JP6958008B2 - 空気圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は空気圧縮機に関するものであり、特に、圧縮空気が貯留される空気タンクと当該空気タンクに貯留されている圧縮空気の取り出し口とを備える空気圧縮機に関する。
空気工具等の駆動に用いられる一般的な空気圧縮機は、圧縮空気生成部と、圧縮空気生成部によって生成された圧縮空気を貯留する空気貯留部としての空気タンクと、空気タンクに貯留されている圧縮空気の取り出し口である供給口と、を有する。この種の空気圧縮機は、通常、運搬可能な可搬型の態様を為すためハンドルや静置用の脚部をさらに有している。
前記圧縮空気生成部は、例えば、動力源と、動力源から出力される駆動力によって往復駆動されるピストンと、ピストンを往復動可能に収容し、ピストンの往復動に伴って容積が変化するシリンダと、を含む。動力源には、回転駆動力を出力する電動モータが用いられることがあり、この場合、電動モータから出力される回転駆動力は、変換機構によって往復駆動力に変換されてピストンに伝達される。
ピストンの移動に伴ってシリンダの容積が増大すると、シリンダ内が負圧になってシリンダ内に空気が導入される。その後、ピストンの逆方向への移動に伴ってシリンダの容積が減少すると、シリンダ内の空気が圧縮され、圧力が高められる。圧縮された空気(高圧空気)は、所定の配管を介して空気タンクに送られ、当該空気タンクに貯留される。
上記のようにして空気タンクに貯留された圧縮空気は、供給口に接続されたエアホースを介して空気工具等に供給される。例えば、空気圧縮機に、供給口を形成するメス型継手(ソケット)が設けられる。この場合、エアホースの一端に設けられたオス型継手(プラグ)が空気圧縮機に設けられているソケットに差し込まれる一方、エアホースの他端に設けられた他のプラグが空気工具に設けられているソケットに差し込まれる。すると、空気圧縮機と空気工具とがソケット及びプラグからなるカップリング(継手)を介して互いに接続され、空気タンクに貯留されている圧縮空気が空気工具に供給される。
空気圧縮機には、プラグから吐出される圧縮空気の圧力を調節する減圧弁が設けられる。よって、空気圧縮機と空気工具とをカップリング(継手)を介して互いに接続した上で減圧弁を開くと、空気タンクに貯留されている圧縮空気が空気工具に供給される。
特開2012−211567号公報
一般的に、空気圧縮機を使用後に搬送する際は、法令を遵守した上で、取扱い説明書に従った処置を講じることが必要である。具体的には、駆動を停止し電源を遮断した上で、ドレンコックを解放して空気タンク内の高圧空気を放出した後に、減圧調整弁を閉じ、エアホースを抜く作業が必要である。
一方、一部の空気圧縮機においては、法令、及び、メーカが許容する使用形態の範囲内であることを前提として、減圧調整弁等の遮断弁を閉じた上で、空気圧縮機がエアホースと接続された状態のまま作業を一時中断し、空気圧縮機を持ち運ぶ態様も考えられる。これは、例えば作業の進行に伴い、隣の部屋に設置場所を移動させたい場合等である。
この場合、通常の減圧調整弁が遮断弁として用いられている場合には、相当回数のバルブ回転によって供給経路の遮断が実現されるため、ユーザの利便性を損なうものである。
本発明の目的は、作業中断時のユーザの負担を軽減することを目的とし、特に、減圧弁を閉じる動作に代えて圧縮空気の供給経路を容易に閉じる構成とすることで、利便性の向上した空気圧縮機を実現することである。
本発明の空気圧縮機は、電動モータを動力源とする圧縮空気生成部を含む本体と、前記圧縮空気生成部によって生成された圧縮空気が貯留される空気貯留部と、前記空気貯留部に貯留されている圧縮空気が吐出される供給口と、前記本体に設けられた可動部材と、前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させる供給停止機構と、を有する。前記可動部材は、第1の位置と第2の位置とに移動可能であり、前記供給停止機構は、前記可動部材が前記第1の位置から前記第2の位置に移動すると、前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させる。
本発明によれば、作業中断時の利便性が向上した空気圧縮機が実現される。
第1の実施形態に係るエアコンプレッサの外観を示す斜視図である。 第1の実施形態に係るエアコンプレッサの構造を示す一部断面の平面図である。 第1の実施形態に係るエアコンプレッサの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るエアコンプレッサの構造を示す一部断面の正面図である。 第1の実施形態におけるボールバルブを示す拡大図である。 第1の実施形態における空気通路を示す回路図である。 第1の実施形態における本体とハンドルとの連結状態を示す拡大図である。 (a),(b)は、第2の実施形態に係るエアコンプレッサが備えるフットスイッチの移動状態を示す拡大図である。 第3の実施形態に係るエアコンプレッサの構成を示すブロック図である。 他の実施形態に係るエアコンプレッサの構成を示すブロック図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の空気圧縮機の実施形態の一例について説明する。本実施形態に係る空気圧縮機は、電動モータ(以下「モータ」と呼ぶ。)を動力源とする圧縮空気生成部を備えるレシプロ型のエアコンプレッサである。本実施形態に係るエアコンプレッサの用途は特に限定されないが、圧縮空気の圧力によって釘やネジを木材などに打ち込む空気工具に圧縮空気を供給する供給源としての利用に適している。以下、本実施形態に係るエアコンプレッサについて図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示されるエアコンプレッサ1は、圧縮空気生成部10(図2)を含む本体2と、圧縮空気生成部10において生成された圧縮空気が貯留される空気貯留部と、を有する。本実施形態における空気貯留部は、互いに平行な状態で本体2に連結されている第1空気タンク20aおよび第2空気タンク20bである。以下の説明では、第1空気タンク20aを「空気タンク20a」と呼び、第2空気タンク20bを「空気タンク20b」と呼ぶ場合がある。つまり、第1空気タンク20aと第2空気タンク20bとを符号のみで区別する場合がある。
それぞれの空気タンク20a,20bは、円筒形状を有する金属製のタンクであって、所定の耐圧性能を備えている。また、空気タンク20a,20bの両端部下面にはそれぞれ脚部21が取り付けられており、エアコンプレッサ1は、4つの脚部21によって所望の設置場所に置かれる。また、本体2の上部(天頂部)にはハンドル30が設けられており、作業者はハンドル30を把持してエアコンプレッサ1を持ち運ぶことができる。また、ハンドル30の両側には、ショルダーベルトの端部に設けられているフックを引っ掛けることができる係止部としての係止穴31が設けられている。作業者は、両端のフックがそれぞれ係止穴31に引っ掛けられたショルダーベルトを肩に掛けてエアコンプレッサ1を持ち運ぶこともできる。
図2に示されるように、エアコンプレッサ1の圧縮空気生成部10は、動力源であるモータ11と、クランクケース12と、第1シリンダ13aと、第2シリンダ13bと、を含む。
モータ11は、固定子(ステータ)と、ステータの内側に組み込まれた回転子(ロータ)と、ロータと一体化された回転シャフト14と、ロータの回転位置を検出するホール素子などを有する。つまり、モータ11はDCブラシレスモータであって、制御部100(図3)によってインバータ制御される。モータ11は、クランクケース12の外に配置されているが、クランクケース12のカバーに固定されており、クランクケース12と一体化されている。
回転シャフト14は、ロータを貫通して当該ロータの両側にそれぞれ突出している。ロータの一方側に突出している回転シャフト14の第1突出部は、クランクケース12を貫通しており、クランクケース12に設けられている軸受によって回転自在に支持されている。
圧縮空気生成部10の一部である第1シリンダ13aおよび第2シリンダ13bは、クランクケース12の両側に設けられている。第1シリンダ13aと第2シリンダ13bは、回転シャフト14の回転方向に関して180度異なる位置に配置されており、第1シリンダ13aには第1ピストンが往復動可能に収容され、第2シリンダ13bには第2ピストンが往復動可能に収容されている。
回転シャフト14の回転運動は、コネクティングロッドや偏心カムを含む変換機構によって往復運動に変換されて第1ピストン,第2ピストンに伝達される。つまり、エアコンプレッサ1は、モータ11から出力される回転駆動力を往復駆動力に変換して第1ピストン,第2ピストンに伝達する動力伝達機構を備えている。
第1ピストンが第1シリンダ13aの上室を圧縮する方向に駆動されるとき、第2ピストンは第2シリンダ13bの上室を膨張させる方向に駆動される。一方、第2ピストンが第2シリンダ13bの上室を圧縮する方向に駆動されるとき、第1ピストンは第1シリンダ13aの上室を膨張させる方向に駆動される。
それぞれのシリンダ13a,13bのシリンダヘッドの内側にはバッファ室が設けられている。第1ピストンが第1シリンダ13aの上室を圧縮する方向に駆動され、上室内の空気の圧力が所定圧力よりも高くなると、第1シリンダ13aの上室とバッファ室との間にある逆止弁が開かれる。すると、第1ピストンによって圧縮された空気は、第1シリンダ13aと第2シリンダ13bとを連通させている配管を介して第2シリンダ13bの上室に送られる。
第2ピストンが第2シリンダ13bの上室を圧縮する方向に駆動され、上室内の空気の圧力が所定圧力よりも高くなると、第2シリンダ13bの上室とバッファ室との間にある逆止弁が開かれる。すると、第2ピストンによって圧縮された空気は、第2シリンダ13bと空気タンク20aとを連通させている配管を介して空気タンク20aに送られ、貯留される。尚、空気タンク20a,20bは互いに連通しており、空気タンク20a,20b内の圧力は均等に保たれる。図3に示されるように、圧縮空気が最初に送り込まれる空気タンク20aにはリリーフバルブ6が設けられている。このリリーフバルブ6は、所定の圧力以上に空気タンク20aの内圧が上昇することを防止するために、空気タンク20a内の圧縮空気を外部に排出するバルブである。エアコンプレッサ1は空気タンク20aの内圧を検出する圧力センサ7を備えており、制御部100は圧力センサ7の検出結果に基づいてモータ11を駆動、または停止させる。リリーフバルブ6は圧力センサ7の検出結果に基づいて開閉する電気式、空気タンク20aが所定圧力以上になると自動で弁が開き外部に圧縮空気を放出する機械式のいずれでもよい。
図2に示されている第1シリンダ13aでは、外部から導入された空気が圧縮され、第2シリンダ13bでは、第1シリンダ13aにおいて圧縮された空気がさらに圧縮される。すなわち、第1シリンダ13aは1段目の低圧用のシリンダであり、第2シリンダ13bは2段目の高圧用のシリンダである。換言すれば、第1ピストンは外気を圧縮して圧縮空気を生成し、第2ピストンは、第1ピストンによって圧縮された外気(空気)をさらに圧縮する。このように、本実施形態に係るエアコンプレッサ1は、空気を2段階で圧縮する。具体的には、第1シリンダ13aにおいて1.0[MPa]前後の圧縮空気を生成し、第2シリンダ13bにおいて4.0〜4.5[MPa]程度の圧縮空気を生成する。
図1に示されるように、空気タンク20aの長手方向両端部の上方には、圧縮空気の取り出し口である供給口を形成するソケットが設けられている。具体的には、空気タンク20aの一方の端部の上方にソケット40a,40bが上下に並んで設けられており、空気タンク20aの他方の端部の上方にソケット40c,40dが上下に並んで設けられている。つまり、エアコンプレッサ1には、ソケット40a,40b,40c,40dによって形成される複数の供給口が設けられている。
さらに、空気タンク20aとソケット40a,40bとの間には、これらソケット40a,40bから吐出される圧縮空気の圧力を調節する減圧弁41aが設けられており、空気タンク20aとソケット40c,40dとの間には、これらソケット40c,40dから吐出される圧縮空気の圧力を調節する減圧弁41bが設けられている。減圧弁41a,41bによって調節された圧縮空気の圧力は、それぞれの減圧弁41a,41bの近傍に設置されている圧力計42a,42bによって計測され、表示される。
再び図2を参照する。エアコンプレッサ1の運転中には、圧縮空気生成部10の温度が上昇する。そこで、エアコンプレッサ1には冷却ファン3が設けられている。圧縮空気生成部10や冷却ファン3は、通常はカバー4(図1)によって覆われている。カバー4の前面には操作パネル5が設けられており、この操作パネル5に設けられている入力部を介して各種の指令や命令が入力される。
図2に示されるように、冷却ファン3は回転シャフト14の一端に取り付けられている。具体的には、冷却ファン3は、回転シャフト14の第2突出部の端部に取り付けられ、圧縮空気生成部10の側方に位置している。これに対し、空気タンク20a,20bは、圧縮空気生成部10の下方に設けられている。言い換えれば、空気タンク20a,20bは、本体2の底部に設けられている。
図3,図4に示されるように、空気タンク20a,20bとソケット40a,40b,40c,40dとの間には空気通路50が設けられている。主に図3に示されるように、空気通路50は、ソケット40a,40b,40c,40dにそれぞれ接続される複数の分岐通路51と、それぞれの分岐通路51と空気タンク20aとを接続する共通通路52と、を含んでいる。より具体的には、空気通路50は、ソケット40a,40bに接続される分岐通路51aと、ソケット40c,40dに接続される分岐通路51bと、分岐通路51a,51bと空気タンク20aとを接続する共通通路52と、を含んでいる。尚、既述の減圧弁41aおよび圧力計42aは分岐通路51aに設けられており、減圧弁41bおよび圧力計42bは分岐通路51bに設けられている。
共通通路52には、供給停止機構60を構成する弁部材であるボールバルブ61が設けられている。図5に示されるように、ボールバルブ61は、共通通路52を形成する配管内に配置されている不図示のジスク(ボール)と、ジスクに弁軸を介して連結されているレバー61aと、を備えるレバー式のボールバルブであって、レバー61aの回転操作に伴って配管内でジスクが回転し、共通通路52を開放/遮断する。つまり、ボールバルブ61は、レバー61aの回転操作に伴って、共通通路52を開放する「開状態」と、共通通路52を遮断する「閉状態」と、に切り替わる。
図6を参照する。ボールバルブ61が開状態のときには、空気タンク20a,20bとソケット40a,40b,40c,40dとを繋ぐ空気通路50が開通し、空気タンク20a,20bからソケット40a,40b,40c,40dに圧縮空気が供給される。一方、ボールバルブ61が閉状態のときには、空気タンク20a,20bとソケット40a,40b,40c,40dとを繋ぐ空気通路50が遮断され、空気タンク20a,20bからソケット40a,40b,40c,40dへの圧縮空気の供給が停止される。もっとも、ボールバルブ61が開状態であっても、減圧弁41a,41bが閉じられていれば、ソケット40a,40b,40c,40dに圧縮空気は供給されず、ソケット40a,40b,40c,40dから圧縮空気が吐出されることもない。
図5には、ボールバルブ61が開状態のときのレバー61aの位置が実線で示されており、ボールバルブ61が閉状態のときのレバー61aの位置が破線で示されている。以下の説明では、ボールバルブ61が開状態のときのレバー61aの位置を「開位置」と呼び、ボールバルブ61が閉状態のときのレバー61aの位置を「閉位置」と呼ぶ場合がある。ボールバルブ61のレバー61aは不図示のバネによって開位置に向けて常に付勢されている。よって、ボールバルブ61は、通常は開状態に保持される。
図1に示されるように、ハンドル30の両端は、金属製のブラケット70を介して本体2にそれぞれ連結されている。図1に示されている2つのブラケット70は、同一の形状および寸法を有する。そこで、図1の紙面右側に位置しているブラケット70を例にとって当該ブラケット70の詳細について説明する。
図7は、図1の紙面右側に位置しているブラケット70の拡大図である。ブラケット70は、ハンドル30の端部が回動可能に連結される内側端部71と、係止穴31が設けられた外側端部72と、内側端部71と外側端部72とを繋ぐ中間部73と、を有する。内側端部71および外側端部72は、中間部73に対してそれぞれ垂直に延びており、かつ、互いに対向している。もっとも、内側端部71,外側端部72および中間部73は、板金によって一体成形されている。つまり、係止穴31にショルダーベルトのフックが引っ掛けられているとき、当該ショルダーベルトは、ハンドル30と共通のブラケット70を介して本体2に連結される。
本体2の上面には円柱状の連結部80が設けられており、この連結部80がブラケット70の中間部73に設けられている貫通孔に挿入されている。さらに、連結部80の上端には、貫通孔よりも大径のフランジ部81が形成されている。かかる連結構造の結果、ブラケット70は、本体2の上面と連結部80のフランジ部81との間において、連結部80の軸方向に移動可能である。
要するに、ブラケット70は、本体2に対して所定範囲内で上下に移動可能である。また、ブラケット70が本体2に対して上下動可能なので、当該ブラケット70を介して本体2に連結されているハンドル30も同様に上下動可能である。つまり、ハンドル30は、本体2に対して移動可能な可動部材の1つである。
通常、ハンドル30及びハンドル30と一体化されているブラケット70は、図7に実線で示される位置にある。このとき、ブラケット70の中間部73は連結部80の軸方向下端にあり、本体2の上面に当接している。また、ハンドル30及びブラケット70は、連結部80の軸方向において本体2に最も近接している。
一方、エアコンプレッサ1(図1)を持ち運ぶためにハンドル30を引き上げると、ハンドル30及びブラケット70が上方へ移動し、ブラケット70の中間部73が連結部80のフランジ部81に当接する。言い換えれば、ハンドル30及びブラケット70は、図7に実線で示されている位置から破線で示されている位置まで上昇する。このとき、ハンドル30及びブラケット70は、連結部80の軸方向において本体2から最も離反する。ブラケット70の中間部73が連結部80のフランジ部81に当接すると、ハンドル30及びブラケット70の本体2に対するそれ以上の移動(上昇)が規制され、本体2が持ち上げられる。
上記のように、ハンドル30は本体2に対して上下方向に移動可能であり、かつ、同方向において本体2に最も近接した第1の位置(図7に実線で示される位置)と、同方向において本体2から最も離反した第2の位置(図7に破線で示される位置)と、に移動可能である。また、ハンドル30と一体化されているブラケット70は、ハンドル30と一緒に、第1の位置(図7に実線で示される位置)と第2の位置(図7に破線で示される位置)とに移動可能である。言い換えれば、ハンドル30及びブラケット70は、第1の位置と、第1の位置よりも本体2から離反した第2の位置と、に移動可能である。
ここで、図5,図7に示されるように、ブラケット70とボールバルブ61のレバー61aとは、接続部材としてのワイヤ82を介して接続されている。具体的には、ブラケット70には、内側端部71および中間部73に沿って接続板74が配置されている。接続板74は、ブラケット70の内側端部71にボルトによって固定されており、ブラケット70と一緒に第1の位置と第2の位置とに移動する。そして、接続部材としてのワイヤ82の一端は接続板74に連結され(図7)、ワイヤ82の他端はレバー61aに連結されている(図5)。
よって、ハンドル30,ブラケット70および接続板74が第1の位置から第2の位置に移動すると、ワイヤ82が移動し、このワイヤ82の移動に伴ってレバー61aが開位置から閉位置に回動する。このとき、レバー61aはバネの付勢に抗して開位置から閉位置に回動する。この結果、ボールバルブ61が開状態から閉状態に切り替わる。尚、ハンドル30,ブラケット70および接続板74の本体2に対する移動可能距離は有限である。そこで、ハンドル30,ブラケット70および接続板74の移動に伴ってボールバルブ61が開状態から閉状態に確実に切り換えられるように、ワイヤ82の長さ(弛み)が調整されている。
以上のように、エアコンプレッサ1を運搬するためにハンドル30を持って本体2を持ち上げると、それまで開状態であったボールバルブ61が閉状態に切り替わり、空気通路50(共通通路52)が遮断される。言い換えれば、ハンドル30を持って本体2を持ち上げると、ソケット40a,40b,40c,40dからの圧縮空気の吐出が自動的に停止される。その後、エアコンプレッサ1を所望位置まで運搬した後にハンドル30を離すと、ハンドル30,ブラケット70および接続板74は自重によって第1の位置に復帰する。すると、レバー61aはバネの付勢によって閉位置から開位置に回動し、ボールバルブ61が閉状態から開状態に切り替わる。言い換えれば、供給停止機構60による空気通路50の遮断が自動的に解除される。
尚、ショルダーベルトのフックが引っ掛けられる係止穴31がブラケット70の外側端部72に設けられていることは既述のとおりである。よって、ブラケット70(係止穴31)を介して本体2に連結されたショルダーベルトを肩に掛けてエアコンプレッサ1を運搬する際にもハンドル30およびブラケット70が本体2に対して上記と同様に移動することは自明である。つまり、ハンドル30を用いてエアコンプレッサ1を運搬する際にも、ショルダーベルトを用いてエアコンプレッサ1を運搬する際にも、ハンドル30およびショルダーベルトの両方を用いてエアコンプレッサ1を運搬する際にも、ボールバルブ61が開状態から閉状態に切り替わり、空気通路50(共通通路52)が自動的に遮断される。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、可動部材であるハンドル30の移動に伴って弁部材であるボールバルブ61の状態が機械的に切り換えられた。しかし、可動部材はハンドル30に限られない。例えば、図8(a),(b)に示されるように、可動部材が本体2(図1)の底部に設けられたフットスイッチ90である実施形態もある。
フットスイッチ90は、バネなどの弾性体によって常に下方(図8の紙面下方)に向けて付勢されている。エアコンプレッサ1が地面や床などに置かれると、フットスイッチ90の先端(下端)が地面や床などに当接し、フットスイッチ90が弾性体の付勢に抗して押し上げられる(図8(a))。一方、エアコンプレッサ1を運搬するために当該エアコンプレッサ1を持ち上げると、弾性体の付勢によってフットスイッチ90が押し下げられる(図8(b))。このように、本体2に対するフットスイッチ90の突出長は、エアコンプレッサ1が地面や床などに置かれているときと、エアコンプレッサ1が持ち上げられているときとで異なり、エアコンプレッサ1が持ち上げられているときの突出長は、エアコンプレッサ1が地面や床などに置かれているときの突出長よりも長い。つまり、エアコンプレッサ1が地面や床などに置かれているときの本体2に対するフットスイッチ90の位置を第1の位置、エアコンプレッサ1が持ち上げられているときの本体2に対するフットスイッチ90の位置を第2の位置とすると、フットスイッチ90が第2の位置にあるときには、フットスイッチ90が第1の位置にあるときよりも本体2に対する突出長が長くなる。このように、フットスイッチ90は、第1の位置と、第1の位置よりも本体2に対する突出長が長い第2の位置とに移動可能である。
エアコンプレッサ1が持ち上げられ、フットスイッチ90が第1の位置(図8(a))から第2の位置(図8(b))に移動すると、共通通路52に設けられているボールバルブ61が開状態から閉状態に切り替わる。尚、図8(a),(b)に示されているボールバルブ61は、第1の実施形態におけるボールバルブ61と同一または実質的に同一の構造を有する。つまり、フットスイッチ90が第1の位置から第2の位置に移動すると、図8(a),(b)に示されているボールバルブ61のレバー(不図示)が開位置から閉位置に回転操作され、ボールバルブ61が開状態から閉状態に切り替わる。
一方、エアコンプレッサ1が地面や床などに置かれると、フットスイッチ90が第2の位置(図8(b))から第1の位置(図8(a))に移動する。すると、ボールバルブ61のレバー(不図示)が閉位置から開位置に回転操作され、ボールバルブ61が閉状態から開状態に切り替わる。
(第3の実施形態)
第1,第2の実施形態では、可動部材の移動に伴って弁部材の状態が機械的に切り換えられたが、弁部材の状態が電気的に切り換えられる実施形態もある。かかる実施形態の一例を図9に基づいて説明する。本実施形態に係るエアコンプレッサは、弁部材としての電磁バルブ91と、検出部としての荷重センサ92と、を含む供給停止機構60を備えている。
電磁バルブ91は、第1,第2の実施形態におけるボールバルブ61と同様に、空気通路50(共通通路52)を開放する開状態と、空気通路50(共通通路52)を遮断する閉状態と、に切り替え可能である。もっとも、電磁バルブ91は、機械的操作ではなく、電気的操作によって開状態と閉状態とに切り替えられる。具体的には、制御部100による制御によって開状態と閉状態とに切り替えられる。より具体的には、電磁バルブ91は、制御部100の制御に基づいて当該電磁バルブ91に電力が供給されているときには開状態となり、電力の供給が途絶えると閉状態となる。
図示されている荷重センサ92は、ハンドル30に作用する荷重を検出する。制御部100は、荷重センサ92によって検出される荷重が所定荷重を上回ると、電磁バルブ91に対する電力供給を停止させて、電磁バルブ91を開状態から閉状態に切り替える。一方、制御部100は、荷重センサ92によって検出される荷重が所定荷重を下回ると、電磁バルブ91に対する電力供給を再開させて、電磁バルブ91を閉状態から開状態に切り替える。つまり、ハンドル30を把持してエアコンプレッサ1を持ち上げると、電磁バルブ91が開状態から閉状態に切り替えられる一方、エアコンプレッサ1が地面や床に置かれると、電磁バルブ91が閉状態から開状態に切り替えられる。
図10に示されるように、脚部21に作用する荷重を検出する荷重センサ93の検出結果に基づいて電磁バルブ91の状態を切り換えてもよい。この場合、制御部100は、検出部としての荷重センサ93によって検出される荷重が所定荷重を下回ると、電磁バルブ91に対する電力供給を停止させて、電磁バルブ91を開状態から閉状態に切り替える。一方、制御部100は、荷重センサ93によって検出される荷重が所定荷重を上回ると、電磁バルブ91に対する電力供給を再開させて、電磁バルブ91を閉状態から開状態に切り替える。つまり、エアコンプレッサ1が持ち上げられ、脚部21が宙に浮くと、電磁バルブ91が開状態から閉状態に切り替えられる一方、脚部21が接地すると、電磁バルブ91が閉状態から開状態に切り替えられる。
図9に示される荷重センサ92は、ハンドル30に内蔵されていてもよく、ハンドル30とは別体であってもよい。また、図10に示される荷重センサ93は、脚部21に内蔵されていてもよく、脚部21とは別体であってもよい。
尚、図8に示されているフットスイッチ90や図9に示される荷重センサ92、図10に示される荷重センサ93の信号に基づいてモータ11への電力供給を遮断することで、圧縮空気の生成を停止するとともに、リリーフバルブ6によって空気タンク20a内の圧縮空気を排出する構造としてもよい。
また、図8に示されているフットスイッチ90の位置を検出し、この検出結果に基づいて図9,図10に示されている電磁バルブ91の状態を切り換えてもよい。この場合、図9,図10に示されている制御部100は、フットスイッチ90が第1の位置(図8(a))にあるときには、電磁バルブ91に電力を供給する一方、フットスイッチ90が第2の位置(図8(b))にあるときには、電磁バルブ91への電力供給を停止させる。かかる実施形態では、フットスイッチ90は、電磁バルブ91に対する電力供給をON/OFFさせるリミットスイッチとして機能する。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、図8に示されているフットスイッチ90と図5に示されているボールバルブ61のレバー61aとが接続部材を介して接続され、フットスイッチが第1の位置から第2の位置に移動すると接続部材が移動し、この接続部材の移動に伴ってレバー61aが開位置から閉位置に回動する実施形態もある。また、フットスイッチ90とボールバルブ61のレバー61aとがギヤ機構やリンク機構を介して接続され、フットスイッチ90の移動(昇降)と連動してレバー61aが開位置と閉位置とに回動するようにしてもよい。フットスイッチ90とボールバルブ61のレバー61aとがギヤ機構やリンク機構などを介して接続される場合、フットスイッチ90の移動量が少なくてもレバー61aを確実に回動させることができる。
図6などに示される共通通路52が空気タンク20bに接続され、この共通通路52に弁部材が設けられる実施形態もある。もっとも、図1に示されるように、ソケット40a〜40dが空気タンク20aの上方に配置されている場合、共通通路52を空気タンク20bに接続すると、共通通路52とソケット40a〜40dとを繋ぐ分岐通路51が長くなる。よって、ソケット40a〜40dが空気タンク20aの上方に配置されている実施形態では、共通通路52を空気タンク20aに接続する方がコスト低減の観点からは好ましい。
また、上記各実施形態に係る空気タンク20a,20bのような大型のタンクを備えないエアコンプレッサに関する実施形態もある。この場合、図3などに示される第2シリンダ13bからボールバルブ61や電磁バルブ91に至る経路(或いは第2シリンダ13bから減圧弁41a,41bに至る経路)を、上記各実施形態における空気タンクとみなすことができる。
上記各実施形態に係るエアコンプレッサ1は商用電源から電力の供給を受けて動作するものであるが、リチウムイオン電池その他の二次電池から電力の供給を受けて動作する空気圧縮機も本発明の技術的範囲に含まれる。
1 エアコンプレッサ
2 本体
3 冷却ファン
4 カバー
5 操作パネル
6 リリーフバルブ
7 圧力センサ
10 圧縮空気生成部
11 モータ
12 クランクケース
13a シリンダ(第1シリンダ)
13b シリンダ(第2シリンダ)
14 回転シャフト
20a 空気タンク(第1空気タンク)
20b 空気タンク(第2空気タンク)
21 脚部
30 ハンドル
31 係止穴
40a〜40d ソケット
41a,41b 減圧弁
42a,42b 圧力計
50 空気通路
51,51a,51b 分岐通路
52 共通通路
60 供給停止機構
61 ボールバルブ
61a レバー
70 ブラケット
71 内側端部
72 外側端部
73 中間部
74 接続板
80 連結部
81 フランジ部
82 ワイヤ
90 フットスイッチ
91 電磁バルブ
92,93 荷重センサ
100 制御部

Claims (15)

  1. 電動モータを動力源とする圧縮空気生成部を含む本体と、
    前記圧縮空気生成部によって生成された圧縮空気が貯留される空気貯留部と、
    前記空気貯留部に貯留されている圧縮空気が吐出される供給口と、
    第1の位置と第2の位置とに移動可能に設けられた可動部材と、
    前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させる供給停止機構と、
    前記空気貯留部と前記供給口とを繋ぐ空気通路と、を有し、
    前記供給停止機構は、前記可動部材が前記第1の位置から前記第2の位置に移動すると、前記空気通路を遮断し、前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させる、空気圧縮機。
  2. 複数の前記供給口を有し、
    前記空気通路は、前記複数の供給口にそれぞれ接続される複数の分岐通路と、前記複数の分岐通路と前記空気貯留部とを接続する共通通路と、を含み、
    前記供給停止機構は、前記可動部材が前記第1の位置から前記第2の位置に移動すると、前記共通通路を遮断する、請求項1に記載の空気圧縮機。
  3. 前記供給停止機構は、前記共通通路を遮断する閉状態と前記共通通路を開放する開状態とに切り替わる弁部材と、前記可動部材と前記弁部材とを接続する接続部材と、を有し、
    前記可動部材が前記第1の位置から前記第2の位置に移動すると、前記接続部材が移動し、前記接続部材の移動に伴って前記弁部材が前記開状態から前記閉状態に切り替わる、請求項2に記載の空気圧縮機。
  4. 前記供給停止機構は、前記共通通路を遮断する閉状態と前記共通通路を開放する開状態とに切り替わる弁部材と、前記弁部材の状態を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記可動部材が前記第1の位置から前記第2の位置に移動したことを検出すると、前記弁部材を前記開状態から前記閉状態に切り替える、請求項2に記載の空気圧縮機。
  5. 電動モータを動力源とする圧縮空気生成部を含む本体と、
    前記圧縮空気生成部によって生成された圧縮空気が貯留される空気貯留部と、
    前記空気貯留部に貯留されている圧縮空気が吐出される供給口と、
    前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させる供給停止機構と、
    作業者が把持するハンドルである可動部材と、を有し、
    前記可動部材は、第1の位置と、前記第1の位置よりも前記本体から離反した第2の位置と、に移動可能であり、
    前記供給停止機構は、前記可動部材が前記第1の位置から前記第2の位置に移動すると、前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させる、空気圧縮機。
  6. 電動モータを動力源とする圧縮空気生成部を含む本体と、
    前記圧縮空気生成部によって生成された圧縮空気が貯留される空気貯留部と、
    前記空気貯留部に貯留されている圧縮空気が吐出される供給口と、
    前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させる供給停止機構と、
    底部に設けられたフットスイッチである可動部材と、を有し、
    前記可動部材は、第1の位置と、前記第1の位置よりも前記本体に対する突出長が長い第2の位置と、に移動可能であり、
    前記供給停止機構は、前記可動部材が前記第1の位置から前記第2の位置に移動すると、前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させる、空気圧縮機。
  7. 電動モータを動力源とする圧縮空気生成部を含む本体と、
    作業者が把持するハンドルと
    前記圧縮空気生成部によって生成された圧縮空気が貯留される空気貯留部と、
    底部に設けられた脚部と、
    前記空気貯留部に貯留されている圧縮空気が吐出される供給口と、
    前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させる供給停止機構と、
    前記供給停止機構を制御する制御部と、
    前記ハンドルと前記脚部との少なくともいずれか一方に作用する荷重を検出する検出部と、を有し、
    前記制御部は、前記検出部によって検出される荷重に基づいて前記供給停止機構を制御する、空気圧縮機。
  8. 前記検出部は、前記ハンドルに作用する荷重を検出し、
    前記制御部は、前記検出部によって検出される荷重が所定荷重を上回ると、前記供給停止機構に、前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させる、請求項7に記載の空気圧縮機。
  9. 前記検出部は、前記脚部に作用する荷重を検出し、
    前記制御部は、前記検出部によって検出される荷重が所定荷重を下回ると、前記供給停止機構に、前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させる、請求項7に記載の空気圧縮機。
  10. 前記制御部は、前記検出部によって検出される荷重に基づいて、前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させるよう前記供給停止機構を制御するとともに、前記電動モータへの電力の供給を遮断する、請求項7〜9のいずれか一項に記載の空気圧縮機。
  11. 前記制御部は、前記検出部によって検出される荷重に基づいて、前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させるよう前記供給停止機構を制御するとともに、前記空気貯留部に貯留された圧縮空気を排出する、請求項7〜10のいずれか一項に記載の空気圧縮機。
  12. 電動モータを動力源とする圧縮空気生成部を含む本体と、
    前記圧縮空気生成部によって生成された圧縮空気が貯留される空気貯留部と、
    前記空気貯留部に貯留されている圧縮空気が吐出される供給口と、
    前記本体の持ち上げ動作を検出する検出手段と、
    前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させる供給停止機構と、を有し、
    前記供給停止機構は、前記検出手段により前記本体の持ち上げ動作が検出された場合、前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させる、空気圧縮機。
  13. 前記供給停止機構を制御する制御部を更に有し、
    前記制御部は、前記検出手段によって前記本体の持ち上げ動作が検出されたことに基づいて、前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させるよう前記供給停止機構を制御する、請求項12に記載の空気圧縮機。
  14. 前記制御部は、前記検出手段によって前記本体の持ち上げ動作が検出されたことに基づいて、前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させるよう前記供給停止機構を制御するとともに、前記電動モータへの電力の供給を遮断する、請求項13に記載の空気圧縮機。
  15. 前記供給停止機構を制御する制御部を更に有し、
    前記制御部は、前記検出手段によって前記本体の持ち上げ動作が検出されたことに基づいて、前記供給口からの圧縮空気の吐出を停止させるよう前記供給停止機構を制御するとともに、前記空気貯留部に貯留された圧縮空気を排出する、請求項13または14に記載の空気圧縮機。
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