JP6955960B2 - パーティション - Google Patents
パーティション Download PDFInfo
- Publication number
- JP6955960B2 JP6955960B2 JP2017208952A JP2017208952A JP6955960B2 JP 6955960 B2 JP6955960 B2 JP 6955960B2 JP 2017208952 A JP2017208952 A JP 2017208952A JP 2017208952 A JP2017208952 A JP 2017208952A JP 6955960 B2 JP6955960 B2 JP 6955960B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- base
- panels
- width direction
- folded state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
- Handcart (AREA)
Description
この種のパーティションでは一般的に、パネルを展開したときの姿勢を安定させるために、土台の質量が比較的大きくなっている。
一方、パネルを折り畳んだ状態でパーティションを安定して移動させるためには、土台の重心位置と折り畳んだ状態におけるパネルの重心位置とを近づけることが好ましい。土台の重心位置とパネルの重心位置とを近づけるために、例えば土台に接続されるパネルの幅を、他のパネルの幅の略半分にすることも考えられるが、この場合にはパネル同士の幅を略同等にするという前記要求を満足させることが難しかった。
ここで本実施形態では、XYZ直交座標系を設定して各構成の位置関係を説明する。Z軸が延びる方向は上下方向である。Y軸が延びる方向(パネル幅方向)は、パネル群30が折り畳まれた状態(図4参照)において、上面視で各パネル40A〜40Cが延びる方向である。X軸が延びる方向(直交方向)は、パネル幅方向および上下方向の双方に直交する方向である。以下、パネル幅方向における一方側を単に+Y側といい、パネル幅方向における他方側を単に−Y側という。同様に、直交方向における一方側を単に+X側といい、直交方向における他方側を単に−X側という。
以下の説明では、パネル群30を展開させた際に、パネル群30の−X側の端部が土台10から直交方向に最も離れる状態を「展開状態」という。すなわち、以下の説明における展開状態とは、各パネル40A〜40Cが最も開かれた状態をいう。
図1および図2に示すように、土台10は、パネル幅方向に延びる縦梁部11と、縦梁部11のパネル幅方向における両端部にそれぞれ配された一対の横梁部12と、を備えている。縦梁部11は、表裏面が上下方向を向く板状に形成されている。上面視において、縦梁部11は、パネル幅方向における長さが直交方向における長さよりも大きい長方形状に形成されている。縦梁部11のパネル幅方向における長さは、折り畳み状態にある各パネル40A〜40Cのパネル幅方向における幅よりも大きい。一対の横梁部12はそれぞれ、縦梁部11のパネル幅方向における両端部を基点として、+X側および−X側の双方に向けて延びている。折り畳み状態にある各パネル40A〜40Cは、上面視において、一対の横梁部12同士の間に位置する(図4参照)。
展開状態では、各パネル40A〜40Cがパネル幅方向に倒れやすい状態となる。土台10は、各パネル40A〜40Cの倒れを抑止するため、比較的質量の大きい部材となっている。
支柱20は、縦梁部11のパネル幅方向における中央部に立設されている。支柱20は、表裏面がパネル幅方向を向く板状に形成されている。支柱20は、各パネル40A〜40Cを支えて、これらのパネル40A〜40Cが倒れることを抑止する役割を有している。このため、支柱20も土台10と同様に、比較的質量の大きい部材となっている。
一対の揺動支持部22は、互いに同様の構成を有している。以下、一対の揺動支持部22を代表させて、上側の揺動支持部22の構成について説明する。図5(b)に示すように、上側の揺動支持部22の下面には、上方に向けて窪む凹部22aが形成されている。凹部22aは、揺動支持部22の−X側の端部から、揺動支持部22の直交方向における中央部にかけて形成されている。図5(a)に示すように、凹部22aの内面の少なくとも一部は、−Y側を向き、+Y側に向かうに従って漸次−X側に向けて延びる傾斜面22bとされている。揺動支持部22には、上下方向に延びるピンPが設けられている。ピンPの少なくとも一部は、凹部22a内に位置しており、ピンPの下端部は第1パネル40Aの不図示の孔部内に遊嵌されている。この構成により、揺動支持部22が第1パネル40Aを揺動可能に支持している。
なお、揺動支持部22の構成は、上記に限定されない。例えば揺動支持部22が、第1パネル40Aをオフセット部材21に対して揺動可能に接続する蝶番などを有していてもよい。
図1に示すように、各パネル40A〜40Cは、蛇腹状に接続されており、直交方向に展開可能に構成されている。少なくとも一部のパネル40A〜40Cの下端部には、シャフト51を介して、キャスター50が設けられている。
第1パネル40Aは、パネル群30のうち、最も土台10側に位置している。第1パネル40Aは、揺動支持部22によって、土台10および支柱20に対して揺動可能に支持されている。揺動支持部22は、第1パネル40Aの−Y側の端部を支持している。第1パネル40Aと第2パネル40B、第2パネル40Bと副パネル40C、および副パネル40C同士は、不図示のヒンジによって、互いに揺動可能に連結されている。
ここで本実施形態では、折り畳み状態における各パネル40A〜40Cが重なる方向視において、操作部60は各パネル40A〜40Cと重なる位置に配置されている。より詳しくは、折り畳み状態において、各パネル40A〜40Cおよび操作部60の、パネル幅方向における各中央部が、土台10のパネル幅方向における中央部と、パネル幅方向において略同等の位置に配置されている。すなわち、各パネル40A〜40C、操作部60、および土台10のパネル幅方向における各中央部が、上面視において、同一の直線C上に位置している。このため、操作部60を操作すると、パネル群30の重心に適切に力を加えることができる。さらに、操作部60は土台10のパネル幅方向における中央部に位置している。このため、操作部60を操作すると、比較的自重の大きい土台10の重心に適切に力を加えることができる。このように、操作部60の操作によりパネル群30および土台10の各重心に適切に力が加わるため、パーティション1を安定して移動させることが可能となる。
また、前記実施形態では、操作部60が支柱20と別体に形成されているが、操作部60は支柱20と一体であってもよい。例えば、支柱20の一部に、手を掛けることが可能な凹部が形成されており、この凹部が操作部として用いられてもよい。
また、支柱20は、土台10のパネル幅方向における中央部から、パネル幅方向でずれた位置に配置されていてもよい。この場合でも、操作部60が土台10の中央部と、パネル幅方向において同等の位置に配置されていればよい。
Claims (4)
- 複数の走行体が設けられた土台と、
互いのパネル面を向い合せた折り畳み状態と、前記折り畳み状態から前記パネル面同士のなす角を広げた展開状態との間で、前記土台に対する位置を変化させることが可能な複数のパネルと、
前記土台に固定された操作部と、
前記土台に固定され、かつ前記複数のパネルのうち最も前記土台側に位置する第1パネルを揺動可能に支持する揺動支持部と、を備え、
前記複数のパネルの幅は互いに略同等であり、
前記折り畳み状態における前記複数のパネルの重なる方向視において、
前記操作部は前記複数のパネルと重なる位置に配置され、
前記揺動支持部は前記操作部と異なる位置に配置され、
上面視において、前記折り畳み状態における前記第1パネルが延びる方向をパネル幅方向とするとき、
前記折り畳み状態にある前記第1パネルおよび前記操作部の、前記パネル幅方向における各中央部は、前記土台の前記パネル幅方向における中央部と、前記パネル幅方向において略同等の位置に配置されている、パーティション。 - 複数の走行体が設けられた土台と、
互いのパネル面を向い合せた折り畳み状態と、前記折り畳み状態から前記パネル面同士のなす角を広げた展開状態との間で、前記土台に対する位置を変化させることが可能な複数のパネルと、
前記土台に固定された操作部と、
前記土台に固定され、かつ前記複数のパネルのうち最も前記土台側に位置する第1パネルを揺動可能に支持する揺動支持部と、を備え、
前記複数のパネルの幅は互いに略同等であり、
前記折り畳み状態における前記複数のパネルの重なる方向視において、
前記操作部は前記複数のパネルと重なる位置に配置され、
前記揺動支持部は前記操作部と異なる位置に配置され、
上面視において、前記折り畳み状態における前記第1パネルが延びる方向をパネル幅方向とするとき、
前記折り畳み状態にある前記第1パネルおよび前記操作部の、前記パネル幅方向における各中央部は、前記土台の前記パネル幅方向における中央部と、前記パネル幅方向において略同等の位置に配置され、
前記揺動支持部は、前記土台の前記パネル幅方向における中央部から離れた位置に配置されている、パーティション。 - 前記土台の前記パネル幅方向における中央部には、前記揺動支持部を支持する支柱が立設され、
前記操作部が前記支柱に設けられている、請求項1または2に記載のパーティション。 - 前記揺動支持部は、前記第1パネルを上下方向で挟んで一対配置され、
前記支柱の上端部および下端部には、前記パネル幅方向に延び、かつ一対の前記揺動支持部をそれぞれ支持する一対のオフセット部材が設けられている、請求項3に記載のパーティション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017208952A JP6955960B2 (ja) | 2017-10-30 | 2017-10-30 | パーティション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017208952A JP6955960B2 (ja) | 2017-10-30 | 2017-10-30 | パーティション |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019082015A JP2019082015A (ja) | 2019-05-30 |
JP6955960B2 true JP6955960B2 (ja) | 2021-10-27 |
Family
ID=66670148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017208952A Active JP6955960B2 (ja) | 2017-10-30 | 2017-10-30 | パーティション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6955960B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5126028U (ja) * | 1974-08-15 | 1976-02-26 | ||
JP3857015B2 (ja) * | 2000-03-21 | 2006-12-13 | 三菱樹脂株式会社 | 間仕切り装置及び間仕切りパネル |
-
2017
- 2017-10-30 JP JP2017208952A patent/JP6955960B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019082015A (ja) | 2019-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2559662C2 (ru) | Сборочный стапель для сборки крупногабаритных конструкций | |
JP6713168B2 (ja) | 車椅子 | |
JP6955960B2 (ja) | パーティション | |
JP6955961B2 (ja) | パーティション | |
JP5235386B2 (ja) | 机 | |
JP6898204B2 (ja) | パーティション | |
JP3182513B2 (ja) | パネル状家具 | |
JP7081778B2 (ja) | 台車 | |
JP7146383B2 (ja) | パーティション | |
JP4207745B2 (ja) | 搬送台車用荷支持台 | |
JP4847217B2 (ja) | 2段ベッド | |
JP6937555B2 (ja) | カプセルベッド | |
JP4994716B2 (ja) | 移動間仕切の支持装置 | |
JP7129817B2 (ja) | 組立式のテーブル | |
JP6851883B2 (ja) | 折畳み作業台 | |
JP2004011385A (ja) | 渡り通路用床目地装置 | |
JP7032374B2 (ja) | 間仕切り装置 | |
JP4411607B2 (ja) | 運搬用台車の荷支持台 | |
JP3219175U (ja) | コンパクト設計のカゴ台車 | |
JP2021153811A (ja) | デスク装置 | |
JP7359655B2 (ja) | 建物の制振構造 | |
JP7285061B2 (ja) | パーティション | |
JP2023084357A (ja) | 折り畳み式ストッカー | |
JP6189142B2 (ja) | 遊技機島 | |
KR20170000207U (ko) | 모터 운반용 캐리어 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200513 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210608 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210721 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210921 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211004 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6955960 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |