JP7128688B2 - エアコンプレッサ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば圧縮エア駆動式の釘打機やエアタッカ等の工具に圧縮エアを供給するためのエアコンプレッサであって、床や作業台等の設置面に設置して使用される定置式のエアコンプレッサに関する。
特許文献1に記載のエアコンプレッサは、繰り返し充電可能であるバッテリを電源とするDC式のエアコンプレッサである。エアコンプレッサには、電動モータと、電動モータのモータ軸に連結されるクランクと、クランクに連結されてシリンダ内を往復動可能に設けられたピストンが備えられている。バッテリから電動モータへと電源供給されており、電動モータの駆動がクランクを介してシリンダ内のピストンを往復動させることで圧縮エアを生成する。生成した圧縮エアは、例えば圧縮エア駆動式の釘打機やエアタッカ等の工具に供給される。近年ではバッテリや電動モータの性能の向上等により、圧縮エアをタンクに貯蔵し、床や作業台等の設置面に設置して使用されるDC式かつ定置式のエアコンプレッサが提供されている。
特開2012-112282号公報
上記した定置式のエアコンプレッサは、床や作業台等に設置した状態でのみ作動させて外部のエア工具に圧縮エアを供給可能とすることが望ましく、持ち運び時等であって、設置状態でない場合には外部のエア工具の不用意な動作を防止する必要から圧縮エアを供給不能とすることが望ましい。
本発明は、DC式かつ定置式のエアコンプレッサにおいて、持ち運び時等であって設置状態でない場合には接続した外部のエア工具の不用意な動作を防止できるようにすることを目的とする。
第1の発明は、設置面に設置した状態で動作させて生成した圧縮エアを外部のエア工具に供給する定置式のエアコンプレッサである。第1の発明は、圧縮エアを生成する圧縮エア生成部の駆動源である電動モータと、設置面に対するエアコンプレッサの設置状態または非設置状態を検知する設置検知手段を備えている。第1の発明において、電動モータは、繰り返し充電可能なバッテリから電源供給されている。第1の発明において、設置検知手段が非設置状態を検知している場合、エアコンプレッサとしての機能を停止させる。ここで、エアコンプレッサとしての機能とは、バッテリから電動モータへの電源供給機能や、電動モータの駆動による圧縮エア生成部における圧縮エア生成機能や、生成した圧縮エアを貯留する機能や、生成した圧縮エアを外部のエア工具に送る供給機能といった、電源供給を受けて外部のエア工具に圧縮エアが供給されるまでの一連の機能を含むものであり、これらのうち一部若しくは一つの機能を停止させることにより、当該エアコンプレッサとしての機能を停止させることができる。
第1の発明によれば、使用者がエアコンプレッサを持ち運びしているとき等の非設置状態の場合、エアコンプレッサとしての機能を停止させることにより、圧縮エア生成部の不用意な動作や、接続した外部のエア工具の不用意な動作等が防止される。
第2の発明は、第1の発明において、設置検知手段が非設置状態を検知している場合、電動モータへの電源供給を遮断して圧縮エア生成部の動作を停止させる。
第2の発明によれば、電動モータへの電源供給が遮断されて圧縮エア生成部が停止されることにより、エアコンプレッサとしての機能が停止される。
第3の発明は、第1または第2の発明において、圧縮エア生成部により生成された圧縮エアを貯蔵するタンクを備えているエアコンプレッサである。第3の発明において、設置検知手段が非設置状態を検知している場合、タンク内の圧縮エアを大気放出する。
第3の発明によれば、タンク内の圧縮エアが大気放出されることにより、エアコンプレッサとしての機能が停止される。
第4の発明は、第1~第3のいずれか1つの発明において、設置検知手段が非設置状態を検知している場合、非設置状態を使用者に報知する報知手段を備えるエアコンプレッサである。
第4の発明によれば、エアコンプレッサとして機能可能であるか不能であるかについて、使用者に容易に知らせることができる。また、第4の発明によれば、エアコンプレッサの設置状態について使用者が容易に確認することができる。
第5の発明は、第1~第4のいずれか1つの発明において、使用者が持ち運ぶときの把持部であるハンドルが設けられているエアコンプレッサである。第5の発明において、設置検知手段は、ハンドルに掛かる力の状態を検知して、設置状態と非設置状態を判別する。
第5の発明によれば、特に使用者によるエアコンプレッサの持ち運び時に把持されるハンドルに掛かる力の状態(ハンドルに掛かる力の有無)を検知して、エアコンプレッサの設置状態または非設置状態を判別する。これにより、設置状態または非設置状態を比較的精度良く検知することができる。
第6の発明は、第5の発明において、使用者が持ち運ぶときの把持部であるハンドルが設けられているエアコンプレッサである。第6の発明において、設置検知手段はハンドルの変位を検知する。
第6の発明によれば、ハンドルに掛かる力の状態の変化を示すハンドルの変位が設置検知手段により検知される。これにより、設置状態または非設置状態をよりシンプルな構成で比較的精度良く検知することができる。
第7の発明は、第6の発明において、ハンドルの一端が上下方向に傾動可能に支持され、他端が上下方向に変位可能であるエアコンプレッサである。第7の発明において、設置検知手段は他端の上下方向の変位を検知する。
第7の発明によれば、把持部は、エアコンプレッサを支持する強度を保ちつつ、設置検知手段を備えることができる。また、第7の発明によれば、エアコンプレッサを持ち上げる途中段階や設置面に降ろす途中段階も含めて非設置状態として検知することができる。
第8の発明は、第7の発明において、ハンドルの少なくとも他端側に肩掛けベルトを取り付け可能であるエアコンプレッサである。第8の発明において、設置検知手段は、使用者が肩掛けベルトで持ち運ぶことにより発生する他端の上下方向の変位を検知する。
第8の発明によれば、肩掛けベルトを使用してエアコンプレッサを持ち運びする場合でも、ハンドルに設けられた設置検知手段をそのまま機能させることができる。
第9の発明は、第1~第8のいずれか1つの発明において、バッテリからの電源供給のオンオフ状態を制御する電源制御部を備えているエアコンプレッサである。第9の発明において、設置検知手段が非設置状態を検知している場合、電源制御部は電源供給をオフ状態にする。
第9の発明によれば、非設置状態の場合に電源制御部において電源供給が遮断されることにより、圧縮エア生成部20での圧縮エアの生成が停止される。従って、エアコンプレッサ1としての機能が停止される。
第10の発明は、第1~第9のいずれか1つの発明において、設置検知手段が、設置面と対向する位置に検知部材を備えたエアコンプレッサである。第10の発明において、検知部材が設置面に対して一定以下の距離に近接している場合に、設置状態を検知し、検知部材が設置面から一定以上の距離に離間している場合に、非設置状態を検知する。検知部材が設置面に対して一定以下の距離に近接している場合は、例えば検知部材が設置面と当接している場合も含む。
第10の発明によれば、検知部材と設置面との距離によって、設置状態若しくは非設置状態の判別がなされる。
本発明に係るエアコンプレッサの全体斜視図である。 第1実施形態に係るエアコンプレッサのハウジングを取り外した斜視図である。 第1実施形態に係るエアコンプレッサの載置状態における右側面図であって、一部縦断面図である。 図3のIV部分の拡大図である。 第1実施形態に係るエアコンプレッサの運搬状態における右側面図であって、一部縦断面図である。 図5のVI部分の拡大図である。 第2実施形態に係るエアコンプレッサのハウジングを取り外した斜視図である。 第2実施形態に係るエアコンプレッサの載置状態における右側面図であって、一部縦断面図である。 第2実施形態に係るエアコンプレッサの載置状態における正面図であって、一部縦断面図である。 第2実施形態に係るエアコンプレッサの運搬状態における右側面図であって、一部縦断面図である。 第2実施形態に係るエアコンプレッサの運搬状態における正面図であって、一部縦断面図である。
次に、本発明の第1実施形態を図1~6に基づいて説明する。図1~3に示すように定置式のエアコンプレッサ1は、全体を外装するハウジング2と、圧縮エアを貯蔵可能な横長形状のタンク4を備えている。タンク4の下面側には、タンク4の長手方向両端部それぞれに脚部3が設けられ、脚部3を計4つ備えている。エアコンプレッサ1を床や作業台等の設置面Fに設置する場合、4つの脚部3でエアコンプレッサは支持される。タンク4の上方には、タンク4と連通している吐出口34が設けられている。吐出口34には、エアホースを接続させることができる。接続させたエアホースを介して、タンク4から釘打機等の圧縮空気で駆動する工具へと圧縮空気を供給することができる。以下の説明において、脚部3を下側にしてエアコンプレッサ1を設置した姿勢で上下方向を規定する。また、吐出口34を前側として、前側に位置する使用者から見たときを基準として前後左右方向を規定する。
図2,3に示すように、エアコンプレッサ1は、タンク4の上方に圧縮エア生成部20を備えている。圧縮エア生成部20は、駆動源である電動モータ16と吸気された外気を圧縮するピストン24を備えている。電動モータ16は、モータ軸16aを前方に延ばした姿勢でモータハウジング15に収容されている。モータ軸16aには駆動ギヤ16bと冷却ファン16cが一体に取り付けられている。駆動ギヤ16bには、ギヤハウジング17に収容されている減速部18の従動ギヤ18bが噛み合っている。従動ギヤ18bは、ギヤハウジング17に回転可能に支持されている出力軸18aと一体に設けられている。出力軸18aの前部は、クランクハウジング21内に進入しており、当該前部にはクランク円板22が取り付けられている。クランク円板22には、出力軸18aに対して偏心しているクランク軸22aが設けられている。クランク軸22aには、クランクロッド23の基端部が相対回転可能に支持されている。クランクロッド23の先端部にはピストン24が取り付けられている。クランクハウジング21の上部には、上下方向に延びるシリンダ25が気密に取り付けられている。ピストン24は、シリンダ25内を気密に往復動可能に支持されている。シリンダ25の上部のピストン上室は、通気管26と連通している。通気管26は、タンク4内と連通している。
電動モータ16が起動すると、駆動ギヤ16bと従動ギヤ18bの噛み合いによって電動モータ16の回転出力は減速される。減速された回転出力は、出力軸18aを介してクランク円板22を回転させる。クランク円板22が回転すると、クランク軸22aが出力軸18a回りを公転する。これにより、クランクロッド23が上下に運動し、ピストン24がシリンダ25内を上下に往復動する。ピストン24の往復動によってシリンダ25のピストン上室に外気が給気されて圧縮エアが生成される。生成された圧縮エアは、通気管26を介してタンク4内に供給される。
図2,3に示すように、エアコンプレッサ1の前部には、圧縮エア供給部30が設けられている。圧縮エア供給部30は、圧力調整部31と圧力調整ダイヤル32とメータ33と吐出口34を備えている。圧力調整ダイヤル32とメータ33は、上部に露出している。圧力調整ダイヤル32は、使用者が回転操作可能に支持されている。吐出口34は、ハウジング2の前端から前方に突出している。圧力調整部31は、タンク4内と吐出口34とが連通している経路途中に設けられている。圧力調整ダイヤル32を回転操作すると、圧力調整部31は、タンク4内の圧縮エアを減圧させて吐出口34へと供給することができる。圧力調整部31で減圧した圧縮エアの圧力は、メータ33に表示される。
図2,3に示すように、エアコンプレッサ1の後部には、電動モータ16へ電源供給するバッテリ13を着脱可能であるバッテリ取付部12が設けられている。バッテリ13はバッテリ取付部12から取り外して別途用意した充電器で充電することにより繰り返し使用することができる。バッテリ13は、ねじ締め機や電気ドリル等のその他の充電式電動工具との間で電源として使い回すことができる。バッテリ取付部12に取り付けられたバッテリ13から電動モータ16への電源供給は、電源制御部10とコントローラ14によって制御されている。
図1,2に示すように電源制御部10は、バッテリ13から電動モータ16やコントローラ14や後述する電磁バルブ51等の各種電材部品への電源供給を制御する。電源制御部10は、ハウジング2の外部から押し操作可能な押しボタン11を備えている。バッテリ13からの電源供給がオフ状態の場合に押しボタン11を押し操作することで、電源供給がオン状態に切り替えられる。バッテリ13からの電源供給がオン状態の場合に押しボタン11を押し操作することで、電源供給がオフ状態に切り替えられる。
図2,3に示すように、エアコンプレッサ1には、コントローラ14が収容されている。コントローラ14は、底浅の箱形矩形のケースで覆われている。コントローラ14は、主として電動モータ16の動作制御を行うための制御回路や電源回路を有している。コントローラ14は、冷却ファン16cの側方に配置されている。モータ軸16aが回転することで冷却ファン16cが回転し、冷却風が発生する。冷却風は、電動モータを冷却しながら、冷却ファン16cより下流側に位置するコントローラ14を冷却する。
図2,3に示すように、タンク4の側部には、圧力センサ5が設けられている。圧力センサ5は、タンク4内の圧力が設定圧に達して充満状態であるか設定圧未満であるかを検知する。タンク4内の圧力が設定圧に達していることを検知した場合、コントローラ14は電動モータ16を停止させる。タンク4内の圧力が設定圧未満であることを検知した場合、コントローラ14は電動モータ16を起動可能状態にし、若しくは起動状態を継続する。
図1,2に示すように、タンク4の下側部には、ドレンコック6とドレン排出口6aが設けられている。ドレン排出口6aは、タンク4の内部と連通しており、やや下向きに開口している。ドレンコック6は、回動操作することでドレン排出口6aを開閉する。エアコンプレッサ1を使用する場合は、ドレンコック6が閉じた状態で使用する。ドレンコック6を開くと、その開き量に応じてタンク4内に溜まったドレンと圧縮空気がドレン排出口6aから排出される。
図2,3に示すように、タンク4の前部には、圧縮エア放出手段50が設けられている。圧縮エア放出手段50は、電磁バルブ51と排出管52を備えている。排出管52は、電磁バルブ51を介してタンク4内と連通している。電磁バルブ51は、バッテリ13とコントローラ14とに電気的に接続されており、コントローラ14の制御によってバッテリ13から供給される電力によって開閉する。電磁バルブ51が閉じている場合、排出管52からタンク4内の圧縮エアは排出されない。電磁バルブ51が開いている場合、排出管52からタンク4内の圧縮エアが排出される。
図1,2に示すように、エアコンプレッサ1の上部には、ハンドル41が設けられている。ハンドル41は、ハウジング2の上面から上方に張り出したループ形状を有している。ハンドル41は、使用者がエアコンプレッサ1を持ち運ぶときの把持部である。ハンドル41の前部には、左右方向に貫通する軸孔41aが設けられている。軸孔41aには支軸42が挿入されている。支軸42の両端は、ハンドル41の左右それぞれに突出している。ハンドル41の後部下端は変位端41bとして設けられている。変位端41bには、左右方向に貫通し、上下方向に延びた略楕円形状の縦長軸孔41cが設けられている。縦長軸孔41cには支軸43が挿入されている。支軸43の両端は、ハンドル41の左右それぞれに突出している。ハンドル41は、支軸42と支軸43によってハウジング2に支持されている。
図2,3,5に示すようにハンドル41の前部と後部には、ベルト取付部41eがそれぞれ1つずつ設けられている。ベルト取付部41eには、上側に開口した凹部と、当該凹部内で左右方向に延びて両端がハンドル41に支持されている柱部が形成されている。図3,5に示すように、ベルト取付部41eには、例えば両端に環状部を有する肩掛けベルト46を取り付け可能である。使用者は、前後一対のベルト取付部41eに肩掛けベルト46を取り付けた状態で、肩掛けベルト46を肩に掛けてエアコンプレッサ1を持ち運ぶことができる。
図4,6に示すように支軸43は、縦長軸孔41cに沿って変位端41bに対して上下に位置変更可能である。支軸43はハウジング2に変位不能に支持されている。そのためハウジング2に対して変位端41bが上下に変位する。図4は変位端41bが下端位置に位置する状態を示している。図6は、変位端41bが上端位置に位置する状態を示している。図3,5に示すように、変位端41bが上下に変位するとき、ハンドル41は支軸42回りに回動する。
図3~6に示すように変位端41bの下方には、スイッチ44(リミットスイッチ)が設けられている。設置検知手段40は、主として変位端41bとスイッチ44によって構成されている。変位端41bの後端には、ばね保持部41dが張り出している。ばね保持部41dの上面とハウジング2の上端部の下面との間には、圧縮ばね45が保持されている。圧縮ばね45は、ばね保持部41dを有する変位端41bを下向きに付勢している。図3,4に示すように、エアコンプレッサ1を設置面Fに設置している場合、変位端41bは、圧縮ばね45に付勢されて下端位置に位置している。図5,6に示すように、使用者がハンドル41を把持して、あるいはベルト取付部41eに取り付けた肩掛けベルト46を肩に掛けてエアコンプレッサ1を持ち運んでいる場合、変位端41bは、圧縮ばね45の付勢力に抗して下端位置より上方に変位する。
スイッチ44の上部には、板状の検知部44aが設けられている。検知部44aは、前端を中心としてスイッチ44に対して回動可能に支持されている。検知部44aの後部下側には、プランジャ44bが設けられている。プランジャ44bは、下向きに押し込むことができ、押し込み部分が上向きに付勢されている。図4に示すように、変位端41bが下端位置に位置している場合、検知部44aは、変位端41bの下面と当接してプランジャ44bを下向きに押し込む。プランジャ44bが押し込まれている状態では、スイッチ44はオン状態を検知する。図6に示すように、変位端41bが下端位置より上方に位置している場合、検知部44aは、変位端41bの下面から離間するためプランジャ44bの押し込みを止める。プランジャ44bが押し込まれていない状態では、スイッチ44はオフ状態を検知する。
従って、図3に示すように、エアコンプレッサ1を設置面Fに設置している場合、スイッチ44は、設置状態(オン状態)を検知する。図5に示すように、使用者がハンドル41を把持して、あるいはベルト取付部41eに取り付けた肩掛けベルト46を肩に掛けてエアコンプレッサ1を持ち運んでいる場合、スイッチ44は、非設置状態(オフ状態)を検知する。エアコンプレッサ1は、スイッチ44がオフ状態を検知している場合に、エアコンプレッサ1としての機能を停止させる構成を1つ以上備えている。ここで、エアコンプレッサ1としての機能とは、バッテリ13から電源制御部10を介して電動モータ16へと電源供給する機能や、コントローラ14が電動モータ16を制御する機能や、電動モータ16の駆動によって圧縮エア生成部20において圧縮エアを生成する機能や、生成した圧縮エアをタンク4に貯留する機能や、タンク4に貯留された圧縮エアを圧縮エア供給部30を介して外部のエア工具に送る供給機能といった、バッテリ13から電源供給を受けて外部のエア工具に圧縮エアが供給されるまでの一連の機能を含むものであり、これらのうち一部若しくは一つの機能を停止させることにより、エアコンプレッサ1としての機能を停止させることができる。
エアコンプレッサ1としての機能を停止させる構成の1つは、電動モータ16の回転を止める構成である。図5に示すスイッチ44は、図5に示すコントローラ14に電気的に接続されている。スイッチ44がオフ状態を検知すると、コントローラ14が電動モータ16を停止させる。これにより、ピストン24の上下往復動が停止して、圧縮エア生成部20での圧縮エアの生成が停止される。
エアコンプレッサ1としての機能を停止させる構成の1つは、バッテリ13から電動モータ16への電源供給を遮断する構成である。図5に示すスイッチ44は、図5に示す電源制御部10とコントローラ14に電気的に接続されている。スイッチ44がオフ状態を検知すると、バッテリ13から電動モータ16への電源供給を遮断しながら、電源制御部10の供給状態をオフ状態に切り替える。これにより、電動モータ16の回転とピストン24の上下往復動が停止して、圧縮エア生成部20での圧縮エアの生成が停止される。また、エアコンプレッサ1を再び設置面Fに置く設置状態になった場合に、電源制御部10の供給状態はオフ状態に維持される。従って、非設置状態のエアコンプレッサ1を再び設置面Fに置く場合の不用意な圧縮エア生成部20での圧縮エアの生成が停止される。この場合、再度押しボタン11を押し操作して圧縮エア生成部20を再起動させることにより圧縮エアの生成が再開される。
エアコンプレッサ1としての機能を停止させる構成の1つは、電磁バルブ51を開いて排出管52からタンク4内の圧縮エアを大気放出させる構成である。図5に示す電磁バルブ51は、図5に示すバッテリ13とコントローラ14に電気的に接続されている。スイッチ44がオフ状態を検知している場合、バッテリ13から電磁バルブ51へと電力が供給され、電磁バルブ51は開く。スイッチ44がオン状態を検知している場合、バッテリ13から電磁バルブ51への電力供給が停止され、電磁バルブ51は閉じる。これにより、非設置状態においてタンク4内の圧縮エアは圧縮エア供給部30に供給されずに排出管52から大気放出される。
報知手段55によって使用者に、エアコンプレッサ1の非設置状態が報知され、また、エアコンプレッサ1としての機能が停止していることが報知される。図5に示すように報知手段55は、例えばコントローラ14に内装されたブザーである。スイッチ44がオフ状態を検知すると、報知手段55から音が発生する。これにより、エアコンプレッサ1が設置面Fから離間している非設置状態であることと、エアコンプレッサ1としての機能が停止していることを使用者に知らせることができる。
以上説明したエアコンプレッサ1によれば、使用者がハンドル41を把持して、あるいはベルト取付部41eに取り付けた肩掛けベルト46を肩に掛けてエアコンプレッサ1を設置面Fから持ち上げ、若しくは持ち運んでいる場合、スイッチ44は、エアコンプレッサ1が非設置面Fに対して非設置状態であることを検知する。スイッチ44が非設置状態(オフ状態)を検知している場合、エアコンプレッサ1としての機能が停止される。これにより、圧縮エア生成部20や圧縮エア供給部30の不用意な動作や、接続した外部のエア工具の不用意な動作等が防止される。
また、エアコンプレッサ1によれば、スイッチ44が非設置状態を検知している場合、コントローラ14によって電動モータ16の回転が停止される。これにより、ピストン24の上下往復動が停止して、圧縮エア生成部20での圧縮エアの生成が停止される。従って、エアコンプレッサ1としての機能が停止される。
また、エアコンプレッサ1によれば、スイッチ44が非設置状態を検知している場合、バッテリ13から電動モータ16への電源供給を遮断される。これにより、モータ軸16aの回転とピストン24の上下往復動が停止して、圧縮エア生成部20での圧縮エアの生成が停止される。従って、エアコンプレッサ1としての機能が停止される。
また、エアコンプレッサ1によれば、スイッチ44が非設置状態を検知している場合、コントローラ14の制御によってバッテリ13から電磁バルブ51へと電力が供給されて電磁バルブ51が開かれる。これにより、タンク4内の圧縮エアが排出管52から大気放出される。従って、エアコンプレッサ1としての機能が停止される。
また、エアコンプレッサ1によれば、スイッチ44が非設置状態を検知している場合、報知手段55が使用者に非設置状態を知らせる。報知手段55は、例えばブザーであり、音を発生させて使用者に非設置状態を知らせる。これにより、エアコンプレッサ1として機能可能であるか不能であるかについて、使用者に容易に知らせることができる。エアコンプレッサ1の設置状態について使用者が容易に確認することができる。
また、コンプレッサ1によれば、設置検知手段40は、特に使用者によるエアコンプレッサ1の持ち運び時に把持されるハンドル41に掛かる力の状態(ハンドル41に掛かる力の有無)を検知することで、エアコンプレッサ1の設置状態または非設置状態を判別する。従って、ハンドル41を把持する力やベルト取付部41eに取付けられた肩掛けベルト46からハンドル41に掛かる力の状態から設置状態または非設置状態を判別する。これにより、設置状態または非設置状態を比較的精度良く検知することができる。
また、エアコンプレッサ1によれば、スイッチ44は、ハンドル41に掛かる力の状態の変化を示すハンドル41の変位端41bの変位を検知することで、エアコンプレッサ1の設置状態または非設置状態を検知する。従って、機械的作用を基にエアコンプレッサ1の設置状態または非設置状態を判別できるため、よりシンプルな構成で比較的精度良く検知することができる。
また、エアコンプレッサ1によれば、ハンドル41は、前部において支軸42によって上下方向に傾動可能に支持され、後部において変位端41bが設けられている。スイッチ44は、変位端41bの上下方向の変位を検知することで、エアコンプレッサ1の設置状態または非設置状態を検知する。従って、ハンドル41は、エアコンプレッサ1を支持する強度を保ちつつ、設置検知手段40を備えることができる。また、変位端41bが下端位置より上方にある場合、すなわち、エアコンプレッサ1を持ち上げる途中段階や設置面に降ろす途中段階も含めて非設置状態として検知することができる。
また、エアコンプレッサ1によれば、前後一対のベルト取付部41eに肩掛けベルト46を取り付けた状態で、肩掛けベルト46を肩に掛けてエアコンプレッサ1を持ち運びする場合でも、ハンドル41に設けられた設置検知手段40をそのまま機能させることができる。
また、エアコンプレッサ1によれば、スイッチ44が非設置状態を検知している場合、電源制御部10によるバッテリ13からの電源供給状態がオフ状態に切り替えられる。これにより、電動モータ16の回転とピストン24の上下往復動が停止して、圧縮エア生成部20での圧縮エアの生成が停止される。従って、エアコンプレッサ1としての機能が停止される。また、エアコンプレッサ1を非設置状態から再び設置状態にする場合に、電源制御部10はオフ状態のままである。従って、非設置状態のエアコンプレッサ1を再び設置状態にする場合の不用意な圧縮エア生成部20での圧縮エアの生成が抑制される。
次に、本発明の第2実施形態を図7~11に基づいて説明する。第2実施形態の定置式のエアコンプレッサ60は、第1実施形態のエアコンプレッサ1のハウジング2とハンドル41と設置検知手段40に代えて、ハウジング61とハンドル62と設置検知手段65を備えている。設置検知手段65は、ハウジング61の底部に設けられている。ハンドル62は、上下方向に回動する構成を有さずに支軸42と支軸43を介してハウジング2に変位不能に支持されている。ハンドル62の前部と後部には、図3に示す肩掛けベルト46等を取り付け可能なベルト取付部62aがそれぞれ1つずつ設けられている。
図7~9に示すようにハウジング61の底部の略中央には、検知部材66が下方に突出して設けられている。検知部材66は、上下方向に延びる略円柱状の軸部66bと、軸部66bの下側に設けられて下面が略水平である当接部66cを備えている。軸部66bは、ハウジング61の底部を上下方向に移動可能に貫通している。軸部66bには、棒状の抜け止め部材69が左右方向に延びた姿勢で貫通している。抜け止め部材69の両端は、軸部66bの左右それぞれに突出している。抜け止め部材69は、ハウジング61の内側(底部の上側)において軸部66bに挿入されている。そのため、図10,11に示すように、抜け止め部材69は、軸部66bがハウジング61の底部から抜け落ちることを規制している。
図9に示すように、ハウジング61の底部の軸部66bが挿入される部分の周囲には、下向きに開口した溝形状のばね保持部61aが設けられている。当接部66cの上面には、上向きに開口した溝形状のばね保持部66aが設けられている。ばね保持部61aとばね保持部66aの間には、圧縮ばね68が取り付けられている。検知部材66は、圧縮ばね68によってハウジング61に対して下向きに付勢されている。
図8,9に示すように、エアコンプレッサ60を設置面Fに設置している場合、検知部材66は、当接部の下面と設置面Fが当接する(設置面Fに対して一定以下の距離に近接している)ことで圧縮ばね68の付勢力に抗して上端位置に位置している。図10,11に示すように、使用者がハンドル62を把持して、あるいはベルト取付部62aに取り付けた肩掛けベルトを肩に掛けてエアコンプレッサ60を設置面Fから持ち上げた場合、検知部材66は、圧縮ばね68に付勢されて抜け止め部材69で抜け止めされる下端位置に位置している。
図8に示すように軸部66bの後方には、スイッチ67(リミットスイッチ)が設けられている。スイッチ67は、例えばハウジング61に固定されている。設置検知手段65は、主として検知部材66とスイッチ67によって構成されている。スイッチ67の前部には、軸部66bと当接可能である板状の検知部67aが設けられている。検知部67aは、下端を中心としてスイッチ67に対して回動可能に支持されている。検知部67aの上部後側には、プランジャ67bが設けられている。プランジャ67bは、後向きに押し込むことができ、押し込み部分が前向きに付勢されている。図8に示すように、検知部材66が上端位置に位置している場合、検知部67aは、軸部66bと当接してプランジャ67bを後向きに押し込む。プランジャ67bが押し込まれている状態では、スイッチ67はオン状態を検知する。図10に示すように、検知部材66が上端位置より下方に位置している場合、検知部67aは、軸部66bから離間するためプランジャ67bの押し込みを止める。プランジャ67bが押し込まれていない状態では、スイッチ67はオフ状態を検知する。
従って、図8に示すように、エアコンプレッサ60を設置面Fに設置している場合、スイッチ67は、設置状態(オン状態)を検知する。図10に示すように、使用者がハンドル62を把持して、あるいはベルト取付部62aに取り付けた肩掛けベルトを肩に掛けてエアコンプレッサ60を設置面Fから持ち上げ、若しくは持ち運んでいる場合、スイッチ67は、非設置状態(オフ状態)を検知する。エアコンプレッサ60は、スイッチ67がオフ状態を検知している場合に、エアコンプレッサ60としての機能を停止させる構成を1つ以上備えている。エアコンプレッサ60としての機能は、第1実施形態に係るエアコンプレッサ1としての機能と同様に、バッテリ13から電源供給を受けて外部のエア工具に圧縮エアが供給されるまでの一連の機能を含むものであり、これらのうち一部若しくは一つの機能を停止させることにより、エアコンプレッサ60としての機能を停止させることができる。エアコンプレッサ60としての機能を停止させる構成は、第1実施形態に係るエアコンプレッサ1が備える構成と同様のものである。
以上説明したエアコンプレッサ60によれば、検知部材66の設置面Fに対する当接、離間により発生する変位がスイッチ67によって検知されて、設置状態(オン状態)若しくは非設置状態(オフ状態)の判別がなされる。スイッチ67が非設置状態(オフ状態)を検知している場合、エアコンプレッサ60としての機能が停止される。これにより、圧縮エア生成部20や圧縮エア供給部30の不用意な動作や、接続した外部のエア工具の不用意な動作等が防止される。
以上説明した第1,第2実施形態のエアコンプレッサ1,60には様々な変更を加えることができる。例えば、上記したエアコンプレッサ1,60としての機能を停止させる複数の構成は、単独であるいは適宜組み合わせて用いることができる。着脱式のバッテリ13とバッテリ取付部12に代えて、内蔵式のバッテリを備える構成としてもよい。ハンドル41の変位端41cの変位を検知する設置検知手段40に代えて、例えばハンドル41の内側下面に圧力センサを配置してハンドル40に把持する力が掛かったことを検知する設置検知手段を備える構成としてもよい。設置検知手段の配置箇所は、例示した箇所に限らず、例えばハンドル41の前端部に設置検知手段を備える構成としてもよい。回動式のハンドル41に代えて、例えばハンドル41全体がハウジング2に対して略平行に変位可能である構成としてもよい。一体に形成されたハンドル41に代えて、例えば使用者が把持する部分が上下分割構造に形成されたハンドルを用いた設置検知手段を備える構成としてもよい。当該設置検知手段においては、例えば持ち上げ時に下側の把持部が上側の把持部に接近する(上方変位する)ことによって非設置状態を検知する。
電磁バルブ51を備える圧縮エア放出手段50に代えて、変位端41bや検知部材66の変位が機械的に伝達されてバルブを開く圧縮エア放出手段を用いてもよい。あるいは、圧縮エア放出手段50に代えて、例えば検知部材66そのものが、設置状態ではタンク4を封止する弁の役割を有し、非設置状態ではタンク4内の圧縮エアを開放する構成であってもよい。報知手段55は、音で知らせるブザー等に代えて、例えば視覚的に知らせる光源等であってもよい。
検知部材66の変位を検知する設置検知手段65に代えて、例えば検知部材66の当接部66cの下面に圧力センサを配置して、設置面Fに設置することによる当接部66cの下面に掛かる圧力を検知する設置検知手段を備える構成としてもよい。検知部材66の設置部66cが設置面Fに当接していることを検知する設置検知手段65に代えて、例えばハウジング2の下面と設置面Fとの距離を検知する設置検知手段を備える構成としてもよい。当該設置検知手段においては、例えばハウジング2の下面が設置面Fから一定以下の距離に近接していることを検知することで設置状態を検知し、ハウジング2の下面が設置面Fから一定以上の距離で離間していることを検知することで非設置状態を検知する。
1…エアコンプレッサ(第1実施形態)
2…ハウジング
3…脚部
4…タンク
5…圧力センサ
6…ドレンコック、6a…ドレン排出口
10…電源制御部
11…押しボタン
12…バッテリ取付部
13…バッテリ
14…コントローラ
15…モータハウジング
16…電動モータ、16a…モータ軸、16b…駆動ギヤ、16c…冷却ファン
17…ギヤハウジング
18…減速部、18a…出力軸、18b…従動ギヤ
20…圧縮エア生成部
21…クランクハウジング
22…クランク円板、22a…クランク軸
23…クランクロッド
24…ピストン
25…シリンダ
26…通気管
30…圧縮エア供給部
31…圧力調整部
32…圧力調整ダイヤル
33…メータ
34…吐出口
40…設置検知手段
41…ハンドル、41a…軸孔、41b…変位端、41c…縦長軸孔
41d…ばね保持部、41e…ベルト取付部
42…支軸
43…支軸
44…スイッチ、44a…検知部、44b…プランジャ
45…圧縮ばね
46…肩掛けベルト
50…圧縮エア放出手段
51…電磁バルブ
52…排出管
55…報知手段
60…エアコンプレッサ(第2実施形態)
61…ハウジング、61a…ばね保持部
62…ハンドル、62a…ベルト取付部
65…設置検知手段
66…検知部材、66a…ばね保持部、軸部…66b、当接部…66c
67…スイッチ、67a…検知部、67b…プランジャ
68…圧縮ばね
69…抜け止め部材
F…設置面

Claims (10)

  1. 設置面に設置した状態で動作させて生成した圧縮エアを外部のエア工具に供給する定置式のエアコンプレッサであって、
    圧縮エアを生成する圧縮エア生成部の駆動源である電動モータと、設置面に対する該エアコンプレッサの設置状態または非設置状態を検知する設置検知手段を備えており、
    前記電動モータは、繰り返し充電可能なバッテリから電源供給されており、
    前記設置検知手段が前記非設置状態を検知している場合、該エアコンプレッサとしての機能を停止させる構成とし
    前記バッテリからの電源供給のオンオフを切り替える操作部を備えており、前記設置検知手段が設置状態を検知し、かつ前記操作部が操作された場合に前記エアコンプレッサとしての機能を起動させるエアコンプレッサ。
  2. 設置面に設置した状態で動作させて生成した圧縮エアを外部のエア工具に供給する定置式のエアコンプレッサであって、
    圧縮エアを生成する圧縮エア生成部の駆動源である電動モータと、設置面に対する該エアコンプレッサの設置状態または非設置状態を検知する設置検知手段を備えており、
    前記電動モータは、繰り返し充電可能なバッテリから電源供給されており、
    前記設置検知手段が前記非設置状態を検知している場合、該エアコンプレッサとしての機能を停止させる構成とし
    前記設置検知手段が前記非設置状態を検知している場合、該非設置状態を使用者に報知する報知手段を備えるエアコンプレッサ。
  3. 設置面に設置した状態で動作させて生成した圧縮エアを外部のエア工具に供給する定置式のエアコンプレッサであって、
    圧縮エアを生成する圧縮エア生成部の駆動源である電動モータと、設置面に対する該エアコンプレッサの設置状態または非設置状態を検知する設置検知手段を備えており、
    前記電動モータは、繰り返し充電可能なバッテリから電源供給されており、
    前記設置検知手段が前記非設置状態を検知している場合、該エアコンプレッサとしての機能を停止させる構成とし
    使用者が持ち運ぶときの把持部であるハンドルが設けられており、
    前記設置検知手段は、前記ハンドルに掛かる力の状態を検知して、前記設置状態と前記非設置状態を判別する構成とし、
    前記設置検知手段は、前記ハンドルの変位を検知し、
    前記ハンドルは、一端が上下方向に傾動可能に支持されて、他端が上下方向に変位可能であり、
    前記設置検知手段は、前記他端の上下方向の変位を検知するエアコンプレッサ。
  4. 請求項1または3に記載のエアコンプレッサであって、
    前記設置検知手段が前記非設置状態を検知している場合、該非設置状態を使用者に報知する報知手段を備えるエアコンプレッサ。
  5. 請求項1または2に記載のエアコンプレッサであって、
    使用者が持ち運ぶときの把持部であるハンドルが設けられており、
    前記設置検知手段は、前記ハンドルに掛かる力の状態を検知して、前記設置状態と前記非設置状態を判別する構成とし
    前記設置検知手段は、前記ハンドルの変位を検知し、
    前記ハンドルは、一端が上下方向に傾動可能に支持されて、他端が上下方向に変位可能であり、
    前記設置検知手段は、前記他端の上下方向の変位を検知するエアコンプレッサ。
  6. 請求項3または5に記載のエアコンプレッサであって、
    前記ハンドルの少なくとも前記他端側に肩掛けベルトを取り付け可能であり、
    前記設置検知手段は、使用者が前記肩掛けベルトで持ち運ぶことにより発生する前記他端の上下方向の変位を検知するエアコンプレッサ。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載のエアコンプレッサであって、
    前記設置検知手段が前記非設置状態を検知している場合、前記電動モータへの電源供給を遮断して前記圧縮エア生成部の動作を停止させる構成としたエアコンプレッサ。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載のエアコンプレッサであって、
    前記圧縮エア生成部により生成された圧縮エアを貯蔵するタンクを備えており、
    前記設置検知手段が前記非設置状態を検知している場合、前記タンク内の圧縮エアを大気放出するエアコンプレッサ。
  9. 請求項1~8のいずれか1項に記載したエアコンプレッサであって、
    前記バッテリからの電源供給のオンオフ状態を制御する電源制御部を備えており、
    前記設置検知手段が前記非設置状態を検知している場合、前記電源制御部は前記電源供給をオフ状態にするエアコンプレッサ。
  10. 請求項1~9のいずれか1項に記載したエアコンプレッサであって、
    前記設置検知手段は、設置面と対向する位置に検知部材を備えており、
    前記検知部材が設置面に対して一定以下の距離に近接している場合に、前記設置状態を検知し、前記検知部材が設置面から一定以上の距離に離間している場合に、前記非設置状態を検知するエアコンプレッサ。

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