JP6954933B2 - マイク装置 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本国際出願は、2017年2月9日に日本国特許庁に出願された日本国特許出願第2017−22000号に基づく優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2017−22000号の全内容を本国際出願に参照により援用する。
本開示は、マイク装置に関する。
ユーザの音声を集音するマイク装置が知られている(下記特許文献1参照)。
特開2009−135678号公報
ところで、ユーザの衣服に装着される小型のマイク装置が知られている。この種のマイク装置には、マイク装置がユーザの衣服に装着された際に当該マイク装置がなるべく目立たないようにしたいという需要があった。
本開示の一局面は、目立ちにくいようにユーザの衣服に装着可能なマイク装置を提供できることが望ましい。
本開示の一局面は、ユーザの衣服の布の端部に装着され、ユーザの音声を集音するマイク装置であって、本体部と、クリップ部と、を備える。本体部は、回路基板を収容可能に構成され、長尺状の外形を備える。クリップ部は、固定部と、延在部と、連結部と、を備える。固定部は、本体部に固定される。延在部は、本体部の長手方向に沿って延在する。連結部は、固定部及び延在部を連結する。連結部は、挿入方向に沿った布のスライド移動を規制する。挿入方向は、延在部と本体部との間の空間に布が挿入される方向に対応する。延在部及び本体部は、布を挟持する。連結部は、布の端部が前方端部よりも挿入方向に沿って突出した位置でスライド移動を規制する。前方端部は、挿入方向前方側の本体部の端部である。
このような構成によれば、本体部が衣服の内側に位置し、クリップ部が衣服の外側に位置するようにマイク装置が衣服の端部に装着された状態において、本体部が衣服の布で隠れるようにマイク装置を装着することができる。したがって、目立ちにくいようにユーザの衣服に装着可能なマイク装置を提供することができる。
本開示の別の一局面では、連結部は、布の端部に接触してスライド移動を規制する第1の部分を備えてもよく、第1の部分の少なくとも一部が、前方端部よりも挿入方向に沿って突出していてもよい。
このような構成によれば、布の端部が前方端部よりも挿入方向に沿って突出した位置でスライド移動を規制することができる。
本開示のさらに別の一局面では、前方端部は、マイクユニットが集音するための貫通孔
及び/又はマイクユニットを備えてもよい。
このような構成によれば、貫通孔及びマイクユニットが本体部の後方端部に設けられている構成と比較して、貫通孔及び/又はマイクユニットの位置が、ユーザの衣服の端部の縁に近くなる。後方端部は、本体部における前方端部と反対側の端部である。したがって、集音性を向上させることができる。
本開示のさらに別の一局面では、クリップ部は、マイクユニットが集音するための貫通孔及び/又はマイクユニットを備えてもよい。
このような構成によれば、本体部が衣服の内側に位置し、クリップ部が衣服の外側に位置するようにマイク装置が衣服の端部に装着された状態において、貫通孔及び/又はマイクユニットが衣服の外側に位置する。したがって、集音性を向上させることができる。
本開示のさらに別の一局面では、本体部の重心は、前方端部側に位置していてもよい。
このような構成によれば、本体部の重心が後方端部側に位置している構成と比較して、マイク装置が衣服に装着された際の安定性を向上させることができる。
本開示のさらに別の一局面では、本体部は、回路基板よりも重量が大きいバッテリを収容可能に構成されてもよく、バッテリは、回路基板よりも前方端部側に配置されてもよい。
このような構成によれば、本体部に収容される部品の位置関係を調節することによって、本体部の重心を前方端部側に位置させることができる。
本開示のさらに別の一局面は、マイク装置の電源をオン/オフするように構成され、本体部における前方端部側に設けられたスイッチ部を更に備えていてもよい。
このような構成によれば、スイッチ部が本体部における前方端部及び前方端部の近傍以外の箇所に設けられている構成と比較して、マイク装置が衣服に装着された状態においてユーザがスイッチ部を操作しやすくできる。
図1A〜図1Eは第1実施形態のマイク装置の説明図であって、図1Aは平面図、図1Bは正面図、図1Cは右側面図、図1Dは背面図、図1Eは底面図である。 マイク装置の装着の仕方の一例を示す図である。 マイク装置の本体部の内部構成を示す図である。 図4A〜図4Eは第2実施形態のマイク装置の説明図であって、図4Aは平面図、図4Bは正面図、図4Cは右側面図、図4Dは背面図、図4Eは底面図である。 図5A〜図5Eは第3実施形態のマイク装置の説明図であって、図5Aは平面図、図5Bは正面図、図5Cは右側面図、図5Dは背面図、図5Eは底面図である。 図6A〜図6Eは第4実施形態のマイク装置の説明図であって、図6Aは平面図、図6Bは正面図、図6Cは右側面図、図6Dは背面図、図6Eは底面図である。 図7A及び図7Bはマイク装置の本体部の他の内部構成を示す図であって、図7Aは底面図、図7Bは図7AのVIIB-VIIB断面の断面図である。 図8A〜図8Fはドックの説明図であって、図8Aは平面図、図8Bは正面図、図8Cは右側面図、図8Dは背面図、図8Eは底面図、図8Fは図8AのVIIIF-VIIIF断面の断面図である。 図9A〜図9Fはマイク装置がドックにセットされた状態を示す図であって、図9Aは平面図、図9Bは正面図、図9Cは右側面図、図9Dは背面図、図9Eは底面図、図9Fは図9AのIXF-IXF断面の断面図である。 図10A〜図10Eは第5実施形態のマイク装置の説明図であって、図10Aは平面図、図10Bは正面図、図10Cは右側面図、図10Dは背面図、図10Eは底面図である。 第5実施形態のマイク装置の装着方法の説明図である。
1,4,7,9,13…マイク装置、2,5,10,14…本体部、3,6,8,11,15…クリップ部、25,105…回路基板、31,111,151…固定部、32,62,112,152…延在部、33,63,83,113,153a,153b…連結部。
以下、図面を参照しながら、本開示の例示的な実施形態を説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1A〜図1Eに示すマイク装置1は、ユーザの衣服の端部に装着される小型のマイク装置である。本実施形態では、マイク装置1は、図2に示すように、ユーザのビジネスシャツの襟に襟元から襟の奥に差し込まれるようにして装着される。
マイク装置1は、本体部2とクリップ部3とを備える。
図3に示すように、本体部2は、筐体21、マイクユニット22、バッテリ23、アンテナ24、回路基板25、動作制御部26及びLED27を備える。
筐体21は、本体部2の外形を形成する。筐体21は、長尺状、具体的には、概略直方体状の箱状の部材である。本実施形態では、筐体21は樹脂製である。筐体21は、内部にマイクユニット22、バッテリ23、アンテナ24、回路基板25、動作制御部26及びLED27の各部品を収容する。ここで、クリップ部3の一端部は、筐体21の長手方向一端の側壁(図3の左側の側壁)211を貫通して筐体21の内部に位置している。上記各部品22〜27は、クリップ部3の一端部が貫通された側壁211側から筐体21の長手方向に沿ってこの順番で配置されている。
なお、本明細書では、クリップ部3の一端部が貫通された側壁211に臨む面、つまり、図1Bの面をマイク装置1の正面とする。また、上方や下方といった用語を使うときは、図1A〜図1Eのようにマイク装置1が載置された状態における上方及び下方を指すものとする。
図1Bに示すように、正面側の側壁211には、マイクユニット22が集音するための貫通孔である集音孔211aが、クリップ部3が貫通している貫通孔、つまり、側壁211におけるクリップ部3の付け根よりも下方に設けられている。なお、筐体21の下方の壁部である下部カバー212は取り外し可能である。当該下部カバー212を取り外すことで、筐体21の内部に収容されたマイクユニット22等が図3のように露出する。
図3に戻り、マイクユニット22は、ユーザの音声等を集音し、取得した音を電圧信号に変換する。マイクユニット22は、変換した電圧信号を回路基板25に出力する。
なお、マイクユニット22は、筐体21内に挿入されたクリップ部3よりも下方に配置されている。つまり、マイクユニット22は、側壁211におけるクリップ部3の付け根を基準として、集音孔211aと同じ側に配置されている。
バッテリ23は、マイクユニット22、アンテナ24及び回路基板25に電力を供給する偏平直方体状の部品である。
アンテナ24は、マイク装置1の外部の無線通信装置と無線通信を行うための部品であ
る。アンテナ24は、回路基板25から入力されたデジタル信号を外部の無線通信装置へ送信する。なお、無線通信は、例えば、ブルートゥース(登録商標)である。
回路基板25は、アナログの電圧信号をデジタル信号に変換するAD変換回路やマイクユニット22から入力される音声信号の音質調整のためのイコライザ回路などのほか、USB端子口25aも搭載された板状の部品である。USB端子口25aは、筐体21の背面側の側壁214に形成された図1Dに示す開口214aを通じて外部に露出している。例えば、USB端子口25aは、バッテリ23への電源の供給、録音された音声データの抽出、回路基板25の設定(プログラムのアップデート等)などに使用される。
また、回路基板25は、筐体21の長手方向中央部と、筐体21の背面側の端部である背面端部(図3の右側の端部)と、の間に配置されている。前述したバッテリ23は、筐体21の長手方向中央部と、筐体21の正面側の端部である正面端部(図3の左側の端部)と、の間に配置されている。ここでいう筐体21、つまり、正面端部とは、側壁211及び本体部2における側壁211の近傍の部分を指す。バッテリ23は、回路基板25を含む筐体21内の他の部品22,24〜27よりも重量が重い。本実施形態では、バッテリ23のため、本体部2の重心の位置が本体部2の正面端部側に位置している。
動作制御部26は、回路基板25に下方から設けられる。動作制御部26が押されることにより、マイク装置1の動作、具体的にはマイク装置1の電源オン/オフ及び録音の開始/停止が制御される。すなわち、動作制御部26が所定時間以上押されることにより、電源のオン/オフが切り替えられる。また、電源がオンである状態において動作制御部26が複数回(例えば2回)連続して押されることにより録音が開始又は停止される。
本実施形態では、図1Eに示すように、下部カバー212における動作制御部26の真下には、マイク装置1の外部に向けて突出した横長のスイッチ部212aが形成されている。スイッチ部212aをユーザが押すことで、動作制御部26が押され、マイク装置1の電源オン/オフ及び録音の開始/停止が制御される。
LED27は、回路基板25に下方から設けられる。LED27は、回路基板25からの出力に応じて発光する。すなわち、図1Eに示すように、下部カバー212におけるLED27の真下には、下部カバー212を貫通する丸孔212bが形成されている。LED27の光が丸孔212bを介して外部から視認可能になっている。本実施形態では、LED27は、マイク装置1の電源がオンである場合に発光し、電源がオフである場合に発光しない。また、LED27は、マイク装置1の電源がオンである状態において録音が実行されているときと録音が実行されていないときとでは異なる色で発光する。本実施形態では、LED27は、電源がオンである状態において録音が実行されていないときは赤色で発光し、録音が実行されているときは緑色で発光する。このため、マイク装置1の電源がオンであるか否か、また、録音中か否かを外部から確認できるようになっている。
一方、図1A〜図1Eに示すクリップ部3は、本体部2をユーザの衣服の襟に装着するためのものである。クリップ部3は、平板状の長尺状の部材を、筐体21の上壁213に沿わせ、その長手方向一端部が正面側の側壁211の貫通孔に挿入されるように湾曲させた形状である。つまり、クリップ部3は、側面視J字状である。クリップ部3は、例えば樹脂製又は金属製である。
クリップ部3は、固定部31、延在部32及び連結部33を備える。固定部31は、本体部2に固定された部分である。本実施形態では、固定部31は、図3に示すように、筐体21に挿入されたクリップ部3の一端部における、筐体21の上壁213の内面に固定された部分である。
延在部32は、本体部2の長手方向に沿って延在している部分である。延在部32は、本体部5の長手方向中央部をやや超えた位置まで延在している。延在部32の大部分は、本体部5における対向面と略平行に離間している。延在部32は、湾曲部321を有している。湾曲部321は、本体部2の長手方向中央部の位置で本体部2の対向面に接近するように谷状に湾曲している部位である。
連結部33は、固定部31及び延在部32を連結する部分であって、J字形状における湾曲部を形成する。連結部33は、側面視においてU字状である。
一方、図1C及び図1Dに示すように、本体部2における湾曲部321に対向する位置、具体的には、筐体21の上壁213の外面における長手方向及び短手方向の略中央部には、突出した受け部213aが設けられている。この受け部213aは、クリップ部3の湾曲部321を受けるためのものである。湾曲部321及び受け部213aは、マイク装置1が襟に装着されていない状態において互いに当接している。受け部213aには、マイク装置1が襟に装着された際にマイク装置1がズレにくくなるように、ゴムやシリコンなどの摩擦の大きな素材が用いられる。
このマイク装置1は、ユーザの襟に次のようにして装着される。すなわち、挿入空間に襟の布がスライド移動されて挿入される。挿入空間は、延在部32と本体部2との間の空間である。そして、挿入方向に沿った襟の布のスライド移動が連結部33によって規制される。挿入方向は、本体部2の長手方向に沿った方向であって挿入空間に衣服の布が挿入される方向に対応する。挿入方向は、図1Cでは矢印Aで示される。そして、延在部32及び本体部2、具体的には、湾曲部321及び受け部213aにより衣服の布が挟持される。本実施形態では、図2に示すように、本体部2が襟の内側に位置し、クリップ部3が襟の外側に位置するようにマイク装置1が襟に装着される。
ここで、襟の端部(襟元側の端部)が本体部2の正面端部よりも挿入方向に沿って突出した位置で、襟のスライド移動が規制され、マイク装置1が襟に装着される。正面端部は、本体部2の長手方向両端部のうち挿入方向前方側の端部である。
すなわち、図1Cに示すように、連結部33の挿入空間側の面のうち最も挿入方向の奥側の部分、つまり、U字の最深部が、本体部2の正面端部よりも挿入方向に沿って突出している。換言すれば、U字の最深部と、本体部2の正面と、の本体部2の長手方向の距離xは、0mmよりも大きい。このため、接触規制部の挿入方向の最も前方側(奥側)の部分が、本体部2の正面端部よりも挿入方向に沿って突出する。接触規制部は、連結部33の挿入空間側の面における襟の端部に接触する部分であって挿入方向に沿った襟のスライド移動を規制する部分である。したがって、前述したように、襟の端部が本体部2の正面端部よりも挿入方向に沿って突出した位置で、襟の布のスライド移動が規制される。なお、襟の端部を挿入空間の奥まで差し込んでも、襟の布の厚み等との関係から、襟の端部がU字の最深部に接触するとは限らない。したがって、接触規制部の挿入方向の最も奥側の部分は、連結部33におけるU字の最深部の周辺部分に位置することがあり得る。
以上詳述したマイク装置1は、例えば、次のような用途で使用されることが考えられる。すなわち、マイク装置1は、ユーザの音声データを取得し、取得した音声データをユーザの所持するスマートフォン等の機器に無線送信する。マイク装置1から送信される音声データは、マイク装置1で一旦録音された音声データであってもよく、リアルタイムで送信された音声データであってもよい。そして、スマートフォンにおいて音声データが処理される。そして、処理されたデータを用いて、例えば、スマートフォンによる外国語レッスンの提供等のサービスが行われる。
[1−2.効果]
(1)本実施形態では、連結部33は、ユーザの襟の端部が本体部2の正面端部よりも挿入方向に沿って突出した位置でスライド移動を規制する。具体的には、連結部33の接触規制部の最も挿入方向の奥側の部分が、本体部2の正面端部よりも挿入方向に突出している。
このような構成によれば、本体部2が襟の内側に位置し、クリップ部3が襟の外側に位置するようにマイク装置1が襟に装着された状態において、本体部2が襟で隠れるようにマイク装置1を装着することができる。したがって、目立ちにくいようにユーザの衣服に装着可能なマイク装置1を提供することができる。
(2)本実施形態では、本体部2の正面端部に、集音孔211a及びマイクユニット22が設けられている。
このような構成によれば、集音孔211a及びマイクユニット22が背面端部に設けられている構成と比較して、マイク装置1がユーザの襟に装着された際に、集音孔211a及びマイクユニット22の位置が襟の縁に近くなる。また、集音孔211a及びマイクユニット22をユーザの口元により近づけることができる。したがって、集音性を向上させることができる。
(3)本実施形態では、本体部2の重心が、正面端部側に位置している。したがって、本体部2の重心が背面端部側に位置している構成と比較して、マイク装置1が襟元に装着された際の安定性を向上させることができる。
(4)本実施形態では、本体部2の重心が本体部2の正面端部側に位置させるようにするため、回路基板25よりも重量が大きいバッテリ23が収容される。そして、バッテリ23が、回路基板25よりも本体部2の正面端部側に配置される。したがって、本体部2が収容する部品の位置関係を調節することによって、本体部2の重心を正面端部側に位置させることができる。
(5)本実施形態では、スイッチ部212aは、筐体21の下部カバー212に設けられている。換言すれば、スイッチ部212aは、本体部2における延在部32と対向する壁部213と反対側の壁部212に設けられている。したがって、延在部32と対向する壁部213にスイッチ部212aが設けられている構成と比較して、装着状態において、ユーザが指を襟の奥に入れてスイッチ部212aを操作しやすくすることができる。ここでいう装着状態とは、本体部2が襟の内側に位置し、クリップ部3が襟の外側に位置するようにマイク装置1が襟に装着された状態を意味する。
なお、本実施形態では、正面端部が前方端部の一例に相当し、背面端部が後方端部の一例に相当する。
[2.第2実施形態]
[2−1.第1実施形態との相違点]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
前述した第1実施形態では、マイクユニット22及び集音孔211aは本体部2に設けられている。これに対し、第2実施形態では、マイクユニット22及び集音孔はクリップ部に設けられている点で、第1実施形態と相違する。
図4A〜図4Eに示す第2実施形態のマイク装置4は、本体部5とクリップ部6とを備
える。
本体部5は、第1実施形態の本体部2と基本的に同様の構成であるが、次の点で本体部2と相違する。すなわち、本体部5は、マイクユニット22を有していない。また、正面側、つまり挿入方向前方側の壁部512に形成された、クリップ部6を貫通させるための貫通孔の形状が相違する。さらに、本体部5の上壁513に受け部213aが形成されていない。
クリップ部6は、第1実施形態のクリップ部3とは別部材である。すなわち、クリップ部6は、側面視においてJ字状の樹脂製の部材である。クリップ部6は、内部が空洞に形成されている。クリップ部6は、図示しない固定部、延在部62及び連結部63を備える。
延在部62は、本体部5の長手方向に沿って本体部5の長手方向中央部をやや超えた位置まで延在している。延在部62は、本体部5における対向面と略平行に離間している。延在部62は、当該延在部62の本体部5の背面端部側の先端付近に、本体部5側に突出した半球状の突出部621を備える。突出部621の本体部5側の先端は、本体部5と接触している。このため、延在部62と本体部5との間の挿入空間に挿入された襟の布は、突出部621及び本体部5により挟持される。また、突出部621には、マイク装置4がズレにくくなるように、ゴムやシリコンなどの摩擦の大きな素材が用いられる。
連結部63の内部には、マイクユニット22が設けられている。また、図4Aに示すように、連結部63における上壁631には集音孔631aが形成されている。換言すれば、クリップ部6の壁部64の挿入方向前方側の部分に集音孔631aが形成されている。壁部64は、延在部62における本体部5との対向面と反対側の面を形成する。なお、連結部63における接触規制部のうち挿入方向の最も奥側の部分と、本体部5の正面と、の本体部5の長手方向の距離xは、第1実施形態と同様に0mmよりも大きい。
[2−2.効果]
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1)、(3)〜(5)に加え、以下の効果が得られる。
本実施形態では、クリップ部6に、集音孔631a及びマイクユニット22が設けられている。したがって、本体部5が襟の内側に位置し、クリップ部6が衣服の外側に位置するようにマイク装置4が装着された状態において、集音孔631a及びマイクユニット22を衣服の外側に位置させることができる。したがって、集音性を向上させることができる。
特に、本実施形態では、クリップ部6の壁部64の挿入方向前方側の部分に集音孔631aが形成されている。したがって、マイク装置4がユーザの衣服の襟元に装着されたときに、ユーザの口元に集音孔631aを近づけやすくすることができる。
[3.第3実施形態]
[3−1.第2実施形態との相違点]
第3実施形態は、基本的な構成は第2実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第3実施形態では、前述した第2実施形態と同様にマイクユニット22及び集音孔がクリップ部に設けられている。しかしながら、集音孔のクリップ部における位置が相違する。
図5A〜図5Eに示す第3実施形態のマイク装置7は、第2実施形態と同様の本体部5と、クリップ部8と、を備える。
クリップ部8は、第2実施形態のクリップ部6と大きさ及び形状が同一である。その一方で、図5Bに示すように、クリップ部8の連結部83の正面側の壁部831に、集音孔831aが形成されている。
[3−2.効果]
以上詳述した第3実施形態によれば、前述した第2実施形態と同様の効果が得られる。
[4.第4実施形態]
[4−1.第1実施形態との相違点]
第4実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。第4実施形態は、クリップ部の構成、スイッチ部の位置等の点で第1実施形態と相違する。
図6A〜図6Eに示す第4実施形態のマイク装置9は、本体部10とクリップ部11とを備える。
図7A及び図7Bに示すように、本体部10は、筐体101、マイクユニット102、図7Bに示すバッテリ103、アンテナ104、回路基板105、動作制御部106及びLED107を備える。各部品101〜107は、前述した第1の実施形態の各部品21〜27と同様の機能を備える。なお、図6Bに示すように、筐体101の正面側の側壁1011には集音孔1011aが形成されている。
本実施形態では、筐体101の内部におけるマイクユニット102を除く各部品103〜107の配置が第1実施形態と異なる。各部品103〜107は、重ねて配置される。
具体的には、バッテリ103は、平面視で長方形状である。バッテリ103は、平面視で筐体101の大きさよりもわずかに小さい大きさを備える。
回路基板105は、平面視における形状がバッテリ103と略同形状である。すなわち、回路基板105は、平面視で長方形状である。回路基板105は、平面視で筐体101の大きさよりもわずかに小さい大きさを備える。回路基板105は、当該回路基板105がバッテリ103の下方に位置するようにバッテリ103に重ねて配置される。なお、回路基板105に搭載されたUSB端子口105aは、図6Dに示す筐体101の背面側の側壁1013に形成された開口1013aを通じて外部に露出している。
アンテナ104は、当該アンテナ104が回路基板105の下方に位置するように回路基板105に重ねて配置される。アンテナ104の筐体101の長手方向に沿った方向の長さは回路基板105よりも短い。アンテナ104は、回路基板105の長手方向略中央部に配置される。
動作制御部106は、当該動作制御部106が回路基板105の下方に位置するように回路基板105に重ねて配置される。動作制御部106の筐体101の長手方向に沿った方向の長さは回路基板105よりも短い。動作制御部106は、本体部10の長手方向中央部よりも正面端部側に位置している。特に、動作制御部106は、アンテナ104よりも本体部10の正面端部に配置されている。
図6E及び図7Bに示すように、動作制御部106の一部が下部カバー1012から露出しており、横長のスイッチ部1012aを形成している。本実施形態では、動作制御部106は本体部10における長手方向中央部よりも正面端部側に位置している。このため、スイッチ部1012aも本体部10における長手方向中央部よりも正面端部側に位置している。具体的には、スイッチ部1012aは、本体部10の前方端部又は本体部10に
おける前方端部の近傍に設けられている。
また、スイッチ部1012aを本体部10の長手方向に沿って前後にスライドさせることで、マイク装置9の電源がオン又はオフされる。また、マイク装置9の電源がオンされることで、録音が開始される。本実施形態では、スイッチ部1012aが背面端部側にスライドされた状態(図6Eに示す状態)でマイク装置9の電源がオンになる。一方、スイッチ部1012aが正面端部側にスライドされた状態でマイク装置9の電源がオフになる。すなわち、マイク装置9の電源をオンにする際にスイッチ部1012aをスライドさせる方向とユーザがマイク装置9を襟に差し込む方向とが対応する。また、マイク装置9の電源をオフにする際にスイッチ部1012aをスライドさせる方向とユーザがマイク装置9を襟から引き抜く方向とが対応する。このため、マイク装置9を襟に差し込む又は引き抜く動作と、マイク装置9の電源をオン又はオフさせる動作を連動させて行うことができる。
図7Aに戻り、LED107は、当該LED107が回路基板105の下方に位置するように回路基板105に重ねて配置される。また、図6Eに示すように、下部カバー1012におけるLED107の真下には、LED107の光を外部から視認可能にするための小孔1012bが設けられている。本実施形態では、LED107及び小孔1012bは、マイク装置9が襟に装着されている状態でユーザがスイッチ部1012a(動作制御部106)を操作する際に、ユーザの指で隠れない位置に配置されている。具体的には、LED107及び小孔1012bは、スイッチ部1012aよりも背面端部側に、スイッチ部1012aとある程度間隔を空けて配置されている。
なお、下部カバー1012における筐体101の背面側の側壁1013の近傍には、小孔1012cが形成されている。この小孔1012cの先には、マイク装置9に発生したエラーをリセットするための図示省略するリセットボタンが設けられている。
一方、図6A〜図6E及び図7Aに示すクリップ部11は、金属製の部品であり、固定部111、延在部112及び連結部113を備える。
延在部112は、側面視で直線状であり、本体部10の長手方向中央部を超えた位置まで延在している。延在部112は、マイク装置9が襟に装着されていない状態において、側面視で本体部10に対して背面端部側に傾いている。具体的には、本体部10の背面端部に行くにつれて延在部112と本体部10とが接近し、延在部112の長手方向の一端部(背面端部側の先端部)が本体部10に当接している。
連結部113は、側面視においてU字状である。本実施形態では、連結部113における延在部112との接続部はヒンジ部113aとして構成される。延在部112は、ヒンジ部113aを回動軸として連結部113及び本体部10に対して回動可能に構成される。すなわち、延在部112の長手方向の他端部(正面端部側の先端部)を本体部10側(図6Cの下側)に押すことで、延在部112の長手方向の一端部(背面端部側の先端部)が本体部10から離間する。そして、延在部112の上記一端部が本体部10から離間した状態で、延在部112と本体部10との間の挿入空間に衣服の布が挿入される。そして、延在部112の上記他端部に加えられている力を解除することで、延在部112の上記一端部が本体部10側に付勢され、延在部112及び本体部10により衣服の布が挟持される。本実施形態では、ヒンジ部113aは、本体部10の長手方向において正面端部又は正面端部の近傍に位置している。換言すれば、ヒンジ部113aは、本体部10の長手方向中央部において本体部10の中央部よりも正面端部側に位置している。このように、本実施形態では、ヒンジ部113aは、筐体101、換言すれば、本体部10の外部に設けられる。
なお、連結部113における接触規制部のうち挿入方向の最も奥側の部分と、本体部10の正面と、の本体部10の長手方向の距離xは、第1実施形態と同様に0mmよりも大きい。
図6A〜図6Eに示すマイク装置9は、図8A〜図8Fに示す装置12(以下「ドック12」という。)に収容されてセットされる。マイク装置9を図9A〜図9Fに示すようにドック12にセットすることで、マイク装置9に録音された音声データがスマートフォン等の機器に転送される。
ドック12は、略直方体状の外観形状を備える。ドック12の上面には、図8Fに示すように、マイク装置9を差し込むための直方体状の凹部121が形成されている。すなわち、図9A〜図9Fに示すように、マイク装置9は、立てられた状態でドック12にセットされる。
本実施形態では、凹部121の後方(図8Fの右側)には直方体状の凹部122が形成されている。この凹部122は、ユーザがマイク装置9をドック12から取り外す際にユーザの指が入る空間を確保することで、マイク装置9を取り外しやすくするためのものである。具体的には、凹部121とその後方の凹部122とにより、ドック12の上面に形成された窪みは側面視で階段状に形成される。具体的には、上記窪みは、凹部121の底面を形成する第1底面121aと、凹部122の底面を形成し、第1底面122aよりも高い第2底面122aと、を備える。
第1底面121aには、図8A及び図8Fに示す接触端子121bが設けられている。接触端子121bは、マイク装置9がドック12にセットされた状態において、図7Aに示すマイク装置9のUSB端子口105aと接触される。
本実施形態では、ドック12に図9C及び図9F等に示すマイクロUSBケーブル123が着脱可能に接続され、マイクロUSBケーブル123を介してドック12とスマートフォン等の機器とが接続される。そして、ドック12とスマートフォン等の機器とが接続された状態において接触端子121bとマイク装置9のUSB端子口105aとが接触すると、マイク装置9に録音された音声データのスマートフォン等への転送が開始される。
また、図9Fに示すように、マイク装置9の本体部10とクリップ部11とによりドック12の正面側の側壁124が挟まれるようにしてマイク装置9がドック12にセットされる。
図8B及び図8F等に示すように、側壁124の外面には、当該側壁124の左右方向の中央部において上下方向に延在した溝部124aが形成されている。溝部124aには、マイク装置9がドック12にセットされた状態においてクリップ部11がはめ込まれる。この溝部124aは、ユーザがマイク装置9をドック12にどのようにセットすればよいかをわかりやすくするために設けられる。
なお、図8Eに示すように、ドック12の底壁125には、ドック12を出荷時の状態に戻すように構成されたリセットボタン125aが設けられている。
[4−2.効果]
以上詳述した第4実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1)〜(3)、(5)に加え、以下の効果が得られる。
(1)本実施形態では、マイク装置9のスイッチ部1012aが、本体部10における前方端部側に設けられている。換言すれば、スイッチ部1012aは、クリップ部3の付
け根がある側壁1011の近傍に設けられている。よって、スイッチ部1012aが本体部10における後方端部側に設けられている構成と比較して、マイク装置9が衣服に装着された状態においてユーザがスイッチ部1012aを操作しやすくできる。
(2)本実施形態では、ヒンジ部113aは、本体部10の正面端部側に位置している。したがって、本体部10の重心を正面端部側に位置させることができる。
[5.第5実施形態]
[5−1.第4実施形態との相違点]
第5実施形態は、基本的な構成は第4実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
前述した第4実施形態では、ヒンジ部113aは本体部10の外部に設けられる。これに対し、第5実施形態では、ヒンジ部が本体部の内部に設けられている点で、第4実施形態と相違する。
図10A〜図10Eに示す第5実施形態のマイク装置13は、本体部14とクリップ部15とを備える。
本体部14は、筐体141と、第4実施形態と同様の部品102〜107と、を備える。筐体141は、後述するように、クリップ部15を貫通させるための貫通孔の形状が第4実施形態と相違する。なお、本体部14の内部構成、特に、各部品102〜107の配置は基本的に第4実施形態と同様である。
クリップ部15は、固定部151、延在部152及び2つの連結部153a,153bを備える。
延在部152は、側面視で直線状であり、本体部14の長手方向中央部を超えた位置まで延在している。延在部152は、マイク装置13が襟に装着されていない状態において、背面端部側に傾いている。すなわち、本体部14の背面端部側に行くにつれて、延在部152と本体部14とが接近する。
延在部152は、当該延在部152の本体部14の背面端部側の先端付近に、本体部14側に突出した2つの半円板状の突出部152a,152bを備える。突出部152a,152bは、本体部14の長手方向において互いに同位置に設けられる。また、突出部152a,152bは、図10Dに示すように、半円状の面が互いに対向するように、左右方向に互いに離間して配置される。突出部152a,152bの本体部14側の先端は本体部14と接触し、突出部152a,152bと本体部14とにより布が挟持される。
2つの連結部153a,153bは、固定部151と延在部152とを連結する。連結部153a,153bは、側面視において共に円弧状である。連結部153a,153bは、図10Bに示すように左右方向に互いに離間して配置される。
本実施形態では、本体部14は、当該本体部14の内部にヒンジ部154を備え、ヒンジ部154に連結部153a,153bが接続されている。すなわち、連結部153a,153bのヒンジ部154との接続部が固定部151である。
本実施形態では、ヒンジ部154は、筐体141の上壁1413側に設けられる。また、ヒンジ部154は、本体部10の長手方向中央部よりも正面端部側、換言すれば、正面側の側壁1411の近傍に設けられる。
延在部152及び連結部153a,153bは、ヒンジ部154を回動軸として本体部14に対して回動可能である。そして、延在部152及び連結部153a,153bを本
体部14に対して回動させることで、延在部152の突出部152a,152bと本体部14とが離間し、延在部152と本体部14との間の挿入空間に布が挿入可能になる。
なお、本実施形態では、2つの連結部153a,153bのそれぞれを貫通させるために、本体部10の正面側の側壁1411には左右方向に離間した2つの貫通孔1411a,1411bが形成されている。貫通孔1411a,1411bは、クリップ部15の回動移動を許容するために、上下方向に延びて形成されている。
図11には、マイク装置13の襟への装着方法の一例が示されている。図11の例では、ユーザから見て右の襟に、ユーザが左手でマイク装置13を差し込む場合が示されている。ユーザは、例えばクリップ部15の先端に人差し指を掛け、本体部14の下部カバー1412の正面端部側に親指を掛ける。そして、クリップ部15を回動させてクリップ部15の先端と本体部14とを離間させ、マイク装置13を襟16に差し込む。これにより、マイク装置13が装着される。
なお、本体部14とクリップ部15との間に差し込まれる衣服の布が薄い場合は、クリップ部15を回動させずに衣類の布をマイク装置13に差し込むことができる。
[5−2.効果]
以上詳述した第5実施形態によれば、前述した第4実施形態と同様の効果が得られる。
[6.他の実施形態]
以上、本開示を実施するための形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)上記第1実施形態において、マイク装置1が衣服に装着された状態においてマイク装置1をズレにくくするため、金属製のクリップ部3が使用され、本体部2の上端部に磁石が設けられてもよい。ここで、磁石は、例えば、筐体21の上壁213の中に設けられてもよく、上壁213の内面に固定されて設けられてもよい。これにより、本体部2及びクリップ部3による挟持力を高め、マイク装置1をズレにくくすることができる。
(2)上記第1実施形態では、正面側の側壁211に集音孔211aが形成され、マイクユニット22は筐体21内で集音孔211aから少し離れて配置されるが、マイクユニット22の配置の仕方はこれに限られるものではない。例えば、マイクユニット22は、当該マイクユニット22における外部の空気振動を捉えるための振動面が筐体21から露出して設けられてもよい。この場合において例えば、マイクユニット22は、振動面が正面側の側壁211から露出して設けられてもよい。
(3)上記第2及び第3実施形態では、集音孔631a,831a及びマイクユニット22は連結部63,83に設けられているが、集音孔及びマイクユニットが設けられる位置はこれに限られるものではない。集音孔及びマイクユニットは、例えば、延在部に設けられてもよい。
(4)上記第1〜第3実施形態において、下部カバー212のスイッチ部212a及び丸孔212bの位置及び形状等を上記第4及び第5実施形態と同様にしてもよい。また、上記第1〜第3実施形態のマイク装置1,4,7において、上記第4及び第5実施形態のようにリセットボタン及び小孔1012cが設けられてもよい。また、第1〜第3実施形態のマイク装置1,4,7の内部構成を、上記第4及び第5実施形態のマイク装置9,13と同様にしてもよい。
(5)上記各実施形態における1つの構成要素が備える複数の機能を、複数の構成要素
によって実現したり、1つの構成要素が備える1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が備える複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記各実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、請求の範囲に記載した文言によって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。

Claims (8)

  1. ユーザの衣服の布の端部に装着され、前記ユーザの音声を集音するマイク装置であって、
    回路基板を収容可能に構成され、長尺状の外形を備える本体部と、
    前記本体部に固定される固定部と、前記本体部の長手方向に沿って延在する延在部と、前記固定部及び前記延在部を連結する連結部と、を備えるクリップ部と、
    を備え、
    前記連結部は、挿入方向に沿った前記布のスライド移動を規制するように構成され、前記挿入方向は、前記延在部と前記本体部との間の空間に前記布が挿入される方向に対応し、
    前記延在部及び前記本体部は、前記布を挟持するように構成され、
    前記連結部は、前記布の端部が前方端部の側壁よりも前記挿入方向に沿って突出した位置で前記スライド移動を規制するように構成され、前記前方端部は、前記挿入方向前方側の前記本体部の端部であり、
    前記前方端部の側壁には、マイクユニットが集音するための貫通孔が設けられている、マイク装置。
  2. ユーザの衣服の布の端部に装着され、前記ユーザの音声を集音するマイク装置であって、
    回路基板を収容可能に構成され、長尺状の外形を備える本体部と、
    前記本体部に固定される固定部と、前記本体部の長手方向に沿って延在する延在部と、前記固定部及び前記延在部を連結する連結部と、を備えるクリップ部と、
    を備え、
    前記連結部は、挿入方向に沿った前記布のスライド移動を規制するように構成され、前記挿入方向は、前記延在部と前記本体部との間の空間に前記布が挿入される方向に対応し、
    前記延在部及び前記本体部は、前記布を挟持するように構成され、
    前記連結部は、前記布の端部が前方端部の側壁よりも前記挿入方向に沿って突出した位置で前記スライド移動を規制するように構成され、前記前方端部は、前記挿入方向前方側の前記本体部の端部であり、
    前記前方端部は、マイクユニットが集音するための貫通孔及び/又は前記マイクユニットを備える、マイク装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のマイク装置であって、
    前記本体部の重心は、前記前方端部側に位置している、マイク装置。
  4. 請求項に記載のマイク装置であって、
    前記本体部は、前記回路基板よりも重量が大きいバッテリを収容可能に構成され、
    前記バッテリは、前記回路基板よりも前記前方端部側に配置される、マイク装置。
  5. ユーザの衣服の布の端部に装着され、前記ユーザの音声を集音するマイク装置であって、
    回路基板を収容可能に構成され、長尺状の外形を備える本体部と、
    前記本体部に固定される固定部と、前記本体部の長手方向に沿って延在する延在部と、前記固定部及び前記延在部を連結する連結部と、を備えるクリップ部と、
    を備え、
    前記連結部は、挿入方向に沿った前記布のスライド移動を規制するように構成され、前記挿入方向は、前記延在部と前記本体部との間の空間に前記布が挿入される方向に対応し、
    前記延在部及び前記本体部は、前記布を挟持するように構成され、
    前記連結部は、前記布の端部が前方端部の側壁よりも前記挿入方向に沿って突出した位置で前記スライド移動を規制するように構成され、前記前方端部は、前記挿入方向前方側の前記本体部の端部であり、
    前記本体部の重心は、前記前方端部側に位置し、
    前記本体部は、前記回路基板よりも重量が大きいバッテリを収容可能に構成され、
    前記バッテリは、前記回路基板よりも前記前方端部側に配置される、マイク装置。
  6. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のマイク装置であって、
    前記連結部は、接触規制部を備え、
    前記接触規制部は、前記連結部の挿入空間側の面における前記布の端部に接触する部分であって前記挿入方向に沿った前記スライド移動を規制する部分であり、前記挿入空間は、前記延在部と前記本体部との間の空間であり、
    前記接触規制部の前記挿入方向の最も前方側の部分が、前記前方端部の側壁よりも前記挿入方向に沿って突出している、マイク装置。
  7. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のマイク装置であって、
    前記マイク装置の電源をオン/オフするように構成され、前記本体部における前記前方端部側に設けられたスイッチ部を更に備えるマイク装置。
  8. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のマイク装置であって、
    前記クリップ部の一端部は、前記前方端部の側壁を貫通している、マイク装置。
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