御部は、上記反射波の信号強度が規定された閾値を超えた場合、上記特定部に上記特定部位の特定を再度実行させる、制御装置、として機能させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、被験者に対して電磁波を照射する照射部と、上記電磁波の反射波を受信する受信部と、上記反射波の解析結果に基づいて、上記被験者のバイタルサインを検出する検出部と、上記電磁波の照射領域を走査する走査部と、上記反射波の信号強度に基づいて、上記被験者のバイタルサインが強く表れる特定部位を特定する特定部と、上記特定部により特定された上記特定部位に向けて上記電磁波が照射されるように上記走査部を制御する制御部と、を備え、上記制御部は、上記反射波の信号強度が規定された閾値を超えた場合、上記特定部に上記特定部位の特定を再度実行させる、バイタル検出装置が提供される。
以上説明したように本発明によれば、被験者の状態変化に対応した精度の高いバイタルサイン検出を実現することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るバイタルサインの測定部位について説明するための概念図である。 同実施形態に係るバイタル検出装置10の一機能構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係るバイタルサインの検出に適したSN比について説明するための図である。 同実施形態に係るバイタルサインの検出に適したSN比について説明するための図である。 同実施形態に係るSN比マップの一例である。 同実施形態に係るSN比マップの一例である。 同実施形態に係るSN比マップの一例である。 同実施形態に係るSN比マップの一例である。 同実施形態に係る体動の検出について説明するための図である。 同実施形態に係るバイタル検出装置10の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.実施形態>
<<1.1.実施形態の概要>>
上述したように、近年では、電磁波などを用いて被験者のバイタルサインを非接触式で検出する装置が開発されている。上記のような装置には、例えば、車両の運転を行う被験者の心拍などを検出する装置や、医療施設などにおいて、睡眠する被験者の心拍、呼吸などを検出する装置などが挙げられる。
上記のような非接触式の装置によれば、被験者の体にセンサを装着することなく、種々のバイタルサインを検出することができ、センサ装着に係る被験者の煩わしさを低減することが可能である。
また、例えば、特許文献1に開示されるように、バイタルサインの検出に適した位置を探索し、バイタルサインの検出位置を決定する技術も報告されている。当該技術によれば、被験者の身体的特徴などの差を吸収し、被験者や状況に適した位置においてバイタルサインを精度高く検出する効果が期待される。
一方、電磁波を用いた非接触式によるバイタルサインの検出では、被験者の体動などにより、電磁波の反射波にノイズが重畳しやすい傾向がある。しかし、特許文献1に記載の技術では、バイタルサインを示す周波数成分と、他の周波数成分、すなわちノイズとの分離が十分とは言い難く、ノイズの影響により、本来検出には適さない位置においてバイタルサインの検出が開始されてしまう可能性がある。
また、バイタルサインの検出開始後に被験者の座り直しや寝返りなどの姿勢変動を伴う体動が行われる場合もある。この場合、バイタルサインの検出に適した測定部位も変動することが想定されるが、特許文献1に記載の技術では、一度決定した測定部位は固定される。このため、体動などによりバイタルサインの検出に適した測定部位が変動した場合、特許文献1に記載の技術では、バイタルサインの検出精度が著しく低下してしまう可能性がある。
本発明に係る技術思想は上記の点に着目して発想されたものであり、被験者の状態変化に対応した精度の高いバイタルサイン検出を可能とする。このために、本発明の一実施形態に係るバイタル検出装置、バイタル検出方法、プログラム、および制御装置は、バイタルサインの検出開始後に被験者の体動などを検知した場合、当該バイタルサインの測定部位を動的に再決定すること、を特徴の一つとする。
図1は、本発明の一実施形態に係るバイタルサインの測定部位について説明するための概念図である。図1には、本実施形態に係るバイタル検出装置10が、車両を運転する被験者Uの心拍を検出する場合の一例が示されている。
図1の左側に示すように、本実施形態に係るバイタル検出装置10は、例えば、運転席のシート内部に配置され、ドップラー波などの電磁波を用いて被験者Uの心拍を非接触式で検出する装置であってもよい。
この際、本実施形態に係るバイタル検出装置10は、図1の右側に示すように、複数の測定部位DPにおいて、ドップラー波などの電磁波を照射し、当該電磁波の反射波を受信する。また、本実施形態に係るバイタル検出装置10は、それぞれの測定部位DPにおいて受信した反射波の周波数解析結果に基づいて、バイタルサインの検出に適した特定部位を特定する。すなわち、本実施形態に係るバイタル検出装置10は、複数の測定部位DPを含む電磁波の照射領域を走査し、バイタルサインの検出に最も適した特定部位を探索することが可能である。
また、この際、本実施形態に係るバイタル検出装置10は、被験者のバイタルサインが強く表れる身体状況における周波数特性を示す規定特性を満たす測定部位を、上記の特定部位として特定してよい。上記の規定特性には、例えば、バイタルサインを示す周波数成分の強度が、周囲の測定部位にかけて緩やかに減衰する周波数特性が含まれる。なお、上記の緩やかな減衰とは、周波数成分の強度が単調に変化することであり、例えば、その減衰比が予め規定された規定割合以下で単調に変化することを含む。
より具体的には、バイタル検出装置10は、心拍などのバイタルサインを示す周波数成分と、他の周波数成分、すなわちノイズとの比を示すSN比(Signal−to−Noise ratio)に基づいて、特定部位の特定を行ってもよい。本実施形態に係るバイタル検出装置10が有する上記の機能によれば、ノイズの重畳を考慮した特定部位の特定を実現することができ、より精度の高いバイタルサイン検出が可能となる。
さらには、本実施形態に係るバイタル検出装置10は、ノイズの重畳などの影響により、バイタルサインの検出に適した特定部位が定まらない場合、複数の測定部位DPを含む照射領域を再度走査することにより、より適切な特定部位を探索することができる。
本実施形態に係るバイタル検出装置10が有する上記の機能によれば、被験者の体動や車両の振動などによるノイズ重畳が生じやすい環境においても、より適切な部位で精度高くバイタルサインを検出することが可能となる。
また、上述したように、本実施形態に係るバイタル検出装置10は、バイタルサインの検出開始後に、被験者の体動などを検知した場合、上記の特定部位の再特定を行うことを特徴の一つとする。この際、本実施形態に係るバイタル検出装置10は、特定部位において受信した反射波の信号強度が規定された閾値を超えた場合、体動などが生じたと判定し、特定部位の再特定を実行することができる。
本実施形態に係るバイタル検出装置10が有する上記の機能によれば、座り直しや寝返りなど、頻繁に起こり得る被験者の体動に対応し、動的に特定部位を決定することで、精度の高いバイタルサイン検出を維持し続けることが可能となる。
以上、本実施形態の概要について説明した。なお、以下の説明においては、本実施形態に係るバイタル検出装置10が、車両を運転する被験者の心拍を検出する場合を一例に述べるが、本発明の適用範囲は係る例に限定されない。本実施形態に係るバイタル検出装置10は、例えば、心拍のほか、呼吸、眠気などを検出してもよいし、医療施設や家庭における要介護者などバイタルサインを検出してもよい。本発明に係る技術思想は、体動などによるノイズ重畳が生じ得る環境において、被験者のバイタルサインを検出する種々の装置に広く適用可能である。
<<1.2.機能構成例>>
次に、本開示の一実施形態に係るバイタル検出装置10の機能構成例について説明する。図2は、本実施形態に係るバイタル検出装置10の一機能構成例を示すブロック図である。図2を参照すると、本実施形態に係るバイタル検出装置10は、照射部110、受信部120、走査部130、特定部140、制御部150、および検出部160を備える。
(照射部110)
本実施形態に係る照射部110は、被験者に対して電磁波を照射する。本実施形態に係る電磁波には、測距技術に用いられる電波、音波、光波が広く含まれる。照射部110は、制御部150および走査部130による制御に基づいて、例えば、ドップラー波の照射を行ってもよい。
(受信部120)
本実施形態に係る受信部120は、照射部110により照射された電磁波の反射波を受信する。
(走査部130)
本実施形態に係る走査部130は、制御部150による制御に基づいて、照射部110が照射する電磁波の照射領域を走査する。上述したように、本実施形態に係る照射領域には、複数の測定部位が含まれる。走査部130は、照射部110および受信部120のうちの少なくとも一方の指向性を変化させることで、複数の測定部位を含む照射領域の走査を実現してもよい。
この際、走査部130は、照射部110および受信部120のうちの少なくとも一方の物理的方向を変化させるアクチュエータとして動作してもよい。また、走査部130は、照射部110および受信部120のうちの少なくとも一方の指向性変化をデジタルビームフォーミングなどの技術により実現してもよい。
また、走査部130は、複数の測定部位に対応する複数の照射部110および受信部120のうちの少なくとも一方を順次動作させることで照射領域の走査を実現してもよい。
(特定部140)
本実施形態に係る特定部140は、複数の測定部位で受信された反射波の周波数解析結果に基づいて、バイタルサインの検出に適した特定部位を特定する。この際、本実施形態に係る特定部140は、被験者のバイタルサインが強く表れる身体状況における周波数特性を示す規定特性を満たす測定部位を、上記の特定部位として特定してよい。特定部140は、例えば、複数の測定部位のうち、信号強度に係るSN比が最大となる反射波が受信された測定部位を、特定部位として特定してもよい。また、特定部140は、反射波に含まれるバイタルサインを示す周波数成分の強度と他の周波数成分の強度との関係を測定部位ごとに算出し、バイタルサインを示す周波数成分の強度が最大となる測定部位を、特定部位として特定してもよい。本実施形態に係る特定部140が有する機能の詳細については、別途後述する。
(制御部150)
本実施形態に係る制御部150は、バイタル検出装置10が備える各構成を全体的に制御する。本実施形態に係る制御部150は、例えば、特定部140により特定された特定部位に向けて電磁波が照射されるように、走査部130を制御してよい。また、本実施形態に係る制御部150は、バイタルサインの検出開始後に被験者の体動が検知された場合、走査部130による照射領域の走査、および特定部140による特定部位の特定を再度実行させること、を特徴の一つとする。本実施形態に係る制御部150が有する上記の機能については別途詳細に説明する。
(検出部160)
本実施形態に係る検出部160は、特定部140により特定された特定部位において受信された反射波の解析結果に基づいて、被験者のバイタルサインを検出する。上述したように、本実施形態に係るバイタルサインには、心拍のほか、呼吸、眠気などの種々の生体情報が含まれてよい。また、本実施形態に係る検出部160は、バイタルサインの検出後に反射波の信号強度に基づいて、被験者の体動有無を判定する機能を有する。
以上、本開示の一実施形態に係るバイタル検出装置10の機能構成例について説明した。なお、図2を用いて説明した上記の機能構成はあくまで一例であり、本実施形態に係るバイタル検出装置10の機能構成は係る例に限定されない。本実施形態に係るバイタル検出装置10は、例えば、検出したバイタルサインに基づく情報提示を行うための表示部や音声出力部などをさらに備えてもよい。また、本実施形態に係るバイタル検出装置10が有する機能は、例えば、照射部110や受信部120、走査部130などに対応する構成を備えるセンサ装置と、当該センサ装置を制御する制御装置に分離して実現されてもよい。本実施形態に係るシステム構成は、仕様や運用に応じて柔軟に変形可能である。
<<1.3.特定部位の特定>>
次に、本実施形態に係る特定部140によるバイタルサインの検出に適した特定部位の特定について具体例を挙げて説明する。上述したように、本実施形態に係る特定部140は、複数の測定部位において受信された反射波の周波数解析結果に基づいて、上記の特定部位を特定することが可能である。
この際、本実施形態に係る特定部140は、例えば、バイタルサインを示す周波数成分とノイズとのSN比に基づいて、特定部位を特定してもよい。通常、バイタルサインの検出に適した部位では上記のSN比が高く、また当該部位から離れるにつれ、SN比が緩やかに減衰することが予測される。
図3および図4は、バイタルサインの検出に適したSN比について説明するための図である。図3および図4では、横軸に周波数が、縦軸にパワースペクトル密度がそれぞれ示されている。なお、図3には、心拍の検出に適した特定部位において受信された反射波の周波数が、図4には、特定部位から離れた測定部位において受信された反射波の周波数がそれぞれ示されている。
ここで、図3に着目すると、心拍の検出に適した特定部位では、およそ0.8〜1.2Hzの帯域において、心拍に対応する周波数成分のパワースペクトル密度が高く、また、体動などによるノイズの重畳がない場合は、その他の帯域におけるパワースペクトル密度が低いことがわかる。すなわち、心拍の検出に適した特定部位では、SN比が高い傾向があるといえる。
一方、図4を参照すると、特定部位から離れた測定部位、すなわち心拍の検出に適さない測定部位では、およそ0.8〜1.2Hzの帯域におけるパワースペクトル密度と、他の帯域におけるパワースペクトル密度とに十分な差異が見られず、SN比が低い傾向があるといえる。
このため、本実施形態に係る特定部140は、上記の傾向を考慮して特定部位の特定を行う。本実施形態に係る特定部140は、例えば、複数の測定部位において受信された反射波の周波数解析およびSN比算出を実行し、当該SN比と測定部位の位置関係とを対応付けたSN比マップを生成してもよい。この際、特定部140は、上記のSN比マップが示すSN比の分布傾向に基づいて特定部位の特定を実現することが可能である。
図5〜図7は、本実施形態に係るSN比マップの一例である。図5〜図7には、X軸およびY軸に沿ってそれぞれ5つ設定された合計25の測定部位に係るSN比が3次元的に示されている。このように、本実施形態に係る測定部位は、2次元平面において面を形成するように設定されてもよい。測定部位は、例えば、図1の一例に示すように、X軸およびY軸において、それぞれ等間隔となるように複数設定され、当該間隔は、例えば、想定される被験者の対格や体動に応じて適宜設定され得る。
なお、本実施形態に係る測定部位の配置は、図1に示すような5×5に限定されず、例えば、3×3や7×7であってもよい。本実施形態に係る特定部140は、2次元平面において面を形成する少なくとも4つの測定部位に係るSN比を比較することで、SN比の分布傾向を判定し、バイタルサインの検出に適した特定部位を特定することが可能である。更に言えば、測定部位の配置は、例えば、1×3や1×7などのように、1次元の配列であってもよい。
ここで、図5は、体動などによるノイズの重畳が少ない場合、すなわちバイタルサインの検出に適した状況において生成されたSN比マップの一例を示す図である。体動などによるノイズの重畳が少ない場合、図5に示すように、SN比は、バイタルサインの検出に適した特定部位(ここでは、X軸=3、Y軸=3)においてピークとなり、特定部位から離れるにつれ緩やかに減衰する。このため、本実施形態に係る特定部140は、例えば、ピークとなる測定部位から隣接する測定部位にかけての勾配が、全ベクトルにおいて略均一となる場合には、ノイズの重畳が少ないと判定し、また上記ピークとなる測定部位を、特定部位として特定してもよい。
一方、図6Aおよび図6Bは、ノイズの重畳が多い場合のSN比マップの一例を示す図である。この場合、ピークとなる測定部位から隣接する測定部位にかけてのSN比勾配は急激となり、また各ベクトルにおけるSN比勾配は不均一となる。このような場合、本実施形態に係る特定部140は、体動などによるノイズの重畳が多いと判定し、特定部位を決定しないでよい。この際、本実施形態に係る制御部150は、特定部140により特定部位が特定されなかったことに基づいて、走査部130に照射領域の走査を再度実行させることで、より精度の高いバイタルサイン検出を実現することが可能である。
また、本実施形態に係る特定部140は、SN比マップにおけるピークの数に基づいて、ノイズの重畳判定や特定部位の特定を行ってもよい。特定部140は、例えば、図5に示すように、単一のピークが現れる場合には、ノイズの重畳が少ないと判定し、当該ピークに該当する測定部位を特定部位として特定してよい。一方、図7に示すように、2つ以上のピークが認められる場合、本実施形態に係る特定部140は、体動などによるノイズの重畳が多いと判定してよい。
このように、本実施形態に係る特定部140は、生成したSN比マップに基づいて、ノイズの重畳を判定し、バイタルサインの検出に適した特定部位を特定することが可能である。なお、上記で説明した特定部位の特定手法はあくまで一例であり、本実施形態に特定部位の特定手法は係る例に限定されない。本実施形態に係る特定部140は、例えば、ディープラーニングなどの機械学習アルゴリズムを用いて特定部位の特定を行ってもよい。この場合、特定部140は、例えば、各測定部位におけるSN比を入力とし、特定部位の推定を行うことができる。この際、特定部140は、推定結果に係る信頼度が閾値を下回る場合には、ノイズの重畳が多いと判定を行ってもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るバイタル検出装置10は、複数の測定部位を含む照射領域を走査することで、バイタルサインの検出に適した特定部位を特定し、精度の高いバイタルサイン検出を実現することが可能である。本実施形態に係るバイタル検出装置10が有する上記の機能によれば、被験者の体動などによるノイズ重畳が生じやすい環境においても、当該被験者のバイタルサインを非接触式で精度高く検出することが可能となる。
<<1.4.特定部位の再探索>>
次に、本実施形態に係る特定部位の再探索について詳細に説明する。上述したように、非接触式によるバイタルサインの検出では、被験者の座り直しや寝返りなどの体動によりバイタルサインの検出に適した特定部位が、頻繁に変動することが想定される。このため、本実施形態に係るバイタル検出装置10は、バイタルサインの検出開始後に被験者の体動などを検知した場合、バイタルサインの検出に適した特定部位を動的に再特定することで、精度の高いバイタルサイン検出を維持し続けることが可能である。
この際、本実施形態に係る検出部160は、特定部位において受信された反射波の信号強度に基づいて、被験者の体動を検知してもよい。図8は、本実施形態に係る体動の検出について説明するための図である。図8には、特定部位において受信された反射波の信号強度の変動が時系列に示されている。図8に示すように、被験者の体動が生じない間においては、反射波の信号強度は、大きな変動を見せずに推移することがわかる。
一方、座り直しなどの体動が行われた場合、反射波の信号強度は、バイタルサインに対応する信号強度と比較して著しく高い値となる。この際、本実施形態に係る検出部160は、反射波の信号強度が規定された閾値を超えたことに基づいて、被験者の体動が生じたと判定してよい。
また、検出部160により被験者の体動が検知された場合、本実施形態に係る制御部150は、特定部位の再探索が実行されるよう制御を行う。具体的には、制御部150は、上述した走査部130による照射領域の走査と、特定部140による特定部位の特定と、を再度実行させてよい。
本実施形態に係る制御部150が有する上記の機能によれば、被験者の体動によりバイタルサインの検出に適した特定部位が変動した場合であっても、当該体動を検知し特定部位を再探索することで、被験者の体動が生じやすい環境であっても、精度の高いバイタルサイン検出を維持し続けることが可能となる。
なお、上記では、本実施形態に係る検出部160が、反射波の信号強度に基づいて被験者の体動を検知する場合を例に述べたが、本実施形態に係る体動検知は係る例に限定されない。例えば、本実施形態に係る検出部160は、反射波のSN比が低下したことに基づいて、被験者の体動を検知してもよい。また、例えば、検出部160は、撮像された被験者の画像など別途のセンサ情報に基づいて、被験者の体動を検出してもよい。
<<1.5.動作の流れ>>
次に、本実施形態に係るバイタル検出装置10の動作の流れについて詳細に説明する。図9は、本実施形態に係るバイタル検出装置10の動作の流れを示すフローチャートである。
図9を参照すると、まず、走査部130が制御部150による制御に基づいて、複数の測定部位を含む照射領域を走査する(S1101)。この際、走査部130は、制御部150による制御に基づいて、照射部110および受信部120のうちの少なくとも一方の指向性を変動させ、測定部位ごとに反射波が受信される。
次に、特定部140は、ステップS1101において各測定部位で受信された反射波の周波数解析およびSN比の算出を行う(S1102)。具体的には、特定部140は、各反射波に対し高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform)を実行した後、SN比を算出し、上述したSN比マップを生成する。
続いて、特定部140が、ステップS1102において生成したSN比マップなどに基特定部位の特定し、検出部160が、決定された特定部位において被験者のバイタルサイン検出を開始する(S1103)。
ステップS1103においてバイタルサインの検出を開始した後、検出部160は、被験者の体動に係る検知処理を継続的に実行する(S1104)。検出部160は、例えば、反射波の信号強度が規定された閾値を超えた場合に、被験者の体動が生じたと判定してよい。
ここで、検出部160が被験者の体動を検知した場合(S1104:YES)、制御部150は、ステップS1101に復帰し、走査部130による照射領域の走査と、特定部140による特定部位の特定が再度実行されるように制御を行う。
一方、被験者の体動が検知されない場合(S1104:NO)、検出部160は、同一の特定部位におけるバイタルサインの検出を継続して実行する(S1105)。
<2.ハードウェア構成例>
次に、本発明の一実施形態に係るバイタル検出装置10のハードウェア構成例について説明する。図10は、本発明に係るバイタル検出装置10のハードウェア構成例を示すブロック図である。図10を参照すると、バイタル検出装置10は、例えば、CPU871と、ROM872と、RAM873と、ホストバス874と、ブリッジ875と、外部バス876と、インターフェース877と、入力部878と、出力部879と、記憶部880と、ドライブ881と、接続ポート882と、通信部883と、を有する。なお、ここで示すハードウェア構成は一例であり、構成要素の一部が省略されてもよい。また、ここで示される構成要素以外の構成要素をさらに含んでもよい。
(CPU871)
CPU871は、例えば、演算処理装置又は制御装置として機能し、ROM872、RAM873、記憶部880、又はリムーバブル記録媒体901に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般又はその一部を制御する。
(ROM872、RAM873)
ROM872は、CPU871に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータ等を格納する手段である。RAM873には、例えば、CPU871に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータ等が一時的又は永続的に格納される。
(ホストバス874、ブリッジ875、外部バス876、インターフェース877)
CPU871、ROM872、RAM873は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス874を介して相互に接続される。一方、ホストバス874は、例えば、ブリッジ875を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス876に接続される。また、外部バス876は、インターフェース877を介して種々の構成要素と接続される。
(入力部878)
入力部878には、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、マイク、及びレバー等が用いられる。さらに、入力部878としては、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントローラ(以下、リモコン)が用いられることもある。また、入力部878は、撮像素子や、レーダーやLIDARに係る受信素子を含む。
(出力部879)
出力部879には、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD、又は有機EL等のディスプレイ装置(表示装置)、スピーカ、ヘッドホン等のオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、又はファクシミリ等、取得した情報を利用者に対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置である。また、出力部879は、上述したような各種のレーダー、LIDARなどを含んでよい。
(記憶部880)
記憶部880は、各種のデータを格納するための装置である。記憶部880としては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等が用いられる。
(ドライブ881)
ドライブ881は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体901に記録された情報を読み出し、又はリムーバブル記録媒体901に情報を書き込む装置である。
(リムーバブル記録媒体901)
リムーバブル記録媒体901は、例えば、DVDメディア、Blu−ray(登録商標)メディア、HD DVDメディア、各種の半導体記憶メディア等である。もちろん、リムーバブル記録媒体901は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード、又は電子機器等であってもよい。
(接続ポート882)
接続ポート882は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)、RS−232Cポート、又は光オーディオ端子等のような外部接続機器902を接続するためのポートである。
(外部接続機器902)
外部接続機器902は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、又はICレコーダ等である。
(通信部883)
通信部883は、ネットワーク903に接続するための通信デバイスであり、例えば、有線又は無線LAN、Bluetooth(登録商標)、又はWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、又は各種通信用のモデム等である。また、内線電話網や携帯電話事業者網等の電話網に接続してもよい。
<3.まとめ>
以上説明したように、本開示の一実施形態に係るバイタル検出装置10は、複数の測定部位を含む照射領域を走査し、反射波の信号強度に基づいて被験者のバイタルサインが強く表れる特定部位を特定すること、を特徴の一つとする。また、本開示の一実施形態に係るバイタル検出装置10は、上記の特定部位において受信した反射波の信号強度が規定された閾値を超えた場合、特定部位の特定を再度実行すること、を特徴の一つとする。また、バイタル検出装置10が備える、特定部140および制御部150は、電磁波の照射領域の走査を制御する制御装置として実現されてもよい。係る構成によれば、被験者の状態変化に対応した精度の高いバイタルサイン検出を実現することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
また、本明細書のバイタル検出装置10の処理に係る各ステップは、必ずしもフローチャートに記載された順序に沿って時系列に処理される必要はない。例えば、バイタル検出装置10の処理に係る各ステップは、フローチャートに記載された順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、コンピュータに内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、バイタル検出装置10が有する構成と同等の機能を発揮させるためのプログラムも作成可能であり、当該プログラムを記録した、コンピュータに読み取り可能な記録媒体も提供され得る。
10 バイタル検出装置
110 照射部
120 受信部
130 走査部
140 特定部
150 制御部
160 検出部

Claims (7)

  1. 被験者に対し照射された電磁波の反射波に係る信号強度のSN比が最大となる反射波が受信された測定部位を、前記被験者のバイタルサインが強く表れる特定部位として特定する特定部と、
    前記特定部により特定された前記特定部位に向けて前記電磁波が照射されるように前記電磁波の照射領域の走査を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記反射波の信号強度が規定された閾値を超えた場合、前記特定部に前記特定部位の特定を再度実行させる、
    制御装置。
  2. 前記制御部は、バイタルサインの検出開始が行われた後、前記反射波の信号強度が規定された閾値を超えた場合、前記電磁波の照射領域の走査と、前記特定部による特定部位の特定と、を再度実行させる、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記特定部は、前記反射波に含まれる前記バイタルサインを示す周波数成分の強度と他の周波数成分の強度との関係を測定部位ごとに算出し、前記バイタルサインを示す周波数成分の強度が最大となる測定部位を、前記特定部位として特定する、
    請求項1または2のいずれかに記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、少なくとも4つの測定部位を含む照射領域へと前記電磁波が照射されるように、前記電磁波の照射領域の走査を制御し、
    少なくとも4つの前記測定部位は、面を形成するように設定される、
    請求項1〜のいずれかに記載の制御装置。
  5. 被験者に対して電磁波を照射することと、
    前記電磁波の反射波を受信することと、
    前記反射波の解析結果に基づいて、前記被験者のバイタルサインを検出することと、
    前記電磁波の照射領域を走査することと、
    信号強度のSN比が最大となる反射波が受信された測定部位を、前記被験者のバイタルサインが強く表れる特定部位として特定することと、
    前記特定部位に向けて前記電磁波が照射されるように前記走査を制御することと、
    を含み、
    前記制御することは、前記反射波の信号強度が規定された閾値を超えた場合、前記特定部位の特定を再度実行させること、
    をさらに含む、
    バイタル検出方法。
  6. コンピュータを、
    被験者に対し照射された電磁波の反射波に係る信号強度のSN比が最大となる反射波が受信された測定部位を、前記被験者のバイタルサインが強く表れる特定部位として特定する特定部と、
    前記特定部により特定された前記特定部位に向けて前記電磁波が照射されるように前記電磁波の照射領域の走査を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記反射波の信号強度が規定された閾値を超えた場合、前記特定部に前記特定部位の特定を再度実行させる、
    制御装置、
    として機能させるためのプログラム。
  7. 被験者に対して電磁波を照射する照射部と、
    前記電磁波の反射波を受信する受信部と、
    前記反射波の解析結果に基づいて、前記被験者のバイタルサインを検出する検出部と、
    前記電磁波の照射領域を走査する走査部と、
    信号強度のSN比が最大となる反射波が受信された測定部位を、前記被験者のバイタルサインが強く表れる特定部位として特定する特定部と、
    前記特定部により特定された前記特定部位に向けて前記電磁波が照射されるように前記走査部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記反射波の信号強度が規定された閾値を超えた場合、前記特定部に前記特定部位の特定を再度実行させる、
    バイタル検出装置。
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