JP6959083B2 - 水晶デバイス - Google Patents
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例えば特許文献1には、セラミック製の保持台を有したセラミック製容器の前記保持台に、水晶片を、シリコーン系の導電性接着剤で固定する際の工夫が開示されている。すなわち、前記保持台の天面に、水晶片の励振用電極に接続される配線パターンと、セラミックを露出させた部分すなわち無電極部とを設けておき、シリコーン系の導電性接着剤を、これら配線パターンと無電極部とに跨った状態で設ける構造が開示されている(特許請求の範囲、図4等)。この構造の場合、シリコーン系の導電性接着剤がセラミック自体にも接着される。シリコーン系の導電性接着剤は、配線パターン表面よりセラミック表面への食いつきが良いので、水晶片の保持台からの剥がれを生じにくくできるという。
この出願はこのような点に鑑みなされたものであり、従って、この出願の目的は、導電性接着剤の塗布面積を広くすることなく、水晶片の剥がれが生じにくく、然もCI(クリスタルインピダンス)の低減が図れる水晶振動子を提供することにある。
前記容器底面の前記配線パターン領域内に設けられ、前記水晶片を前記底面から浮かしている第1の枕部と、
前記容器底面の前記水晶片の第2の短辺付近に対応する位置に設けられ、前記水晶片と対向している第2の枕部と、を具え、
前記第1の枕部の高さをh、前記水晶片の長辺方向をX方向と定義し、前記第1の枕部の前記X方向の長さをX1、前記配線パターンの前記第1の枕部を設けていない部分であって前記水晶片の中心側の部分の前記X方向の長さをX2、前記容器の前記第1の短辺に近接し前記第1の短辺と平行な縁から前記X方向の前記配線パターンの長さをX3と表したとき、
前記hを20〜50μm、前記X1を150μm以下、前記X2を50〜150μm、前記X3を200〜250μmとしてあり、かつ、
前記柔軟性を有した導電性接着剤は、第1の枕部の、少なくとも天面及び前記水晶片の中心側の側面を、覆っていることを特徴とする。
また、上記寸法X2及びX3を所定範囲の寸法としてあるので、第1の枕部の脇であって水晶片の中心側の脇の導電性接着剤の塗布箇所と面積を適正なものとできるから、CIの低減を図ることができる。
1−1.第1の実施形態の水晶振動子
図1(A)、(B)は、第1の実施形態の水晶振動子20を説明する図である。特に(A)図は、水晶振動子20の平面図、(B)図は(A)図のP−P線に沿って切った水晶振動子20の断面図である。
水晶片21は、励振用電極21aと、引出電極21bとを含むものである。水晶片21の水晶部材自体は、平面形状が四角形状、この例の場合は長方形状のもので、例えば、ATカット水晶板、SCカットに代表されるいわゆる2回回転の水晶板である。また、この例の場合の水晶片21は厚さが一様な水晶片としてある。
また、配線パターン23cの第1の枕部27を設けていない部分であって前記水晶片の中心側の部分の、前記X方向の長さをX2と表したとき、このX2を50〜150μmから選ばれた値としてある。さらに、容器23の前記第1の短辺21cに近接した縁からの配線パターン23cの前記X方向に沿う長さをX3と表したとき(図1(B)参照)、このX3を200〜250μmとしてある。なお、第1の枕部27の高さhや上記の各寸法X1〜X3の数値限定の理由は、後の実施例・比較例の項において説明する。
また、第2の枕部29は、凹部23bの底面であって、水晶片21の第1の辺21cと対向している第2の辺21d付近と対向する領域に、設けてある。この第2の枕部29の高さは、第1の枕部27の高さに対し、例えば0.5〜1.5の範囲とするのが良い。
このような構成において、柔軟性を有する導電性接着剤25は、第1の枕部27を、その少なくとも天面および水晶片21の中心側の側面において覆うように設けてある。ここで、配線パターン23cと容器23の底面とが連なる構造において、導電性接着剤25が持つ濡れ性の性質から、導電性接着剤25は、容器の底面まで至らずに、配線パターン21c上に留まり易くなるので、配線パターン23cのX方向の長さを工夫することで、導電性接着剤25の水晶片21の中心側への流れ具合を調整できる。なお、柔軟性を有した導電性接着剤25は、典型的には、シリコーン系の導電性接着剤である。ただし、これに限られず、これと同様な物性を持つ任意のものとできる。
また、蓋部材31は、容器23の凹部23aを囲う土手部分の天面で容器と接し、容器23を封止するものである。この蓋部材31は、封止方式に応じた任意のもので構成する。
従って、この水晶振動子20によれば、柔軟性を有した導電性接着剤25は、第1の枕部27の脇であって水晶片21の中心側の脇に、厚みが20μmを越える厚い状態で存在する構造が得られる。そのため、水晶片21が第1の枕部27付近を支点として第2の枕部29側が上方に持ち上がるような外力を受けても、この導電性接着剤25の柔軟性がより強く機能するため、水晶片21の剥がれは従来に比べ生じにくい。一方、水晶片21が第1の枕部27付近を支点として第2の枕部19側が下方に振れるような外力を受けても、水晶片21の振れ幅は第2の枕部29によって規制されるため、当該下方の外力による水晶片の剥がれも従来に比べ生じにくい。また、第1の枕部27の長さX1を150μm以下としてあるので、第1の枕部27自体が長さX1の方向に沿う方向で無用に長くなることを防止できる。そのため、導電性接着剤の塗布面積が増加することも防止できる。また、第1の枕部の高さは20μm以上であるから、水晶片21と、容器23の底面との間に少なくとも20μmの空隙が生じる。従って、導電性接着剤17が毛細管現象によって、水晶片21の中心側に流れることは、第1の枕部の高さが低い場合に比べて、生じにくい。この点でも、導電性接着剤の塗布面積が増加することも防止できる。
なお、この第1の枕部27の長さX1を150μm以下と述べたが、この長さX1は、枕として機能できれば、短い程良い。長さX1を短くするほど、第1の枕部の脇に厚さの厚い導電性導電性接着剤が残る領域を確保し易いからである。
上述した第1の実施形態の構造に沿って以下のような実施例1,実施例2、比較例1
及び比較例2の各試料をそれぞれ作製して水晶片の剥がれの発生率を比較した。各試料の相違点は下記の表1に示したものである。なお、剥がれ試験条件及び評価法は下記とした。すなわち、水晶振動子20を所定治具に取り付けて高さ3mの位置から床に50回落下させ、落下の都度、水晶振動子の特性を確認し、特性が出ないものを解析して水晶片の剥がれ数を調査した。なお、実施例、比較例いずれの試料も、水晶片21として、長辺寸法が約900μm、短辺寸法が約800μmのATカット水晶片を用いている。また、容器23として、その凹部23bの長辺寸法が1000±40μm、短辺寸法が900±40μmのものを用いた。なお、水晶片21は、凹部23b内に、水晶片の中心と凹部の中心とが極力一致するように、実装した。
また、別の検討として、実施例1、実施例2、比較例1、比較例2の試料の中からCI値が小さいものから大きいものまで任意に22個サンプリングし、それらを開封し、容器23の前記第1の短辺21cに近接した縁から導電性接着剤25が水晶片21の中心方向においてどの位置まで及んでいるか、すなわち、上記のX3に準じた寸法(これを、導電性接着剤のX方向の寸法と呼ぶ)を測定し、このX方向の寸法とCI値との関係を調べた。その結果を図2に示す。図2において、縦軸はCI値、横軸は導電性接着剤のX方向の寸法であり、THはCI値の規格である。
また、寸法X2、X3は、それら広い方が剥がれ防止効果は高まるが、広くし過ぎると導電性接着剤が水晶片の中心側に及び易くなりCI値を悪化させる。従って、寸法X2は50〜150μmが良く、より好ましくは50〜100μmが良い。また、寸法X3は200〜250μmが良い。また、上記の結果及び発明者の検討によれば、本発明を適用して好適な水晶片の大きさは、長辺寸法が1,000μm以下、かつ、短辺寸法が900μm以下、より好ましくは長辺寸法が900μm以下、かつ、短辺寸法が800μm以下、である。
2−1.第2の実施形態
図3(A)は第2の実施形態の水晶振動子40を説明する図であり、図1(B)同様な断面図を用いてそれを示した図である。
第1の実施形態の水晶振動子20では、第1の枕部27として、その長さX1の方向に沿った断面が四角形状の枕部を用いていたが、この第2の実施形態の水晶振動子40では、第1の枕部27xとして、その長さX1の方向に沿った断面が三角形状の枕部を用いている。断面形状が三角形状の第1の枕部27xを用いた場合、第1の枕部27xの脇の導電性接着剤の形成領域は、三角形状の斜辺の部分に沿って広くなるので、断面形状が四角形状の第1の枕部27に比べて、柔軟性を有する導電性接着剤25の柔軟性の寄与効果がより高まると考えられる。
図3(B)は第3の実施形態の水晶振動子50を説明する図であり、図1(B)同様な断面図を用いてそれを示した図である。
第1の実施形態の水晶振動子20では、第1の枕部27として、その長さX1の方向に沿った断面が四角形状の枕部を用いていたが、この第3の実施形態の水晶振動子50では、第1の枕部27yとして、その長さX1の方向に沿った断面が上に凸の半球状の枕部を用いている。断面形状が上に凸の半球状の第1の枕部27yを用いた場合、第1の枕部27yの脇の導電性接着剤の形成領域は、球面部分に沿って広くなるので、断面形状が四角形状の第1の枕部27に比べて、柔軟性を有する導電性接着剤25の柔軟性の寄与効果がより高まると考えられる。
また、第1の枕部27、27x、27yは、配線パタンに対し第1の枕部が容器の壁側に偏心した配置、すなわち、図1(B)中の長さX2が拡大するような配置としても良い。こうすると、第1の枕部27の脇であって水晶片の中心側の脇の面積を広くできるため、導電性接着剤の剥がれ防止効果を高め易いからである。
21a:励振用電極、 21b:引出電極
23:容器、 23a:容器本体
23b:凹部、 23c:配線パターン
23d:外部実装端子、
25、25x、25y:柔軟性を有する導電性接着剤
27,27x、27y:第1の枕部、 29:第2の枕部
31:蓋部材、 40:第2の実施形態の水晶振動子
50:第3の実施形態の水晶振動子
h:第1の枕部の高さ、 X1:第1の枕部の長さ
X2:第1の枕部の脇の配線パターンの長さ、
X3:配線パターンの長さ
Claims (2)
- 平面形状が長方形状の水晶片と、この水晶片を収容する容器と、前記水晶片の第1の短辺の近傍であって第1の短辺の両端付近の2箇所で前記水晶片を前記容器に固定しているシリコーン系の導電性接着剤と、前記容器の底面の前記2箇所と対応する領域各々に設けられた配線パターンと、を具える水晶デバイスにおいて、
前記容器の底面の前記配線パターンの領域内に設けられ、前記水晶片を前記底面から浮かしている第1の枕部と、
前記容器の底面の前記水晶片の第2の短辺付近に対応する位置に設けられ、前記水晶片と対向している第2の枕部と、を具え、
前記第1の枕部の高さをh、前記水晶片の長辺方向をX方向と定義し、前記第1の枕部の前記X方向の長さをX1、前記配線パターンの前記第1の枕部を設けていない部分であって前記水晶片の中心側の部分の前記X方向の長さをX2、前記容器の前記第1の短辺に近接し前記第1の短辺と平行な縁から、前記配線パターンの前記水晶片の中心側の端までの長さをX3と表したとき、
前記hを20〜50μm、前記X1を150μm以下であって前記第1の枕部が枕として機能できる長さ、前記X2を50〜150μm、前記X3を200〜250μmとしてあり、
前記水晶片は、長辺が0.90mm以下、短辺が0.8mm以下であり、かつ
前記導電性接着剤は、前記第1の枕部の少なくとも天面を覆うと共に、前記配線パターンの前記X2の長さの領域に、前記第1の枕部の高さhに起因する、厚さが前記hを超える厚さの前記導電性接着剤の部分を構成していることを特徴とする請求項1に記載の水晶デバイス。 - 前記容器は前記水晶片を収容する凹部を有したものであることを特徴とする請求項1に記載の水晶デバイス。
以上
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